虹速 ザ・ヴェルデ

ページ名:虹速 ザ_ヴェルデ

登録日:2019/08/31 Sat 14:07:21
更新日:2024/05/09 Thu 13:39:39NEW!
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dm デュエル・マスターズ 自然文明 コマンド ソニック・コマンド 侵略者 マッハファイター デュエマ 自然文明のクリーチャー 自然文明のコマンド dmbd-10 虹速 ザ・ヴェルデ 染色 マナ召喚





禁断の復活と支配を目論むギュウジン丸は、レッドゾーンにそのカギがある事を突き止めていた。


その力を研究すべく、様々な文明でのソニック・コマンドを生み出していたのだった。





虹速 ザ・ヴェルデとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。


解説

虹速 ザ・ヴェルデ P 自然文明 (4)
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 4000
このクリーチャーをマナゾーンから召喚してもよい。
マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
このクリーチャーは、バトルゾーンまたは自分の墓地にある間、すべての文明を持つ。

DMBD-10「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」の新規カードとして収録。


自然単色の珍しいソニック・コマンドであり、自然に関する能力を持つ侵略者として設計されている。
双極篇から登場した自然の専売特許であるマッハファイター、マナからの召喚可能能力、そして特定のゾーンでの自身への染色効果が持ち味。
全ての能力が侵略者の性質に恐ろしいほどに噛み合っており、アホみたいに強いコンビネーションを生み出す。


まずはマナゾーンからの召喚能力は説明するまでもなく様々な応用が利くので使い勝手が良い。
特に侵略を行う場合、マナからヴェルデを召喚して侵略すれば通常の侵略よりも手札消費も抑えやすい(代わりにマナが減るが)。
マナ召喚は実質色事故の可能性なくヴェルデを召喚できるため、染色効果と相まってヴェルデに文明の壁が存在しないことを実感させる。


ソニック・コマンドに初搭載されたマッハファイターも侵略者の攻撃性と噛み合っている。
マッハファイターは1ターン限定でクリーチャー相手に召喚酔いをしないため、攻撃動作で起動する侵略との相性は良い。
ヴェルデはパワー4000なので序盤に出れる踏み倒しメタのパワーを上回り、それらを潰しながら1ターン内での安全な侵略も可能とする。


そしてこのクリーチャー最大の特徴は、バトルゾーンと墓地で5色レインボーとして扱われる能力だろう。


文明指定の進化などの能力に応じられる上に、種族にコマンドがある事も重なって全文明+コマンドとして柔軟に侵略に対応出来る。
轟く侵略 レッドゾーン》《S級宇宙 アダムスキー》《復讐 ブラックサイコ》《熱き侵略 レッドゾーンZ》など、相棒候補は多い。
コマンドで封印を剥がせる禁断の禁断解放要員としても扱える上、4コストと比較的軽いので早期の禁断解放に貢献可能。


墓地での文明追加もDM史上で初めて登場した効果であるが、こちらは文明指定の墓地進化での進化元として扱える他、《S級不死 デッドゾーン》などと相性も良い。
特定の文明指定のリアニメイト能力を持つクリーチャーとも組み合わせるコンボも。
しかし、墓地での5色化は現在の時点では驚異的なコンボなどに使える要素は少ない(そもそも墓地の5色クリーチャーを意識したカード自体が少ないが)。
ただし、墓地に関するギミックは毎年DMにおいては補強されており、今後も強化の可能性が期待できるので注目か。


このように、染色系のカードとしてもコマンド/侵略者としても一種の到達点に達した使い勝手の良さと強さを誇る。
あまりにも様々なデッキに応用が利く性能から、発売前のカード情報公開時点でも大きく騒がれる事になった。
前評判の通り発売後も侵略関連のデッキを中心に活躍を見せ、発売前からクロニクルシリーズ最高傑作と評されたDMBD-10の評価を確固とする1枚として貢献した。
今後も間違いなく使い道が広がるであろう、正に「虹」のような架け橋を描いて作っていく名前通りなバイク野郎と言える。



相性の良いカード

SSS級天災 デッドダムド P 水/闇/自然文明 (8)
進化クリーチャー:トリニティ・コマンド/S級侵略者 11000
進化:自分の水、闇、または自然いずれかのクリーチャー1体の上に置く。
SSS級侵略[天災]:水、闇、または自然のコマンド(自分の水、闇、または自然のコマンドが攻撃する時、バトルゾーン、自分の手札、墓地、マナゾーンにあるこのカードをその上に重ねてもよい)
W・ブレイカー
このクリーチャーを別のクリーチャーの上に重ねた時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地かマナゾーンに置く、または手札に戻す。

DMBD-10のメインカードであり、ヴェルデと共に目玉の新規カードとして登場したクリーチャー。
同じデッキに収録されているのだから当たり前の話だが、ヴェルデと一緒に運用する使い方が同デッキのコンセプトの1つとなっている。
ヴェルデの5色化とSSS級侵略[天災]の対象条件の範囲の広さが組み合わされば、最早相手的には事前に対処する手段が極僅かに限られてくる。


五連の精霊オファニス SR 光文明 (5)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 5000
G・ゼロ-バトルゾーンに5文明すべてのカードがそろっていれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
自分のクリーチャーが破壊される時、バトルゾーンに5文明すべてのカードが揃っていれば、そのクリーチャーを墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。

石像男 R 闇文明 (6)
クリーチャー:ヘドリアン 5000
バトルゾーンにある自分のクリーチャーで、すべての文明が揃っている時、相手は自分自身の「S・トリガー」を使えない。

5文明が揃うことにによって、踏み倒しや限定的な効果を発揮するカード達。


ヴェルデとは抜群の相性を誇り、実際に使うとかなり強烈なコンボ性能を見せてくれる。
実際にこれらのクリーチャーはヴェルデの登場が予告されてから中古市場での価値が高騰した。
ただし、強力とは言っても古いカードである事からインフレが進みすぎた環境での実用性を疑問視する意見も多く、実際に頻繁に組み合わされるには至っていない。


愛の無限オーケストラ SR 光/水/闇/火/自然文明 (5)
進化クリーチャー:エイリアン 15000
超無限進化-光・水・闇・火・自然がすべて揃うように自分のクリーチャーを1体以上選び、その上に置く。
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から好きな枚数の多色クリーチャーをコストを支払わずにバトルゾーンに出し、好きな枚数の多色呪文をコストを支払わずに唱える。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
T・ブレイカー

メテオバーンによる高い踏み倒し性能を持ちながらも、5色揃えての進化元の用意が面倒だった大型進化エイリアン


ロマンカードとしての側面が強かったクリーチャーだが、ヴェルデの存在によって進化条件の難易度が下がった。
ヴェルデのマッハファイターによって、メテオバーン効果による多色クリーチャー踏み倒しの邪魔になる踏み倒しメタを潰しやすいのも利点。
ちなみにマナカーブ的にも4→5と繋がりやすいので地味にその辺りも噛み合っている(ヴェルデをマナ召喚で出せばまた違ってくるが)。


実際にヴェルデの登場以降もオーケストラデッキは拡張性を強め、ファンの間ではデッキ構築に盛り上がりを見せている。


生魂転霊 C 自然文明 (2)
呪文
S・トリガー
自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、そのクリーチャーが持っていた文明の数だけ、自分の山札の上からカードをマナゾーンに置く。

犠牲にしたクリーチャー1体に所持文明の数に応じたマナブーストが可能なS・トリガー呪文。


ヴェルデを破壊すれば5マナブースト呪文と化し、ヴェルデ自体が4コスト設定なので序盤から唱えられる状況を作れる。
中盤辺りで2桁コストの超重量級の召喚も夢ではなくなるため、超大型ブーストコンボとして注目を集めた。


ヴェルデの登場が判明してからヴェルデとのコンボ要員として一番注目されたカードであり、中古市場での価格も異常に高騰した。
ただし環境の最前線で上手く実用できるかは疑問視する意見もあり、現在は盛り上がりも多少落ち着いている(ヴェルデ登場以前と比べると未だに高騰状態ではあるが)。


背景ストーリー

フレーバーテキストで解説されているが、背景ストーリーでは《伝説の正体 ギュウジン丸》によって革命編時期に作り出されたクリーチャーとして登場。


禁断の利用を企んでいたギュウジン丸は、レッドゾーンにそのカギがある事を突き止めていた。
そして、レッドゾーンの力を研究すべく様々な文明でのソニック・コマンドが生み出されており、ヴェルデはその計画によって生まれた一体の模様。


思わぬ誤算で計画が間に合わなかった「天災」の侵略者及びトリニティ・コマンドと異なり、こちらは実戦に投入された可能性が高い。
ところが、目立った活躍が語られない辺りはS級侵略者や禁断の存在の勢いに紛れて歴史の彼方に消えていったのだろうか。
自然のソニック・コマンド自体がある意味歴史的には「異物」な訳なので、歴史の闇に消えるのは必然だったのかもしれない。


なお、背景ストーリー設定では革命ファイナル背景ストーリーから10万年後(双極篇背景ストーリー)の自然文明が考案したマッハファイターに関する扱いは不明。
マッハファイターなどの突っ込みに関してはクロニクルの新規カード全般に言えるので、あまり深く考えるべきではないが。


ちなみに、2019年時点のDMでのソニック・コマンドは光文明のみ所属クリーチャーがいない。
だが、フレーバーテキストの「様々な文明でのソニック・コマンドを生み出していた」との文章から、設定上はギュウジン丸に作られた光文明のソニック・コマンドが存在する可能性はある。






アニヲタの集いの復活と支配を目論むギュウジン丸は、Wiki篭りにそのカギがある事を突き止めていた。
その力を研究すべく、様々な項目での追記・修正を生み出していたのだった。


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  • ドキンちゃん、ドルマゲドン、VV-8のことと、ザ・ヴェルデ自身はセルフ染色で水/闇/火だから、光のソニコマが確定した時点で光の禁断があったはずになるんだよね -- 名無しさん (2019-08-31 14:13:59)
  • 何故かDMBD-10は非常に優秀なのにDMBD-9は... -- 名無しさん (2019-08-31 14:33:31)
  • ドンドンDM項目つくるナウ -- 名無しさん (2019-08-31 14:35:56)
  • ぶっ壊れだとよく騒がれてるけど、メタによるゲームの膠着を防ぎつつ様々な多色コンボを構築できる夢のあるカードだと思う 問題なのはデッドダムドと一緒に出ちゃったこと -- 名無しさん (2019-08-31 19:12:23)

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