登録日:2015/07/28 Tue 22:15:02
更新日:2024/01/16 Tue 10:59:08NEW!
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dm デュエル・マスターズ 神化編 コスト軽減 進化クリーチャー キーワード能力 デュエマ デュエマ用語項目 ソウルシフト ∞ソウルシフト
ソウルシフトとは、デュエル・マスターズの能力である。
解説
DM-32「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」で初登場した能力で、ソウルシフトを持つクリーチャーを召喚する時、選んだ進化元クリーチャーのコストの分だけコスト軽減されるというもの。
進化元を参照する性質上、進化クリーチャーのみが所持する能力となっている。
一応進化クロスギアもこの能力を持てる可能性はあるが、現状その類のカードは登場していない。
使い方
白騎士の聖霊王ウルファス C 光文明 (11) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 11000 |
ブロッカー |
進化-自分の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体の上に置く。 |
ソウルシフト |
自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。 |
W・ブレイカー |
例えば、コスト11の《白騎士の聖霊王ウルファス》を進化させるとする。
進化クリーチャーを出すのだから、当然進化元のクリーチャーが必要となる。
この時、バトルゾーンにはウルファスの進化元となるブロッカーがちゃんと存在しているとする。
ここでコスト5のブロッカーを進化元にするとき、ウルファスのコストは進化元のコスト分軽減される。
つまり、11-5=6マナ という形で召喚できるようになる。
進化元によってはかなり大幅にマナコストを減らすことが可能なこの能力が弱い訳がない。
プレイヤーの用意する進化元によっては、予想以上に簡単に大型進化クリーチャーを召喚できる。
特に、通常よりコストが重めに設定されがちなマナ爆誕やG・ゼロとはかなり相性が良い。
サイキック・クリーチャーもコスト重めの設定なので、その辺とも高い相性を誇る。
全体的に、自前で踏み倒し能力やバトルゾーン以外からの召喚方法を持つクリーチャーはコストが高くなる傾向がある。
そういったカードを進化元として用意しておくのが良いだろう。
ただ、コスト軽減を狙うその行動やデッキ構築が裏目に出ることも。
大幅なコスト軽減を行うために重いクリーチャーばかりを用意していたら、逆に動きにくくなることがある。
デッキもコストの重いカードばかりにスペースを圧迫され、ソウルシフト以前の問題となったり……
しっかりとソウルシフトを決めるなら、適度な進化元の準備をしておこう。
ソウルシフトを持つ主なカード
宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ VR 自然文明 (11) |
進化クリーチャー:ジャイアント/ドリームメイト/オリジン 9000 |
進化-自分のジャイアント、ドリームメイトまたはオリジンいずれか1体の上に置く。 |
ソウルシフト |
自分の進化クリーチャーが破壊された時、自分の進化ではないジャイアント、ドリームメイト、またはオリジンいずれか1体をマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
W・ブレイカー |
ジャイアント/ドリームメイト/オリジンという強力な三種族を兼ね備えたソウルシフト持ち。
コストが重いうえにパワーがやや物足りなくも見えるが、ソウルシフトでコスト軽減することで割に合った性能となる。
進化元の範囲が非常に広いため、ソウルシフトを生かしやすい点も魅力。ジャイアントの召喚コストを2下げる《西南の超人》ならば5マナで召喚できるようになる。
このクリーチャーを主力にした専用デッキ【ダヴィンチビート】が存在し、上手く決まれば展開力の高さが強さとなるデッキである。
超電磁マクスウェルZ R 水文明 (8) |
進化クリーチャー:サイバー・コマンド 8000 |
進化-自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャー1体の上に置く。 |
ソウルシフト |
各プレイヤーは、自身の墓地にある呪文と同じ文明を持つ呪文を唱えることはできない。 |
W・ブレイカー |
DM-32の新能力であるソウルシフトと、DM-32の新種族であるサイバー・コマンドを持った進化クリーチャー。
各プレイヤーに対して、墓地にある同名呪文の使用を禁止させる効果を持つ。
最初の一発以外は許さないという、確固たる姿勢が見える進化クリーチャーと言える。
相手の呪文の動きを制限すると同時に、自分の呪文の動きも制限される。
なので、マクスウェル投入のデッキは同名呪文を複数枚入れないor呪文無しのデッキの構築が求められる。
ソウルシフトで早期に出せる強力進化クリーチャーというだけで、専用デッキ構築の価値はある。
【メルゲループワンショット】において《ルナ・コスモビュー》と共に暴れまわった経験もある。
白騎士の聖霊王ウルファス C 光文明 (11) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 11000 |
ブロッカー |
進化-自分の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体の上に置く。 |
ソウルシフト |
自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。 |
W・ブレイカー |
《浄化の精霊ウルス》が、ソウルシフト持ちの白騎士ブロッカーの聖霊王として帰ってきた。
コストは重いがソウルシフトで軽減可能なうえ、進化元の範囲が非常に広い。
序盤でも終盤でも適度に生かせる高いパワーとブロッカー、安定したアンタップ能力が魅力的。
それだけでなく、レアリティ設定はコモンであり、DM初心者でも堅実な強さを持つ切り札として扱える。
ケンゴウグレンオー~天地鳴動~ R 火文明 (10) |
進化クリーチャー:フレイム・モンスター 11000 |
進化-自分の、名前に《ワンケングレンオー》とあるクリーチャー1体の上に置く。 |
ソウルシフト |
W・ブレイカー |
このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。 |
TT-相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。自分の山札を見る。その中から名前に《ゴウケンオー》とあるクリーチャーを1体選び、このクリーチャーの上に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
↓
ゴウケンオー~剣々轟々~ R 火文明 (17) |
進化クリーチャー:フレイム・モンスター 16000 |
進化-名前に《ケンゴウグレンオー》とあるクリーチャー1体の上に置く。 |
ソウルシフト |
このクリーチャーで攻撃するかわりにタップして次のTT能力を使ってもよい。 |
TT-相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。自分の山札を見る。その中から名前に《ケンゲキオージャ》とあるクリーチャーを1体選び、このクリーチャーの上に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
T・ブレイカー |
↓
ケンゲキオージャ ~究極火焔~ VR 火文明 (25) |
進化クリーチャー:フレイム・モンスター 23000 |
進化-バトルゾーンにある自分の、名前に《ゴウケンオー》とあるクリーチャー1体の上に置く。 |
ソウルシフト |
Q・ブレイカー |
相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、自分はゲームに勝利する。 |
本来は自身のタップ能力で進化していくケングレンオーシリーズだが、ソウルシフトを持つため手札に来たグレンオーに進化する場合の負担も軽減される。
ここまで進化を重ねていく理由はもちろん最終形態のケンゲキオージャのエクストラウィン。
最終形態のコスト設定は25と究極に重いが、ゴウケンオーを進化元にするため8マナで済む。
とはいえ複数の進化を辿るデッキではバカに出来ない重さであり、どちらかといえばソウルシフトによる最終形態の進化よりも《電磁無頼アカシック・サード》を使ったエクストラウィンのタイプの方が有名かと思われる。
真実の大神秘 星飯 P 自然文明 (10) |
進化クリーチャー:ジャイアント/アンノウン 11000 |
進化-自分のジャイアント1体の上に置く。 |
ソウルシフト(このクリーチャーを召喚する時、このクリーチャーの進化元クリーチャーを選ぶ。このクリーチャーのコストは、その選んだクリーチャーのコストだけ少なくなる。ただし、このクリーチャーのコストは1より少なくならない) |
このクリーチャーは、このクリーチャーよりパワーの小さいクリーチャーにブロックされない。 |
W・ブレイカー |
こいつの名を見た瞬間、野球漫画のドカベンが頭に思い浮かぶカード。
早めに出せるジャイアントや《西南の超人》などを進化元にして出そう。
高いパワーを生かすチャンプブロック持ちであり、ブロッカーには滅法強い。
相手のシールドをガンガン削っていけるので、ビートダウンデッキにオススメ。
∞ソウルシフト
上位能力として∞ソウルシフトが存在する。
勝利皇帝 Guy-R ≡V≡ 火文明 (25) |
進化クリーチャー:アウトレイジMAX 25000 |
超無限進化-自分のアウトレイジ1体以上の上に置く。 |
∞ソウルシフト(このクリーチャーを召喚する時、このクリーチャーの進化元クリーチャーを好きな数選ぶ。このクリーチャーのコストは、その選んだクリーチャーのコストの合計分少なくなる。ただし、このクリーチャーのコストは1より少なくならない) |
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーをすべて破壊する。 |
ワールド・ブレイカー |
長らく∞ソウルシフトを持つクリーチャーは《勝利皇帝 Guy-R》のみだったが、2022年に《ゴウケンオー ~秘剣轟誕~》 が登場して2種類となった。
通常のソウルシフトと違い、進化元を好きなだけ選べる。
もちろん性質上所持するどちらも超無限進化クリーチャーであり、超無限進化を生かすために生まれた能力と言える。
ただしGuy-Rはコスト25、ゴウケンオーもコスト17と非常に重いため、∞ソウルシフトでも十分な軽減には複数体の進化元が必要。
滅茶苦茶進化には苦労する分、出せた時には勝利に直結する破壊力を見せてくれる。
補足
ソウルシフトの元ネタはMagic the Gatheringの「献身」と思われる。
指定されたパーマネントを生け贄に捧げ、そのマナ・コスト分を減らしたコストを支払いインスタント・タイミングで唱えられるという能力で、進化に類するシステムがない代わりに生け贄にする形になっている。
神河謀叛の守護神サイクルのみが持つ能力として登場し、MtGの公式コラムで存在を忘れられているなど悲しい扱いを受けたことも……
しかし『兄弟戦争』の統率者向けカードで新規の献身持ちが登場したため、完全に忘れられているわけでは無い模様。
追記・修正は、ソウルシフトを使ってからお願いします。
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- 罠の超人は星飯の進化元としても活躍できそう。S・トリガーで踏み倒した後、返しのターンに1コストで進化して反撃! -- 名無しさん (2016-03-14 13:48:58)
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