リアニメイト(Shadowverse)

ページ名:リアニメイト_Shadowverse_

登録日:2020/01/27 Mon 00:23:28
更新日:2024/05/16 Thu 12:29:06NEW!
所要時間:約 15 分で読めます



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ルナのお友達になってくれる?




この項では、Shadowverseにおけるリアニメイトについて解説する。



概要


同じくDCGであるShadowverseだが、こちらではそのものズバリ「リアニメイト」という名のキーワード能力がある。ネクロマンサー専用で初出は第7弾「時空転生」。


このバトル中に破壊された、リアニメイトの値以下でコスト最大の自分のフォロワーと同名のフォロワー1体を場に出す能力。該当フォロワーが複数いた場合はランダムに1体。


例えばリアニメイト3が発動した場合、コスト3のフォロワーが破壊されているならコスト2以下のフォロワーが出ることはない。そのためHearthstoneに比べると構築の制限は緩い。
また、同パックで登場した同じくネクロマンサー専用能力「葬送」は手札のフォロワー1体を場に出したあと能力全てを失って破壊するというものであり、
大型のリアニメイトと組み合わせることで早期に大型フォロワーを出せるというデザインになっている。
Hearthstone同様こちらもプレイしているわけでは無いのでファンファーレは発動しないため注意。


カード紹介

特に記述がない場合、全てネクロマンサーのカードである。


(疑似)墓地肥やし


  • 《陰鬱な死霊術師》《常闇の梟》など各種「葬送」持ちカード

大型をリアニメイトするタイプならば葬送持ちは必須。今のところ葬送持ちのカードは全て葬送することで何かしらの効果が発動するようになっている。
しかし手札にフォロワーカードがある場合必ず葬送しなければならないため、目当てのフォロワーがいないと手札で腐ってしまいがち。


  • 《昏く淀む者・タルタロス》のアクセラレート1

※アクセラレート○(○は数字):残りPPがカードのコスト未満で○以上の時に、○PP払ってアクセラレート能力のみを持つスペルとしてプレイする能力
タルタロス自身を召喚して即破壊し、《暗闇に招く者》(トークン)を手札に加える能力を持つ。詳しくは後述する。



リアニメイトカード


  • 《死竜の使い手》

ファンファーレでリアニメイト10を発動する8/2/2フォロワー。
葬送持ちとのコンボが上手く決まれば8ターン目にコスト10を出せる。



  • 《永劫を求む者・ケリドウェン》

後述する《ケリドウェン》のリメイクカード。ファンファーレで《久遠の秘薬》《刹那の劇薬》のどちらか一つを選んで手札に加える6/4/5フォロワー。
《久遠の秘薬》はリアニメイト10が出来る5コストスペル。若干手間が増えるものの、最速で死竜の使い手より早い7ターン目にコスト10フォロワーを出せる。
《刹那の劇薬》は葬送すると僅か1コスで相手フォロワー1体に5ダメージを与えられるスペル。
基本的にはここまでで大型を葬送しておいてこれ→久遠の秘薬と繋げるのが理想だが、刹那の劇薬を選んだ方が良い場面も。
ちなみに攻撃時にPPを1回復する効果も持っている。ファンファーレのインパクトで見落としやすい。



  • 《生と死の逆転》

リアニメイトX(Xは経過したターン数)を持つ5コストスペル。つまり10ターン目以降ならばたった5コスでリアニ10。
しかしリアニメイト軸のデッキは大型を早く出すことを重視する傾向にあるため、前述の2枚に比べると採用は見送られがち。



  • 《死と闇のレイヴン》

ファンファーレで《奈落の冠》《凶暴化》のどちらかを選択して手札に加える5/5/5のフォロワー。このうち奈落の冠がリアニメイトカードに該当する。
6コストのカウントダウン3と非常に重いアミュレットだが、ターン終了毎にリアニメイト8、10、12を発動するというド派手な効果。
登場当初は8コストで釣りたいフォロワーがそこまでいないのに加え、リアニメイト前提と思われる12コストが存在しなかったため今後の追加カード次第と見なされていた。
現在ではどちらも後述のように12コストが実装されているため、奈落の冠による戦術はある程度形になっている。それでも重さ故にガチとまではいかないが(リアニメイト軸というよりも凶暴化をチョイスして戦うアグロ軸に採用されている)。
ちなみにこのカードにはエラッタが行われており、修正内容は《死と闇のレイヴン》自体のコストを6→5、《奈落の冠》のコストを7→6にするというものであった。



  • 《暗闇を招く者》

前述した《昏く淀む者・タルタロス》のアクセラレート能力によって手札に加えられるトークン・フォロワー。
8/3/3守護とスタッツはかなり低いが、ファンファーレでリアニメイトX(Xは墓場の数)を発動する。
このカードを持っているということはタルタロスのアクセラレート能力によってタルタロス自身が破壊されているはずなので、
墓場が12溜まっていればタルタロスをリアニメイトできるということである。タルタロス本体については後述する。
ただし、8Tまでに墓場を12貯めるのはなかなか大変なうえ構築が縛られるため、タルタロスを狙わずX=7で《大鎧のミノタウロス》を出すプランもあったり。



  • 《スカルリング》《心眼の双葬女・レディ・グレイ》

スカルリングはラストワード、レディ・グレイは進化時にリアニメイト2を発動する。
上記の大型リアニメイトと違い、こちらは特に複雑な下準備も無く普通に頭数を増やす目的で用いられる。
特にレディ・グレイは2/1/3という標準的なスタッツを持っているにもかかわらず進化時には通常通り+2/+2しながらリアニメイト2が発動し、
さらにドレイン持ちなのでそのまま攻撃すればリーダーが3回復するという強力なカードであり、ローテーション・アンリミテッドの両方で重宝されるカードとなっている。



  • 《オシリス》

進化後のラストワードで、ネクロマンス5によりリアニメイト1と3を発動する。
ネクロマンスが重く見えるが、攻撃時に墓場を+2する効果付きなので発動は容易。
消滅や変身がないとどんどんフォロワーが湧いてくるのが非常に嫌らしい。
また、ファンファーレで味方にラストワードで1ドローを付けてくれるため、地味にドローソースにもなる。
難点としては、強みをフルに活かそうとすると構築がやや縛られることか。特に、《怪物の少女・フラン》と相性が悪いのが悩みの種。また、ラストワードなので消滅や変身には滅法弱い。
とにかく何が何でも盤面にフォロワーを残し続けるというコンセプトの構築で採用される。



  • 《ハザードネクロマンサー》

8コスト6/6のフォロワー。ファンファーレでネクロマンス12を発動することでリアニメイトを行うのだが、
その方法は「合計が12になるように変数X,Y,Zをランダムに決め、リアニメイトX,Y,Zを行う」というかなり特殊なもの。
発動すれば本体も合わせて8コストで18コスト分の盤面が出来上がというまさにハイリスクハイリターンなカードだが、
最大限に活かすためには《冥界の番犬・ケルベロス》や《怪物の少女・フラン》のような強力なファンファーレを持つ代わりにスタッツが低いフォロワーや
《冥界の闘犬・オルトロス》や《消えぬ怨恨》のようなネクロマンスを使用するカードの採用を極力抑えなければならず、かなり構築を練る必要がある。
同弾で実装されたネクロマンサーの機械カードにはコスト踏み倒しで出しても力を発揮するカードが多いため、
現状でハザードネクロマンサーを使うなら機械を軸にするのが主流。


ちなみに、変数XYZの決め方は「X,Y,Zのいずれか1つを+1する抽選を12回行う」となっているため、変数の出方にはかなり偏りがある。
例えばX,Y,Zが3,4,5(順不同)になる確率は約30%なのに対し、0,0,12になる格率は僅か約0.00056%。
とりあえず2~6はかなり高確率で出るということだけ念頭に置いておくだけでかなり違うだろう。



  • 《ケリドウェン》

現在はアンリミテッドでのみ使用可。進化時に(実質)リアニメイト無制限を行うカードであったが、リアニメイト8に修正された。
まだリアニメイトというキーワードが存在していない時代のカードであり、修正前はリアニメイトという言葉を使わずテキストで詳細に説明されていた。
葬送がない当時の運用方法としては5ターン目に出さず後半に出して高コストフォロワーの復活を狙ったりせいぜい効果でコスト0にした骸の王を復活させたりするくらいで、
特に騒がれることなくローテ落ちしたのだが、それと同時に「時空転生」が実装。
葬送持ちのカードが実装されたことによってアンリミテッド環境での立ち位置が激変、高確率で5ターン目にゼウスなどの強力な高コストフォロワーが出せるようになってしまった。
そして第8弾パック「起源の光、終焉の闇」でも相性のいい新カードが多く実装され、ついにはアンリミテッド環境のトップメタの一角を担うまでになった。
その結果を受けてか2018年6月に上記のように能力修正され、同時にテキストも「進化時 リアニメイト8」という今に沿った形に変更されることになった。そしてそのお詫びと言わんばかりにヘクターが全盛期の性能に戻された
これにより、ケリドウェンは第6弾以前のカードで唯一リアニメイト能力を持つカードとなった。



  • 《冥守の継承者・カムラ》

3コスト3/3のフォロワー。進化時に、疾走とリーダーに(ダメージを与えた時ではなく)直接攻撃した時に4コストまでのフォロワーをリアニメイトする効果が付与される。
6PP以上残っている時にプレイすると、エンハンスで無償進化する効果が追加され、進化権がなくとも進化することが可能になる。
同じく第13弾「リバース・オブ・グローリー」に収録されているレジェンドカード《冥守の頂点・アイシャ》とシナジーがあり、
4コストであるアイシャはカムラのリアニメイト対象になる上、「他のフォロワーがリーダーに攻撃してダメージを与えた時、ネクロマンス8を消費して自動進化する」効果を持っており、
アイシャは進化することで疾走と必殺が追加されるので、一気に7点削ったり、あるいは相手の大型フォロワーを必殺で処理したりという動きが可能。
アイシャでなくとも、《ボーンドローン》や《バトルキョンシーガール》などの強力なフォロワーをリアニメイトできれば、疾走で3点削りつつ盤面強化にも役立つ。



  • 《バトルキョンシーガール》

3コスト3/3のフォロワー。PPが5以上残っている時のエンハンス効果で3コストまでのフォロワーをリアニメイトする。
特筆すべきはこのカードの持つ「リアニメイトで場に出た時に進化する」効果であり、このカードのリアニメイト対象は同名カードも含まれるため、
以前に破壊された《バトルキョンシーガール》を《バトルキョンシーガール》でリアニメイトして自動進化させ、擬似突進効果フォロワーとして使用したりも出来る。
3/3というコスト相応のスタッツを持つので、相手からすればリアニメイトを考慮しても無視しづらいのも強み。
また、進化すると「墓地を+4する」ラストワード効果も持つため、《トート》やネクロマンスの条件達成に貢献できる。



  • 《フェイタルオーダー》

10コストまでのフォロワーを突進付きでリアニメイトできる4コストスペル。
次のターンで消滅こそしてしまうものの、4コストという取り回しの良さから大型フォロワーのリアニメイト手段としては最強クラス。



  • 《恋人・ミルティオ》

5コスト4/4のフォロワー。プレイ時に二体のフォロワーを「葬送」することで、二体のフォロワーをリアニメイトする。
この際、リアニメイト対象のコストは「合計コストが6になるように、それぞれランダム選出」され、「6と0コスト」*1や「5と1コスト」*2なんて組み合わせも起こるが、
「4と2コスト」や「3コスト二体」が大体リアニメイトされるため、「リアニメイトしてほしい2、3、4コストフォロワーをプレイ時の葬送で墓地に送る」、
または「既に墓地にリアニメイトしてほしいフォロワーがいるため、リアニメイト対象にならない7コスト以上のフォロワーを葬送する」などの工夫をしたいところ。



主なリアニメイト対象


  • 《ゼウス》

10/5/10で疾走・必殺・守護を持つ。ニュートラル。現在はアンリミテッドでのみ使用可。
疾走持ちなのでリアニメイトして即座にリーダーに5点を叩きこむことが出来、必殺持ちなので必要とあらばフォロワー除去にも使え、オマケに守護持ちなので基本除去を強いられる。
しかもファンファーレを持たないためリアニメイトで召喚してもなにも持ち味が失われないというリアニメイト対象として理想的なフォロワー。
ゼウスが収録されている「神々の騒嵐」がローテ落ちし、ケリドウェンが修正されるまではローテ・アンリミ共にリアニメイト対象として重宝されていた。
特にアンリミテッドでは最速5ターン目に出てくるため非常に対処が難しく、ケリドウェンが修正されるまで安定性はないがハマると手が付けられないデッキとして猛威を奮った。
現在は《幽魂の棺》で葬送しつつ《骸の王》でそれを割ってリアニメイトすることで4ターン前後でとんでもない盤面を作り出すというコンボが主体。



  • 《永遠の決闘者・モルディカイ》

10/7/7。ファンファーレでネクロマンス6を発動させるかリアニメイトすることでEPを消費せず進化し、進化後はスタッツこそ7/7のままだがラストワードで同名フォロワーの進化前を出せる。
ゼウスのローテ落ちと同時に実装された新たなリアニ軸のフィニッシャー。後述の《デュエリスト・モルディカイ》のリメイクカードである。
リアニメイトすると進化するためすぐにフォロワーに7点を叩きこめる、破壊されても7/7が出る、と非常に盤面への影響力が高い。
しかし消滅や変身に非常に弱いため、ネメシスやビショップが闊歩する環境だと苦戦を強いられる。
また、拡張第10弾「十禍絶傑」にてロイヤルに《簒奪の絶傑・オクトリス》という3/2/3で相手フォロワーのラストワードを失わせて自分のものに出来るカードが登場し、
それ抜きでも使える汎用性も相まってロイヤルのほとんどのデッキに採用されたことでこれを軸にしたデッキの運用は非常にリスキーなものとなってしまった。



  • 《昏く淀む者・タルタロス》

8/8潜伏で、攻撃時に体力5以下の相手フォロワー全てを破壊する能力を持つ。
これだけ聞くとかなり驚異的なスペックに見えるが、そのコストはなんと12
shadowverseの最大PPは10なので普通には出せない。そのためアクセラレートで破壊して暗闇を招く者で出すというデザイン。
従来のリアニメイトデッキの主軸と違い能力が自己完結しているため、リアニメイト以外の軸でも採用が可能。公式のリアニメイト軸に対する敗北宣言と言えなくもない
《奈落の冠》で出せることを買ってリアニメイト軸にも入れられるが、潜伏を活かしたフィニッシャーとしてなら後述の《死を知る者》で十分だったり。



  • 《大鎧のミノタウロス》

7/6/5守護で、相手フォロワーに攻撃される時に体力を+2(永続)する能力を持つ。ニュートラル。
一見すると守護としては若干頼りないスタッツに見えるが、実際は能力のおかげで実質7/6/7、さらに複数のフォロワーによる処理は困難という強固な壁。
主に《奈落の冠》のリアニメイト8や《暗闇を招く者》によってリアニメイトされる。
また、ミノタウロス(2/1守護)を2体出すアクセラレート4を持っており、これを使うと墓場が実質+3されるのもネクロマンサー的に嬉しい所。



  • 《死を知る者》

8/6/6潜伏。単体でのスペックはこれだけだが、アクセラレート2で1枚葬送して2枚ドローできる。
墓地肥やしとリアニメイト対象としての役割をこなせる上に、デッキを掘り進められる非常に(リアニメイト軸において)汎用性が高いフォロワー。
大鎧同様主に《奈落の冠》や《暗闇を招く者》でのリアニメイト対象として使われる。こちらはフェリで3回攻撃を付与して18点を与えられるフィニッシャーとして用いられる。



  • 《よろめく不死者》《ベレヌス》《心眼の双葬女・レディ・グレイ》《死の夢の少女》

リアニメイト2で出ると強力なネクロマンサー2コスフォロワー達。よろめく不死者、ベレヌスはアンリミテッドでのみ使用可。



  • 《ゴブリン》《スカルビースト》《グレモリー》

リアニメイト1で出ると強力な1コスフォロワー達(ゴブリンのみニュートラル)。スカルビーストはアンリミテッドでのみ使用可。
他にも、《冥界の番犬・ケルベロス》のトークン《番犬の右腕・ミミ》《番犬の左腕・ココ》をリアニメイトするのも強力。



  • 《沈黙の信者》

リアニメイト3で出ると強力なネクロマンサー3コスフォロワー。



  • 《デュエリスト・モルディカイ》

8/5/5で、ラストワードでデュエリスト・モルディカイ(進化前)を出す。つまり、消滅や変身させない限りいくら破壊しても場に残り続ける。
現在はアンリミテッドでのみ使用可。修正を受けたケリドウェンの新たなリアニ対象として用いられている。
ゼウスほどの爆発力はないが、5,6ターン目に出てくるフォロワーとしては十分すぎるほど強力。とはいえ他が魔境なので環境からは落ちる。



  • 《骸の王》

9/8/8。場に4枚カードがあるとコスト0になるが、その場合ファンファーレで場のカード全てを破壊する。現在はアンリミテッドでのみ使用可。
葬送が無かった時代にケリドウェンで早期召喚が狙えたほぼ唯一の大型フォロワーである。ロマンの域は出ないが。
葬送持ちが実装されたことでゼウスに取って代わられ、しかもケリドウェンの修正によってなぜかコスト9まで対象外になってしまったため完全にリアニメイト対象としての立場は無くなってしまった。
ただ、リアニメイトするなら大抵モルディカイの方が強いため、「アンリミのリアニメイトネクロに無理なく骸の王を入れられるためかえって好都合」と言えなくもなかったりする。



  • 《デッドメタルスター》

10/5/5、疾走と守護持ちの上、破壊された時に8コストまでで最大コストのフォロワー(デッドメタルスターを除く)をリアニメイトする。
最後の詰めとして使うのもいいが、敢えて大型フォロワーと相討ちに持ち込んでリアニメイト効果を使い、盤面を強化するのもアリ。
本体のスタッツは割と低めなので、破壊されるとリアニメイトで逆に盤面が強くなるケースがほとんどだが、守護持ち故に相手側としては(バーン、特殊勝利系デッキ以外は)放置するのも難しく、
消滅・変身以外では相手の盤面を強化してしまうため、処理するターンで一気に勝負を決めてしまわないと辛くなる、中々いやらしい性能といえる。



  • 《モーターグレイブディガー》

そのままでも2/1/2の必殺持ち、進化すると場にトークンフォロワーの《プロダクトマシーン》(1/1/1)を4体出すという、処理・展開を一手に出来る便利なフォロワーだが、
「能力で場に出た時、場に存在する自分以外の機械・フォロワーの数だけ攻撃力と体力が上昇し、突進を持つ」という効果を持っており、
仮に出た時の場が機械・フォロワーで埋まっていた場合、4/5スタッツの必殺・突進持ちフォロワーという、いい意味でコスト不相応の《モーターグレイブディガー》が場に出ることになり、
そこまでスタッツが強化されなくとも、リアニメイト等で場に出れば必殺・突進効果で進化権などを使わずに相手のフォロワーを処理できると、非常に使い勝手がいいが、
進化してもスタッツは変わらないため、攻撃力が2上がるものと思い込んで進化権を無駄遣いしたりすることのないように注意。



  • 《征伐の死帝》

8/6/6。プレイヤーが5、7、9回目の葬送を行うと、デッキから直接召喚されて手札にセルフバウンスする。
「フィールドから離れた時と自分のターン終了時に《リッチ》一体を場に出す」という効果を持ち、上述のセルフバウンス時にも《リッチ》が場に出る他、
破壊、消滅問わず、変身以外の処理をされた場合も、処理されなくても自分のターン終了時にそれぞれ《リッチ》が場に出ると、継続的に盤面を強化できる。
直接召喚で手札に来るため、葬送メインのデッキでは引かなくとも葬送していれば勝手に手札に加わる上、葬送カードで墓地に送りやすいのもメリットと言える。



  • 《デスブリンガー》

9/7/7。ターン終了時に相手のフォロワーを2体破壊し、自分のリーダーを5回復するという破格の効果を持つ。
その分非常に重いため普通に出す暇はほとんどないのだが、前述の《フェイタルオーダー》と組み合わせることで中盤から一気に巻き返しが可能となる。
特に高速系デッキが多い環境においては強力な選択肢となる。



  • 《トリニティモンスターズ》

7/5/5。突進、守護、必殺と、ゼウスを小型化したような能力詰め合わせに加え、手札から出したときに墓場を15消費すれば、もう一体こいつを場に出す。さらに放置すると、ターン終了時にリーダーに2点ダメージ、破壊されたときに相手のフォロワー一体を道連れにする。デッドメタルスターのリアニメイト先としても優秀で、相手としてもこいつをいつまでも放置はしたくない上、場にフォロワーを残した状態でこいつを取りにいくのも余計な消費を迫られるといういやらしい性能をしている。



  • 《冥闇の剛刃・バザラガ》

7/4/7。相手の能力で選択できない上に、破壊してもまたこいつが場に出るという、モルディカイの上位互換と言わんばかりの性能。7コストであることを活かして、冥界への霊道でリアニメイトすると、疾走効果を付与され、詰めとしても活用可能。さらにデッドメタルスターのリアニメイトから場に出られても、相手からすれば、きわめて取るのが難しい。こいつを取るには、ターゲットを取らないランダムか全体を消滅または変身させるカードを用意しないといけないが、そんな手段はローテーションでも相当に限られてくる。



対策


  • 各種消滅・変身持ちカード

破壊されないと発動しない能力なので、消滅や変身といった破壊以外の除去に非常に弱い。
ベレヌス等を漆黒の法典やすり替わりで消滅させられたのにレディ・グレイを進化させちゃって不発はよくあること。
葬送を用いる場合はそのような心配はないものの、現状ローテアンリミそれぞれのリアニ軸で核となる《永遠の決闘者・モルディカイ》《デュエリスト・モルディカイ》がどちらも消滅・変身に弱い。
そもそもネクロマンサーというクラスそのものが消滅・変身に弱いのだが。


  • リアニメイトしたくないフォロワーをリアニメイトさせる

変身効果や「相手の場にフォロワーを出す」効果を持つカードにより発生したフォロワーが破壊された場合も、もちろんリアニメイトの対象となる。
そのフォロワーのコスト次第では、上述のリアニメイト対象を押しのけてそれが出てしまうこともある。それを生かして蘇らせたくないフォロワーを蘇らせるという方法。
例えばドラゴンクラスの《ドラゴンバスター・イアン》のトークンカードとして、相手の場に召喚される《ジェラシードラゴン・アデール》は、
ラストワードとして「自分のリーダーと自分のフォロワーすべてに2ダメージ。」という痛いデメリット持ちのフォロワー。
このフォロワーが一度でもネクロマンサー側の盤面で破壊されていた場合は、リアニメイト4で《ジェラシードラゴン・アデール》を再び召喚してしまうというリスクが付き纏うようになってしまうのだ。
運が絡む上に、厳密ではリアニメイトの手段そのものへの対策ではないが、リアニメイトを使用する側も対峙する側も頭の片隅にでも覚えておこう。




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  • リアニメイト(TCG)より独立しました -- 名無しさん (2020-01-27 00:23:49)
  • たまに間違える人がいるが破壊されたカードを出すのであって破壊されたカードをどこかから呼び出すわけではない。 -- 名無しさん (2020-01-27 16:29:32)
  • フォロワーが破壊された時に「墓場を+1」と「破壊されたフォロワーの記録」が別々に行われるから墓場にフォロワーが送られるわけじゃないのよね  -- 名無しさん (2020-01-27 19:58:14)

#comment

*1 一体しかリアニメイトされない
*2 ミルティオを使うデッキタイプは1コストのフォロワーを採用することが少ないため、ほとんどの場合こちらも一体しかリアニメイトされない

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