登録日:2018/12/16 (日曜日) 00:10:00
更新日:2024/03/28 Thu 13:21:16NEW!
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AAA(トリプルエー)とは、日本の男女5人によるヴォーカル&ダンスグループである。所属はavex trax。
2000年代前半にavexのオーディションに合格した8人で2005年に結成。以来、一部メンバーの脱退があったものの、基本的には変わらず人気を博し続けていたが、2020年を以て活動休止。
AAAとは「アタック・オール・アラウンド」の略であり、その通りメンバー全員が歌やダンスのみならず、演技やファッションなど幅広い分野で活躍する。また、本業の音楽面でもバラードからダンスミュージックまで様々な音楽性の楽曲を歌っている。
また、男女混合のダンスグループであるが、これは日本の音楽シーンの中ではかなり稀有な存在であり、特に全員がリードヴォーカルとダンスを兼任するスタイルはほとんどないため、それも人気の理由であると思われる。
◆メンバー
・現メンバー
西島隆弘(にしじま たかひろ)
デビュー当時から一貫して男性サイドのメインヴォーカルを担当。特長はハイトーンボイス。
『アシタノヒカリ』で言うと「『ナンノタメ』 生きているの~」の人。
札幌で別の音楽グループとして活動していたが、avexオーディションに合格し上京、AAAメンバーに選出される。
「Nissy」としてソロ活動も行っており、AAAの実績があるとはいえ最年少、ソロ活動開始から数えて最速でのドームツアー開催を達成している。
宇野実彩子(うの みさこ)
現メンバー唯一の女性で、デビュー当時から一貫して女性サイドのメインヴォーカルを担当。女性ヴォーカルのうち滑らかで高めの声の方。
『アシタノヒカリ』で言うと「駆け出した そこに」の人。
ソロ活動は2018年開始…と思われがちだが、実はデビュー直後に自身が出演する正直評判のよろしくない(宇野ちゃんのせいではない、たぶん)ハリウッド映画『呪怨 パンデミック』の主題歌を担当していたりする。また、ファッションコーディネーターとしても活躍中。
伊藤の卒業前は公私ともに女性メンバー同士でコンビを組むことが多かった。通称「MisaChia」。
日高光啓(ひだか みつひろ)
メインラップ担当。特長は通りのいい声。
『アシタノヒカリ』で言うと「夢から醒めてまた夢~」の人。
楽曲のラップ詞のほとんどを作詞し、時には他メンバーにもラップ詞を提供することがある。当初は作詞欄にクレジットがなかったが、『MUSIC!!!』『ZERO』より正式にクレジットされるようになった。彼の高速ラップはAAAの華であり名物として人気を博している。実は元ジャニーズJr.。
ヒップホップMC「SKY-HI」としても活動。当初はavexから本人いわく「黙認」されるいわば裏の活動だったが、2010年より正式にこの名義でも活動を始め、2013年にはCDデビュー。現在は日本のヒップホップシーンをけん引する一人にまで昇り詰めている。
與真司郎(あたえ しんじろう)
当初はコーラス担当、2011年頃からはメインヴォーカル。特長はハスキーボイス。
『アシタノヒカリ』で言うと「いられずに 青い僕らは~」の人。
最年少ながら末吉と共にグループのリードダンサーを担っており、浦田と共に振り付けを行っている。また、お洒落担当でもあり、ファッションプロデュースやフォトグラファーとしても活躍。2016年からはカリフォルニアの大学に留学し、勉学とグループ活動を両立している。
ソロ活動開始は2016年。
末吉秀太(すえよし しゅうた)
当初はコーラス担当、2010年頃からはメインヴォーカル。特長は甘い声。
『アシタノヒカリ』で言うと「夢は夢のままで」の人。
グループのリードダンサーであり、主にアクロバットを担当。デビュー前には別グループで活動していたり、デビュー後にはダンスのプロデュースをしていたりもする。ちなみに、趣味はゲームと漫画とアニメであり、嗜好は完全に「こっち側」だったりもする。
ソロ活動開始は2017年で、ソロ開始がグループ脱退後である伊藤を除くと最後のソロシンガーデビューとなった。
余談だが、メンバーカラーが途中で変更されている(後藤が脱退したためピンクを引き継いだ)。
◆元メンバー
浦田直也(うらた なおや)(2005~2019)
元リーダー。デビュー当初からの男性サイドのメインヴォーカル。特長はファルセット。
『アシタノヒカリ』で言うと「『ダレノタメ』 響く声が~」の人。
オーディションに落ちまくっていたところを2002年にASAYANより浜崎あゆみのバックダンサーオーディションに合格し芸能生活をスタート。2009年にはソロ活動もスタートした。また、グループの振り付け担当でもある。
芸能界入りの経緯から浜崎あゆみとは親交が深く、ソロ活動でリリースしているシングルも浜崎とのデュオである。
2019年4月に泥酔の末暴行事件を起こしてしまい逮捕(後に不起訴)され無期限謹慎→同年12月グループ脱退。現在は個人活動に移行している。
伊藤千晃(いとう ちあき)(2005~2017)
当初はコーラス担当、2009年頃からはメインヴォーカル。女性ヴォーカルのうち鋭く低めの声の方。
『アシタノヒカリ』で言うと「未来が あると~」の人。
2005年6月、デビュー直前に加入(このため、AAA初披露の『Friday Party』初代PVには登場していない)。2014年にはボーカロイドの音源提供を行っており、そのライブラリ「Chika」が発売されている。音楽活動のかたわら、ファッションコーディネーターとしても活動。
2017年3月、結婚と妊娠を機にグループを卒業。暫くは活動休止していたが、2018年より復帰し、ソロデビューも果たしている。
落書き事件?さあなんのことやら?
後藤友香里(ごとう ゆかり)(2005~2007)
コーラス担当。初期のライブ映像に出ている女性ヴォーカルのうちハスキーな声の人。
2005年4月、デビュー直前に加入(このため伊藤と同様AAA初披露の際には登場していない)。元新体操選手であり、アクロバットをよく担当する。
2007年、機能性不正出血を患いグループを脱退。その後は声優としてのトレーニングを積み、2013年には青二プロダクションより声優としてデビューし、小野坂昌也・小林ゆうと共に「EMERGENCY」を結成したが、2017年に引退。現在はAMG MUSIC SCHOOLのトレーナーとなっている。
◆主な楽曲
- BLOOD on FIRE
デビュー曲。頭文字D(の、黒歴史である実写映画)主題歌。当初は次の『Friday Party』でデビュー予定だったが変更された。
- Friday Party
2ndシングル。通称「フラパ」。楽曲提供はDA PUMPのプロデュースで有名なm.c.A・T。AAA初披露はこの曲の先行PVで、この時は伊藤と後藤がいなかった。
- 出逢いのチカラ
- 出逢いのチカラII
- 出逢いのチカラIII
それぞれ1stアルバム『ATTACK』、3rdアルバム『AROUND』、4thアルバム『depArture』に収録されたシリーズ曲。西島と宇野で歌う。IIは『仮面ライダー電王』の挿入歌にもなった。
- ハリケーン・リリ、ボストン・マリ
7thシングル。通称「リリマリ」。ファンからの人気が非常に高く、ライブの定番曲。頭上でタオルを振り回すのが名物。シングルバージョンと、2ndアルバム『ALL』に収録された末吉のメインヴォーカルが追加されているバージョンがあるが現在歌われるのはアルバムバージョン。
- ソウルエッジボーイ
- キモノジェットガール
8thシングル。両A面で、『ソウルエッジボーイ』を男性5人、『キモノジェットガール』を女性3人で歌うという構成。『ソウルエッジボーイ』は『ラグナロクオンライン』の日本版イメージソング。『キモノジェットガール』の方はAAAの曲とは思えない電波を放っている…。
- Let it beat!!
9thシングル。映画版「アキハバラ@DEEP」の主題歌で、8人時代の代表曲。
- Champagne Gold
2007年の2ndアルバム『ALL』に収録された楽曲。J-EURO曲で、振り付けは前田健が担当しており、なかなか聞けない後藤のソロパートが比較的長尺で存在する。
『仮面ライダー電王』オープニングテーマ。後にキャラソンとしてモモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスが全員と各々のソロで歌うバージョン、果ては映画版で野上幸太郎、コハナ、ナオミ、オーナー、テディが加わるバージョンまで発表された。
- 唇からロマンチカ
- That's Right!
14thシングル。後藤のラストシングル。『唇からロマンチカ』の方はファンからの人気が高いが、同時にライブでの演出がとんでもないことになるのが定番。
- Crash
2008年の男性メンバーオンリーアルバム『CHOICE IS YOURS』のリードトラック。セガのNintendo DS用ソフト『ワールド・デストラクション』主題歌。正直ゲームの評価は高くないが。
- ZERO
19thシングル(『MUSIC!!!』と両A面)。上記ゲームのアニメ版で使用された楽曲。作詞担当はALI PROJECTの宝野アリカである。この縁で、アニメに與と伊藤がゲスト役で出演した。
- Jamboree!!
2009年の4thアルバム『depArture』に収録された楽曲。アルバム曲ながらPVも制作されている。
- Break Down
- Break your name
- Summer Revolution
21stシングル。3A面シングルでメインは『Break Down』。『Break your name』はAAAではなく西島隆弘と浦田直也にやたら声が似ているヴォーカルとラップが妙に日高光啓っぽいMCと何やら與真司郎や末吉秀太にダンススタイルが似ているダンサーとその他10名のバックダンサーで構成される覆面グループ「西風雲」の楽曲。『Summer Revolution』は宇野と伊藤での楽曲。
- Hide-away
22ndシングル。元Every Little Thingの五十嵐充が作曲。アレンジ違いで西島・浦田・日高で歌う『Hide&Seek』、宇野・伊藤で歌う『Find you』と、アレンジが全く同じで歌詞違いである『犬夜叉 完結編』EDテーマである『With you』がある。
- Heart and Soul
23thシングル。ファンからの通称は「HaS」(ちなみに浦田はこのことを知らなかったらしい)。
- Believe own way
2010年の5thアルバム『HEARTFUL』に収録された楽曲。アルバム曲ながら非常に人気が高い。
- Dream After Dream~夢から醒めた夢~
- 逢いたい理由
24thシングル。2010年、当時詐欺事件で謹慎していた小室哲哉が復帰第一作としてプロデュースした楽曲群。『逢いたい理由』の方で紅白初出場を決めた(ただし本来このシングルのメインは『Dream After Dream~夢から醒めた夢~』)。この後も6thアルバム『Buzz Communication』まで小室がプロデューサーを務めた。
- Endless Fighters
26thシングル(『PARADISE』と両A面)。テレビ東京系ポケモン番組『ポケモンスマッシュ!』第一期ED。
- CALL
29thシングル。7人時代中期の代表曲。「090」だの「メール」だの今から考えると(早くも)時代がかった言葉がチラホラ。このあたりから本格的に與と末吉がメインヴォーカルに昇格した。
- I$M
32ndシングル『Still Love You』のB面。松井五郎、Kenn Kato、BOUNCEBACK、日高光啓、kenko-p、leonn、森月キャスがそれぞれ西島、浦田、宇野、日高、末吉、與、伊藤のパートを作詞する一風変わった曲。なお、読み方は「イズム」。
- 虹
34thシングル。KONAMI『プロ野球ドリームナイン』テーマソングで、GReeeeNが提供したことで話題になった。日高が平メロ(作詞もナシ)でラップは宇野と伊藤というかなり珍しい構成。
- 恋音と雨空
38thシングル。Youtubeでは公開されると同時に人気が沸騰し、第55回日本レコード大賞優秀作品賞を獲得した。
- Wake up!
41stシングル。『ONE PIECE』で2014年2月より使用されたOP曲。
- さよならの前に
42ndシングル。ファン・一般層双方から人気が非常に高い楽曲である。
- Next Stage
42ndシングル『さよならの前に』のB面。『ONE PIECE』テレビスペシャルで使用された楽曲。
- GAME OVER?
- Distance
『GAME OVER?』は46thシングル。『Distance』は10thアルバム『AAA 10th ANNIVERSARY BEST』に収録。セガゲームス「ぷよぷよ!!クエスト」CMソング。
- アシタノヒカリ
47thシングル。アニメ版『ワールドトリガー』第二期主題歌。全員にソロがあるのでメンバーの声の特徴を掴みやすい。
- Jewel
52ndシングル『涙のない世界』のB面。セガのニンテンドー3DS用ソフト「ぷよぷよクロニクル」CMソング。宇野と伊藤のみで歌い、この縁で2人の声が追加CVとして限定配信された(現在は終了)。
- MAGIC
53rdシングル。伊藤のラストシングル。
- DEJAVU
アルバム『COLOR A LIFE』のリードトラックで、MVも制作されている。6人時代の代表曲。
- 笑顔のループ
56thシングル。『NHKみんなのうた』のために書き下ろされた楽曲である。この楽曲の発売後に浦田が謹慎→脱退したため、事実上浦田のラストシングルとなった。
- BAD LOVE
57thシングル。事実上5人時代の初シングルかつ今のところAAAのラストシングルで、ネットドラマ『奪い愛、夏』主題歌。
追記・修正は身近にある「AAA」と名のつくものを見つけてからお願いします。
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▷ コメント欄
- この項目が立てられて丁度7年か…… -- 名無しさん (2018-12-16 01:08:26)
- 編曲が齋藤さんなせいか、『Heart and Soul』『Dream After Dream』あたりは與の声の使われ方がfripSideと同じに聞こえたりする。 -- 名無しさん (2018-12-16 01:20:56)
- ジオウのOPのFULLの最後の数フレーズからウォズがいるのではないか、またこのグループそのものがウォズなのだろうか......... -- 名無しさん (2018-12-16 04:43:25)
- 外国で落書きして炎上しなかったっけ? -- 名無しさん (2018-12-16 08:00:50)
- 04年頃のレコード大賞で新人賞を受賞していた時は、当時はエイベックスが業界を半ば牛耳っていた時代だった事もあり、「なんでこんな聞いたこともないようなグループがいきなり新人賞獲ってんだよ」とかなり否定的に見ていたが、長期間活躍が続いているし、その“実力”で印象を変えてくれた。こういうのは稀有なグループだよなぁ。 -- 名無しさん (2019-03-22 21:31:29)
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