中央即応連隊(陸上自衛隊)

ページ名:中央即応連隊_陸上自衛隊_

登録日:2011/12/23(金) 03:03:20
更新日:2023/08/09 Wed 19:45:39NEW!
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中央即応連隊(Central Readiness Regiment(Light):CRR)


創設:2008年(平成20年)3月26日
上級部隊:陸上総隊(※発足当初は中央即応集団)




中央即応連隊は、陸上自衛隊 陸上総隊の普通科連隊。
構想段階では1,100名規模だったが、諸事情で発足当初の定員は約740名に留まった。
2017年(平成28年度)3月27日に国際任務専任の施設中隊が新設されて、定員は約800名に増加した。
2019年(平成30年度)3月26日には、約30名で構成される爆発装置処理隊を新編・編入している。
将来的には、国際活動教育隊と統合して新編される国際活動部隊の母体となる予定である。


緊急展開が可能であり、国外派遣任務では先遣隊等として派遣されて主力部隊到着までの間に活動基盤の準備を実施し、
国内任務では有事における各方面隊の増援部隊として平時においては大規模災害への対応で各地に派遣される。


平成29年度発足予定の水陸機動団に編入されるとミリタリー雑誌で記載された事もあったが、防衛省からのアナウンスは無い。
また読売新聞が「邦人を救出する事態に備えて20両程度の装甲車部隊を創設する方針を固めた」と報道していたが、
防衛大臣記者会見で「装甲車部隊を創設するという方針を固めた事実はございません」と否定されている。

ただし在外邦人救出用として、オーストラリアから8両のみ輸入された輸送防護車(ブッシュマスター MRAP)が配備されているのは事実である。



【概要】


連隊の隊員は志願者で構成されており、レンジャーや空挺資格の保有者も一般部隊より多い。
しかしこれら資格の保持は絶対条件ではない為、成績優秀であれば前期教育を終えた新隊員でも配属は可能。
海外派遣の際の先遣部隊という性格上、どこよりも実戦的な訓練を意識しており実弾を用いた訓練も多い。
CQB/CQM(近接戦闘)に秀でており、第1空挺団から移管された戦技訓練班がCQC(近接格闘)の研究・開発を担っている。
また、各中隊には狙撃班が設置されており、迷彩塗装が施されたM24 SWSを運用している。
また、ソマリア沖海賊対処派遣において、ジブチ基地の警備部隊は陸上自衛隊初となる砂漠迷彩戦闘服を着用した。



構成

連隊本部及び本部管理中隊
第1中隊
第2中隊
第3中隊
施設中隊
爆発装置処理隊



主な参加任務

  • 派遣海賊対処行動航空隊派遣(東アフリカ ジブチ共和国)
  • ハイチ国際緊急医療援助隊派遣(ハイチ共和国)
  • ハイチ派遣国際救援隊派遣(ハイチ共和国)
  • 東日本大震災 災害派遣
  • 南ス-ダン派遣施設隊派遣
  • 派遣海賊対処行動支援隊派遣(東アフリカ ジブチ共和国)
  • 平成30年7月豪雨に伴う災害派遣
  • 台風19号に伴う災害派遣







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  • なるほど、さっぱりわからん。 -- 名無しさん (2020-09-18 14:20:43)

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