紫電(デュエル・マスターズ)

ページ名:紫電_デュエル_マスターズ_

登録日:2016/01/02 Sat 00:49:11
更新日:2024/01/16 Tue 13:56:15NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



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dm デュエル・マスターズ 戦国編 紫電 ボルバルザーク・紫電・ドラゴン アンタップ カテゴリ アーマード・ドラゴン サムライ ハンター ドラゴン ポセイディア・ドラゴン ゴッド ゴッド・ノヴァ 龍魂珠被害者の会 名称カテゴリ アーマード 紫電(デュエル・マスターズ) 紫電二連斬





秘義の紫電二連斬!!




紫電とは、デュエル・マスターズの名称群である。


戦国編を代表する《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》から派生したカード群がこの名前を持つ。
どのカードも一定以上の性能を持ち、DM全体の中でも高い人気を誇る。



解説


DM-34で登場した《超竜G・紫電・ドラゴン》《ルルーク・紫玄・ルピア》により名称カテゴリーとなった。


カタカナで『シデン』と記載されているカードも存在するが、こちらは名称カテゴリーには入らないので注意。
ちなみに、紫電のカテゴリー化以前に、DMC-56で『紫電・ドラゴン』という名称カテゴリーが登場している。
一応、紫電を使う際にはこちらのカテゴリーの存在も頭に入れておきたい。


この名称を持つカードは全体的にアンタップが得意なデザインをされている傾向にある。


アンタップによる連続攻撃を使いこなすことが多く、攻撃性が高いクリーチャーが多数を占める。
このカテゴリーの元祖となった《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》がアンタップ攻撃を得意とすることから、
他の紫電の名を持つカードの多くもそのような攻撃的な能力を持ったのだろう。
さらに元を辿ると、紫電はかのボルバルザークを元祖とするので攻撃的な性能なのはなおさら納得できる。


なお、現在まで紫電のカテゴリを参照するカードの殆どはドラゴンである。


背景ストーリー


戦国編

紫電の名を持つクリーチャーが表れたのは戦国編。


戦国編時期の背景ストーリーでは、クリーチャー同士が戦いあう競技『戦国武闘会』が開催されていた。
この武闘会において、クロスギアを使いこなす種族・サムライが姿を見せる。


サムライの種族を持つクリーチャーは、早速第一回の大会で優勝する。
その優勝者こそが、あのボルバルザークの血を引く《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》だった。
この紫電・ドラゴンは、かの武者と大和から指導を受けて二連撃の技を獲得するに至った。
(なお、極神編で武者は死んでいるはずなので、この紫電の師匠の武者は別個体の可能性が高い)


このようにして完成した瞬速の二段斬りを止められる者は無く、彼は第1回の武闘会を制した。
ちなみに、この二連撃は師匠であるはずの武者が技を逆に借りてしまったほどだった。
力試しに出場して第一回を優勝した紫電は、以後の大会にも常連として参加していくこととなる。


そして、戦国編の舞台にもなる第百回戦国武闘会では、紫電以外の常連も一斉に参加。
サムライの対抗勢力であるナイト達の台頭もあり、大会は予選で10年も費やす大荒れ模様を見せる。
参加者の中にはロマノフやアレクサンドルなどといった常連だけでなく、優勝候補の大本命とされる最強の進化サムライ、戦極竜ヴァルキリアス・ムサシがおり、大会の熱はヒートアップするばかり。
挙句の果てには城の使用も許可され、紫電の名を持つ城までもが出現した。
そうして個々の実力を競う物だった戦国武闘会は、徐々にサムライ対ナイトの戦争の様相を呈していく。


やがて決勝ラウンドを迎えて8体の出場者が決勝に残るが、その中には《超聖竜シデンギャラクシー》という、片仮名ながらも紫電の名を持つクリーチャーがいた。
そう、このシデンは紫電・ドラゴンと《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》の合体した姿なのだ。
過去の優勝者が合体して参戦するとはルール的には不満は出なかったのだろうか?


このシデンはサムライの代表的存在として決勝戦まで生き残る。
対するクリーチャーは、ナイトの代表的存在の《暗黒皇グレイテスト・シーザー》だった…。
ちなみに、当時のコロコロコミックの付録では「何の利益もなく何の思念もなく、2人はしのぎを削る」「互いの胸に互いに対する尊敬の念がこみ上げる」という両者の心情描写らしき文章がある。そんな爽やかな気持ちで戦いを終えることは出来ましたか…?


決戦を迎える直前の両者の前に、仲間達から兵器が運び込まれる。


シデンの前に持ち込まれたのは、サムライの最終兵器である《超銀河剣 THE FINAL》。
しかし、シデンは狂気的存在である銀河剣の破壊力を危惧し、使用を躊躇った。


一方その頃、シーザーの前にはナイトの最終兵器である《超銀河弾 HELL》が持ち込まれた。
新品はすぐに使いたがる性格のシーザーは、その兵器をすぐに使用することを決定する。


こうしてついに開始された決勝戦だが、シーザーは威力を知らしめるかのように銀河弾を連射。
連射されたその兵器は、空間すら歪ませる驚異的な性能を見せつけた。
シーザーは自身の能力では使えないのに無理して使ったからなのか、世界は破壊の渦に巻き込まれる。
ところが、シーザーはその惨状を見ても臆することなく連射する根性を見せる。


シデンは銀河剣を手にすることをそれでもなお躊躇したが、シノビ勢力である《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》の支援を受けて覚悟を決める。
大会を終結させるためにシデンはその最終兵器を振り下ろしし、このようにして振り下ろされた銀河剣はシーザーとその愉快な仲間たちをあっけなく両断した。
これにて第百回戦国武闘会は、シデン・ギャラクシーの優勝で終結する。


この時────超銀河弾の破壊力によって生じた「時空の裂け目」の存在には、誰も気が付かず…。


神化編

超銀河弾による時空の裂け目から太古の生命体であるオリジンが出現し、世界を救ったはずのシデンの優勝も《腐敗妖蟲ジャネール》のフレーバーテキストによるとオリジンの覚醒に繋がったという事実が判明。
ジャネールの意味深なフレーバーテキストは様々な憶測を呼ぶ内容だが、素直に考えれば「戦国武闘会の決勝戦がオリジンの登場に繋がった」という意味だと考えられる。


神化編ワールドマップでは、「炎城イズモ」というサムライの最後の砦とされる施設で自然文明と連携しながら紫電がオリジンと戦っていたことが示唆されている。
戦国武闘会終了後の紫電はPGと分離して別れたのだろうか?


また、この時期は《超竜G・紫電・ドラゴン》と《蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》という二体の紫電が登場。
超竜G・紫電・ドラゴンは『烈火』、蒼神龍の方は『蒼影』と謡われたようでこの二体が名誉ある『紫電』の名前を継承することになる。
…ということは、名前を継承する前は《超竜G・ドラゴン》と《蒼神龍ボルバルザーク・ドラゴン》なのか…?
この二体も、恐らく紫電と共にオリジン相手に戦ったのかもしれない。


覚醒編

覚醒編での紫電一族の動向は不明。
超次元の力を得たボルシャックが武者と紫電の能力を受け継いでおり、更に彼の背後に金色に輝くボルバルザーク・紫電・ドラゴンが映っているので恐らくはきちんと存在していると思われる。


エピソードシリーズ

エピソード1ではハンターとなって戦場に帰還した本家と共に《闘魂!紫電・ドラゴン》が登場。


彼は紫電の名を持つが、一族の特徴だったサムライではなくハンターを持つ。
この紫電はフレーバーテキストから察するに、本家の子孫であると読み取ることができる。
(ただし、戦国編~エピソード1の進行時間を考えると、初代と思われる紫電が死んだとは考えにくい)
このハンターの紫電も、歴代の紫電同様に二連斬を使うことが出来た。


この紫電も、ハンターなのでエイリアンアンノウンと激突した物だと考えられる。
ちなみに、この時期のロマノフも《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》としてハンター陣営に参加。
ライバル同士であるが、結局共闘しているという事になる。


エピソード2では、アンノウン陣営から《偽りの名 シデン・ラゴン》が登場。
このクリーチャーもカタカナではあるが、一応紫電の名前を所持している。
上述のハンターの紫電が偽りの力を持ったアンノウンとして洗脳された可能性もあるが、イラストを見るとデザインに違いが多い。
あるいは、紫電の名前を受け継ぐことを許されたドラゴンがアンノウン化してしまったのだろうか。
もしかしたら、単純に偽りの力を手にしたドラゴンが紫電をコードネームとして利用しただけの可能性も考えられるか。


エピソード3の世界では紫電の名を持つゴッド・ノヴァが出現。
恐らく、オラクル教団の手によってゴッド・ノヴァとして転生したのだと推察できる。
シデン・ギャラクシーの時とは違い、今度はライバルのロマノフの転生体であるニューオーダーを相方に持った。
ライバルと言いながら合体するなんて……何と微笑ましい二人組なのだろう。


ただ、この時期においても本家の紫電が死亡したかどうかは明言されていない。
(相方のロマノフはこの時期は死亡していたので、ニューオーダーは確実に転生体と見れる)
戦国編~エピソード2→エピソード3は一万年の期間が開いているので、この間で本家が死んだとも考えられるが、
超獣世界の大型獣は一万年以上生きている個体も普通にいる様なので、安易に死んでいるとも言い難い。
アニメのV3のように、生きていたのに無理やりに神様化させられたという可能性もある……。


エピソード3終了後の紫電一族の行方は現在描かれていない。
一方、ライバルのロマノフはエピソード3終了後に復活し、ロマノフ一族が再び栄えることを示唆している。


ドラゴン・サーガ以降

従来の超獣世界のパラレルワールドである、ドラゴン・サーガ世界(DS世界)での紫電一族の動向は不明だった。


しかし、世界観が大きく変貌したDS世界の10万年後の時空である新章において、王来篇にてついに紫電が登場。
ところが、その紫電の姿はディスペクターとして面識のない存在と肉体を無理矢理合体させられた姿である《紫天連結 ネバーシデンド》という存在としてだった…。


紫電一覧


ボルバルザーク・紫電・ドラゴン

ボルバルザーク・紫電・ドラゴン SR 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 7000
侍流ジェネレート
各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。
W・ブレイカー

ボルバルザークの名前を受け継いだ、DM-28を代表するクリーチャー。


ボルバルザークを疑似的に再現した二回連続攻撃(ボルバルザークはエクストラターン)。
さらにサムライの代名詞・侍流ジェネレートを所持したことでクロスギアとの連携が可能。


二回攻撃によって、順調にいけば一気に相手のシールドを削ることが可能。
単純にシールドを削るのではなく、『クリーチャーを一気に二体潰す』『シールドを一回攻撃+クリーチャーを一体葬る』などの動きも可能だろう。
侍流ジェネレートによって、クロスギアのサポートもバッチリ受けられる。
名称のサポートも結構豊富であり、サポート方面でも恵まれていると言える。


迫力あるデザインや性能から、現在まで多くのデュエリストに愛されているクリーチャー。


蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン

蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン P(VR) 水文明 (7)
クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/サムライ 6000
ブロッカー
各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。
このクリーチャーはブロックされない。

ポセイディア・ドラゴンにも登場した紫電。名前が長いよ。


本家からパワーが1000減少、さらに侍流ジェネレートとW・ブレイカーも消失。
その代わり、ブロッカーとなりアンブロッカブルも獲得する。


本家よりも攻撃力は下がり、ブロッカー除去などの除去をされやすくなったのは痛い。
だが、ブロッカーを得たことによりアンタップ能力をさらに生かしやすくなった。
アンブロッカブルも持つので、本家のようにクロスギアに頼らずとも安定して攻撃しやすくもなっている。


しかし、全体的に見ると本家のようなフィニッシャーとしての力はないのでサポートを生かしたい。


超竜G・紫電・ドラゴン

超竜G(ギャラクティカ)・紫電・ドラゴン VR 火文明 (7)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 9000
進化-自分のファイアー・バード1体の上に置く。
自分のドラゴンが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。そのカードがクリーチャーであれば、このクリーチャーの下に置いてもよい。
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下のあるカードを3枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーをパワーの合計が9000以下になるように好きな数選び、破壊する。このようにして、名前に《紫電》とあるドラゴンを自分の墓地に置いた場合、このクリーチャーをアンタップする。
W・ブレイカー

進化クリーチャーと化した紫電。
所持種族に対して進化元の指定種族が異なるという、DMでも珍しいタイプの進化を行う。
もっとも、所持種族と進化元の種族は元々相性が良いのであまり問題ではないが。


自分のドラゴンが攻撃する場合に、山札からカードの下にクリーチャーを集められる。
そしてメテオバーンで下にあるカードを三枚置けば、相手のクリーチャーを合計9000までまとめて除去。
(ここでメガメテオバーンの名前を再利用しろよという声もあるが、まあメガは『10の6乗』だから……)
メテオバーンの際に紫電の名を持つカードを墓地に置けばアンタップも可能という攻撃面でも優秀。


全体的に切札級の破壊力と攻撃性を持つが、メテオバーンの指定枚数を揃えるのに工夫が必要なので
単純に使おうと考えていると、今の速い環境では間に合わない可能性が高い。
紫電・ドラゴンをサーチする《騎神凰翔ハクツル・ザーク》と組み合わせれば綺麗に繋がるのでオススメ。


ボルバルザーク・紫電・ドラゴンを中心とする専用デッキではフィニッシャーとして採用できる。


闘魂!紫電・ドラゴン

闘魂!紫電・ドラゴン R 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ハンター 7000
各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。
ハンティング(バトル中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある自分のハンター1体につき+1000される)
W・ブレイカー

過去のクリーチャーがハンター化する流れに乗って登場した、ハンター版紫電。


種族の変更に伴い、サムライの特徴だった侍流ジェネレートが消滅。
その代わりでハンティングを獲得し、クロスギアに頼らずとも自力でバトル中のパンプアップが可能。
一応レアリティもレアに格下げされている。


ボルバルザーク・紫電・ドラゴンというサポートも受けられなくなったが、この名称によるサポートは数多くないのでそこまで痛手でもない。
紫電・ドラゴンや紫電のサポートは健在しているので、紫電デッキにも普通に投入できるだろう。
従来のサムライとは異なるハンターのサポートを受けられるが、ハンターのサポートはサムライ以上に豊富。


クロスギアやサムライに拘らない場合は投入が考えられる。


紫電左神ヴィタリック

紫電左神ヴィタリック SR 無色 (7)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァ/アーマード・ドラゴン 7000+
このクリーチャーが各ターンはじめてタップした時、アンタップする。
W・ブレイカー
左G・リンク

ゴッド・ノヴァ化した紫電。相棒のゴッド・ノヴァの元ネタはかつてのライバル。


侍流ジェネレートは失ったが、ゴッド・ノヴァなので左G・リンクを獲得。
右G・リンクや中央G・リンクを持つゴッド・ノヴァとリンクすることによってパワーアップできる。
ついでにゴッド・ノヴァなので無色化した点にも注目。


G・リンクを持つので、他のゴッド・ノヴァとのリンクによる様々な強化方法が考えられる。
その中でも相棒である《邪眼右神ニューオーダー》と是非ともリンクしたい。
基本的にヴィダリックの存在は、攻撃性に欠けるゴッド・ノヴァの中でも輝きを放つ。
リンクできずとも単体でアタッカーとして動けるような点もグッド。


紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン

紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン P 火文明 (8)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 11000
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。

ボルメテウス・武者・ドラゴン》が紫電の力の一部を受け取ったカード。


元のクリーチャーよりコストが増加した分、パワーも大きく上昇。
アンタップ能力+アタックトリガーでの6000以下を破壊 と、攻撃性も大きく上昇した。
特に、武者のデメリットだった『アタックトリガー時の自身のシールド焼却』が消えたのは大きい。


だが、侍流ジェネレートが消滅したため、クロスギアを即刻使えなくなった点は少しキズ。
そこは武者の専用クロスギアでもある《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》の無料クロスでフォローしよう。


紫天連結 ネバーシデンド

紫天連結 ネバーシデンド SR 光/火文明 (7)
クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/エンジェル・コマンド・ドラゴン 8000
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
ブロッカー
W・ブレイカー
各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。
このクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、そのターン、このクリーチャーはバトルゾーンを離れない。

紫電が背景ストーリー的に何も繋がりの無い《真・天命王 ネバーエンド》とディスペクターとして無理矢理融合させられた姿。
しかし、イラストはディスペクターとしては割と見た目は整っている方。これでも。


ブロッカー、ディスペクター特有のEXライフ、紫天の持ち味だった攻撃時のアンタップ、EXライフシールドに反応した不死身効果などを所持している。
種族も元ネタのドラゴン種族は殆ど持ち越しているが、ディスペクターと引き換えにサムライは失われた。


EXライフによる場持ちの良さがアンタップによる2回攻撃の最中に除去される危険性を減らしており、安定した二重攻撃を仕掛けられる。
ブロッカーも所持しているので蒼神龍の紫電のような防御を前提とした動きも可能で、これもEXライフや不死身効果で防御性は高いと言える。


紫電城バルザーク

紫電城バルザーク SR 火文明 (5)
城-自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。 その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
バトルゾーンにある自分のクリーチャーがブレイクするシールドの数を2倍にする。
この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに他のシールドを1枚手札に加えてもよい。

紫電の名を宿す。姿は超巨大な龍。


本家の二回攻撃を疑似的に再現しており、自分のクリーチャーのシールドブレイク数を2倍にする。
高コストの城らしく、他のシールドを身代わりにする置換効果も所持。


デッキ全体の攻撃力を高めるので、一斉攻撃を行う寸前に出しておくと便利。
置換効果で場持ちも悪くは無いので、ある程度の継続性も期待はできるか。


ちなみに、紫電カテゴリーなのだが殆どサポートを受けられない。つまり名称に意味が無い。


そっくりさん


背景ストーリー上の設定では紫電本人や血族だったりするが、カードの名前的に「紫電」カテゴリーに属さなかったカード。
基本的に「紫電」ではなく「シデン」とカタカナ表記にされているカードが目立つ。


超聖竜シデン・ギャラクシー

超聖竜(スーパーチャンプ) シデン・ギャラクシー SR 光/火文明 (5)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/アーマード・ドラゴン/サムライ 15000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化V-自分のドラゴンまたはエンジェル・コマンドのいずれか2体を重ねた上に置く。
メテオバーン-このクリーチャーがこのターンはじめて攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを2枚まで選び墓地に置いてもよい。このようにしてドラゴンを墓地に置いた場合、このクリーチャーをアンタップする。このようにしてエンジェル・コマンドを墓地に置いた場合、このクリーチャーがこのターン中に破壊される時、墓地に置くかわりにバトルゾーンにとどまる。
T・ブレイカー

このカードは紫電カテゴリーではないが、一応紫電と深い関係のある関連カードなので記載する。


背景ストーリーでは、紫電とPGが合体して誕生した設定のクリーチャー。
性能も両者の特徴を継承しており、メテオバーンで元ネタのカードに近い効果を発揮する。
メテオバーンでドラゴンを墓地に置いた場合は、本家紫電同様のアンタップ効果を再現。


背景ストーリーでは(多分)常識を持ったお方だったが、対戦相手がキチガイだったために禁断の兵器を使わざるを得なかった被害者。
第百回戦国武闘会優勝者だが、その後の背景ストーリーを見るとその肩書にあまり意味は無い。


それどころか、対戦相手のインパクトが目立ってデュエリスト間での知名度も劣ってしまうと二次被害にあう。


偽りの名 シデン・ラゴン

偽りの名(コードネーム) シデン・ラゴン R 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アンノウン 7000
各ターン、このクリーチャーがはじめてタップされた時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。そのカードがアンノウンであれば手札に加え、このクリーチャーをアンタップしてもよい。
W・ブレイカー

このカードも紫電カテゴリーには属さないが、上記のシデン・ギャラクシー同様に関連カードとして記載する。


各ターン初めてタップした際にアンタップして再度行動できる……が、ここで本家との違いがある。
自分の山札のトップを各プレイヤーに公開し、それがアンノウンであれば手札に加えてからアンタップする。
逆に言うと、山札のトップがアンノウンではなかった場合はアンタップすることは許されない。
サムライでもないので、当然侍流ジェネレートも未実装。


はっきり言って本家の下位互換に近く、アンノウンの種族デッキ以外では活躍する機会がない。
アンタップが本家と異なって運任せな面が強く、一応手札補充が出来る点くらいしか本家に勝っていない。
無理に偽りの名を名乗ったおかげで、紫電サポートも紫電・ドラゴンサポートを受けられないのも地味に辛い。
《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》と組み合わせて生かしていきたいか…。


偽りの力を手に入れたのに、逆に弱体化している部分が多いのは悲しいと言わざるを得ない。


ロマノフ一族との関係


紫電のライバル的存在として、ロマノフ一族が存在する。
背景ストーリーでも《邪眼皇ロマノフI世》は紫電のライバルとされている…が、実際には目立ってロマノフと紫電が険悪だというような描写は見られない。


エピソード1では紫電もロマノフもハンター陣営であり、上述したが共闘している可能性が高い。
エピソード3でも、紫電は元々の合体相手だったPGを差し置いてロマノフの生まれ変わりと合体した。
(なおPGを元ネタにしたクリーチャーがアウトレイジとして登場している)


こんな感じで、紫電とロマノフはライバルというよりはもはや親友である。
戦国武闘会も初期は競技だったこともあり、『対戦以外では普通の友人だったのでは?』という考察もある。
どちらかというと、紫電が嫌ってそうなライバルは決勝戦の相手のような…(ただし、上述したようにコロコロコミックの付録ファイルでは互いに尊敬していた可能性が示唆されている)。
ロマノフも本気で恨んでいると描写されたのは、実は紫電では無くNEXだったりする。


実際のゲームでも、ロマノフの専用呪文である《煉獄と魔弾の印》が紫電との相性が良かったりと、デッキでも共存は不可能でもない。




追記・修正は、紫電二連斬を完成させてからお願いします。


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  • ページ作成乙! SA無いのがネックだけど、それ以上に肝心のサムライやらクロスギアのサポートやスペックが貧弱なのがなぁ -- 名無しさん (2016-01-02 01:46:45)
  • 最初の紫電は需要が高すぎて高騰ぶりが半端じゃなかったな… -- 名無しさん (2016-01-02 17:27:29)
  • 初代紫電の切り裂くド派手なイラストほんとすき -- 名無しさん (2016-01-02 18:18:41)
  • 実はエターナルサインで出せるんだよな。やっぱロマノフと仲良いだろお前ら -- 名無しさん (2016-01-02 18:34:46)
  • いくら偽りの名とは言え、残念スペックでシデンの名を名乗ってたアンノウンがいましたね… -- 名無しさん (2016-01-02 19:43:24)
  • ネバーシデンドはネバーエンドの原型であるエバーラストがパーフェクトギャラクシーのセルフパロディカードって側面があったからシデンギャラクシーを意識してるのかも -- 名無しさん (2021-08-04 21:59:42)

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