おんぶ

ページ名:おんぶ

登録日:2018/09/01 (土) 01:58:27
更新日:2024/03/21 Thu 14:00:25NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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シチュエーション 背中 密着 だっこ おんぶ 搬送 親子 チープ・トリック 背負う 後ろ抱き 負んぶ 介助 おんぶおばけ





[[おんぶ……おんぶして……ねっ!>チープ・トリック(ジョジョの奇妙な冒険)]]



おんぶとは、背中に人を背負う行為を指す単語。


概要


一人の人物をもう一人の人物が背中に担ぐ行為……まあ知らない人はいないだろうから説明は不要だろう。


背負う側が両手を後ろに回し、背負われる側の腰のやや前方を両手で持って体重を支えることで体型が完成する。
後述するが、幼児のおんぶの場合は専用の紐などによる補助道具もある。


人間だけでなく動物自体にも子供を背負うという行為はよく見られるが「親側から子供を背負う」のは人間だけらしい。
人間の親が他の動物以上におんぶという行為を重視している表れだったりするのかもしれない。


余談だが、日本の伝承では夜中に歩いていると背中におぶさってくる「おばりよん」なる妖怪がいる。



おんぶする理由


子供の世話


おんぶを行う一番として挙げられるもので、少し街を歩けばよく見かける光景。


子供の保育をしながら外出や家事などをする際には、背中におぶるのが一番良い。
子供の様子を監視できる上に、子供が変な所に向かわないように束縛する事が可能だからである。
また、背中を独自のテンポを作って揺らすなどの行為をすれば、体を用いた赤ん坊をあやす手段にもなる。


子供を外出や手作業をしながらおんぶする際には、おんぶ紐やベビーキャリーなどを使うのが一般的。
ただし、これらの道具の調整がしっかりしていないと当然落下の危険性も高まるので、かなり注意深く気を配ることが必要。


実はおんぶと言う行為は保護者だけではなく子供からしても有用なメリットが多い。
保護者の背中に抱き着く行為は、精神的安定を子供に自然と与えるとされる。
親の作業を上からの視線で見れる体験や作業観察などの学習と言った精神的に良い影響もある模様。



搬送・介助


足を負傷した人、障碍者、老人、泥酔者といった歩行能力が低下している人の補助行為としてもおんぶは王道手段。


現代でこそストレッチャーや車を用いた搬送が増えているが、緊急事態時や手っ取り早さではおんぶが未だに一番である。
昔の日本でも「足弱」とされた女性が緊急事態時に男性によっておんぶされて搬送されることもよくあった。


ただし、搬送目的で人を背負う場合、実は無視できないデメリットも生じてくる。


戦争や避難などの緊急事態時の場合、おんぶは背負っている人が体重がそのまま重りとなるので、逃亡に遅れが生じる危険性が高まる。
その結果、背負っている人が被害に巻き込まれて最終的に両者が犠牲になることもある。


泥酔者を背負っている場合は、ゲロをそのまま背中に履かれる可能性も否定できない。
ゲロを吐かれた場合、背負う人の服が犠牲になるだけではなく、臭いや衛生面などでもヤバい。
吐いた人は弁償としてのクリーニング代の出費や背負った人からの好感度低下が高確率で避けられない。


背負われる人の体重が重すぎる或いは背負う人が力量を見誤った場合、足元のバランスを崩して大怪我する例も。
身体を痛める上に体重や貧弱さを恥に感じる場合があるので、割りと悲惨なので気を付けよう。


他に女性が背負われる側で男性が背負う側だと、互いに胸が当たることを気にする可能性もある。



甘えたい


熱い恋人や夫婦の関係において、パートナーに甘える行動の一つとしておんぶが行われる事も。


パートナーの背中の広さを感じたいとか、何となく幼児退行気分で甘えたいとかいう意図が多い。
スキンシップとして後ろから抱き着くだけのはずが、おんぶに発展する場合もある。
女性の場合は、彼氏に胸などの身体をアピールする目的でおんぶを要求する事もあるとかなんとか。



おんぶジャンケン


おんぶを用いたジャンケンの一種。


二人組になってジャンケンをして、負けた人は勝った人をおんぶする。
おんぶをしたまま移動して、他の二人組同士ぶつかったら、おんぶされている人間がジャンケン。


負けた二人組は勝った二人組をそれぞれおんぶしてまだ移動……を時間が来るまで繰り返すゲーム。



創作でのおんぶ


創作物では非常に見かける人気のシチュエーション。


登場人物に人をおんぶさせることで、背負う人物の「母性or父性」や「親切さ」などを強調できるからと考えられる。
大人同士では基本的におんぶする場面はやや特殊な状況になりやすく、相応の理由を付けるための経緯も描かれる。


親子を扱っている作品では子供をおんぶする場面は一種の定番であり、親が体重を感じて子供の成長を感じるのはお約束に近い物すらある。
逆に成長した子供が高齢となった大人をおんぶして色々と感じるのもよくあるシチュエーションになる。


戦争物では子供をおんぶした無力な一般市民の親子が戦闘機の射撃などで殺されるという場面もあり、これは残酷性や無力さを強く見せるための効果だと考えられる。
親を失った子供が善良な他の大人によっておんぶされながら戦火から逃げ切るというシチュエーションも少なからずある。


ラブコメなどの恋愛要素のある作品でも、萌えシチュエーションとしておんぶは重視されやすい。
異性同士が体を密接させる状況なので、身体の成長や心音などを互いに強く実感しやすいためである。
お色気要素があるなら、そこからおっぱいが背中に当たった云々の話に発展しがち。
巨乳であればあるほど背中で押し潰れた胸が描けるので、巨乳好きであればおんぶシチュエーションは極上の楽しみになるだろう。


しかし、中には「母性or父性」「親切さ」だけでなく「サブウェポン」を強化するという例があるようだ。


逆に絶対おんぶしたくない奴No.1はおそらくコイツ




追記・修正は他人をおんぶしてからお願いします。


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  • おんぶして……ねっ! おんぶして……! -- 名無しさん (2018-09-01 02:40:26)
  • おぶさりてぇ -- 名無しさん (2018-09-01 14:30:12)
  • 奥さんはアンドレイくんをおんぶして暮らすのです。ふたりがまた離れる日までね -- 名無しさん (2018-09-01 15:54:09)
  • あ て て ん の よ -- 名無しさん (2018-09-01 17:42:46)
  • BLやゲイ漫画なら背負った男が腰のあたりに背負われた男の××が硬くなった感触を感じて・・・になるのだろうか -- 名無しさん (2018-09-01 21:40:53)
  • 1783年の浅間山大噴火の際に老婆をおんぶした娘がそのために逃げきれずあと数mのところで土石流だか溶岩だかに飲まれたという話がトラウマ -- 名無しさん (2018-09-01 23:16:40)
  • ↑それ漫画日本の歴史かなんかにあった場面だわ。確かにトラウマ。 -- 名無しさん (2018-09-01 23:57:31)
  • 個人的におんぶといえば「夕焼け小焼け」「姥捨て山」 -- 名無しさん (2018-09-02 06:53:09)
  • おんぶといえば忍殺のデリヴァラー=サンが最初に思い浮かんだな。レイズ・ザ・フラッグ・オブ・ヘイトレッドは1番好きなエピソードンだわ -- 名無しさん (2018-09-02 14:34:40)
  • ↑2「追われて見た」を「逃走中」と誤認するあるある(ないよ) -- 名無しさん (2021-12-28 16:26:30)
  • でんぶ -- 名無しさん (2021-12-28 18:29:30)

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