登録日:2019/05/28 Tue 22:56:03
更新日:2024/04/05 Fri 13:50:34NEW!
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プリズン・ブレイク 殺人鬼 ティーバッグ 海外ドラマ 人気キャラ 父親 犯罪者 きたないアナゴさん
聞こえるか かわい子ちゃん
聞こえてるんだろ?
その内おめえんとこに行くからな
何処にも逃げ場はないぞ
お前は檻ん中に閉じ込められてる
俺に殺されるのを待つただの豚だ
■概要
セオドア・"ティーバッグ"・バッグウェル(Theodore "T-Bag" Bagwell)とはドラマ「プリズン・ブレイク」に登場する人物。
全シーズンに登場し、その狂暴性と執念深さ、強烈なキャラクター性で人気を博す。基本的にはマイケルらと敵対しているがやむを得ず手を組むことも少なくない。
通称の「T-Bag」は紅茶とかのアレではなく、ある種の性行為を意味するスラング。詳しくは調べよう。
演じるのはロバート・ネッパー。吹き替えはアナゴさんやセルでお馴染みの若本規夫。相変わらずクセのある演技で視聴者を虜にしてくれる。
■人物像
性格は冷酷かつ残虐。子どもを6人強姦、殺害した罪で終身刑を食らい、フォックスリバー刑務所に収監されている。
非常に執念深くもあり、逮捕前に恋心を抱いていたある未亡人に裏切られたことを恨み、脱獄直後から何人も殺しながら彼女を追い続ける。
裏切りにも敏感で、シーズン1でのマイケルらの脱獄計画に確実に参加できるように賢く立ち回り、シーズン3でマイケルから裏切られたことをずっと根に持っていた。
ろくな教育も受けていないチンピラに見えるが頭はキレるようで、全シーズン通してその狡猾さと悪運の強さで何度も窮地を切り抜けている。
ある兄妹の間に産まれた子であり、母親は障害を持っていて、父親からは虐待されていたことが示唆されている。
その出自には彼も思うところがあるようで、ベリックに茶化された時は本気で激怒していた。
シーズン5では愛情や信頼を見せる新たなティーバッグ像を確立し、視聴者の心を鷲掴みにした。
■活躍
・シーズン1
第2話から登場。ネジを手に入れるために広場の椅子に座っていたマイケルの前に初めて姿を現す。マイケルに自分のペットになるよう勧めるが拒否され、目を着けるように。
後に起こった乱闘の最中、当時のボーイフレンドをマイケルに殺されたと勘違いして恨みを持つ。タイミングを図ってマイケルを部屋に連れ込み、犯してから殺そうとするが、脱獄計画に乗ったアブルッチによって阻止、半殺しにされて病棟送りとなった。
しばらくして一般房に戻ると、暑さを理由に暴動を起こし、偶然にもマイケルらの脱獄計画の存在を知る。自分を参加させないと計画をバラすと脅し、強引に計画に参加。その過程で一人の看守を躊躇なく殺害した。
自らの脱獄を確実なモノとするためにアブルッチを病院送りにし、脱獄してからもマイケルと自分を手錠で繋ぐが、恨みを買っていたアブルッチに手首を切り落とされ、一人で逃走を続けることとなる。
・シーズン2
脱獄直後にカップルをまとめて殺害。切れた手首をくっ付けるために手近な病院にいた獣医を脅して縫合させ、秘密を守ると約束した獣医を信じきれずこれまた殺害した。
ウエストモアランドが遺した埋蔵金を求めてユタに赴き、同じく金を求めてやってきた脱獄仲間全員を出し抜いて埋蔵金を入手する。
義手も手に入れホランダー婦人の家に足を運ぶが、既に引っ越した後であり、セオドアの行動を見抜いていたベリックとギアリーに捕らえられるが、なんとか切り抜けてホランダーの居場所を知ることに成功。彼女ら家族を自らの実家に連れ込んで、新たな生活を築こうと持ちかけるも、彼女に拒否され激怒。また殺すのかと思いきや、実は縛って逃走しただけであり、家族は何者かの通報により救出される。
同じ頃、セオドアはどこかで携帯電話を握りしめ、涙を流していた…
終盤、目鼻立ちが似ている(全然似てないが)医者を殺害し、パスポートを奪い、パナマへ逃走。
組織と取引を交わし、追ってきたベリックを罠にはめ逮捕、スクレには重傷を負わせる。しかしマイケルには敗れ、SONAに収監されることとなる。意外にもこのシーズンではマホーンとの絡みが殆ど無い。
・シーズン3
SONAのボスであるルチェロに上手く取り入り、刑務所内で一定の地位を築いて身の安全を確保する。その後はマイケルからの依頼に嫌々応えたり、ルチェロにヘコヘコ頭を下げたりと、振り回され気味。シーズン3で一番不遇なブラッドに少しだけ手を差しのべたりもした。
刑務所内の麻薬の売人を殺し、後釜に収まった後は、禁断症状と幻覚でかなり危ない状況にあったマホーンに薬を勧めたり、マイケルの脱獄計画にも参加することとなった。しかしシーズン1での過ちを反省したマイケルによって、ルチェロとベリック共々囮の役割を掴まされることとなり、あえなく捕らえられる。偶然近くにいたスクレを道連れにしてSONAに突き返された後、ルチェロの女に金を持ってこさせ、(その際にルチェロを殺害。)金を囚人たちにバラまいて演説を行い、新たなボスの立場を手に入れる。
・シーズン4
前シーズンの後にSONAに火事を起こし、運任せに脱獄を果たしたことが語られる。ウィスラーの図鑑からスキュラやGATE社の存在を知り、敏腕ビジネスマン「コール・ファイファー」に成り済ましてGATE社に出勤。独自に社内でスキュラについて調査を始める。
同僚に色々と怪しまれ、逃走を図った際にグレッチェンと会う。グレッチェンが同僚を殺害し、彼女と共にスキュラへの探りを進めていった。上司からスピーチを頼まれた際、亡くなったブラッドについての話題を出すなど、セオドアなりに彼の死には思うところがあった模様。
後にドナルド・セルフに主導権を握られ、彼の手下として動くこととなり、グレッチェンの家族を人質に取るが、組織の手先に捕らえられる。
いつの間にやら、崩壊寸前の組織の駒としてマホーン、リンカーン、グレッチェン、ドナルドと共に動くこととなり、消えたスキュラを追う。用済みになったサラの始末を任され、久々に殺人鬼ティーバッグの本性を見せるが、彼女に自らのある秘密を指摘され動揺。
その後はシーノートから尋問され、全てが終わった後は一人だけ恩赦をもらえずにフォックスリバー刑務所に送り返されることとなった。
・シーズン5
数年でスピード出所を果たし、死んだはずのマイケルらしき男から手紙と最新義手の提供を受ける。
その事をリンカーンに伝え、マイケルが生きていることを知ると、サラにも接触した。後にケラーマンの家を訪れ、21ボイドとポセイドンについて話を聞き、彼の死を目撃する。ついでにケールについての疑問もぶちまけた
しばらくしてジェイゴブが21ボイドと繋がっている証拠写真を入手し、サラに見せることに。マイケルの計らいで息子のマーティンと会うこととなり、彼なりに父親としての愛情を見せた。共にポセイドンと対峙し、息子が殺された時は感情を爆発させてポセイドンの手下を殺害。再びフォックスリバーに送り返されることに。
全てが終わり、逮捕されたポセイドンの房に姿を現したのは…。
■余談
- 同じく脱獄犯をテーマとしたドラマ「ブレイクアウト・キング」にも登場している。
- 本作でT-Bagを熱演したロバート・ネッパー氏は、キャラクターのイメージが強すぎてプライベートで出会った女性を本気で怖がらせてしまったことがあるそう。
追記・修正はセオドアを逮捕してから。
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▷ コメント欄
- スコフィィィルドォォォウ!! -- 名無しさん (2019-05-29 19:43:31)
- なお、俳優のロバート・ネッパー氏は役柄とは裏腹の紳士的な性格で有名です…。 -- 名無しさん (2019-05-29 23:06:20)
- ドラマ内での活躍()を知っててエレベーターでこいつと鉢合わせたら、本人には申し訳ないけどそりゃビビるわ…>プライベートの件 -- 名無しさん (2020-01-17 15:31:51)
- 加えてPB放送当時、過激な役柄だった故に当時まだ小さかった息子さんにはPBに出演していたことは秘密にしていたそうな。 -- 名無しさん (2021-09-11 17:23:05)
- シーズンが進むにつれて親切にしてくれた人には彼なりに報いようとしているのが印象的。脱出仲間が砂漠で空腹に耐えかねて襲ってきたときも止めようとしただけで反撃しなかったし -- 名無しさん (2021-09-11 20:29:46)
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