バットマン:喪われた絆

ページ名:バットマン_喪われた絆

登録日:2017/06/03 (土) 13:30:21
更新日:2024/02/06 Tue 11:22:25NEW!
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『Batman: Death of the Family』は2012年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。


+ 作品情報-

『Batman Vol.2』#13~#17
発売 2012年10月から
脚本 スコット・スナイダー、ジェームス・タイニンⅣ(#13短編~#16短編)
作画 グレッグ・カプロ(#13本編~#16本編、#17)、ジョック(#13短編~#16短編)


日本では2014年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が発売されている。


スコット・スナイダーとグレッグ・カプロによるバットマン・サーガ第1部の第2巻。タイトルは『バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー』に似ているがそこまで関係性は無い。
『New 52』開始直後の『Detective Comics Vol.2』#1で姿を消していたジョーカーの再登場と狂気に満ちたバットマンへの愛が描かれる。
ジョーカーの風貌も性格も今までのイメージとは異なる形で描かれているが、バットマンとジョーカーの関係性はより明確な形で描かれている。
本作の影響で『バットファミリー』はしばらく複雑な関係となった。
第1巻の『梟の法廷編』と同様に『バットファミリー』各誌+αとクロスオーバーが行われた。




【物語】

1年前に自らの顔の皮を剥ぎ姿を消したジョーカーがゴッサムに帰還した。
これまでとはまったく異なる手口で仕掛けてくるジョーカーに翻弄されるバットマン。
さらにジョーカーが『バットファミリー』の正体を知っていると宣言したことで『ファミリー』の絆にもひびが入り始める。
バットマンは家族の絆を守り抜きジョーカーを倒すことができるのか。



【登場人物】

ゴッサムを守る闇の騎士。1年ぶりに現れたジョーカーとの戦いに臨むもアルフレッドやゴードンが狙われたことで追い詰められていく。
ジョーカーとの初対決の際に『バットケイブ』に入られた可能性があったが、そんなことは不可能と断じ『ファミリー』に黙っていた。
ジョーカーが『アーカム・アサイラム』を支配したことを突き止め、単身乗り込み決着を付けようとするも捕らえられてしまう。


犯罪の道化王子とも呼ばれるバットマンのライバル。1年前に顔の皮を剥がし姿を消していたがゴッサムに帰還した。
警官を自らの手で殺害して顔の皮を取り戻し無理矢理顔に張り付けている。過去の犯罪を再現する一方で、
大量の警官殺しやアルフレッド誘拐など今までとは異なる手口も見せる。
貯水池で『バットファミリー』の正体を知っていると宣言し、『アーカム・アサイラム』でバットマンを待ち受ける。



≪バットファミリー≫

  • アルフレッド・ペニーワース

ウェイン家に仕える執事。ジョーカーに祝賀会に協力させるという目的でさらわれる。
しかしバットマン以外の『ファミリー』はジョーカーが『ファミリー』の正体を知っているためと思い動揺する。


『バットファミリー』の面々。ナイトウィングはバットマンにとって実力でも関係性でも信頼できる存在のため、
他のメンバーと異なり貯水池を狙うジョーカーを追うバットマンのバックアップとして給水橋に向かう。
その後『ファミリー』の正体を知るというジョーカーについてブルースを問いただすが、納得できず個人行動を行いジョーカーに捕まってしまう。



≪ヴィラン≫

  • ハーレイ・クイン(ハーリーン・クインゼル)

ジョーカーの愛人の元精神科医。現在は『スーサイド・スクワッド』で活動している。
久しぶりに現れたジョーカーの頼みでかつてのジョーカーの姿であるレッドフードに変装させられ、
エース・ケミカル社の工場でバットマンを待ち伏せていた。
バットマンを廃液のタンクに閉じ込めジョーカーを生み出したとされる薬品を流し込み立ち去った。
その際、「あの人はもう居ない」(今のジョーカーは最早かつてのジョーカーでは無い)と涙ながらに語った。


  • ペンギン(オズワルド・コブルポット)

鉤鼻と小柄な体格が特徴的なギャング。街外れの教会で会合を行うとするがジョーカーに集まったギャングを皆殺しにされてしまう。
当初は全面戦争を危惧して怒るも、ジョーカーの言葉を聞いて考えを変えジョーカーの『アーカム・アサイラム』での計画に乗る。
『アーカム・アサイラム』では聖職者の姿でバットマンを出迎える。


  • リドラー(エドワード・ニグマ)

なぞなぞをこよなく愛する犯罪者。『アーカム・アサイラム』で脱獄に機会をうかがっていたが、ジョーカーに煽られ脱獄した。
ジョーカーの計画を目にして協力することに決める。バットマンの前には参謀役として現れる。
役目を終え脱走しようとするがジョーカーの麻酔薬で眠らされてしまう。


顔の半分を酸で焼かれ精神が歪んだゴッサムの元地方検事。『アーカム・アサイラム』で判事の姿でバットマンの前に現れる。
ジョーカーの計画を最後まで見届けようとしてジョーカーを銃で脅すも、ジョーカーの言葉に動揺し引き金を引くことが出来なかった。


  • ミスター・フリーズ(ビクター・フリーズ)、クレイフェイス(ベイジル・カルロ)、スケアクロウ(ジョナサン・クレイン)

バットマンのヴィランたち。『アーカム・アサイラム』でジョーカーのバットマンへの試練として現れるが簡単にあしらわれる。



≪その他≫

  • ジェームズ・ゴードン

ゴッサム市警本部長でバットマンの良き理解者。『バットファミリー』とタバコの隠し場所を全て見つけたら禁煙するというゲームをしている。
ゴッサムに帰還したジョーカーの攻撃で次々に部下を失うも、恐怖を押し殺し立ち向かう。
アルフレッドに続く標的に選ばれバットマンが保護を申し出るも、過去のジョーカーの事件の記事に仕掛けられていた毒で重傷を負う。


  • ハービー・ブロック

ゴッサム市警の刑事でゴードンの腹心の部下。貯水池で警官隊と共にバットマンの援護に現れるも、
ジョーカーに最初の警官殺しの際に賭博場にいたことを指摘され身動きが取れなくなってしまう。


  • セバスチャン・ハディ

ゴッサムの市長。ジョーカーに命を狙われるも真の狙いは警備を担当した警官だった。
彼らに使われた毒の成分からバットマンはエース・ケミカル社の工場に向かった。


  • 双頭のライオン

ゴッサム動物園で異常出産で生まれたライオンの赤子。子供たちの前で生まれショックを与えた。ジョーカーと行動を共にしている。


小型の虫で死の象徴、また悪魔の王ルシファーの相棒たる悪魔ベルゼブブの象徴でもある。物語が進むにつれ状態が悪化するジョーカーの顔の皮に群がっていく。





















放射性同位元素の解析が完了しました

「表示」

原子番号105:ドブニウム

「…他の名前は?」

ハーニウム

「その場合の元素記号は…」

Ha



Ha



Ha



Ha




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