登録日:2016/02/19 Fri 00:53:20
更新日:2024/01/19 Fri 13:42:45NEW!
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dm デュエル・マスターズ 火文明 プロモーション・カード 炎竜凰シャイニング・ノヴァ 進化クリーチャー ティラノ・ドレイク コロコロコミック メテオバーン カード指定除去 不死鳥編
ティラノ・ドレイクにはまだ秘めた力がある。
概要
炎竜凰シャイニング・ノヴァとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
月刊コロコロコミック2006年7月号の付録カードとして封入された。
今流行りのカード指定除去を行える、珍しい進化ティラノ・ドレイク。
スペック
炎竜凰シャイニング・ノヴァ P 火文明 (7) |
進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク 8000 |
進化-自分のティラノ・ドレイク1体の上に置く。 |
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃できる時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。 |
W・ブレイカー |
進化ティラノ・ドレイクであり、メテオバーンを能力として所持する。
シャイニング・ノヴァのメテオバーンはアタックステップ中に使用可能。
あくまで『攻撃できる状況』で起動可能なので、相手を無理に攻撃して危機を招かなくても良いのは利点。
ただし、《「無情」の極 シャングリラ》などで攻撃できない状態にされると当然起動はできない。
まぁ、これはアタックトリガーのメテオバーンであろうと同じことではあるのだが。
メテオバーンの効果は、相手のコスト5以下のカードを一枚除去する。
単純な火力除去などでは無く、この時期では非常に珍しいカード指定除去(それにコスト指定)となっている。
火文明全体でも数多くない除去であるのはもちろんだが、ティラノ・ドレイクではほぼ唯一の効果。
クロスギアやドラグハート・フォートレスなどを退けることができる。以下除去したいカードの一例。
カード名 | カードタイプ | 備考 |
《バジュラズ・ソウル》 | クロスギア | 鬼ランデスのクロスギア。殿堂入りのクロスギアのため、一度除去されたら回収も難しい |
《龍波動空母 エビデゴラス》 | ドラグハート・フォートレス | 驚異の使いやすさを持つドローエンジン |
《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》 | ドラグハート・フォートレス | ニガ・ヴェルムートへの龍解が可能で、フォートレス状態での使い勝手も良い |
《爆熱天守 バトライ閣》 | ドラグハート・フォートレス | モルト君の友達。連ドラとの相性が良い龍解が厄介 |
クロスギアの使用率は大きくないが、ドラグハート・フォートレスを殺せる点は大きい。
コスト6~7のフォートレスも存在するが、基本的なフォートレスは大体退けられると言っても良いだろう。
一枚のカードをコスト0とするサイキック・セルに対しても強いという点も見逃せない。
ただし、決して万能な除去でもない部分は留意しておく必要がある。
基本的にコスト6以上のフィニッシャーやシステムクリーチャーを除去できない点は辛い。
また、進化クリーチャーを下手に除去しようとすると進化元が残ってしまうという弱点も存在する。
複数枚のカードで構成される進化クリーチャーに関しての指定除去はルールが面倒なので、その辺も注意しよう。
さらに、シャイニング・ノヴァ自身にも不安要素は多い。
コストは7と重めのクリーチャーで、そのコスト設定の割にはパワーがやや低め。
《竜音のキラ》でコストを軽減するなど、ブレイブ・スピリットを生かしたサポートを展開したい。
そして何より種族がティラノ・ドレイク。
DMでも色んな意味でトップレベルの不遇種族であり、今後の種族強化が見込みにくい。
エピソードシリーズでハイブリッド種族がフォローされる中、唯一無視されるくらいな種族だから……。
このように問題点も多いが、不死鳥編の進化クリーチャーの中ではそこそこ優秀な部類に入る。
少なくとも付録のカードたちの中ではパフォーマンスは高い方と言える。
ティラノ・ドレイクデッキを組む際に、カード指定除去が欲しいならば採用の余地はあるだろう。
比較対象
永遠のジャック・ヴァルディ R 闇/火文明 (4) |
進化クリーチャー:スピリット・クォーツ 7000 |
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 |
進化-自分の多色クリーチャー1体の上に置く。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手の多色ではない、コスト5以下のクリーチャーを1体破壊するか、バトルゾーンにある相手の多色ではない、コスト5以下のクロスギアを1枚選んで持ち主の墓地に置く。 |
W・ブレイカー |
ビートダウンデッキ【ジャック・ヴァルディビート】の主力として有名なカード。
シャイニング・ノヴァと立場・効果が似ており、多色を除くコスト5以下のクリーチャー・クロスギアを除去する。
そのとこから、比較対象として比べられることも多い。
実際に比べると、ジャック・ヴァルディの方がコストや進化元の条件的に使いやすい。
単純な除去なので、シャイニング・ノヴァと違って進化元を残す必要なく進化GVクリーチャーなども殺せる。
再録回数的な意味でも、入手難易度はこちらの方が緩い。
しかし、シャイニング・ノヴァとは違って多色カードを対象にはできない。
それにシャイニング・ノヴァの方はドラグハート・フォートレスを殺せるという要素があるのを忘れてはならない。
他にも、ジャック・ヴァルディと似ている多色クリーチャーの《滅殺鉄拳オニジゴク》が存在する。
あちらもコストが軽い他、複数の種族を持ち、その所持種族もかなり恵まれているという利点が目立つ。
オニジゴクは多色カードを対象外にしないというジャック・ヴァルディに勝る点もある。
しかし、シャイニング・ノヴァやジャック・ヴァルディと違ってクロスギアを除去は出来ない。
カード指定除去でも無いので、シャイニング・ノヴァと違ってドラグハート・フォートレスも対象外。
種族サポートでフォローできるだろうが、多少パワー面で劣ってしまう。
ちなみに、オニジゴクもシャイニング・ノヴァと同じコロコロコミック出身のカード。
余談
当時のコロコロコミックにおけるこのカードの解説では、《龍炎鳳エターナル・フェニックス》を除去できることをやけに強く強調して紹介していた。
実際にエターナル・フェニックスのコストは5であり、シャイニング・ノヴァの射程範囲内に入る。
というか、シャイニング・ノヴァは聖拳編におけるフェニックスの天敵となる。
それどころか、シャイニング・ノヴァは多くの惑星型フェニックスも一応は除去可能だったりする。
よくよく考えるとティラノ・ドレイクと不死鳥編フェニックスは敵対関係にある。
シャイニング・ノヴァがフェニックスに強いのも納得のいく話ではある。
また、エターナル・フェニックスとシャイニング・ノヴァは『龍炎鳳』と『炎竜凰』で冠詞が何となく似ている。
追記・修正は、シャイニング・ノヴァの能力でドラグハートを除去してからお願いします。
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▷ コメント欄
- すごく…バトスピっぽい名前です… -- 名無しさん (2016-02-19 10:52:38)
- あらゆる意味で不遇のクリーチャー。何かが違っていれば無双できたと思う -- 名無しさん (2016-02-19 11:34:36)
- デフレスペック絶頂期の頃のクリーチャーだからな・・・・・・今なら文明進化コスト6パワー9000くらいは望めそう -- 名無しさん (2016-02-19 17:21:01)
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