登録日:2018/02/19 Mon 13:02:34
更新日:2024/02/19 Mon 11:46:25NEW!
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千年戦争アイギス アイギス クラス 職業 マーセナリー 商人 傭兵 マーチャント タイクーン キャラバンマスター エルダーマーチャント
千年戦争アイギスに登場するクラスの一つ。
マーチャントとは「商人」の意味。
マーチャント→(第一覚醒)エルダーマーチャント→(第二覚醒)キャラバンマスター/タイクーン
クラスの特徴
一言でいうなら廉価版パイレーツ。
射程の長い鈍足効果付きの銃撃を行う遠隔型クラス。覚醒すると射程が大幅に伸びる。
基本的な特性はパイレーツに準ずるが、こちらはコストが安い代わりに全ての性能が一回り劣る。特に攻撃速度が遅めなので、せっかくの鈍足効果もイマイチ生かせない。
その代わり、いくつかの特徴的な能力を持っており、パイレーツとは違った方面から戦線を支えてくれる。
一つ目はコストを増加させる効果を持ったスキル。ユニットごとに細かい効果は異なるが、いずれもコスト増加に特化している。
ソルジャー(千年戦争アイギス)の援軍要請との違いは、あちらが一気にコストを増加させるのに対しこちらは徐々に増やしていくこと。
2018年2月現在、戦闘序盤のコスト回復力においてはディエーラが全ユニットトップ、トトノが2番手か3番手と言っても概ね間違いない状態*1であり、基本的にはコスト稼ぎ要員としては援軍ソルジャーを上回る性能を持つ。
ただしマーチャントは遠距離ユニットな上にディエーラ・トトノの二人はスキルに攻撃不可のデメリットを持つため敵を逃すことも多く、単独での対処力ではソルジャーの方が優秀。ソルジャーや前衛軍師との相性も良いので、あまり使い分けを気にせず併用しても良いだろう。
二つ目はトークン「マーセナリー」。商人の伝手で近接枠の傭兵を呼び出す。どう見ても人間だが、なぜか他のトークン同様にヒーラーの回復対象にはならないし、死んでも評価に影響しない
コスト5で呼び出せる割には妙に性能が良く、銀~金のソルジャー相当の戦闘力を持っている。
ブロック数が1しかなくストック数も少な目なのが難点だが、避雷針感覚で気軽に差し込める使い捨てユニットとしてはかなり優秀。オマケにアビリティ「ゴールドゲット!」持ちで敵を倒す度にゴールドが手に入る可能性がある。
本体が覚醒すると、マーセナリーもマスターマーセナリーに進化。ブロック数が2になり、序盤の壁としては非常に使いやすくなった。また上記の序盤の敵を逃しがちな弱点もカバーしやすい。
基本的な運用はコストの安さを生かして序盤に繰り出し、鈍足銃撃のサポートとマーセナリーで前線を維持しながら他のユニットを出す下地を作ること。
ハッキリ言って本体の戦闘力は覚醒してもそこまで期待できないので、ある程度状況が整いマーセナリーを使い切ったら撤退させた方がいいだろう。
第二覚醒はキャラバンマスターとタイクーン。
キャラバンマスターはHPと防御力を中心に上がり、自身とトークンの毒・状態異常を無効にする。
毒マップなどで風水使いより先に配置することも多々あるため、安定して使えるようになる。
タイクーンは攻撃力と射程を中心に上がり、トークンが近接1ブロック遠距離攻撃のマーセナリーガンナーになる。
こちらは攻撃的な方向で、トークンのゴールドゲットもより生かしやすい。
ユニット一覧
ちびディエーラ
ちびトトノ
行商人トトノ
一番最初に実装されたマーチャント。レアリティはプラチナ。
頭巾を被り旅荷物を背負った可愛らしい美少女。覚醒させても服装はほとんど変わらないが、ポーズがあざとくなる。
ちなみに覚醒前は短銃だが、覚醒後は両手持ちの長銃に持ち変える。
商人一家の長女で、様々な商品や情報を手に世界中を飛び回っているらしい。
最初のマーチャントだけあり、性能はオーソドックス。
スキル「助けを呼ぶ」は一定時間コストを増やせるがその間攻撃の手が止まり、さらに遠距離攻撃が集中してしまうオマケつき。
トトノの耐久力で敵の遠距離攻撃を引き付けてもメリットはほぼないので、実質デメリットが目立つことになる。
できれば、前線からは離れた場所に置いてコスト稼ぎに専念させてやりたい。
効果時間中はぴょんぴょん跳ねながら助けを呼ぶトトノを見れるのが一番の恩恵かも…。
覚醒後はアビリティ「ゴールドゲットプラス」を習得。ゴールドゲット!の効果に加えてゴールドゲット!の効率を1.3倍できる。
もちろんマーセナリーにもバッチリ有効なので、金策としては非常に優秀。また3人のマーチャントで唯一本人もGG能力を持つのも嬉しいところ。「お金よりも大事なものを見つけました(お金が大事でないとは言ってない)」
スキル覚醒は「全力で助けを呼ぶ」。効果時間を短縮させ、増加速度を倍加させた通常スキルの上位互換。
無防備な時間が減るため、是非とも覚醒させて運用したい。ぴょんぴょんも継続。
第二覚醒はキャラバンマスター。
武器商人エイミー
唯一の配布マーチャントでイベント「武器商人と呪いの武器」で入手可能。レアリティはプラチナ。
不気味な舌の生えたメガホンを構え、背中に溢れんばかりの数の武具を背負った少女。武器商人という名前通りの見た目からは想像できない商売をしており、イベントではならず者や魔物の手に渡ってしまった呪いの武器を回収していた。
覚醒イラストでは金属を溶かして作ったような悪趣味な椅子に座り、手には赤ワイン。死の商人感マシマシ。
性能は名前からも連想できるような攻撃型マーチャント(ただし好感度マックス同士の覚醒前ならトトノに攻撃力で劣る)。スキル「援軍メガホン」はソルジャーの援軍要請同様に一瞬でコストを10回復させ、さらにマーチャント所持数を1回復するという優秀なもの。
スキルレベル10では30秒で再使用可能と回転率も悪くなく、使い捨てトークンを次々と補充できるのは他のユニットにはなかなかない性能。
覚醒するとアビリティ「呪銃(非売品)」を習得。
名前からも連想できるようにかなりヤバイ効果であり、攻撃力が15%上昇&極稀に敵を即死させる代わりにHPが20%もダウンしてしまう。
もっとも、基本的にマーチャントは敵の陣営から離して置くので耐久力低下はあまり気にならないかもしれない。
また、低確率ながら即死効果もある。攻撃速度は遅いためそこまで期待値は高くないが、あって困るものでもない。遠距離から即死を狙えるのも希少。
スキル覚醒は「ヘルプ&ファイア」。出撃コストを15回復させ、さらに20秒間射程と攻撃力が1.4倍になる。
これだけの補正がかかれば元の火力が低いとはいえ決して馬鹿にできないほどの単発火力を発揮できる。序盤の敵を掃除するぐらいなら十分過ぎる攻撃能力であり、コスト稼ぎと場の安定を両立できるのは他の二人に無い強みと言える。
一方で最大の魅力であったトークン回復効果がなくなるので、立ち回りはかなり変わる。トークン運用を主体に考えるなら覚醒前、コスト回復と本体の戦闘力に期待するなら覚醒後と使い分けよう。
ちなみにコスト回復力だけを見た場合、マーチャント3人の中では最下位だが、ソルジャー勢とはそう変わらず、むしろ立ち上がり直後に限れば大抵のソルを上回るだけの性能を持つ。
第二覚醒はタイクーン。やはり攻撃性能を伸ばしていく方向性。
帝国商人ターニャ
白の帝国属性持ちの白マーチャント。
帝国に本拠を構える商人で、短銃にキャリーバッグという身軽な恰好をしている。
覚醒前からゴールドゲット!(GG)を持ち、覚醒後はトークンのステータスが10%下がる代わりにコストを-2する「格安傭兵登用」を習得する。
序盤の雑魚敵ぐらいが相手なら多少弱くなっても問題ないケースが多く、展開が更に楽になるのはありがたい。
それにしてもただでさえ過酷な職場なのにお給金まで値切られてしまう傭兵さんの姿には涙を禁じ得ない…ブラック感では全マーチャントでもぶっちぎりである。
スキル「ゴールドトリガー」は発動時にコストを15回復しトークンのストックを1回復、更にスキル中GG率を上げる効果。
覚醒スキル「ゴールドシャワー」はトークン回復が無くなりスキル時間が短くなるが、攻撃速度が上がりスキル中のGG率を100%に引き上げる。
覚醒スキル同士で比較するとコスト回復力、戦闘力ともトトノとエイミーの中間の性能で、マーチャントとしては可もなく不可もなくといった所。
しかしその最大の魅力は覚醒スキルの確定GG能力である。浴衣ダニエラ、バンに次ぐ3人目の確定GG持ち。
同じ遠距離物理のダニエラと比べるとスキル時間と素の再動時間に優れ、また攻撃速度が上がることからより多くとどめを刺すチャンスが巡って来る。また非スキル中は攻撃速度が遅く、逆にとどめを刺し過ぎないというのもグッド。
反面、素の攻撃力が低い上に倍率も掛からないため単独では弱い敵しか倒せず、またダニエラと違い自力でスキル回転率を上げられない点が欠点。ビエラや後衛軍師、リェプル等と組ませて起用しよう。
第二覚醒はタイクーン。
迎春の祝商人トトノ
2019年1月に登場した正月版のトトノ。晴着にイノシシのぬいぐるみ持ち。
アビリティは「ゴールドゲット!」。
覚醒アビリティ「千客万来のお守り」になるとトークン所持数+3が追加される。
スキル「ご馳走おせち」はコストを回復しつつ味方全員のHPを回復。
各ユニットの最大HPに対する割合回復であり、特に高HPユニットの回復に適している。
立ち上がりを回復役無しでも誤魔化すことができるようになり、配置順に柔軟性を持たせられるのが強み。コスト回復力は白ソルジャーの援軍要請Ⅲと全く同じだったりする。
覚醒スキル「新春初売りセール」はGG特性を持つ味方ユニットの攻防1.4倍。永続+自動発動。
一風変わった対象の制約がついており、主な活躍の場はGG編成となる。条件さえ満たせばやはり永続バフとしてはかなり強力。
マーチャントでありながらコスト回復能力は無くなってしまうので通常トトノなどと組み合わせて使うことになるだろう。
第二覚醒は定番通り元とは逆のタイクーン。
ねこみみ商人ミネット
新たに実装された獣人マーチャント。ロリ系で明るく元気。
仲間にした時の「にゃんにゃかにゃーん♪」というフレーズはインパクト抜群で、このキャラ自体も一部の王子たちから「にゃんにゃか」などの愛称で呼ばれている。
2019年2月頃に期間限定で販売された「冬の感謝祭キャンペーン」の特典として先行実装。半年後の8月に正式に召喚に追加された。
マーチャントも6人目ということで、これまでとはかなり方向性が異なる性能となっている。
まず特徴はアビリティ「掘り出し物の古書・上」と覚醒アビリティ「掘り出し物の古書・下」。
アイギス史上初となる、ステージクリア時に獲得するプレイヤー経験値を増やすアビリティ。上が+10%、下になると+12%で、いずれも所持しているだけで編成に入れずとも適用される。
極端にヘビーなプレイヤーでない限りプレイヤーレベルがカンストすることはまずなく、レベルアップの恩恵はプレイヤーレベル問わずそれなりに大きいので、地味だが助かる効果である。
スキル「先陣隊の掛け声」は、使用時に出撃コストを少量増やし、一定時間ソルジャー、ワルキューレ、ペガサスライダー、マーチャントの配置コストを半減させる。
配置コストを減らすことがメインとなっている変わり種。
この4クラスはいずれもコスト稼ぎを主体とするクラスであり、それらの配置コストを下げて展開を早める、いわば「コスト役を呼ぶためのコスト役」になっている。その分単独でのコスト稼ぎ能力は低く、有効活用するなら最低もう二人はコスト役を入れたい所で、編成の枠を多く埋めてしまいがちなのが弱点。
ワルキューレとペガサスライダーは撤退時に自身のコストを全部還元する(いわゆる騎兵特性)のだが、この還元量は元々のコストで決まるため、ミネットのスキル中に配置後即撤退させてコストを増やす、という若干強引なコスト稼ぎもできたりする。
覚醒スキル「みんなにお任せ!」になると味方全員の配置コスト30%減に変わる。
こちらは特に重量級ユニットを早期に多数呼ぶ場合に強い。スキル時間中に配置しなければ意味がないため、こちらもコストを稼げる他のユニットと連携することで真価を発揮できる。
また使用したコスト量が少ないほどスコア(評価)が上がるエンドコンテンツ栄傑の塔の実装後は、配置コストを削減できるこのスキルは非常に有用で評価を大きく上げている。
第二覚醒はキャラバンマスター。
ねこみみ購買部ミネット
隊商長ディエーラ
遂に実装されたレアリティブラックのマーチャント。
ヤクのような生き物に跨り、鳥や犬などを引き連れた大人なお姉さん。どこか高地民族風の衣装をしている。なお寝室では相思相愛合意の上での売春プレイ(しかもディエーラ側は経験なし)というなんだかよくわからないものが展開される。ある意味黒の風格。
他のブラックユニットと同じく早期に引き当てられると攻略難易度が劇的に変わる。いや、冗談抜きで。
コスト役としてはソルジャーのアルティアと共に「アルディア」などと呼ばれ鉄板の組み合わせとされている。
また彼女の場合、アビリティ「旅商人の貯え」の効果により編成に入れているだけでクエスト終了後の獲得ゴールドを18%も引き上げてくれる。
プラチナ以下の同様のアビリティ持ちなら覚醒させてようやく15%程度であることが多いのに、彼女は覚醒前でこれである。もちろんマーセナリーのゴールドゲット!アビリティにも効果はあるので、金策では非常に役立つ。
スキル「隊商防御陣」はトトノのスキルの上位互換。効果時間中コストを増加させるだけでなく、トトノのような「攻撃不可」「敵の攻撃を引き付ける」のようなデメリットもなく、おまけに効果時間中範囲内の味方の防御力を上げてくれるし、何よりブラックユニットなので配置1秒で使用可能。
彼女を引き当てた後は、ほとんどのステージで初手で彼女を配置してから攻略順を考えていくことになるだろう。
ただ、コストが安い分本体性能もプラチナマーチャントと比べてそこまで高くはない。好感度ボーナスがHPに割り振られているため、かなりタフなのが特徴と言えば特徴か。
また、システム上の兼ね合いからこの防御アップ効果は王子のスキル「士気高揚」とは重複しない(効果の高い方が優先)。覚醒王子なら重複できる。
覚醒後はアビリティが「大商人の才覚」に進化。獲得ゴールド率は20%とほとんど上がっていないが、全てのマーチャントトークンの攻撃力1.5倍という破格の強化率の応援を持つ。
マーセナリーの火力が上がることで、彼らのゴールドゲット!も生かしやすくなる。また、マーセナリーなら自分以外のものでもOKなので、マーチャントを複数並べるとより効果が上がる。
射程が広がることで隊商防御陣の防御アップ効果の範囲が広がるのも大きい。
スキル覚醒は「超全力で助けを呼ぶ」。名前の通りトトノの覚醒スキルに近い効果。
発動後、一定時間攻撃を止めて超高速でコストを増加、さらにマーセナリー所持数を4回復させる。一度発動すると隊商防御陣に戻る。
数あるコスト増加系スキルの中でもぶっちぎりのコスト効率を誇る。コストの自然回復と合わせると最重量級ユニットもディーエラの次に軽々と出せる。
さらに、ブラックユニットなので配置から5秒で使えてしまう。
基本的には初手出し後即スキル発動が多いディエーラとは好相性。初動が少し遅くなり、効果時間中攻撃できなくなるが大きなデメリットではないだろう。
2回目以降元のスキルに戻ることもあり、大きな癖もなく扱いやすいスキル覚醒と言える。
約束の花嫁ディエーラ
追記・修正は出撃コストを徐々に増加させながらお願いします。
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