Ultimate Custom Night(FNaF)

ページ名:Ultimate Custom Night_FNaF_

登録日:2019/12/30 (月) 23:03:44
更新日:2024/05/16 Thu 10:41:15NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



タグ一覧
fnaf five nights at freddy's ホラー ホラーゲーム アニマトロニクス 人形 ロボット 大団円 ファンサービス steam scott cawthon ゲーム 集合作品 アルティメット・カスタム・ナイト



ここでしばらく一緒に座っていよう。


あの悪魔のことは放っておきなさい。


魂を休めて。


他には何も無いのだから。




















君たちは皆ここに呼ばれた。
この雑音、悪臭、欺きと不幸が渦巻く迷宮に。
出口も、お宝もないラビリンスにだ。



ULTIMATE CUSTOM NIGHT






"Ultimate Custom Night"とはScott Cawthon氏によるインディーホラーゲーム。
前作であるFFPSのリリースからあまり間を置かずにティーザーが発表され、一応の完結を迎えたFNaFシリーズにおけるファンサービス的側面の強い監視ゲーム。今までの作品に登場してきたほぼ全てのアニマトロニクス(総計50体!)がスマブラよろしく大集合している。


ゲームシステム

全体的な流れとしては「敵のレベルを決定→アイテムを使用してゲーム開始→頑張って6:00まで耐える→おまけ映像」といった感じ。要はいつものFNaFカスタムナイトと一緒である。


まずプレイヤーは50体ものアニマトロニクスたちのAIレベル(数字が大きいほどより活発に行動し、0にするとその回では登場しない)を0~20の間で一体ずつ決めていくこととなる。事前に用意されているコースがいくつかあるので、まずはそれらの内から易しめのモノを選んで遊んでいくのが得策だろう。初手からALL20なんて選べば開始2秒でビビる暇すら与えられずに瞬殺されるし
もちろん、「無印組のアニマトロニクスだけを相手にして遊びたいなー」とか「妨害系のキャラだけでクリアしよう」といったプレイヤーそれぞれ思い思いの遊び方も可能である。登場させるアニマトロニクスの数やレベルによってクリア後のスコアに影響する。ハイスコアを取るたびに謎のカートゥーンショートムービーが挟まり、新たな警備員室のデザインをアンロックすることができるようになる。


どのような構成の機械人形たちを相手にするか決めれば早速「GO!」ボタンを押してプレイを開始…といきたい所だが、その前にどのお助けアイテムを使うのか決定する必要がある。これらのアイテムは夜のクリアもしくはゲームオーバー時にランダムでゲットすることのできる消費型であり、使用することでそれぞれ気温、コイン、電力、お邪魔キャラ排除といったささやかなボーナスを受けることができる。使わないという選択肢も勿論ある。


それについても決定したら今度こそ覚悟を決めて地獄の夜に出発しよう。
開始直前なにやら操作方法の説明が入るが、見て分かる通り今作はプレイヤーが使える設備がアホみたいにたくさん増えているため、それに伴って操作も若干複雑になっている。
いつものドアとカメラ、電力管理は相変わらずだが、正面ダクト監視用モニター(ベントスネア付き)と、それとは別にあるホースダクト用センサー(オーディオルアー付き)が追加されている。というか開閉可能ドアそのものも今作ではなんと4つもある。当然と言わんばかりに二作目でお馴染みのフレディマスクと懐中電灯も続投し、パペット封印用オルゴールもキッチンに鎮座している。更に今作ではオルゴールの曲を定期的に変更する必要すらある。
換気の必要もあり、定期的に空調をリセットしないと画面が暗転して不利になってしまう。また五、六作目のように室温管理も重要となり、室温をコントロールするための設備がいくつか存在。ノイズメーターという新たな要素も追加された。


それだけでなく、上述した多数の厄介な要素を管理することを手助けしてくれる設備もたくさん用意されている。
まずは発電機、電力使用量を1メモリ下げてくれる優秀なヤツだが、騒音を発生させてしまう。次にヒーター、室温を急激に上昇させ、いくつかのアニマトロニクスたちを撃退する手段として使える。しかし室温上昇に伴ったデメリットもあるため、過信は禁物。今作では扇風機もオンオフが可能となり、電力使用と騒音を伴って室温を徐々に下げてくれる効果を持つ。パワー空調というものも存在しており、こちらは扇風機の効果をより強くしたモノ。サイレント換気は騒音を発生させずに室温上昇を緩和してくれる。グローバルミュージックボックスと呼ばれる設備も追加され、これは電力を消費することでオルゴール関連のアニマトロニクス全員+αを無力化することを可能にしてくれる。
ちなみに、これらは扇風機を除いて全て同時使用不可能なので注意。


ゲームの目的は言うまでもなく「00:00から6:00AMまで生き残る」こと。カメラやドアを駆使してアニマトロニクスたちの襲撃をやりすごし、死にもの狂いで4分半の夜をしのぎ切るのだ。


プレイ中に手に入る「ファズコイン」という要素が重要となり、一部アニマトロニクスへの撃退手段、もしくは「デスコイン」を購入するために使用することとなる。
デスコインとは、特定の敵アニマトロニクスを、そのゲームの間だけ排除する便利アイテム(クリア後のスコアには影響しない)。使用できるアニマトロニクスは限られており、そもそもコインを集めることが容易ではないという欠点もあるので注意。



登場アニマトロニクス

先に言っておくと、50体以上いる。


●フレディ
元祖茶色のクマ型アニマトロニクス。
左廊下に現れて段階的に警備員室へ近付いてくるため、最も接近した時にドアを閉める必要がある。撃退に成功した際は「ゴンッ」と音がするので合図にしよう。また、温度が高くなると動きが活発になる特徴がある。
Jumpscare後に例のオルゴールが再生される。リリース前はボイスが実装されるはずだったが、何らかの理由でボツになったようだ。


●ボニー
元祖紫色のウサギ型アニマトロニクス。
前作通してスタンダードな動きをすることが特徴のボニーシリーズだったが、今作ではその伝統を大胆に破って登場。フォクシーと一緒に海賊の入江を共有しており、彼がカーテンから顔を覗かせている間にカメラで見てしまうと叫び声と共にカメラを長時間無力化されてしまう。それだけならばただカメラを合わせなければいいだけだが、フォクシーとコンビを組まれるとかなり厄介な存在となる。


●チカ
元祖黄色のヒヨコ型アニマトロニクス。
キッチンでオルゴールの音楽に合わせて遊んでいるようで、やかましい音を鳴らし続けている。音が鳴り止んだ時は彼女が曲に飽きてきたしるし。すぐに曲を変えてあげよう。しかし曲を変えるタイミングが早すぎた場合でも襲われるため注意。


●フォクシー

勝ち目など無いぞ!

元祖赤色のキツネ型盗塁王アニマトロニクス。
相変わらず海賊の入江に引きこもっており、頻繁に監視してやらないと襲撃してくる。
大きく変更されたポイントが二つあり、一つ目はボニーとタッグを組んでいる点。
デスクに置いてある人形に対応したアニマトロニクス(フォクシーかボニーのどちらか)がカーテンから顔を覗かせており、プレイヤーは注意深くフォクシーだけを監視する必要がある。
二つ目は盗塁の方法。一度走り出してしまうと身体を分解してパーツごとに様々な経路から警備員室に侵入するという前代未聞の方法で襲撃してくる。
パーツが揃ったが最後、あっという間にこちらへ襲いかかってきてゲームオーバーとなる。要は一度も走らせてはならないということ。デスコインを使ってボニー共々葬り去るのも手。*1


●トイ・フレディ

僕を放っておいたことへの報いさ!

可愛くなって復活したフレディ。
なぜか部品室に引きこもってビデオゲームで遊んでいる。…いや冗談ではなく本当にゲームで遊んでいる。
しかしかなりの下手くそであるらしく、プレイヤーが介護サポートしてあげなければキレてプレイヤーに八つ当たりしてくるため、しっかりと見張っておいてあげよう。
ふざけているとしか思えない設定のキャラクターだが、脅威度はずば抜けて高いのが笑えないところ。


●トイ・ボニー
可愛くなって復活したボニー。
前触れなく警備員室に現れ、ガクガクと揺れながら襲撃へのカウントダウンを進める。対処法はやはりと言うべきかフレディマスクを被ること。
マスクを被りながら彼と目を合わせることで退出が早くなるという習性がある。一分一秒も無駄に出来ないゲームなので覚えておこう。プレイヤーから見て右側からやってくる。


●トイ・チカ

何度死んでも飽きないでしょう?

可愛くなって復活したチカ。
基本的には相方のボニーと同じ行動パターンだが、より素早く動いてより早く姿を消す。プレイヤーからみて左側からやってくる。


●マングル

あなたと遊んでいる方がずっと楽しい!

可愛くなってぶっ壊れたフォクシー。
正面ダクトを経路としてやってくるため、モニターを切り替えて監視する必要がある。
ベントスネアを使わなければ撤退しないため(ドアで閉め出しても足止めするだけ)、一筋縄ではいかない。
ボイスがついても性別不明。


●バルーン・ボーイ
●JJ

HAHAHAHA!

風船がトレードマークの人型ロボット。
二体とも右ダクトからやってくるため、姿が見えたら難しいことは考えずにドアを閉めること。音が鳴れば去った合図。侵入してきた場合、BBはライト、JJはドアを一定時間使用不能にしてくる。
JJって誰?と思う人もいるかもしれないが、BBと同じく二作目に「机の下から覗くBBらしきレアキャラ」として少しだけ登場していた(襲ってくることはなかったが)。


●ウィザード・チカ

私が最初だった!

全てを見てきたの!

損傷しておぞましい姿になったチカ。
正面ダクトを経路とし、他とは違ってドア前まで来ても音を立てないためにモニターをしっかり使う必要がある。侵入してきた場合は一定時間だけダクト口に詰まってダクトを封鎖した後(マングルだけは通過できる)、結局は脱出して襲いかかってくる。
台詞から言って、五人組の中で最初に殺されて人形に命を押し込められたのが彼女なのだろう。


●ウィザード・ボニー

自らの過ちと向き合うがいい。

損傷しておぞましい姿になったボニー。
プレイヤーがモニターを覗いている間、前触れなく警備員室に現れる。侵入された場合は映像が激しく乱れてノイズが鳴るため、急いでマスクを被る必要がある。二作目をやりこんだベテラン警備員なら「カメラを下ろしてマスクを被る」という一連の動作が未だ身体に染み付いているはずだが。


●マリオネット

無力なあなたを見るのは愉快だわ。

封印された操り人形。
いつものようにオルゴールを用いて抑える必要があり、キッチンを持ち場としている。高難易度レベルではあまり彼女にかまっている時間がないため、上手くグローバルミュージックボックスを使っていこう。
ただし20にもなるとグローバルミュージックボックスでも回復し切れない速度で猶予が減っていく。幸い、デスコインでの除去は有効。
今作の「対処を誤ると持ち場を離れて襲撃してくる」タイプのアニマトロニクス全てに言えることだが、襲撃しにきた場合はドアを閉めていても無意味である。


●ゴールデン・フレディ
神出鬼没な金色のクマ型アニマトロニクス。
カメラを下ろした際に時折警備員室に座り込んでいることがあるため、再びモニターを上げるかマスクを被るかする必要がある。
他に気を取られていると意外と見逃してしまうため、注意が必要。


●スプリングトラップ
人形の身体に囚われた生ける屍。
正面ダクトが経路。ベントスネアが無効で、ドア前に来ても音を立てない。その代わりにダクトからうっすらとこちらを伺う顔が見えるため、お断りですと言わんばかりにぴしゃりと閉め出してやろう。
ボイスは無いが、Jumpscare後に三作目にもあった呻き声や激しいノイズを発する。


●ファントム・マングル
●ファントム・フレディ
●ファントム・BB
ウィリアムに遣えていた恐怖の幻影。
マングルとBBはモニターに現れるため、姿が見えたら素早くカメラを下ろすか表示を切り替えよう。フレディは警備員室にじわじわと現れるため、ライトを当てて追い払える。室温を上げると出現も早くなる。
Jumpscareを受けると少しの間ブラックアウトしてしまう。
シリーズ通してこいつらだけは結局何者なのか説明されなかった。


●ナイトメア・フレディ

私は常に貴様の影に潜んできた。

悪夢に潜む異形の熊。
警備員室に子分のフレドルズが少しずつ現れ、数匹揃って暫くすると襲ってくる。定期的にライトを当てるのが対策。フレドルズたちの不気味な笑い声が聞こえ始めたら襲撃まで秒読み。


●ナイトメア・ボニー
悪夢に潜む異形の兎。
右廊下に現れ、制限時間内にファズコインを使ってプライズコーナーからぬいぐるみを買わなければ襲いかかってくる。
CAM02を見ているときだけ襲ってこないバグを使って対処するのが一般的。スコットも知っていてあえて放置している不具合なのでそういうことである。
なんだか影薄め。


●ナイトメア・フレッドベア

もはや幻を恐れるだけでは済まないぞ。

悪夢に潜む異形の熊。
左ドアから近付いてきて、襲撃のタイミングになると赤い目が覗いているのが見えるため、すかさず閉めること。
上述の台詞ではっきりとしたが、FNaF4での攻防はやはり全て悪夢の中で起こっていたことのようだ。


●ナイトメア

影すら我に恐怖するのだ。

悪夢に潜む異形の闇。
行動パターンはNフレッドベアと同じで、右から襲ってくる。例の笑い声も聞こえるため、合図にするといい。
ボイスのエフェクトが非常に不気味。


●ジャック・オ・チカ

私と一緒に燃え上がろう!

ハロウィンに潜む異形の炎。
室温が上がると両ドア前に同時に現れ、徐々に実体化していくためタイミングよくドアを閉めて対処する。温度が上がりすぎるとドアをすり抜けるため、扇風機は欠かさずつけておこう。


●ナイトメア・マングル
悪夢に潜む異形。
行動パターンと対処法は相方のボニー、ベイビーと全く一緒。出現する順番には気を付けること。
Jumpscare後に激しいノイズを再生してプレイヤーの耳を攻撃してくる。


●ナイトマリオーヌ

死ヲヲ味ワワウトイイ…

ナ何度モ、何度モモ、何度デデモ…

悪夢に潜む異形の操り人形。
プレイヤーの視界の中でランダムな位置に出現し、マウスカーソルが重なってしまうと実体化が進み、最終的には襲われる。ちゃんと気を付けておかないと開始1秒と経たぬ内に殺されてしまう。
レベル20にもなると一瞬たりとも気を抜けなくなる厄介な存在。


●ナイトメア・BB

オレに捕まるのは当然さ!

悪夢に潜む異形の風船持ち。
夜通し警備員室に座り込んでおり、時折立ち上がるためその時はライトを当てて元に戻してやろう。その状態を放置すれば襲われる上、座り込んでいる時にライトを当てても襲撃されてしまう。かなり厄介。


●Old Man Consequences

魚を釣っていよう。

老人の行き着くところ。FNAFWorldから参戦。
ランダムなタイミングで視界の隅に釣りミニゲームを表示させ、失敗するとしばらくの間カメラが使用不能になる。
焦ると失敗しやすいので平常心で挑むのが肝心。
なお、AIレベル1の彼だけを登場する状態にしてミニゲームをクリアすると
FNAFWでの第四階層EDと同じ場所に飛ぶことが出来、話しかけると項目冒頭の恐らくは「殺すべきでなかった者」に対しての言葉が聞ける。


●サーカス・ベイビー

何か良くないことが起こったみたい…

緑の瞳を持つ女の子。
ナイトメア・ボニー、マングルと同じく、ぬいぐるみを買うかバグを使うかして対処する。他の二体にも言えるがドアを貫通するので注意。
三人組の一人、といった扱いで少し不遇。


●バローラ

認めなさい…私と一緒になりたかった、と

踊り狂うバレリーナ。
接近してくると廊下のカメラを無効化し、音楽が近付いてくるためタイミングを見計らってドアを閉める必要がある。前回に比べると猶予が非常に短い。


●ファンタイム・フォクシー

さあ、最後のお辞儀だ!

白いキツネ型アニマトロニクス。
ステージのカーテンに引きこもっており、看板で指定された時間にしっかりと彼を見張ってやらないと即座に襲ってくる。束縛してくるタイプなので非常に厄介。
ボイスは男性だが、結局性別不明。


●エナード
残骸から甦った異形の混合体。
正面ダクトからやってきて、追跡と妨害は困難だがドア前にくると音を鳴らすため対処は容易。
Jumpscare後のボイスは無いが、代わりにノイズを鳴らす。
エナードに限らず正面ダクトは大物キャラが多く、魔境と化している


●トラッシュ・アンド・ザ・ギャング

ねえ、伝えたいことがあるんだ!

可愛く彩られたゴミ。
3体それぞれ画面を妨害するお邪魔キャラ。No.1クレートのみボイスと音も使って妨害してくる。
妨害が重なって焦っている時に来られると完全にパニックになってしまうこともあるため、平常心を忘れずに。


●ハッピー・フロッグ

フレディなんか時代遅れよ!

新しい主役は私なんだから!

ちょっとチープなカエルのアニマトロニクス。
チーム揃ってホースから襲ってくるため、オーディオルアーとヒーターを使って撃退できる。が、彼女のみヒーターに耐性を持つ。オーディオに騙されやすいのでこまめに設置し直すこと。
セリフがいちいちコミカルで可愛い。


●Mr.ヒッポ

…どうやら、終わりを迎えてしまったようだね。

ちょっとチープなカバのアニマトロニクス。
ホースを経路とするが、オーディオに騙されやすくヒーターも通るので対処は容易だろう。
万が一でも対処を誤ってJumpscareを食らってしまった場合、信じられないくらい長ったらしい上にめっちゃどうでもいい彼の独白が挟まってしまうため、凡ミスにだけは気を付けよう。いやマジで。
ちなみに再起動しても独白から始まるリセットさん仕様。勘弁してくれ。


●ピッグパッチ

能ある鷹は、爪を隠すものさ…

ちょっとチープなブタのアニマトロニクス。
対処法はヒッポやフロッグと同じだが、Mr.ヒッポよりも若干素早い。
コミカルな見た目に反して声は非常にダンディ。ことわざが好きなようだ。


●ネッド・ベア

おっと!これは痕が残るなあ。

ちょっとチープなクマのアニマトロニクス。
ピッグパッチよりも若干素早く動き、オーディオにもかかりづらい特徴をもつ。
Jumpscareがやけにハイテンション。


●オーヴィル・エレファント

私の演技はいかがでしたか?

ちょっとチープなゾウのアニマトロニクス。
チームの中でも一番素早く動き、オーディオにもかなりかかり辛い。ヒーターを多用するのもやむ無しだろう。


●ロックスター・フレディ

コインを5枚入れてね!

リデザインされて戻ってきたフレディ。
夜通し警備員室に居座っており、時折起動してファズコインを5枚要求してくる。
時間内に支払えなかった場合は、勿論Jumpscareでお返しされることに。
高温に弱い(不具合を起こしてしまう)らしく、余裕が無ければヒーターを使ってちょろまかしてやろう。


●ロックスター・ボニー

どうして真っ青なんだい?

リデザインされて戻ってきたボニー。
時折ギターを失くして警備員室に現れるため、プレイヤーは彼の代わりにカメラでギターを探してやる必要がある。時間内に見つけられなかった場合はJumpscareでお仕置きである。


●ロックスター・チカ

そうさ!もう戻ってくるんじゃないよ!

リデザインされて戻ってきたチカ。
左右廊下のどちらかにランダムで現れるため、警備員室内の「床が滑りやすくなっています」サインを配置して追い出してやろう。なぜか滑ることを酷く恐れるようだ。ドアは無効。
非常に男勝りな雰囲気。


●ロックスター・フォクシー

火遊びをすれば、火傷するものさ!

リデザインされて戻ってきたフォクシー。
肩に乗っている鳥が警備員室に迷い込んでくることがあるため、捕まえてやるとお礼にプレイヤーに有利な働きかけを行ってくれる。
が、まれに問答無用で殺しにくることもあるため危険な博打である。レベルが高いほど襲ってくる確率が高くなるため、よほどのことがない限りは無視するのが正解。
逆にピンチの時には神頼みならぬフォクシー頼みするのも有りだろう。有志の検証によるとAIレベル20でも5割程度は助けてくれる様子。


●ミュージック・マン

これからずっと一緒に音楽を作っていくんだよ!

恐ろしい見た目の奇怪なアニマトロニクス。
夜通しプレイヤーの背後に潜んでおり、警備員室内がうるさくなってくるとシンバルを鳴らし始め、襲撃へのカウントダウンを始める。
対策は設備の使用を控えることと、妨害系アニマトロニクスの撃退を忘れないこと。
Jumpscare時の音声はなぜか無印組のモノ。単にそっちの方が似合うからだろうか。


●エル・チップ
FE社系列ではなく、無関係の他社で製造されたビーバー型アニマトロニクス。イラストでのみ登場。
時折プレイヤーの視界全てを覆い尽くすように自らのスパム広告を張り付け、妨害してくる。対策はスキップボタンかEnterキーを押すこと。
イラストを見る限り、フレディに対抗意識を持っているのかもしれない。


●ファンタイム・チカ

今日の主役は私なの!

姉妹店で造られた新たなチカ。イラストでのみ登場。
時折フラッシュと共にプレイヤーの視界に幻覚のようなかたちで現れ、一定時間視界を大きく歪ませる妨害タイプ。
今作のセクシー要因。


●モルテン・フレディ

HAhAHAhaHaHAhA!!

甦った残骸たちの成れの果て。
正面ダクトをすばしっこく動き回り、ドア前にくると狂った笑い声をあげるのですかさず扉を閉めれば大丈夫。
セリフらしいセリフは存在せず、ただイカれた笑い声のみが残るのみ。


●スクラップ・ベイビー

あなたは死なないわ…

いくら望んだとしてもね。

変わり果てた姿のさ迷える魂。
警備員室に前触れなく座った状態で現れ、ふとしたタイミングに襲撃態勢へと移行するため、その瞬間にすかさず制御ショックを与える必要がある。ただ無作為に電撃を当てても無意味。襲撃は一夜に一度だけ。


●スクラップトラップ/ウィリアム・アフトン

俺はいつだって戻ってくる!

朽ち果てた姿の狂人が棲みつく機械人形。
夜に一度だけ右ダクトからやってきて襲撃してくる。その際は激しく音を立てて照明も消えるため判別は容易。猶予は非常に短い。気を抜いているとあっという間にやられてしまうのでその存在は常に頭の片隅に置いておくこと。
セリフは上述の一つのみ。


●レフティ

シー…

ずっと探していたの…もう二度と離さないから…

黒い熊の中に封印された操り人形。
用具室に陣取っており、警備員室がやかましくなったり温度が高くなったりすると段階的に目覚めて最後には襲撃しにくる。対策はノイズと温度の上昇をどうにかして抑えることと、グローバルミュージックボックスを使うこと。
その正体を考えると納得の対処法である。


●電話の男

あー…もしもし?もしもーし?

無惨にも殺された先輩警備員。
ランダムなタイミングで電話をかけてくるため、これまたランダムな位置に表示されるミュートボタンを急いで押す必要がある。
間に合わなかった場合は騒音ゲージが上がる妨害を受ける。ゲージが上がるのみならず、単に他の音が聞き取りづらくなってしまう点も。
電話の内容は全て過去作のモノを引用している。





●ディー・ディー

おっと!残念だったね!

BBに似た女の子。FNAFWorldから参戦。
レベル設定不能どころか、リストにすら載っていない隠しキャラクター。プレイ中突然現れ、その夜に新たな敵アニマトロニクスを追加する。
追加される敵はAIレベル0にしているうちいずれかのアニマトロニクスで、そのAIレベルもランダム。
それだけでなく、リストに載っていない新アニマトロニクスを出現させることすらある。
これらにより、特定のアニマトロニクスだけAIレベル1・残りを0にする隠し要素も阻害される。


幸い、追加するキャラクターは一回につき一体…なのだが、ALL20モードでは話がまるまる違ってくる。


●RWQFSFASXC
真っ黒に染まったトイ・ボニーのような何か。
DDによる召喚によってのみ登場し、現れた際は警備員室内を一定時間真っ黒に染め、視界を悪くする。ドアの状況すら見れなくなるため非常に不利。
現れるのは1夜に1度のみ。


●プラッシュトラップ
悪夢に潜む異形のぬいぐるみ。
DDによってのみ呼び出され、現れた際はファンタイム・フォクシーのステージ側に陣取って椅子に座り込んでいる。なるべく早くカメラを合わせて追い払わなければならない。対処自体は簡単だが、拘束時間が馬鹿にならない。


●ナイトメア・チカ
悪夢に潜む異形のヒヨコ。
DDによってのみ呼び出され、現れた際はプレイヤーの視界を覆うようにして彼女の牙が写し出され、口が閉まりきってしまった瞬間にJumpscareを食らってしまう。
パワーACを使うことで牙を押し戻し、撃退することが可能。演出が非常に格好いい。


●ボネット
ピンクに染まったボニーパペット。
DDによって呼び出され、前回登場時と同じように警備員室を横切るように移動する。撃退するにはいつものように鼻を押すこと。現れた際に笑い声が聞こえるため判別は容易だろう。


●ミニリーナ
不気味な外見の小さなバレリーナ。
DDによって召喚され、4体でプレイヤーの視界を一定時間妨害してくる。しばらくすれば消えてくれるので過去作よりも良心的。


●ロルビット

PLEASE STAND BY.

ファンタイム・フォクシーによく似た何か。
DDによって呼び出されると時折前触れ無しに現れるようになり、視界と聴覚の妨害を行ってくる。対処はキーボードで「LOL」と打ち込むことのみ。
相変わらずのしたり顔。



●XOR
ALL20にすると、ディーディーがモノクロでバグったような挙動のこいつになる。
開始わずか数秒程度で登場する出現率の高さに加え、リスト外アニマトロニクスの全てを順番に投下してくる。不運の押し売り。
おまけにディーディーの登場を封じるアイテムの「DD Repel」も貫通する徹底ぶり。よって、本作のALL20は50体/20ではなく、リスト外を含めて56体/20であり、完走時のAIレベル合計値からなるスコアの理論値は10000ではなく10600となる。



フレッドベア

君に合うスーツを見つけてやろう。

原初のアニマトロニクスである金色の熊。隠しキャラ。
見た目はほぼゴールデン・フレディと同じだが、帽子とボウタイが紫色に変わり、白く小さい眼光が見てとれる。
通常のプレイでは全く出現しないが、ゴールデン・フレディのみAIレベル1で他が0の状態という条件を満たすとゴールデン・フレディにデスコインを使用可能になっている。
そこでデスコインを使おうとすると即座にJumpscareを行ってくる。




舞台

構造だけを見れば無印のピザ屋のように見えるが、実際は全く別の場所であり、そもそもピザ屋なのかどうかも不明。決して広いわけではないにもかかわらず50体以上ものアニマトロニクスたちがひしめき合っていたり、見た目が違うだけで同一の存在であるはずの人形が同時に存在していたりと、どこか異常な雰囲気がただよう。
警備員室はやけに広い上に設備が充実しており、今までのFNaFシリーズゆかりのギミックや小物が満載されているし、出入口もやたら多く、まるで「警備員とアニマトロニクスが攻防をするためだけに作られた場所」であるようにも見える。

+ …-

その実態は「ウィリアム・アフトンが殺すべきでなかった者」の亡霊によって創られた煉獄であると考えられている。
ウィリアムによる犠牲者の魂は前作にて全て成仏したはずだが、その内一人だけは現世に残って彼への復讐を求めたらしく、
「警備員」役であるウィリアムを何度も殺し続けて苦しめ、地獄にも天国にも行かせないことが目的だとか。
現実世界に存在しているわけではないため、物理的、論理的に不可能な事象も当然のように起こる。
今までウィリアムが作ってきた罪の証(=アニマトロニクスたち)はおろかかつての自分自身までもが襲いかかってくるのも、ある種の断罪のような意味を持っているのかもしれない。



主人公

ピザ屋のような場所でアニマトロニクスからの襲撃を耐え続ける警備員(?)。なぜかアニマトロニクスたちからかなり恨まれている上、「殺すべきでなかった者」という存在が見え隠れすることから、何かしらの秘密があるようだ。

+ …-

その正体は全ての元凶たる紫の男ウィリアム・アフトンである可能性が非常に高い。
前作にて機械の身体もろとも燃やし尽くされ、その魂は地獄に送られたものと思われていた。
しかし実際は「殺すべきでなかった者」によって囚われ、永遠の苦しみに耐え続ける罰を受けることとなる。
今までに為してきた凶行の数々を考えれば当然の報いと言えるだろうが、
これが正解なら本作のプレイヤーはその業苦を追体験しているということになる。



「あなたが殺すべきでなかった者」

アニマトロニクスたちから度々言及される謎の存在。
詳細は一切不明だが、本作における出来事全ての黒幕であるようで、主人公を深く恨んでいることが予想される。

+ …-

その正体は主人公ウィリアムによる犠牲者の亡霊の誰か。
具体的に誰なのかは特定しづらいが、状況を考慮するとパペットに宿っていた「チャーリー・エミリー」もしくはゴールデン・フレディの内に宿っている魂である可能性が高い。
成仏することのできる機会があったにもかかわらず、それを蹴ってウィリアムへの断罪を続けることを選ぶほど彼への恨みが強かったらしい。
Old Man Con.から項目冒頭のように「復讐は地獄の悪魔に任せて安らかに眠りなさい」と忠告されていたようだが、それすら無視するほど。


ちなみに、Old Man Con.のいる場所は背景で終始ノイズの様な重低音が響いているが、
これを10倍速で聞いてみると息子マイケル旧友ヘンリーに向かって助けを懇願する男の絶叫だとわかる。
煉獄の苦しみは悪魔に大層効いているようだ。










遂に終わりを迎えた苦しみの連鎖…
安らぎを得た小さな魂たち…
復讐に身を投じる者…
無限の苦しみに罰せられる罪人



















しかし…














それでも罪人は甦る…

























電子の世界で…








追記・修正は無数のアニマトロニクスによる襲撃を捌く片手間でお願いします。

[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,30)

[#include(name=テンプレ3)]


  • どうやらマイケルの事は許してあげたみたいだ -- 名無しさん (2019-12-30 23:11:51)
  • 連日FNAFシリーズの記事作成お疲れ様です -- 名無しさん (2019-12-31 01:02:34)
  • 一人の亡霊が見せている幻であって、そこにいる多数の亡霊は全部まやかしってこと?それとも同じように天国にも地獄にも行けなくなった被害者? -- 名無しさん (2019-12-31 01:22:13)
  • ↑多分前者 -- 名有りさん (2019-12-31 18:42:41)
  • トイチカやパペットの台詞で考えると引き込んだのはチャーリーの可能性が高いな。他の人形たちの台詞もチャーリーがそれぞれのキャラに合わせてウィリアム煽るのに喋ってるっぽいし -- 名無しさん (2020-01-10 20:06:29)
  • ウィリアムに襲いかかる人形達 -- 名無しさん (2020-01-15 17:44:54)
  • ↑6「マイケルはウィリアムの息子なだけで罪はない」、「自分たちを成仏させて全てを終わらせてくれようとした」みたいな感じで好意的に受け止めてくれたのかも -- 名無しさん (2020-05-12 11:45:43)
  • 殺人鬼の父親を持ち、妹には裏切られ、ゾンビにされても誰も恨まず、殺された子供達の魂を救おうと熱心に働く。だから子供たちはマイケルを許してあげたんだろうね -- 名無しさん (2020-08-01 09:35:44)
  • フレッドべアを出現させる手順って、アニマトロニクスの親玉であるゴールデンフレディを消せる!(脱出出来る!) と思わせてからのフェイント...みたいな感じなのかな 普段消すことが出来ないはずのゴルフレがこの条件下でのみ消せる対象になってるし -- 名無しさん (2020-08-01 11:04:07)
  • 事故とはいえ娘すらカウントされてない「殺すべきではなかった者」が、他人であるとは思えない。それと、某所のSEが0.1倍速のウィリアムの悲鳴というのも何かおかしい。ウィリアムを操作してるのに本人の悲鳴が流れるか? -- 名無しさん (2022-09-15 20:09:24)
  • ↑の続き。それで思い出したが、一応生前の罪は贖罪の苦痛を経れば許されるキリスト教において、自殺は一発地獄行きの愚行らしい。もしかしたら、ジョジョのドッピオみたいに魂を持った別人格とか、何かしらのもう一人の自分を抹殺したとかじゃないか?そうするとフレディのセリフの意味も通る。他のセリフも、どうも憎しみより認知や同調を求めている感じだし。 -- 名無しさん (2022-09-15 20:16:09)
  • 0.1倍速の悲鳴については、そもそもの舞台が地獄にいるウィリアムの内的世界で、外側のウィリアム本体の悲鳴があそこを通じて入ってきてるとか。 -- 名無しさん (2022-09-15 20:22:58)
  • ↑個人的にはold man自体が自我を持っててウィリアムが殺すべきでなかった者をここに招いて復讐をやめてヤツを地獄に落とすように言ってるって感じたかな -- 名無しさん (2023-02-23 16:49:01)
  • あの叫び声、調べてみたけど「ヘエエエエェェェェェルプ!!」って叫んでいる説と「ヘエエエエェェイト!!」って叫んでいる説があるみたいなので、どっちなのかによってそこら辺の解釈は変わってきそうですね -- 名無しさん (2023-04-16 06:29:47)

#comment

*1 2体セットの存在のためか一緒に居なくなってくれる。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧