保安官エヴァンスの嘘 ~DEAD OR LOVE~

ページ名:保安官エヴァンスの嘘 _DEAD OR LOVE_

登録日:2018/06/27 Wed 23:21:43
更新日:2024/02/26 Mon 13:49:22NEW!
所要時間:約 11 分で読めます



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『保安官エヴァンスの嘘 ~DEAD OR LOVE~』とは


正義の保安官が偉大なる父の教えを胸に


西部の荒野にのさばる悪党共と死闘を繰り広げる


ハードボイルド・ウエスタン漫画である。



おもな登場人物

◆エルモア・エヴァンス
本作の主人公。
強き者こそが掟であった頃、西部最強のガンマンとして悪党から恐れられた名保安官。
寡黙で冷徹な人柄と多くの賞金首を捕らえた実績も相まって、市民からは絶大な支持を得ている。
同じくガンマンであった父・カートより受け継いだ教えを胸に正義を貫く、まさにヒーローの鑑といえる人物。


◆カート・エヴァンス
エヴァンスが誰よりも尊敬する父親。彼もまた凄腕のガンマンであり、持てる技術の全てをエヴァンスに叩き込んだ。
またその豊富な人生経験から数多くの格言を残し、エヴァンスの人格形成にも大きな影響を与えた人生の師匠とも言うべき存在でもある。
作中では回想シーンでの登場がメインだが、彼の言葉は危機に陥ったエヴァンスを幾度となく救っている。


◆テッド・ホール
エヴァンスの保安官助手を勤める少年。
エヴァンスを尊敬し、彼のようなガンマンを目指している。
まだまだ未熟だが、持ち前の推理力や機転を活かし、エヴァンスをフォローする。



追記・修正は最強のガンマンになってからお願いします。


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   *   *  *   + 嘘ではないです   n ∧_∧ n + (ヨ(*´∀`)E)   +   Y   Y  *



モテたい。



あらすじ

強き者が掟であった頃、西の荒野のどこかで…全ての犯罪者が最も恐れる保安官がいた。
彼の名はエルモア・エヴァンス。「モテたい」。その思いを幼少時から持ち、磨いた銃の腕前は超一流。
だが彼は、未だに恋人いない歴イコール年齢。その事実はひた隠し、西部の荒くれ者たちと渡り合いながら、保安官エヴァンスは今日もカッコつける…
「恋愛?興味がないな」。最強ガンマンのウエスタン・コメディー!!(週刊少年サンデー公式サイト WEBサンデーより引用)


概要

『保安官エヴァンスの嘘 ~DEAD OR LOVE~』は、雑誌『週刊少年サンデー』にて2017年20号より連載を開始した西部劇ラブコメディ漫画。全20巻。
「女性にモテたい」という俗な下心から最強の保安官にまでなったにもかかわらず、何故かモテない主人公・エヴァンスの笑いと苦闘の日々を描く。
エヴァンスを始めとした各登場人物の外面と内面のギャップやお笑いコンビ「アンジャッシュ」のコントのようなすれ違いギャグ、そしてナレーションによる容赦のないツッコミ等が特徴。
その作風もあってか、男性の欲望をメインテーマの一つとして据えながらも性的な描写や直球の下ネタはあまり使用されない。


そして上記の「嘘ではないです」のAA通り、各キャラクターのモノローグとナレーションを飛ばしながら読むと本当に上記の通りのハードボイルド西部劇漫画になってしまうというのもまた笑いどころの一つである。


作風的に共通する部分の多い『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』と比較されることもあるが、
青春ラブコメの同作とは異なり、いい年をしたメインキャラたちのしょーもない見栄が醸し出す滑稽さや、西部劇という舞台を活かした派手なアクションシーン、
そして回想で登場しては強烈な印象を残す親父の迷言など、キッチリ差別化されている。両作を読み比べるも一興。


なお作者の栗山ミヅキ氏は本作が初の連載作品となる。


おもな登場人物

◆エルモア・エヴァンス
本作の主人公。「女性にモテたい」という執念だけでひたすらに努力を続けた結果、最強のガンマンとなった青年。
銃の腕は本物・・・というか超人の域に達しており、でスケベなことやオークレイのことを考えながらでも複数の悪人の持っている銃だけをまとめて撃ち落とすほどである。また、何年かに一度訪れる絶好調の日に至っては100人は優に超える敵でも銃無しで倒せるらしい。ガンマンとしてその勝ち方はどうなんだ・・・
保安官らしく投げ縄による捕縛術や落とし穴などの罠を使った戦略にも長ける。
年齢は回想シーンで12歳の頃の様子が描かれてから十数年後が本編の舞台となっているため、20代半ば~後半と思われる。


上述の寡黙で冷徹な人柄は自身がイメージする「モテる男」を意識して演じていることによる産物であるが、
その欲望とは裏腹に恋愛ごとに対しては非常に不器用で、そもそもやり方がわかっていない。


そんな中で親父からの薫陶を活かしてあの手この手で女性にアプローチをかけては、好意や信頼を得る所まではいくものの、
ヘンな所でカッコつけてしまったり、好意を通り越して尊敬まで行ってしまったり、自身の良心が咎めて手を出せなかったり、
些細な行き違いや誤解、不運が重なって身を引かれてしまうといった原因でフラグをへし折り、彼の望むモテに繋がらないのがお約束となっている。
その一方で保安官としての仕事は毎回キッチリこなしている為、社会的な名声は鰻上りを続けている。


実はかなりの天然ボケであり、間の抜けている性格でもある。
自分で過去に捕まえた犯罪者や事件の関係者の事をすっかり忘れていることもしばしば。
オークレイがスケベな店で働こうとしていると思い込んで、彼女が入っていった部屋に突撃したり、
喫茶店のウエイトレスの下着が見えそうだからと明らかに不自然な体勢になって覗こうとしたり、
美女らしき相手の顔を一目見る為だけにパトロール中に突如全力疾走したりと、早とちりや(中学生レベルの)スケベ心から奇行に走ることも度々だが、
結果的に人助けや犯罪者の逮捕に繋がったり、周囲が勝手に理由付けしてくれたりする悪運でキャラを保っている。


なまじ社会的な地位に恵まれてしまった為か、低俗なパルプ誌(要はエロ本)の購入にもわざわざ変装して書店に行くなど、
毎度苦労しており、最近の回ではエロ本を買ったエヴァンスが事件に巻き込まれてしまう展開もお約束になりつつある。


本質的には純朴かつ優しい心を持つお人好しであり、根はクソ真面目なナイスガイ。
正義感や弱者への労わりは本物であり、下心や親父の教え抜きでとっさにとる行動や時折こぼれる本音はまごう事なきヒーローである。
複数の女性を弄んだり、金や権力で女性を買うような行為はズルい気がするので決して許さず、女子供はもちろん、彼女のいない男性にも他人事とは思えないので優しい。前述のとおり武器のみ叩き落とすので悪人であっても命は奪わず、保安官になるように怪しい宗教のように勧めて更生を願う。


またモテに対するスタンスも徐々に変化しており、物語初期の頃は「美女なら誰でもいい」というような行動も見られたが、
物語が進むにつれて、少しずつオークレイを好意の対象として意識するようになっており、
中々素直にはなれないものの、無意識のうちに彼女に強く惹かれていることを示唆する描写も多い。
ついには筆跡や視線でオークレイを判別できるようになった。
(それはそれとして、相変わらず「モテたい」という行動原理については変わりはなく、ゲストヒロインにうつつを抜かすことも多いのだが。)



◆カート・エヴァンス
エヴァンスの父親にして、その人格形成に大きな影響を与えた全ての元凶
そのダンディな見た目とは裏腹に非常に自身の欲望に素直な性格の持ち主で、
エヴァンスの回想に登場しては教えを説くが、その大半は非常に男の欲望に忠実なバカバカしい内容。
バカバカしいを通り越してゲスい発言になってたり、モテる男への僻みにしかなっていないものもある。
だがその一方で、カッコいい男になるための行動指針としては概ね的確なものでもあり、
エヴァンスが(本人は気付いていないとはいえ、)多くの女性からモテているのもこの教えを忠実に守っているが故である。
その一方でその先の一歩を踏み出せないのもその教えが原因となっている。


第55話にて、ついに本格登場。賞金首と勘違いされて追われる羽目になった要人の警護役としてエヴァンス達の前へ姿を現した。
それまでは回想シーンのみの登場だったため、読者からは「既に亡くなっているのではないか」とも言われていたがピンピンしていた。


本編の5年前にエヴァンスの名を息子に託して、「放浪のガンマンはモテるから」という実に彼らしい理由で「名無しのカート」を名乗って旅にでていた。
大量に追いかけてきた賞金稼ぎの集団を一人で全員無力化し、死亡フラグもアッサリへし折り、
ゲストヒロインであるアビーとのデートの約束も取り付けるなど、あらゆる部分でエヴァンスを上回る実力を見せ付けた。
当のエヴァンスからは相変わらず絶大な尊敬と信頼を受けている。



◆テッド・ホール
エヴァンスの保安官助手。誰よりもエヴァンスを尊敬しているのだが、口の軽さでせっかく立っていたエヴァンスの恋愛フラグを叩き折ってしまったこともある。(もちろんエヴァンスが持てたくて保安官になったなど知る由も無い)
銃をスリ取られてしまったり、人質に取られてしまったりと未熟な部分もあるが、その一方で当のエヴァンスがすっかり忘れていた情報を正確に把握していたり、エヴァンスのデマカセから的確に居場所を突き止めたりと妙に頭が切れる部分もあり、テッド自身も気付いていないうちに何度かエヴァンスの窮地を救っている。作中では明らかにエヴァンスよりもモテている。



◆フィービー・オークレイ
第3話より満を持して登場した本作のメインヒロイン。西部でも名を知られた女賞金稼ぎ。
金髪のショートカットに頭につけた大きなリボンがトレードマークの美人で、エヴァンスとは同年代の幼馴染。
10代の頃から各地の射撃大会で賞を総舐めにし、天才射撃少女として名を馳せたが少年時代のエヴァンスに初の敗北を味合わされて以降、彼をライバル視するようになる。
現在も犯罪者の検挙数ではエヴァンスに遅れを取っており、互いに意地を張る原因となっている。
だが、射撃一筋の人生を送ってきたことで恋愛に対する経験や免疫が全くなく、恋愛とそうでない事の区別が曖昧である。
その為、エヴァンスに好意を抱いているにもかかわらず、「向こうから告白してくるのであれば付き合ってやらなくもない」というスタンスで接してはいつも空回りしている。通称「モンスター生娘」。
一方のエヴァンスも彼女に対しては気になってはいるものの「向こうから告白してくるのであれば・・・・・・」という彼女と全く同じスタンスをとっていたり、マウントをとられまいとムキになったりしているため、中々関係は進展しない。
本人も多少自覚しているが嫉妬深い性格であり、エヴァンスに近付く女性には警戒心を隠さない。
更にはあの手この手で妨害しようとするも、大抵は早とちりだったというパターンが多い。


銃の腕前や運動神経はエヴァンスと互角。
実力については互いに絶大な信頼を寄せており、阿吽の呼吸による見事なコンビネーションまでこなす。
その他にも酒場の二階から飛び降りての曲芸染みたド派手な空中アクションでチンピラどもを制圧したり、
狭い列車内での戦闘でギャングを即座に無力化したりと圧倒的な戦闘力を見せ付けている。


その一方、内心臆病で慎重派な部分のあるエヴァンスに比べると、力押しの突撃思考が目立つ部分があり、
詰めの甘さから危機に陥ったところをエヴァンスに救われたこともある。


本質的には正義感と情の篤さを兼ね備えた、心優しい女性である。
同性の友人も多く、彼女達に対して危害を加えたり、裏切るような行為を行った犯罪者には一切容赦しない。
そういった部分でもエヴァンスとは似た者同士といえる。
ちなみに西部の女だけあってか、本作に登場する女性キャラの中でも特にガタイがいい


上記のレギュラーキャラクターを中心に毎回華やかなゲストヒロインや個性的な賞金首たちが物語を彩る。


◆トニーノ・レオーネ
エヴァンスとオークレイの行きつけの銃の整備士。
かなりフランクな性格でオークレイをファーストネームで呼び、報酬もデートで要求するほどだが、嫉妬にかられたエヴァンスが自分でぶっ壊した銃の修理を緊急で持ち込むとデートよりそっちを優先するほどに職人気質。


◆マシュー・ジェイムズ
10話にて初登場してから、度々登場する準レギュラーで賞金首。
爽やかな顔つきのイケメンで周囲には多くの女性ファンを侍らせている為、エヴァンスからは嫉妬されている。
オークレイからの逃亡に成功した過去があるなど、決して実力は低くはないと思われるが、
銃の腕前はエヴァンスには遠く及ばず、決闘を申し込むも瞬殺された。
基本的には真面目な正義漢であり、女性を侍らせていることについても自覚がない。
賞金首になったのは、かつて所属していたケープボール州の自警団にて横行していた私刑を止めようとしたからである。
(そのため、サウザンドリーフ州の保安官であるエヴァンスにはそもそも逮捕する理由がない。)
決闘に敗れて以降はエヴァンスに一目置いており、自警団が絡む可能性のある事件にはエヴァンスに協力を要請している。
女性と事件そっちのけでイチャイチャしたり、素でモテるので二重の意味でイライラさせているが

◆マクスウェル・クエイド}
67話で初登場した保安官助手見習い。
良く言えば陽気、悪く言えば軽薄な性格の若者で「女性にモテたい」というエヴァンスと同じ理由で保安官を目指しており、
テッドからは諌められているが、エヴァンスは内心共感することが多く、クエイドを評価しており、人質の解放の交渉へ向かわせたり、「クエイドがいるから(戦闘になっていても)大丈夫」という旨の発言をしたこともある。


◆ノーナ・ファニング
79話で初登場した牧場で働く無口な女性でテッドのファン。
「他人が嘘をついているかどうかがわかる」という特技を持つ、エヴァンスやオークレイにとっては天敵とも言える人物。
作中では何かとエヴァンスのことをコケにすることが多いが、
一方でエヴァンスに好意を寄せるオークレイの恋路は素直に応援している模様。
ある意味では読者に最も近い立ち位置のキャラクターと言える。


◆ベルザ・キャット
権力者から盗みを行い、不正を暴く義賊。実は姉妹で盗み担当で色仕掛けは嫌々やっている妹と、色仕掛けに積極的な姉の二人組。
色仕掛けが最も効果がありそうなエヴァンスも色仕掛けをこころみるが、色仕掛けの寸前で警護対象の悪事が露見したり、エヴァンスが直前にクエイドがスリにあった話を聞いたため色仕掛けのボディタッチをスリと警戒したり、その際、夜に自宅で待ってると約束を取り付けたと思い、エヴァンスが本当は同一人物なのに二人の女性が鉢合わせすることを恐れたため追い返されたり、色仕掛けが嫌だと妹が吐露したため、姉が中身のときは中身が違う人物と思っていないので「嫌々ならやめろ」と忠告したり、オークレイと一緒に警護していたため色仕掛けに乗るまいと決意していて絶妙にタイミングが合わず、エヴァンスには色仕掛けは効果が無く彼は紳士的で色仕掛けは通用しないという全く真逆の評価をして諦めた


◆カイリー・ディクソン
エヴァンスとパーティで知り合った保安官助手志望。
神から授かった不思議な力を持っていると言ってはばからないが、実態はインチキでエヴァンスもあっさり見抜いた。(降霊術をすると言って、故人の魂を自身に憑依させたが設定にミスがあったため。)
しかし、エヴァンスは「手品の種を見抜いてしまうと盛り下がる」と父に言われたことと、彼女を見習いにすると前例ができて他の女性も見習いを志望してくると思ったため言い出せずインチキに乗っかった。テッドとクエイドはバカだからだませた。
その後も不思議な力を披露しに来るが、その度に女性の助手が欲しいエヴァンスが演技で付き合ってあげている。


◆ジェシカ・アドラー
トニーノの師匠の下で働いていた銃の見習い整備士。
かなり粗暴な物言いや態度を客や師匠にすら行うが、根は優しく、素直に親切を行えないだけである。(例えば、常連には来訪が8か月ぶりで気の利いた形で認知していることを告げたり、待たせる場合はコーヒーをふるまったりする)
そのため客の中には彼女の鞭(粗暴な物言い)の中の飴(親切)を求めてやってくるドM者もいる。
師匠の下での修行を終え、兄弟子にあたるトニーノの銃工房で働くことになる。
センスが独特すぎて、くまさんポーチは可愛いが、任された銃のグリップの彫刻のデザインは蟹や薔薇を選ぶなど銃は握って使うものであるということを忘れているとしか思えないチョイスで痛くて握れないのでエヴァンスは使ってみるといったことを後悔するほど。


長編ストーリー

本作は基本的に1話完結の短編、もしくは2話構成の中編エピソードで構成されているが、
第30話以降は4話以上に渡って描かれる長編エピソードも描かれるようになった。
過去のエピソードに登場したゲストキャラクターが再登場することもある。
なお、現時点ではどの長編も単行本化する際に巻を跨がないタイミングで完結するような長さで構成されている。


エヴァンスは二度死ぬ(第30話~33話)

本作における初の長編エピソード。34話も本作の後日談となっている。


保安官に恨みを持つならず者達が結託し、エヴァンスの襲撃・暗殺を計画していることを知ったオークレイ。
彼女から情報提供を受けたエヴァンスは首謀者をつきとめるべく、オークレイと共に変装して自ら暗殺部隊に潜入することに。
ところが作戦会議中に、かつてエヴァンスと戦った賞金稼ぎのダグラスが出した提案とそれに乗っかったオークレイの発言から事態は思わぬ方向へと転がりだし・・・・・・?


ゲストキャラクター

◆暗殺集団
エヴァンスを憎み、彼の命を狙おうとするならず者達で構成された暗殺集団。メンバーは互いの名前を楽器の名前のコードネームで呼び合っている。
大半は今回が初登場のキャラだが、第1話で登場した悪徳賞金稼ぎのダグラス・クリーフが一人だけメンバーとして再登場している。
オークレイの周りを嗅ぎ回っていて捕らえられた偵察役の男女2人組と入れ替わる形でエヴァンスとオークレイが潜入。
計画は全て筒抜けとなったため、このまま黒幕も含めて一網打尽かと思われたが、
ダグラス・クリーフによる自宅での襲撃作戦の提案にエヴァンスの寝室に入ってみたいオークレイが乗っかったことで、
エヴァンスは別の意味で孤独な闘いを強いられてしまうことに・・・・・・。


マティの逃亡(第36話~42話)

西部劇では定番の列車を舞台とした駆け引きが特徴となるシリーズ。
43話も本作の後日談となっている他、48話が事実上のシリーズ完結編となっている。


賞金首を追いかけて競争しているうちに遠く離れた地域まで来てしまったエヴァンスとオークレイ。
現地の保安官に賞金を用意してもらっているうちに汽車の切符を買っておこうと駅へと向かったエヴァンスは銀行家の娘である少女、マティに出会う。
ギャングに狙われている彼女を守るべく、エヴァンスはマティを自分の娘、オークレイを妻だと咄嗟の嘘をつくのだが・・・・・・。


ゲストキャラクター

◆マティ・ブリッジス
ブラックハウンドギャングに身代金目的で誘拐された銀行家の娘。
10歳の少女ながら行動力と度胸は人一倍で、ギャングのアジトから逃亡に成功するも、
駅で検問をはられて窮地に陥っていた所でエヴァンスに出会う。
生意気な性格をしており、エヴァンスとオークレイからは「可愛くないガキ」と思われるものの、
逃亡劇の中で仮初の両親となってくれた2人に対して少しずつ心を開いていく。


◆ブラックハウンドギャング
財政が傾いたことでマティを誘拐し、父親の銀行に身代金を要求していたギャング。
身代金を受け取った後で用済みの人質を殺害することもある非道な悪党集団だが、中には気の優しい者も混じっている。


◆ジーン・ダゲット
エヴァンスとオークレイが捕らえた賞金首を引き渡した現地の保安官。
表向きは陽気でひょうきんな男だが、裏ではブラックハウンドギャングと繋がって私服を肥やしていた悪徳保安官であった。
ジーンに対して事前にエヴァンスとオークレイが夫婦であることを否定していたために嘘が露見。
ギャングにも情報が伝わり、列車を追撃されることになってしまう。


◆メリッサ・レイン
第2話に登場したゲストヒロイン。新聞「デイリー・サンデー」の記者で偶然エヴァンスたちと同じ列車に乗り合わせる。
真面目な性格の持ち主ではあるもののかなりのドジっ娘。だが記者としての正しい倫理観は備えている。
初登場時にテッドから得たある情報がキッカケでエヴァンスに対しては大きな勘違いをしており、
そのまま偽の家族として行動していたエヴァンス一行に出くわしたことで話を更にややこしくしてしまう。


◆スコット・ブリッジス
マティの父親の銀行家。数年前に妻を亡くして以降、娘との関係はあまり上手くいっていない様子。
身代金の支払いを渋っており、マティからは「自分よりも金が大事なのか」と更に信頼を失っているが・・・・・・。


バウンティー・ハンター・パニック(第50話~58話)

2018年9月時点で最長となる長編シリーズ。
連邦保安官助手のアビー・アーブから「脱獄囚モリスと間違われている要人の国外脱出」への協力を依頼されたエヴァンス。
高額賞金首であるモリスを狙うオークレイや賞金稼ぎたちの足止めをすることになったのだが、どいつもこいつも一筋縄ではいかない連中ばかり。
そしてついに本作最強のあの男が姿を現す・・・・・・。


ゲストキャラクター

◆アビー・アーブ
連邦保安官助手を務める女性。賞金首と間違われた要人警護の為にエヴァンスと接触する。
黒髪が美しい美人で彼女からの呼び出しを受けたエヴァンスも調子に乗るほどなのだが、非常に不器用な性格。
やや目つきが鋭いことを気にしており、何かと気にしすぎたり考えすぎてしまう心配性。
賞金稼ぎ達からはエヴァンスの愛人ではないかと疑惑をかけられてしまうが・・・・・・。
その後もちょくちょく登場している。
酒好きで酒乱であり、大事な会議中に何瓶も飲み、エヴァンス親子すらもドン引きするほどベロベロになって絡んでくる。


◆エド・ウィリアムス
第49話で初登場した冷徹な賞金稼ぎ。
「狙った賞金首は必ず殺す」という主義を掲げ、例え相手が軽犯罪者の女性であっても容赦なく命を狙う。
また金のためなら無実の人間の殺害すら躊躇せず、
追っている男が賞金首ではないと知った後で「ここにいる全員を皆殺しにして他の賞金稼ぎに賞金首の遺体として売りつける」と発言。エヴァンスから非難されている。
その一方で初登場時には「自分が追っている賞金首であっても、自首した場合には素直に見逃す」など独自の美学らしきものも見せており、現時点ではまだ謎が多い。
後に短編75話や長編「2つの鞄」にて再登場するものの、一人だけ真面目にハードボイルドをやっているせいか、
エヴァンスのデマカセ内で玩具にされたり、エロ本を掴まされたりと、結果的にコケにされるような目に遭っている。


幻影のエヴァンス(第70話~第73話)


私用(エロ本の購入)の為に遠出をしたエヴァンスは悪党に蹂躙された街を通りかかる。
そこで聞いた悪党の名はエルモア・エヴァンス。なんと自分の名前を騙って悪事を働いている偽者がいる様子。
しかも偽エヴァンスの屋敷には街の若い娘が30人近くも囚われているという。
ところが、そこへ一人だけ戻ってきた娘のジュリアが現れ、娘達に危害は加えられておらず、エヴァンスの恋人の座を狙って共同生活を営んでいるという話を聞きつけたエヴァンスはニセモノの元へ殴りこむことに・・・・・・。
本物の自分が行けば彼女達が喜ぶと思って。


◆偽エヴァンス
エヴァンスの名を騙り悪行を働く男。本物と同じ服装をしているが、目元以外は常に覆面で覆っている。
多くの部下を率いて街を蹂躙し、娘たちを集めてハーレムを築くなど本人とはまるで正反対の悪党で小物。
部分的にエヴァンス本人の情報も得ており、変装には割と自信がある模様。
なお、「エヴァンスは二度死ぬ」編に登場したエヴァンス暗殺部隊の一員、
Mr.ホルンは「エヴァンスに故郷を焼かれ、自身も顔に傷を負った」と語っていたのだが、
彼の故郷を焼いたのがこのシリーズに登場した偽エヴァンスかどうかは不明。
}**


2つの鞄(第81話~85話)

2018年11月よりスタートしたシリーズ。
裏社会で莫大な賞金をかけられているエヴァンスの手配書が再び町に出回り始めた。
エヴァンスの手配書を完全に推しのプロマイド感覚でコレクションしているオークレイは偶然、
手配書を壁に貼り付けている現場に遭遇し、テッドやノーナと共に(手配書目当てで)犯人を追跡する。
一方、「幻影のエヴァンス」編以降も毎回買い損ねていたエロ本の購入にようやく成功したエヴァンス。
サロンでコーヒーを注文して一服した所、
先に同じサロンに逃げ込んでいた手配書貼りの犯人にエロ本の入った自分の鞄と手配書の入った鞄を取り違えられてしまう・・・・・・!}


ペテンの証明(第92話~95話)

エヴァンズは保安官助手時代の師、ルーベン・ウェインから兄がエリック・ワイズの詐欺行為にあって多額の借金を負ってしまったヘイリー・ロスにエリック・ワイズの詐欺行為を明らかにして欲しいと依頼を受ける。
エリック・ワイズの惚れ薬が本物ならば欲しいエヴァンスとオークレイは二人とともにエリック・ワイズのお見合いパーティに潜り込むが・・・


ゲストキャラクター

◆ルーベン・ウェイン
エヴァンスの保安官助手時代の師匠・・・なのだが、実態はかなりの見栄っ張りで「あのエヴァンスを育てたのは俺だ」とことあるごとに自慢する。
実力はあるにはあり、複数の敵をまとめて倒せるほどだが、オークレイ曰く「無駄な動きが多い」
見栄っ張り気質はエヴァンス親子には見抜かれており、エルモアが助手になったのはカートが手紙で依頼したからであり、エルモアも女性の「すごーい」に満足しないで天狗にならないようになったのはルーベンを反面教師にしたからである。
劇中では右腕を骨折したかのように吊っているが、これもエリック・ワイズの仲間を複数まとめて相手にする自信がなかったためエヴァンスを仲間に引き入れたかったためである。


◆エリック・ワイズ
見合いパーティを主催したり、恋愛指南本を出版したり、恋のおまじないを流行らせたり、それでも出会いがない人に惚れ薬を高額で購入させるペテン師。
惚れ薬はもちろん偽物で市販の酒を薄めただけだが、飲んだオークレイとエヴァンスは互いに惚れあっているので惚れ薬が本物で効果があるのではないかと勘違いしてしまう。
二人が大量に購入しようと多額のお金を出したことで欲が出てしまい、彼らを殺して金を奪うことにしたのが仇となり仲間はエヴァンスに全員倒され、自分も逃げようとしたところをオークレイに見つかってしまい、偽物と知っているはずなのに自分の偽の惚れ薬でオークレイを惚れさせようと悪あがきを行うが、当然通用せず、捕まった。


殺し屋シリーズ(第135話~142話)

殺し屋ダニエル・ホークをはじめとする多くの殺し屋がオークレイの命を狙うように依頼された。・・・がダニエルはクエイドにオークレイに片思いしていると勘違いされてしまう。そのことで恋敵出現に危機感を抱いたエヴァンスに目をつけられてしまい、ダニエルはエヴァンスからのオークレイ殺害予定の追求から逃れるため保安官助手に志願する。
エヴァンスは恋敵と殺し屋からオークレイを守れるのか?


ゲストキャラクター

◆ダニエル・ホーク
殺し屋としてオークレイを狙う殺し屋・・・だったはずだがオークレイをチラチラ見ていたことでオークレイとクエイドにあっさりばれてオークレイに片思いしていることにされてしまう。エヴァンスの恋敵への牽制をオークレイ殺害計画への追求と勘違いしたため命惜しさに保安官助手になってしまう。他の殺し屋を陰ながらサポートしていたが、最後はエヴァンスの恋敵への牽制とオークレイへの理解度のマウントを殺害を諦めて足を洗い、更生を願う説得と勘違いして改心。他の殺し屋とともに最後までオークレイに片思いしていると勘違いされたまま逮捕された。実は殺しを依頼されてもためらってしまっており、人を殺害したことはなかった。
日記を書く習慣があり、オークレイを狙ってからは恋愛脳のクエイド、好きでもないのにフッたオークレイ、調べものは助手任せのエヴァンス、ポンコツぞろいの仲間の殺し屋への愚痴で埋め尽くされていたが、とてもエヴァンス達には見せられないと処分した。


◆シスター・スティング
カッコイイとでも思っているのか血まみれの修道服に身を包み、ナイフを舐めながら現れる殺し屋。
ターゲット以外も必要とあれば殺す殺し屋でエヴァンスもナイフの一撃でベルトを切り裂いたことで「ズボンは履いておけ」という父の教えを愚直に守り続けたエヴァンスを追い詰めるが、オークレイが加勢に入ったことで形勢が逆転し、撤退した(ダニエルに逃がしてもらった)
二度目にエヴァンスの前に現れた際に、他の殺し屋やダニエルが殺し屋でオークレイの暗殺を計画していたことをばらしてしまう、エヴァンスと再戦するもダニエルも改心してエヴァンスに加勢したことでナイフを奪われ捕まった。
つまり、こいつが口を滑らせなければダニエル含め他の殺し屋が逮捕されることはなかった。


◆沈黙のアーノルダ
いかなる取り調べでも口を割らずに沈黙を貫きとおすことだけが取り柄の殺し屋。
列車の中で、オークレイを狙うが服をドアに挟む、銃を取り落とすなどのドジをさらし、人質を取っても複数人とはいえ素人に取り押さえられてしまった。(オークレイはエヴァンスに守ってもらいたくて舐めプで戦っていた)
取り調べでも沈黙を貫きとおすが、くすぐられたり、空腹で腹を鳴らしよだれを垂らす、激辛ソースを盛られ涙を流すなど口以外は雄弁なうえ、過去にギャングの一味で指名手配されていたことをエヴァンスが美人だったせいで覚えていたことで足取りがつかまれてしまった。
ダニエルも足がつかないように彼女の記事をこっそり処分しようとしていたが、ポケットに彼女の写真を入れていたせいで恋愛脳のクエイドに好きな人がオークレイからアーノルダに変わったと勘違いされて、牢屋の鍵すら渡してもらい、脱獄のチャンスが回ってくる。
しかし、ダニエルがつまらない意地をはり、鍵をクエイドに返却してしまったせいでそのチャンスがパーになった際はさすがにダニエルに舌打ちしていた。そりゃそうだ


◆他の殺し屋たち
オークレイ殺害を依頼された男の殺し屋たち、当然彼女と面識はない。
面識がないのでオークレイとの関係でマウントを取ろうとしたエヴァンスと、改心していたダニエルと対峙。
その際、ダニエルに殺しの経験が無いことをあざ笑ったせいで、それを女性と付き合った経験が無いことをあざ笑ったと勘違いしてブチ切れたエヴァンスにあっという間に制圧されて逮捕された。


ブラザー・アンド・シスター(153話~156話、157話も後日談)

エヴァンスは列車強盗で逮捕されたラッセル・フォードを護送する任務を要請される。ラッセルは逮捕された身でありながら被害を受けた鉄道会社の社長から独自に懸賞金を懸けられており、護送中に賞金稼ぎに襲撃される可能性が高い極めて危険な任務である。
途中、ラッセルにはエヴァンスの大ファンの妹がいることを知る。エヴァンスはファンの妹に会いたくてラッセルに最後に一目妹に会わせてあげようと情けをかける。一方、オークレイもエヴァンスが危険な任務に従事していると知り、加勢に加わる。二人は無事ラッセルを護送できるのか!?


ゲストキャラクター

◆ラッセル・フォード
列車強盗で逮捕されたおたずね者で、強盗団の稼ぎ頭だった。列車強盗の際、橋を爆破して物流が生命線だった町が潰れてしまったこともあるらしい、そのせいで鉄道会社の恨みを買い、すでに逮捕された身にも関わらず鉄道会社の社長が死体に懸賞金が懸けられている。
妹に会って団欒する人間らしさもあるが、強盗団の仲間が救出してくれると信じ、隙あらば逃げようとも考えている。
口調こそフランクだが、悪事と金の事しか考えていないせいで色恋沙汰に発想が至らず、終始エヴァンス達の思惑や言動の意図を読み違えていた。


◆サンドラ・フォード
ラッセルの妹でエヴァンスの重いタイプのファン。エヴァンスの前では緊張してほとんどしゃべれないので兄やオークレイを介したり、ファンレター兼兄のワガママで会わせてくれたこと、無事護送の感謝の手紙も書けず、オークレイに代筆を頼んだ。それを抜きにしても語彙が少なく、「ヤバい」「マジ神」を多用する。
一度だけ家族は迷惑しているのだからせめて(殺されて賞金で)お金になれとも言うが、本心からでは無く、もし同調して殺したら失うものが多すぎて冷や汗をかいていたエヴァンスの説得を受けて以降は兄を裏口から逃がしたり、兄との再会を喜び団らんしたりと良心的な性格である。


◆ベン・ブリンス他、強盗団一味
ラッセルの強盗団の仲間で、ラッセル奪還を試みて襲撃や追跡を数人がかりで行う。
最後にラッセルに懸けられた賞金に目が眩み、彼を殺そうとするが、オークレイとのゴシップ話のネタにされたくなくて必死で追ってきたエヴァンスに見つかり、オークレイを介したサンドラの「勝って、一生のお願い」を叶えようと奮起したエヴァンスに纏めて制圧された。
彼らも悪事や金のことばかり考えているため最後までエヴァンスと話が微妙にかみ合っていなかった。


ヤングガンズ(164話~169話)

所用で州外で出かけた帰りに、賞金首のポスターを見かけ、オークレイと出先でばったり会うをやりたいエヴァンスはクエイドとともに彼を見つけるためソウルベイシティで聞き込みをしたところ、そこは保安官が権力と暴力で支配するため蛇蝎のごとく嫌われている町だったため、チキったエヴァンスは保安官と名乗る機会を失ったうえ、仲間の女性を救ったせいで仲間になってしまう。
そこにオークレイも到着して・・・・・・


ゲストキャラクター

◆チャールズ・アントリム
通称チャーリー・ザ・ヤングスタ。賞金が懸けられており、名目上はギャングだが、なんとイケてるギャングよりモテただけで指名手配されただけで悪人では無く、音楽を愛するカリスマである。
カリスマ故に常人には理解しがたい感性を持ち、ギターを弾く男性が傍らにおり、会話中に感情が高ぶると突然ハーモニカを吹き鳴らし、仲間には自分とおそろいのハーモニカを渡すなど奇行が目立つ
カリスマであることは間違いなく、多数の仲間がおり、彼をとらえにきた悪徳保安官の一味もあっという間に洗脳仲間に引き入れるほどである。
悪徳保安官フランク・バランスの決闘の前に手を負傷してしまい、決闘を名前を明かす気にならないほど保安官が嫌われていたためチキってさすらいのジョーと名乗っていたエヴァンスに託す。


◆フランク・バランス
もとはイケてるギャングだったらしく、チャーリーのせいで失墜し、モテたくて保安官になった。
保安官になった動機こそエヴァンスやクエイドと一緒だが、権力(税率の引き上げ)と暴力で多くの人間を侍らせているだけである。
エヴァンスも周囲の人間が笑っていないため、すぐに見抜いた。
保安官になった動機がエヴァンスとクエイドと一緒なので二人には考えがお見通しで、保安官の座を懸けた決闘に乗せられてしまった上、ハンデを自分にどんどんかけてしまうほど。
3つ目のハンデ「お互いに人から借りた銃を使う」ことを取り決めた際に、オークレイから渡されたジェシカ・アドラーが彫刻した薔薇の痛くて握れないグリップの銃を渡され、誰もそのグリップの異常に気付かないフリをされて人望のなさが明らかになり、そこに「ガンマンに大事なのは愛されるほど銃に人で尽くすこと」だというかつては銃ぶらさげてスカしてればモテると信じていた父の教えを守り続けたエヴァンスに保安官バッジだけを撃ち落とされ敗北し、失墜。チャーリーに保安官の座を譲ることになった。


余談

  • 本作は西部劇ではあるものの実在のアメリカの地名などは一切登場せず、主な地名は全て日本の地名を捩った架空のものになっている。(例えばメインの舞台となるサウザンドリーフ州のマークウエストシティは千葉県印西市の捩り)

  • 各キャラクターの名前は実在のガンマンや西部劇映画の関係者などからとられている。

  • 連載前に本作のプロトタイプとも言うべき読みきり作品「デッド・オア・マリッジ」が執筆されており、後に「サンデーうぇぶり」や増刊号の「少年サンデーS」に掲載された。オークレイこそ登場しないもののこの段階で既に本作の骨子の部分はほぼ完成している。その一方で賞金首の美女が全裸でエヴァンスに迫るなど、本編では見られない要素もある。

  • 元々本作は作者が初の連載に当たって、複数の案を出した中で最も冗談半分、おまけのつもりで添えたものが連載になったとのこと。

追記・修正はモテるガンマンになってからお願いします。


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  • 大体はエヴァンスがカッコつけでヘマしても都合よく行くことが多いけど、流石に決闘時に銃を忘れてステゴロで挑んだ時は助けた女性にもドン引きされていた -- 名無しさん (2018-06-28 12:58:03)
  • ↑みたいにたまにボロだしちゃうことだ出てきて、つもりつもって悪い方向にいかないことを祈る 別に悪いことしてるわけじゃないからなんか不憫で応援したくなるんだよねエヴァンス -- 名無しさん (2018-06-28 16:29:59)
  • 項目乙&感謝です!↑エヴァンスって銃の腕前も運も機転も良いんだけどね・・・( ちなみにエヴァンスの声は杉田さんが良いかなと思っています・・。 ) -- 名無しさん (2018-06-28 18:37:07)
  • 試し読みしたら滅茶苦茶面白かった。ある意味やれやれ系主人公無双ものなんだけど心の声が違いすぎてww -- 名無しさん (2018-06-28 20:35:19)
  • エヴァンス「恋愛?興味がないな」???「私の“真眼”をなめるなよ、このウソつきめ!」 -- 名無しさん (2018-06-28 20:48:02)
  • 内心部分を全部無視すると真面目に格好いいハードボイルド西部劇になるから困るw -- 名無しさん (2018-06-29 01:16:15)
  • 目的が「モテたい」ではなく「恋をしたい」程度なら或いはゴールインしていたかもしれない… -- 名無しさん (2018-06-29 12:17:29)
  • ↑恋もしたことがあるんだけど、恋した相手が賞金首だったりするパターンが結構多いからねぇ・・・。例えるなら、すごろくでゴールイン目前にして「 ふりだしに戻る 」みたいな・・・。 -- 名無しさん (2018-07-01 08:50:54)
  • エヴァンスの奇行や天然ボケもオークレイには全部プラスになる -- 名無しさん (2018-07-02 10:55:07)
  • 普段下ネタが出て来る漫画を多く読んでいるせいか、童貞とか処女って言葉を使わない分上品に感じられる。 -- 名無しさん (2018-07-17 05:17:17)
  • オークレイとエヴァンスのラブコメ回がすき -- 名無しさん (2018-09-13 19:01:08)
  • 今週の教えのエヴァンス父に一言・・・やめてくんない、その教え方。やめてくんない、その元も子もない教え方( 苦笑 )。 -- 名無しさん (2018-09-13 19:28:50)
  • もしもアニメ化したら声優は洋画吹き替え経験者を中心にしてほしい。 -- 名無しさん (2019-08-01 20:41:01)
  • エヴァンスの声は小野大輔さんで脳内再生してる -- 名無しさん (2019-08-01 21:05:06)
  • テッドはかなりテコ入れされたな。ドジっ子助手成分がクエイドに分担されたせいで、頭がキレて有能なワトソンだわ彼女ができるわで主役よりスペック高いんじゃないか?ってぐらい…(というか彼女作ってる時点でエヴァンスより男としてはリード) -- 名無しさん (2019-08-01 22:20:30)
  • テッドは梶裕貴っぽい印象 -- 名無しさん (2021-04-27 16:17:42)
  • 終わってしまったな -- 名無しさん (2022-04-24 21:28:35)
  • モテたいとスカしていた保安官が女を引き留めるために完全に玉砕覚悟で告白しに行ったって側からみたら凄い変化だよねと。 -- 名無しさん (2022-09-24 13:36:36)
  • ↑5 エヴァンスの声は杉田智和さんで脳内再生している。↑3 テッドは阪口大助さんっぽい印象 -- 名無しさん (2022-09-24 18:38:41)
  • 最終巻が発売されてるし、概要のところを全20巻に修正お願いします。 -- 名無しさん (2022-09-24 18:57:05)

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