魔法少女育成計画QUEENS

ページ名:魔法少女育成計画QUEENS

登録日:2017/08/16 Wed 18:54:08
更新日:2024/02/09 Fri 10:43:42NEW!
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プクのお師匠様が残してくれたんだよ



魔法少女育成計画QUEENSとは、 このライトノベルがすごい!文庫から発売されている作: 遠藤浅蜊、絵: マルイノのライトノベルトノベル小説「魔法少女育成計画」シリーズの第6作目。
ファンからの呼称は「QUEENS」等。


概要
2016年12月に発売。
本作ではとうとう魔法の国のトップが争う政争とも言うべき戦いを舞台にしている。
プク派の『儀式』を食い止める、というシンプルな図式ながら一筋縄ではいかない魔法同士のぶつかり合いと各々が緊急事態で見せる思いが見どころ。


余談だが執筆当時はアニメ版関連の仕事が立て込んでいたらしく、一度発売延期となっていた。


あらすじ
『儀式』の要となるシャドウゲールを手に入れたプク・プック率いるプク派。
その目的はかつて『始まりの魔法使い』が遺した装置に全世界の魔法少女を取り込み、その魔力で実体を失いつつある魔法の国を取り戻すことだった。


多大なリスクと犠牲を払う『儀式』に当然オスク派、カスパ派、監査部門は黙ってはいられない。
シャドウゲールを拉致されたプフレもまた、記憶を失いながらも友のため立ち上がる……


登場人物
学年表記は前作が『JOKERS』の次年度と仮定したもの。


★プク派

  • プク・プック

前作から引き続き重要キャラクターとして登場しているが、イラストが公開されたのは本作が初。
金髪の巻き毛にオッドアイ、おもちゃのピコピコハンマーと親衛隊3人の特徴が現れながらも非常に幼く愛らしい容姿をしている。
『儀式』の邪魔をする面々に悲しみながら精一杯やれることをやり尽くすが……
魔法:誰とでも仲良くなれるよ
プク・プックの容姿や声を見聞きした者は彼女に強い好感を抱き、たとえ悪いことをしていても容認してしまう。
ただし長時間離れると効果は薄れる模様。
やってることは洗脳だがプク本人にとってはあくまで平和に「お友達になる」手段である。


  • スノーホワイト

本名:姫河小雪 高校2年生
うるると共にリップルを追うため屋敷を脱走しようとするもプクに捕まり、そのままプク派のナンバーツー的ポジションに。
挿絵内では彼女に対し魔法少女狩りらしからぬ微笑みを見せている。
魔法:困っている人の心の声が聞こえるよ
いつも通りの戦闘だけでなくプクが作戦上不安視している部分も分かるため知略面で活躍する。
なおプクは自身の行動に一切後ろめたさを感じていなかったため比較的洗脳が薄かった前作でも『儀式』の全容には気づけなかった。


  • シャドウゲール

魔法:機械を改造してパワーアップできるよ
本名:魚山護 高校3年生
『儀式』の重要ポジション。
というのも強力な魔法で守られた装置を他の魔法少女が解除し、プレミアム幸子の魔法で最大級の幸福を得たシャドウゲールがパワーアップさせ起動するのが『儀式』の大まかな全容だからである。
プクの洗脳を受けたためプフレに対する隠れた愛情は薄れているようだが……?
終盤でプフレに唆されプレミアム幸子が遺した契約書にサイン、遂に装置を起動させる。
が、最大級の幸福の反動で訪れた不幸のターゲットは最愛なるプク・プックだった。
装置に潰されそうな彼女を救おうとして、本来”護る”べき存在であるプフレをコスチューム付属のハサミで刺殺してしまう。


★オスク派

  • レーテ

グリムハートに代わる新たな現身候補。
美しいドレスを着た高貴なる戦乙女のような見た目ながら、魔王塾のイベントに身分を隠して参加する一面もある。
部下であるハムエルとは腹の中を探りながらも多少軽口は言える仲。
魔法:相手の距離感をおかしくしちゃうよ
距離”感”どころか距離そのものを操る、ある意味説明詐欺魔法。
近づくだけでオート発動する魔法を離れて避けたり逆に近づいて攻撃を確実に当てたりと、戦闘面で活躍する。


  • CQ天使ハムエル

レーテの部下として知略面を補佐しながらシャッフリンⅡを率いることに。
実は前作でデリュージ相手に逃げ帰ったため危うく実験場送りになりかけていた。
魔法:頭の中に直接話しかけるよ
引き続きシャッフリンⅡに対する指示を飛ばすために使用した。
なおチャンネルは「嘘を真実と思わせる魔法少女(うるる)」くらいアバウトで問題ないがスイッチをオフにした無線機を使えるのは本人だけの模様。


  • シャッフリンⅡ

魔法:マークや数字によって能力が変わるよ
ハムエルの指示を受けながら数の利を活かして行動する。
ぱっと見は画一的に作られた人造魔法少女だが、実際は感情も自我もある。
そのためプクやブルーベルの魔法の対象範囲内。


★カスパ派

  • ラツムカナホノメノカミ

カスパ派の頭にして三賢者の一人、詳しい能力などは不明。
通称「ラツム」
何故か紐で身体中拘束され口も塞がれるというあんまりな姿で参上する。
一応は国のトップなのに通訳の吉岡から「ご覧の有様」とか言われる始末である。


  • 吉岡

ラツムの通訳を自称する人間の女性。
ハムエルの見立てでは若いとも大人びてるとも真面目とも怠け者ともとれる掴みどころの無い人物だが、魔法の国の事情に詳しい。
その素性はピティ・フレデリカの変身前。
スピンオフ『F2P』では後ろで纏めた黒髪にメガネをかけた20〜30代程度のOL風な姿で描かれている。
戦いに乗じてより強固な立場を得るだけでなくスノーホワイトの成長を更に促すため、全てが終わった後どさくさに紛れてファルを端末ごと宇宙空間に破棄した。


★人事&監査部門

  • マナ

魔法:呪文と儀式でいろんな魔法を使うよ
監査部門の班長として当然プク派に対抗する。
気が強いところは相変わらずでうるるやプフレとは反りが合わないながら、多少の落ち着きも持ち合わせるようになる。


  • うるる

魔法:嘘をつくのがとても上手いよ
幸子の死と遺された契約書を前にしたプクの行動に疑問を抱き、スノーホワイトを焚き付けて脱走を図る。
その時たまたま監査に来ていたマナに保護され、様子をうかがっていたファルも含め行動を共にすることに。


  • プフレ

本名:人小路庚恵 高校3年生
魔法:猛スピードで走る魔法の車椅子を使うよ
人造魔法少女に関する記憶は相変わらず失っているが、最終的に卓越した論理的思考力で真実にたどり着きマナに自白。
利害の一致からシャドウゲール奪還のため一時的に手を組む。
また戦いの中ファルの判断で、スノーホワイトが預かっていた記憶をようやく返却された。
ダークキューティーやデリュージの力を借りながらシャドウゲールと再会。
プクの友達になったふりをして契約書にサインをさせ、その反動でプク殺害を目論む。
事実その作戦は自分を犠牲にしながら成功するが、本人の意向で護(シャドウゲール)から人小路庚恵及びプフレの情報は失われた。


  • ダークキューティー

魔法:影絵を本物みたいに動かすことができるよ
プフレの部下としてプリンセス・デリュージと共に前線で戦う。
悪役らしさを求める彼女らしく、復讐のため己を削るデリュージに身の振り方を問いただす一幕も。
また装置がある遺跡に突入した際はそれが魔法の国の遺産的存在であるにも関わらず景気良く壊しまくった。


  • グラシアーネ

魔法:魔法の眼鏡でいろんな場所が見えるよ
プフレの部下として魔法を使い状況把握に努める。
ただしプクの魔法は映像も適用範囲内なので、肝心要の遺跡の奥までは把握できない。
立場上基本的に安全なテント内にいるが……
敵側の目として、プクに洗脳されたシャッフリンⅡの裏切りに遭い殺害される。
プフレ曰く自分がプク側でも狙うならグラシアーネだろうとのこと。


  • プリンセス・デリュージ

本名:青木奈美 中学3年生
魔法:氷の力を使って敵と戦うよ
引き続き打倒オスク派の為プフレ達と行動する中で、前作の苛烈さが抜けつつある。
本人も何故大技の乱発など無茶な行動を平然と行なっていたのか不思議がっていた。
実は前作の行動は三代目ラピス・ラズリーヌの魔法で操作されたもの。
過剰に戦意を高ぶらせ『儀式』の妨害に一役買っていた。
全てが終わった後プフレの別荘を譲り受け、主人の記憶を失い廃人と化した護の面倒を見ることに。
この時生徒手帳を魔法で粉砕し、人間としての生活と決別している。


  • ブルーベル・キャンディ

魔法:気分を変える魔法のキャンディーを作るよ
デリュージを心配し戦場に同行。
そんな中とある女性に捕まりテントの中で飴玉らしき何かを食べさせられ……
その素性は三代目ラピス・ラズリーヌ本人。
本来の魔法は自身が触れることで抜き出した記憶や感情を封じ込めたキャンディーを作り出すこと。
ブルーベル・キャンディーの人格はそれを自分に使い故意に作り出したものである。
記憶を取り戻してからは平均レベルだった身体能力が上昇し、ベテラン魔法少女から軽々と戦意を封じ込めたキャンディーを生み出し昏倒させるor逆に与えて強力なバフにする芸当を見せた。
また口調もかなり飄々としている。


  • アーマー・アーリィ

魔法:攻撃を受ければ受けるほど強くなるよ
ブレイド・ブレンダ、キャノン・キャサリンという鎧仲間と共に登場。
プクの洗脳を受け敵に回ってしまい、スノーホワイトの指揮のもとデリュージたちと対峙する。


固有魔法:アニヲタwikiの項目に追記・修正できるよ


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  • 魔法少女の全面抗争……だったが、見ただけで洗脳されてしまうというプクの魔法がえげつすぎてほんと読んでてきつかったなあ。そしてスノーホワイトがいかに敵対すると恐ろしいか、という…… -- 名無しさん (2017-08-18 08:19:47)
  • スノーさん今回も大活躍ですよ(白目)。スノーさん笑顔見せてますよ(白目)。・・・やっぱえげつないわぁまほいく。 -- 名無しさん (2017-08-21 01:39:07)
  • レーテ様とかいうまほいく界屈指のホワイト上司…ほんとすき -- 名無しさん (2020-09-06 23:28:37)

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