マッドスペシャル(チョロQ)

ページ名:マッドスペシャル_チョロQ_

登録日:2017/02/04 (土) 23:42:59
更新日:2024/02/02 Fri 11:21:00NEW!
所要時間:約 20 分で読めます



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チョロq チョロq2 チョロq3 コンバットチョロq 強敵 不死鳥 マツダ ライバル フェニックス マッドスペシャル カスタマブルチョロq チョロqマリンqボート チョロq64 チョロq64 2 ハイパーカスタマブルgb パーフェクトチョロq チャンピオン→最終的に三番手 バランス型←玩具版は走行距離特化 madrs mad-s マッドレーサースペシャル マッドブラックレーサー サイバーレーサースペシャル blue-max 8m ゲーム版と玩具のタイアップ







MAD-S




―――君臨するは狂気の不死鳥―――






マッドスペシャルとはゲーム、チョロQシリーズに度々登場するライバルカー。
シリーズ内のライバルキャラクターの中でも、トップクラスの知名度を誇る。





【概要】

意外にもPS初代チョロQには登場しておらず、初登場は次作の「チョロQ2」から。


黒色メインのボディ、「01」のナンバー等の細々とした白いステッカーや、車体後部の「MAD-S」の文字にオレンジの窓ガラス、そしてボンネットに描かれた黄色、或いは金色のフェニックス*1が主な特徴。
機体の外観からモデルは「マツダRX-01」とされている。
モデルがコンセプトカーであり資料が少ないにも関わらず、ゲーム版ではテールライトの造形までもが「マツダRX-01」と同様の外観となっている。


今ではゲームに登場するライバルキャラとしての方が有名なチョロQだが、
元々は1997年に発売された「マッドレーサースペシャル」という、玩具チョロQの「カスタマブルチョロQ」シリーズのラインナップの一つがモデル。
初代チョロQ(PS)のゲームが発売したのがそれより前の1996年ということもあり、初代では登場していない。
但し、カスタマブルチョロQの「マッドレーサースペシャル」はゲームの「チョロQ2」よりも2ヶ月ほど後に発売されている。つまりはゲームで先行登場したということになる。*2



見覚えのある現実世界の既存車種をモチーフにしたライバルが凌ぎを削りあう中、
前作のスプリントレースに出場していた1位のライバルカーや、冬季グランプリに出場していた「」を彷彿とさせる
漆黒の流線型ボディを纏い、輝く不死鳥のマークを刻んだスタイリッシュな1台のライバルカーが率先して前を走る様
は、
当時チョロQをプレイしていた諸氏にも強敵だということがすぐに理解できたことだろう。




【各ゲーム作品での活躍】


どの作品でも、全体性能が纏まったバランスタイプの強敵としてプレイヤーの前に立ちはだかることになる。





  • チョロQ2

上述したようにゲームシリーズにおいて記念すべき初登場作品であり、スプリントレースやワールドグランプリにおいて一番の強敵として立ちはだかる。
以降の作品にも当てはまるが、性別はゲーム内で一切説明がない為不明。以下では便宜上三人称を「彼」とする。



2位以下のライバルたちよりも頭一つ抜けた高い総合性能を誇っており、その中でもトップスピードの高さには目を見張るものがある。
オンロードのサーキット系コースではほぼぶっちきりの独走状態だと言ってもいい。
パーツの揃わない序盤では純粋な腕勝負で挑むほか無く、苦戦を強いられて彼の上位を走る姿が印象に残ったプレイヤーも多い筈。


続くスーパーグランプリにおいては新たなチャンプである「ブルー・ペガサス」に遅れを取り2番手となる……かと思いきや、ブルー・ペガサスの走りの調子には波がある為、マッドがトップに立つこともある。
特に最終戦の場であるロングサーキットでは、格上の筈であるペガサスにぶっちぎりの大差をつけて勝利することも多い。総合的に見ると本グランプリの上記2台は互角の実力と言ってもおかしくないだろう。


旧コースではグリッドが3番手となり、此方でのブルー・ペガサスや今作では裏ボスである「」に対しては流石に敵わないことが殆どだが、
「高原ショートコース」や「ビッグドーム」ではこの2台と互角に立ち回ることもあり、時には上記2台を下してマッドスペシャルが1位になることも。


スーパーグランプリ優勝後に開店する「謎の店」で彼のボディを購入することも可能。


PS系チョロQのマッドスペシャルのデザインは玩具版と比べると、
車体後部の文字が玩具版は「MADRS」なのに対し、ゲームでは「MAD-S」となっているなどの違いがある。



  • チョロQ3

前作に引き続いてスプリントレースとワールドグランプリにおける一番手を務める。
チョロQ3ではボディのペイントカラーのブラックの黒みが増したため、何気により渋みのある外観になっている。


チョロQシティ中心部にはグランプリ覇者のボディを飾る展示場があり、初めは彼のボディが鎮座していることもあって、より明確なライバルキャラとしての印象を強めている。


トップスピード重視の高バランス型なのも前作と変わらずであるが、今作ではより顕著になっており、それ故にか所々コーナリングが甘い部分も見られる。
とはいえやはり大半のコースではやはりトップを独走状態であり、強敵の1人であることに変わりは無い。


だがスーパーグランプリにおいては前作とは異なり、新チャンプである「レッドペガサス」に先を行かれることに。(ブルー・ペガサスは本作には未登場)
このグランプリのレッドペガサスは先任者であるブルーとは違い全体的に安定感もあるので、マッドは2番手としての地位に甘んじることが多い。


続くハイパーグランプリでは更なるライバルである「????????」の登場により、前作の旧コース同様にグリッドが3番手に降格。
こちらでは前を行く2人のライバルの走りが安定しなくなる*3ことも多いので彼にもチャンスはあるものの、スプリントレースのようにトップを独走というわけにはいかなくなった。
しかしやはり実力者であることは変わらず、上位3台の中での安定感はトップクラス。比較的そつのない走りで表彰台に登ることも。


今作ではスーパーグランプリ開催後にオープンする「ボディショップ4」でマッドスペシャルのボディ「チョロQ74ごう」が購入できる。


今作ではチョロQシティで彼によく似た不審車両(マッド同様にステッカーを纏ったペイントパターン4だが、ボディカラーはエメラルドグリーン単色)
が昼間に内容不明の犯罪を犯し、プレイヤーが不審車両を追いかける事になったり、夜の山間部でプレイヤーの頭上から突然落下してきたりする。
しかし、マッドスペシャルとの関連性は不明。



PSの正統派レースシリーズにおける登場はタムソフト制作の上記二作品のみである
しかし玩具版・ゲーム版双方の人気の高さ*4もあってか、以降の一部作品でも出演を果たしている。


  • チョロQマリン Qボート

※以下「???」モードのネタバレ注意



+ クリックで表示-

石碑の封印を全て解き、全コース優勝、全ミッションをクリアすることで解禁される、本作ラストエピソードの「エクストラ」モードにおいて
世界の海を脅かす「マリノイド要塞」に協力するミサイル艇として登場し、(恐らくレーサーのマッドとは別人)主役格である秘密攻撃艇「ドルフィンスター」の前に立ちはだかる。
こちらのマッドには不死鳥のマークは無く、水上・水中が舞台の都合上デザインも大幅に異なる。



後にマリノイド要塞に捕らわれアームに拘束されてしまうも、ドルフィンスターの協力により共に脱出。


今作ではエクストラモードクリア後に使用可能となる隠しキャラとしての扱いになっており、
上記のドルフィンスターと同様に高バランスの性能を誇る。ドルフィンスターと比較すると、旋回力は低いが重さはマッドの方が重い。






  • コンバットチョロQ

戦車や自走砲等の「Qタンク」達が主役であり戦場が舞台となる本作には、流石に本家レーサーのマッドスペシャルの姿は見られない。


…しかし本作の作戦3「チョロンボリ鉄道」にて、彼を想起させる様なオレンジのタンクが開幕デモにいきなり登場し、主人公であるプレイヤータンクに体当たりして去っていく。



その後は作戦19の「ヒンジャク市」の開幕デモで、上記のマッドに似た「謎の車両」がスクランブル交差点を移動する様子が確認できる。彼がこの市の敵部隊を纏めているのだろうか?


話が逸れるがこのヒンジャク市の敵部隊、下手すると序盤の壁の一つとも言えるぐらいどのタンクも強い。その強さの秘訣は他の作戦の敵と違い「砲塔を旋回してくる事」である。


本作の作戦の敵は基本的に旋回式砲塔を持つ戦車であろうと砲塔を回す事はないのだが、この作戦は本作でも数少ない、敵が砲塔を旋回して自機を狙ってくるミッションとなっている。


このため、本作のタンク解説で「あまりにも革新的な失敗作で思うように走れなかった」とまでこき下ろされている「ポルシェタイガー(ポルシェティーガー)」が、とても失敗作とは思えない程の猛攻を仕掛けてくる。史実では恵まれない部分が多かった戦車が、これ程までに強くなって暴れる姿はある意味熱い。



そして作戦22の「ジーグプリン線」にて、敵の装甲列車の撃破に遅れてしまうと「謎の車両」が装甲列車の運ぶ貨物の中から出現する。
彼は非常に全体性能が高く、防御力も高いので出現する前に列車を倒しておきたい。



※以下、作戦23以降のネタバレ注意



+ その後…-

そして作戦23の「ガリポリス要塞」にて、ようやく「謎の車両」こと彼の正体が「マッドタンク」であり、敵のQシュタイン帝国のタンクであることが判明する。


Qボート同様にこちらもデザインが大幅に異なり、代名詞とも言える不死鳥のマークこそ無いものの、黒主体のボディイエローのアクセントといった基本的特徴はマッドスペシャルと変わらず。


上記の通り非常に全体性能が高く、防御力が高い彼の撃破には非常に手間取ることとなる。
しかし自機よりも図体がデカく、更に主砲がだいぶ高い位置にあるので、砲身の位置を調節しない敵のマッドタンクは近距離での攻防に弱く、攻撃をあまり当てられていないことも…
但し攻撃力は高いので侮ることはできない。


暗躍していたマッドタンクは主人公の手によってこの地に眠り、作戦24で敵首領も撃破し終戦…と思いきや、その後のムービーでQシュタイン帝国にはまだ親玉がいる事が判明。どこかの建物の奥から登場した親玉は…






マッドタンクを呼べ!






…そしてクライマックスの作戦46「ブスラウ高地」にて、作戦22と同様に敵の装甲列車の撃破に遅れてしまうと、彼は装甲列車の運ぶ貨物の中から復活する。作戦のサブタイトルは「蘇る黒騎士」
ここで倒しても、タンクの撃破記録に彼の姿は無い…


そして最後の作戦の一つ前の、作戦47「セバストポイ要塞」で、遂にその激闘に終止符が打たれる。
この作戦ではマッドタンクは「マッドタンクS」へとパワーアップしており、最終的にはプレイヤーとの一騎打ちになる。




…しかしほぼ単騎で死地を乗り越え多くの占領地を取り戻してきたプレイヤータンクの猛攻に、彼は圧倒され最期はこの要塞付近で眠りについたのであった。
相変わらず近距離での攻防に弱い点はそのままであり、硬いだけでそこまで強くなかったとか言ってはいけない。決して。


その後最後の作戦の前にムービーが入り、彼の最期の様子が映し出される。彼の遺言は…






「ご主人さま〜!」






…クールそうな外見とは裏腹に、彼の最期の言葉は意外にも三下感溢れるものであった。これはこれでギャップのあるドジっ子といった感じでかわいい。


因みにミドルクラスアリーナの最後、48番手のタンクとしてもマッドタンクが登場する。こちらは攻撃を上手く当ててくるので普通に手強い。








 マッドタンク                
 Qタンク王国方面総司令タンク 高速戦闘    
 ではのQタンクの追随をゆるさない      
 最強クラスのQタンクといえる         


ゲーム内のタンク解説より



上記の作戦47で彼を撃破するか、ミドルクラスアリーナで彼に勝つ事によって、晴れて「マッドタンク」がプレイヤーのタンクとして使用可能になる。ゲーム内での分類はドイツタンク。


速かったレースシリーズのマッドの様に機動力が優れており、上記の解説通り高速戦闘では他の追随を許さない
更に攻撃力や防御力といったその他のパラメーターも高く、ノーマルタンクの中でも頭一つ抜けた性能を誇る。
但しマッドタンクに限らずノーマルタンクはゲーム1周目の場合、未クリアのミッションでは使用不可能。
ノーマルタンクはエンディング後のゲーム2周目で殆どの作戦が未クリアでも使用可能になり、最後の作戦のみ3周目でようやく挑戦出来る様になる。



自機としてマッドタンクを使う場合、大きさは並程度であり砲身の位置も自動で調整するので、改造が出来ずCPUが着けられない為に敵やアイテムの位置がレーダーで確認できない事(尤もこれは全ノーマルタンク共通の弱点ではあるが…)以外は非常に高性能なタンクとなっている。


攻撃力はレーザー砲塔とレーザー砲身の中間ぐらいの火力であり、
更にレーザーに比べると弾数が多くその数は何と80発。極めつけに次弾の装填時間も非常に短い。


終盤の隠し武器と比較すると火力は劣るが、こちらは癖のないヒート弾なので汎用性が高く、*5どんなミッションでも良い活躍が期待できる。Aランクを取れなかったミッションのリベンジにはもってこい。






  • チョロQ64

本作の限定版には、なんと玩具カスタマブルチョロQである青メッキのマッドレーサースペシャルが付属している。
しかしこの玩具版マッドは他製品に比べてメッキが剥がれやすく、当時開封された品は勿論のこと、現在ネットオークション等で出回っている良品でさえもボロボロになってしまっている…


本作のパッケージの中央にはマッドスペシャルが描かれており、
ゲーム内ではマッドスペシャルという固有名詞こそ登場しないが、使用可能ボディの1種であるチョロQ11ごうがマッドスペシャルのものとなっている。
「64」のマッドはメインカラーの黒オレンジ窓、そしてフェニックスは健在だが、ステッカーに関しては全て削除されている。後述の「64 2」も同様。


マッドスペシャルは「64」でもライバルカーとして「チョロQ11ごう」という名称で登場し、
今作では自車のボディがチョロQ5〜9ごうの際に「チョロQ レース」に出現する。


ライバルカーとして登場する際には全10種類のボディカラーの内、ランダムで何れかの色になる。*6この10種のカラーは自車ボディの場合も変更可能。
例を挙げると「64」ではお馴染みのブラックだけでなく、ホワイトやピンクといったカラーのマッドスペシャルがライバルとして登場する。


チョロQ64は全体的に難易度が高く、どのポジションのライバルカーも強い*7為、今作のマッドスペシャルも強豪としてレースで猛威を振るう。



更に本作はマッドスペシャルのボディが他にも存在し、隠しボディであるチョロQ14ごうが、ミラー仕様*8のマッドのボディとなっている。


  • チョロQ64 2 ハチャメチャグランプリレース

初代チョロQ64と違い、こちらは通常版のみ発売された。


「チョロQ64」同様にマッドスペシャルという固有名詞こそ登場しないが、マッドスペシャルのボディがチョロQ28ごうとして、ミラー仕様のマッドスペシャルがチョロQ29ごうとして登場している。


本作でもライバルカーの「チョロQ28ごう」として出現し、
自車のボディが「チョロQ1〜3ごうと28ごう以外」の際、シングルレースやチョロQグランプリに5位ポジションで偶に出現する。
ボディカラーは前作同様10色だが、色合いが調整されたり、水色と被っていた薄緑が鮮やかなブルーに変更された。*9
本作でも「64」と同様、全体的な性能が高い強敵となっている。
一部特殊パーツを使ったフライングバグやら、てんちゅうコインやらの行き過ぎた公認チートとも言える仕様を利用すると一方的に勝ててしまうのだが…*10上記の通りまともに戦えば強い相手ではある。







  • チョロQ ハイパーカスタマブルGB

※エンディング後要素のネタバレ注意




+ クリックで表示-

クリア後に開催される大会「QWCリベンジ」準決勝戦の対戦相手であるマッドブラックレーサーの愛機として、マッドスペシャル(マッドレーサースペシャル)名義ではないが、
かつて連載されていた漫画「ゼロヨンQ太」の愛用マシンを意識した「ブラックマグナム」*11という名称で登場する。
今作のマッドの装備パーツは、全体的な性能が超高水準で纏まった「MBRカスタム」シリーズのパーツで構成されており、ここでも中々に手強い相手となっている。


今作ではボディは敵専用の為、自機としての入手はできない。



  • パーフェクトチョロQ

ゲーム中盤で訪れる町「ひみつのこうじょう」で開催されるこうじょうグランプリの第4戦目の対戦相手として、「M•B •スペシャル」という名称で初登場する。
その後は草レースやゲーム終盤のとあるグランプリで、彼と再び戦うことになる。


本作のマッドスペシャルも高バランスに纏まった性能の強豪ライバルであり、勝ち進むプレイヤーの前に立ちはだかることとなる。


本作ではボディが変更可能であり、マッドのボディはボディショップ6号店で購入可能となっている。






【玩具チョロQとしての活躍】



  • カスタマブルチョロQ(+スーパーカスタマブルチョロQベーシック)

玩具のマッドスペシャルこと「マッドレーサースペシャル」は、パーツを手軽に組み替えて改造できる「カスタマブルチョロQ」シリーズ内の1台として、まず最初に「チョロQ2」登場時のデザインと、ほぼ同じものが発売された。但しリア部分のデザインは省略されている。*12ゲーム版のチョロQ2の欄でも述べたが、玩具版の車体後部の文字は「MADRS」


玩具版マッドは「マッドブラックレーサー」というチョロQ版のミニ四ファイターのような人物の特製マシンの1台という設定であり、
後にライバルマシンとなる「サイバーレーサースペシャル」という「サイバーレッドレーサー」のチョロQが登場。
2台共チョロQのカリスマの人物が手掛けたマシンという設定で、ミニ四駆で言うとこのミニ四ファイターが改造したマシンである「ファイターマグナムVFX」のような存在であったと言っても良い。
青色の長距離用エンジン「ブルーMAX」を積んだマッドに対し、サイバーは赤色の短距離用エンジン「RSマグナム」を搭載している。



その後「カスタマブルチョロQ」では、上述したチョロQ64付属の青メッキMADRSや、アップダウンサーキットコースセットの付属の白いMADRSが一般ルートで販売、
後継の「スーパーカスタマブルチョロQ」シリーズ内の組み立て済みモデルである「スーパーカスタマブルチョロQベーシック」シリーズでは、クリアブルーのMADRSが販売されていた。(こちらも一般ルート)
なお、積んでいるエンジンはそれぞれ異なる。*13


他にもチョロQの大会優勝景品として、金メッキ銀メッキのMADRS、詳細不明の薄紫メッキのMADRS(サイバーの可能性もあり)や、店頭販売チョロQについていた、くじの当たり景品である無色クリアのMADRSなどが存在している模様。


玩具チョロQには「マッドエンジン」と、上記の「RSマグナムエンジン」というエンジン*14が存在しており、
玩具版の「MADRS」という略称は、この2つのエンジンを意識したものの可能性もある。ただ上記の通り通常マッドが積んでいるエンジンはブルーMAXなんだけど



余談となるがてんとう虫コミックスの「チョロQBOY GO!GO!ピット」という漫画にも玩具のマッドレーサースペシャルが登場している。
…こちらの漫画では荒っぽい手段を使うモブのマシンであり、出番も殆どなくあっさりとやられてしまうという扱いではあるが。あくまで市販されていたカスタマブルチョロQのラインナップの一つなので、こういった扱いがおかしいという訳ではない。
いずれにせよ、玩具版のマッドレーサースペシャルは当時のチョロQの看板的車種として活躍しており、子供達にも人気もあったと言っても過言では無い。






…だがその後、マッドレーサースペシャルは「スーパーカスタマブルチョロQ」シリーズ後継の「パーフェクトチョロQ」シリーズの展開に伴い、表舞台に出てこなくなってしまう。
更に玩具版の出番につられて、ゲームのマッドスペシャルも全く出演しなくなり、PS2のチョロQシリーズでは1度も登場しなくなってしまった。
ゲーム版の出演は、旧作の廉価版を除けば2000年8月11日発売の「パーフェクトチョロQ」が最後。



しかし本チョロQの出番が無くなった後も、マッドスペシャルを意識した様なチョロQが玩具・ゲーム問わず多数登場している。



ゲームではPS2の「チョロQHG」にて、黒基調のファイヤーパターンを纏った蝙蝠の様な風貌の「ブラックシャドー」というチョロQが登場し、彼?もまたマッドに負けず劣らずの人気を誇っている。こちらは玩具版が存在せず、完全にゲームオリジナル。



玩具の方でもパッケージにて通常形態が「MAD2」と表記された、
恐らくマッド系列チョロQの後継であろう「パーフェクトチョロQ」シリーズの「ドリフトウルフ」や、
2007〜8年頃に展開された「チョロQデッキシステム」シリーズの「FGX ブラック」や「イーグレー ブラック」
2011年発売の「チョロQハイブリッド! マッハギア」の「覇翔AX(カイザーアックス)」と言ったチョロQが存在し、
何れも黒基調カラーの流線形ボディという、特徴がマッドに酷似したマシンとなっている。



FGXブラックに至っては、黒のボディ白文字のステッカー、そして黄色のヘッドライトオレンジの窓ガラス…という、どう見てもマッドを意識したとしか思えないカラーリング。


但しデッキシステムにおけるMAD系列の後継マシン枠は車体に「MAD3」のステッカーや「RS」の文字があるイーグレー ブラックの方であり、
FGXブラックが正式な後継である可能性は低い。


なおイーグレーの車種モチーフは恐らくC3コルベット*15であり、黒イーグレーは名前の通り黒いカラー白のステッカー(窓は若干黒みがかったクリア)、
アメ車モチーフということもあってかボディ両脇の出っ張ったフェンダーに描かれたファイアーパターンが特徴的で、
どちらかと言えばドリフトウルフとブラシャドを足して割った感じの外観となっている。


余談だがカラバリの「イーグレー シルバー」には「CYBER3」のステッカーがあることから、こちらは後述のサイバーレーサースペシャルの後継機枠であり対になっている。*16


上記の内、ドリフトウルフはゲーム版「パーフェクトチョロQ」に、FGXは「チョロQwii」に、それぞれゲームにも登場している。





【おまけ サイバーレーサースペシャル&他の「マッド」系カスタマブルチョロQについて】



  • サイバーレーサースペシャル (CYBER RS)

上述した様に「サイバーレッドレーサー」という人物の特製マシンで、短距離用のRSマグナムエンジンを積んでいる。
ボディの造形はライバルのマッドスペシャルをそのままパク…参考にしており瓜二つだが、カラーは銀メッキ基調でステッカーのデザインも異なる。青メッキのマッドと違い、こちらのメッキは非常に剥がれづらい。手荒に扱わずに軽く走らせる分には剥がれる心配はほぼ無いと言っていいだろう。
コロコロコミック1997年10月号によると、 一般販売は同年9月中旬。
カスタマブルチョロQとしてのナンバーは「C-08」。


  • マッドビクトリー (MADV)

白基調のラインが入ったボディカラー、ボンネットの「V」のマークにリトラクタブルヘッドライト、
そして車体後部の大型ウィング「MVウィング」と、車体両脇についた可動するアームが主な特徴。


コースセットとして販売されていたオフロードサーキット攻略用のカスタマブルチョロQで、前輪がプラタイヤとなっている。
最大の特徴は上述したアームを動かすことにより走行性能が変化する機能を持っている事。
アームを後ろに向け収納した場合は直進性重視のオンロード型になり、アームを前に出す事で安定性重視のオフロード型に性能が変化する。
コロコロコミック1997年8月号によると、同年の7月下旬に発売。カスタマブルチョロQとしてのナンバーは「C-06」。



  • マッドウイング (MADW)

ターコイズブルー黄色のボディカラーが特徴のカスタマブルチョロQ。こちらはコースセットのアップダウンサーキット攻略用のマシン。


マッドウイングはボディ形状の変更が可能で、通常形態は全体的に角張った近未来的なデザインのチョロQなのだが、
車体後方のエンジンフードを裏返し車体のフロントに着け、その際に外したフロントボディのパーツを裏返して車体後方のジョイントパーツに装着する事で形態変化ができる。
形態変化後は大型ウィングを後方に備えたバギーカー風のボディ形状となる。カスタマブルチョロQとしてのナンバーは「C-09」。



  • プロトマックス (コーナリングタイプ&ストレートタイプ)

マッドスペシャルとマッドビクトリー、そしてマッドウイングの3種のボディ形状を足して割った様な、メカニカルな外観のカスタマブルチョロQ。
マッドレーサースペシャルとサイバーレーサースペシャルの後継という位置付けであり、久々の復活となった中距離用のブラックMAXエンジンを搭載している。


このチョロQにはバリエーションが大きく分けると2種類*17あり、コーナリングタイプとストレートタイプの2種類が存在し、ウィングの形状がそれぞれのタイプで異なる。


コーナリングタイプはマッドレーサースペシャルをモデルとしており、 MADRSに似た黒基調のカラーリングとなっている。
一方でストレートタイプはサイバーレーサースペシャルをモデルとしており、サイバーに似た銀基調(こちらは銀メッキではない)のカラーリングとなっている。
コロコロコミック1998年1月号によると、1997年12月下旬に発売。カスタマブルチョロQとしてのナンバーはコーナリングが「C-10」ストレートが「C-11」。



この内マッドビクトリーとマッドウイングに関しては、ゲームには登場していない。


サイバーレーサースペシャルとプロトマックス(コーナリング・ストレート)は一応ゲームにも登場しており、
「ハイパーカスタマブルGB」で一部キャラクターのマシンとして名前は異なるが何度か登場する。


余談になるが、ハイパーカスタマブルGBには作中でその名を名乗る事は無いものの、「サイバーレッドレーサー」らしきキャラクターも登場する。




追記・修正は全ゲーム作品のマッドスペシャルに勝利した方にお願いします。


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  • いつの間にやらメッチャ充実した内容に…チョロQガチ勢の方が現れたか。 -- 名無しさん (2022-07-03 11:37:55)
  • マッドスペシャルと検索すると関東連合の暴走族のネーミングもヒットしてしまう……。恐らく商品名もマッドレーサースペシャルとなったのもそういう影響があるのかも。今のチョロQにも復活して欲しいなあ…。チョロQの歴史にも貢献した車であるのだから。 -- 名無しさん (2023-02-08 21:38:38)
  • ヒでとある方がデッキシステムの後継枠について詳しく解説されていたので追記。デッキシステムはあまり詳しくないのでこういった情報は有り難いです… -- 名無しさん (2023-02-13 16:48:14)

#comment

*1 ボンネットの鳥がフェニックスである事は、双葉社刊行の攻略本「チョロQ パーフェクトガイド」の100ページにて言及されている。フェニックスの元ネタは明言されていないが、1986年に発売された玩具チョロQ「サーキット・チョロQ GT MAD」の「E-21 フェラーリ512BB」のフロントリッドに、マッドのフェニックスに似た鳥マークが描かれている。
*2 カスタマブルチョロQの「マッドレーサースペシャル」のパッケージにも「ゲームソフト『チョロQ2』にも登場!」と記載されている。
*3 特に????????は第1戦でプレイヤーと同じ装備になる為、装備次第では遅くなる事もある。
*4 特にゲーム版は上記の活躍もあって、現在でも非常に高い人気と知名度を誇っている。
*5 隠し武器はどれも火力が著しく高い分、弾数が少なく、更に詳しくは伏せるが良くも悪くも特殊な砲弾の為、味方の護衛ミッションでは味方を誤射してしまい失敗しやすい。
*6 マッドの場合は黒 白 ピンク 紺 水色 薄緑 緑 黄 オレンジ 赤の10色。
*7 常に最下位にいる事に定評のあるあの「せいそうしゃ」(本作ではチョロQ10ごう)までも、レース展開によっては普通に1位を取る程強い。攻撃パーツを着けたり、しっかりとライバルカーの動きを読んだりと対策しなければ4位以下になって所持パーツを取られてしまう。
*8 ボディ全体に周りの風景を反射する処理がされている。
*9 「64」同様にランダムでカラーが変化する。自車もカラーが変更可能。
*10 というかこれらは本作のゲーム性があっさりと崩壊する程ヤバいものであり、正直プレイヤーによって使用するかどうか好みが分かれる。PS系チョロQで例えると、フライングバグだけでも最初からアクマのエンジンが使える様なもの。
*11 ボディは異なるが同名のチョロQが玩具に存在する。
*12 カスタマブルチョロQとしてのナンバーは「C-05」。コロコロコミック1997年5月号によると、一般販売は同年4月下旬。ボディカラーはスモークがかかったクリアブラックであり、フェニックスの色は金色となっている。又ゲームでは省略されているステッカーの文字も、こちらでははっきりと視認ができる。
*13 黒マッド(ノーマル)と白マッドがブルーMAX。青メッキマッドはパンサー、クリアブルーマッドはブラックMAX。
*14 マッドエンジンは後に出たRSマグナムの先発品であり、性能や外観に関してはほぼ同一のものである。しかし後にスーパーカスタマブルチョロQ用のエンジンとして作られた、旧マッドエンジンとは全く別物の「MADエンジン」が存在する。余談だがMADエンジンの方は形状の関係上、加工無しではMADRSに搭載する事ができない…
*15 イーグレーという名前もC3の異名である「スティングレイ」を捩った可能性大。
*16 「CYBER2」枠はMAD2ことドリフトウルフのカラバリである「リバーススパイダー」の可能性あり。
*17 カラーバリエーションに関してはもっと種類があるのだが、本ページはあくまでMADRSがメインなので割愛。

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