登録日:2019/08/22 Thu 01:16:57
更新日:2024/04/19 Fri 11:18:49NEW!
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風花雪月 fe feヒーローズ 加隈亜衣 皇女 皇帝 女帝 覇道 feラスボス feヒロイン カナヅチ 炎の紋章 貴族 ロード エガちゃん ラスボス系ヒロイン ゴリラ 斧 妹 義姉 カイゼリン バイセクシャル 同性婚 白髪 伝承英雄 斧の会 見えざる斧の会 所要時間30分以上の項目 わからせたい エンゲージ 紋章士 悲劇の人生 壮絶な過去持ち 悲劇のヒロイン エーデルガルト=フォン=フレスベルグ 級長 アドラステア 覇道系ヒロイン フレスベルグの少女 エガちゃん←私のことはエルって呼んで アドラークラッセ 意外と乙女 師大好き アーマーロード 同性ペアエンド数最多 アイムール デガちゃん ソガちゃん ハガちゃん 江頭2:50ちゃん 黒鷲の学級 真面目過ぎた女
言葉の表しか見ないようじゃ、名君にはなれないわ。
出典:『ファイアーエムブレム』総合Twitter、https://ux.nu/PfUSu、19年8月3日閲覧、
© 2019 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS Co-developed by KOEI TECMO GAMES CO., LTD.
■概要
『エーデルガルト=フォン=フレスベルグ』とは『ファイアーエムブレム 風花雪月』の登場人物。
CV:加隈亜衣
長い白髪とおでこを出した髪型が特徴の美人。17歳。158cm。6月22日生まれ。
アドラステア帝国の皇女で皇位継承権1位、「黒鷺の学級」の級長。
■人物
趣味は読書、一人で散策することで、暇なときは何もせずゴロゴロするのが好き。
絵を描く事も好きなのだが、自分では下手だと思っているため、描いた絵を見ようとすると取り乱すほど恥ずかしがっている。
嫌いなものは古い価値観、紋章、ネズミ、鎖、泳ぐこと、取り乱すこと。
古い価値観というのは、教会やら貴族制度やら今の帝国を構成する要素そのもののこと。
ネズミは主に過去の経験によるもののようで、若干笑えない。
また泳ぐことが嫌いなのは単にカナヅチ泳げないからであり、海が怖い。
フレスベルグ家に受け継がれてきた「セイロスの小紋章」を身に宿し、これのおかげで女の細腕でも大斧を自由自在に振り回したり、重装の鎧を着こなしたりすることができる。
また主人公と同じ「炎の紋章」も身に宿しているが、諸事情のため隠しており、主人公との支援がC+にならないと明かされない。
また斧に対してもこだわりがあるようで、【フェーちゃんねる 2020.3.31】にてヒーローズの世界に召喚されてから『斧の会』が気になっていると判明。
そして上記の事が判明して1年後の21年2月の「想いを集めて 命が刻むもの」でアクア・フレデリクと共に『見えざる斧の会』という新組織を立ち上げたと明らかに。
この団体は大々的に勧誘している『斧の会』とは違い、「秘めやかに密やかに、品位を持って斧の価値を世の中に浸透させる」ことを目的としている。
名前が長いためプレイヤーからは「エガちゃん」という愛称をつけられてしまっている。
作中では幼少期のあだ名として「エル」、ドロテアからは「エーデルちゃん」、ハピからは「ガーティ」と呼ばれる。
性格は皇女らしくクールで努力家であり、個性的な黒鷺の学級の生徒をまとめている。
ただ自分を基準に物事を考えてしまう悪癖があり、カスパルからも指摘されている。
黒鷲の学級を選ぶと、主人公の事は「師」と呼ぶようになる。この表記は作中通してエーデルガルト専用のもの。
他ルートだと普通に「先生」表記に。
そして、黒鷲の学級を選んでかつエーデルガルトと敵対する「銀雪の章」でも「師」表記のままなので……
従者のヒューベルト=フォン=ベストラと出会ったのは4歳の時らしい。以来彼を信頼している。
エーデルガルトの母親は後にファーガス神聖王国のディミトリの継母になっていたため、彼とは義理の姉弟になる。
本人も気付いていなかったが、実はディミトリが初恋の相手。彼からもらった短剣は後述の境遇においても密かに心の支えになった。
演じる加隈氏はFEifにてフローラを演じている。
フローラは暗夜・透魔編でのみ仲間にでき、その二つでも条件を満たさねば仲間に出来ない一種の隠しキャラみたいなものだった。
■経歴
1162年にアドラステア皇帝イオニアス9世の四女として生まれる。
母親は数多くいる側室の一人であり、そのため彼女は11人兄妹の一人であり、上に8人、下に2人(うち一人は妹)がいた。
しかし不幸が続き彼女の兄妹は死んだり病に倒れたり正気を失ったりで継承権を失い、結果的にエーデルガルトが唯一の皇位継承者になる。
現在のアドラステア帝国の皇帝は彼女の父・イオニアス9世だが、『七貴族の変』にて宰相のエーギル公爵家に権力を奪われ、ただのお飾り皇帝になってしまう。
エーデルガルトは皇位を継いだ暁には権力を公爵家から取り戻し、貴族制や紋章主義制を廃止すべく、士官学校時代から水面下で動いている。
また貴族制度の廃止を目論んでいる事からも分かる様に世襲制度も廃止しようと考えている。勿論皇位を自分の子に継がせる気もない。
フェルディナントと結婚した場合、実際に世襲制を廃止して二人の子供は親と違う道に進んだと語られている。
実は『炎帝』の正体。
「闇に蠢く者」と協力し、ガルグ=マク士官学校で起きる事件の裏で暗躍していた。
エーデルガルト=炎帝という伏線は色々張られており、炎帝が出るのはエーデルガルトがいないシーンだけ(黒鷲の場合がわかりやすい)、小さい背丈・ダサい素質のある名前と衣装などで察せられる。
なお、ヒーローズにエーデルガルトが参戦した際に持っている武器が炎帝の斧にそっくりだったことから、発売前からヒーローズのプレイヤーに炎帝の正体はバレバレだった。
こうなったのには理由がある。
前述の兄妹たちが全滅した不幸だが、実は人体実験の結果である。
権力を手にしていた一派……「闇に蠢く者」は「強大な皇帝には強大な紋章を」という考えの元、皇帝の子供たちに人体実験をしたのだ。
結果的に唯一の成功例となったエーデルガルトは髪の色が白くなったのと引き換えに『炎の紋章』を得た。
同じく紋章が二つあり髪が白いリシテア=フォン=コーデリアも実験体。
このことは父であるイオニアス9世も知っていたが、闇に蠢く者が化けていた宰相一派に権力を奪われていたため何もすることが出来ず、
自分の子供たちが実験台にされていく様をただ見ていることだけしかできなかったという状況だった。
エーデルガルト自身も劣悪な環境で実験台にされる中で、兄弟たちが壊されていくのを見ているだけしかできず、このことが大きな心の傷となっている。
この紋章の負の側面の極致とも言うべき闇から生き残ったエーデルガルトは、兄弟たちを奪い父を苦しめた世界の在り方に疑問を覚えるようになり
そして同時に紋章を人に与え、それを至上とする教義を作りながらもそこから生まれた弱者の救済を行わない女神と教団に強い不信を抱くことになった。
まぁあるルートでは紋章を人に与えたのは『闇に蠢く者』だったと判明するが、一方の教会側も清廉潔白とは決して言い難い。戦争なんてそんなもんである。
さらに教会の大司教を務めるレアが、人間ではなく女神の眷属であることをフレスベルグ皇家の伝承から知り、
人外の存在とそれらの論理による人間の支配が、フォドラ大陸で行われていることを知ることとなる。
やがて兄弟たちの中で唯一生き残った自分の使命として、教団=神の支配並びに、
人を人と思わず裏で暗躍する闇を蠢く者の双方からフォドラの解放と防衛を決意し、従者であるヒューベルトと共に行動を開始。
帝国は彼女が生まれる以前から暗躍していた闇に蠢く者によって既に実質的な権力を奪われていたため、もはや奴らの都合で動かざるを得ない状況であり、
また教団と事を構えるにあたって帝国内の戦力だけでは不足であったこともあって、一旦彼らと表向きは協力して*1教団と敵対。
まあシナリオ開始時点で闇に蠢く者たちのネットワークは既に広く深い範囲でフォドラに浸透しており、
北の王国にはコルネリアが、東の同盟(と、教会)にはソロンが既に潜り込んでおり、外に助けを求めることが出来ない詰みの状態からスタートしているので、
闇に蠢く者と手を組みながら反逆のチャンスをうかがうしかなかったとも言える。ほんと闇に蠢いてる場合に限りは有能なんたけどねえ……。
最終的には両者の打倒を目指して、フォドラ統一という覇道を歩み始める。
またそれが成就された場合、教団の権威付けと紋章制度に裏打ちされた貴族社会が崩壊することと、現行の行き過ぎた紋章主義による貴族社会の腐敗も問題視しているため、
紋章の有無そのものに囚われない実力評価主義社会の必要性を考えており、これを以て紋章を持たない者の救済を行おうと考えている。
つまりエーデルガルトの行動方針の根本はディミトリと同じく「弱者救済」である。
しかしディミトリの言う「弱者」が文字通りの弱者を含むのに対し、エーデルガルトの言う弱者は「社会構造による弱者」となる。
ようは「強者になる意思はあるけど社会がそれを許さない」という立場の弱者救済のために、社会を壊そうとするのがエーデルガルトなのだ。
そして彼女は「強者になる意思がない(∋意思すら奪われた)弱者」を「ただの甘え」と断じていて、救済する意図は持っていない。
故に真の弱者は宗教なり家族なりが支えなければ立ち上がれない事を知っているディミトリはエーデルガルトの思想に共感できず、話し合いで折り合いをつけることもいつしか不可能になっていった。
無双で掘り下げられていたが、エーデルガルト自身はレア個人に恨みはないため、「表舞台からの退場」を望んでいるだけで積極的に殺すつもりはなかったようだ。
本編ではエーデルガルトがレアの地雷を踏んで和解が不可能だったため、殺すことにしたようだ。
そのため、無双でクロードが「レアを殺そう」と言い出した時には引いていた。
設定的にほとんど従来のFEにおける敵役キャラがベースになっており、神からの自立のために戦争を仕掛けたという点では外伝・Echoesのルドルフ皇帝と同じ*2。
ただ向こうは急いで自立しなければ神と共倒れという緊急事態のため戦争という手段を取ったのに対し、
エーデルガルトの方はそこまで急ぐ理由はないものの、どこかで行動を起こさなければセイロス教会による差別の蔓延る平和と、
『闇に蠢く者』たちの策謀による被害が続いてしまうだろうという危機意識に基づいている。
ちなみに『ヒーローズ』ではエーデルガルトの「力による人間の革新」という方向性が、邪神ドーマに似ているとミラから思われている。
■性能
黒鷲の学級と帝国ルートにおけるロード枠。
成長率は非常に良く、合計成長率は全キャラ中圧巻の一位。
特に魅力は60%で伸び、次いで高い力は55%、魔力・技の45%と続く。
またメイン武器は斧で、専用のクラスはアーマー系というヘクトル以来となる斧ロード。女性としては初。
個人スキル『皇帝の血統』は他級長と共通の獲得経験値増加の効果で、第2部では『皇帝の血統+』となり待機選択時に1ターンの間魔防+4の効果が追加される。
紋章は戦技使用時、たまに威力が上昇する『セイロスの小紋章』*3と稀に与えたダメージの30%回復し、ごく稀に威力上昇・敵の反撃不可にする『炎の紋章』*4
また専用クラスとして、アーマーロード・カイゼリンがある。
力・魔力・魅力の成長率がどれも高いため、物理に魔法に計略にと攻めに関しては圧倒的な強さを誇る。
斧使いとしては技も高めの水準であることも嬉しい。
加えて持っている紋章がどちらも火力を底上げする性能のため、不安定さは残るがスペック以上の一撃を叩き出すこともあるというまさしく攻めの鬼。
速さに関しては級長の中では一番低いが、それでも中の下程度であるため大きくヘタレることも少ない。
難易度ノーマル~ハードで困るほど低くはなく、遅い相手になら追撃も出せる程度になる。
しかし敵のステータス、特に速さが爆上げされるルナティックでは一転して繊細な扱いが必要に。
また、確かに全部のステータスが上がりやすいものの、バランス型両刀の成長率であり、割と頻繁に中途半端にもなる。
耐久面に目を向けると、専用職がアーマー系である割には素の成長率ではそれほど硬くもなければ遅くもない。
壁役にするなら兵種補正・騎士団・盾等でしっかり守備力を補強する必要がある。
その代わり魔防は物理系にしては高め、速さも極端に遅いわけではないので魔法で追撃されて即死という事故は起こりにくい。
魔法が得意な生徒が多い黒鷲の学級の級長らしく、ステでは魔力も伸び授業で才能開花するのも理学となっている。
ただし覚える魔法こそ攻めっ気があって使いやすいのだが、そもそも特定の兵種に就かなければ魔法が使えないため、普通にプレイすると宝の持ち腐れ。
なので活用のためにはもっぱらボルトアクスなどの魔法武器で高防御の敵の対策に使う…という程度になる。
しかし、彼女の攻めで欠かすことが出来ないのは、2部に入ってから手に入る専用斧、紋章石改造武器『アイムール』によって使える専用戦技『狂嵐』。
威力が高く単純に強いというのもあるのだが、何といっても圧巻なのがその特殊効果。
「攻撃後、再行動可能」
「攻撃後、再行動可能」
なんとこれを繰り出した後に再行動ができる。つまり100%『疾風迅雷』が使えるのである。
しかも『狂嵐』使用後にまた『狂嵐』を使うこともできるため、疾風迅雷ではできなかった1ターンに3回以上の行動も可能。
各種応援や「特別な踊り」、そして移動力+5の「神速の備え」も維持したまま複数回動けるため相乗効果が大きい。
このため、敵を再行動の踏み台にして一気に切り込んでいく鬼のような攻めが出来る。
ただし今作には武器の使用回数があり、戦技は大きく回数を消耗させるため、
アイムールの使用回数との兼ね合いで、最大の状態から壊れるまで使い倒して1マップ5回が限度。
しかし5回“も”使用できる*5と考えると、これでも十分すぎるほど破格の性能である。
このため戦場を縦横無尽に行動しまくり敵陣を壊滅させていく、覇道まっしぐらのエーデルガルト様を拝むことができる。
ただ修理にはレア素材のアガルチウムが必要になるので、使いどころはしっかりと考えたい。
EP.16のアリアンロッド攻城戦でのタイタニス・2部のフリー戦闘の一部に出現する巨虫をアーマーブレイクすれば集められるので、
その後の王国・教団との決戦を楽にするためにもここでしっかり集めておこう。
ちなみにクリアボーナスか名声値交換で入手できる「空竜の証(セイロスの紋章アイテム)」を所持しているユニットであれば、エーデルガルトでなくとも『狂嵐』を使用可能。
ただし武器耐久の消費がより激しくなり、1マップで最大4回しか使用できなくなる。
それでも十分強力なので、エガちゃんを斧使いにしていない場合は一考の余地あり。
第二部開始時に連れている小隊は重騎士による「覇鎧隊」。計略は前方2×5マスを炎上地形にする「猛火計」。焼くの好きすぎない?
物理職系の小隊にしては珍しく魔力が上がるが、回避-10というなかなかに重いデメリットがある。
しかし重装系かつ魔法も伸びやすいエーデルガルトとの相性は抜群。
前述の高い魅力で高火力・高命中かつ広範囲の敵を足止めすることが出来る。
魔法系のユニットとの相性も悪くないが、優秀な計略と防御補正を若干持て余しがちになる。
職は普通に斧が得意な職を選んでいけば特に問題はない。
中級職には級長専用クラスの『ロード』があるが、そちらにするよりかは斧が使えるブリガンドにして
マスタースキルである『鬼神の一撃』を取得させたほうが、火力をさらに高められるのでその後の戦力アップにも繋がる。
しかしながら、ロード時の衣装および戦闘モーションは一見の価値あり。
第二部に入った後は専用職であるアーマーロード→カイゼリンで使用していけば間違いはない。
カイゼリンは兵種マスターで専用技『閃花』を習得でき、威力もさることながら敵を移動不能にする効果がオイシイ。
ルートの都合上、せっかくマスターしても使える期間が短いのが惜しまれる。
この場合第一部でアーマーナイト&フォートレスを経由してレベルを上げておくと、壁役としての活躍もかなり見込めるようになる。
ただアーマー系らしく足回りに少々不安が残るので、『行軍の指輪』や『ワープ』での補助があると色々と楽。
専用職を無視してドラゴンナイト&ドラゴンマスターを目指すのも有力。
自力で大きく移動して敵陣に切り込んでいく運用ができる。進軍と攻撃を重視するならこちら。
移動力が高いぶん、アイムールの使い勝手が良くなる点も魅力。
他には、剣術得意を活かし、(剣士→)ロードor盗賊からのソードマスターを目指す選択肢もある。
この育成ルートの場合は、力・技・速さをバランス良く強化できる。
魔力の成長率が良いため、魔法職での運用も無難にこなせる。
……が、HPと守備にマイナスの補正がかかり、若干打たれ弱くなるのがネック。
素で力がよく伸びるので魔法職経由でも 力>魔力 となることが少なくなく、結局斧や剣を振っていることも。
また、女性なので最上級の魔法職が目指せるものの、信仰が不得意な点が後々響く。
魔法の適性自体は十分高いのだが、物理職のほうが強みを生かしやすいこともあり、あえて魔法職を選ぶメリットは少ない。
ただ、例外的に「踊り子」になる場合はその限りではなく、第二部でアイムールを手に入れてからは狂嵐で敵を好き放題に殴り回り再行動しながら進撃して行き、
遥か彼方にいる味方を更に再行動させたりする事も出来るのは彼女にしかできない芸当でもあるので、一考の価値がある。あれ、魔法は?
覇骸エーデルガルト(覇骸皇帝)
王国ルートのラスボス。通称は「ハガちゃん」。
帝国と協力関係にあった闇に蠢く者が(王国軍によって知らず知らずのうちに)崩壊し土俵際まで追い詰められた結果、完全に人間をやめ異形の姿と化したエーデルガルト。
魔獣属性となっており、他の魔獣と同じようにダメージ軽減効果を持った覇鎧障壁を備える。ただし一般的な魔獣とは違う点も色々とある。具体的には・・・
- 前半戦は威力が低い代わりに超長射程の遠距離攻撃『炎の紋章の力』を使用、
誰かが玉座の間に進入したターンの敵フェイズ開始時以降は最大射程6の『双紋章の力』へ移行する。 - 移動はしない(玉座に居座り、常時防御/耐魔+5、回避+40、自動回復30%)代わりに常時2回行動。必ず異なる2体を対象に攻撃し、1体のみの場合は2回目の行動は待機。
- HPストックが3つある。よって4回撃破しなければならず、3段階目からHPが増加、最終段階は更に増える。
- ユニットサイズは1x1で一般兵と同じ。障壁も1枚。
- 覇鎧障壁は帝国産の人工魔獣と同じく耐久2でダメージ半減&必殺無効化特性つき。
しかも動揺やアーマーブレイクが発生しない=破壊しても行動不能にならず、更に敵軍フェイズ終了時に障壁が問答無用で復活する。 - 『応撃』を持っているため、反撃不可特性がない攻撃に対しては全て反撃する(HPが0になった場合は反撃しない)。
前述の行動不能にならないという特徴もあり、安全に攻撃する手段がほぼない。 - その上でHPストックを減らすごとに追加されるスキルが凶悪。1つ減るごとに『待ち伏せ』、『攻め立て』、『怒り』と増えていくが、
特に最終段階の応撃待ち伏せ怒りコンボが必殺率+50で必ず先制攻撃と極めて危険。 - 当然ながら『大将星』持ちのためデバフを含む弱体効果は全て無効。魔物特効も無効で、『全ての敵に有効』属性の攻撃すら有効扱いにならない。
よって障壁を一撃破壊する手段が効きのとても悪い計略しかない。 - 予告の後に使用する猛撃『骸花』は範囲内の1ユニットを中心に距離2マス分、合計13マスが加害範囲なのだが、
命中した対象に防御無視ダメージ&動揺(移動不可、騎士団無効化、全能力10%ダウン)とこれも非常に危険。
グロンダーズの戦いや他ルートにおける帝都戦のように規格外の単発火力や計略を持っているわけではなく、
ステータスもラスボスとしては低めだが、常時2回行動なうえ武器『炎の紋章の力』の射程が最大27(ハードは30)。
命中率自体は高くないもののほぼ四六時中攻撃が飛んでくる。
ただし、有情AIになっており同じユニットへ連続攻撃はしない。してきたら魔法系は軒並み出撃不能なので致し方なし。
とはいえ色々と危険な要素ばかりではあれど、障壁さえ突破すれば額面通りのダメージは通せる上、
今作が全体的に攻撃力インフレ気味なのもあり真価を発揮する前に倒されてしまいがちだったりもする。
……というのはハードまでの話。ルナティックではステータスという弱点を取り払った猛烈な強さでエムブレマーへ挑戦状を叩きつける。
▷ ルナティック
まず前半の遠距離攻撃からして最大射程32、「攻撃力50/必殺33/命中98」と命中はともかくダメージ性能が洒落にならない危険物と化している。
遠距離攻撃の届かないエリア自体が非常に少なく、早急に近くの敵を片付けて安全地帯を作らないと容易に犠牲が出る。
この必殺33に対して、推奨レベル(Lv42)において必殺回避+10した場合の必殺率0に要する幸運23に期待値で届くキャラが主人公以外だと蒼獅子の初期面子ではイングリットしかいない。
兵種補正込みならアッシュもギリギリ足りる他、女神の指輪(幸運+4)などで多少カバーはできるが。
前衛職なら必殺でも耐えうる範疇だが魔法職はまず無理なため、遠距離攻撃が終わるまでおいそれと前に出せないという状況を強いられる。
更にこのマップ自体が元々強制HP1魔法持ちのミュソン、両翼の弓砲台と魔導砲台、玉座の間にいるメティオ持ちグレモリィと遠距離攻撃のバーゲンセール状態。
魔法と物理攻撃どちらも対応できるエピタフも多く、前衛職であっても迂闊に前に出るともれなく焼き殺される全域危険地帯である。
が、言わずもがなこの段階は前座に過ぎない。遠距離攻撃が止んでからが本番。
なんなら遠距離攻撃が止むと同時にメティオ&サンダーストーム持ちグレモリィが合計4体追加されそのターンから動いてくる特大の初見殺しつき。
HP:106→106→159→199(カンスト上限値) 防御32(+5)/耐魔29(+5)/回避33(+40)
『双紋章の力』:攻撃力69/命中128/必殺43/攻速33
猛撃『骸花』:攻撃力54/命中128/必殺33 ※防御無視
手数は多いけどステータスは低かったという弱点は完全に解消。
火力は更に上がり前衛職でも2発耐えればマシな方、必殺に当たると即死という域に。
その必殺+10が絶妙に邪魔になっていて、ここだけでも『幸運の応援』や『医務室の主(マヌエラの個人スキル)』の存在意義があるほどである。
また攻速33も前衛職にとっては辛い数字。
蒼獅子の前衛タイプはLv42程度での速さがだいたい30台前半に固まっており、追撃を取りづらいばかりかちょっとでも重い装備だとたちまち被追撃圏に入る。
魔法系に至っては魔法の重さという問題もありほぼ被追撃が免れず、戦闘に参加するのは無謀と言わざるを得ない。
このような条件であるため安定して攻撃に参加できるユニットがかなり限られる一方で、手数が少ないと毎ターンHP回復されて一向に倒せず詰むということすらある。
そしてべらぼうに多いHPにより発動機会が増える追加スキルが牙を剥く。
最終段階はHP99以下から待ち伏せ怒りモードに入るため、この状態で安直に真正面から触るのは最早自殺行為に等しい。
ここでは反撃無効特性を持つ剣の戦技『風薙ぎ』がとても効果的。蒼獅子では主人公・ユーリス以外にディミトリも習得するため、これが使えると最後の押し込みが楽になるだろう。
他にも障壁の回復タイミングが敵軍フェイズ終了時であることから、猛撃予告が来ていない場合は『待ち伏せ』や『怒り』が発動しない反撃をダメージソースにするのも有効である。
条件を整えるのは大変だが、『怒りの陣』と『切り返し』のコンボは特に絶大な効果を発揮するだろう。蒼獅子ならドゥドゥーが最も現実的。
■支援会話
他のロード枠は異性の主人公としか支援Sがないが、彼女は同性でも支援Sにすることが可能なバイ。
その他、ベルナデッタ、ドロテア、リシテア、マヌエラ、DLCキャラのコンスタンツェといった女性キャラともペアエンドが可能。
コンスタンツェの追加によりペアエンド可能な同性が主人公(男女ともに5名ずつ)を抜いて6名と全キャラトップ。
更にペアエンド可能なキャラが同性異性ともに同数となる唯一のキャラクター。
ヒューベルトとの支援では今まで聞いていなかった一面を聞かされ驚いたりしている。
■台詞
- そうに決まってるでしょ。言葉の表しか見ないようじゃ、名君にはなれないわよ。
- ロナートに味方をした民は彼らなりの正義のために戦っていた。だから彼らを単なる犠牲者のように扱うのは、私は間違っていると思うわ。
私たちは相容れない正義を持つ相手を、排除して進んでいくしかないのよ。
その相手が、例え神のような存在であったとしても……。 - 私は、きっとロナートと同じ。己の正義のために民に命を賭けさせる皇帝になる。そうしなければ大事は成せないし、その民たちの死は、無駄にしない……。
- ……師。こんな時間に、どうしたの?
(「夜這いに」を選択)
よば……!? 師、意味が分かっているの!? ……冗談よね。もう……驚かせないで。 - 民に教育の機会を…………そんな事まで考えていたのね、フェルディナント。
貴方みたいな人が、私の側には必要なのかもしれない。強い信念をもって、私に真っ直ぐ異論を唱えられる人が。 - ……少しごろごろしていたの。偶にはいいでしょう? 帝国ではする暇などなかったのだから。
- ……次に会った時が、どちらかの道が途絶える時だと思っていたわ。
先生の歩み、ここで止めてあげる。……永遠にね。 - ここには、私の討つべき「敵」と似た者もいる……知識を得る良い機会だわ。貴方も新しいことを学んでみたら?
- 同じ皇女としては、ヴェロニカ殿のことが気にかかるわね。自分の意志でないのなら、私が解き放ってあげたい……。
■ファイアーエムブレム無双 風花雪月
風花雪月のスピンオフにも引き続き級長の一人として登場。
最初の課題授業で捕らえられていた士官学校の生徒を救出したことで、彼女の覇道は大きな転機を迎える。
シェズの入学・モニカの救出によって、中央教会に闇に蠢く者が潜り込んでいたことが早々に白日のもとにさらされる。
これを好機と見て、闇に蠢く者とその協力者を帝国から一掃する予定を前倒しで実行する。
同時に王国領は内乱、同盟領はパルミラからの侵攻の対応に追われる有様で、
3国すべてが戦後処理などのため学生生活どころではなくなったため、士官学校がシェズ入学からたったの2か月で休止された。
更に王国と同盟が戦後処理や内部の統制に手間取っていた一方で、
後顧の憂いを断てた帝国は強引ではあるが改革を進め、南方教会を事実上の傘下に置き、わずか2年で戦争への準備を整えて宣戦布告。ガルグ=マク大修道院へ攻め入り三つ巴の戦争を始める。
その後レスター諸侯(主にクロード軍と面従腹背していたグロスタール伯)からは思わぬ反撃を受け、王国との戦線もアリアンロッドを挟んで膠着状態となるが、
中央教会を打倒するという目的が一致したレスターと手を組み、共に王国に攻め入ることになる。
同時期に雌伏していた闇に蠢く者が再び活動を再開し、中央教会からの支援を受ける王国との新たなる三つ巴の戦争に発展する。
闇に蠢く者との関係を断つことで、炎帝としての暗躍や紅花の章のような強引な手段を取る必要もなくなったことで精神面はかなり落ち着きを見せている。
シェズやクラスメイトに気遣いを見せたり(特にベルナデッタには父親の事で落ち込んだり狼狽したりするとすぐにフォローを入れている)、
民が犠牲になった際には心を痛めたりと、本来の心優しい王としての姿が垣間見える。
また紋章主義や中央教会は滅ぼすべきと考えているものの「レア本人」に対してはそれほど恨みを持っているわけでもない事が判明した。
その代わり闇に蠢く者からアイムールを受領できなくなり、真ルート16章の評価Sまでお預けになるが、
それ以外で火力要因が大きく増えており、普通の武器でも割とどうにかなったりするので実用的には問題にならない。
無双シリーズやRTSの例に漏れず、攻撃速度、機動力といった速さが重要視される本作において斧、アーマーロード、カイゼリンという点で悲しみを背負っているが
(騎馬・飛行特攻のデメリット対策を装備で用意し)機動力のあるグレートナイトかドラゴンマスターにすることも選択肢に入れたい。
なお空白の期間が原作の5年から2年になった事で、身長が原作2部ほど伸びなかったキャラも多い中、エーデルガルトだけはむしろ原作とは逆に4㎝も身長が伸び162㎝となっている。
しかし王国編では時を経て表舞台に戻ってきた闇に蠢く者の魔の手にかかり、自我を封じられ覇骸化。帝国の実権も自らの記憶も失い、最後まで人形としてこき使われる羽目に……。
DLCで追加される紋章士として登場。
「三級長の腕輪」に宿る「三鼎の紋章士」で、名前の通り一つの腕輪にエーデルガルトの他、ディミトリ、クロードの三人が宿っている。
紋章士としての能力は、ターン毎に三級長のうちの一人がランダムで力を貸すという形で、力を貸す級長によって使用できる計略や強化される武器種が異なる。
なお、「戦技」コマンドは力を貸す級長に寄らず「狂嵐」「無惨」「落星」の三級長のものいずれかを選択可能。
エンゲージ武器は「アイムール」「アラドヴァル」「フェイルノート」と三級長の専用武器。
他、DLCで入手できる紋章士の腕輪の他に、装備アイテムである絆の指輪に「エーデルガルトの指輪」が存在している。
貴重なスキル付き指輪の一つで、装備すると自分から攻撃した時に「与えた総ダメージ」%の確率で相手をフリーズ状態にする効果の「閃花」スキルが付与される。
私はアドラステアの皇位継承者、エーデルガルト=フォン=フレスベルグ。
私に命ずるなら、相応の覚悟を持つことね。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
スマホゲーにはゲーム発売前の2019年7月に参戦。イラストは須田彩加氏。
下級職からで緑属性の斧・歩行ユニット。最近は種類が増えてきたので「歩行エーデルガルト」で通称「ホガちゃん」と呼ばれる事も。
この世界には自身の敵である竜族がいる事を知り、彼らから知識を得ようとしている。
ただ実装時点でヒーローズに参戦している竜族の大半は幼女、残りも邪竜のようなヤバい奴が多いので、満足できる知識を持っていてかつ相手をしてくれそうな相手はナーガやドーマくらいだった……
が、しばらく後にソティス、更にはセイロスが実装されたので直接!会話ができる状態になってしまった。記憶喪失でよかった
武器スキルは奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
周囲2マス以内の敵と味方の数(自身と戦闘相手を除く)が同じか敵の方が多い時、絶対追撃の『覇道の戦斧』
Aスキルは周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、攻撃、守備+6になる『攻撃守備の孤軍3』
Bスキルに敵が剣、槍、斧、竜の時、戦闘中、敵の強化の+を無効にする『強化無効・近距離3』
Cスキルにはターン開始時、周囲1マスに味方がいなければ自分の攻撃、守備+6する『攻撃守備の奮起3』
総じて露骨にぼっち推奨なのが特徴。
自分は守備+12して相手の強化は剥がし、そのうえで容易に絶対追撃するため、生半可な剣士なら普通に返り討ちにできる。
対近接物理特化であり、魔防は低いので仮に「遠距離反撃」を積んでも対魔法は厳しい。
2023年4月のアップデートで『覇道の戦斧』が錬成可能。級長(通常版)最後の錬成となる。
錬成すると奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上の時、または、周囲2マス以内の敵と味方の数(自身と戦闘相手を除く)が同じか敵の方が多い時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4、絶対追撃
HP制約が追加したことで面倒くさい人数比較が実質不要に。そしてステータス強化も加えた。
特殊錬成は自分から攻撃した時、または周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4、ダメージ+攻撃の10%(戦闘前奥義も含む)
自分から攻撃した時、戦闘後、周囲1マスに味方がいなければ、自分を行動可能にする(1ターンに1回のみ)
もう一度言う。
自分から攻撃した時、戦闘後、周囲1マスに味方がいなければ自分を行動可能にする
ダメージ量が増えるだけに足らず、まさかの伝承版と同じ狂嵐を習得。
歩行ユニットの恩恵もあって最初から二マス動けるので味方と離れる事が必要な伝承版(重装)と違い、機動力を維持し続けられる。
伝承版と同じように疾風迅雷と噛み合う。
また、『風花雪月』を代表する主役格の一人なだけあって、バージョン違いも豊富。
その数4種類(+α)と、2022年現在風花勢の中では一番多い。*6
【炎の女帝 エーデルガルト】
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2020年4月にシリーズ30周年記念に合わせて火の伝承英雄で参戦。イラストはHACCAN氏。
風花雪月勢で初の伝承英雄参戦となった。
アーマーロードとして緑属性の斧・重装ユニット。「伝承エーデルガルト」で通称・デガちゃん。
武器スキルは『アイムール』
攻撃+3
周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、敵の攻撃、守備-6、敵は追撃不可
2023年5月のアップデートからアイムールが光るエフェクトが追加。
Aスキルは周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、攻撃、魔防+6の『攻撃魔防の孤軍3』
Bスキルは自分から攻撃した時、戦闘後、周囲1マスに味方がいなければ自分を行動可能にする(1ターンに1回のみ)
敵が竜、獣、かつ、周囲1マスに味方がいなければ戦闘中、自分は絶対追撃の『狂嵐』
Cスキルはターン開始時、周囲1マスに味方がいなければ移動+1(1ターン、重複しない)の『重装の遊撃3』
通常版と比べると苦手だった魔防はかなり改善しつつ、攻撃も倍増。そのかわり重装によって速さは大幅に低下。
専用スキルも完全なぼっち条件となった孤高の皇帝。
Bスキルで再行動という異例の特性を持ち、このほぼ確定2回行動により原作の「狂嵐」さながらに単騎で駆け回る。なお、この専用スキルは疾風迅雷と重複するので計3回行動可能である。
ぼっちでいる限り追撃不可なうえに重装になった分魔防も守備と同水準に強化されたため、追撃不可を無効にされない限りはあらゆる攻撃に強い。
そして魔防が高いだけでなく竜(と獣)限定で絶対追撃と竜=紋章廃絶の意志に満ちている。
とはいえ、竜か獣以外は追撃出来ないのが難点で役立つ場面が限られる。普段は鈍足なので追撃はまずできない。嫌なら迎撃隊形か攻撃隊形に変えるのも一興。
守備と魔防が両方高いとはいえ、遠距離の相手ではただ一方的に殴られるだけなので孤軍も孤立の条件もあり、嫌なら遠距離反撃でコンセプトを変えるのも悪くない。
その他には重装特効や見切り・追撃効果にも弱い箇所が多々ある。
2023年5月のアップデートで上方修正が実施。
Aスキルが『攻撃魔防の万全4』
戦闘開始時、自身のHPが100%、または【有利な状態】を受けている時、戦闘中、攻撃、魔防+7
戦闘開始時、自身のHPが100%かつ【有利な状態】を受けている時、戦闘中、さらに自分の攻撃、魔防+2
孤立に拘る必要性も減ってステータスが強化しやすくなった。
Bスキルは『狂嵐・承』
自分から攻撃した時、戦闘後、周囲1マス以内に味方がいなければ、自分を行動可能にする(1ターンに1回のみ)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上の時、または周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、敵の攻撃、守備-5、自分は絶対追撃かつ敵が竜、獣の時、戦闘中、自分の追撃不可を無効
再行動の条件は一緒だがそれ以外は劇的に変更。
ぼっちはもちろん、HP制約を満たせてれば必ず追撃。そして竜&獣相手は追撃不可もはね除け今までより追撃が簡単になった。
同月に『アイムール』も錬成可能。
錬成すると周囲1マス以内に味方がいない時、または敵から攻撃された時、戦闘中、敵の攻撃、守備-6、敵は追撃不可、最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減
攻撃される場合でも同じ効果が発動してダメージも抑えられる重装らしい効果を貰う。
特殊錬成は戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、または周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、敵の攻撃、守備-5
自分が与えるダメージ+攻撃の15%(戦闘前奥義も含む)、自身の奥義発動カウント変動量+1
攻撃性が急激に上昇。一回の戦闘で薙ぎ倒す彼女に見合った効果を獲得した。
【アドラステア皇帝 エーデルガルト】
ヴァイス・ブレイヴは神と人間が共存しているのね……。
それがどういう意味を持つのか、見極めさせてもらうわ。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
20年8月18日には総選挙女性部門1位になったことを記念して総選挙版が登場。イラストは水着ベレスも担当したcuboon氏。
これまで同様、緑属性の斧使いの重装ユニット。だが原作の専用職業のカイゼリン。「総選挙エーデルガルト」で通称・ソガちゃん。
時系列としては帝国ルート後の世界から他級長と共に召喚されており、他級長も各々のルート後からのため、会うたびに微妙な雰囲気になっているらしい。
『想いを集めて』のメインシナリオでは級長+リシテア(総選挙)が集まり、フォドラでのあれこれをアスクには持ち込まないという取り決めを決める。
また5年前の自分たちがいる事について、クロードは未来を教えない、ディミトリは未来を教えて惨劇の回避しようとする考えだが、エーデルガルトはそうではない。
未来の自分を見た過去のエーデルガルトは戦争を起こす決意を固めるだろうから、未来を教えようが教えまいと戦争は回避できないと言い切る。
しかしクロードから、「アスクに来て色々な影響を受ければ自分達とは違う未来に辿り着く」という可能性を聞いたエーデルガルトは、
何があろうと(戦争をしようとする)自分の意思は変わらないとしたうえで、自分が見いだせなかった道があるとしたら……と、三人が手を取り合うもう一つの夜明けに言及している。
『想いを集めて』における自身のシナリオでは、聖痕が出る家系に生まれながら聖痕がなかったリズに話しかける。
能力に関係なく血による支配、そして神による運命の決定。それはおかしい事ではないのか?と問いかける。
リズは聖痕があるから兄は邪竜ギムレーと戦うという宿命が生じたが、同時に聖痕があるから大事な人を守れたのだと語る。そういうこともあって自分は神に感謝していると。
他にもセリカやアルムに聖痕について聞いて回ったそうだが、聖痕を恨まずに感謝しているという話を聞く。
皆の話を聞き、聖痕とか紋章自体がダメなのではなく、要は使う人の問題なのだという結論を出した。
またリズから「アスクにはフォドラの女神もきているから、聞きたい事があるなら直接聞いたら?」と言われ、「この世界は想像以上だ」と困惑していた。
武器スキルは『紅花オートクレール』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
ターン開始時、自身のHPが25%以上なら移動+1する(1ターン、重複しない)
かつ「周囲2マス以内の味方の隣接マスに移動可能」を付与(1ターン)。戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、守備-6となる。
Aスキルに『明鏡の反撃・遠距離』
魔法、杖、竜の敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する、かつ戦闘中、攻撃、魔防+5となる。
Bスキルは自分のHPが25%以上の時、絶対追撃する『黒鷲の覇王』
かつ、敵から攻撃された時、敵から受けた追撃のダメージを80%軽減する(追撃:通常の武器は、2回目の攻撃、「2回攻撃」の武器は、3〜4回目の攻撃)
Cスキルには周囲2マス以内の味方は戦闘中、魔防+4。周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の魔防+4にする『魔防の相互大紋章』
伝承版と比べて多少守備が上がり、相手を選ばなくなった程度。それ以外はあまり大きな変化はない。
現在でも未だ使われている近年の重装ユニット強キャラの一角。
瀕死にならない限り実質歩行なうえにワープまでできるため、使用感はもはや重装ではなくプレイヤー操作でも快適。
同様に瀕死でなければ絶対追撃しつつ受け時に追撃ダメージカットの専用Bスキルが何よりも強い。
絶対追撃と武器スキルの戦闘効果は攻撃側でも有効なので殴りもそれなりであり、全面的に隙がない万能型。
受け重視でCに固有スキルがない(強スキルではあるが)ので「護り手」とのシナジーも抜群。継承要員を用意できれば動かしやすい護り手として広く使えるだろう。
『見切り・追撃効果』で追撃を封じられて不利になるパターンやダメージカットを無視するオルティナやシノン、ウルが天敵。
ウルは相性有利なので殴れば勝てるが常時攻め立てで怪しい……。
デフォルトでは対魔法デザインだが物理も普通に受けられるので、Aスキルはただの遠距離反撃に変えて対応の幅を広めてもいいだろう。
2022年9月で他の第四回総選挙英雄共々武器錬成可能に。
特殊錬成は周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、守備、魔防+3
さらに攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動前と移動後のマスの距離(最大3)×2だけ増加かつ、自分の攻撃でダメージを与えた時、7回復(与えたダメージが0でも効果は発動)
周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、敵の攻撃、守備-6かつ、攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動前と移動後のマスの距離が1以上の時、敵の奥義発動カウント変動量-1
激突スキルと似たような効果とHP回復やキャンセル効果と妨害に耐久力も加わる。
前月の総選挙セリス同様攻撃側の移動距離に応じて強化される効果で、攻めるにも誘い出すのにも使える。
【覇道の終着点 エーデルガルト】
血塗られた歴史を終わらせるには誰かが……立たねばならない……。
たとえそれが“独善”と言われても……。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2021年5月には王国ルートのラスボス版である「覇骸エーデルガルト」が闇堕ち英雄として登場。イラストは黒葉.K氏。ユーザーからは基本的に「闇エーデルガルト」とは呼ばれず、原作と同じく通称はハガちゃんのまま。
イラスト上は上記のように通常と覇骸状態が混じった原作には無いオリジナルのものだが、化身で覇骸状態になるという仕組みになっている。
一転してカイネギス以来となる獣系重装型ユニットで、無属性であるという点もカイネギスと同じ。
そして獣系なので化身して姿が変化するのだが、変化後の姿は見上げる程に巨大。デギンハンザーとやり合うと最早怪獣大決戦。
ただし例に漏れず化身するとSD状態も覇骸状態になるのだが、これがかなりシュール。八頭身のモナーもといハガちゃんはキモイ
『想いを集めて』では神が人の世に干渉し過ぎた結果、人が堕落してしまったソフィア王国の神・大地母神ミラと交流。
ミラと「神と人との関係性」について議論を始めたが……。
専用武器スキルはキラー武器効果と戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中敵の攻撃、守備を6減少し、
かつ自分敵ともに追撃不可、かつ化身状態で自分から攻撃した時、戦闘後自分を行動可能にする『双紋章の力』。
Aスキルは戦闘開始時自身のHPが100%または【有利な状態】を受けている時、戦闘中、攻撃、守備を7増加し、両方とも満たすと更に2増加する『攻撃守備の万全4』
Bスキルは戦闘開始時自身のHPが25%以上で化身状態なら、各ターン中の戦闘中で一番最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減し、
戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中自身の奥義発動カウント変動量を1増加。
また、HPによらず敵の奥義発動カウント変動量を1減少し、戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘後HPを7回復する専用の『覇鎧障壁』
Cスキルはターン開始時周囲1マスに味方がいなければ移動を1増加する『重装の遊撃3』。
元がラスボスだったからか、その強さは理不尽の極みの域。
守備と魔防が他のエーデルガルトより高くなった一方で、攻撃はそれらよりも低い。とはいえ56はあるため無属性獣の中では最大級。
そして、やはりというか速さはからっきしで、ハロウィンデギンハンザーと並び14と超鈍足。レギュラーでは全英雄中最低に。
『双紋章の力』は獣ユニット武器としては非常にユニークで、自分と敵共に追撃不可にして攻撃守備を減少させ、
化身状態で自分から攻撃した時のみアイムールと同様に戦闘後に再行動できる。カイネギス同様に化身状態中は攻撃+2かつ遠距離反撃の効果がある。
覇鎧障壁もそれに負けず劣らず。化身時に各ターンを通じた戦闘で一番最初に受ける攻撃のダメージを軽減する効果と、奥義隊形と戦闘後にHPが7回復する効果もつく。
加えて重装の遊撃3のスキルも持つことでカイネギスよりも機動力は上回っている。
重装の遊撃と化身発動中の場合「2マス動いて殴り、再行動によって次の攻撃で奥義を出して倒す」
「先に殴られた場合、Bスキルの効果で敵は奥義カウントを進められず、こちらは2貯まるので返しの奥義で倒す」と相手がどうあがいても確実に処理できるような構図になっている。
端的に言うと「キャンセル効果の無いキャラが殴った場合、返しの奥義で死ぬ」
殴ったら死ぬので受けようにも「見切り追撃や切り返し系の効果が無ければ受けから入っても追撃が出来ず、それで倒しきれなかったらそのままエーデルガルトが再行動して殺される」という地獄を見せられる。
対策をしていない相手はなすすべなく壊滅するのである。
しかもHP25%を切らない限り戦闘ごとに7回復するため、かすり傷はダメージにもならない。
弱点は化身状態かつ重装の遊撃発動中でないと強みが減ってしまうため、強みを発揮させるための準備が必要で手間がかかるということ。
化身自体は隣の味方を配置変更で獣や竜に固めればいいが、重装の遊撃が曲者。
味方は大体密集した状態でスタートするため、1ターン目から突っ込んでくる相手は(他の味方を守るために)意外と苦労する。
仲間に体当たりやぶちかましを持たせてもいいだろう。
また、相手が見切り・追撃効果持ちだと相手の追撃をバカスカ受けてしまう事態に陥るので注意が必要。
プレイヤーのキャラであれば2段目ないし返しの奥義に基本耐えられないため確実に処理できるが、敵専用でステータスを弄った高難易度のチート生物には耐えられてしまうこともあるのだ。
そいつが特効武器装備で来ようものならさすがに勝てない。
プレイヤーのキャラが単純に特効武器と見切り追撃を持っても受けから入らないと基本勝てないのはあくまで奥義込みの攻撃に耐えるだけの耐久力がないだけなのである。
超鈍足であるため、風薙ぎなどの反撃不可も弱点。これと見切り追撃持ちが更に柔剣を持っていた場合、奥義を受けることもあり得る。
ここで破天など受けようものなら致命傷は免れない。
よって、デフォルトで対竜獣奥義「破天」を所持し、見切り追撃と奥義カウント操作を無効にする効果を内蔵した武器を持っているベレトやベレスはまさにメタキャラ。
ベレスは怒りまであるため、反撃上等でこちらから殴ったときは破天の威力をさらに底上げできる。
暴走を止められるのは先生だけ……という訳だ。とはいえ、相当魔改造しないとエーデルガルトが頑丈すぎて倒しきれないケースが多いけど。 反撃不可無効がないので風薙ぎで一方的に削るのが無難なところか。
また、2021年6月末に登場した伝承ベレトの持つ「覇天」は破天よりも割合が高く、覇鎧障壁の軽減も潰すという、まさに覇骸への対抗を目的としたスキルを持つ。
というか、互いにHP100%の素殴りの状態で伝承べレトに先手を取られたら無条件でハガが即死する。
しかも相手は奥義カウント1+「始まりの鼓動」で常に奥義チャージ状態。味方の「鼓動の封滅」は対策にもならない。
伝承ベレトを見つけたら、やられる前に潰さないと面倒なことになる。
間違っても伝承べレトの攻撃範囲内で行動終了してはいけない。
他では特効があって機動力もある総選挙エリウッドやプラハ、すぐに範囲奥義を撃てて超高火力を持つオフェリアや伝承リリーナ、
武器錬成すればレイヴン激化近反切り返しの4点セットで受け殺せるボーイやセシリア、重装特効+耐久型重装のイドゥンも相性が悪い。
化身状態を活かすためにはエーデルガルトの傍を竜か獣ユニットで埋める必要がある。
竜から人の世を取り戻すために人外の力を求めたら、逆に竜と仲良くする必要に迫られるという皮肉のきいた性能となっている。
こうした強さ故か、飛空城ならともかく、4人しか出せない闘技場では安定して狩れるだけの対策が取りにくく、遭遇した時点でおしまいなんてこともザラ。
しかも初出時は40回召喚(いわゆる天井)で誰でも確実に入手できたうえにその後も恒常排出であるため普及率も高く、PvP系で覇骸と出会わないで済む可能性に賭けるのは非現実的。
戦渦の連戦などの「野良」で出てこないようになっている(いわゆる「出禁」)のはせめてもの優しさと言うべきか。*7
【女王たちの夏 エーデルガルト】
まさか私が水着姿になるなんて……想像したこともなかったわ。
水泳とは縁がなかったから。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2022年6月、水着姿の超英雄(双界英雄)が登場。イラストはかかげ氏。
重装ユニットはそのままだが、相方に合わせて赤属性の剣を持った。
ちなみにここまで数々のエーデルガルトを紹介してきたが、超英雄は今回が初。
今回は『暁の女神』のオルティナとの双界英雄。通称・オガちゃん
二つ名は「女王」とあるが、女王はオルティナだけでエーデルガルトは皇女(皇帝)なので女王ではない。エーデルガルト主体のユニットなのに。*8
双界英雄は似た者同士のキャラが宛てがわれることが多いが、今回は人外による統治を拒み女神の眷属を追い出した皇帝であるエーデルガルトに対し、オルティナは女神の使徒であり、ベオクとラグズが共存する国を作ろうとした女王とその在り方は真逆もいいところ。特に排斥側のエーデルガルトの心境は如何に。
オルティナが建国したのはベグニオン「王国」だが現代では帝国になっているので女王より帝国繋がりが近い。
なおエーデルガルトは項目冒頭に紹介した通り泳げないので、浜辺でのんびりしている。
武器スキルは『強靭なる烈女の大傘』
奥義が発動しやすい、戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中攻撃+6、敵の攻撃-6、
最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減、かつ自身を中心とした縦3列と横3列の敵の人数が○人以上なら2回攻撃する。
(○は敵軍の総数により変化。6人以上なら3、3~5人なら2、2人以下なら1)
Aスキルは、戦闘開始時自身のHPが100%または【有利な状態】を受けている時、戦闘中攻撃・守備+7、
戦闘開始時自身のHPが100%かつ【有利な状態】を受けている時、戦闘中さらに攻撃・守備+2となる『攻撃守備の万全4』
Bスキルは、伝承版と同じ『狂嵐』
Cスキルは、ターン開始時、自身を中心とした縦3列と横3列に敵がいる時、または自身のHPが100%なら【突撃】を付与する『一斉突撃3』
【突撃】自分の十字方向の3マス以内に移動可能
(敵や移動不可地形、進軍阻止等の効果を越えての移動は不可。ワープ移動として扱う)
大まかな特徴は「武器だけオルティナになった伝承エーデルガルト」に近い。
敵の数と範囲内で効果が発動する珍しいパターン。相変わらずボッチ戦法は健在。
範囲は広めであるため意識せずとも多くの場合は発動可能。新Cスキルによる【突撃】も直線限定だが実質移動力3と伝承版以上の機動力を発揮する。
一人になる条件は狂嵐だけで「重装の遊撃」が無い事から、移動先で一人になれれば良いためあまり一人に拘らなくても良い構成。
通常の戦闘だと【突撃】の小回りがきかない部分も目立つが、飛空城では敵が必ず上側にいるため問題になりにくく使いやすい。
伝承版同様、疾風迅雷を交えた3回行動で荒らし回る戦法も有効。絶対追撃だけでなく2回攻撃できるので伝承版よりカウントを安定して稼ぎやすい。
双界スキルは自分と同じ出典の味方(暁の女神・風花雪月)に攻撃+6と『強化増幅』付与。
攻撃だけでも自身とのシナジーは十分ではあるが、できれば他能力の強化も行える味方と組ませたい。
お決まりの蒼炎・暁の出典間違いには注意。
総じて便利&強力だが全体的に特殊な効果に頼りっきりなので弱点は多い。
ワープを無効化する伝承ミルラや門番がいた場合は1マスしか動けないただの重装に落ちる。
受け性能は悪くないが当然のように重装特効のほか、軽減効果を無効化する奥義も弱点。
列条件はなまじ意識せずとも満たせる分、配置が偏ってたり遠方の敵1人だけで満たせないケースにうっかり引っかからないよう注意しよう。
【雪に舞う黒鷲 エーデルガルト】
祭りの使者に選ばれたときは驚いたけど、やると決めたら手は抜かないわ。 全力を尽くすのみ。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2023年12月のクリスマスガチャに3級長が参戦。イラストはteffish氏。
いつもの重装ユニットだが今度は青属性の槍。これで属性コンプリート「クリスマスエーデルガルト」で通称・クガちゃん
冬祭りの使者として、級友たちにプレゼントを届けている。
「古い風習に盲目的に従う必要はない」という考え方をし、実際本編ではそういう風習・文化を一変させたエーデルガルト。
一方で冬祭りのように人々の想いが積み重なって出来た風習もある事を実感し、守っていかなくてはならないと言及している。
武器スキルは『黒鷲の聖夜の槍』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上で、自分から攻撃した時、戦闘後、敵のマスとその後方1マス、自分から見たその2マスの左右それぞれ2マスに【天脈・炎】を付与(1ターン)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、守備-6、
さらに、敵の攻撃、守備が、9-周囲1マス以内の味方の数×2だけ減少(最低0)、自分の最初の攻撃前に奥義発動カウント-○。
○は攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動前と移動後のマスの距離(最大3、自軍の【天脈・炎】が
付与されたマスに敵がいる時は3として扱う)
敵の奥義以外のスキルによる「ダメージを〇〇%軽減」を◇%無効
◇は、100-自分の周囲1マス以内の味方の数×30(無効にする数値は端数切捨て)かつ3すくみ有利な時、または自軍の【天脈・炎】が付与されたマスに敵がいる時、戦闘中、敵の奥義以外の「敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減」する効果を無効
Aスキルは自分が【有利な状態】を受けている時、戦闘中、攻撃、守備が、自分が受けている強化を除いた【有利な状態】の数x2+3だけ増加(上限9)、
かつ、自分が受けている強化を除いた【有利な状態】の数が4以上の時、戦闘中、距離に関係なく反撃する『攻撃守備の備え4』
Bスキルはターン開始時、自身を中心とした縦3列と横3列に敵がいる時、または、自身のHPが100%なら、自分に移動+1(1ターン、重複しない)【突撃】を付与(1ターン)
周囲1マス以内の味方が1体以下の時、戦闘中、敵の攻撃、守備-5、自分が与えるダメージ+攻撃の15%かつ、自分から攻撃した時、戦闘後、自分を行動可能にする『真狂嵐』
Cスキルは自軍ターン開始時、および、敵軍ターン開始時、自分を中心とした縦3列と横3列にいる魔防が「自分の魔防+5」より低い敵の守備、魔防-7、【謀策】、【弱点露呈】を付与する『守備魔防の謀策3』
やっぱりボッチ戦法は健在だが今度のエガちゃんは妨害に重点。
武器には炎撃スキルが持つ天脈・炎を内蔵する徹底ぶり。しかも周囲の味方の数がいないほど敵の弱化と軽減無効が変動して進むほど奥義カウントが超加速。しかも謀策3で味方の更なるステータスアップも許さない。
敵が赤属性相手か天脈・炎にいると確定で祈り効果も常備。
真狂嵐も再行動も健在で狂嵐・承にもあった攻撃守備の弱化と新しくダメージ増加に突撃&移動+1と一斉突撃を内蔵どころか強化。つまり高い機動力で自由に天脈をばら撒け、奥義も連発可能と水着版よりも攻撃性が増している。
ところが攻められるのは苦手なようで簡単に相手から追撃されて重装特攻で大ダメージは確実。
敵のマスも天脈がないまたは赤属性以外だと祈りは不発になる。
Aスキルにも条件を満たせてないと遠距離反撃が発動せず、一方的に。
攻撃は高いが(覇骸を除いて)今まであった絶対追撃が没収されたため、一発一発の勝負となる。
「ニンテンドー」ステージのプチゲームの一つ「ファイアーエムブレム風花雪月」のレベル3に登場。
お題は「きもちを つたえろ!」で、お茶会で「たよりにしている」や「おうえんするよ」、「いつもありがとう」といった感謝の言葉を選べばクリア。
中には「たよりにもている」や「おうえんすろよ」、「いつもありとがう」といった紛らわしい言葉がまぎれており、選べばもちろん失敗。落ち着いて選ぼう。
追記・修正は師と蜜月を過ごしてからお願いします。
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▷ コメント欄
- 反対意見がなかったので、リセットしました。 -- 名無しさん (2022-07-08 21:12:57)
- 意外と小柄なんだよな -- 名無しさん (2022-07-11 13:45:45)
- 無双では「わずか2年で戦争の準備を整えて」って記述してるけど、風花本編の方だと学業しつつ闇うごに監視されながらの1年で開戦だからむしろ充分と言えるのでは? -- 名無しさん (2022-07-16 23:19:23)
- 青燐ルートの洗脳されたエガちゃんを見てたらちょっとイケない気持ちになった -- 名無しさん (2022-07-20 20:52:03)
- 無双エンディングでの「これ戦争の大義名分どうするんだ?」という疑問、黄燎ルートで突かれていたな。マジであれ以上戦争したらただの侵略でしかないがどうするのやら -- 名無しさん (2022-07-22 10:35:16)
- 本編でレア様捕らえて中央教会を事実上壊滅させてもフォドラ統一に邁進したし,いかなる罰も受けるわとか言って侵略すればいいからノープロブレム。 -- 名無しさん (2022-07-25 21:52:22)
- 狂嵐除けば他二人の級長と比べるとちょっと見劣りする強さ。というより他二人が狂ってる、今作の仕様と微妙にかみ合ってないのってのが正しいが。 -- 名無しさん (2022-07-27 08:48:07)
- 本編だといかなる罰も受けるって気概もあったし王国や同盟を落とすのはあくまで手段って感じだったからまだ理解できたんだけどなあ。無双だと中央教会を排除して改革するっていうプロパガンダだったのに新しい世界のためにフォドラ統一って主語がすり替わってるの本当きらい。道徳的にも政治的にも -- 名無しさん (2022-07-27 21:20:05)
- いい加減公式が解釈違いみたいなコメント垂れ流すなら公式に投書でもしたら? -- 名無しさん (2022-08-09 08:50:06)
- エーデルちゃんは教会の手を借りて闇うごを排除してから教会から干渉もされずに2年間改革を行ってたのに…。紋章に頼らない社会のために紋章持ちの貴族たちを使ったり、司教に平民をゴミ屑呼ばわりしていたヴァーリ伯を据えるくらい平民思いなのに…。自分や兄弟姉妹を苦しめた闇うご討伐より、無くなっても特に平民には影響ない中央教会を排除の戦争を優先しただけなのに…、邪悪な侵略者呼ばわりは酷すぎますね! -- 名無しさん (2022-08-18 00:26:25)
- 無双青のエガちゃんの尊厳破壊は戦争をしでかしたことを考えると当然の報いだと感じだ -- 名無しさん (2022-08-18 19:06:27)
- まあ、そいつは無視するとして七貴族の変と教会どう繋がりがあるのか気になるな。教会が七貴族の変を主導していた訳ではないし。七貴族の変を起こしたのが親セイロス教なのか? 正直、セイロス教騎士団の面子や紋章なしの貴族もちらほらいるから教会が紋章主義を主導しているとも思えんし。どうも劇中だと七貴族の変と教会の関係がないように見えるんだが。 -- 名無しさん (2022-09-19 14:05:09)
- 教会が帝国の改革に口を出さなかったんじゃなくて隠し通せただけだろう。レアが戦争の準備を見過ごしてたとでも?南方教会も民衆に受け入れられて、事実帝国内の反乱は無し。逆に教会寄りの王国とかの方が内乱が激しい有様。王国の騎士道の矜持に縋りすぎて領民が第一じゃないのは同盟の諸侯を見ても明らか。そもそも戦争という手段を教会が肯定している歴史もあるのがなんと皮肉なことか -- 名無しさん (2022-09-25 23:13:09)
- ↑エーギル公とその他愉快な仲間たちは帝国人じゃないしね。青ルートだとみんな洗脳された皇帝助けようとしないけど、帝国軍が略奪し続けてもだれも止めないし反乱も起きないし、君側の奸をのぞこうとしないくらいに帝国の民草は皇帝の信者だからね。偉大な皇帝の命令なら命も財産も差し出す素晴らしい臣民たちだよ -- 名無しさん (2022-09-30 23:22:58)
- 相談所に報告のあった違反コメントとそれに触れたコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-10-12 18:29:41)
- しかしなぜオルティナと双界なんだ?どっちかと言うとサナキのほうが共通点ある気がするが。どっちも皇帝だし -- 名無しさん (2023-06-17 09:47:40)
- 報告にあった荒らしコメントと、それに触れたコメントを削除。 -- 名無しさん (2023-08-03 16:27:48)
- 言ってることはサナキ様に近いかもしれんが敵対時にやっていることはルカンと大差ないしな。フェルとペトラの外伝をやると特に。まあ闇うごが血のなんとやらみたいもんかもしれんが。ミカヤに近いところはあるかもしれん。 -- 名無しさん (2023-11-19 21:27:36)
- エーデルガルト皇女、原作再現と称して超英雄で再行動デフォルトにするのはやめていただきたい(4連敗) -- 名無しさん (2023-12-28 11:30:30)
- フェルとペトラの外伝を見てると敵対時の彼女は何がしたいんだろうという気になる。帝国民からも以前より悪くなったと言われているし統治に関してエーデルガルトを誉める人もいないし。 -- 名無しさん (2023-12-29 10:37:17)
#comment
*2 イメージカラーの「赤」もFEシリーズでは敵軍の象徴としておなじみであった。
*3 40%の確率で与ダメージ+5
*4 20%の確率で与ダメージの30%HP回復、6%の確率で反撃を封じる
*5 再行動1回+『狂嵐』5回で1ターンに最大6回行動可能
*6 炎帝を数に含まない場合、ディミトリと1位タイ。
*7 野良で「出禁」にされている他の恒常キャラは闇ディミトリ・闇レア・スルト・再行動持ちユニット
*8 ゲーム中のテキストでも「伝説の女王と、女帝となる少女」など正しい区別はされているので、素で間違えているわけではないと思われるが……
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