登録日:2020/01/09 Thu 11:11:00
更新日:2024/05/16 Thu 10:43:59NEW!
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スター・ウォーズ star_wars sw ジェダイ トグルータ マスター 美女 妖艶 銀河共和国 達人 理論派 ライトセーバー 熟女 戦後のジェダイ シャアク・ティ 評議員 オーリ・シューシャン 雨蘭咲木子
「ジェダイに不安という感情はありません」
シャアク・ティ(Shaak Ti)とは、スター・ウォーズ・シリーズの登場人物。
映画本編では「ちょっと目を引くデザインの脇役」だったが、立場が中々使いやすかったからか、スピンオフ作品では人気キャラになっている。
とにかくいろんな死に方の描写や設定がなされたことで有名。レジェンズからカノン設定への切り替わりもあいまって増え方が凄まじい。
映画本編における担当俳優はオーリ・シューシャン(Orli Shoshan)女史。
日本語吹き替えは雨蘭咲木子がメインで担当。低く、厚みがあり、色気のあるシャアク・ティにピッタリである。
なお、サイキッカーではない。
【人物】
銀河共和国末期のジェダイで、最終階級はマスター。ジェダイ最高評議会メンバーの一員にまでなった。
【風貌】
「わたしの後ろに……!」
種族はトグルータ(Togruta)で、性別は女性。惑星シリの現住種族。
皮膚は赤色をベースに、白い模様が入り組んだ、幾何学的でエキゾチックな外見を持つ。
頭頂部から天に向かって伸びる二本の角があり(「モントラル」と呼ぶ)、中身が空洞になっていて、音波を発することができるらしい。
加えて頭部からは三本の柔らかい触角が伸びていて、左右の二本は前に垂らし、一本は背中に向けて伸ばしていることが多い(三本まとめてひもで縛り、後ろに向ける人もいる)。
この角や触角には鮮やかな縞模様があり、上述の赤と白が入り乱れた皮膚と合わせて、なまめかしく派手な姿をしている。
この派手なカラーリングは、トグルータがサバンナの肉食獣だったころのカモフラージュの名残らしい。要はシマウマや虎の模様と同じである。
シャアク・ティはトグルータの中でも妙齢過ぎの成人女性で、同族のアソーカ・タノとは違って肉体的にすっかり成熟している。
要はムチムチボインでスタイル抜群なry アソーカとは雲泥のry
ただ、年齢は結構いっているのか、顔立ちは肉が薄めで、彫りが深い。スター・ウォーズの女性はこんなんが多いけど。
映画本編ではそんな感じだが、カートゥーンアニメ「クローン大戦」ではつぶらな瞳かつかわいらしい顔立ちになっており、ゲーム「フォースアンリーシュド」でも映画本編よりも美人度が増していた。
あと、映画本編では当時のジェダイらしいぶかぶかの服を着ているのだが、元が色っぽいからか、
囚人になって腕を露出させたり、原住民の酋長になってスタイルを露出させたりと、外伝作品では色気を前面に押し出すことが結構ある。
【性格】
「検査がすべて終わるまで、完璧とは言い切れないでしょう?」
冷静沈着で品行方正、調和や交渉や連携を重んじる、典型的で模範的なジェダイ。
トグルータ自身が社交性を重んじる種族というのも関係あってか、同僚たちとの連携を得意とし、緊急事態でも落ち着いた口調で話し、はたまたカミーノ政府などと折衝・外交を行う場面が多い。
理論家でもあり、彼女の落ち着いた声で理路整然と理屈を述べられると、正面からの論破はほぼ不可能。
アソーカ・タノとは同族ではあるが、はねっかえりな彼女とは性格は真逆といっていいだろう。
他方、弟子の養育についてはコルサントではなく自分の故郷で行わせるなど、独自の思想で行動する一面もあったりする。
また、冷静なものの冷酷なわけではなく、クローンを人間ではなく「商品」としてしか見ようとしないカミーノ政府に対して、しばしば険しい表情を垣間見せたことがある。
終盤の(オーダー66の隠蔽を図る)カミーノ政府の不手際および対立では半ばブチ切れる一幕も。
「抗議したいならお好きにどうぞ。決定するのはわたしです!!」
戦後フェルーシアに落ち延びてからも落ち着いた性格は変わっておらず、原住民フェルーシアンの首長となり、ザブラクの少女マリス・ブルードを実直に指導していた。
実際にはマリスもフェルーシアンも、フォースには敏感ながらも暗黒面に親和性が強かったが、実に十数年にわたって落ち着かせることができたのは、彼女の冷静さや粘り強さに帰せられるだろう。
【能力】
「ここで敵を……食い止めます!!」
ジェダイマスターの中でも選りすぐりの最高評議会の正規メンバーを務めただけあって、間違いなく一流の実力者。
参戦したジェダイの九割が戦死したジオノーシスの戦いを生きて突破し、戦後には実力を熟知するダース・ヴェイダーからも「真のジェダイマスター」「ジェダイ評議会最後の生き残り」「彼女を倒すには暗黒面の力を全力で使う必要があるだろう」と高く評価されている。
また種族柄、頭部の角が感覚器官となっている(内部に空洞があり、周囲の音に敏感)ため、空間把握能力が高い。
ライトセーバーの光刃は青色。セイバーそのものは通常型*1で、これといった特徴はない。
戦闘フォームは、もっぱら対ライトセイバー戦を想定した「マカシ」と、アクロバティックな跳躍が特徴の「アタロ」を得意とする。
また、全フォームをバランスよく取り込んだ(悪く言えば取り柄がない)「ニマーン」や、それから派生させた二刀流「ジャーカイ」にも通じている。
ニマーンを含む四つのフォームを使うことからも分かる通り、彼女はすべてのフォームにまんべんなく使える、バランス型の剣士であったようだ。
その中でも特にマカシとアタロが得意ということだが、
飛び跳ねるアタロを使えば三本の触手がなまめかしく鮮やかに踊り、優雅なマカシを使えば調和を重んじる性格が表に出て気品のある見事な剣舞を見せたという。
もっとも、マカシに関しては当時「実戦向きではない」とされており、習得はしているが多用はしてこなかったと思われる。
しかし、間違いなく一流の剣士ではあるものの、ヨーダやドゥークーやメイス・ウィンドゥといったジェダイ聖堂の最強レベル、およびそれに準じるクワイ=ガン・ジンやオビ=ワン・ケノービには越えられない一線が敷かれていた。
特にわかりやすいのが、グリーヴァス将軍に二度も敗北したことである。
グリーヴァスはドゥークーとの稽古で「ジェダイのトップクラスにはまだ勝てない」と断じられ、現にメイスやオビ=ワンには敗れたが、そのグリーヴァスはシャアクに完全に圧勝している。
一流のジェダイであっても、超一流のジェダイではないと言えるだろう。
フォースの法術に関しては、サイコキネシスやマインドトリックなど基礎的なものは一通り使える。
彼女特有の技としては、フェルーシアにて見せた、動物をコントロールする法術がある。
ゲーム「フォースアンリーシュド」では、フェルーシアのランコアやサルラックを操ることに成功していた。
また、ライトセイバーの光刃を地面に突き刺し、フォースを放出することで、地面に衝撃波を通わせて敵を吹き飛ばす技も獲得している。
動物のコントロールやライトセイバーと併用しての衝撃波はフェルーシアで見せているが、コルサント時代から使えたのか、それともフェルーシアに落ち延びてから新しく開発した術なのかは不明。
【劇中の活躍】
映画本編の活躍はあんまりない。
映画本編ではEP2にて初登場。
最高評議員のメンバーになっているが、ほぼ背景でうろうろするぐらいで、セリフはなし。
EP2のハイライト「ジオノーシスの戦い」にも参戦しているが、ルミナーラ・アンドゥリと並んでライトセイバーを起動させたり、クローントルーパーの揚陸艇に乗り込んだりといった場面があるのみ。
それらのシーンも、役者の動きにくさが一目で見て取れ、すごくもっさりしているし剣はブレブレ。
問題は彼女のデザインがあまりにもごつくて大げさで動きにくく、活躍のしようがなかったため。
設定上は、参戦したジェダイの九割が戦死するような戦場であり、突破できたのは一握りの凄腕だけだったのだが、映画本編では彼女の活躍は見えなかった。
同じ事情はキット・フィストーなどにも言える。
EP3でも登場するが、やはり背景。
終盤のメイス・ウィンドゥによるシディアス討伐チームにも参加せず、生死不明。
当初は、冒頭にグリーヴァス将軍に捕えられており、旗艦「インヴィジブル・ハンド」船内で殺されるという設定で、シーンまで撮影されていたのだが、カートゥーンアニメ「クローン大戦」の描写が優先されたためカットされた。
その後、アナキンのシス転向後の聖堂襲撃で、瞑想したまま刺殺される設定になり、これも撮影途中までいった(合成は未完)が、諸般の事情でこれもお流れとなった。*2
CG版「クローン・ウォーズ」では、ヨーダのビジョンで「青い光刃に背後から貫かれる」姿が少し描かれているが、どっちとも取れる映像の上にあくまで幻覚なので何とも言えない。
そんなこんなで「結局どうなったのか」確定されないまま「どこかで死んだ」的な扱いとなり、詳しい最期については宙に浮く結果になる。
いちおう、戦後の帝国期を扱ったゲーム「フォースアンリーシュド」にて登場し、ダース・ヴェイダーの弟子・スターキラーに敗れる設定として落ち着いたが、これも後年、レジェンズ設定の余波で無かったことになる。
現行のカノン設定では「恐らく聖堂襲撃事件で戦死」となっているが、なんかもう意味不明状態である。
ところが、こんな彼女の「設定の曖昧さ」が、かえって「スピンオフ作家たちの自由度」として、創作意欲をそそる便利な立ち位置にいるとして認識されたらしい。
その結果、ほとんどはレジェンズに分類されたとはいえ、彼女は多くの作品で「模範的なジェダイ」として活躍することとなった。
以下はレジェンズ設定を多く含む。
◆前歴
「信じるかどうかの問題じゃないのよ。正しいことをするかどうかなの」
出身は、種族の母星シリ。
EP1時点では27歳、EP2(クローン大戦勃発)当時は37歳、EP3(クローン大戦終結)時点で40歳とのこと。
ジェダイになった経緯はこの時代の一般的なもので、幼児期にフォース感応者として認識され、物心つく前に聖堂に連れてこられた。
その後は順当なコースをたどり、候補生として十年かけてジェダイの規律と哲学を学び、パダワン、ナイト、マスター、と順調に昇進。
ナイト時代には、一時故郷に戻ってトグルータとしての通過儀礼も済ませている。
一方、彼女は生涯通じて弟子を二人しかとらなかった。
彼女自身、ナイトやマスターとしての活動期間が短いジェダイだったというのもあるが、ひとつには、二人の弟子がいずれも惨殺されてしまったからでもある。
最初の弟子(男性)はナイトにまで昇進・独立した直後に最初の任務で戦死。二番弟子はパダワン時代に殺されてしまった。
特に後者はショックが大きかったようだが、彼女は懸命にジェダイの規律に従い、溢れそうな憤激を抑え込んで、弟子の仇を殺さずに捕えるにとどめた。
弟子は残念な結果になったものの、個人としては模範的なジェダイであることを立証した彼女は、ジェダイマスターにまで昇進。
EP1の六年後、ジェダイ評議会の一員だったヤドルが惑星マワンでグランタ・オメガ(クワイ=ガン・ジンの二番弟子だったザナトスの遺児)の罠にかかり落命すると、その後任としてシャアク・ティが最高評議会に就任した。
就任二年後には、グランタ・オメガによる最高議長パルパティーンの暗殺計画を防いでいる。
一方、評議会就任からほどなくして本格化した分離主義運動には、他のマスター同様打つ手が見いだせていなかった。
◆クローン大戦
「ドロイドの動きはすべて予測できたのに……あれにはついていけません」
上述の通り、開戦一幕の「ジオノーシスの戦い」にも参戦。
このときはメイス・ウィンドゥの攻撃部隊に所属し、最初から最後まで激しく戦った。
しかし戦いはジェダイ部隊の完敗に終わり、参戦したジェダイの九割が戦死。
シャアクは生きて突破し、ヨーダが連れてきたクローントルーパーの一軍を率いて戦ったが、苦い勝利になった。
その後は、ジェダイ評議会のメンバーとしてコルサントに駐留したり、惑星カミーノに駐留してクローントルーパーの訓練や扱いを巡ってカミーノ政府と折衝したり、共和国軍の将軍として直接戦地に赴いたりと、東奔西走、忙殺される。
いくら魅惑的な女ジェダイマスターだからって、作者たちは働かせすぎである。
時期柄アナキンのナイト昇進試験にも立ち会っている。
一方、アナキン昇格に先立って、惑星ハイポリの戦いにも参戦。
評議会の同僚キ=アディ=ムンディや、優秀なナイトのアイラ・セキュラなど、合計七人のジェダイおよび多数のクローン軍を率いてドロイド工場を攻め立てたが、待ち構えていたグリーヴァス将軍によって戦術面でも戦闘面でも完敗する。
シャアクはキ=アディとともによく粘ったほうだったが、キ=アディが蹴り飛ばされて一対一となると防戦一方になってしまう。
迫るライトセイバーの光刃にフォースの斥力を発動させるという離れ業で緊急回避したが、その反発で瓦礫に叩きつけられて敗北、意識不明の重態に陥った。
その後は回復して、多くの作戦に登場。
交通の要衝である惑星ブレンタールⅣを巡る戦いでは主力メンバーとして奮戦し、のちに最高議長パルパティーンから直々に勲章を受けるに至る。
一方、惑星ダグでは独立連合の監獄解放のためにわざと囚人となって潜り込んだり、惑星メタローンでは本当に捕縛されて収監されたりと、やたら「拘束」されることが多かった。
そうなるとたいてい薄着ry 秘めたスタイルを惜しげもなくry
「クローンを発注したのはジェダイと共和国です。彼らを監督するのは我々の責任です!」
CG版「クローン・ウォーズ」(カノン作品)では、もっぱら惑星カミーノにて駐留する姿が描かれた。
クローン兵士の訓練の最高責任者として立ち会ったり、ラマ・スー首相をはじめとするカミーノ政府と折衝したり、独立星系連合主力軍の攻撃に立ち向かったりと多様な奮闘をする。
訓練成果を出せないドミノ分隊(のちの501大隊の中核メンバー)を「処分」しようとしたカミーノ首相に対して険しい表情で諫めたり、「暴発」したクローンについて隠滅を図るカミーノ政府にブチ切れかけたりと、厳格ながらも人情味のある一面も見せた。
しかし、カミーノ防衛戦では指揮を執ることを優先して戦う場面はあまりなく、他のスピンオフに遠慮したのか*3活躍は地味目。
せっかくグリーヴァス将軍とアサージ・ヴェントレスの二枚看板が揃い踏みという大盤振る舞いだったのに、惜しいことをしたもんである。
また、滞在時期にオーダー66の全貌をつかむチャンスとニアミスしながら逃してしまう失態も犯した(これはしょうがないが)。
◆コルサントの戦い
「さあぁジェダイ、準備はよいか!? あの世へ、旅立ってもらおう……!!」
「それはどうかしら……?」
カートゥーン版「クローン大戦」にて、EP3の直前の「コルサントの戦い」が描かれ、シャアク・ティも参戦。
ヨーダとメイスはドロイドの陽動部隊に引っかかってしまったため、シャアクはロロン・コロブ(イソリアン)、ファル・ムダーマ(タルズ)という二人のジェダイとともにパルパティーン最高議長を護衛し、因縁あるグリーヴァス将軍およびマグナガード部隊と交戦。
マグナガードは苦戦しつつも撃破できたものの、グリーヴァスには圧倒される。
それでもフォースを使ってマントをひっかけたりと防戦はしたものの、マグナガード部隊を迎え撃つためしんがりに残ったのが仇となり、まんまと戦力分散の愚を犯してしまう。
彼女は「任務達成」したマグナガード隊が撤退するまで囮に引っかかったことに気づけず、慌てて追いついた時には別行動をとったグリーヴァスによって仲間のロロンとファルを殺され、議長も捕まっていた。
「ヴアアアアア――――――ッ!!!」
逆上した彼女はすさまじい咆哮を上げて斬りかかった*4が、マグナガード戦で消耗しきった彼女はグリーヴァスの相手ではなく、あっさり捕縛されたうえにライトセイバーも奪われる。
しかもグリーヴァスは殺せるはずの彼女を殺さず、「メッセージ」として電流ワイヤーによって拘束。シャアクは戦死以上の屈辱を刻み付けられた。
なお「クローン大戦」は現在レジェンズ分類だが、カノン作品の設定集にて、ロロン・コロブの存在が記述されたり、避難トンネルにてライトセイバーとエレクトロスタッフを構えるシャアク・ティのイラストが描かれたりしており、現行カノン設定での「コルサントの戦い」は「クローン大戦」とほぼ同じ展開である模様。
ハイポリの戦いも、別のカノン作品にて本作を思わせる言及がなされている。
◆ジェダイ聖堂陥落
パルパティーン最高議長がシス卿ダース・シディアスと発覚したとき、彼女は回復してジェダイ聖堂にいたが、メイス・ウィンドゥの討伐部隊には加わらず聖堂に残り、子供たちや職員を守る任務についていた。
小説版では、精神的に追い込まれて急行しようとするアナキンを止めようとする場面がある。
しかし事態は、メイス隊の全滅、アナキンのシス転向、オーダー66の発令、と最悪の一途をたどる。
シャアク・ティはジェダイ聖堂に攻め込んできたダース・ヴェイダー及び501大隊を迎え撃ったが、人生最大の絶頂期にあるダース・ヴェイダーには歯が立たなかった。
上述の通り、このあたりの彼女の顛末がはっきりしない。
現在のところは、聖堂に乗り込んできたアナキンがシスに転向していたと気付けず、瞑想していたところを背後から貫かれた、という、元カットシーンが基本となっている様子。
◆落ち延びたジェダイ
「光も闇もたんに方向にすぎない。自分の二本の足以上のもので立っているという錯覚に、だまされないことね」
ゲーム「フォースアンリーシュド」及び関連作品では、死の状況があいまいになったのを逆手に取り「命からがらコルサントから脱出した」という設定で、戦後のシャアクが描かれた。
ジェダイ陥落後は、帝国の残党狩りを逃れて惑星フェルーシアに落ち延び、ザブラクの少女ジェダイ、マリス・ブルードや、フェルーシアの原住民にジェダイの教えやライトサイドの技術を教え、帝国との戦いに備えるようになった。
数年後には所在が発覚し、ダース・ヴェイダーが弟子のスターキラー(ギャレン・マレック)をフェルーシアに派遣した。
スターキラーは彼女が鍛えたフェルーシア原住民を駆逐しつつシャアクに肉薄。
彼女はマリス・ブルードだけは逃がしつつ、自らは残ってスターキラーを迎え撃った。
シャアク・ティは落ち延びてから数年で独自ながらも技を磨いており、フォースの法術、ライトセイバーの剣術、ともにレベルを上げていた。
しかも生息していたランコアやサルラックを操る術まで獲得しており、一時はスターキラーを圧倒する。
しかしスターキラーは土壇場でフォース・ライトニングを放ち、シャアクにダメージを与え、さらにサルラックにもショックを与えてシャアクを攻撃させた。
ついに決定打を受けた彼女は、スターキラーがいずれヴェイダーに裏切られることを予言しつつ、自らサルラックの口に飛び込み爆発して果てた。
「シスは常にお互いを裏切るもの。あなたも、もうすぐそれを知ることになる……」
シャアク・ティの死後、フェルーシアはフォースの暗黒面が強くなり、マリス・ブルードは闇堕ちして狂暴化。*5シャアク・ティの願いはかなわなかった。
一方、スターキラーはほどなくしてシャアク・ティの予言通りヴェイダーに裏切られ、独自の道を歩み始めるが……
【余談】
- 表記ゆれ
はっきりとした区切りがない名前をしているため、「シャアク・ティ」「シャアク・ティー」「シャク・ティ」と三つもある。しかもどれが正しいとも決定しにくい。
そもそも彼女は姓と名を区別してよばれることがあまりなく、ほとんど姓名をつなげて呼ばれることが多かった。
ついでに「シャク」というと別の動物の名前になる。
- フェルーシア人について
彼女が「フォース・アンリーシュド」で味方にしたフェルーシア人は、カノン分類作品「クローン・ウォーズ」にて間接的に登場。「古代の言語を話すために意思疎通ができず、ほとんど話が通じない」旨をオビ=ワンたちが報告している。
本作のフェルーシア人も原始人のような生活をしており、通常の言語を用いない。シャアクも彼らに合わせた姿をしており、彼らフェルーシア人の設定は現在もそう変わっていないと思われる。
「最高議長! 今すぐ項目を追記・修正してください!!」
「こんな卑劣な立て主に、私が屈するとでも?」
「お願いです議長! りどみの基本ルールに従ってぜひとも!!」
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▷ コメント欄
- アニメのマグナガード戦の、相手のロッド奪って戦うのが印象的 他の武器にもすぐに適用できるんだなあ・・・と -- 名無しさん (2020-01-09 11:33:07)
- 評議会ぐぅ聖のプロ・クーンの記事もお願いしたいです…! -- 名無しさん (2020-01-09 13:18:19)
- 視てください! -- 名無しさん (2020-01-09 13:25:57)
- 次はキ=アディ、その次にプロ・クーンの予定です。ターキンやプレイガスが前後するかもしれませんが。 -- 作成者 (2020-01-09 13:31:14)
- 毎度お疲れ様です。501大隊が聖堂を襲撃してる時に瞑想っていうのはちょっと間抜け感あるので嫌ですね... -- 名無しさん (2020-01-09 20:03:45)
- 今回も作成乙です。最近スターウォーズ関係の記事を0から書いてくれる作成者さんには本当に感謝しています。 -- 名無しさん (2020-01-09 21:14:05)
- クローン・ウォーズだとややこしい事に、「フェルーシア人」にはフォース・アンリーシュドに出てくる戦士部族とは別に、七人の侍パロディ回で出てきた農耕民族もいてたぶん別種族なのに文献によってどっちを「フェルーシアン」と呼ぶか分かれてたりするんだよね。 -- 名無しさん (2020-01-09 22:04:36)
- 万が一エピソード7時点まで生き延びてたら90くらいか -- 名無しさん (2020-01-10 00:47:59)
- スターウォーズとかいう人外美女の宝庫 -- 名無しさん (2020-01-10 22:53:14)
- 要するに熟女だよね? -- 名無しさん (2020-01-19 00:17:08)
- もしかしたらEP9終了時点でご存命の可能性も? -- 名無しさん (2020-08-04 17:52:35)
- 死んだり生き返ったり忙しい人、カノンだとまだ死亡確定してない? -- 名無しさん (2020-08-10 10:44:57)
#comment
*2 因みにアナキンの気配には気づいており、「どうしました、スカイウォーカー?」が遺言となった
*3 「クローン・ウォーズ」当時は「カノンとレジェンズ」で分断されていなかった。もっとも、他のスピンオフとの矛盾を避けていたというわけでもないが。
*4 一説にはこの時の彼女はダークサイドに片足を突っ込んでいたらしい。
*5 ご丁寧にセーバーの色もダークサイダーの赤になっている
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