山の神(夜廻シリーズ)

ページ名:山の神_夜廻シリーズ_

登録日:2019/09/17 (火) 07:11:09
更新日:2024/05/09 Thu 13:44:07NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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「山の神」とはゲーム「夜廻」シリーズラスボスである。



このページにはネタバレしかありません、未プレイの方は注意。












【夜廻】

主人公の姉妹が住む町の山を根城にしている巨大なお化け。
複数の青白い人間が絡み合って顔を形成し、複数の目を持った醜悪な姿をしており、
大小合わせた複数の手のお化けを配下にしている。
山奥の神社に鎮座しており、山と町を繋ぐトンネルから先には行けないようだが、
配下を使って間接的に関与することはできる模様。


作中では主人公の少女の姉を誘拐し、捜索に乗り出した少女も守り神である百足様の力を封じたり、
助けに現れたよまわりさんを撃退する等して執拗に妨害するも、遂に姉を監禁している最奥の神社まで到達されてしまう。
そこで自ら動きだして少女と対峙するも、ここまで様々なお化け達と対峙してきた少女は引き下がることなく立ち向かい、
境内にある灯篭全てに明かりをつけられ、消滅した…(今までのお化け同様、物陰に隠れた少女には手出しできない模様)



かに思われたが…





あれ、なんかヘンだ…





姉を連れ下山する少女、トンネルを抜けると、背後に山の神が…











パンッ







少女の左目が突如潰された。曲がりなりにも神様の供物であった姉を持ち去った代償だとでもいうのだろうか・・・


ノベライズ版では過去に姉妹の母親を殺害していることが明かされている。
また姉視点のストーリーでは、人間の青年を洗脳し手駒としていた。
昔は信仰があり、悪縁を結び続ける深夜廻の山の神に比べれば良い神様だったようだ。(つまり百足様やコトワリ様と同じような神様)
しかし、ずっと忘れ去られた場所にいたせいか信仰が薄れ、生け贄を求めるようになり、今の姿になってしまった。



「深夜廻」ではトンネルが崩落しているため、会いに行くことはできなくなっている。
当然到底子どもがその奥へ向かうことはできないわけだが、ハルが訪れると少女が立ちふさがり、
念入りに「あぶない」「近づかないほうがいい」と忠告してくる。さもありなん。



ちなみに冒頭の少女の愛犬の事故*1も山の神の仕業だと推測されている*2




【深夜廻】


やまにいるとき、かたりかけることばにへんじをしてはいけない


どのようなことをいわれても、むししてやまをおりるべし




なんのことだろうか…











これから、決してゲームの画面以外に目を向けないでください



約束できますか?



【はい】







続編である「深夜廻」でもラスボスとして登場。
前作の山の神とは完全に別人ではあるが。


大きな顔に無数の目玉を持ち、その姿はさながら蜘蛛のよう。
両手の指が全て折れ、左手の掌にある目だけ何故か潰れている。
体は巨大な顔になっており、倒すことでこの顔が頭部を食い千切り、奈落に落ちていく(ただし一瞬なので、動画で速度を遅くしないとわからない)。


本作の主人公達、ユイとハルの住む町では「山から聞こえる声」としてちょっとした噂になっていたようで、
その声の言うとおりにした者の命を奪っていた模様。


手始めに愛犬の墓参りに来ていたユイを言葉巧みに誘い、自殺に追い込む(しかもこの言葉、プレイヤーの視点ではチュートリアルの操作説明にしか見えないという巧妙な物)。
だがユイはしばらくは死んだ自覚がなく、ハルを探して徘徊を始めた。


その後もメニュー画面越しに襲い掛かるなどして干渉していたが、死んだことに気付き悪霊化したユイがハルに襲い掛かり、
それをも乗り越えたハルにもユイ同様誘い言葉で自殺させようとする。
違和感を抱いたハルは引き返そうとするも…



先に進んでください



進んでください



すすんでください



引き返さないでください



やだ




さきにすすんでください



やだ



このさきにににににににに



やだ



おいでおいでおいでおいでおいでおいで



やだ



おいでおおおいでおおおいでおでいでおいいで



もういやだ



ソウカイソワカウウウイソワイソウカイソワカウウウ


遂に本性を明かすも、ハルの言葉に呼応したコトワリ様が割って入り阻止される。
コトワリ様からハサミを受け取ったハルは山奥まで進み直接対峙。
戦闘中も誘い言葉を使い、その通りに従うと即死(例:「うごくな」と表示中に立ち止まるとゲームオーバー)


最終的に生命線と思われる糸を全て切られ消滅、その後、ユイの悪霊が再び現れハルの左腕を赤い糸で縛り殺害しようとするも、
再びハルの言葉に呼応したコトワリ様がハルの左腕ごと糸を断ち切り、正気に戻ったユイはハルを麓まで送り届けるのだった。


今回も結果的に主人公に敗れるも、その身に深い傷を負わせるのだった。



ハルのフラッシュバックやユイの書き残したメモの内容からすると、2人は以前にも山に入り、その際に山の神に会ってしまっていた事が分かる。
この時は一緒にきたユイの愛犬、クロが犠牲となり難を逃れているが、これにより2人に執着した山の神が2人の抹殺に動いたものだと思われる。




後味の悪い事に、もう一度こいつのいる洞窟へ向かうと配下の子蜘蛛が復活しており、完全に消滅しきっていない事が示唆されている。



追記、修正しますか?



うん


[#include(name=テンプレ2)]

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  • こいつら本当に嫌い。怖いし、たち悪い。往生際も悪い -- 名無しさん (2019-09-17 08:36:22)
  • かつての信仰の対象も廃れてしまえば悪霊か… -- 名無しさん (2019-09-17 08:44:57)
  • 正真正銘の悪意の塊。こんなのに目を付けられた事が主人公たち最大の不運 -- 名無しさん (2019-09-17 09:39:56)
  • クソオブクソ神。 -- 名無しさん (2019-09-17 09:55:04)
  • 相対的にコトワリ様がイケメンに見える -- 名無しさん (2019-09-17 09:58:51)
  • 「追記・修正しますか?」→「うん」→    大丈夫なんですかねこれ…? -- 名無しさん (2019-09-17 10:43:33)
  • これほどの邪悪は久々だった。 -- 名無しさん (2019-09-17 11:40:03)
  • 信仰の対象というか「神様として祀ってあげるから悪さしないでね」的な祟り神タイプの神様かな? で、忘れられたら元の悪霊みたいな。 -- 名無しさん (2019-09-17 12:19:04)
  • ↑ノベライズによれば、夜廻の方は本来は邪悪じゃなかったけど信仰が無くなったせいであんな事になったタイプ -- 名無しさん (2019-09-17 15:11:26)
  • 目は悪足掻きっていうか代償として持ってかれたんじゃないかな -- 名無しさん (2019-09-17 15:26:44)
  • ↑続き 神の領域に入って供物=お姉ちゃんを連れて行った代わりってことで -- 名無しさん (2019-09-17 15:29:25)
  • 深夜のは元から禍つ神だった蜘蛛の神を縁結びの神として奉って鎮めようとする→鎮まる所か縁結び悪用しだして対抗として縁切りのコトワリ様奉られる、かな? -- 名無しさん (2019-09-17 17:55:44)
  • ↑小説版だと、蜘蛛神は禁忌扱いされてたっぽいしな。元からあんまり良さげなモンじゃなかった、っていうのは合ってるのかもしれない。 -- 名無しさん (2019-09-17 19:04:50)
  • ノベライズ版だとユイの父親もこいつに殺されてるんだよな…地域信仰の研究中に魅入られて家族も巻き込まれそうになったので一人失踪(縁切り)して山中で自殺 -- 名無しさん (2019-11-17 22:00:26)
  • 祀られてる場所の状況もわかりやすいんだよね。コトワリ様や百足様は立派な鳥居や社があるけど深の山の神は封じるためのお地蔵様だらけという -- 名無しさん (2020-02-08 10:45:30)
  • あくまで「ハルとユイの縁が切れた」だけだから、山の神自体は依然としてハルを諦めてない可能性高いんだよね。ED後もコトワリ様が鋏を持たせたのはそれが理由かも -- 名無しさん (2020-08-16 19:14:29)
  • 夜廻の山の神はカワイソウな神様で、深夜廻の山の神(蜘蛛のようなもの)はただの悪神、大邪神って差別化ができるのね -- 名無しさん (2020-11-01 06:36:06)
  • こいつらを完全に殺すことは出来るのだろうか?放っておくと大変だし。 -- 名無しさん (2022-10-17 21:18:14)
  • ↑そんな方法があったとしても数百人ぐらい犠牲になりそう。生贄奪ったり縁切るだけでけっこうな代償払うし -- 名無しさん (2023-03-27 06:08:58)

#comment

*1 プレイヤー側からすればチュートリアルに従った結果という後味の悪い物
*2 少女達が散歩していた場所は車輛進入禁止エリアである。トラックが猛スピードで走り去った先にはすぐ山道のフェンスが掛かっており、そこで行き止まりになっている

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