登録日:2015/07/04 Sat 06:29:48
更新日:2024/01/16 Tue 10:55:16NEW!
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mh mhf mhf-g モンスターハンター パイルバンカー トンファー 打撃属性 大人気 上級者向け 空中戦 モンハン武器 武器種 穿龍棍 操虫棍ではない オリジナル武器種 強武器 ←強すぎた ジンクス打破 「考える」ことが大事な武器 スタイリッシュハンティングアクション リーチ短モード どっちかって言うとpso2
『変わるぞ』
穿龍棍とは、『モンスターハンターフロンティアZ』に登場する武器種の一つである。
本作オリジナルの武器種であり、メインシリーズには存在しないので注意。
概要
アップデート『GG』で追加されたG級専用の近接武器種*1。
存在が最初に明かされたのはMHF-Gより前の「フォワード.4」で発表されたG級計画であり、Fにおける新武器種の追加はこれが初めてとなった。
トンファーとパイルバンカーを組み合わせたような機構を持つ。
両手それぞれに1本ずつ持って振り回し、流れるような連携攻撃でスタイリッシュにモンスターを殴りつけるという手数重視の打撃武器だが、
先輩のハンマーや狩猟笛と違い、秘伝書のスタイル(デフォルトの地ノ型をはじめとした天ノ型、嵐ノ型の3種類)によって主軸とすべき戦法・アクションが大きく異なるのが特徴。
地上での回避は全てステップになり、抜刀中は全武器種初のダッシュ行動も可能となる。
後述するが、穿龍棍は独自仕様の塊であるため、単に打撃版双剣という表現だけでこの武器種を語りきることはできない。
G級専用とあるように、生産条件はG級に上がること。これが絶対条件となる。
昇格直後で生産レシピが解禁されるのは課金系を含む特典武器だけであり、通常の穿龍棍はまだ生産できない。
ストーリークエスト「歌を紡ぐ物語」の8章をクリアすることにより、ようやく全レシピが解禁される。
特徴
G級ハンターにだけ与えられる武器種ということもあり、全部を細かく説明するとかなり複雑になってしまう。
なのでここより細かい情報は他に譲るとして、本項目では大まかな説明に留める。
ゲージ
穿龍棍では画面上に固有のゲージが表示されるのだが、その使い方は各スタイルの特性を如実に表している。
- コンボゲージ
地ノ型のみ存在。というか秘伝書システム的にはこれがデフォルト。
ゲージは最大5段階(秘伝スキル発動時は6段階)に分かれ、モンスターに攻撃を当てるか、回避することで上昇していく。
溜まりやすいのは回避行動。
一定量溜まるごとに攻撃力が0.05倍加算されるため、ゲージが最大値の状態では1.25倍(1.3倍)という劇的な火力上昇が見込める。
だが、何もしないでいると数秒でゲージが全消失してしまい、火力低下に繋がるので迂闊な納刀は許されない。
そのせいでモンスターが同じエリアに留まる限り、自分からアイテムで回復できない致命的な弱点を持つ。
後述の空中戦との相性が非常に良く、地ノ型の「空中戦特化」を象徴している。「地」ノ型なのに空中戦が一番強いってどういうことだよ
特に、コンボゲージ最大時は地上戦オンリーと空中戦オンリーとでダメージ効率に大きな開きが生じるため、切っても切れない関係にある。
- EXゲージ
天ノ型、嵐ノ型におけるゲージ。
大体の仕様は地ノ型と同じだが、こちらは時間経過でも0にならない、ゲージが溜まっても直接の攻撃力UPにはならないという差異がある。
天ノ型ではゲージが残っている限り、「EX回避」という特殊行動を取ることが可能。
EX回避はゲージ消費と引き換えに、攻撃を行いながら前後左右いずれかの入力した方向に回避するというもので、回避に成功すると一定時間地上でのモーションの攻撃力がUPするようになる。
この上昇量はコンボゲージ最大値のそれと全く同じであり、しかも天ノ型(と嵐ノ型)の地上攻撃はすべて地ノ型よりも根本的に強化されているため、空中戦と同じかそれ以上のダメージソースを誇ることも。
また、ゲージ上昇を補助する専用のコンボゲージも存在するが、こちらは地ノ型同様に何もしないと0になる。
機動力を損なわず、かつEX回避の特性で空中戦よりも地上戦が有利になり、天ノ型の「俊敏性の特化」を象徴している。
補助コンボゲージの存在を除けば納刀時のデメリットが無いのも良い感じ。
嵐ノ型ではEX回避の代わりに「EX溜め突き」、及び「穿極拳舞」を使える。
EX溜め突きは嵐ノ型穿龍棍のアクションである溜め突きを強化したもので、ゲージを消費する代わりに衝撃波を伴った溜め突きを繰り出すことが可能。
穿極拳舞はその場でモンスターをボッコボコに殴ってしばき倒すというもので、ゲージの消費量=腕を振るった回数が多いほど威力が上昇していく。
そして、最後はゲージ0かコマンド入力でフィニッシュ「穿極解放」に派生し、渾身の右フックで腕に溜め込んだ龍気をモンスターに打ち込み、決めポーズと同時に炸裂・大ダメージを与える。
この炸裂ダメージはもちろんゲージの消費量に影響されるので、溜めれば溜めただけダメージが膨れ上がる。
他の型と違い、一撃の重みを重視する戦法が主軸となり、嵐ノ型の「一撃重視」を象徴している。
しかも納刀時のデメリットが一切無く、コンボゲージ云々を気にする事なくアイテムを使用できるのも大きな利点。
龍気・龍気穿撃
穿龍棍でモンスターを攻撃することにより蓄積される、独自の「気」。
毒や麻痺などの状態異常と似たようなシステムであり、一定値が溜まった状態で「龍気穿撃」という技を放つと龍気が炸裂・状態異常を発症する仕組みになっている。
龍気穿撃は基本的に龍気の蓄積ありきで使うものなので、単体で使ってもダメージはかなり低い。
既存の状態異常と違うのは、最も多く龍気が蓄積した部位によって効果が異なる事、その効果全てが穿龍棍独自の状態異常であることだろう。
以下に各効果を述べる。
- 全身めまい状態
主に頭への蓄積で発症し、どこを何の武器で殴ろうがスタン値が蓄積されるようになる。
斬属性の武器でも蓄積されることはされるが、元々気絶値を持たないモーションではたったの1しか与えられない。
- 流血ダメージ
主に尻尾への蓄積で発症し、尻尾に斬属性のスリップダメージが一定時間発生し続ける。
そのため尻尾切断にはとても便利な状態異常。
性質に反し、切断出来ないorそもそも尻尾自体が無いモンスターにもスリップダメージは適用される。
また、ダメージの合計量は尻尾の耐久値と全体防御率が影響する模様。
- 龍気放出
上記に該当しない部位への蓄積で発症し、モンスターから放出される龍気によって範囲内のハンターの切れ味回復・攻撃力UPが発生する。
いわゆるハズレにあたる効果だが、それでも攻撃力UPは美味しい。
- 落し物
スタンしないモンスターの頭への蓄積、及び小型モンスターへの蓄積で発生する。
剥ぎ取りで入手できるものと同じ素材が落し物で出現する。
小型モンスターに使う場合は素材集めが非常に楽になるが、普通にやると蓄積前に倒してしまうので工夫が必要。
空中戦
穿龍棍最大の特徴その1。
「ジャンプ回避」という回避行動で自ら飛び上がり、モンスターに連続攻撃を決めて滞空し続けることができる。
つまり、従来のモンハンでは不可能に近かった三次元的な立体戦闘を可能としているのだ。
通常は何もしないでいるとすぐ落下してしまうが、モンスターに攻撃がヒットすると若干浮かび上がり、滞空時間を少し延ばせる。
後述のリーチ短モードにおける地ノ型の「滑空蹴り」を当てた場合、更に大きく浮かび上がる。
ただし味方や岩に当たっても浮かばない点は注意。
攻撃中は常時スーパーアーマー、弾かれ無効のおまけ付きでかなり強力(流石に咆哮・風圧はスキル無しでは喰らう)。
素では向きや位置を調整できないのが痛いが、それでもなお高所で攻撃を仕掛けられるのは凄まじい強みであり、武器自体のリーチを気にしなくても容易に高い所の部位を叩けるのは他の武器種にはない長所といえる。
地ノ型ではダメージ効率を追い求める場合、これが一番の手段となる。
逆に他のスタイルは滞空蹴りが使えないことから空中戦の持続力に欠け、不向きになってしまう。
リーチ短モード
穿龍棍最大の特徴その2。
武器のリーチを短く変え、モンスターが持つ対打撃肉質の上下を入れ替えてダメージを与えることができる。
例えば、背中の打撃肉質が最も柔らかく脚は硬いというモンスターがいる場合、リーチ短モードなら背中が硬くなって脚が柔らかくなるので、背中を攻撃しているのと同じ火力を発揮可能。
空中戦を主体にする場合は真逆の方がよく、背中以外の部位が柔らかい方が都合はいい。
なお、中間ぐらいの肉質は「一番柔らかい肉質+一番硬い肉質-攻撃する部位の肉質」で計算が行われる。
その性質上、肉質の最大上下の差が極端で、かつ狙いやすい部位が硬いモンスターには驚くほど有利に働く。
空中戦が挑めないモンスターに対してもリーチ短モードのおかげで地上戦も苦にならない。
一方で、上下の差が低く全体的にのっぺりした肉質のモンスターには有効性が薄く、リーチ短の長所を生かせなくなる。
相性のいいスキル
はっきり言って数が多すぎる。多すぎて欲張るとスキル上限枠を超えることがよくある。
なので、特定のスタイル向きで有効なスキルに絞って解説する。
地ノ型
- 格闘王
本来は納刀時のキック動作のダメージを上げ、モーションを変えるだけのネタスキルであるが穿龍棍では違う。
各種動作にあるキックの威力を上昇させるという効果に変わるのだ。
特に地ノ型の空中戦では主力コンボが必ずキックを交える関係で、空中戦闘を維持・多用する場合は必須スキルにまで昇華する。
一方で滞空時のキックが使えない天ノ型、嵐ノ型では不向き。
天ノ型
- 闘覇
ヴァルサブロス素材の防具でもお馴染み(?)の稀少スキル。
抜刀中は攻撃力1.2倍、引き換えに常時スタミナ減少という物凄くクセの強いスキルであり、ジャンプを多用する地ノ型ではデメリットが圧倒的に大きく作用してしまう。
しかし、天ノ型ではEX回避がスタミナを一切消費しないため、ゲージを維持できる立ち回りに自信があるならこのデメリットを極力抑えて運用することが可能。
その代わり抜刀時のダッシュは事実上封印となるが。
スキルの性質上、発動させている時に限ってスタイルの変更をし忘れていると悲惨な事態になる。
嵐ノ型
- 砲術神、溜め威力(+2)
砲術神は龍気穿撃のダメージをアップさせるだけだが、嵐ノ型ではEX溜め突きも影響されるため重要度は高い。
溜め威力は同じく溜め突きのダメージが上昇し、更に砲術神と効果が重複するため同時に発動させるとかなり強くなる。
なお、砲術神は同じ効果を内包している紅焔の威光+2でも問題なく、こちらは火事場+2や赤魂などの「有ると便利なスキル」も複合している。
作中での扱い
穿龍棍は手数重視ゆえに属性値の低い武器が多く、基本的に物理攻撃力を重視して選ぶことになる。
更にその攻撃力も、見かけが高くても斬れ味の影響で実は他の穿龍棍とあまり変わらない…ということが往々にして起きる。
更に更に、どのスタイルを中心に活用するかで適性の武器も異なるため、他の武器種以上に選択を難しくしているといってもいい。
主によく使われる武器では汎用性だとディスフィロアのスルヲシこと「熾ス罪凍ル咎ヲ纏シ杭」、麻痺を取るならアクラ・ヴァシムの「ヴァシム・フワァール」など他にも色々あるが、メインシリーズと違ってG級専用とはいえ武器数が多すぎるため、後は各自で調べて欲しい。
どうしても高攻撃力・高属性値を両立したい!というのなら、天廊武器の一つ「ブラックシープ」がおすすめ。
空中攻撃やリーチ短モードなど、他の武器種には無い強みを沢山持っている武器種ゆえにユーザーからの人気は非常に高い。
だが、やれる事の多さ故に欲張って何でもこなそうとすると器用貧乏になりかねず、PTメンバーにも迷惑をかけてしまう。
前述したがスタイルによって主な戦法も全く異なるため、使うにあたりハンターが考えなければならないことは非常に多い。
魅力的ではあるが完璧にマスターするのも容易ではない。
何を重視してどう立ち回るかを十分に考えなければ、「穿龍棍」という武器を真に使いこなすことはできないのである。
ちなみに項目冒頭の台詞は、穿龍棍実装前に行われた先行体験会の様子を取材したゲームニュースの記事内で、感想を述べた体験者の一人が恐らく興奮から発言したもの。
ただの新武器種と新モンスターの体験会なのに、あたかも革命が起きるみたいなことを言われても…と、F界隈では悪い意味でネタにされていた(もちろん「イタい」方向で)。
また、モンハン界隈にはそれまで「新しい武器種は決まって微妙」といわれるジンクスが存在しており、かつてはガンランス等も苦汁を舐めた経験者であったことから、体験会の調整を経ても根本の強さはどうなのか?と疑問視する声もあった。
しかし、本当に色んな意味で「変わる」事態が起きることを、ハンター達はまだ知る由もなかった…
あわや『穿龍棍絶対主義』
いざ穿龍棍が実装されると、今までに無いスタイリッシュなアクション、独特な仕様からたちまち人気を獲得。
G1のスタートダッシュ大失敗での死に体から徐々に蘇りつつあったMHF-Gは、これを機にようやく息を吹き返すことができた。
だが、穿龍棍は程無くしてメゼポルタにあらゆる波乱を巻き起こした。
ただ単純に、あまりにも強すぎたのである。
- 穿龍棍ハンター4人が集まり、タコ殴りにするだけで即討伐が当たり前化
- ↑の影響でハメや効率プレイが必要なくなる
- 立ち回りがもろ被りのハンマーご臨終、ボックスのこやしに
- 空中戦が圧倒的に強く、大体の攻撃をかわしながら一方的に殴れる
- 手数武器なのに麻痺値が高い「ヴァシム・フワァール」が爆発的普及、↑の1つ目の光景をより助長
結果としてMHF-Gの環境は変わりすぎてしまい、他の武器種は使用率が激減。
それどころか、穿龍棍以外の武器を担いでPTに参加するだけで白い目を向けられる有様であった。
特に空中戦という、唯一無二のアドバンテージの存在が穿龍棍一強を助長したといってもよく、GGにおいて、
「相性関係なく穿龍棍で殴ればいい。その他の武器は優先度が低い、基本的にいらない」
…という空気を醸成する異常事態に発展した。
これには「3回もテスター募って調整したのは何だったのか」などといった呆れの声も噴出し、
「(穿龍棍以外の)全ての武器が過去にされた」「どんな判断だ、他の武器をドブに捨てる気か」と言いたくなるようなぶっちぎった優遇ぶりに今までのユーザー達が困惑する事となった。
運営としては、穿龍棍がその性能でシェアを押し広げることはある程度織り込み済みであった。
(恐らくフワァールもそうした意図があったであろうことは推測できる)
ただ、空中戦が自分達の予想以上に強すぎたことに関しては想定外だったらしく、後に「やりすぎた」と反省の弁を漏らした程。
普通、オンラインゲームではここまで突出しすぎた武器やアクションは、後で弱体化される処遇を受けることが多い。
しかし、GGは「真のG1」と運営が称するほど失敗が許されないアップデートであり、穿龍棍もMHFの完全再起をかけた切り札故に、そんな事を安易に行えば再び本作の評価が揺らぐのは必定である。
更に同じようなことをした結果ブーイングの嵐を受けたという過去の経験から、弱体化させるのではなくそれ以外の形で穿龍棍と他の武器種との格差を縮める、という別方面からのバランス調整が行われていった。
- モンスター側の空中戦対策
G5からは空中にいようが容赦なく巻き込む攻撃を仕掛けるモンスターが増え、
肉質面でも打撃肉質だけのっぺりしたり、空中戦だと逆に(リーチ短モードでは特に)不利となるように調整されたりするケースが増加した。
攻撃面では特にG6のドゥレムディラが印象強い。
- 武器種自体の上方修正
穿龍棍が強いなら他の武器種を強くすればいいじゃない、という事なのか
アップデートを行うたびに幾つかの武器種の各モーション威力を引き上げたり、スーパーアーマーを付与したりする調整が行われた。
そのおかげで立場が変わった武器種も多く、片手剣は火力不足ゆえにサポートへ徹するしかなかったのが太刀並の火力を手にして改善され、ハンマーは穿龍棍のせいでご臨終状態だったのが威力・スタン値の増加で明確に差別化ができるようになった。
大剣に至っては熟練の使い手なら穿龍棍をも超える、とまで評されるポテンシャルを獲得した。
特に武器種全体でスーパーアーマー付与の恩恵は非常に大きく、加えて一部モーションが味方を吹き飛ばさなくなる改善が行われたことで「いたわり」スキルが必須でなくなった武器種は増加。
ハンター達のスキル選択の幅を広げた。
また、これに関連してG級武器はかなり高性能に仕上がった一品が多くなり、単純火力でも穿龍棍と同等かそれ以上を叩き出せる状況が増加した。
特にG級技巧武器は明言こそされていないがその趣が最も強く、「穿龍棍もいいけどこっちも使ってね!」という運営の意図が読み取れる。
逆に、穿龍棍側は全体的に最大火力が横ばいの武器が多くなり、突出して強すぎると言えるような武器は殆どない。
- スキル面の調整
勿論スキルでも抜かりはなく、調整次第で穿龍棍が圧倒的有利になってしまう可能性のあるスキルには穿龍棍だけ極端に恩恵が低いように設定されている。
G5以降に登場した「巧流」は最たる例であり、他の武器種では回避すると斬れ味が3~12と中々の回復量を発揮するのに穿龍棍だけ2と露骨なまでに低い。
前述した「闘覇」も、空中戦が強い地ノ型ではデメリットばかりが足を引っ張るため有効とは言えない。
- 天ノ型、嵐ノ型の導入
元々この2スタイルの実装は予定にあった事だが、先の「空中戦が強すぎる」という意見を踏まえてどちらも地上戦に重きを置いた戦法が特徴となっている。
当初は「でも空中戦の方が結局強いんでしょ?」と懐疑的に見る声もあったが、蓋を開ければそこにもしっかりメスを入れた調整が行われており、かつ推している特性が弱すぎることもなかった。
それでいて地ノ型の利点を完全に潰している訳ではなく、スタイル間で住み分けが出来ている絶妙な調整は流石というべきか。
これらの調整の数々を経た結果、MHFはこれまでにないほど攻撃力のインフレが発生。
ハメプレイのような効率狩りをせずに正面から素早く倒せるようになったことで、サービス開始以来のさばり続けていた「効率至上主義の効率厨」がほぼ絶滅する事態となった。
かつて効率ゲー・ハメゲーの一端としてレッテル貼りされたMHFは、過去の風評からようやく脱することができたといえる。
ただ、インフレの加速で戦法の単純化も加速した面は否めず、
運営もその後ギミック重視モンスターの実装をはじめとした、ゴリ押しでは簡単に倒せないような対策を行っていく事となった。
尤も、こちらは色々あってプレイヤー達の反発も強かったのだが…それはまた別の話。
余談
メインシリーズでもMH4以降「操虫棍」という武器種が存在するが、あちらと性質は全く異なる。
しかし、自らジャンプしてモンスターを攻撃するという点だけは奇妙な符合を見せている。
その関係なのかは不明だが、一時期はMH4Gでも「G級に上がると穿龍棍が使える」というガセが流れたこともあった。
一方で、MHF的にはその名前を出すこと自体微妙でデリケートな扱いらしく、東京ゲームショウ2015内の公式イベントでゲストプレイヤーが操虫棍の名前を出した時は運営Pらが「NGワードです(苦笑)」と釘を刺す発言をした。
追記・修正は穿龍棍を生産できるようになってからお願いします。
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▷ コメント欄
- モンスターのコンボ力よりもスピーディーな狩りこそ真のハメ対策、はっきり分かんだね -- 名無しさん (2015-07-04 07:26:59)
- バカ強い武器種が出来てしまって、調整を弱体化でなく既存の武器の方を強化することで足並みを揃えた。結果としてプレイヤー側に火力インフレが起きてハメ殺しのようなゲーム性皆無のとにかく早く倒すスタイルが意味を無くした・・・・ってコレオンライン狩ゲーとしては相当にすごいことなのでは? 極端な言い方だがどんな相手でもある程度自分の好きな武器種を持って行けるということだよな? -- 名無しさん (2015-07-04 14:15:05)
- ↑お陰で通常の狩りは武器とスキルさえキチンとしていれば0分針余裕だったり。最も、G級武器やG級防具装飾品をそれなりの数作ろうとするとかなりの連戦数は必要だからかかる時間はそこまで減ってないけどね -- 名無しさん (2015-07-04 16:31:43)
- いろいろと賛否があるかもしれないが、効率厨の絶滅に貢献した事は評価されるべき。 -- 名無しさん (2015-07-04 18:27:41)
- ↑いや全然いなくなって無いよwそもそも火力インフレで単純に殴った方が早くなって特定武器種での組み合わせでの指定募集が減っただけ(募集に時間が掛かるのと手順理解してないの増えた)。代わりに効率棒は棍の募集にしただけで他の武器種に人権を認めて無いし。 -- 名無しさん (2015-07-05 01:14:25)
- 大剣の方がヤヴァイ事になってるのを気付いてる人はあんまいない -- 名無しさん (2015-07-05 08:58:47)
- ↑G1からの再開組だけどイニティ大剣で適当に戦ったシロモノが5分針でビビったわw -- 名無しさん (2015-07-05 12:10:12)
- どっちかって言うとPSO2ってタグにあるけど向こうの武器に例えると何に似てるんや、DB? -- 名無しさん (2015-07-05 17:49:18)
- 地の型なのに空中戦特化とはいったい… -- 名無しさん (2015-07-06 03:40:18)
- ↑2 空中戦が得意なことを踏まえると地の型はあちらで言うツインダガー成分多めのナックルで天の型と嵐の型はナックルだな。ただ天の型の挙動は某神喰い成分が多いけどね -- 名無しさん (2015-07-06 21:40:06)
- ミニスカでも平然と回し蹴りや前転蹴りをぶっぱしまくる女ハンター諸氏もある意味凄い -- 名無しさん (2015-07-12 09:49:10)
- ↑パンツ丸出しで男3人パーティに参加するような人種に何をいまさら -- 名無しさん (2015-07-29 05:59:03)
- ↑高性能なオディバGF脚とヴァイスGX胴&脚を使った組み合わせのことだね。女性だとヴァイスGXの腰とオディバGFの脚がそれぞれベルト・パンツとなりパンツ丸出しルックスに・・・ちなみに男性は胴と腰合わせてロングコートのような外観になり脚もズボン+ブーツになるので普通にかっこよくなる。ヤマクライの実装でオディバが始種防具になるがはたして? -- 名無しさん (2015-08-05 16:00:02)
- ヴァイス脚とオディバ脚をどうやったら組み合わせられるんだ・・・ちょっと過密区で腰なしセミキャロル着てきます -- 13コメの人 (2015-08-05 16:05:43)
- ヴァイスは -- 名無しさん (2016-01-02 11:37:43)
- MHF-Z以降はバランスをぶっ壊した絶対防御と並んで弱体化がされるとのこと。まあモンスターの設計に影響与えまくりだったし仕方ないね -- 名無しさん (2016-11-05 15:18:11)
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