Batman and Robin: The Big Burn

ページ名:Batman and Robin_ The Big Burn

登録日:2017/07/01 Sat 13:58:54
更新日:2024/02/06 Tue 13:52:23NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



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『Batman and Robin: The Big Burn』は2013年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。


+ 作品情報-

『Batman and Robin Vol.2』#24~#28
発売 2013年10月から
脚本 ピーター・トマシ
作画 パトリック・グリーソン


『Batman and Robin Annual Vol.2』#2
発売 2014年1月
脚本 ピーター・トマシ
作画 パトリック・グリーソン、ダグ・マーンキ


日本では未邦訳。


『New 52』におけるトゥーフェイスのオリジンと最期が描かれた作品。特徴的な外見と性格から時に普通のギャングとして、時に精神異常者として
重宝されてきたトゥーフェイスだったが『New 52』に入ってからは目立った活躍を描かれていなかった。
そんな彼にスポットを当てた本作は憎しみあうトゥーフェイスとエレンの戦いを通して生き方を決める責任についても描いている。




『Batman and Two-Face Vol.2』#24~#28
『Batman and Robin Annual Vol.2』#2




『Batman and Two-Face Vol.2』#24~#28



【物語】

ハービー・デントをトゥーフェイスに変え姿を消していた『マッキレン・ファミリー』のエレン・マッキレンがゴッサムに帰還した。
その事実を知ったバットマンとゴッサム市警はトゥーフェイスに先駆け彼女の身柄を確保する。
これで全てが終わったかに思われたが様々な因縁によって事態は悪化の一途をたどっていく。



【登場人物】

ゴッサムを守る闇の騎士。マッキレン姉妹とは同じ学校に通っており特にShannonと仲が良く、両親の殺した人物の捜索を姉妹の父に頼んだことがあった。
『マッキレン・ファミリー』との関係に悩むハービーの背中を押し、結果としてトゥーフェイスに変貌させたことを気にしている。
一度はエレンをその手で捕まえるも面会で過去の関係を出され、マッチ・マローンに扮し脱走させる。
ウェイン邸に連れていき彼女とShannonとを重ねていると語りゴッサムから出るのを見送るも、密かに付けていた発信器で追跡する。
ギルダの墓の前で争うエレンとトゥーフェイスを他のギャングから救い、地下道から脱出しようとするが途中でトゥーフェイスと
はぐれてしまい彼の救出に向かう。


顔の半分を酸で焼かれ精神が歪んだゴッサムの元地方検事。妻のギルダを殺し酸で顔を焼き自分の人生を壊したエレンを憎んでいる。
『バットシグナル』を破壊しバットマンと会話して考えを変え、留置所にいるエレンのことを一旦見逃す。
エレンがウェイン邸を出るとKieronを利用してギルダの墓の前まで連れてこさせエレンを殺そうとするが、
バットマンや他のギャングの妨害を受け失敗してしまう。バットマンとエレンと共に地下道に逃げ込むも分断されギャングに捕まってしまう。
元々彼は『マッキレン・ファミリー』の弁護士をしておりそのことを悩んでいた。そしてゴードン一家が襲撃されたこととブルースの後押しを受け、
検事に転身しマッキレン姉妹を逮捕させた。その結果Shannonが亡くなったことでエレンの恨みを買い妻を死なせ顔を酸で焼かれている。



≪マッキレン・ファミリー≫

ゴッサムのギャングの1つ。国外に隠れていたエレンを呼び寄せヴィランやバットマンに押されている状況を変えようとする。


  • エレン・マッキレン

『マッキレン・ファミリー』のトップでかなりの武闘派。ギルダを殺しハービーの顔を酸で焼きトゥーフェイスに変貌させた張本人。
この事件以降、国外に隠れファミリーを操っていたがその状況が限界に近づいていたためゴッサムに呼び戻された。
ファミリーに急かされたこともあって行動に移ろうとするがゴッサム市警に見つかりバットマンに捕まってしまう。
留置所でブルースを呼び過去の因縁を持ち出しトゥーフェイスから身を守ってもらおうとするが失敗する。
その夜、他の囚人に襲われてしまうがマッチ・マローンに助けられウェイン邸に連れ去られブルースと会話する。
Kieronを呼び国外に飛ぼうとするが彼に裏切られギルダの墓の前でトゥーフェイスに殺されかけ、
バットマンや他のギャングの介入で命を拾うが右目の周りを酸で傷つけてしまう。
バットマンとトゥーフェイスと共に地下道に逃げ込み、トゥーフェイスとはぐれた後もバットマンと行動を共にする。


  • Shannon・マッキレン

エレンの双子の姉妹。エレンと比べると冷静な性格。刑務所に入れられた際にエレンとどちらかが犠牲となってもう一方を逃がすと決めていた。
ハービーに裏切られ刑務所に入った時に彼女が犠牲となることになり自殺し、買収した刑務官を利用してエレンとShannonの死体が入れ替わった。
脱獄に成功したエレンはそのままハービーのもとに向かい彼をトゥーフェイスに変えた事件を起こしている。
これ以降エレンはShannonと2人で1人と考えている。


  • Kieron・マッキレン

エレンの従兄弟。ゴッサムに戻って来たエレンをサポートする。実はトゥーフェイスとつながっており、
ウェイン邸からエレンを国外に逃亡させると見せかけギルダの墓に連れていきエレンを殺させようとする。
しかしエレンがギルダを殺したのはKieronが止めきれなかったのが遠因だとしてトゥーフェイスに殺された。



≪その他≫

  • ジェームズ・ゴードン

ゴッサム市警本部長でバットマンの良き理解者。過去に家族そろって『マッキレン・ファミリー』に狙われたことがある。
ハービーとはバットマンと共に協力関係にあった。エレン逮捕に奮闘し取り逃しかけるがバットマンの協力で捕らえる。


  • ギルダ・デント

ハービーの妻。彼とは深い愛情で結ばれていたがハービーを憎むエレンの手で彼の目の前で殺された。


  • アルフレッド・ペニーワース

ウェイン家に仕える執事。ウェイン邸にやって来たエレンに対し皮肉交えに応対する。


  • タイタス

ウェイン家の飼い犬。エレンの落とした食事を拾い食いする。


  • ハッケン

『ヌーナンのバー』の店主。墓場の地下道から現れたバットマンを驚くことなく出迎える。


  • ヒットマン(トミー・モナハン)、ナット・ザ・ハット、ショーン・ヌーナン、ベイター、セクション8

『ヌーナンのバー』に飾られている写真に写る人物たち。ベイターや『セクション8』以外の動向は不明。




『Batman and Robin Annual Vol.2』#2



【物語】

屋根裏部屋からディック宛の小包を発見したブルースはディックを呼び寄せる。
その小包を見たディックはロビンとして活動していた最初の一週間について語り始めた。



【登場人物】

初代ロビンで現在はバットマンから独立して活動中。ブルースの連絡を受けウェイン邸を訪れロビンの最初の一週間について語りだす。
正式に活動することになり舞い上がっていた彼はかつて着ていたサーカスの衣装を改造したコスチュームを着ていこうとするが止められる。
実際の現場ではバットマンの指示で離れた場所で待機するように言われていたが、手下の1人が連絡しているのを見て倒すも
バットマンからは指示を無視したとして『バットケイブ』に送り返されてしまう。
当初はそのことを愚痴っていたが考えを改めて手下から聞いた情報をバットマンに知らせるも同行は認められなかった。
我慢できずに外に飛び出し本命の現場に向かうも、敵のボスのTuskに襲われて援護に現れたバットマンと共に捕まってしまう。


ゴッサムを守る闇の騎士。屋根裏から見つけた小包をディックに知らせ彼の話を聞く。
最初の任務ということもあってディックには見張りを指示していたが、勝手な行動をとったため活動をしばらく禁じる。
その後、反省したディックから情報を受け取るも同行は認めず1人で出かけ、本命の現場に気付き助けに現れるもロビンを人質に取られ捕まってしまう。


  • Tusk

象のような外見をしたギャング。強力なパワーの持ち主。陽動作戦に引っ掛からず本命の現場に現れたロビンに襲い掛かる。
援護に現れたバットマンも一時パワーで押すも逆転されかけロビンを人質に取り2人まとめて捕まえた。


  • アルフレッド・ペニーワース

ウェイン家に仕える執事。ブルースと共にディックの話を聞く。命令を無視し愚痴をこぼすディックに厳しい態度で接していた。


犯罪組織『リバイアサン』との戦いで命を落とした3代目ロビンでブルースの息子。
ディックからロビンの最初の一週間の話を聞き屋根裏にある小包を残していた。




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