登録日:2017/09/02 Sat 13:26:48
更新日:2024/02/09 Fri 11:11:37NEW!
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dm デュエル・マスターズ dm種族項目 闇文明 ゾンビ 死体 死者 リビング・デッド
彼らは永久にだって待つことができる。
死ぬ時はひとりじゃないことを知っているから。
リビング・デッドはデュエル・マスターズの種族である。
概要
最初期であるDM-01から登場している闇文明の種族。
名前は「死体のまま蘇った者」「生きた死体」と言った意味合いを持っている。
そんな名前の通り、容姿は死体がグロテスクに変容したゾンビみたいな人型のクリーチャーである。
種族設定としては、知性を捨てて永遠の命を求めた結果として永遠の苦しみを受け取った模様。
同様に永遠の命を求めた結果で何かを失った種族としてはゴーストもいる。
このように知性が低い様で、肉と血を食する事以外の行動パターンがない。
また、死ぬ時は道連れを求めるようで永久に待ち続けることができる程には忍耐力が強い。
命名ルールは「~(動詞)者~」となる。
なお《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》は何故かこの命名ルールを満たしているが、種族も関係ないし、ましてや闇文明も所持していない。
当初はリビング・デットを所持予定だったという訳ではなく、単にこの種族の事を忘れていたんだろう。
種族としての特徴は、自壊能力(逆スレイヤーなど)を持っているカードが多い。
高レアや進化クリーチャーが殆ど存在せず、良く言えば小型中心主義、悪く言えばパワー不足の者が多い。
他種族と掛け持ちしていない単体種族としての出番が多かったのが初期のみなので、全体的に能力が淡泊気味。
過去は長らく闇文明でトップレベルを争う不遇種族として知られていた。
何しろ基本セットのDM-04を最後に、7年以上新規カードが再登場しなかった。
理由としては、子供向けにしてはかなりリアル寄りなグロテスクさが子供に受け入れられなかったのだろうか。
微妙にヘドリアンと被る要素があったのも否定できない。
闘魂編で《暗闇に潜む者バット・ドクター》といういかにもリビング・デッドのカードが現れたが、こいつはゴースト。
間違えられたと思われるが、実用性から無理矢理変更させられたのではとも噂が出るほど…どちらにせよ悲惨な話である。
唯一《ねじれる者ボーン・スライム》のみが第一線で活躍し、幅広く使われていた。
ほぼ「リビング・デッド=ボーン・スライム」という認識だったが、この種族の存在を何とか記憶の彼方へ消すのを防ぐのに貢献したと言っても良い。
不死鳥編にて大量の従来の種族が一時的に全滅するが、ほぼこの種族には縁がないイベントだったと言っても良い。
やがて、懐かしの古参種族が久々に顔見せすることが多かった神化編のDM-33でようやく復活を果たす。
そして復活から少し時間を経たエピソード1では、まさかのフィーチャー。
特殊種族エイリアンの伏せ持つ主要種族の一つとして扱われた。
フィーチャー理由としてはエイリアンの「目がない・口が大きい」という容姿設定と微妙に共通する部分があったからと言われる。
しかし、サイキック推しのエピソードシリーズ後は再び出番なしの状況が続いている。
エピソード1でのプッシュもリビング・デッドという種族自体の強化とは言い難い物だったので、種族全体を巡る状況はまだまだ良いとは言えない。
あまりにも長らく新登場しなかったせいか、種族全体のカード総数は未だにかなり少なめである。
主なクリーチャー
捕らえる者ボーン・スパイダー 闇文明 (3) |
クリーチャー:リビング・デッド 5000 |
このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、このクリーチャーを破壊する。 |
最初期特有のコストに対してやや高いパワーの代償に逆スレイヤーを持つクリーチャー。
種族の不遇さも相まって今では使い道がないが、当時の基準ではパワーがやや高いので道連れ要員として使えない訳でもない。
秀逸なフレーバーテキストが知られている。
汚れた者スケルトンソルジャー 闇文明 (4) |
クリーチャー:リビング・デッド 3000 |
汚れた者(フレーバーテキストすらない完全に真っ白な空欄バニラ)。
ねじれる者ボーン・スライム 闇文明 (1) |
クリーチャー:リビング・デッド 1000 |
ブロッカー |
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃する時、攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。 |
DMを代表する小型クリーチャーかつリビング・デッドを代表するクリーチャー。
1マナで攻撃可能なブロッカー。
闇を入れた速攻デッキでは勿論、その軽コストを活かしていざという時の壁としても有能。
相手プレイヤーの攻撃後には自爆するが、墓地利用を持つ闇文明的にはデメリットにならない。
墓地進化登場以降は、攻撃した後に手軽に墓地進化用の種となる事で、能力の有用性が増した。
というか、元々のパワーが低いので攻撃後はどの道生き残れないからね。
こいつを元ネタにしたカードは、後にも定期的に表れることになる。
闇をあばく者スケルトン・シーフ 闇文明 (4) |
クリーチャー:リビング・デッド 2000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、自分の墓地からリビング・デッドを1体選び、自分の手札に戻してもよい。 |
ほぼ唯一のリビング・デッドという種族へのサポートカードである。
cipによるリビング・デッド限定の墓地回収を行う。
自壊持ちが多いリビング・デッドとの相性は良く、こいつが2枚あればぐるぐる回せるが、種族が弱すぎる。
大体エピソード1で多少増加したとはいえ、リビング・デッド自体の総数が少ないという……。
こいつを最後にリビング・デッドは長きに渡って消息不明となる。
死神亡者ボーン・アミーゴ 闇文明 (3) |
クリーチャー:リビング・デッド 3000 |
ブロッカー |
このクリーチャーが攻撃する時、攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。 |
約7年にも及ぶ歴史の闇から帰還したリビング・デッドの新たな歴史を作る記念すべきカードの一枚。
ボーン・スライムをやや大型化させたスペックを持つ。
こいつは「死神」所属なので、自壊戦法を持つ死神デッキに投入しても良い存在。
竜骨なる者ザビ・リゲル 闇文明 (4) |
サイキック・クリーチャー:リビング・デッド/エイリアン 3000 |
自分のエイリアンが相手の呪文によって破壊された場合、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
自分のエイリアンのパワーが相手の呪文によって0以下に減らされた場合、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
覚醒リンク-自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の《ガロウズ・セブ・カイザー》と《ハイドラ・ギルザウルス》があれば、そのクリーチャーとこのクリーチャーをすべて裏返しリンクさせる。 |
《ガロウズ・セブ・カイザー》、《ハイドラ・ギルザウルス》と覚醒リンク後⇒《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》 |
《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》の覚醒パーツであるリビング・デッド/エイリアン。
自分のエイリアンが呪文による除去を行われた場合、相手に道連れ要員としての生贄を捧げさせる。
「死ぬときは一人じゃない」という方針を持つリビング・デッドらしいスペックで、サイキック・クリーチャーの除去をやや躊躇わせることが出来る。
除去手段が破壊が多い闇文明デッキには刺さるが、バウンス除去を中心とするデッキには殆ど刺さらないのが痛い。
特にサイキック獣はバウンス除去を選択することが基本的には多いのもちょっと痛いか。
最近はカード指定除去なんてのも現れてきたし。
襲撃者ディス・ドライブ 闇/火文明 (3) |
クリーチャー:リビング・デッド/ドラゴノイド/エイリアン 1000 |
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 |
スピードアタッカー |
スレイヤー |
《襲撃者エグゼドライブ》がリビング・デッドとエイリアンと合体した。
小型のスピードアタッカー+スレイヤーというだけで、このカードが有能なのは説明するまでもない。
召喚酔いをしないため、相手のタップ状態の大型クリーチャーを即道連れにできる。
スピードアタッカーへの障害となる殴り返しやブロッカーといった妨害を、スレイヤーによって相手にも痛手を与えさせるというカバーもバッチリ。
最強国技ダイキンボシ 闇/火文明 (15) |
サイキック・スーパー・クリーチャー:リビング・デッド/エイリアン 9000 |
エイリアンを自分の墓地から召喚してもよい。 |
W・ブレイカー |
リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで自分の超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す) |
覚醒リンク前⇒《炎上なる者ディス・リゲル》(上)/《大昇進!座美の花》(下) |
《炎上なる者ディス・リゲル》と《大昇進!座美の花》という二枚のリビング・デッド/エイリアンが合体した、サイキック・スーパー・クリーチャー。
墓地からエイリアンを召喚できるという、便利な能力を持つ。
リビング・デッドとしては最重量級だが、スペック的にはリビング・デッドとはあんまり関係がない。
収録されたデッキ名通り、実は紙製ではなくて鉄製というTCGの掟を破壊してるかのような恐ろしい性質を持つ。
時空のジキル ザビ・ガンマン 闇文明 (4) |
サイキック・クリーチャー:リビング・デッド/エイリアン 1000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃することができない。 |
ループ覚醒-このクリーチャーがブロックした時または攻撃された時、自分の山札の上から2枚を墓地に置き、その後、このクリーチャーを《時空のハイド ジオ・マッチョ》の方に裏返す。(攻撃は中止されない) |
覚醒後⇒《時空のハイド ジオ・マッチョ》 |
ループ覚醒を持つサイキック・クリーチャーのリビング・デッド。
ブロック時に山札から墓地肥しを行った後、ループ覚醒でジオ・マッチョに裏返る。
リビング・デッドらしいパワーの低さやブロッカーであることから、除去されやすい辛い一枚。
ブロック時のバトルはパワーがこの状態より高いジオ・マッチョ側に任せられるが、ジオ・マッチョのループ覚醒条件のせいでどの道除去体制が低い。
《死海秘宝ザビ・デモナ》や《パンドラ城 デス・ファントム》の効果で呼び出されることで真価を発揮するカード。
というか、このようなカードと組まないと使い道が限りなく狭くなってしまう。
飛び散る誤字は新たな追記・修正の産声に過ぎない。
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▷ コメント欄
- 不遇種族扱いをほぼ単身で阻止してるボーン・スライムほんとすき。というか、この連中の項目今まで無かったのね。 -- 名無しさん (2017-09-02 19:40:58)
- ボーンスライム、マジ闇の切り込み隊長 -- 名無しさん (2017-09-02 20:16:23)
- 初期のカードで闇単を作るとなると軽量クリーチャー枠でお呼ばれのかかるボーングール -- 名無しさん (2017-09-03 06:43:29)
- ボーン・スパイダーでヴァルボーグに睨みきかせてたなぁ。 -- 名無しさん (2017-09-03 14:00:50)
- こういう不遇種族も、不死鳥編でそこの新種族の代わりにフィーチャーしまくるべきだったと思う。同じ様な問題が起ころうにしても、一時全滅してた種族と掛け合わせるなりしてさ。そうなりゃこの種族も、このエキスパンションの評価諸共色々変わっていたかも。 -- 名無しさん (2017-09-04 10:39:27)
- 《じゅくしていないゾンビバナナ》とかいう強カードも登場した模様 -- 名無しさん (2022-01-19 00:34:57)
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