登録日:2016/10/30 (日) 22:05:35
更新日:2024/01/29 Mon 11:09:43NEW!
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アンラッキーリバース エロゲヒロイン ナイトメア 貧乳 孤児 無邪気 悲しい過去 尊大 天邪鬼 根は優しい エロ魔 リズリー・マクダウェル 柚原みう
「私はお腹が空いた、はやく準備するのだ!」
リズリー・マクダウェルとは、ういんどみる制作のエロゲー、アンラッキーリバースに登場するヒロインの1人。
CV:柚原みう
所属:みなしごナイトメア→王立アミューリア学園1年B組
身長:148cm
体重:39kg
誕生日:6月20日
スリーサイズ:70(A)/51/73
血液型:A
好きなもの:優翔
嫌いなもの:昼の人間
分裂したもう1人の優翔を呼び出した張本人、というより優翔の本来の召喚主。
リズリーの召喚に横入りする形でエリスの召喚が挟まった結果、優翔が分裂する羽目になった。
更に付け加えるとリズリーが呼び寄せようとしていたのも実は優翔とは別の存在だったり。
ナイトメアと呼ばれる異種族の生き残りであり、普段は夜のアミューリア学園で隠れ潜むように行動している。
(生活費については時折夜の街に繰り出して占い師のフリして稼いでいるんだとか)
ランコ、モーリンという扱いが雑な2体のコウモリの使い魔を使役している他、
優翔が最初に出会った異世界の存在である女神ウルシュも基本的にリズリーと共に行動している。
幼いながらも保有魔力は相当に高く、学園内で優秀と称されるエリスやミリーナすらも軽く上回る程。
人間である優翔その他の存在を基本的に下に見ており尊大な態度を取っているが、
本質的には見た目相応のお子様であり、様々な理由も重なって天邪鬼な態度を取っているだけである。
当初は下僕と称していた優翔に対しても、彼の献身的な態度に心を動かされ気を許すようになっていく。
実際の所甘いお菓子が大好きでにんじんや勉学が苦手など、正に人間の子供と何ら変わらない面も多く、
そんなリズリーを諭して世話している優翔の姿は、さながら手の焼ける娘を持つ父親のようでもある。
共通ルート後半では夜な夜な学園を徘徊するリズリーともう1人の優翔のことが噂になり、
エリスと行動を共にしている優翔が夜の学園に幼女を連れ込むロリコンなどというとばっちりを受けることに。
でまあ、この異変の解決に向けて動くことになるという流れ。
一悶着あったものの遂にリズリーは捕らえられ、分裂していた優翔も1人に再統合されることに。
以降は学園理事長であるクレアの取り計らいもあり、今までの生活の継続とアミューリア学園での学生としての日々を保証されることに。
以下、ネタバレ諸々含む。
実はリズリーは作中時代の人物ではなく、数百年前の過去から転移してきたナイトメアである。
リズリーの生きていた時代のオルターニアでは多くのナイトメアが人間と共生しており良好な関係を築いていた。
ところがある日、自分が王になれずに心に深い憎しみを抱いていた王弟と、
その王弟の悪心に目を付けた悪いナイトメアが結託したことにより、力を得た王弟がオルターニアを恐怖支配するようになってしまう。
誰もが王弟の圧政に苦しんでいた中で、多くの仲間と共に王弟を打ち倒し平和な治世を取り戻した英雄。
その英雄の名前はユートといった。
しかし、王弟が倒された後も悪いナイトメアの方は健在であり、復讐のためにユートが匿っていたある少女を狙うようになる。
そのことを察知したユートは少女と共に次元の狭間に逃げ込み、そこで出会った女神ウルシュに少女を託す。
「少女が安心して暮らせるようになるまで側で見守っていて欲しい」と約束を交わし、ユートは次元の狭間で1人追ってきたナイトメアを食い止める為に犠牲となった。
そしてウルシュはユートとの約束どおりに、平和になった数百年後のオルターニアに転移してきて今に至る。
……そのユートに匿われていた少女こそが、ナイトメアであるリズリーであった。
更にユートの肉体はナイトメアを止めるために犠牲になったが、魂はそのまま別世界へと転生。
その転生体こそが主人公である一陣優翔その人であるとのこと。
加えて優翔の極度の不幸体質の原因は、前世に関わったナイトメアの呪いによるものであった。
エリスルートでの説明も合わせると、この辺の話はどうにも回収しきれてないというか投げっぱなし気味な感じもするのだが、
女神ウルシュによる優翔のこの世界への定着がどうにかなっていた、みたいに考えておけば一応の辻褄は合うのだろうか……?
全ての真実を知り、リズリーが恩人であったユートを呼ぼうとして自分を呼び寄せたということを悟った優翔は、
せめて自分がリズリーの寂しさを埋め合わせてあげたいと、彼女と共にいることを強く望むようになる。
優翔の気遣いでリズリーは他人と接することが多くなり、リズリー自身も優翔の気遣いを嬉しいとしながらも、
自分がが尊大な態度で他人を遠ざけるのも、元はといえば親代わりだったユートが犠牲になったのは、
簡単に心を惑わされ他人を裏切る大多数の人間たちの所為だということ。
裏切られることに恐れを抱くくらいなら最初から近づかなければいいという本心を明かしていた。
それでも尚、優翔と一緒にいる内に段々と周りの人間とも楽しく過ごせるようになっていく中、
唐突にリズリーは恋愛について興味を持つようになり、優翔に対して過激なスキンシップを繰り返すようになる。
屋上で弁当を食べあったり、学食でケーキ塗れになりながらキスをしたり、他ヒロインとの女子トークを目撃したりと色々あった末、
ある日、夜の自室でリズリーは好みの女性のタイプを尋ね、それに答えた優翔は勢いでリズリーに告白。
何だかぎこちないながらもリズリーもまた優翔が好きであると本心を明かし、晴れて2人は恋人同士に。
「わ、わたしのこの顔を見てもそんなこと聞くのか!?」
「わたしも優翔のことが好きだ」
「よ、よし! それじゃこれで恋人同士だぞ! いいな!?」
殆ど手探り状態で恋人としての生活をスタートさせるのだが、
フリーマーケットでのデートや初めてのプレゼント、クレープを食べっこしながらの指チューなど、
端から見てれば十分に甘々カップルなイベントも満載である。
そして優翔の不幸体質についても優翔の精液に憑りついていたナイトメアの呪いをリズリーが消失させることで何ともアッサリ解決。
が、順調そのものに見えたのだが、突如としてリズリーはまた周囲と距離を置くようになってしまう。
調査を進めていった先で優翔はナイトメアという種族の深い部分を知ることになる、
ナイトメアは肉体的接触によって人間の体液から魔力を得ているのだが、
魔力が枯渇し飢餓状態になると寿命にすら直結するらしく、しまいには無差別に人間を襲うようになってしまうのだという。
優翔はもしかしたらリズリーはこのことを恐れて周囲から距離を置いているのではと推測する。
そして優翔から諸々の事情を聞き知ったエリス、ミリーナ、アリアの3人は学園屋上でサプライズパーティをすることに決定。
突然のことにリズリーは驚きながらも、今までの素っ気無さが嘘のように皆との楽しいひと時を過ごしていく。
その上で優翔がリズリーに真実を問いただしたところ、自分は元から暴走も寿命問題も抱えておらず、
優翔がいなくなった時のことを考え、優翔がいなくなれば周りと関わる理由もなくなってしまうのだから無責任なことはできない、
だから周囲を裏切りたくないから敢えて距離を置いていたのだという不器用な本心を明かす。
それを知った優翔は自信満々に「自分はずっとリズリーと一緒にいるから安心して他のみんなとも仲良くなればいい」と宣言。
その言葉にリズリーもようやく解放され、周囲のギャラリーに優翔とのキスシーンを見せ付けた上で、
「仕方ないから仲良くなってやる!」などと尊大そのものながらも、皆とのわだかまりを解消させた。
そんなリズリーの姿を見届けた上で女神ウルシュは実はリズリーはユートから一生分の魔力を既に授かっているという真実を明かし、
ユートとの約束は優翔が現れたことによって果たされたことを告げてリズリーの下から去っていく。
そして数ヵ月後、すっかり丸くなったリズリーは純白の花嫁衣装を纏い優翔との結婚式を挙げる。
多くの祝福を受けながらも優翔は異世界においてできた誰よりも大切な存在に永遠の愛を誓うのであった。
「私はナイトメアなのに、いい人間に恵まれすぎだな」
「優翔……本当にありがとう」
「優翔! ずっとずっと愛してるっ!」
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