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更新日:2024/02/01 Thu 13:56:20NEW!
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人理定礎/霊子記録固定帯とは、Fateシリーズに登場する用語。
初出はそれぞれFate/Grand Order、Fate/EXTELLA。
●目次
【人理】
神代は終わり、西暦を経て人類は地上でもっとも栄えた種となった
我らは星の行く末を定め、星に碑文を刻むもの
人類をより長く、より確かに、より強く繁栄させる為の理――人類の航海図
これを魔術世界では『人理』と呼ぶ
噛み砕いて言えば、真エーテルに満ち意思を持つ自然が権能を振るう神の時代が終わり、
星のルールが「人間が生きる為に最適化した法則」に移った現在において、
人類が最も多様に発展していく"世界の可能性"こそが人理である。
ゆえに、たとえ『全ての選択において正解だけを選んだ幸福な世界』が存在したとしても、完成し可能性が途絶え"ハッピーエンドという袋小路"に陥った時点で、それは人理たりえない。
当然それとは反対に『全ての選択に失敗した世界』も、可能性が途絶えた以上は人理として成立しない。
言うなれば「エンディング」に到達してしまった時点で「その先」は存在しない為、続けることができなくなってしまうのだ。
宇宙はまだ誰も知らない、高次の生命体にも見通せない"未来"のためにこそ膨張し続ける。
先鋭化しすぎた一本道ではなく、成功と失敗の均衡が保たれ、今後多くの分岐を発生させる安定した世界こそが人理なのである。
星の内海に住まう邪竜曰く、そのもう一つの意味としてはこの惑星を覆う敷物として人理というテクスチャがあり、そのテクスチャの上に住まうのが今の人類の世界でもあるんだそうな。
【人理定礎/霊子記録固定帯】
かように宇宙は異なる展開を見せる並行世界(パラレルワールド)を許容する。
しかし、際限なく並行世界を発生させ続けると宇宙の寿命が尽きてしまうらしい。
そこで、一定のタイミングで『もっとも強く、安定したルート』から外れた世界を伐採し、エネルギーの消費を抑える。この事象を魔術的に"人理定礎"、科学的に"霊子記録固定帯(クォンタム・タイムロック)"と呼ぶ。
イメージとしては無限に枝を増やし続ける大樹から、不要な枝を伐採するようなもの。
そのため、メインとなる平均的な世界の出来事を『編纂事象』、伐採され消滅する世界の出来事を『剪定事象』と呼ぶ。
メルブラに例えると、タタリルートが編纂事象、遠野家琥珀無双ルートが剪定事象になる。
もう少し雑に表現すると、ルートが複数存在するギャルゲーなどの後日談的な続編を作る場合において、どのルートの後日談とするかを決めることに近い。
ギャルゲーを作る会社はたいてい全てのルートの後日談を作るような余裕などないため、根幹に近いルートの話の出来事を基準とするしかないのである。
後日談が作られた、いわゆる正史ルートが編纂事象、後日談の作られていないルートが剪定事象ということになる。
この人理定礎を決定できるのは『その時代を生きている人間』のみで、一度固定されたものは過去あるいは未来からの干渉を受け付けず不動のものとなる。
仮になんらかの方法で過去に移動し、人類史に介入したとしても固定帯に到達した瞬間に強制的に復元される。
たとえば「ブリテンが滅んだ」という結果が固定された場合。
時間移動をして「ブリテンを繁栄させ、戦争を終結させ、誰もが幸福になった」という過程を成功させても、固定帯に到達した瞬間「しかし、それでもブリテンは滅びた」という結果になる。
その結果、一人か二人は幸福になるかもしれないが、人類史という大きなうねりを変えることは決してできない。
仮に何らかの大偉業によってこの定礎/固定帯を否定できれば人類史を根底から覆すことが可能だが、それでも「破壊してから先の人類史だけ」を否定するのが限界である。
太陽系においてはおよそ100年に一度ほどの間隔でこの事象は訪れるとされている。
※以下、Fate/Grand OrderとFate/EXTELLAのネタバレを含みます。
【Fate/Grand Orderにおける人理定礎】
作中では主として8つの人理定礎が崩壊し、2017年以降、人類の絶滅が証明されてしまった。
特異点と呼ばれるそれらを修復するためにカルデアに魔術師が集められたところから物語が始まる。
本作においてはそれぞれの人理定礎にランクが設定されている。
特異点F:AD.2004年 冬木市
冬木市で行われた聖杯戦争。
「stay night」等の他シリーズとは異なり、「Grand Order」の歴史では2004年に冬木市で開催された聖杯戦争が第1回とのこと。
また、最終章で語られたように、本来であれば後のカルデアの初代所長となるマリスビリー・アニムスフィアと彼が召喚したキャスターが勝利し、『研究を成すための資金』『人間になる』というマスターとサーヴァントの願いが叶えられたはずだが、この特異点においては勝者がセイバーに、またキャスターも別の英霊に置き換わっている。
それ以外にも、
- 聖杯を何者かから「守っていた」かのようなセイバーオルタ
- 「縁を結んだ」にもかかわらず最終決戦に現れなかったクー・フーリン
- そもそもなぜ冬木市が炎上しているのか、死んだのではなく「消えた」住民はどこにいったのか
等、ストーリー第1部が完結した現在においても未解決の謎がこの特異点には多く残されている。
そもそも、第一部の黒幕が作り出した特異点は7つであり、ここは黒幕が作り出した特異点にはカウントされていない。
そのためか、人理定礎値のランクもない。
第一特異点:AD.1431年 フランス オルレアン
人理定礎値 C+
ジャンヌ・ダルクの処刑、及びヘンリー6世の戴冠式が行われた。
ジャンヌによってフランスが勝利し、大陸からイングランド勢力を駆逐した百年戦争によって王権が強化され、1494年のイタリア戦争からイタリア統一運動、オーストリア=ハンガリー帝国の成立、果ては第一次世界大戦の火種へと繋がっていく、ヨーロッパ世界史の重要ポイントである。
ちなみにジャンヌ・オルタに殺されたピエール=コーションは正史では1442年に没している。
・AD.0060年 ローマ帝国 セプテム
人理定礎値 B+
ユリウス・クラウディウス朝のネロ皇帝統治時代。
この後64年に行われた貨幣鋳造は150年先まで受け継がれる貨幣制度の基盤となった。68年のネロ自殺後、ローマ内戦(四皇帝の年)、フラウィウス朝を経て『ローマの平和』ネルウァ=アントニヌス長(五賢帝時代)に突入。
ローマ帝国はその後分裂し、西ローマは476年、東ローマは1453年に滅亡するが、オスマン帝国、ロシア帝国、神聖ローマ帝国、ルーマニア、イタリアなどにその文化は継承され、ヨーロッパ文明の基盤となったのは間違いない。
・AD.1573年 オケアノス
人理定礎値 A
フランシス・ドレイクがパナマから金銀を運ぶラバ隊を襲撃して多額の財を得た時代。
この後、ドレイクはゴールデン・ハインド号を旗艦とした艦隊で3年かけて艦隊指揮官として人類初の生きたまま世界一周を達成。
当時の英国国庫歳入を上回る30万ポンド相当の財宝を王室に献上し、『太陽の沈まない国』大英帝国の発展の足掛かりとして大きく貢献する。
・AD.1888年 大英帝国 ロンドン
人理定礎値 A-
産業革命とその公害により揺れ動くイギリスにて、切り裂きジャックの連続殺人事件が発生。
シャーロック・ホームズの相棒ジョン・H・ワトソンが結婚しベイカー街221Bを去ったのもこの年とされている。
なお、正史ではチャールズ・バベッジが死去したのはこの18年前の1871年である。
また当時オールド・バーリントン通り(ピカデリー、リージェントストリートの近く)にはナイチンゲールの住居兼オフィスが存在した。
・AD.1783年 アメリカ
人理定礎値 A+
パリ講和条約によってイギリスがアメリカ合衆国の独立を承認。
後に唯一の超大国と呼ばれ、政治・軍事・文化ほか人類史のあらゆる面において多大な影響力を有する国家の誕生した年であるが…。
・AD.1273年 エルサレムキャメロット
人理定礎値 EX
前年の1272年まで第9回(区別せず第8回とも)十字軍侵攻が行われていた。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の三つの宗教において聖地とされている重要な場所。
その起源は紀元前30世紀にまで遡るとされ、BC.1000年頃にダビデ王によってヘブライ王国の都と定められた。
しかしこの時代の特異点は人理定礎値EX(評価不可能)として特殊な扱いをされている。
他の特異点(7章さえも含む)は人理定礎が敵対者によって破壊される危機にある状態だったが、
この特異点に於いてはすでに獅子王を首魁とする円卓の軍勢によって人理定礎が破壊されており、特異点の在り方が変貌し中核となる地域・特異点名称すらも変わってしまった。もはや計測する数値が存在しないためのEXランクである。
(メタ的な事情としては、リリース当時の6章タイトルは「神聖円卓領域エルサレム」だったが、5章リリース後に6章シナリオ担当の奈須きのこが設定変更を行って6章シナリオを一から作り直したちゃぶ台返しの影響と思われる)
・BC.2655 シュメール バビロニア
人理定礎値 A++
シュメール初期王朝時代第Ⅱ期末期、ウルク第1王朝第5代目王として『ウルクの城壁を建設したる者』ギルガメッシュが統治していた時代。
この後、四つの王朝を挟んで成立したウルク第2王朝の初代(アッカド時代に近い終盤とも)エンシャクシュアンナ王は人類史において最初の『国土の王』(=都市ではなく、領域に対する王権)の称号を用いた。
新免武蔵守藤原玄信
人理修復を終え、年越しを迎えた主人公が消えゆく鬼ヶ島で出会った女性。
通称は「宮本武蔵」――そう、日本最強の剣豪と名高いあの武蔵である。
しかしこの人物は女性。Fateシリーズ毎度恒例行事の女体化ではなく、『彼女の世界』において、宮本武蔵は女性である。
というのも、彼女は本筋たる編纂事象から外れに外れた、「宮本武蔵が女性として生まれた」微小な可能性を有した剪定事象の世界の武蔵である。
彼女が本来いるべき世界はすでに剪定されてしまっており、帰る世界のない風来坊としてあちこちの世界を転移しながら旅をしている。
【Fate/EXTELLAにおける霊子記録固定帯】
メインシナリオではネロ編、玉藻編、真ネロ編が『編纂事象』、アルテラ編のみ『剪定事象』に該当する。
(分類はシナリオ開始時に表示される)
ムーンセルの記録から遊星ヴェルバーの存在を知ったソロ・サーヴァントのアルキメデスが主人公を謀り、『未明領域』に存在する巨神アルテラと遭遇。
突然アルテラに鷲掴みにされたところから脱出しようと、主人公がレガリアの権限を使い自身を精神・魂・肉体に三分割した時点が固定帯A。
その後、アルキメデスはヴェルバーの銀河系到達をジャミングしているムーンセルの破壊を目論み、固定帯が訪れる前に「ムーンセルが壊れた世界」を確定させようと暗躍する。
霊子構造体であること、ヴェルバーのヴォイドセルからの浸食を受け入れ自身の霊子を強化したことで、アルキメデスは本来閲覧が限界である並行移動(スライド)を並行世界への移動手段として利用し、セファールが撃破されても固定帯として確定する前に並行世界を移動することで確定を先送りにし続けていた。
余談だが、並行移動した場合その世界に本来存在した自分は弾き出されよく似た世界の自分と統合され、類似した世界がない場合はより「強い」自分に統合される。
さらに余談だが、Fate/Grand Orderにおいても、その時代に生前の自身が存在するサーヴァントがレイシフトすると、元いた生前の自分が弾き出されるようになっている。
最終的に肉体の主人公は、自身の犠牲、それによる剪定事象化も厭わぬ決意で記憶を固定帯Aに送り届け、アルキメデスの陰謀にヒビを入れることに成功する。
そしてアルキメデスが仲間に引き込んだエリザベート・ヴォイドの茶々入れが陰謀を打ち砕くに至り、
最後はアルテラの剣を憑代に神威を取り込んだネロによってムーンセルの『未明領域』に封印されていた星舟を破壊される。
この結末が「平均的かつ、今後もっとも広がりのある世界」である霊子記録固定帯Bとして認められ、以後アルキメデスが何をやっても『ムーンセルは壊れない』結末が確定した。
なお、このAとBの間は約1か月。定期的なのかそれとも分岐する可能性の数に反比例してサイクルが縮まるのかは不明だが、結構な早さである。
ちなみに、上記の通りアルキメデスがヴェルバーに汚染されたのはAよりも前。また、A-B間でも特に汚染の除去などは行われなかった。さらに、星舟が消えても汚染はそのままのはずである。
にもかかわらず、続編でありBよりも後の時間軸、つまりBからの流れを汲むLinkにおいて、アルキメデスはヴェルバーに汚染されてはいない*1。
このアルキメデスは暗躍していた彼とは別の個体*2であるが、A以前から汚染されている以上は彼も汚染済みのはずであるが、きっちり汚染が解除されている。
おそらく、ムーンセルにとっての敵であるヴェルバーの情報だけは例外扱いされたと考えられる。
追記・修正は人理定礎を修復したマスターにお願いします。
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▷ コメント欄
- 結構長い間人理定礎の意味は謎だったよね -- 名無しさん (2016-12-30 22:15:53)
- 要するにチェックポイント -- 名無しさん (2016-12-30 22:54:24)
- シュタゲの世界線のような考え方?(検討違いならごめんなさい) -- 名無しさん (2016-12-30 23:51:07)
- 話のオチまでは書かなくてもいいけどどういう状況なのかくらいは追加してくのかな -- 名無しさん (2016-12-30 23:57:26)
- ↑×2 それに近いもの。昔の型月は並行世界の無限の可能性を肯定してたから、世界観完全ぶち壊しとも評される危険な水と油レベルに危険な代物でもある -- 名無しさん (2016-12-31 00:07:52)
- SN、apo、エクストラ、月姫とそれぞれ別のクォンタムタイムロックによって分岐してる世界があるから無限の可能性自体はあるちゃある。剪定事象も剪定されはするけど世界自体は存在するわけだし -- 名無しさん (2016-12-31 00:22:53)
- 無限の可能性はある可能性はあるがその可能性に未来があるわけではないという -- 名無しさん (2016-12-31 00:28:16)
- クロノ・クロスをプレイしたことがある身としては、剪定事象とされて消滅していった平行世界の無念の集合体(クロノ・クロスのラスボス的な)みたいなのが出てきやしないかちょっと不安ではある。 -- 名無しさん (2016-12-31 00:45:56)
- ドラえもんに例えるならセワシと言う人物においてのび太と言う存在が特異点でのび太さえ無事で誰と結婚していようとセワシが生まれてくるけど、何らかの原因でのび太が死ぬ、もしくは生まれてこなかったらセワシの存在が消える…って所か。 -- 名無しさん (2016-12-31 00:49:17)
- なんかややこしい設定だよね、要は最も可能性がある時点をチェックポイントにしてそこから枝分かれしまたチェックポイントを作っての繰り返しと解釈すればいいのかな。 -- 名無しさん (2016-12-31 01:28:06)
- FGOの冬木は「全てが」おかしいんだと考察されてたな。とにかく全特異点の中でも異常 -- 名無し (2016-12-31 11:04:19)
- ADVゲームで選択肢の前とエンディングの直前にセーブポイント作るようなもんかなこれ -- 名無しさん (2016-12-31 11:42:35)
- クーフーリン(術)は廃棄孔に来なかったサンタ二人と同様に、あのクーフーリンがそのままカルデアに来たから「最終決戦に来なかった」じゃなくて「そもそもカルデア勢として参加した」と思ってる -- 名無しさん (2016-12-31 11:59:39)
- だとしたら他特異点の清姫とかダビデとかジャガーマンが説明つかないよ、あいつらも割りと明確にこっち来てるのに -- 名無しさん (2016-12-31 12:00:56)
- 「2015年にぐだおがリリースされる」と言う人理定礎が有ったとする。すると今から過去に戻ってきのこを引退させようが何しようが、「ぐだおリリース」と言う定礎は変わらない。よって、それはもしかしたらきのこシナリオじゃないかもしれないしスマホゲーじゃないかもしれないが、なんやかんや有って結局ぐだおがリリースされる。……って事だな。 -- 名無しさん (2016-12-31 14:24:24)
- ↑ これギャグっぽいけど、「2004年・冬木・聖杯戦争」に置き換えたらまんま本編。第5次じゃないかもしれないし、大聖杯が奪われた後かもしれない。それでも『2004年に冬木市で聖杯戦争が開催される』という人理定礎は変わらない -- 名無しさん (2016-12-31 14:29:05)
- 冬木って定礎復元したはずなのに何も変化起きてないのよね。つまりあの惨状は特異点化とはまったく別口ということか。 -- 名無しさん (2016-12-31 15:01:04)
- メタ的にFateシリーズ作品そのものが人理定礎とも言えそう -- 名無しさん (2016-12-31 16:12:21)
- 1.5部は剪定されたのこりもの世界がはみ出してくる話だったりしない? -- 名無しさん (2017-01-04 22:05:43)
- ↑5 他作品で言えばゲッターエンペラーやな。一度「ゲッターエンペラーが存在する」という事象が観測されると、昆虫人が過去に行って早乙女研究所を滅ぼそうとしてもゲッターエンペラーが誕生する未来は変わらない。 -- 名無しさん (2017-01-06 00:47:59)
- 逆に言うと、定礎以外の部分はいくらでも変化しうる。ぐだおがコンシューマで出るかもしれないし、冬木の聖杯戦争が第百次かもしれないし、ゲッペラーが光子力研究所で発見されるかもしれない。 -- 名無しさん (2017-01-06 07:40:29)
- FGOの世界にプロとセイバーが登場した場合、彼とアルトリアの関係はどうなるのかね。キャメロット崩壊が定礎である以上は単なるパラレルって訳にもいかんのだよね? -- 名無しさん (2017-01-11 00:04:49)
- (ムーンセル内限定とはいえ)スライド≒第二魔法の様なものとすると、破壊に長けた才能と関係し、第二魔法とは異なるアプローチで時間旅行や結果の棚上げができる青子の魔法って、人理定礎やそれを含めたより大きな法則の破壊ができる魔法ってことかな(単純な構造の魔術回路が適しているらしいがこれとの関連がわからない) -- 名無しさん (2017-01-15 11:43:48)
- EXTRA世界ならばムーンセル発見は定礎になってそう -- 名無しさん (2017-01-15 11:58:59)
- 知ってる人は少なそうだけど、DCコミックの宇宙観が近いんだろうか。あれも時間の流れで無数の歴史に別れてくけど、正史以外は「あり得たかもしれないが起きなかったこと」になって消えたり、歴史上の重要なポイントを変えると宇宙そのものの歴史が変わってしまう、って言うことが引き起こされたりしたし -- 名無しさん (2017-01-15 13:09:32)
- この設定入れたのも今後エクストラシリーズやFGOの物語を更に拡大させるためだろうな -- 名無しさん (2017-01-31 01:54:46)
- 人理定礎崩壊/特異点化って要は、本来なら人理定礎として確定した、過去がどう変わろうと絶対起こるはずの事象が起こらなくなって、結果剪定事象に追い込まれていって人類滅亡ってことでok?そうならやっぱ冬木は異常だな。「2004年に冬木で聖杯戦争が起こる」ことが定礎なら、特異点Fの人理定礎は崩壊してない。何か別の要素が定礎だった?あとバビロニアで賢王が言ったことが正しいなら、人理崩壊中の出来事の「結果」だけが修復後の定礎に追加されてる? -- 名無しさん (2017-03-21 17:52:48)
- ↑最後訂正。追加じゃなくて上書きかな -- 名無しさん (2017-03-21 17:54:43)
- ↑7 たんに「アルトリアの世界」と「プロトアーサーの世界」の2種類が存在するだけじゃね。アーサー王が男だろうと女だろうと、歴史の大筋は変わらないし -- 名無しさん (2017-03-21 18:12:47)
- 剪定対象にされた世界はどうなるんだろうか プロトセイバーの体験クエストでちょっと出てきたけど -- 名無しさん (2017-03-21 23:38:13)
- イメージとして、例えばFateでもステイナイト系とエクストラ系は設定が大きく異るものだけど、これらの関係は「どちらかが編纂事象でもう片方は編纂事象」っていうより、「別々の編纂事象(剪定事象ももつ)」だと思う。木で例えるなら、同じ木の太い枝2本ではなく違う木になってるような。ムーンセル発見というタイムロックがSN世界にはないだろうし -- 名無しさん (2017-03-22 01:35:22)
- そもそもムーンセル系の編纂事象に赤い月のブリュンスタッドは存在するのだろうか?意思持つ星ではなく意思のない記録の怪物たる月にアルティミット・ワンが存在するのかという意味で -- 名無しさん (2017-03-22 08:34:17)
- ↑ 「朱い月はいないが、該当する頭脳体はいる」らしい -- 名無しさん (2017-03-22 20:01:11)
- シュタゲで例えるのが分かりやすいんじゃない? -- 名無しさん (2017-03-31 09:01:18)
- 人理再編か、またさらっと重要そうな単語が。定礎の変化に合わせて歴史が狂うとかか? -- 名無しさん (2017-05-08 12:04:49)
- よく勘違いされるが剪定事象は「それ以上その世界線を起点にした分岐がされなくなって、最終的に滅ぶ」のであって、「剪定された時点でその世界が消滅する」訳ではない。あくまで「緩やかな滅びに向かう」以外の選択肢が無い袋小路に陥るだけ…というか、袋小路に陥ったからこそ剪定されるというか -- 名無しさん (2017-10-19 18:48:14)
- この設定考えると未来に広がりがなくなるから天草の人類救済が成功した世界は剪定事象になるわけで、そりゃルーラーも呼ばれるよな -- 名無しさん (2017-12-20 21:29:35)
- ロストベルトもコレと関係してるのかな? -- 名無しさん (2018-01-03 13:45:39)
- ↑蘆屋道満関わってるっぽいし、並行世界でない「異世界」関係だろうから剪定事象ではない…と思ってる。 -- 名無しさん (2018-01-05 05:32:00)
- ロストベルトは「平行世界論からさえ見捨てられた」とあるから、剪定事象にすらなれなかった可能性の世界なんじゃないかな -- 名無しさん (2018-02-06 03:04:14)
- 一つ質問なんだけど、1888年ロンドンは後の歴史にどう強く影響するというんだ? 『探偵もの』という概念が生まれたことぐらいしか思い浮かばないんだが。教えて偉い人ー! -- 名無しさん (2018-03-01 08:51:57)
- ↑産業革命 -- 名無しさん (2018-03-01 09:18:20)
- ↑あぁ、それがあったか! 教えてくれて感謝。 -- 名無しさん (2018-03-01 09:22:43)
- 後は当時の英国は世界一の大国、大英帝国だから無くなったら影響大きい 某考察でも言われてたけど日露戦争とか第一次世界大戦とかに悪影響出まくる -- 名無しさん (2018-03-05 20:49:53)
- すげー今更だけど玉藻編は編纂事象だぞ。玉藻編スタート時に表示されてる -- 名無しさん (2018-03-05 22:00:58)
- ↑ 最初に立てた時はそう書いてたのにいつのまにか編集されてたっぽいから直しといた指摘サンクス -- 名無しさん (2018-03-05 22:34:20)
- メタ的に考えると「一度完結した作品の正統続編は書かない」っていう滅茶苦茶きのこらしい設定 EXシリーズも全部地続きじゃないどころか、stay nightの続編的立ち位置のhollowですら原作√のどれからも繋がらない世界な訳だし -- 名無しさん (2018-03-23 09:51:15)
- 異聞帯が「剪定されずに続いている世界」なら2部六章は前から冗談で語られてたみたいに滅びず栄えたままの円卓達を滅ぼしに行かないと行けない感じがするなぁ -- 名無しさん (2018-04-06 18:57:34)
- ↑どうだろ・・・ベリルによると6つ目と7つ目 つまり円卓の異聞帯はかなり酷い有様っぽいからブリテンが存続してるとしてもロシアより遥かに状況になってるんじゃないかな -- 名無しさん (2018-04-07 02:45:42)
- でも間違いなく「栄え過ぎたが故に剪定された世界」も出てくるよなぁ…もしかすると「完成され過ぎたユートピアはディストピアと変わらない」みたいなことなのかも -- 名無しさん (2018-04-07 03:16:01)
- ↑ヴォーダイムがいる異聞帯はそんな感じなんだろうな。ベリルも「汎人類史より栄えてる」って言ってるし -- 名無しさん (2018-04-15 09:35:59)
- 「行き詰まりになった世界」がどこまで出てくるのか気になる。例えば間違ってるけど進化の果てまで突き進んだバケモノの世界とか、なにもかも一つに溶けちまって究極の一があるだけの世界とか…出てくるんかな -- 名無しさん (2018-06-09 12:23:38)
- ↑ヤガみたいに人類が旧人類になっても続くならそれこそ鋼の大地になってる異聞帯あっても不思議じゃない -- 名無しさん (2018-08-01 13:24:22)
- 決して不幸な結末が存在しない完璧で幸せな世界も終わらされてしまうな -- 名無しさん (2018-08-09 03:17:31)
- ↑ 「いつまでも幸せに暮らしました」なんて世界、それはそれで終わってるからなぁ…第六魔法が世界を終わらせるってこういうことなのかも -- 名無しさん (2019-02-03 10:43:19)
- ↑6 完成されすぎたユートピア≒ディストピアってある意味シンがそうだよなぁ… -- 名無しさん (2019-10-12 00:26:47)
- メタな話、見てる俺達が面白くないしな>>完成されたユートピア -- 名無しさん (2019-10-14 16:48:02)
- カミサマが見てて楽しい物語って感じなのかな。人類史っていう物語を見てるカミサマがハッピーエンドやバッドエンドを望むわけがないだろうし。悲喜こもごも歩み続けろと言わんばかりに -- 名無しさん (2020-08-29 10:23:26)
- 人理定礎を修復でなく奪還していたアーケードの世界線がだんだん不穏な事になって来てるな・・・ -- 名無しさん (2020-09-27 03:13:48)
- ↑アーケードどころかFGO本編の方もきな臭い空気になりつつあるよな。FGO世界線自体が最初から剪定案件だよー的な話になっても不思議じゃない -- 名無しさん (2022-07-30 07:58:09)
- 神様的な誰かが眺めて楽しむために宇宙を作るとしたら、こんなふうに作るのかもな。興味深い設定だ -- 名無しさん (2024-01-05 19:34:28)
#comment
*2 暗躍していた方がBの流れの世界に来たため、元々その世界にいた方のアルキメデスは別の並行世界に飛ばされている。
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