Wonderland Wars

ページ名:Wonderland Wars

登録日:2015/11/30 Mon 13:04:00
更新日:2024/01/16 Tue 13:07:02NEW!
所要時間:約 114 分で読めます



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現在この項目は【提案所】肥大化項目記述独立・簡約化等議論所において、
記述の独立・簡約化の議論対象となっています。本項目に詳しい方のアイディアを募っています。







「童話」は全て「戦記」だった―――――






【概要】

Wonderland Wars(ワンダーランド ウォーズ)とは、2015年2月19日より稼動した、株式会社セガ・インタラクティブ(セガR&D1)発売のアーケードゲームである。
ジャンルは4VS4のオンライン協力対戦RTS(いわゆるMOBA)と呼ばれる作品。
しかしその最大の特徴は、移動用のレバーの他に攻撃用のペン型デバイスを使用すると言う点。


簡単にゲームの内容を説明すると、「味方のキャスト(プレイヤーキャラ)と協力して相手キャストと戦い、最終的に相手の城ゲージを多く削った方の勝ち」というもの。
タッチパネルを利用したペンアクションによるストレートショットやドローショットや各キャストの特徴を決定づける個性的なスキルを駆使し、如何にして相手の城ゲージを削るかが重要となる。
その道中には拠点兵士などが存在する。
今までのアーケードには無い全く新しいデバイスを駆使し、キャストを操り、勝利を掴め!


ある意味どうでもいい余談で尚且つこのゲームの問題な点だが、追加キャストはほぼほぼ何かしら壊れ要素を持ってやってくる。それこそ、今までの努力とかむなしく感じるレベルや対策のしようがないものまで……。運営さん頑張って調整してください
もはや予定調和な感じがしており、追加キャストが出るたびにプレイヤー達は「また壊れ性能を持ってくるのか……」と不安でしょうがない。


また、アーケードゲームで数少ない4対4のゲームであり、先行していたLoV3以上に「協力」を全面に押し出していた。
そういったものの黎明期だったこともあり、稼働してから急激に発達していったSNSや生配信では負けたプレイヤーによる「戦犯探し」が横行。
特にランカークラスプレイヤーによる活躍できなかった味方の名指し晒し上げは当たり前に行われていた。マナーの悪さもランカークラス。正直な話味方を名指しで晒し上げしていないランカーは皆無と言っても過言ではない。
とこれまでなら運営が直接処罰をすれば問題なかったものの、あろうことかプロデューサーにしじまん氏がそのようなマナーの悪い人物と個人的な付き合いをしたり、最終的には自らもノーマナープレイを行っていた。
それだけならまだしもそのランカーのファンも気に入られたいが為に一緒になって晒された人間を叩くという体たらく。
ゲーム中のノーマナープレイヤーへの処罰は行われていたが、SNSや配信等ゲーム外部での対応は全く行っておらず、ゲーセン自体が対処するような事態すら発生していた。公式にはスポーツマンシップに反する行為も処罰の対象としていたが、残念ながら十分に行えていたとは言い難い。
挙げ句にはBAN対策に、いわゆる場外矢印を指示に見える範囲で引く。他の仲間に見えないように短い距離で引く。
感謝、謝罪は普通に行うが生放送、SNSでこき下ろすと言った狡い輩すら現れていた。
一度BANされたのにしれっとサブカードで参加した人間がいたのはもはや語り草と言えるだろう。尤もその人物は公式大会という場所で公開処刑に近い晒し上げをされた挙げ句その時のチームメンバーごとBANされたが同情する人間は誰もいなかった


以上の問題点から協力ゲームの負の部分とプレイヤーのマナーの問題が浮き彫りになったゲームと言えよう。
その為に後続の協力ゲームはそういった「戦犯探し」がしにくいどころか「そのようなことをする方がゲームを理解できてない」システムが組み込まれたり、ゲーム外のノーマナーでも処罰をする等と、対応に対しては日々進歩していると言えよう。別会社のゲームだが。
wlwにおけるそういった部分は不十分であるが、黎明期故仕方ない事かつ、後続へ繋げたということで、そういった役目は果たしたと言えるべきだろうか。



2016年12月14日にはVer2.0「運命の時刻盤(クロノス)」が稼働。
大型アップデートが行われ、様々な要素が追加、改修された。


2017年12月にはVer3.0「めざめし創聖の闘歌劇(バトルオペラ)」が稼働。
より協力プレイを重視したシステムのアップデートや四創聖(しそうせい)と呼ばれる人物の存在も確認された。また、ほとんどのキャラの立ち絵が変更されている。


2018年12月にはVer4.0「七つ色の冒険譚ロマンス」が稼働。
後述する禁書討伐を発展させたストーリーモード「冒険譚」が実装された他、バトルに関しても様々な追加要素が盛り込まれている。


2019年12月からは、Ver5.0「禍ツ大和ノ宿曜典ナクシャトラ」が稼働中。
しかし2021年3月のパピール以降追加キャストがなく、ゆっくりとだが「その時」が近づいている


【あらすじ】

かつて世界は、恐ろしい闇の力に襲われました。
その"闇の軍勢"は何処からともなく現れ、遍く人々に恐怖と破壊をもたらしたのです。
やがて世界が蹂躙し尽くされ、すべての希望が失われそうになった時、"闇"を打ち払う者達が現れました。
彼らは皆「神筆(しんぴつ)」と呼ばれる不思議なペンを携え、
数多の"闇と戦う戦士"を創り出して次々と"闇"を滅ぼしていったのです。


そして長い戦いの後、彼らは世界を救い出しました。


その後人々は、「神筆」を持つ彼らを「四創聖(しそうせい)」と呼び、
彼らの創りだした戦士達を、自らの子・孫に語り継いでいきました。





ですが、それから長い時を経て、戦いの記憶は人々から少しずつ忘れ去られ、戦士達の"伝説"もまた、語り継がれるうちに大きく形を変えていきました。
それはもはや"闇と戦う戦士"ではなく、「おとぎ話」や「童話」など、誰もが知る物語の登場人物として・・・


そして今


「かつての戦い」や「戦士達の伝説」はおろか、「神筆」の存在すらも忘れ去られてしまったこの世界に、再び"闇"の脅威が迫ろうとしています・・・


「Wonderland Wars」


この戦いを制した者だけが、伝説の「神筆」を再び手にする戦いを勝ち抜き、「神筆」を手にして世界を救うのは、果たして-



【登場人物】

このゲームに出てくる登場人物(操作キャラクター)は総じて「キャスト」と呼ばれる。
恐らく「物語で役割(ロール)を持った演者」という意味でのネーミングもあるのだろう。(ロールについては後述)
いずれのキャストも「古今東西どこかで見たことのある物語の登場人物」、すなわち「有名な童話(或いは神話)」をモチーフとしている。
そのため、ある意味ではものすごい豪華な面子が揃っている。
そして上記の通り、「実は全ての童話は戦記でした」という体なので戦いの要素が欠片も無い物語の登場人物も参戦している。「赤ずきんちゃんが人魚姫を切り刻む光景」などは恐らくこのゲームでしか見られない代物だろう。
公式の4コマ漫画でのサンドリヨンの発言を見る限りではキャストは原典とする物語の登場人物と言うよりも物語そのものという見方ができる。



◆マメール・ロワ
「ようこそ、ワンダーランドへ」
CV:磯村知美
出典:なし
このゲームの案内人でVer3.0直前までは唯一登場「人物」と呼べるお方。
プレイヤーの世話人でもある為、控えめで礼儀正しいがクレジット投入画面で見せる表情(通称「あの顔」)から腹黒だの守銭奴だの鬼畜眼鏡だのと散々な言われようである。
ライブラリーが稼働してからは現金までせびるようになった。
いまいち目的が見えてこないのでこのゲームの黒幕とも言われている。
全体的にスタイル抜群の本作女性陣の中でも一目瞭然、飛びぬけた巨乳の持ち主。Ver3.0以降は揺れる
名前の由来はマザー・グースのフランス読みのマ・メール・ロワ。



【ゲームルール】

4人対4人でのオンラインチーム対戦で、勝敗を決するのは試合終了時点での城ゲージの多寡のみ。
LOL等と同様に、城や砦から出てくる兵士(他ゲーでのミニオン)を相手の城や砦へ導くことで相手の城ゲージを減らすことが出来る他、相手プレイヤーの撃破によっても減る。砦は砦独自の耐久力を持っており、削られると城ゲージにもダメージが入る他、破壊される際に固定量のダメージが入る。また砦が破壊されて兵士が出てこなくなる。
双方のチームはチーム内でレベルを共有しており、兵士やプレイヤーを倒すことでレベルを上がる。これによって後述のスキル使用権やソウルの効果起動のほか攻撃力やHPが上昇するといった恩恵が得られるため、倒される前に逃げることも重要である。
簡単に言えば自身が倒されないように相手の兵士と相手プレイヤーを攻撃しつつ自分の兵士を相手の砦や城に送り込む事が勝利に繋がる。
試合終了後は勝敗のほか、試合中の行動や味方プレイヤーからのNICE!の量によって評価が決まり、それによってプレイヤーのクラス(マッチング帯を決める基準)が上下する。



【用語】

  • 【ストレートショット】

自キャストを起点に直線を描く事で直線状に非貫通の弾を飛ばす技。唯一MPを使用しない攻撃で発生も早く、連射が効く。
中にはドローショットを食ってしまう程高性能のものを持つキャストもいるがだいたいは下方修正される。
略称「SS


  • 【ドローショット】

このゲーム最大の特徴と言えるシステムで、「ペンのボタンを押しながら自由曲線を引いてその線の上を走る貫通弾を放つ」という、他のゲームには見られない攻撃方法。
MPを消費する為、むやみに撃てるものではない。
ショットの得手不得手に関係なく敵兵士の掃討や敵キャストに大ダメージを与えるのに用いる。
敵兵士や敵キャストに当たっても消えないがゴーレム兵や巨人に当たるそこで止まってしまう。
キャストによって弾速、判定の大きさ、描ける線の長さには差があるので使いこなすには性能を熟知しておく必要がある。
一部のキャストは仕様そのものが異なり、描いた直線に従って突進するものと描いた線の終点に弾を投下するものがある。
Ver4.0以降では新システム「クロスドロー」が実装。ドローショットの軌跡が画面に表示されるようになり、弾が他プレイヤーの軌跡の上を通り過ぎると威力が強化される。
略称「DS


  • 【スキル】

各キャストが使える必殺技のようなもので、スキルごとに設定されたレベルに達して以降使用することが出来る。MPを消費する。
基礎能力と並んで、そのキャストをそのキャストたらしめる要因。
各キャストにつき4つあるが装備できるのは3つなので取捨選択が重要となる。双方各人のスキルはマッチング画面から確認できるものの、あまり使われないスキルを使いこなして相手の意表を突く事も。
このスキルの強さによって、そのキャストの強さや役割が決まる、重要な項目。
そして一番修正の槍玉に挙げられる項目。


  • 【ワンダースキル】

全キャストが一枚ずつ所持している切り札。全てレベル5以降発動出来る。
MPは消費しないものの、試合中一度のみしか使用出来ない
その効果はどれも強烈で、試合内容によってはそれ一発で試合を決定付けることも珍しくない。
逆に言えば、その使いどころは重要なため、変なタイミングで発動するとせっかくの切り札も無駄になってしまう。
しかし、逆に「もったいないと思っていたら使う前に試合が終わってしまった」などは言語道断なので、困ったら吐くのも間違いではないが。
発生から演出が終わるまでの間は完全無敵になるので回避に用いる事も可能。
略称は略称「WS


  • 【ソウル・アシスト】

一言で言ってしまえばソウルは召喚獣、アシストは装備品である。
キャスト毎にソウルを一枚、アシストは三枚、Ver4.0以降はさらにレベル6以上のものをもう一枚装備出来る。
ソウル・アシスト共にキャストの基礎能力に対し強化、または特殊な能力の付加をすることが出来る。
効果が発動するレベルが決まっているため、強力な効果だが高レベルなものばかりを集めてしまうと終盤まで何の補助も無いまま戦い続けることになる。
強力なアシストほど何らかのステータスが減少する効果も持つため、注意しないと極端な低耐久、鈍足キャストが出来上がってしまうことも。
スーパーレアのアシストには何らかの特殊効果が付いている。
Ver1.5からは、新たに「ロール専用アシスト」と「キャスト専用アシスト」が追加されている。
ソウルもアシストと同じ条件で効果を発揮するが、アシストに比べると解放レベルに対して効果値が高く、デメリットを効果を持たない。
ワンダーレアのソウルに特殊効果が付く。
童話を題材にしたゲームらしく、ソウルはティンカーベルや三蔵法師などのキャストとなっていない登場人物、アシストはガラスの靴や火鼠の皮衣等の劇中に登場するアイテムとなっている。


  • 【オーバードライブ】

有り体に言うとキャストのレベルだった
Ver1.XX時はレベルを12まで上げないと能力が最大にならなかった。
そして16は気が遠くなるほどの枚数のカードを消費しないと到達できない最高レベルだが。16になるとカスタムチャット「わんだーらーん」が貰えた。
一見ネタチャットに見えるが、敵のワンダースキル発動を伝える手段として重宝されていた。
Ver2.0になり廃止された。
これにより全キャストが最初からOD12相当のステータスとなったのだが、お陰でシュネー以降の追加キャラの「わんだーらーん」チャットが入手不可能となっていたが、後にリリィフェスタと呼ばれるミニイベントで購入可能になった。
なお、ワンダースキル発動チャットは明確なものが用意された。


  • 【巨人】

このゲームにおける不利側の救済措置。
いわゆる一騎打ちや虎口といったものと同様で、セガアーケードに慣れ親しんでいる人にはおなじみのランダム要素。
チームで共有している城ゲージがダメージを受けることなどで溜まるごとに、各ソウル(チーム4人が使用しているソウルからランダムに一枚)に対応した内容の巨人(見た目はどのソウルでも石のゴーレムのようなもの)が自動的に出現するというシステム。
前述のソウルは、上記のアシスト効果のほかに召喚する巨人の種類も決まっており、それもソウルを選ぶ重要な要素となる。
巨人のタイプには
「猛突進」…召喚されたレーンを敵にも目もくれず直進して自らを犠牲に一番手前の拠点を破壊する。
「投擲岩」…敵めがけて岩を投げる。動作が鈍く不人気。
「暴旋風」…敵が間合いにはいるとダブルラリアットで攻撃する。
等が存在する。


さらに、Ver1.5になってからは
「強化陣」…周囲のミニオンの強化
「回復陣」…周囲のミニオン及びキャストの体力回復
などの強化巨人が追加された。見た目は魔法使い風。


Ver4.0以降ではさらに、
「回復双輪陣」…周囲の味方を回復しつつ敵にポイズン
「強化双汽唱」…一定時間毎に味方キャストのショット射程アップ&敵に防御デバフ
などのサポートと妨害を同時に行える巨人が追加。見た目は陸地なのに船。


  • 【称号】

特定の実績を残す事で与えられる。
付ける事自体にメリットは無く、マッチした他のプレイヤーに見せる以外に用途は無い。
狙わずともそこそこ集まるが、中には修練場を1000回クリア、全キャストをそれぞれ3000回使う、50店舗でプレイする等、常軌を逸しているとしか思えない条件のものもある。
50店舗については攻略wikiで専用ページが作られるほどであるが、東京都か愛知県を回れば1日無いし2日で取れたりする


  • 【イベント】

常に何かしらのイベントが開催されている程盛んに行われている。時には重複している事もある。
余りのイベントの密度の濃さにイベントの無い期間は「何でもない日」と呼ばれる。


「獲得キャンペーン」
期間中に一定回数プレイすると新たに追加されたカードやキャストを先行入手できる。
キャンペーンが終わると後のアップデートの際にリーフショップで販売される。
キャストの方はそうでもないが、カードの解禁は何故か遅い。


「舞闘会」
夕方から夜中にかけて行われる特殊な対戦イベント。
あらかじめ使いたいキャストの候補を決めておき、マッチング画面で両チーム1人ずつキャストを選んで対戦する。
この時、チーム内で同じキャストを選択できない。
マッチングにはマスターランクは参照されず、普段では起こりえない格差マッチもあるので要注意。通称魔境。
形だけの参加でも称号やカードを貰える。


「禁書討伐」
期間限定のイベント。修練場にて大型ボス「ヴィラン」にマッチングしたプレイヤーと挑戦できる。
強さ的には対戦に差し支えない程度のODがあれば倒せるが一撃が非常に重く、撃破された時のチームゲージへのダメージも大きいのでHPが減れば迷わず帰城する位に慎重なプレイを心がけるべきである。
制圧回数やミッションをクリアすることで豪華な報酬を比較的楽な手段で得られる。
期間中に累計討伐回数が運営が提示した数に到達すると特別報酬が貰えるが、未だ達成された事は無い。
Ver4.0以降は後述の「冒険譚」に統合された。


「限定マップ配信」
期間中の全国対戦が全て特殊なマップで行われる。
各レーンが壁一枚で隔てられたものや中立の施設があったりとイロモノだらけ。
一方でそれが一部のキャストに対して有利、または不利に働く場合もある為たぶんイベントの中では一番人気が無い。
その為かVer2.XX以降は期間が1週間から2週間と長いが、18:00以降は普通のマップになる、むしろ通常マップのガワだけ変更と色々試している様子。


  • 【ロール】

「役割」の名が示す通り、各キャストの得意分野を表したもの。現時点では以下の三種類。
ファイター・・・兵士処理や兵士への強化など、いわゆる「レーン戦」を得意とするこのゲームの基本となるロール
アタッカー・・・相手キャストをしとめる(キルを取る)ことが得意な、いわゆる「キャスト撃破」を得意とするロール
サポーター・・・各種ステータスの回復や味方の足を速めるなど、文字通り「味方の補助」を得意とするロール
ver3.0からは【ロールエフェクト】というシステムも追加された。これは一定レベルの時に一定時間、自身とその周囲の味方の能力が一定時間強化されるというモノ。
アタッカーはLv4から攻撃力アップ ファイターはLv6から防御力アップ(兵士にも影響) サポーターはLv3からMP消費軽減。
また、後述するカードクラフトで得た専用アシストを装備することで更にその効果が一緒に反映される。



◆Ver2.0からの追加要素

  • 【刻の門】

(おそらく)Ver2.0の目玉システム。各レーンの奥側の拠点に備えられている。この門が閉じている間はその拠点に攻撃することができず、そこから兵士も排出されない。手前の拠点が破壊されることで開門され、周囲の兵士を一掃後、通常より多めの兵士が排出される。
おそらくは拠点を破壊されたことによるディスアドバンテージの軽減と、卑怯侍による奥拠点の裏取り対策として考案されたシステムだろう。
Ver3.0では名称が変わったが、システムは特に変わっていない。寧ろ逆に覚えにくくなった気がする


  • 【キャストランク・トータルランク】

今までのランクシステムは使用キャストに関わらず、言わばプレイヤーのランクとして算出されていた。
Ver2.0ではキャストごとにランクが算出されるようになった。
つまり、好きなキャスト、得意なキャストで戦うほど、そのキャストのランクが上がっていく。これがキャストランクである。
そしてプレイヤーごとのキャストランクの合計がトータルランクとなる。マッチングはこのトータルランクをもとに行われる。
…筈だったが、現状「CRが一番高いキャラ」が基準になっているらしく、1キャラしか育てていない銀筆が多数のキャラを育てたルビー筆と対峙することも。
Ver3.0からは「キャストランクに応じて経験値が溜まる」形式になっており、マッチングの仕様も変わったのでそういったことは起こりにくくなった。
……というわけには行かず、特に下のランクは「舞闘会」並に魔境になってるとかなってないとか……。


  • 【チュートリアル】

初心者が知っておくべき、このゲームの所作を学ぶことができる。SSやDS、スキルの扱い方はもちろん、各ロールでどのような動きをすればいいか等、中々実用的。ゲームを始めたばかりの人は、まずこれをやるといいだろう。
また、ストーリー仕立てになっており、キャスト達の愉快な一面を見ることができる。おもに美猴



◆Ver3.0からの追加要素

  • 【マスタースキル】

Ver3.0に追加された、言ってしまえば「全員使用可能のスキル」。試合中は一つのみ装備可能。
WS同様にMPは消費しないものの、クールタイムと使用回数が存在しており、試合開始直後は使えず、使用するには時間を待たなければいけず、使い切ってしまうとその試合中は使用不可能になる。
キャストそれぞれが持つスキルとは大きく違うところがあり、「どのタイミングでも使用可能(例えダウン中だろうが、戦闘不能状態など極一部を除けば使用できる)」のダイレクトタイプ、「スキル等の硬直を消しながらでも発動可能」のキャンセルタイプが存在している。
Ver4.0以降は回避ボタンの効果が別物になるサモンタイプが新たに追加された。


  • 【カードクラフト】

言ってしまえば錬金システム。要らないカードやフラグメントカードを犠牲にしてポイントを貯めて、ソウル・アシストを強化する。
生成されるのはWRであり、強力な能力を持つものが多い。ピーター専用のWRアシストのように、ハズレがないわけではない


◆Ver4.0からの追加要素


  • 【冒険譚】

前述の禁書討伐とこれまでの修練場を一つに統合し発展させたストーリーモード。
プレイヤーはNPC専用の味方キャスト「錫の新兵」を与えられ、これを育成しながらこれまで同様プレイヤー4人、またはプレイヤー2人+それぞれの錫の新兵の計4人で強力なヴィランに立ち向かう。
これに伴い冒険譚専用のアシスト・マスタースキルも実装。これまでのカードよりも効果は強力だがこれらは全国対戦では効果がないのでうっかり装備を冒険譚用にしたまま全国対戦に入らないように注意。


【キャスト】

◆「真夜中の戦姫」サンドリヨン
「刻め、十二の旋律…シンデレラストーリー!」
ロール:ファイター
CV:井上麻里奈
伝承:シンデレラ


ワンダーランドウォーズにおいて最初に操作することにもなる、文字通りこのゲームの看板キャスト。
出展は、皆さんおなじみ「シンデレラ(ペロー版)」より。
だが、冒頭こそ「昔々、一人の灰かぶりの少女の下に一羽の小鳩が現われ、『ぶとうかい』への招待状を置いていく」という一般的な内容だが、その後セガは何を思ったのかしれっと「『舞踏会』ではなく『武闘会』でした」という衝撃の真実を織り交ぜてくる。これを語るOPは必見。
そのため、サンドリヨンが魔法で手に入れたものは、かぼちゃの馬車に真っ白なドレス、そして二振りのガラスの剣となっている。(ちなみにガラスの靴はいわゆる装備カードになっているので、誰でも履ける
ゲームのOPでも語られている通り、元ネタと同様、「灰かぶり」の呼び名もされている。
ドレス姿で戦場を華麗に舞う姿はまさに「戦姫」。しかし可憐なようでも芯は強い。そして巨乳正にくっころ姫


自己強化、自己回復、遠距離攻撃など基本的なところを抑えた万能型のファイター。
ゲーム開始時に必ず使うキャストということもあり、このキャストを使うことでゲームの基礎が学べる。
特にファイターの肝となるDSの性能は良く発生・硬直共にファイターの中でも上位に当たり、サンドリヨン専用装備が発動してる時は弾速もかなり早くなる。
また自己強化がDS強化であり長所を伸ばせる点も大きい。
新スキルはDSの終点で爆発し周囲を攻撃するという一風変わったもの。
技と短いDSを描き回避したところを巻き込んだり、単純に大兵士に当てて周囲の兵士を一掃したりも出来る。


一方で突出した利点があるわけではなく、何処まで行っても武器は状況に合わせれる器用さしかない。
相手に利点を押しつけられる展開になるとジリジリと押される状況になってしまいがち。
ただしWSのタイムオブプリンセスは「自分と味方キャスト全員のHP回復+DS超絶強化」と、そんな状況を一変させるほどの性能を誇る超絶強化となっている。


「灰でも被っていなさい!」「あなたと遊んでいる時間は無いわ!」など、時間や自身の境遇をモチーフにしたセリフが多い。
また「閃け!我が閃光の刃よ!」といった絶妙に中二心をくすぐる独特なセリフ回しも特徴。


詳細は個別項目へ




◆「日ノ本一の侍」吉備津彦
「鬼をも超えし我が力、その目に焼き付けよ!」
ロール:ファイター
CV:江口拓也
伝承:桃太郎


出展はこれまたおなじみ&「桃太郎」より、主人公の吉備津彦。「元から戦記じゃねぇか」というツッコミは厳禁
一般的な童話の桃太郎像は子供のことが多いが、こちらは巨大な一振りの刀を持った好青年。
そしてお供の猿犬雉は全て人間となっている。(元ネタは吉備津彦命とその三人の家臣)
犬以外とは相性も良かったりする。


サンドリヨンよりも攻撃型になったファイターだが、こちらはSS・DS共にやや射程が短い。
ファイターの中ではDSの威力は高いが発生遅く硬直長いとでやや振るには重いが、一方でSSはファイターの中でも優秀で回転率が良いほうに当たり横幅が広く相手をダウンさせる特徴を持つ。
スキルは斬撃系のスキルが二つ、自分の防御力・拠点攻撃力を上げるスキル、またお供を連れた桃太郎らしく自軍の兵士を強化するスキルも持っている。
初回プレイのチュートリアル終了後に獲得する為、このゲームの男主人公と見られる事もある。


特筆する点として全ファイターの中でも特に「攻城」に関する能力が高い。
特に城に直接ダメージを与える攻撃スキルはこのキャストしか持っていない。
更にキャストで唯一直接拠点を殴った際の硬直が短く、それに伴い舞闘会や全国対戦でキャストそっちのけで拠点を殴る吉備津こと通称「卑怯侍」が増加した。
Ver2.XXから刻の門が追加されたのは確実にこいつのせいといっても過言ではない。


「ドンドンいく!」「みなぎってきた!」など味方を鼓舞するセリフが多い。そのため、「使うだけで場が盛り上がる」と評価がかなり高い。
が元気すぎてたまにとてもうるさくなる。特に2人以上いるとき
一方でアリスやメロウの発言に合わせて上記の台詞を使うとただの変態と化すというネタ要素も兼ねている。
&b(){あとハロヴィィィン!!!ハロウィンの趣旨は完全に誤解していた。



◆「西域の暴れ猿」美猴
「ぐははっ!釈迦でも閻魔でも連れてきやがれ!」
ロール:アタッカー
CV:中村悠一
伝承:西遊記


出展は、西遊記より孫悟空(美猴王)。「普通に戦記じゃねぇか」というツッコミは(ry
美猴(びこう)とは、猿の軍団を引き連れて暴れまわっていた時代に、自ら名乗っていた称号。


足の速さを生かした遊撃を得意とする生粋のアタッカー。
しかしリーチが全体的に短いため、常に近距離戦を強いられる。
SSは射程以外は全てにおいて全キャラ屈指の高性能、DSも射程と威力こそ低いが発生は早く硬直は並みで描写距離は長いと悪くない性能を持つ。
共に自身の強化スキルである「怒髪天」を使うと更に威力が増し扱いやすくなる。
また前方の敵キャストに大ダメージを与えつつ自身のHPを回復する「救命の術」があり、しっかり扱えればかなりしぶとく前線に居座る事が出来る。
新スキルは跳躍し一気に相手を強襲するワープを兼ねた突進スキル。
移動を阻害されず、更に森を貫通して行動できる為にかなり奇襲性の高いスキルとなっている。


最大の特徴は攻撃判定を出しながら少しだけ動ける攻撃スキル「如意暴風」を用いた凶悪な起き攻めや、自身の攻撃力と「キャスト撃破時に減らす相手城ゲージへのダメージ」を増やすスキル「怒髪天」。
更にWSは自身のSSの攻撃力を上げて自身中心円の範囲内の相手の速度を落とすというキャストキルに非常に向いた性能であり、「怒髪天」と合わせると相手からするとかなりの脅威となる。
これを駆使して逆転する姿はまさしく美猴王。


流石に斉天大聖と名乗るだけはあって、元猿とは思えないほどに流暢に喋る。
だが「ウキキキキッ!」と猿みたいに鳴くこともあるため、本質は変わっていない模様。




◆「永遠の悪童」ピーター・ザ・キッド
「永遠の夜への招待状・・・受け取ってもらうぜ!」
ロール:サポーター
CV:木村良平
伝承:ピーターパン


出展は、ピーターパンよりピーターパン。これもギリギリ戦記な気がするが(ry
自身の武器が連射式の銃という点から考えるに、名前の由来はピーターパン+ビリー・ザ・キッド(アメリカ西部開拓時代の若き悪漢)だろうと思われる。


全キャスト中最速の足回りで戦場全体を駆け巡るサポーター。
時に味方の足を早くし、時に相手の足を止め、場面によっては自らの手で戦うというある意味では万能なキャスト。
しかし、基本性能であるストレートショット及びドローショットの威力がからっきしのため、流石に1VS1でのキャスト同士の戦いでは苦戦を強いられる。
特にドローショットは全ての面において性能は悪い部類に入る。
序盤は味方と行動し、レベルが上がれば押されている味方の援護や僅かにゲージが残っている敵拠点への奇襲といった機動力を活かした立ち回りが要求される。
3連発のストレートショットは1発毎にアシスト効果が乗るという仕様の為、後半のオフェンス力は意外と馬鹿にできない。
更に森に逃げて帰城しようとする相手や自身の体力がピンチになった時には壁を貫通して高速移動できるスキル「エアウォーク」で大きく移動もできる。
元々ポテンシャルが低い訳でなかったが新サポーターが暴れては下方修正されていく中、次第に頭角を現して気が付けばサポーターで一強と呼ばれる地位にいた。
しかし、流石にぶっ壊れアシストである「夢込めし自由の銃」は下方修正された
最近はメインウェポンのドリームウィンドも効果時間が大幅に下げられた。それでも強いと言うのが恐ろしい。
WSはチーム全員の移動速度と自身の攻撃力を上げるという高い汎用性と爆発力を持った効果。味方のWSに合わせて使うとより効果的。
新スキルは超簡単に言うと「少ししょぼいブースターを発生させる」というもの
森に置くと近くの敵が見えるレーダーにもなるし妙に耐久性が高いので、MPに余裕があるなら積極的に仕掛けたい。


悪童らしく「へへっ、もうおねんねかい?」「本気になるなよ、大人気ないぜ!」などやたらと相手を煽るセリフが多い(相手には聞こえてない)。
その一方で「お疲れさん!」「ドンマイ!」など味方を気遣うタイプのセリフも持っている。




◆「マッチの業火」ミクサ
「これ以上、寒いのは…もう、嫌だよ!」
ロール:アタッカー
CV:五十嵐裕美
伝承:マッチ売りの少女


小さな体に大きな杖を持った、ダウナー系魔法少女。
出展は「マッチ売りの少女(アンデルセン版)」より。
名前の「ミクサ」は蝋燭の芯を意味するラテン語:myxaに由来すると思われる。


マッチを入れた籠こそ持っているが、最も目立つのは自身の小さな体ほどあろうという大きさの燭台のロッド(魔法の杖)。どうやらマッチ売りの少女の真実の姿は炎の魔導師だったようだ。SSQ
火の玉を飛ばすのは序の口、自身の周りに衝撃波を出したり火柱を連続で出したり、果ては隕石まで落としてくる。やりたいほうだいである。


スペックは平均的で攻撃全体の発生が遅めだが、SSも射程が長くダウン属性と地味に優秀。
アシスト次第で滅茶苦茶硬い鋼鉄ミクサも滅茶苦茶早い高速ミクサも、スキル撃ちまくりのミクサタンクも可能である器用貧乏。
スキルのほぼ全てが攻撃系であるのが語ってるようにスキル特化かつキャストキルに傾いたキャスト。
特にラインフレアは威力、判定が強く、また自由曲線の為予測が不可能。最悪距離をとらせることができる優秀スキル。
ヒートインパクトも判定が早いが、フリックしMPを消費してから発生するまでのわずかの間に攻撃されるとMPだけ消費する事も…。
一方で兵士を倒すのは苦手でスキルを使っても中々倒せないので、SSで足を止めてDSで少しずつ焼くなど手間がかかる。
フレイムショットは兵士処理に最適だが、素の状態ではほんの少し足りない。
メテオだと兵士確殺?ロマン過ぎて使いようが無いわ!
追加されたヒートチャージは唯一の強化スキル。HP回復はオマケみたいなものだが、敵キャストを攻撃するたびにMPが回復する。
敵にHIT→スキル連発→更にHITで敵に地獄を見せ付けることも可能だが、メテオ以外の他のスキルも優秀なのでどれと入れ替えるか悩む。


出展からして不幸な生い立ちのため、全体的に発言が暗め。雪をかぶっている姿に裸足が痛々しい。
その上「マッチに火をつけて幻を見た」部分が改変されたのか、上記のセリフなどから分かるように火をつけようとするセリフがやたら多い。
そのため、プレイヤーからは「放火魔」という不名誉な呼ばれ方もする。
また「んん…どうも…」という発言のせいで一時期論者扱いされたりも
しかし意外にもネガティブな台詞は少ない。彼女なりに前向きに戦おうと言う意思はあるのだろう。




◆「不思議の国の少女」リトル・アリス
「夢と不思議のおもちゃ箱、ぜーんぶひっくり返しちゃう!」
ロール:アタッカー
CV:瀬戸麻沙美
伝承:不思議の国のアリス


不思議の国に迷い込んだ、元気いっぱいの少女。
出展は「不思議の国のアリス」より主人公のアリス。
上記のような元ネタとかけ離れたキャストたちと違い、元ネタ自体が狂っていることもありそこまで原作のイメージとかけ離れたキャストではない。


アタッカーではあるが、性能的にあまり近距離戦が得意ではない。
その性能らしくSSやDSは射程が長く、どちらも当たった相手をダウンさせれるという性能を持つ。
一方でどちらも硬直は長めで相手に読まれると後の行動に不利を背負う事になってしまう。
またSSは威力があるが、DSは威力が低く相手の脅威とはなりにくいので主に兵士の足止めに使う事になる。


スキルは相手相手の足を遅くしたり、毒を付与したりなどの搦め手が多く、自分は姿を隠してHPとMPを急速に回復するスキルで粘り強く戦える。
では力技は苦手かといえばそうでもなく、食らってしまうと最低でも体力の4/5ほどの大ダメージのびっくり箱を飛ばすスキル「びっくりさせちゃえ!」。を持つ。
体力の低いキャストは、下手をすると即死する。
新スキルは自身のSSを強化する自己強化スキル。
SSの爆発の範囲が上がり、更に一定回数敵に当てると爆発に毒が付与される。
この状態になるとメロウやフックのような足の遅いキャストにとってはかなり厄介な代物となる。


WSは一定時間自身が巨大化し、防御力アップ・ハイパーアーマー・デバフ無効化となり敵を踏み潰す強力なスキルで、足の遅いメロウやフックは問答無用で蹴り倒される。
また味方のWSに合わせ易く、フックやピーターと組み合わせた場合は一挙に戦況を覆すほどの状態を巻き起こせるレベルの脅威となる。
ただし防御力が上がってるとはいえダメージはしっかり受けてしまうので、スカーレットの「デッドリーギフト」、アリスの「びっくりさせちゃえ!」、デスフックの「骨モ残サヌ…」辺りを食らうと撤退しかねない点は注意。
ガタイが大きくなってる分、的もしっかり大きくなっている。


現状全てのスキルが強く、できることも多い強力キャストである。
特にWSは強力で、これを活かす為に全てのアシストがスピード系というハープ決めたアリスが現状のトレンド。
一応懐に飛び込まれると弱い、特に白い剣士は天敵だが…。



◆「人魚の歌姫」シレネッタ
「海の底から彼方まで!鳴り響け、私の歌!」
ロール:サポーター
CV:石田晴香
伝承:人魚姫


出展は人魚姫。
「人魚姫」を題材としたこの手のキャラとしては珍しく、元気で明るい褐色の人魚となっている。
あと全キャスト最高なんではないかというくらいの巨乳の持ち主。さらに、それをビキニのみで包んでいるためバルンバルン揺れる。(MVP取得時などは特に顕著)
ちなみに、水着の横に肌色の地肌が確認できることから、この褐色は元からではなく日に焼けて出来たものだと推測できるつまり褐色巨乳三角ビキニ。やったぜ
この世界の人魚姫は一体どういう戦記だったのだろうか・・・・・・。%%後この世界の人魚姫は泳げないという法則がある%%


サポーターらしく、回復、妨害寄りのスキルが揃っている。
特にワンダースキル(試合中一度のみ使用出来る切り札)である「スプラッシュメドレー☆」は、「一定時間、味方全員(自分含む)に『HP継続回復』と『妨害効果無効』を与える」という強烈なもの。
反面、基礎能力は全キャラ屈指の低性能で各種スペックの大半が下から数えたほうが早いという大惨事。
唯一SS・DS共に射程や硬直こそ悪くないものの威力は低く、それを掻い潜られアタッカーに追い込まれると成すすべ無く殺されてしまう。
しかし使い方を間違えなければトップクラスのレーン性能を持つ「パッションストリーム☆」等強力なスキルが揃っているため、味方との連携を生かした立ち回りを意識したい。
たまにSSに特化し、自分は回復しつつ敵をじわじわ削っていき、逃げようとしたら「バブルチャーム♪」で捕まえて殺すピラニアのようなシレネもいるが…。
追加スキルは簡単に言えば、性能を押さえた回復の泉を生み出すもの。
…だが回復量はそんなにない為過信は禁物。アレ以上回復したら壊れになる難しいスキルであるが。


その見た目から想像できる通りチャットの内容も明るいものばかりで、特に「ノープロブレムよ!」「サンキュー!」「グッド!」など、英語の単語のみを発するチャットが多い。
中の人はいつのまにか(AKB48)という表記が取れたほぼ新人の為、たまにすっごい癖になる棒読みをすることも…。




◆「隻腕海賊」アイアン・フック
「我こそ王、海賊王よ!さからうならば、皆、沈めい!」
ロール:ファイター
CV:中田譲治
伝承:ピーターパン


出展はもちろん「ピーターパン」。今のところ唯一の同作品出演となる。
某アニメなどではピーターパンに翻弄されるコミカルな悪役だが、こちらでは本来の姿ともいえるガチ海賊頭領になって登場。
原作通り右腕が完全に義手である。(左腕が義手なのは某アニメーション会社のオリジナルなので原作童話とは全く関係ない)
・・・が、そこはゲームキャラということか、その義手からは様々なものが飛び出してくる。
大砲や錨を発射したり、カットラスで城を殴りだしたり、ガトリングガンを発射しだしたりととってもフリーダム。
一般的なイメージであろうワイヤーフックを使うのは、相手を捕まえるスキル使用時の一瞬のみとなっている。


鈍足、高耐久、高火力と、分かりやすいくらいの戦車キャラ。
ただ足は遅いが回避は優秀なほうで、戦闘時の足回りは結構良い。
レーンを渡り歩く動きは苦手なため、担当レーンでどっしりと構えて敵キャストを退ける動きが求められる。
また全キャスト中最低のスピードであり開幕のレーン戦はまず劣勢の状態から始まってしまう。


スキルは味方兵士の数によって恩恵が変わる物が多いのも特徴。
余談だが、自軍兵士強化時の発動スキルに金貨をばら撒いている。
その重厚で貫禄を感じさせる渋い声や、味方兵士を財宝で鼓舞し、数の暴力で敵を退けて最後は拠点を破壊するという姿は、まさに「海賊の首領」というイメージに沿っている。
新スキルはバーンナックル敵に向かって突進し攻撃する。
突進攻撃中は防御力が上がり、敵キャストへのダメージも高いと自身で敵キャストを撃破出来るようになり、自身のWSと相性が良くなったとも言えるだろう。


稼働から半年以上も下方修正された事が無い良キャラだったが全国大会予選での使用率が高いという極めて稀な理由で下方修正された。
後に周囲の弱体による相対強化と全キャストの足回りの修正による相対強化で環境トップに躍り出た・・・そして弱体化された。
WSは味方全体に敵撃破によるゲージダメージを増やすという一風変わった物であり使うタイミングこそ難しいが、上手く味方と連携が取れた場合は一気にゲージ差をひっくり返せるほどの潜在能力を秘めている。


ディズニー映画等のコミカルで情けないイメージを吹き飛ばすこの豪快な男。
悪役を自称する割りにチャットは妙に優しいものが多い。
部下思いなのだろうか、味方に対する叱咤激励の態度は死後も…。



◆「死を届ける頭巾娘」スカーレット
「この緋い刃が、すべての命脈を絶つ!」
ロール:アタッカー
CV:佐倉綾音
伝承:赤ずきん


出展は「赤ずきん」より赤ずきんちゃん。しかしこのキャストはどっからどう見ても「ちゃん」ではなうわなにをするやめ(ry
原点の幼い少女はどこへやら。象徴である赤い頭巾こそ被ってはいるものの、妙齢の女性がダガーナイフ(よく見ると分解したハサミ)を構え、敵をバッサリと切り捨てる暗殺者となっている。あとおっぱいがおっきいうえにWSではやっぱり揺れるやったぜ
一応、プレイアブルで唯一のメガネキャラとなっている。


キャストキルに特化した暗殺者性能
全キャスト中最も火力が高いストレートショット姿を隠すスキルを持ち、当たれば即死は確実というこれまた全キャスト中最も火力のあるスキルを持つ。
「キャスト殺すべし」と言わんばかりにキャストキルのみに特化したその性能は、特筆すべきものがある。
まず第一に、ドローショットで玉を飛ばせない。
そのため、兵士処理が中心のゲームで兵士処理がほとんどできないというとんでもないキャスト。
その代わり「自身が一定距離を飛び、その着地点にいる敵にダメージを与える」という技になっている。
このドロー、もちろん単発威力が高くダウンも取れるのだが、移動距離がとんでもなく短い。挙げ句攻撃範囲が着地地点にしか発生しないので、敵を飛び越えてしまう場合もある。
ついでに言うとストレートショットも全キャスト中最短。
公式ページの時点で、美猴もビックリの「近距離」キャストとして紹介されている。ただし硬直はほぼ無い。
素早い足と優秀な回避を生かし、敵の攻撃を掻い潜ってストレートショットを刺し込む。
あるいは、スキルによって姿を隠して忍び寄りドローショットやスキルで必殺の一撃を叩き込む。
そしてそれらによって「もしかしたら近くにスカーレットがいるかもしれない」というプレッシャーを相手に与えることが、スカーレットの全てと言える。


上記の要素もあり、人気が出そうな見た目をしているにも関わらず使い勝手はかなり悪い。(正確に言えば超上級者向け)
正面から相手を迎え撃つ事もできず、兵士処理も苦手なので4対3でレーンを上げるになる為、存在そのものに対して否定的な意見が見られる事も。
そのため、コンセプト的にも「妖艶なお姉さんキャラ」であるにも関わらずプレイヤーからは「影からの不意打ちは強いが、見つかるとすぐ死ぬ、ある意味暗殺者らしいキャスト」としていじられている。
一応、アップデートによって攻撃力を下げる代わりに耐久力を上げる調整が加えられて実装当時よりはマイルドな性能になっているのが、
Ver1.60からそのキャスト性能が大きく変わり、兵士処理能力の向上と引き換えに三連発だったストレートショットの単発化、
さらに主力であるステルスフードは自身の攻撃で解除されなくなった代わりに透度の大幅減少。
そして極めつけは「デッドリーギフトの範囲が広くなった代わりにダメージダウン」したことにより、多くのスカーレット使いに衝撃を与えた。
Ver2.XXから追加された新スキルはスカーレットには貴重な遠距離攻撃で、ヒットした相手に赤い毛糸とハサミのようなエフェクトを発生させ、その相手にヒットさせた最初の攻撃のダメージを素の威力の大きさに応じて高めるというもの。
そのおかげで一撃のプレッシャーは増したが、効果を生かすにはやはり近づく必要があるので扱いが難しいのは以前と変わらない。


チャットボイスも暗殺者らしく静かなものが揃っているが、
(左側がチャットに書かれた文字で、右側が実際のセリフ)
「ありがとう」→「ありがとう」
「わかった」→「わかった」
「やった!」→「よかったわね」
「うれしい」→「よかったわね」
など、こちらも内容がコミュ障淡白すぎることから、あまり使い勝手がいいとは言えない。
そして案の定プレイヤーからはいじられている。
チャットの使い方によっては某闇のまの様な言い回しも出来る


禁書討伐イベや創聖バトルオペラ、森が少ない特殊マップではかなり不遇なキャストである。




◆「なよ竹の巫女」かぐや
「聖なる月の輝きは、あらゆる闇を打ち破るのです」
ロール:サポーター
CV:井上喜久子
伝承:竹取物語


出展は竹取物語より、主人公兼ヒロインのかぐや姫。解禁初期はかなりのぶっ壊れキャラだった。
十二単のような和服を着た純和風の見た目をしているが、浮いている。(物理的な意味で)
恐らくは、物語終盤の「かぐや姫は実は月の住人だったのです」辺りから取られているものと思われる。
そのため、平然と敵の足元から瞬時に竹を生やしたりする。というか普通にビームを撃ってくる。
また、スキル以外にもストレートが途中から三つに分裂する、ドローショットを放物線状に飛ばすという特徴がある。


MPサポートを主としたサポーター。
足回りのピーター、HP及び妨害のシレネッタに対して、MPと防御の管理を得意とする。
特にMPの回復は優秀で、これを絶え間なく常にかけ続けることがかぐや最大の仕事となる。
ワンダースキルも「味方全員に防御上昇及びMPの高速回復効果の付加」と優秀。当然、前述のシレネッタのワンダースキルと合わせると愉快なことになる。一度はお試しあれ。
反面、その重そうな見た目通り、足回りはあまり優秀ではいうえに自衛が範囲内の相手を長いダウン状態にする「竹光の足枷」しかなく、さらにドロー及びストレートが特殊なためシレネッタ以上に近づかれると死ぬ。
前述のスカーレットを始めとした近接アタッカーは特に天敵。


流石に月の住人かぐや姫だけあって、月に関するセリフが多い。
また純日本人だけあって「月に叢雲、花に風」「時は満ち、月は欠けゆく」など趣のある言葉も多い。


詳細は個別項目へ




◆「微睡みの茨姫」ドルミール
「静かな夜からみんながいい朝を迎えられますように・・・」
ロール:ファイター
CV:石原夏織
伝承:眠れる森の美女


Ver1.5より登場した新キャスト。出展は「眠れる森の美女」より茨姫。
その名の通り体中に茨が巻きついており、戦闘時だろうがダウン時だろうがWS中だろうがベッドの上で寝ている。
まさに「茨の中で眠るお姫様」を忠実に再現した見た目とも言える。だからと言ってベッドごと移動するのは何か違う気がするが今更なので(ry
本作の大人の女性陣の例に漏れずスタイルは抜群。茨や服が破れてチラリする乳は十二分に巨乳。
だがそれに反して言動はポヤポヤしてやや幼い印象を受けるため、「十分すぎるくらい睡眠をとって体は成長したが、中身は眠る前の初心なお姫様」だという解釈をする者もいる。
なお永遠の眠りの呪いをかけられたのは原典通りだが、そのことを気に病む様子はなく、むしろ寝ていられるものならずっと寝ていたいと思っているフシがある。


サンド寄りのドロー主体のファイター。
射程は中距離なものの射線の長さは全キャスト中1位の長さを誇る一風変わったDS性能を持つ。
またDSの発生・硬直共にファイターの中でも上位に入る性能を持ってるのも強みで、射程内に入ってきた相手との撃ち合いでは分がある。
エロベッド奇怪なベッドで動くため鈍重に見えるがその実結構機敏でスピード、回避性能ともに悪くない。
なお当たり判定の大きさも普通のキャストと同じである。
スキルが優秀な物が多く序盤よりは後半に力を発揮できるキャストだが、DSの威力を考えると装備をDS特化にするかスキル特化にするかで悩ましくなる。
一方でSSは全キャスト中最悪と言ってもいいほど劣悪な性能。


最大の特徴はスキルに現れており、その中身は「進入できない茨の壁や、触れると遅くなる茨の道を設置」「当たると長時間行動不能のスリープ状態になる」など多彩。
自己強化が一つと相手の行動を阻害する攻撃スキルが三つと多彩。そのうち一つは産廃だがな!
特に終盤でMPが増えてくると装備次第では茨でマップを覆えるレベルになり、ここにWSや巨人などが重なると拠点を守るのは至難極める。
WSも範囲内の味方兵士の強化に自身の速度+DS威力アップのバフ+超絶強化のダブル効果でかつ効果時間もそこそこ長いとかなり強烈。


ちなみにスリープ状態は「味方に触られると即時復活する」という特徴もあり、さながら「姫の眠りを覚ますのは王子のキス」といった再現もされている。同性?ビンタとかだよきっと
…が、ドルミールがファイターである都合上、中央の味方が助けに来ない限り眠りから覚めることは出来ない。ボッチの宿命tうわなにをするやめ
なおこの百年の眠りというスキル、余りに発生が遅いので使われる事はほとんどない…。早かったら余りに詐欺臭いけど


上記のスキルに合わせドローショットは描ける線が長く、専用アシストはレベルアップ後の一定時間ドローショットが敵ゴーレム兵を貫通するようになる。
これと同じ事をサンドリヨンがやろうとすると、レベル4以降になるが、ドルミールの場合、レベル2からできる。
ただ全体的に攻撃力が低い事が悩みの種となる。
上記でも言ったが、装備をスキルに寄せるとDS威力が、DSに寄せるとスキルの使用回数が減るため、プレイヤーは悩ましい選択をしないといけない。



◆「鬼ヶ島の王」温羅
「ウーーーーラーーーー!コノワシ、止マラナイーーーーー!」
ロール:ファイター
CV:最上嗣生
伝承:桃太郎


4月1日より追加された新キャストで、桃太郎より鬼ヶ島を統べる鬼が参戦。
これにより二人目のヴィランが参戦となっ……のだが、出るゲームを間違えたんじゃないかと疑う程の厳つい外見とは裏腹に口を開けば「ぶきっちょで優しい大男」といった風情で意外と可愛いと専らの噂。もはや癒し系。


キャストの中ではトップクラスの巨体で、防御力が上昇するスキル「憤怒ノ気!」や自身が突撃するDSを駆使して戦う様はまるで重戦車と例えられるほど。
長期戦によるHPの消耗もドレイン系スキル「大喰ライ」でたちまちに回復してしまう。
射程こそ短いが発生が早くダウンが奪えるSSと優秀な回避性能を持ち、相手に一気に飛びかかるDSも合わせて近距離戦ではかなりの強さを誇る。


しかしその反面、食らい判定もトップクラスの大きさで射程もスカーレットと同様の近射程なので、他のキャストとは違う立ち回りを考える必要がある。
ファイターである以上、レーン戦で相手と相対する必要が出てくるが序盤はHPの低さにスキルの援護も無しと一番きつく、優秀なSSや回避を持って不利な読み合いを勝つ必要が出てくる。
一方でスキルが解禁された場合は硬質化して真正面からキャストを殴り倒すも良し、同じ原典の卑怯侍よろしく硬質と回復で相手の兵士を枯らすも良しの幅広い行動が取れるようになる。


新スキルは相手の攻撃に対し反撃を繰り出すカウンター技の「厄返シノ構エ」。
反撃は相手の足元に現れる為、相手の場所を選ばずに済むのも利点。



◆「森羅の守護者」ロビン・シャーウッド
「仕方ありませんね。究極の妙技、披露してさしあげましょう!」
ロール:アタッカー
CV:櫻井孝宏
伝承:吟遊詩ロビン・フッド


温羅に次いで久々に登場した完全新規キャスト。櫻井ボイスのイケメンなエルフ。
自らを正義の体現者と称しており、セリフも落ち着いて物腰やわらかなイケメンじみたものが多い。アナザー化したらどんなキャラになるのか楽しみである。 性別すら変わってしまいました。


ミクサのようなスキルで戦うアタッカー。
代表的なスキルは、全キャスト・全スキル中最長の射程を誇る矢を放つ「ジャストショット」
このスキルは、対象への距離が離れているほど与えるダメージが大きくなるという特徴を持つ。圧巻の超長射程であり、プレイヤーが把握できる画面範囲外から矢がかっ飛んでくる為、ロビンの存在に気付けていないと回避は極めて困難である。最大射程で当てることができれば、ほとんどの敵を撃破、あるいは瀕死にまで追い込める。
相手に気付かれる前にこのスキルで遠方から一撃必殺をキメるのが、ロビンの基本的な動きである。
しかし、この攻撃は非貫通のため、兵士や障害物に阻まれているキャストを狙い撃つのは難しいという欠点もある。かといって近距離から狙ったのではダメージがかなり減ってしまうため、使いどころを選ぶ。


また、ミニマップに干渉する能力を持つ。
付与した相手をミニマップに常に表示し続ける「発覚」と、逆に付与された相手は一部の情報以外ミニマップが表示されなくなる「ブラインド」の2つの状態異常を与える罠を仕掛ける、「ブラインドトラップ」が代表的。このスキルは「罠」という新たな形のスキルであり、設置された罠は相手からは全く見えない(スキル発動の際のモーションで察知することは可能)。上手く機能すれば索敵に役立つのはもちろん、相手チームを混乱に陥れることができるだろう。


他のスキルには、発生が早く敵兵士を貫通する矢を放つ、近接戦や敵兵士を狩るのに向いた「ダブルショット」
自身の最大HPを減らす代わりにMP回復力と最大MPを跳ね上げ、さらにミニマップでの索敵範囲を拡大する「シャーウッドアイ」がある。
新スキルの「ジャッジメントレイン」は円範囲の対キャスト専用の攻撃スキル。
他の類似スキルに比べると範囲・汎用性が格段に低いものの、敵キャストにしか攻撃がいかないので敵兵士や敵巨人の邪魔があっても関係なく敵キャストを狙い撃ちできる。
更に森を突き抜けて狙いを付けれる為、一方的に相手へ狙いが付けれるのも大きな利点。


WSは森の守護者のエルフらしい「フォレストガーディアン」
ただでさえ痛いスキルダメージを上げ、更にSS4つに分裂・射程上昇・硬直軽減、発覚付与と超絶強化される。
攻防どちらにも使え、SSの4Way射撃を根元で喰らうとHPがかなりふっ飛ばされる。


なおスキルダメージ上昇のバフを受けると、ゲーム中盤以降はほとんどのスキルが即死クラスの破壊力に変化する
HPの高いフック以外は常に死と隣り合わせの恐ろしい戦場となり、フックも足が遅い為に逃げ切れず次の矢で沈んでしまうという大惨事が待ち受ける。
この状態のロビンが敵陣の森に潜むと凄まじい圧力を誇り、迂闊に近寄るのも恐ろしい。放っておくわけにもいかないのがなお悩ましいが。


弱点としてまず挙げられるのは、ストレート・ドローの両ショットの威力が低めで硬直も長くダウンすら取れないという点。特にDSは全キャラ最長の隙であるフックと同レベルの隙を見せる事となる。
通常攻撃の性能がこのようなものであるため、兵士処理が非常に苦手。特に序盤のソロレーンを担当するのは相当キツい。ダブルショットが使えるようになればある程度は兵士を倒せるようになるが、1発でMP35と相当重たく連射出来るようなものではない。
また多くのスキルが強いクセを持つため、使いこなすには慣れとセンスが必要になる。
更に発覚やブラインドを活かすためには、フィールドとミニマップの両方に目を配る注意深さも必要。


プレイヤーに求められる技術が多く、このキャスト、およびこのゲームの経験をしっかり積んだ者が使ってこそ輝くキャストであると言える。
イケメンにホイホイされて何も考えずに使ってしまうと、痛い目をみるだろう。



◆「不滅の白雪」シュネーヴィッツェン
「掴み取れ…遥か彼方から、聖なる白い光を!」
ロール:ファイター
CV:小倉唯
伝承:白雪姫


Ver2.0になり、新たな看板キャラクターとして登場したキャスト。キービジュアルや公式サイトのキャスト一覧の一番手をサンドリヨンから奪った。
ランス状の槍とリンゴの形をした盾を携えた、黒髪ショートの若き女騎士。正義感が強く、人々を守る英雄であろうとしている様子。また、キャスト撃破時のセリフ等から察するに、少々勝気な面もあるようだ。
そして、サンドリヨンの事を「お姉さま」と呼び慕っている。なぜそんなことになっているのか詳しく知りたい人はチュートリアルをやろう!実際、同じチームになりチャットのやり取りをしているとわかりやすいが、サンドの姉力とシュネーの妹力はバッチリ噛み合っている。


スピードがファイターの中では早めであり、回避の性能も良い。HPはやや低めだが、上記の通り足回りが良いので中々しぶとく戦線にいる事が出来る。
弱点として、DS・SSの火力が低めで射程も中距離と大人しい。その替わりどちらも発生・速度や硬直は悪くなく、相手キャストをダウンさせる事も出来る。また、DSは威力が低い代わりに兵士を攻撃した時の減速率が低く、兵士を倒しながらキャストを狙う、いわゆる「殺意ドロー」を狙いやすい。


特筆すべきはwlw初となる、特殊ゲージを持ったキャストであるという事。
DSやスキル等、MPを消費する行動をとることで、「精霊ゲージ」というゲージが溜まっていく。これがMAXの時に一部のスキルを使うと、効果が強化される。


精霊ゲージにより強化されるスキルは3つ。強化内容はスキルによって違うが、共通して消費MPが減少する。
1つ目は、突進攻撃スキル「ピュアホワイトスピア」。ゲージMAX時に放つとダメージ・攻撃範囲・弾速が大きく上がり、攻撃中防御力が上がる。また、拠点や城にもダメージを与えられるようになる。
2つ目は、兵士強化スキル「スピリッツテリトリー」。範囲内の自軍兵士を強化するスキルだが、MAX時は範囲が拡大する。その範囲は圧巻、なんと戦場全域が範囲となる。自分の担当レーンだけでなく、全てのレーンに圧力をかけられる。
3つ目は、自己強化スキル「イモータルハート」。精霊ゲージ増加量とMP回復速度を上げるスキル。MAX時に使うと、効果中にHPが0になった時、一度だけHPを半分ほど回復した状態で復活できる。ただし、復活後は精霊ゲージ増加量とHP回復速度が下がる。復活できること自体は強力だが、マイナス効果も付随するため使いどころは選ぶ。


そして、シュネーにとって生命線と言えるスキルが、「セブンスピリッツ」
自己強化スキルで、効果中はゲージ増加量が上がる。また、DSに小型の弾が2つ追尾するようになる
追尾弾は完全にDSを後追いするわけではなく、その左右を進むような動きをするので、疑似的な攻撃範囲拡大となる。DSを避けたと思ってもその後の追尾弾に引っ掛かる事があるので、相手にとってみれば中々に鬱陶しい。また大兵士をDSで倒してから追尾弾でその奥の敵を倒せるので、疑似的にではあるが大兵士貫通の効果を持つ事になる。威力自体が上がる訳では無い事には注意だが、DSの有用性は大きく上がる。
このスキルが解禁されるレベル4からがシュネーの本領発揮と言え、3連弾ドローで相手を牽制しつつ、ゲージMAXスキルを放ち、どんどんレーンを上げていける。


Ver2.0初の追加キャストということもあってか、ここ最近の追加キャストに比べるとクセが少なく扱いやすい。
だが、あくまでも精霊ゲージ頼みのキャストである事は忘れずに。ゲージ管理は怠らないようにしたい。



◆「愛燃ゆる氷雪の華」深雪乃
「誰にでも秘密がある…今こそ見せよう!乙女の秘めたる剣の技!」
ロール:アタッカー
CV:水樹奈々
伝承:雪女


Ver2.0のPVではチラッとしか姿を見せていなかったが、同PVで紹介されていた後述のジーンを差し置いての参戦。ゲーセンのポスターの「近日実装」とは何だったのか


そこそこ優秀なストレートとアタッカーにしては使いやすいドローを持ち、足の早さも上のほうでステップ性能も良く、最大HPも平均やや上程度はありアタッカーにしてはMPが高め。
ステータスは総じて高い部類にあたるだろう。
アタッカーとしては比較的端を背負えるのも優良。
一方でSSの射程は短めで通常状態の中距離アタッカーよりも短い。
特にミクサより微妙に短いところは序盤の差し合いにおいて重要。


このキャストの最大の特徴は「凍気の刻印」という独自の能力を持つ事。
一部のスキルを敵キャストにヒットさせる度にわずかにその動きを鈍らせ、累計で3回当てると「凍結」状態となり、完全に凍り付かせて動きを封じる。一定以上のダメージの攻撃を受けると凍結状態は解除されるが、その際に追加ダメージを与える。この時小気味いい音を奏でる。
一応凍結は時間経過でも解除されるのだが、必要な時間は約5秒であり、追撃はほぼ確定と言える。ちなみに凍気の刻印自体は150秒ほど続く。
該当するスキルは、周囲を薙ぎ払い敵キャスト・巨人に小ダメージを与える「飛雪払い」、指定した場所を中心とした範囲内の地面を凍り付かせて踏み込んだ敵にダメージを与える「別れの涅槃雪」、画面をタッチした方向に特殊な攻撃を繰り出せるようになる「白魔の吐息」の3つ。
いずれも一発のダメージは微々たるものなので積極的に凍結を狙いたい。


それ以外のスキルには、ストレートの威力・弾速・射程が時間経過で徐々に強化されるがストレートを3回撃つと即座に解除される「氷刃抜刀」と、スーパーアーマー状態で突撃して終端で前方をぶった斬る「六華一刀両断」がある。
どちらも凍結した相手への追加ダメージが増加する効果があるのだが、後者が特に恐ろしい。
発生は遅く素の威力はそれ程ではないが、凍結状態で斬られたが最後、相手は死ぬ。
それは現時点では誇張表現でもなんでもなく、アシストやスキルなどでHPや防御力をいくら上げようが問答無用で死ぬ。
打たれ強さが売りのフックや温羅も例外ではなく、HPがほぼMAXだったとしても死ぬ。
厳密には単に即死級の大ダメージであるため、かぐやの無月の闇で攻撃力が最低まで下がっている状態だと生き残る可能性はあるらしいが、そんな状況は滅多にない。
因みにワンダースキルもこの追加ダメージ増加の効果を持っているが、ストレートが敵を貫通するようになる効果の方がメイン。あと敵キャスト撃破でHPが回復するがオマケ程度と考えていい。


さらに恐ろしい事にこの凍気の刻印は同じチームに深雪乃が複数いる場合重複する。
この仕様と実装当初は多くのプレイヤーが深雪乃ばかりを使っていたた事が重なり、凍結からの一刀両断によるデスが敵味方問わず頻発するという阿鼻叫喚の様相を呈する事となり、実装からわずか三日程で色々と下方修正を喰らう事となった。
現在は下方修正と使用率の落ち着きもあり、氷刃抜刀で強化されたストレートの精度やそれをいつ使うか、凍結した相手に確実に追撃できるようなMP管理や立ち回り、そして戦い方を抜刀によるストレートを中心にするか、凍結を積極的に狙うか、あるいはその両方を取るかといった戦術をカスタマイズの段階でよく考える必要のあるやや上級者向けキャストと見られている。
しかし舞闘会では倍率常連(勝率の低い)キャストとなっているので今となっては強みが薄いかもしれない。
現状では凍結やキルは余り考えられておらず、もっぱら「兵士処理のできるA」という運用が主流である。


欠点としては、凍結中以外は敵キャストに対するダメージが大して見込めない事。
他のアタッカーのようなスキルで即大ダメージという流れが見込めない為、どうしても凍結効果がない状況ではプレッシャーが低い。
主要スキルである涅槃雪による横槍や行動阻害は鬱陶しいものの、内容的に即応性があるわけではなく、一発目が飛んできた後は警戒され、慣れている相手はそう当たってはくれない。
氷刃抜刀も育ちきれば圧力が生まれるものの敵兵士を貫通するわけではないので、相手兵士に守られてる相手に手を出せる手段が限定的になり易い(ほぼ状況的にバレバレになる涅槃雪かDS以外に出来る事が無い)のも欠点。
涅槃雪の圧力と優秀なステータスを活かし、要所で接近戦をしないと相手への圧力がなくなってしまう。


彼女を演じているのはまさかの水樹奈々氏。Ver2のPVでも締めの一言を担当。
当初は刀を持った青が基調のキャラという事で某SAKIMORIのようなクールキャラになるかと思われたが、蓋を開けてみれば全く真逆の非常に明るい性格かつ熱き剣士の情熱を秘めたキャラとなっている。
これは多くの台詞やワンダースキルの「絶対零度の情熱」という技名にも表れている。また、彼女のイラストをよく見ると、体中に汗のような雫が付いている。デザイナーによるとこれは自分の熱気で軽く溶けているということらしい
そして雪女の伝承には人間の男と結婚し子供までもうけたという物もある事から、剣の修行と同時に花嫁修業中。チャットで身も蓋もなく「婚活中だよ♪」とか言ってるし。
そして大体の場合「時間がない」チャットを返される
彼女に春は来るのだろうか…なおついたあだ名は婚活おばさん…ひでぇ
なお、誰しもが何となく婚活とか除いておけば台詞回しの一部で何となく某熱血元テニスプレイヤーを思い浮かべたと思う。実際に「女版・某元テニス選手」と書いてあって分かりやすかったとのこと。*1
後の追加チャットに「もっと熱くなれよぉぉ!!」が追加されたから完全に意識してる。
ちなみに彼女が登場したのは2月の中ごろと、雪をモチーフにしたキャラを出すには少々遅かった感があるため、一部では「行き遅れ」とも呼ばれているとか。やっぱりひでぇ


あと下着が紐パンな上に装束の右側を片脱ぎにしている。雪女なので寒くはないのであろう。やったぜ





◆「魔神ランプの使い手」ジーン
「魔神ちゃんよぉ…溜まりに溜まった欲望の力、吐き出しちまえ!」
ロール:ファイター
CV:内山昂輝
伝承:千夜一夜物語


Ver2.XXのPVに登場し、近日実装として公式に送られた4コマにすらネタにされた男が遂に参戦!
4ヶ月はSEGA的には近日らしい


普段は…射程がちょっと長くて回避がちょっと優れただけの、正直弱いファイターである。
スキルは強力ではあるものの、出が遅かったり即効性が無いものばかり。
しかし、スキルを敵に当て続けると魔人ゲージが溜まっていき、これが満タンになると…
なんと、彼自身が魔人となってしまう!
そうなれば射程以外の全ての能力が大幅アップ。DSは二つ出るわ、SSは長距離アタッカークラスに強くなるわやりたい放題。
ワンダースキルもこの状態を強制的に発生させるもので、その場合は周囲の敵を自分に向かって引き寄せる効果が追加される。
スピードもかなり速くなるため、アタッカーのような運用も可能である。
しかしそこに持っていくまでが大変で、スキルも使いこなせれば強いがそうじゃなければ…というものが多い上級者向けのキャストである。
当たり前だが稼働初期は魔人化で猛威を振るったものの、現在は効果時間の短縮等もあって要所要所でどう活躍していくかが課題。


欲望を開放しろと嘯き、自意識過剰な言動が目立つが、チャットはさわやかな青年風。
魔人や巨人を「ちゃん」付けで呼ぶ軽薄な一面があるもののそう悪い印象は受けないだろう。たまに魔人は呼び捨てしてるけど




◆「足柄の快男児」怪童丸
「よぉーっく見やがれ!大地割り、そそり立つ、この姿をよぉ!」
ロール:アタッカー
CV:小西克幸
伝承:金太郎


桃太郎に次ぐ日本人なじみの童話、金太郎。
知らない人はいない題材であるが金太郎の格好自体が現在の感覚では余り格好良いとはいえなかったからかなかなか実装されなかった。
しかしVer2.XXの新規追加4人目として遂に参戦した。
その格好は頭にきのこを乗せた筋肉ムキムキマッチョマン。
まさかりを担ぎ 稲妻を身にまとい、相撲の技で戦うスモウレスラーとなかなかかっこよくまとまった。


動きは遅いものの見た目の割りにSSの発生は早く強烈。DSの射程も長いと基本動作は優秀。
そして彼の一番の特徴は一部のスキルをチャージすることができる。
画面下のスキルカードをタッチするとチャージが始まり、MAXだと高威力
自分中心の円形を攻撃するやっぱり稼働当初はぶっ壊れ性能で、その状態で舞闘会で暴れだしたから大変だった「地鳴りの雷槌」 かぐややロビンのDSに似た「雷斧落とし」 スーパーアーマー状態で突進する「足柄流突き出し」
そしてLV5と使用開始が遅いものの、敵にスタンと防御デバフを与える「轟雷の四股」と攻撃スキルは優秀。
他のスキルもチャージ速度を上げるバフであり、攻撃一辺倒であることがわかる。
しかし全体的に射程が短く足も遅い為、中距離、長距離から攻撃してくるアタッカーに弱い。
…が、スピードに関しては回避ステップが優秀な為、回避距離を伸ばすソウルを装備したビルドが一般的なようだ。


見た目通り竹を割ったような豪快な性格だが、その為か最近のキャストにしては横柄。
おい!と呼びかけるそのチャットは某テオちゃんを思い出させる。
ただ、謝るときはしおらしい。後母ちゃんが苦手である。



◆「誘う魔笛の道化師」マグス・クラウン
「お前達には愛想が尽きた…全てを奪い去ってやるぅ!」
ロール:ファイター
CV:鈴村健一
伝承:ハーメルンの笛吹き男


ソウルに突如現れた「CV:鈴村健一」の文字。
まさかの新キャストか?と思ったら、本当に来ちゃった新キャスト。
一見胡散臭いし、しゃべる言葉もなんか胡散臭い。ついでにSSも胡散臭い遅さ。
笛を吹いたピエロの格好をしたこの男は、実は熱い魂の持ち主。


徹底的に二面性をモチーフに作られた彼は、時間経過で増加する演奏ゲージを消費する事でその笛の魔力を開放し、戦場の兵士全員にバフ、デバフをかけたり自軍拠点の耐久力を上げたりする。
彼がいるだけで彼のレーン以外の味方は一気にやりやすくなる。
しかし彼は前述の通り、SSが非常に遅い。DSも射程は長いが優秀とはいえない。
スキルは優秀だが敵を直接攻撃するものは少ないと、扱いが難しい。
一応回復スキルもあるため死ににくいが、こちらから攻めるのも難しい。
彼の生命線はとにかくドローと仲間のサポートである。ある意味、ファイターという名のサポーターである
このおかげか、目立ちすぎた性能はあまりなく、次のアプデ多少の下方修正のみとなった。


胡散臭い台詞の中には、「仲間をコケにする奴はイヤだねえ」「本物の悪を見ちゃうとなかなか笑えないねぇ…」といった、彼の本質を垣間見ることの出来るチャットもある。単なる色物と思う無かれ、実は設定的にもかなり考えられているキャラである。
そう、こいつは割と激情家で人情派な男なのだ。
「革命者として人々を先導した」「子供をさらいどこかに連れ去った」という真逆の物語から、二面性がテーマであり
衣装や台詞からもそれが暗示できる。
そしてふざけた仮面の下はかなりのイケメン。
そのフェイスは公式サイトや武闘会、特殊な変幻の栞等で確認できる。





◆「時を渡る釣り人」火遠理
「さあオトよ! 澱み無き水の力を、この儂と共に!」
ロール:ファイター
CV:梶裕貴
伝承:浦島太郎


Ver3.00にて発表されたキャストは浦島太郎。奇しくも、稼働初期のセンターポジションにいたシンデレラのキーワードの一つでもある時間系の物語である。
意外にもwlw稼働から居なかったパッと見ただけで分かるショタキャラである。しかし見た目に反して言動は年寄りに近い。まさかのショタジジイである
読みにくい名前だが、読み方は「ほおり」。名前に反して火のスキルは一切使わない。
これは浦島太郎の元となった「海幸山幸(うみさちやまさち)」の登場人物である「火遠理命(ほおりのみこと)」から取られている。
なお、その火遠理命さんは現代の感覚からは割と鬼畜な事をしているが、WLWの火遠理は基本善玉と言ってもいいだろう。


幼馴染の竜神の娘であるオト(CV:沼倉愛美)と協力(当たり前だが、浦島太郎に竜の描写は一切ない。名前からして恐らく乙姫かもしれない。多分)するキャストとなっているが、最大の特徴は自身のレベル操作である。
まず最初に言うと火遠理だけがレベル5以上で使用できるスキルを3つ持ち、その内2つはレベル8でないと使えないことと一部のスキルで自分にレベル低下デバフを受けるということ。
終盤じゃないと使えなくね? なんでレベルが下がるの? と思うこともあるかもしれないが、彼には時間経過で自分だけ一時的にレベルアップする「飛躍トキノボリ」皆は人操作でレベルアップ中だけど、彼はオートレベルアップを実行しているしていると言えば分かりやすいかも当てると一定時間、相手のレベルが1下がって自分のレベルは1上がる「操竿トキツリ」がある。
これらのスキルを使うことでレベルを上げたり下げたりすることが可能で、上手く運べば開幕からいきなりワンダースキルを使うということも可能といえば可能。
また、自分のレベルが上がるたびに(一時的に下がったレベルが元に戻ることでもレベルアップと判断される)刻煙ゲージが溜まり、最大まで溜まることで一定時間「刻煙解放」状態になり、自分のスピードが上がって範囲内の敵に両ショット弾速低下とMP回復速度低下を与える。物語的に言えば、相手は老化するという意味だろう。
強力といえば強力なのだが、範囲内に敵の弾が複数溜まって動きづらくなってしまう事もある。特にシレネッタやメロウのドローは画面に留まる程弾が大きくなる特性があるために弾速低下が災いしてとんでもなくデカイ渦潮が出来上がってしまう。どういうことなの……。


実装当初は案の定壊れ性能があって大暴れしていた。ファイターのはずなのに解放すれば素早くなりすぎてアタッカーにもなれる、解放状態も割と連続してなれる、自身のレベル低下は1だけで済む上に持続時間も短い……など。あれ、ジーンの時もそうじゃなかったっけ……
現在はレベルダウンが2段階になり、更にデバフ時間の延長やゲージ効率の低下もあって「序盤はハマればとことん強いが、終盤は弱い」といった上級者向けのキャストになっている。

チャットも老人言葉ながら声は高めという、声優の梶裕貴の名演もあって見事なショタジジイっぷりを発揮している。
勿論嫌味ではなく、基本的に素直。年長者としての余裕を感じさせる台詞となっている。
…が、敵の火遠理をキルした時は凄く低音の悲鳴が響き渡る。グッハァ…。



◆「糸の切れた操り人形」ジュゼ
「キャハハハハ! 醜い哀れな人形共…終わりの終わりの始まり始まり~!」
ロール:アタッカー
CV:水瀬いのり
伝承:ピノッキオ


Ver3.00にて発表されたもう一つのキャストは何と悪役。それこそ明確にプレイヤー達の敵、つまりヴィラン側のキャストである。(正確には蘇った悪役、といったところ)
実際、自分の創造主を殺した挙句、火遠理と決戦して負けて封印されたという相当なバックストーリーがある。
……でも驚くのは何より「女性の人形」でまさかの「ボクっ娘」。そりゃ確かに人形だから性別は関係ないかもだけど……。
名前の由来だが、イタリアの愛称である「ジュゼッペ」からだろう。あれって男性名だけど


実装前に何とヴィランのキャストとして修練所に出現した。ショットは兵士ごと貫通する上に回避困難、Lv2になったら硬質化して手に負えなくなるなど。しかし、この時は相手側にシレネッタがいるにも拘わらずエナソンを使わないのでかぐやと火遠理でレベル低下デバフをぶつけまくってひたすら弱体化させる戦法が楽だったりする。ああ、火遠理に負けたってそういう…


キャストとしての彼女は、回避が優秀でショット射程も悪くないが、通常ステータスは他アタッカーと比べると全体的に控えめ。
そんな彼女のアビリティは「ハートレス・ドール」。自身が敵を撃破(キャストでもいいし、兵士や巨人でも構わない)することでゲージが溜まり、最大まで溜まることで深雪乃の氷刃抜刀と同じく周囲にマーカーが3つ浮かぶようになる。
その状態で一部のスキルを使用することで性能が変化(ないし強化)される。その変化版を使うことで1消費し、3回まで変化版が使える。
相手に支配のデバフを与え、その相手をキルすることで大幅上昇し、更にその相手が敵を倒すことで自身のゲージが溜まるようになる「デビルズキッス」
敵にダメージだけを与えてもゲージ増やすことが出来る「ハードビートアクセル」
何かしらの地形(壁や拠点など)まで線を引っ張ることでその場所まで移動するが、変化版は地形に引っ掛けられなく代わりに相手キャストに引っ掛けることで大ダメージ乱舞攻撃に変わる「スパイダー×スライサー」
SSが大幅変化し、射程が極端に短くなるが兵士貫通して横幅が広くなり、変化版は射程の増加と回避硬直が軽減される(実質変化の強化版ともいえる)「ドール・ザ・リッパー」
通常は周囲に速度低下のデバフを与え、変化版はフィールド展開スキルとなり、範囲内の敵にダメージを与えることで回復することが出来る「バッドベリージャム」が揃っている。
WSはかなり癖が強い。専用ゲージが最大まで溜まるが、ストックが1つでもあると溜めることが出来ない。代わりに敵キャストをキルしていくたびにそのチームゲージにかかるダメージがどんどん大きくなる。
総じてクセは強いが、壊れ性能といった場面はなく、(寧ろ新キャラにしては珍しく次のアプデでほぼ上方修正だけをもらっている。)寧ろ性能が微妙と言った声が多数。まさかプレイヤーの神筆によって弱体化された?
まぁゲームで「敵キャラがプレイアブルになったら弱くなる」というのは良くある話である。


因みに悪役というところでチャットは気になるところ。
実際、あいさつや感謝等は少し調子がいいように聞こえるが、謝罪についてはどちらも素直に謝っているので悪いイメージは意外と薄く、そういったことが苦手な人でも安心である。
また、割とチャットはネタに走れたりすることが出来るのである意味最大の長所かもしれない。
でもバレンタインが知らないからといって何故チェーンソーを持ってきたというかどこから持ってきた



◆「願い叶えし魔女狩り娘」ドロシィ・ゲイル
「なりふり構わず突き進め!心に信じる、黄色い道を!」
ロール:サポーター
CV:M・A・O
伝承:多分オズの魔法使い


Ver.3.XX以降の3人目の新キャストにしてかぐや以来の完全新規のサポーターで、元ネタはこのゲームのキャラの中で最も近代のものである。
が、SEGAは何をトチ狂ったかなぜか二丁拳銃で関西弁のカウガールというキャラクターとなった。
元ネタどころか魔法使い要素ゼロじゃねーかと思いきや、キーアイテムである銀の靴でスケートのように滑って移動したり、原作で竜巻に飛ばされる家をスキルで落っことしてきたりと、ちゃんと原作の要素は入っている。
また、ゲーム中のキャストのモデリングはおおよそ現実に近い事が多いがこのキャストはデザイナーの画風に合わせたのかかなりデフォルメされている。
具体的に言うと頭とおっぱいがでかい。元ネタはアリスと同じくらいの少女なのにどうしてこうなった
そしてノリが完全に大阪のおばちゃんである。「ほい、飴ちゃん」


発生は早いが射程が短く隙もやや大きめのストレート、並程度のドローショット、そしてサポーター故の低い攻撃力と、これまでのサポーターの例に漏れず、そこそこ早めのスピードを生かさなければ自分から敵キャストと殴り合うのは難しい。
そんな彼女の特徴は全てのスキルにおいてダブルトリガーという操作が必要になる事。
スキルを1回使うとそのスキルはダブルトリガー待機状態となり、一定時間内にもう1回同じスキルを使う事で追加効果が発生する。
その内「ブリキんの優しさや!」「ライオンの勇気や!」の2つはそれぞれリジェネ、徐々にスピードアップの効果で、ダブルトリガー発動でその効果が解除され、代わりにそれぞれ大回復&デバフ解除、攻撃力と撃破ダメージアップの効果が発動する。これを相方にかけつつ力を合わせて戦うのがドロシィの基本的な動き。
残り3つは指定した場所にマーカーを設置し、ダブルトリガーでその場所に効果を発動するというもので、一つはその場所に瞬間移動、残り2つは兵士処理に使える広範囲攻撃となる。
ワンダースキルは自分と一番近い味方一人のスピードを大幅に上げ、自身のスキル消費MPを下げるというもの。味方のアリスや美候のWSと合わせれば大抵1人か2人は倒してくれるだろう。
弱点は他のサポーター以上にMPの消費が激しい事。ダブルトリガーの都合上同じスキルを2回使わなければいけないので相応にMPを消費するにも関わらず、シュネーやマグスのような消費軽減の効果は一切なし。複数のスキルを準備していたらMPが足りず全部時間切れというのもよくある事。
また、サポーターでありながらデバフを与えるスキルは一切ない事や、バフスキルやワンダースキルは他の味方に対しては自分に一番近い一人にしか効果がないのも痛い。
どの味方をサポートするかを状況に応じて見極め、WSの「輝く道を二人三脚!」という技名の通り相方と二人三脚で戦ってこそ輝くキャストである。



◆「白面金毛の大化生」妲己
「燃え盛る道をも裸足で歩く…それがワタシの本気だから!」
ロール:アタッカー
CV:田村ゆかり
伝承:千年狐狸精伝説


Ver.3.0のPVにてシルエットと声だけ紹介されていたキャストが新Ver移行前にようやく追加。
妲己と聞いたらアニヲタ的にはこれのイメージが強いだろうか。
公式の設定としては、白面金毛九尾の狐をほぼ踏襲した人生を送った模様。
ぶっちゃけ所業を考えるとヴィラン以外の何物でもないのだが、普通にキャラ追加されました。まあCPUキャラ用の性能作るの面倒くさそうだし
では実際どんなキャストかというと…エロい巨乳揺れる。ふさふさの九尾尻尾も揺れる。
コスチュームによってはガーターベルトと網タイツなんかがついてくる。武器の宝貝とモーションもあわさって、ほぼジュリアナのボディコンである。おばさん臭いとか言わないように
対するセリフの方は世界一カワイイ中の人の声と合わさってエロい…のだが、上述の外見とは異なり今風のギャルっぽい口調となっている。
「ここから先は別料金です…チケットをお求めください♪」
「内緒のイイコト…あっちでやろうか」
「あははは、かみレベルに最高じゃ~ん♪」
メロウと組めばピンクな会話もお手の物である。
ロビン「いい感触です」ピーター「たまんねぇな!」闇吉備津「血がたぎる!」


キャストの役割はスキルアタッカー。独自のゲージ「宝貝ゲージ」を持ち、ゲージが残っているとドローの終点に宝貝(パオペエ)が設置される。
その後、設置した宝貝からスキルを発射するという変則的な攻撃手段で相手を焼くのが基本戦術。
宝貝からのスキルは範囲やダメージが優秀であり、退路を狭めたり森から奇襲をかけたりなど相手に不自由を強制するのが得意分野。
特に「ネコソギ撫で斬り」は広範囲に兵士・巨人・キャスト大ダメージを与えるため、スキル解放後は設置した宝貝の威圧感がマシマシになる。
また「ホネヌキ誑かしの術」でヒットした相手のSSとDSを禁止させることも可能。闇吉備津辺りは涙目となる。技スペースないけど
ライン戦・キャストキル双方で色々潰しがきく戦い方はできるが当然弱点もあり、一番目立つものは「宝貝ゲージまたはMPが無いと大幅に弱体化する」点。
宝貝ゲージは設置した後にスキルを撃つかDSを撃つまで減り続ける。そして空になったら約20秒間ゲージ回復タイムに入り、宝貝設置はできなくなる。
使い切る以外ゲージ回復手段は無いため、試合中に何回かは設置なしで立ち回る必要がある。
帰城後ゲージが少ない場合は適当にDSを打って消費させるといったテクニックも必要。
一応本体のみでスキルも撃つこともできるのだが…ぶっちゃけ劣化ミクサ。弾速が遅い・スキル中は一切動けないなど自分から撃ちたい性能ではない。
じゃあSSとDSで戦えばいいじゃん…とはいかず、SSは威力はあるが硬直が長い+弾速が遅いと手軽に撃てず、DSは全キャラ最低威力
こんな有様なので宝貝ゲージが無いと兵士処理も一苦労となる。
ちなみに設置した宝貝は相手にも見えるため、慣れた相手の場合DSの終点を読んでスキルに当たらないように立ち回ってくる。
あえて自分側に設置する・森からこっそり投げてスキルを即撃ちするなどスキルの扱いにはある程度工夫が必要な局面も。
総じて本体攻撃と宝貝設置で相手方の対応を悩ませるような立ち回りが求められるキャスト。



◆「寄り添う光と影」ミラベル
「二人を繋ぐたったひとつの証......もっと......もっと輝いて!」
ロール:ファイター
CV:花澤香菜
伝承:美女と野獣


Ver4.0の看板キャストにしてトップバッターは美女と野獣からの参戦。
カンテラを持った幼女修道女のミラベルと彼女の影に潜む魔獣クゥちゃんのコンビ。
クゥちゃんの元ネタはアルゼンチンの幻想作家ボルヘスの『幻獣辞典』に記載のある魔物「ア・バオ・ア・クゥー」。
公式設定によると何らかの理由でクゥーと運命を共にすることになったミラベルが、「光の薔薇」を育てることでクゥーを実体化させようとしているようだが、クゥちゃんの元ネタに従うならばその目的を達した時には2人には別れの運命が待っているかのもしれない・・・アナザー化したらそんな感じか?
性格は公式の立ち絵から想像できるように気弱で泣き虫。特にチャットにはオドオドビクビクした台詞が多く、バレンタインやハロウィンのチャットでもオロオロ、敵キャストや拠点を撃破した時もアワアワ、しまいには「うぅ……ひっく……」とガチ泣きする。(ボイスそのまんま)
しかしその一方でスキル発動時などの台詞からは芯の強さが垣間見え、自分がやられた時も自分よりクゥちゃんの心配をするなどいい子。
花澤香菜氏の好演もあり、総じて親しみやすいキャラクターに仕上がった。


Ver4,0の新システムであるクロスドローに特化したファイター。
ファイターは左右レーンでタイマンが基本だからクロスドローさせてくれる味方がいないのではと思うかもしれないが、このキャストのドローショットはそのキャラクター設定に合わせてかミラベルとクゥちゃんが性能の異なるドローショットを交互に放ち、単独でクロスドローができるという特別仕様になっている。強力といえば強力だが素の威力は低めなのでアシストによる強化は必須。
また、クロスドローやスキルの使用で専用のトラストゲージが溜まり、最大になると全スキルの効果が上昇したり、追加入力ができるようになる。
しかも他の専用ゲージ持ちとは異なり自分がやられてもリセットされない。
スキルも自由曲線に沿って攻撃や移動、ゲージ上昇率増加、クロスドローを発生させると回復、と便利なものが多く、ゲージ最大ならこれらがさらに強化される。
その半面、敵キャストに押されたり横槍が入ったりしてクロスドローを描く余裕がなくなると途端に火力負けしてしまう。
総じて、序盤はゲージを溜めつつ我慢に我慢を重ね、ゲージが溜まったら強力なスキルで押し返すというのがこのキャストの戦い方になるだろう。
因みに地味な弱点として、ゲージ最大で追加入力ができるスキルは発動さえできれば強いものの追加入力が終わるまで発動しないため、その分硬直が長くなるという欠点がある。のんびり入力していてはクリスタルスラッシュ等の良い的である。



◆「ペルソナ5主人公」ジョーカー
「よかろう・・・・・・覚悟、聞き届けたり。契約だ!」
ロール:アタッカー
CV:福山潤
伝承でいいのかペルソナ5


なんと童話ではないペルソナ5からのコラボ参戦。
ペルソナそのものが童話や伝承が元ネタである個体も散見されるため、割と親和性はあるか。あとアトラスがセガ傘下で使いやすいというのもありそう
なおパンサーとモルガナのアシスト枠での先行コラボ、ver4.0のPVでアルセーヌらしきボイスが混じっていたことから参戦を予想していた人もチラホラいた。
原典や本人の紹介はペルソナ5およびジョーカー/主人公(ペルソナ5)を参照。
理由は不明だがWonderlandWarsの世界に紛れ込んだらしく、仲間を探すセリフやメメントスなのかと疑うセリフがある。
チャットは割と礼儀正しく、ネタセリフも込みで使いやすいものが揃う。残念ながら「金品巻き上げ」などの交渉コマンドは無い
ジョーカー「よ…よろしくにゃん…」
シャドウ・アリス「りょーかーいにゃん♪」


Ver2,0以降の新規造形キャラでは初の特殊システムが無いキャスト。
コラボキャラということで新規神筆使いが扱いやすいように、シンプルな挙動にしたと思われる。
キャストとしての役割はスキルアタッカー。
着弾点に円形の持続ダメージ床を作る「エイガオン」、壁を越えて無敵移動する「ACTiON!」、兵士非貫通だがキャストにヒットした場合に高威力乱舞ダメージ(原作の総攻撃カットイン付)が発生する長射程技「HOLD UP!」などスキル性能が高次元で纏まっている。
MPを奪ってマスタースキルを回復する「TAkE hEaRT」という怪盗らしい風変わりなスキルもある。技スペースがあるかは知らん
本体性能もアタッカーの平均以上であり、特に2連射で高威力のストレートショットが兵士処理にも近接キャスト戦にも有用。
実装当初は前述の「ACTiON!」「HOLD UP!」が即時発生のトンデモ性能であったため、ミクサ+ピーター+ロビン(3で割らない)という最強クラスのアタッカーとして君臨していた。
現在(ver4.15時点)は一部スキル消費MPの増加、上記2スキルの発生鈍化、最大MPの低下、ストレートショットの威力微減などの弱体化を受けたため適当にスキルを撃つだけでは大暴れはできなくなった。
特にMPの管理に関しては、アシストでカバーしても割とカツカツであり明確な弱点となってしまっている。




・・・もう、お帰りですか?


またの追記・修正を、お待ちしております―――――


[#include(name=テンプレ2)]


[#include(name=テンプレ3)]


















































                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
       「武闘会の主役は誰か、知りたいか?」       
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                
                                






【アナザーキャスト】

『もしも物語の解釈が別だったら―――』という「そのキャストのもう一つの可能性」が現出した姿。いわゆるコンパチ。
立ち姿や細かい動きこそ元となったキャストと瓜二つだが、持ちうる能力は全くの別物と化している。いわゆるモーション流用。
いわゆるIFストーリーを歩んだ際の姿とも言える。
そう、我々の時代に語り継がれた童話は、何も一種類だけなどではない。
例えば同じ人物でも、ある作者の童話では死んでしまったが、ある作者の物語では生き残ってハッピーエンドとなったりすることはままある。
即ち、「物語の数だけ『可能性アナザーストーリー』がある」ということなのだ。
もしかすれば、このアナザーの姿こそ、そのキャストの真実の姿なのかもしれない―――・・・・・・


・・・という話は置いておき、メタ的な話をすると、このゲームの特色として、稼動初期より「月一ごとのキャスト追加」が公式側より約束されている。
普通に考えたらかなり負担の大きい制約だが、流用のしやすい「各キャストのコンパチ」を用いることでそれを実現している、というわけなのである。
また、コンセプトの都合上、担当声優には、ほとんどの場合180度真逆の演技が求められる。
まさに面目躍如と言わんばかりの各キャスト声優の演技力は「声優さんってやっぱり凄いんだなぁ」と思うこと請け合いである。
性能もオリジナルのキャストと真逆のコンセプトとなっている。


物語的には、「けっして語られることの無かったもう一つの物語」という扱いになっている。
各アナザーキャストのPVには、「各キャストの絵」の上に、「違う色のインク」を一滴垂らすという共通項がある。物語の作者が変わる=(その物語を記すために使われる)インクが変わるというニクい演出である。
その性質上、闇落ちっぽいキャストが多いが、多分闇の軍勢とは無関係
乱暴に言ってしまえば「人により二次創作の解釈って違うよね」という程度に考えておくのが良さそうである。
アナザーの方がはっちゃけているキャストが多いためか、元となったキャストよりアナザーキャストの方がネタにされることもザラ
公式の4コマでは「姉妹、兄弟みたいなもの」と言われていた
また、小説版「文学少年と双剣のシンデレラ」では美猴とピーター・ザ・キッドのマスターが闇の軍勢に引き込まれた影響で2人とも闇に染まったが、
美猴は大聖になっておらず(ピーターはそもそもアナザーキャストが未発表)、どちらも志向が悪に向かった以外にはほとんど変化が無かったり、
メロウと思しきキャストがシレネッタのいるチームを援護していることから、「アナザーキャスト≠悪堕ち」と同時に、オリジナルとは別個体であるとも推測される。




【語り継がれなかったもうひとつの『物語シンデレラストーリー』】
◆「真夜中の戦姫」アシェンプテル
「今こそ聞け!終末の鐘の音を!」
ロール:アタッカー
CV:井上麻里奈
伝承:シンデレラ


満を持して登場した、最初のアナザーキャスト。
当然、出展は「シンデレラ」だが、元となったサンドリヨンと比べるとかなり乱暴な性格になっている。
その立ち姿こそサンドリヨンそっくりだが、服は全体的に黒く染まっている。
性格やセリフから察するに、おそらくは「舞踏会の後、ガラスの靴の主を探す王子に対して、姉たちをけしかけて踵やつま先を切断させ、あげく結婚式の際に姉たちの目を鳩を利用して抉り取るというえげつない復讐のストーリーが描かれた「グリム版シンデレラ」が元になっていると思われる。


ドロー型のサンドリヨンから一転、ストレートの回転率が増したダウンを誘発する「中距離型アタッカー」へと姿を変えた。
スペック自体は凡庸だが、足りない部分はSSに全振りしてると思えるほど優秀なSSを持つ。
ただしSSの射程自体は自己強化スキルの「ジャストウィッシュ」を使わないと普通なので、序盤のSSの刺し合いではミクサ・アリス・デスフック辺りにあっさり射程負けする。
一方でスキルを使った時にアシェンプテルは全キャラ最長かつ屈指の高威力の固定砲台と化し、こうなると他のキャストはまともにSSやDSですら刺し合いは無理なレベル。
欠点はどこまで行っても強みがSSだけな事であり、兵士に守られたキャストには手が出せない。
DSの性能が全キャスト中でも最悪な部類に入り、攻撃スキル「クリスタルスラッシュ」、「アッシュミスト」も兵士を散らす事に向いてないので、敵の兵士が溜まった状態だと完全にお手上げとなる。


そんな状態も今は昔…今は新スキル「クリスタルレイン」の出現により一気に解消された。
フリック先に特大の円範囲に複数回の攻撃を行い、敵巨人・敵兵士・敵キャストを攻撃を行う。
敵兵士であろうが敵巨人であろうが問答無用でなぎ倒し、敵キャストへのダメージも(きっちり複数回当たってくれれば)高いというVer2.0きっての大問題児とされている。
VerUPにより発生はかなり遅くなったのでキャストを倒すのはかなり難儀となったが、それでも敵兵士や敵巨人に対する蹂躙ぶりはかなりのもの。


その性質上「近づけさせずに殺す」という戦術が得意なため、プレイヤーの間では「アタッカーキラー」の称号をほしいままとしている。特に前述のスカーレットや後述する闇吉備津ら超近距離キャスト達には射程外から一方的に攻撃することが出来るため一部からは「婦警」と呼ばれることもある
キラーというわりにキル能力は意外と低いが、アタッカーの動きを封じる各スキルのお陰で、キルに近い事、即ち「仕事をさせない事」なら安易である。
スキル構成は一通りの事ができるサンドリヨンとは異なり、攻撃と自己強化のみと単純明快。
敵の近づけない距離から攻撃をし、戦場を蹂躙する姿はまさに「戦姫」。見た目通りの芯の強さ。そして巨乳結局くっころ姫


サンドリヨン同様、時間や自身の境遇をモチーフにしたセリフが多いが、前述の設定を反映したためか「無駄な時間を、悔いるがいい!」など攻撃的な言葉を吐く。
高飛車な性格であるが「物事をハッキリと言う」とか「人を鼓舞するセリフが多い」ということでもあるので「元のキャストより使い勝手が良い」という人もいるとかなんとか。
そして、「煌き貫け、衝撃の刃よ!」「靴音よ、輝かしく響け!」「砕け散れ!光と共に!」といったやっぱり中二心をくすぐってくる独特なセリフ回しも健在。
Ver2.0からはクリスタルスラッシュの新ボイスで「時を斬り裂け!残酷なる刃よ!」や「十二時の階段など貴様には無意味だ…教えてやる」と更に厨二病が加速した。
細かい点だが、全アナザーキャストのキャッチコピーの中で、唯一ルビが「シンデレラストーリー」になっている。
何か特別な意味があるのかは今のところ不明。各アナザーキャスト全員につける予定が企画倒れになった可能性が一番高い
あと、バウムクーヘン!もっもっもっ




【修羅道の果てに辿り着いたもう一つの『正義アナザーストーリー』】
◆「日ノ本一の侍」闇吉備津
「我が身体、既に鬼なり。我が心、既に空なり・・・」
ロール:アタッカー
CV:江口拓也
伝承:桃太郎


出展はおなじみ「桃太郎」より、主人公の吉備津彦。ド直球すぎる名前へのツッコミは厳禁
吉備津彦の仲間を大切にする性格から一変、「弱者は砕かれゆくが宿命なり」を筆頭として、「とりあえず弱者は死ね」思考にチェンジ。
更には「我がいる限り、弱き者の跋扈はさせぬ」という「もしかして意味を間違えて使ってるんじゃないか」と思いたくなるセリフまである。
(言葉通りの意味だと「弱者が勝手に動いてんじゃねーよ死ね」と言う言葉になる)
正義とは・・・・・・
この人のように、戦いの場所に弱い奴が来るなという意味かも知れないが。


姿としては、装束の右側を片脱ぎにしているのが最大の相違点。
だがそれがいけなかったのか、誰が言い始めるでも無く付いたあだ名は「闇乳首」。あんまりにもあんまりすぎる。
おかげで「乳首が硬い」だの「乳首はもっと柔らかい方が良い」だの「乳首使うの気持ちいい」だの変態紳士発言が飛び交うことに


特筆すべきは性格だけでなく、その性能も「ドローが突進(弾を飛ばさない)」というかなりピーキーなキャストとなっている。
ここまで読まれたであろう方々の察しの通り、前述したスカーレットと同様のキャストキルに特化した性能をしている。
こちらは姿を隠せない代わりに、高い体力と素早いストレートショットを中心に、防御を上げて敵に殴りこむというオラオラ性能。
相手キャストとタイマン張れる分スカーレットより使いやすいのは密に、密に……と、言われたのも今は昔。
度重なる下方修正とスカーレットの仕様変更の結果、耐久力以外のほぼ全てで劣ってしまっている。
ただ、ゲームの性質上その耐久力が重要な能力ではあり、自身のHPを削って周囲の敵の攻撃力・防御力を大きく落とす新スキル「黄泉比良坂」もあるのでそれを活かせばまだまだ活躍は出来る。
スカーレットを暗殺者と評するなら、こちらは鉄砲玉と言った所か。
そのスカーレット程ではないがアシェンプテルが苦手。あの黒いお姉さんメタゲーム強すぎだろ
他ミクサや美候、深雪乃といった近、中距離アタッカーにも弱い為、せっかくの現状トップメタのリトル・アリスに強いと言う利点も薄れがちである。


前述の通り「殺戮の宴が始まる」「戦うことでしか、我と人とは交われぬ」など、
弱者を嫌い戦いを好む性格はセリフにも良く現れている。が、「声にエコーがかかりすぎて何を言っているのか聞こえない」ともっぱらの評判。
そしてやっぱりハロヴィン・・・ハロウィンの趣旨は完全に誤解していた。というか、追加チャットは方向がどこかおかしい。
…というかクリスマスや12月チャットでは確実に誰かと交わろうとしている。やはり一人は寂しいのか。
悪ノリしすぎた公式がモテない男のような扱いをして絵師さんに怒られるという事も




【西域の山々に隠されたもうひとつの『伝説アナザーストーリー』】
◆「西域の暴れ猿」大聖
「汝ら、相反する久遠と輪廻・・・その狭間で、果てゆけぇい!」
ロール:ファイター
CV:中村悠一
伝承:西遊記


出展は、西遊記より孫悟空。
手のつけられない暴れん坊のイメージから一変、こちらは落ち着いた姿をしている・・・というか、何かを悟ったような感じになっている。
その様子から分かる通り、三蔵法師との旅を終え天竺に辿り着いた、言ってしまえば「美猴の未来の姿」である。


足の速さと優秀なストレートはそのままに、ファイターとなったためドローが大幅強化。
最大の特徴は、「自身が敵兵士を倒すたびに攻撃力が上昇する」というスキル「流転の理」
このスキルはほぼ永続で持続し、最大時にはアタッカーをも凌ぐ火力となる。
・・・ここまでの説明を聞く限りでは「このキャスト弱点ないじゃん!」と思われるかもしれない。
が、世の中そんなに甘くない。
察しの良い方は気が付かれたかもしれないが、このキャスト、素の攻撃力はからっきしなのである。
最大値こそアタッカーをも凌ぐ火力だが、初期値はファイター最弱クラス。
ドロー火力に至ってはスキル中心のリン(下記)より低い。
そのため、たとえ最大値まで攻撃力を上げたとしても撤退してしまうとすべてが水の泡と化してしまう。
総評すると、「完成すれば最強だが、そこに至るまでは苦難の道が続く」という、まさに三蔵法師との苦難の旅を再現した性能となっている。
新スキルは自身がダウンするまで移動速度が上がり続けるというもので、これを使う場合はデスどころか一発もらう事も許されない。
解禁当初は流転の理の上昇率が半端なく、すぐに完成していた。当然使用率も高かったが美猴の方も使用率が高く、一部では
モンキーランドウォーズと揶揄されるほどの猿環境であった。


セリフも境地に達したことを反映したためか、上記セリフのように小難しい内容が多い。
また神となったからか横柄な物も多く「うむ」といった何考えてるのかわからないものや「不服なり」という完全にヘイト買うようなものも…。
だが、
「やった!」→「我を称えよ!」
「優勢」→「うむ、ここは当然優勢である!」
など、一部だけ見ればちょっとお茶目な部分も残っている。
「我を称えよ!」→「賞賛せん」という自演チャットも可能




【子供達の頂点に君臨するもうひとつの『童心アナザーストーリー』】
◆「永遠の悪童」ナイトメア・キッド
「終わらない悪夢の中でもだえ苦しめ!」
ロール:アタッカー
CV:木村良平
伝承:ピーターパン


初期キャスト達が次々とアナザー化していき、スカーレットやかぐや等新参キャラもアナザー化する中、じつに一年半たって解禁されたピーターのアナザー。
アナザー前と比べると高圧的な態度や俺様感が増し増しになっており、相手を下に見るような発言や、悪意・敵意が表れているセリフが多い。要するに中二病。カラーリングも緑が主だったあちらと違い、黒っぽい赤が主となっている。
ピーターパンの物語では、子どもが成長し大人になると、もうネバーランドにはいられなくなるという。では大人になってしまった子どもはどうなるのか。そういった者たちはピーターが・・・・・・という伝承をもとに作られたキャラクターだと思われる。


性能的には、「ピーターの機動力を受け継いだ殺意の塊」といった感じ。
アシェンプテルと同じSS特化のアタッカーでありながら、スキルによる相手への妨害も持ち合わせた汎用性の高いアタッカーとなっている。
ピーターの強みだった3点バーストSSや、壁抜け高速移動スキル「エアーウォーク」は健在。アタッカーであのスピードはかなりの脅威である。


そして最大の特徴であり代名詞とも言えるのが、レベル4から使えるようになるスキル「エンドルフィン」
自己強化型のスキルであり、発動後攻撃力が上がる。それに加えて、敵キャストに攻撃を当てるたびに攻撃力が上昇し、一定回数以上当てるとSSの弾サイズが拡大し硬直が減少する。また、このスキルは発動時間が非常に長く、一度発動すれば試合終了まで効果が持続する。
つまり、「エンドルフィンによって自分を強化し、最大まで強化したらその素早さと攻撃力をもってフィールド中を暴れまわる」というのがこのキャストのコンセプトである。
強化し終わった状態のSSの攻撃力だけで言えばアシェンプテルすら上回る。


弱点としては、大聖と同じく素の攻撃力はからっきしな事と、死んでしまうと当然エンドルフィンの効果が切れるので、育てなおしになるということ。またエンドルフィンは発動MPが高いため、MPの管理も重要になる。
「他のスキルにMPを使いまくってたら、エンドルを使えないまま倒された」なんてことになったら笑えない。そもそも、相手キャストに攻撃を当てられなければ意味がない。
総じて上級者向けのキャラといえるだろう。



【マッチの業火に秘められたもうひとつの『可能性アナザーストーリー』】
◆「マッチの業火」リン
「いざ、熱い炎の中へ!素敵な未来が待ってますわ!」
ロール:ファイター
CV:五十嵐裕美
伝承:マッチ売りの少女


元気の欠片も感じられないネガティブさから一転、元気いっぱいを通り越して頭の中もぽかぽかなお嬢様系キャラに豹変している。
一体何があったのかという話だが、どうやらアメリカ版のマッチ売りの少女「マッチが売れずに凍死しかけたマッチ売りの少女は、その夜に大金持ちに拾われ、ハッピーエンドを迎える」という物語らしく、おそらくはそこから取られているものと思われる。


性能はミクサ同様、低体力でスキル中心のファイター。
ミクサがキャストキルに特化した性能なため、必然的にリンは兵士処理に特化したスキルを持っているが、HP&MP回復のスキルも所持しているため粘り強くレーンに居座れることが彼女の最大の武器。
特にレベル2から解禁となる「らいんふれあ」は費用対効果が高く扱いやすい。
またファイターの中では最速クラスの足を持っており、更に威力は低いが射程が長くダウンも取れるSSを持っているなど存外しぶとく立ち回れる。


余談だがこのキャスト、実装当時は「兵士を殺せない、動作が遅い、回復も出来ない」というどのロールひっくるめてもぶっちぎりな産☆廃という性能であった。
その結果「実装から二日目で修正される」という某戦国武将もびっくりの最速修正を食らったことがある。???「こまかいこときにしてはいけないのですわ」


「らいんふれあ」「はーとうぉーみんぐ」などスキル名が全てひらがなだったり、「誰が呼んだかバーニング娘!」「私が炎を呼ぶ少女ですわ!」という自演セリフがあったり、やられた時の台詞がBGMとかのせいで「あぁん!漏れちゃう(実際には折れちゃうと言っている)」に聞こえたりなど、ネタだらけのアナザーの中でも特にネタに事欠かない。
また、PVは全アナザー中最長かつ専用のBGM付き物販での品数が最も多いなど、やたらと公式から愛されているのも特徴。
元のミクサも人気が無いわけではない(むしろ人気が高い方である)が、それ以上に優遇されている。
ちなみに1周年記念で追加されたカスタムチャット「自己紹介」にて本名はクソ長い事が判明した。
「私は、リン・ホスホリック・ルミネッセンス・オブ……あぁもう!面倒くさいのでリンで良いですわ!」
後にイベントで販売された「ワンダー白書」において判明したフルネームは「リン・ホスホリック・ルミネッセンス・オブ・イグネイシャス・ルース・チャンドラー」。マジでクソ長かった。
ちなみに稼動当初の謝罪は「ごめんあそばせ♪」というお前謝る気ねぇだろ!と言ったものだったが、Ver2.XXで一応普通の謝罪も追加された。




【不思議なお茶会に誘われたもうひとつの『好奇心アナザーストーリー』】
◆「不思議の国の少女」シャドウ・アリス
「こうなったら、私にもどうなるか分からないんだから!」
ロール:サポーター→ファイター
CV:瀬戸麻沙美
伝承:不思議の国のアリス


出展は「鏡の国のアリス」より。
アリスと違いどこか小悪魔系な感じになっている。


サポーターでありながら、回復どころか味方への恩恵があるスキルを一切持たないと、アリス同様、サポーターらしからぬ性能をしている。
その代わり「敵の防御力を下げる」「動きを止める」「最も離れた味方の近くにワープする」といったスキルを所持しているため、味方のサポートというよりも敵にデバフを与えて足止めや後退させるのが得意。
間接的な意味でのサポーターという立ち位置ということなのだろう。
特にシャドウ・アリス版「びっくりさせちゃえ!」は威力こそ大幅に落ちたものの、食らったが最後「スタン状態+防御力が最低値に減少し、敵ミニオンの攻撃ですら致命傷になる」というとんでも仕様になっている
ちなみにこちらのWSもリトル・アリスと同様なのだが、シャリス版では兵士の処理性能は変わらないものの、キャストの場合は当たればダウンする所謂足止めタイプになっており、もしアリスとWSでウルトラマンごっこしようものならこっちが押し負けてしまう……
もちろん、この時はアリスと同じくスカーレットが最大の敵


サポーターらしくないと言われ続けていたがまさかのロール変更。
「おにさんこちら」使用後にドローの消費MPが減る効果が付与され、ステータスもファイター相応のものとなっての再出発という運びとなった。
新スキルは敵に攻撃を当てる度にドローを描ける長さが長くなるというもので、元のアリスと対になっている。
それを含めてもファイターとしては結構いびつなスキル構成な訳であるが。


セリフ自体は比較的落ち着いているものが多いが、一部セリフでは「うれしいにゃー♪」「やったにゃー♪」など何故か猫口調になる。おそらくはアリスの飼っている猫「キティ」がモデルではないかと言われている。
ちなみに意図的なものか、セガのミスかはわからないが、「相手に感謝する台詞がない」という地味な弱点があったりする。
「素敵だね」「嬉しいにゃー」はありがとうの代わりにはならないと思うのですがSEGAさん…。




【真夜中の海底に響き渡るもうひとつの『旋律アナザーストーリー』】
◆「人魚の歌姫」メロウ
「全てを私に委ねて、可愛がってあげるから」
ロール:ファイター
CV:石田晴香
伝承:人魚姫


出展はもちろん人魚姫。健康的に日焼けしたシレネッタとは一転、身体の色が青色となっている。デスラーとかガミラス人とか言ったヤツ、表出ろ
悲哀や失恋といった要素を詰め込んだ結果、ダウナー寄りの性格に。ミクサ&リンとは逆の関係である。


元々の性能をファイター用に伸ばしただけあり、長く、描ける範囲も広く、威力もあるというファイターの中でも最強と言っていいドロー性能を誇る。
また、敵兵士や敵キャストへの妨害スキルを持ち合わせているため、文字通り波に乗っている時のレーン押し上げ速度は最上位。
序盤は耐えて中盤以降に大技で巻き返すシレネッタとは対照的に他キャストのスキルが出揃っていない最序盤は特に強く、開幕から強気に押し込むことができるのがメロウの特徴。
反面、体力がリンより低い・足がかなり遅い・回避性能も悪いなどドロー以外の点はシレネッタ並に弱い。
そのため、近距離まで押し込まれるとあっけなく死ぬし、相手の横槍が来てもやはり死ぬ。
また必然的に他のファイターより開幕のスタートダッシュが遅れるのでやや押されがちな位置から戦いがスタートする事になるのも欠点。
実装当時はリンほどではないがアレな性能だった為、大幅なテコ入れで強化され、それ以来不動の人気を得るに至った。使用率高くないけどな


スキルはメロウの代名詞である敵兵士を弱体化させるダウナーソングを始め、
敵キャストの攻撃力と移動力を落とすアクアスパイラル、前方貫通射撃型の当たった敵キャストを強制的に引き寄せるバブルチャームなど妨害系のスキルが多い。
一方で発生こそやや遅いものの、発動すれば前方へ大きな攻撃範囲を誇り敵兵士を一掃する攻撃スキルソウルストリームもある。
新スキルは待望の自己強化スキルであるシャットダウン
前方扇形の範囲内の敵兵士の動きを拘束し、味方兵士の攻撃力と拠点攻撃力が上がる。
更に範囲内の敵味方の兵士数により自身のDSの性能を上げ、一定以上の兵士数がいると更にDSの性能が上がる。
なお書いてある事は確かに強いのだが、いざ使うとなると案外使い難いというスキルの代表格である…。


キャストの性格だが、一言で言うならやたらエロい
というか格好からして「上半身には何も着けず、大事な部分は泡で隠している」というとんでもない姿をしている。エロい
当然巨乳。そして揺れる。そりゃもうたゆんたゆん揺れる。いやっほう
これがまずかったのか、公式のLINEスタンプでは選外となっている(なぜか大聖も)。
シレネも体見せてないからまぁ…。
セリフもセリフでとにかくエロい
一部を挙げると
「一緒に上り詰めましょう・・・?誰もイケないような高みへ・・・」
「ふふっ、すっかりずぶ濡れね・・・♪」
「気持ちの良いところ探してあげる…」
などなど
味方の吉備津の「どんどんイク!」とか「血が滾ってきた!」と合わせると微妙なエロ空間の誕生と共に神筆の使い手(プレイヤー)の腹筋が抹殺される。
あとエロ以外にも地味にチャット力が高いほう。




【もう一つの『???アナザーストーリー』】
◆「隻腕海賊」デス・フック
「貴様モ俺ト共ニ来イ・・・!底ノナイ、地獄ノ闇へ!」
ロール:アタッカー
CV:中田譲治
伝承:ピーターパン


Ver1.5より登場の、フックのアナザーキャスト。
出展はもちろん「ピーターパン」だが、名前からも分かる通り死亡している。
骨だけの姿となってしまった彼は、いかなる道を辿ってしまったのか…。ちなみにスケルトンではなく亡霊らしい。


兵士との連携を旨とする生身とは対照的に範囲内の味方兵士を皆殺しにして、自身の攻撃力の上昇とHPを回復するスキル「我ガ血肉トナレ」が印象的だが、
リトル・アリスの様に着弾点で弾けるストレートショットと複数の飛び道具系スキルを武器とする。更にWSを発動すると威力が跳ね上がり巨大化アリスすら余裕で葬れる上に、キャストキルによる拠点ダメージが上昇する。
血肉+獲物+蜂ノ巣=相手は死ぬ、そしてフックのWSが併用されると拠点ダメージはさらに加速する。
専用アシストの効果も相まって、一度波に乗るとまさに手がつけられない有様となる。
追加スキルである、「命乞イノ時間ダ…」は突進技で相手キャストにスタンを与えるなどと強力であるが発生の遅さが致命的。森の中からの奇襲が主になるだろう。


ただし、味方兵士を犠牲にしてしまう特性や素のスピードやMP管理などに問題を抱えていたりと、プレイヤーに求められる慣れ、知識、技術が多く、
スカーレットなどとはまた違った意味で扱いが難しい上級者向けのキャスト。


「ワニにでも喰われろ」と発言とのから死因は時計ワニの可能性がある。
とか言ってたら実際にワニが出てきた。
確実に悪い奴のくせに「気にするな、挽回の機会はまだある」「十分賞賛に値する…」「プレゼントの価値は、人の気持ち次第だ」といった妙に優しい台詞が多い。
船長としての魂はまだ残っているということか。




【純白の頭巾に覆われたもう一つの『本能アナザーストーリー』】
◆「死を届ける頭巾娘」ヴァイス
「ナメんじゃねぇぞテメェ!このド畜生がッ!」
ロール:サポーター
CV:佐倉綾音
伝承:赤ずきん


出展は「赤ずきん」より赤ずきんちゃん。・・・なのだが、ドイツ語で“白”を意味するその名の通り頭巾は真っ白である。もはや赤ずきんですらない


スカーレットの性能を引き継いだキャストではあるがそのロールはサポーター。
サポートするのは攻撃力と回避性能。あちらにあった自己強化スキルの「ウルフレイド」が周囲の味方も同時に強化する「ラピッドブラスト」に差し替えられており、意外にも純粋な攻撃性能をサポートできるのは初めてである。
ステルスフードも健在であるため、その素早さを生かした遊撃も可能。特にアリスよりも強力な毒+スタンを与える「ブラッディバースト」が決まれば相手を撃破ないしは後退に追い込めるだろう。
ただし、サポーター故かスカーレットのアナザーでありながら攻撃力はそれ程でもなく、こちらのステルスフードはスキルの消費MP軽減の効果と引き換えにただでさえ低い攻撃力がさらに下がるデメリットがある。ドローショットで玉を飛ばせないのも同じであるため単独でレーンを支えるのはまず不可能である・・・が、新スキル「デンジャーエッジ」が実装されてから一変。
これは上述のステルスのデメリット中でも兵士一確な上にキャストに当たれば最大HPを下げる広範囲攻撃を放つというもの。ブラッディバーストとハートレスシザーズが大きく下方修正されている現在ではこのスキルの使用率が相対的に上がっており、放っておくとシレネッタ程ではないがかなりの兵士が惨殺される事だろう。


キャストの性格はというと、冷静沈着なスカーレットとは正反対の暴れん坊。
口調も乱暴で、チャットの「バラバラにしてやるぜ!」や敵キャスト撃破時の「もっと悲鳴を聞かせな!」はまだ序の口。
戦闘開始時には「最初にブッ飛ばされたいのはどいつだぁ?」、ブラッディバーストで「逃げるなっつてんだろ?ダボがぁ……」、デスからの復活時にも「殺し返してやるよぉ!」など殺る気マンマン。
極めつけは紹介PVの最後の先行獲得イベント告知での一言が「くたばれ!この(ピー音)野郎!」
まさに言いたい放題である。
ハートレスシザーズの追加ボイスに「くたばれ!このチキン野郎!」というものがあるので、元から収録してあったものにわざわざピー音をつけたのであろう


しかし完全に悪人気質という訳ではないようで、
(左側がチャットに書かれた文字で、右側が実際のセリフ)
「ありがとう」→「恩に着るぜ!」
「わかった」→「いいねえ」
「ごめん」→「ああ、悪かったよ……」
「ドンマイ」→「気にすんなよ、なぁ?」
など、チャットはかなり感情豊か。その他、勝利時のMVPに選ばれた際の「アタシさえいりゃ、どんな相手も楽勝だろ?」など味方に対しては割と優しかったり素直な台詞が多い。
とはいえこのゲームは基本味方に対しては優しいが。
また、10月追加の4コマや11月追加チャットを見る限り、動物や子供がとても好きらしい。
一見微笑ましいが原作赤ズキンで少女を辱めるシーンがあることを思うと色々邪推してしまう



【新月に匿われたもう一つの『昔話アナザーストーリー』】
◆「なよ竹の巫女」ツクヨミ
「月輪よ、仇なす者共を帰依せしめよ!」
ロール:ファイター
CV:井上喜久子
伝承:竹取物語


1月28日より参戦。口調と衣装が大きく変わり17歳成分が増したより神々しくなった。
性能はファイターらしくDSの範囲が広くなり、かぐやでは乏しかった自衛力もそこそこ強化されている。
ただしSSがかぐやは3Wayなのに対し、ツクヨミは2Wayであり相手の接近をより許しやすくなっている。
超遠距離ファイターであり型に嵌ればどんな相手でも相手を一方的に排除できるが一方で足の速い相手には慎重に立ち回る必要性が出てくる。
キャラ性能よりも人性能のほうが大事で読み合いに強いプレイヤーだとかなりの強さを発揮する。


ファイター性能としてはサンドリヨンやアシェンプテルの様な「レベル4からが本番」のタイプで、レベル4から使用可能になるスキル「月輪の加護」が現時点でおかしい事になっている。
と言うのも、只でさえかぐや版「投擲岩」と言われていたDSがミクサのバーニングフレア並に強化され、コレにWS「月下美人(DS硬直ダウン・防御力アップ・MP回復速度アップ)」を合わせるとガンダムXの如く辺りを焼け野原にする。
メロウやフックのような遠距離砲の鈍足キャストを蹂躙する為に生まれてきたような性能であるが自身も鈍足であるのでツクヨミ対ツクヨミはノーガードの殴り合いに近い事になる。



【棘の寝室に幽閉されたもうひとつの『夢物語アナザーストーリー』】
◆「微睡みの茨姫」エピーヌ
「さあ、兄さん。戦いの匂いで場を満たしましょう」
ロール:サポーター
CV:石原夏織
伝承:眠れる森の美女


ドルミールのアナザーキャストだが、いつも眠そう…というか寝言風に会話しているあちらとは違い、こっちはしっかり受け答えをしている。
ただ台詞の多くが「光を求めて…」や「光の差す方へ」などと今だ暗中の身の上を語っており、寝ているか起きているかが不明。
見た目は常に睡眠時のアイマスクをして(されて?)いる下着姿で植物の触手ベッドに寝たブラコン金髪巨乳美女。…よくOK出たなこれ。
奇怪な植物ベッドを「兄さん」と呼び病的なほどに慕っているなど、ただでさえぶっとんだ個性を持つドルミールとはまた異なるベクトルで強烈なキャラをしている。


性能はHP・MPが高くて粘り強く、スピード・回避の性能も悪くないと良いフィジカルをしており、自分の命に関してはかなりしぶとく立ち回れる。
SSはドルミールよりも動きがやや軽量化されており、ダウンこそ奪えないものの射程も中~遠距離の間くらいまで届く。
またDSの射程も中距離圏でドルミールと同じく描けるラインはかなり長い。
一方で、SSにしろDSにしろ火力にかなりの難があり兵士を倒すのはサポーターの中でも相当きつい。
更に巨人に対抗する手段が少なく、自レーンで登場されると完全にお手上げ状態。対巨人最強スキルだった茨の回廊は数日で禁じ手となりました。
VerUPを受け「断絶の茨道」が対巨人スキルとして活用出来るようになったので、割と状況に応じ万能に動けるようになった。
また相手からダウンを奪う手段が一切なく、相手キャストが怒涛の如く攻め寄ってきた場合は息を付く間も取れない欠点がある。
総じて一人でレーン戦をやるのは至難の業でサポーターらしく味方を支援・協力しながら戦うのが常道となる。


サポーターとしてサポートするのは、スキル攻撃力とLink攻撃力(いわゆる連携攻撃)。
それを担うための、エピーヌの真骨頂とも言えるスキルが「百年の眠り」。指定した範囲に巨大なラフレシアのような花を出現させ、少しの後爆発、範囲内にいる味方キャスト・敵キャスト・味方兵士・敵兵士にそれぞれ異なる効果を与える。
敵兵士には小ダメージ、味方兵士にはHP回復、敵キャストには小ダメージとスリープを与える。そして重要なのが味方に対する効果。Link攻撃力が上がり、スキル攻撃力が徐々に上昇する。効果時間も長く、一度かければ試合終了まで持続する。
いうなれば、大聖やナイトメア・キッドのような晩成型キャストを作ることができるのである。相方のキャストによっては一撃必殺級の火力を様々なスキルに付与できるため、可能な限り多くの味方に支援を飛ばしたい。


ドルミール同様茨を発生させるスキルもある。
特に、自由曲線にそって茨を発生させる「茨の回廊」は、描ける曲線が長い上に効果時間も長く、上手く相手を覆ってしまえば上記のスキルダメージアップのバフも含めて相手を瞬殺するレベルの破壊力を秘める。
スリープさせるなどして身動きの取れなくなった相手をぐるっと囲めば、相手は逃げることもできず死ぬまでお手玉されるという凶悪なコンボもできる。
一方で、このスキルは兵士や巨人には一切効果が無いので、各ショットや他のスキルを使っていく必要がある。


なお察しの良い方は気づいたと思われるが、支援スキルを飛ばした味方が撃破されてしまうと、それまでに上昇していた支援スキルの効果は全てチャラにされてしまうという(ある意味自分ではどうしようもない箇所に)致命的な弱点を抱えている。
Ver2.XXからは自分が撃破されてもバフがリセットされてしまうように。
自身のみでは一端不利になった状況を覆すのが大変難しいこともあり、サポーターの中でも特に味方への依存度が高い。
反面、味方の動きがガッチリハマったとき、兵士処理もキャストキルもお手の物という超火力を持つキャストが(ひどいときは複数)誕生する。
あくまで自身は脇役、というどのキャストよりもサポーターらしいサポーターであると言えよう。



【神の眼で森の全てを射抜くもう一つの『正義アナザーストーリー』】
◆「森羅の守護者」メイド・マリアン
「何処にいようが何をしようが…全てあたしの手の中だ!」
ロール:サポーター
CV:日笠陽子
伝承:吟遊詩ロビン・フッド


Ver2.XX初のアナザーキャストは、Ver1.XXのラストに追加されたロビンのアナザー!
アレ?温羅は?
そんな彼女はまさかの女体化!?と思いきや、その正体は原作で言うロビンの恋人。
即ち「同じ作品の別キャラ」という形での登場である。
しかし、CV日笠陽子で「マリア」ン・・・どこかで聞いたような?


サポーターとしての性能は、味方のショットの射程を伸ばすというもの。
射程の短さが弱点の闇吉備津等のアタッカーは勿論、元々超射程のキャラは更に手がつけられなくなる。
かぐやのSSの分裂が遅くなるのは秘密
また、ロビンとはまた違った形で索敵能力も高い。踏み込んだ敵の位置をミニマップに映し出す範囲を作る「シャープアイショット」を持ち、これのおかげで不意打ちもある程度対策可能。
使いやすい防御デバフや強力な罠スキルなども持っているが、やはり直接戦闘は苦手。
…かと思いきや、Lv5で開放されるジャッジメントレインは兵士処理、キャストキルともになかなかの性能。
攻撃力以外はロビンの据え置きの為、SSやDSで相手の動きの選択肢を減らせることも強みである。


性格は、正義の代行者であったロビンと比べ、狩人かつ賊であるイメージが前面に出ているお転婆お姉さん。
気さくな反面どこかドライな一面もあるが、家族と過ごしたいとこぼす等悪い人間ではない。
ただ了解チャットの「ソウソウソレソレ」は適当すぎやしませんかね
姿かたちもエルフになった向こうとリンクして青肌ダークエルフである。ホットパンツが眩しいぜ姉さん。


ちなみにロビンとの実際の相性は余り良くない。
彼は元々武器の射程は長く、しかもスキル中心に戦うわけなので、ショットの射程を伸ばしても意味はあんまり…。
しかし非ダウン属性のショットで交互に射撃してLINKアタックで仕留める事もできなくもない。





【神々の雷で全てを裁くもう一つの『審判アナザーストーリー』】
◆「不滅の白雪」シグルドリーヴァ
「最後の扉が開かれる…神々の、黄昏」
ロール:サポーター
CV:小倉唯
伝承:多分白雪姫


元気いっぱいシュネーちゃんのアナザーは…なんと物語飛び越えて北欧神話から参戦しちゃった。白雪姫成分どこ行ったというツッコミ多数。
一応、北欧神話と白雪姫の物語の共通として「小人(北欧神話でいうとドワーフ)と王子(=ジークフリート)がいる」「王子のキスで生き返る」等がある。
いわゆるヴァルキリーの一人でやたら死んでは生き返っている為か、同じアンデッドなシュネーのアナザーとなったのだろう。実際にデザイナーはシュネーは「生」、シグルは「死」を司るイメージと語っている。
その性格はシュネーとは真逆のクール系…を通り越してロボット系。
KOS-MOSみたいに淡々と現在の状況を「~です」「~します」口調で言い続けるが、
その心の奥底はシュネーと同じく折れない芯がある。
ちなみにシュネーがお姉さまお姉さまうるさい理由には彼女が関係しているとか?


サポーターとしての強化部分は、味方のHPを上げると同時にリジェネ状態にする。
シレネと違い即効性は無いが回復力はかなりあるらしく、最終的に彼女を差し置いて「最高回復者」の称号を得ることも。
そしてシュネーと同じく精霊ゲージが存在しており、それを溜めることで性能を強化したリジェネ+HPアップを味方全員に付与できる。これにより、わざわざ他のレーンに行かなくても他のキャストを支援出来るのが特徴。
射程が縦に伸び横に縮んだ「ピュアホワイトスピア」でキャスト戦や兵士処理、ジーンのような 敵に継続ダメージを与える範囲を生成する「モータルテリトリー」や、使い方自体はシュネーの同名スキルとほぼ一緒でドローが当たった敵に最大HPダウンのデバフもつけられる「セブンスピリッツ」で、本職には遠く及ばないがファイターのような兵士戦も可能。
とはいえサポーターらしく自衛能力は結構低い。相手の回復速度低下付きの迎撃スキル「ジャッジオブソウル」は発生の速さと範囲の広さで優秀だが、自分のHPも減少するリスク付きなので、どう捌いていくかが課題となる。
序盤はゲージを溜めたほうが強い関係上、支援スキルが使えないので特に気を付けておきたい。
編集時はまだ追加された翌日なので研究が進んでいないこともあるが、現状このゲームにありがちな「新キャストはリン以外ぶっ壊れ」ではなさそうだ。
実際その後も研究は進んだがぶっ壊れた要素は見つからず、サポーターとして強みも弱みもはっきりしている支援キャストというところで落ち着いたポジションにいる。


デザイナー曰く、先にシグルのデザインを描いてからシュネーが出来たらしく、またシグルはお気に入りのキャストとのこと。
完全に余談だが、アプリゲームファイアーエムブレム ヒーローズにてシグルの発表から数日後にフィヨルムというキャラが出てきたが、「名前に北欧神話が関係している」「槍&盾使い」「貧乳」と共通点が多かったりするが、どちらも同じデザイナーなのである意味面白い偶然。



【魔人を従え不敵に笑うもう一つの『欲望アナザーストーリー』】
◆「魔神ランプの使い手」マリク
「王たる余とその魔神に敵うと思うのか?身の程を知るがいい!」
ロール:アタッカー
CV:内山昂輝
伝承:アラジンと魔法のランプ


Vre.3.XX以降の初のアナザーキャストは王となった後のジーンのIF。ただし公式設定によるとランプの力を使わずに王となった後、妹を救うためにランプを手にしたようだ。
その性格はワンダーランドウォーズ最強の俺様キャラ
自らの力を誇示し、弱き者を愚民と罵り、味方にはやたら尊大に接する。
お蔭でプレイヤーが彼を操るに至らない場合、寧ろ物語のヴィランとして扱われるべき愚王としか映らない。
つまり、チャット力は最悪
どれだけ口の悪いキャストでも最低限備わっている感謝と謝罪も、「諸君」「余としたことが」「許せ」と無駄に寛大な言葉をつけるし本当酷い
あと名前繋がりで遊戯王ネタを思い浮かべた人は多い筈。中の人的にはこっちだけど。


性能は一言で言えばジーンの特性を受け継ぎつつ他のアタッカーをシビアに搾り上げたような超上級者向けキャスト。
そこそこ射程の長いストレートやドロー、癖はあるが強力なスキルで通常時を凌ぎつつゲージを溜め、魔神化で逆転を狙うというコンセプトも同じ。特にストレートは全体的に強化され、魔神化中は3Wayになり根本で複数ヒットさせれば巨大化アリスもあっという間に沈む。
ただしこちらは一部スキルがキャストに当てないとゲージが溜まらないようになっていたり、魔神化の持続時間がジーンより短くなっているため、あちら以上に魔神化中の反撃を喰らわない事が重要になる。
そしてアタッカー故の兵士処理能力の低さ故に兵士と敵キャストを引き離すのが難しく、スカーレットやロビン等とはまた違う形で、ハマれば強いがそうでなければこのゲームのシステム自体に大きく足を引っ張られるのが現状。一応固有の強化スキル「尊大なる我欲」を使えば兵士、キャスト問わずストレートを当てるだけでゲージが溜まるようになるが、これだけでは些か物足りない。
総じて初期のジュゼ並みに微妙だったため、そこそこ上方修正された。



【蒼き鋼の絡繰に託されたもう一つの『悲願アナザーストーリー』】
◆「鬼ヶ島の王」多々良
「ヴィカラ機関開放! わしのヤシャオーを信じ、突き進め!」
ロール:サポーター
CV:井口裕香
伝承:桃太郎


Vre.1.XX時代キャストの最後のアナザーキャストとなる温羅のアナザー。温羅から実に2年越しの実装である。
そしてそのキャラ概要は甲冑型青鬼ロボ≪ヤシャオー≫を操縦する褐色ロリ鬼娘(一人称わし)色々な意味で鬼退治のハードルが上がる。
どこからメカ成分が…と思うかもしれないが、「鬼伝承のある土地には産鉄・製鉄地が多い」「インド神話の鬼神『夜叉』(甲冑を着用)」など土台は意外とある模様。
性格は外見年齢相応の素直な良い子。後述のキャスト性能と相まってか仲間を守り鼓舞するセリフが多い。
チャットも親しみやすく意思もはっきり伝えるものが揃っている。アクの強いアナザー勢とは思えない。
一応「ヴィカラ機関のちょっとした応用だ」「危険な賭けだけど…嫌いじゃないぞ!」などロボネタっぽいものも。


サポートするのはHP。ただし他のHPサポーターとは異なり自身のHPを身代わりにして味方を守る、RPGなどにおけるタンクの役割。
代表スキルである「夜叉王ノ庇護」で範囲内の味方のダメージを大幅に減らした上で肩代わりし、無傷となる相方を強気に前に出させるのが主な仕事。正面から殴りあう怪童丸や闇吉備津との相性は抜群。
合間に自由曲線・長射程・高火力なDSで兵士処理も行える(ファイターほど兵士ダメージは出せないが)。
「錻喰ライ」で兵士一掃+HP回復もできるため、個人でのライン戦も一応可能。
問題は自衛能力の低さ
「鈍足(最低クラス)」「ショットの発生が遅い」「ダウンをとれるスキルが皆無」「夜叉王ノ庇護の範囲内の味方が被弾すると自身に硬直が発生する」などのコンボにより、マスタースキルが打てない状態で近接アタッカーにタイマンされたら死を覚悟しなけらばいけない程(かぐやの方がまだマシに見えるレベル)。
かばっている味方を殴ってもほぼノーダメとなる関係上、相手は余計に多々良を殺しにかかってくる。
相方を守り、守られるといった持ちつ持たれつの距離を保つことが重要。総じて足並みの揃え方が他のサポーター以上に重視されるキャスト。



【もうひとつの『???アナザーストーリー』】
◆「魔笛の先導者」エルルカン
「僕を本気で怒らせた事を、一生後悔させてやる!」
ロール:アタッカー
CV:鈴村健一
伝承:多分ハーメルンの笛吹き男


Ver4.0の看板キャストその2にして初のアナザーキャスト。
マグスが元ではあるが、いかにもな道化という姿のあちらとは対照的に、小悪魔的なデザインの黒いパーカーを纏いヘッドホンを身に着けているというこのゲームにはそぐわない現代風の服装の少年になっている。鎌を得物にしているが、よく見るとクラリネット=マグスと同じく笛になっている。
その性格は自分を天才と自称し、自らの力を誇示するウザイ奴。
敵キャスト撃破時に「元の世界に帰りなよ、雑魚」と罵る等とにかく人を煽るような台詞が多く、意思表示や味方への指示もかなり生意気な口調。ってかクソガキ
その一方で「ピンチ!」チャットの「お、おい!僕を助けてくれ!」や撤退時の「い、痛いじゃないか…ぐすん」等の情けない台詞があったり、デスからの復活時に「あいつ、インチキしてるんだ!」とほざくなど、どこか小物臭漂う。
一応公式サイトで「天才道化師」と紹介されているので、意図的に才能はあるけど性格は悪い嫌な奴として造形されたのかもしれない。
以上のようにアクが強く人を選ぶ性格。人によってはひたすらに尊大なマリクの方がマシに思えるだろう。
…とはいえCVの鈴村健一氏の熱演もあり、「憎たらしいガキ」レベルには収まっているので、実際の台詞は文字ほどの強烈さは感じさせなかったりする。
そして苦労してキルを取った時の悲鳴「ママァァァ!!!」は妙な高揚感を感じさせてくれる。


壁や障害物で反射する攻撃を生かして戦う変則的な遠距離アタッカー。
まず、彼のSSはミラベルのDSと同じく彼だけの特別仕様で、普段は射程と威力以外は元のマグスとどっこいどっこいだが、壁に当てると跳弾して弾速が上がり弾のサイズも拡大、射程延長、後に上方修正により威力も上がるようになった。跳弾後の射程はアシェンプテルもびっくり。
マグス同様に演奏ゲージもあり、ゲージ最大だと攻撃スキルも跳弾可能になり跳弾させるとパワーアップする。
では広い場所に逃げれば安全という訳でもなく、妨害スキル「アシッドハウスの暗幕」により跳弾可能な攻撃が内側で跳弾するようになるフィールドを形成し、これにより壁がなくとも跳弾させる事が可能。特に弾速の早い攻撃である「魔獅子のスクリーモ」をゲージ最大で跳弾フィールドや森の中に放つと兵士や巨人をすり抜けてキャストにのみヒットする攻撃がすごい勢いで跳ね返りまくって回避は困難。
因みに実装当初は端レーン担当になった時の方が強かった。
その理由がレベル5解禁の強化スキル「反響するアプラウズ」。これはゲージ最大で使うとSSの弾サイズ拡大、硬直減少、さらに跳弾すると3つに分裂してそこからもう1回だけ跳弾するようになり、これを自分側の壁に向かって打ち続けるだけでこのゲームにあるまじき超弾幕で手軽に兵士もキャストもガンガン倒せてしまうというとんでもないぶっ壊れスキルであった。
現在は仕様変更により跳弾後は兵士に当たらなくなり、代わりにキャストや巨人を貫通するようになった。そのためかつてのようなレーン上げはできなくなっているが前述した跳弾後のSSの威力上昇も含めて対キャスト戦においては依然として厄介なスキルである。


弱点は攻撃が全体的に跳弾ありきという特徴そのもの。
ゲージ消費で跳弾可能なスキルを跳弾する前に当ててしまうと性能が下がるため、完全にゲージの無駄になってしまう。
跳弾先の予測線なども一切表示されないので、自分で弾道を予測しなければならない。
また、跳弾フィールドも良い事ばかりではなく、跳弾できる攻撃は必ず跳弾する仕様をのせいで倒せそうな敵を取り逃がしたりかぐややロビン等にフィールドの外から一方的に攻撃される事も。
総じて彼を使いこなすにはかなりの慣れが必要となるだろう。



【悪逆非道の果てに辿り着いたもうひとつの『怪異アナザーストーリー』】
◆「足柄の快男児」邪道丸
「怪童の身を借り、行うは、邪を討つための悪意なり!」
ロール:ファイター
CV:小西克幸
伝承:金太郎


怪童丸のアナザーキャストは、闇吉備津のようないかにもな闇堕ちした姿。声もあちら以上にエフェクトがかかっていて聞き取りづらい
しかしどこか戦いを楽しんでいたような描写のある桃太郎の物語に対して、金太郎にはそのような闇の側面はほぼ存在しない。にも拘わらずこのような悪逆非道の存在になり果てている。
それもその筈、実はこのキャストの正体は怪童丸の別側面ではなく怪童丸の身体に乗り移った酒呑童子なのである。
どうしてこうなったかは各種台詞から考察するか、公式設定資料集の発売を待とう。
なお、悪逆非道とはいわれているが台詞だけは意外にまともかつ冷静。
「謝辞を示そう」「失敬したな」等そこそこ難解な言葉も使いこなし、ヘイト買いそうなセリフになりがちな「やめておこう」チャットも「それはできかねる」と柔らかめ。
総じてアクの強いアナザーキャストの中では多々良と並んでチャット力が高い。


怪童丸と同じくチャージが可能なスキルで戦うファイター。しかし後述の性能からして使い勝手がかなり異なる。
まず短所から言うと、怪童丸に比べてチャージ時間が非常に長い。
最大までチャージするには1回につき30秒近く必要で、そんなのをいちいち待っていたらすぐに拠点を取られてしまうだろう。
その欠点を補う手段であると同時に彼の最大の要が、発動と同時に周囲の敵に微量のダメージを連続して与えるフィールドを纏う攻撃スキル「酒呑の邪気」
これ自体のダメージは微々たるものだが、このスキルは一度発動すれば試合終了まで持続し、さらに敵を倒す度にスキルの攻撃力が上がり最大まで強化されるとチャージ時間が大幅に短縮される。
つまり、「酒呑の邪気によって自分を強化し、最大まで強化したら強力なチャージMAXスキルを連発してレーンを制圧する」というのがこのキャストの戦い方。
かみ砕いて言えば「スキル型になった大聖」。あちらと同じく、やられたら一から育て直しである。特に森や拠点の影に隠れてもフィールドでバレバレなので帰城の時は要注意。
その他の怪童丸との相違点としては、あちらはチャージ速度増加のバフであった「七滝の力水」がチャージ可能な回復スキルに変更されていたり、固有スキル「怨念扇動」やWR専用アシストの効果で味方兵士を強化できたりする。




【魔法国家の西部を統治するもうひとつの『弾丸アナザーストーリー』】
◆「願い叶えし魔女狩り娘」ウィキッド・ドロシィ
「お前の命を預かろう、私が有効に使ってやる」
ロール:アタッカー
CV:M・A・O
伝承:オズの魔法使い


ドロシィ・ゲイルのアナザーキャスト。オリジナルのデフォルメ風キャラデザインではなくなり、10代後半の金髪少女といった風体。
ただし隻眼のギャングという、これまた濃いキャラ付けがされているが。
元ネタ候補としてはオズの魔法使いの物語の序盤に登場する「西の魔女」エルファバ。(彼女をメインに当てた舞台『ウィキッド』から名をとられたと思われる)
彼女と主人公のドロシィの設定が何故か混じった模様。ギャング化した理由など詳しいキャラ概要は現在語られていないので、新たな設定資料集待ち。
性格はギャングのボスらしく自信に溢れた態度+ギャンブル好きといった感じ。
チャットも部下を守る・鼓舞する、賭け事・勝負事に物事を例えるといった色付けがされている。癖が無く使いやすい。「ありがとう」のセリフが可愛い。


とり回しやすい2連射のSSを主力とする中距離アタッカー。スキルはドロシィと同様にダブルトリガーという操作が必要になる他、一部スキルはロックオンというシステムが加わる。
ロックオンをざっくり説明するなら「敵キャストにロックオン用の弾を当てた時だけダブルトリガーが発動できる」ものと考えてくれればよい。
スキル「ライオズ・アンティ」でSSの射程が徐々に伸びる(ダブルトリガーで一回だけ兵士貫通射撃もできる)ため、これを常に維持しつつ他のスキルで場を荒らしていくのが基本戦術。
他スキルは、兵士足止めができダブルトリガーで広範囲ダメージを発生させるカカシを投擲する「スケア・カード」、ロックオンした相手の目の前にワープする「オーバー・コール」、ロックオンした相手に毒と似た「裂傷」を与えてダブルトリガーで回復も阻害できる「ティンハート・チルト」など癖はあるが使い道が色々考えられるものが揃っている。
弱点は瞬間火力の低さ
まず試合開始から終了までお世話になるSSの威力がアタッカー基準で考えるととても低い。似たような性質のアシェンプテルや深雪乃はスキルや専用装備でSSの火力を劇的に上げることができるのだが、ウィキッドにはそれが無い。このためビルドの時点でSSを結構な量盛っておかないと終盤のダメージレースが辛いことになる。(WSで強化はできるが「WS中に攻撃を当てたら威力アップ」のため、相応の下準備がいる)
各種スキルを有効活用すれば火力の無さは補えるのだが、ドロシィ同様にダブルトリガーの都合上、MPの消費がきつい。ロックオンは敵キャストに当てなければ意味がないのもそれに拍車をかける(幸いロックオン用の初弾は総じて当てやすい性能だが)。無駄撃ちして「ライオズ・アンティ」を維持できなくなるとラインの維持も辛くなる。
性質上、相手キャストを積極的に殺しに行くよりは、使いやすいSSで相手をダウン・帰城させつつ兵士を拠点に流し込むこのゲームの基本戦術が重要なキャスト。(もちろんキャストキルもアタッカーの仕事なのでケースバイケースだが)




【大海原の源、竜宮に座するもうひとつの『刻煙アナザーストーリー』】
◆「時を渡る釣り人」ワダツミ
「水魚も断金も超えた縁の力、披露しようかのう!」
ロール:サポーター
CV:梶裕貴
伝承:浦島太郎


Ver3.00の看板であった火遠理のアナザーキャスト。人間として若返った火遠理に対して、神として不老になった(竜宮に居続けた?)体のキャラ付けがされている。
見た目は美青年だが口調は火遠理と同じく年寄りのそれ。ショタジジイ→イケメンジジイにクラスチェンジ やんちゃな態度もあった火遠理と違い、ワダツミは仏のような厳か・老成した雰囲気を纏っている。
ただ、パートナーのオトとのラブラブっぷりは火遠理と変わらない…むしろ増している感がある。その辺は浦島太郎のままということだろうか。婚活中の雪女さんが羨望の眼差しを向けている
ワダツミという名前は日本神話における海神「綿津見神」が元ネタ。(「浦島太郎」の元ネタ「海幸山幸(うみさちやまさち)」の登場人物である「火遠理命(ほおりのみこと)」は綿津見神の娘を嫁にしている)
手には三又の槍を携えているが、海神繋がりのポセイドンやネプチューンが持つ槍の要素を取り入れていると思われる。
チャット力は火遠理と変わらず高く、使いやすいものが揃っている。攻撃時・スキル使用時や一部チャットではオトと惚気てくれる


サポーターとしては優秀なSS・DSを持っており、火遠理と同じく自身のレベル操作が最大の特徴。
レベル管理の方法が、火遠理は「自分のレベルをスキル「飛躍トキノボリ」で先行して上げつつレベル低下デバフスキルを使っていく」であったが、ワダツミは「レベル低下デバフを無効化するスキル「遡行トキガエシ」を使ってレベルを元に戻す」という方法。
火遠理と同じく、自分のレベルが上がるたびに(レベル低下デバフ解除でもレベルアップ扱い)刻煙ゲージが溜まり、最大まで溜まることで一定時間「刻煙解放」状態になる。効果は自身のレベルが2上がり、範囲内にいる味方キャスト(自分含む)のMP回復速度も上がる。
このレベル管理をしつつ、各種サポートスキルで援護していくのが基本的な立ち回り。
兵士・巨人処理スキル「万雷カムスサノヲ」、HP継続回復・スピード上昇を味方全キャスト(範囲がMAP全体)に与える「雄飛トキツカゼ」、SSとDS射程を延ばすバフを撒く亀を設置する「招来オオウミガメ」、そしてHPと刻煙ゲージが回復し効果中は全味方WSの効果時間が増えるWS「比翼連理メオトカグラ」と多様なサポート手段を取りそろえている。
ただ、WS以外のサポートスキルは全てレベル低下デバフがある上、消費MPも馬鹿にならない。ビルドの時点でMPを回復・スキル消費MP軽減できるものを用意するか、DS主体で戦ってスキルはここぞという時に使用するかを考える必要がある。
HPも心もとないのでレベルダウン中の隙を狙われると、一撃KOも十分ありうる。サポートできることは多く兵士処理も得意ゆえ、味方・敵キャストに合わせてスキルや装備、戦場での位置取りをカスタマイズする臨機応変さが必要なサポーターと言える。



・・・ご存知のアニヲタwikiと違う?
でもこれが、本当の項目・・・・・・


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*1 アニメイトのドラマCD第2章インタビューより

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