登録日:2015/06/12 Fri 04:05:17
更新日:2024/01/15 Mon 10:32:49NEW!
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mh mhf mhf-g mhf-z モンスターハンター 飛竜種 ディアブロス 火山 ナパーム 暑苦しい 烈種 剛種 g級 フロンティアg 炎属性 干ばつの被害者 モンハン ヴァルサブロス 炎角竜 サボテンジャンキー サボテンコロコロ 決戦場 修造介入項目
サボテン食べろ!!!
『モンスターハンターフロンティアZZ』に登場するモンスター。
概要
中間アップデート『G6.2』で実装された飛竜種。
別名『炎角竜』。
剛種(HR5。旧HR100)とG級(GR1~)の個体が存在し、G級では「烈種」にカテゴライズされている。
ディアブロスとよく似た姿の近縁種であり、見た目は溶岩のごとき深い緋色に染まったディアブロスそのもの。
が、それだけでは終わらず角や背甲、尻尾などから炎が燃え上がっているという異質な身体構造を持つ。
見ているだけで暑苦しさを感じる姿である。
涼しくなりたいの?涼しくなりたい?(クーラードリンク)
一応、尻尾で可燃性の気体を生成しているらしく、体中が炎上できるのはこれが理由と思われる。
見た目から想像できるように、火属性エネルギー…だけでなく龍属性も同時に宿し、複属性「炎属性」を操る。
ヴァルサブロスの祖先はディアブロスと同じく砂漠住まいであったが、ある時大規模な干ばつに見舞われてしまった為、移住を余儀なくされた。
どう考えても砂漠より過酷なはずの火山地帯に身を置いたのは、そこにも大好物のサボテンが生えていたから。
俺だってこの灼熱地獄のところ、サボテンがトゥルルって頑張ってんだよ!
しかもこのサボテン、ただ美味しいだけでなく劇的なパワーアップをもたらしてくれる代物であった。
これに味を占めた結果、自身のパラダァイス★である火山のテリトリーを侵す、特にサボテンを奪う輩を絶対に許さないまでにサボテンへ執着するようになり、現在に至る。
また、このサボテンは全体に鋭い棘が生えており、ヴァルサブロスは平然と食すがハンターが持つと棘が刺さってダメージを受け続けてしまう。
その状態で歩くと地面には血がボタボタと…
しかも、長時間持ち続けると棘が深く刺さってダメージ量が尻上がりに増えていく。
こればかりは傍で頑張れ頑張れできるできる絶対できる!と応援してどうにかなるものではない。
火山地帯に生息しているが、実際に戦うのはアカムトルムでおなじみ決戦場。
だが、本来フィールド中を寸断している溶岩が冷え固まっているため、自由に通行できるようになっている。今度からこれがデフォルトでもいいんですよ?
戦闘概要
烈種クエストは難易度★7固定なので、マイナス900の防御減算に拮抗できるかそれ以上の防御力が必要。
烈種が存在するモンスター共通の特徴として、閃光玉と罠は一切無効。
ブロス種に有効だった音爆弾も当然のように効かないので、これらを持ち込む必要は無いが、
いかんせん暑い決戦場なのでクーラードリンクは必須である。
部位破壊箇所は角と尻尾で、大体ディアブロスと同じ。
しかし尻尾のみ切断条件が残り体力と絡んでおり、どうやら瀕死手前の辺りでしか切断できない模様。
弱点は氷、水属性。
行動面では剛種にしろ烈種にしろ、前述のサボテンに絡んだ生態が強く反映されている。
まず、ハンターがフィールドに侵入すると、中央にはポツンと1本のサボテンが自生。
ヴァルサブロスは戦闘態勢に入るや否や、ハンターをガン無視して一直線にこのサボテンへ突撃し始める。
そして、脚に引っ掛けたサボテンを宙返りで食したのち潜行、飛び出した時には赤色から紫色の炎をまとう形態変化を引き起こす。
もっと!熱くなれよおおおおおおお!!
紫色の炎(以後「紫炎状態」)になってからヴァルサブロスは本領を発揮し、通常の形態(以後「赤炎状態」)では使わなかった攻撃を繰り出すようになり行動パターンが多様化する。
以後、一定時間(割と長い)が経過するまで続き、その後赤炎状態に戻ってサボテンも復活、最初に戻る。
紫炎状態では攻撃力が上がるだけでなく肉質が全体的に硬化し、ハンターの与えるダメージが軽減されてしまう。
それを防ぐために公式で推奨される戦法が「サボテンコロコロ」である。
サボテンコロコロ
ズバリ、ハンターがサボテンを回収し、運んだり転がしたりしつつ一定時間ヴァルサブロスから守りきること。
サボテンの防衛は決して容易ではなく、卵などの運搬物と同類なので移動速度に制限が出る。
また、前述したように鋭いトゲのせいでハンターが所持する間はスリップダメージを受け続けてしまう。
しかも、普通のスリップダメージとは扱いが違うらしく「絶対防御体勢」スキルのオーラを常に割ってしまう効果まである。
ご丁寧にもサボテンを手放すまで再展開されないおまけつき。
ヴァルサブロスも黙って奪われるサボテンを見過ごす訳がなく、突進や潜行で奪い返そうとしてくる。
通常形態での突進のホーミング性能は低く、サボテンを運搬した状態のダッシュでも振り切れる程度には甘い。
目の前においしいサボテンがあるのに食べれない。我慢しなきゃいけない時だってあるんだよ!
しかし、スリップダメージの存在によりどこかで手放さなくてはならない上に、時折地面を穿って時間経過で爆発する実をばら撒き妨害することがある。
(烈種では炎のウェーブを放つ妨害技も新たに加わる)
ちなみに、紫炎状態では実の代わりに瓦礫を飛ばす。
従って、サボテンコロコロの実行には(NPC込みでも)ソロだと成功不可能に近いレベルで厳しい。
というか、NPCはサボテンコロコロしてくれるAIを持ち合わせていないし、赤炎状態のヴァルサブロスはサボテン以外をターゲットにしないので囮としても期待できない。
最低でもサボテンをパスし合うために有人のハンター2人は必要だろう。
上記の困難を乗り越え、約90秒間サボテンを守り通すとヴァルサブロスの炎が消えて弱体化(同時にサボテンも消える)。
赤炎形態に戻るまでの一定時間、かなり弱々しくなってしまい、肉質が柔らかくなってこちらの与ダメージもアップするようになる。
更に、赤炎(紫炎)状態では効果が薄い麻痺・スタンの時間も大幅に伸びるようになるため、一気に大ダメージを与えられる大チャンスでもある。
しかし、途中で一度でもサボテンを奪われた時点で全てが水の泡となるため、野良での難易度は非常に高い。
いや何の意味もないよねぇ~(捕食)
赤炎状態
デフォルトの形態。
行動パターンの種類が非常に少なく、概ねサボテンコロコロで述べた通りの攻撃しか行わない。
強いて言えば潜行のモーションが少し違い、土ぼこりを発生させながら近づき、潜行中や飛び出した時に落とし穴を作る上滞空状態となっているので待ち伏せが通用しにくい所。
地味にランスの範囲ガードを無効化されるのも痛い。
剛種ではこの形態で一斉に畳み掛けてしまえば、ろくにサボテンを食わせず倒すことが可能。
ただし、烈種ではG級独自の仕様である「怯み値の増加」によりハメづらく、紫炎状態の技もたまに使うことがあるため油断は禁物である。
紫炎状態
サボテン食った後の形態。
ここで行動パターンが激増し、ディアブロスとは別物であることをまざまざと思い知らされる。
ディアブロスと同じ行動も、一部は亜種の特異個体基準となっている(例えば咆哮は周辺にダメージが発生する)。
状態移行時は、最初にヴァルサブロスを中心に広範囲へ広がるナパーム攻撃を行う。
エスピナス希少種のそれとは異なり、炎上範囲に隙間がない高速スリップダメージ攻撃。
性質上、スリップダメージの時間は中心部に近いほど長く、遠いほど短くなるので至近距離だと体力150からでもウルトラ上手に焼けたこんがり肉Gと化す。
こう、東からね、熱風がフワァ~~~って(焼死)
しかも、炎上中にヴァルサブロスは次の行動に移れる体勢を整え終えているため、隙が無い。
この攻撃のおかげで火事場スキルを発動させての戦闘はかなり危険であり、発動条件である体力40内だと緊急回避しても中心部では確実に死ぬ。
空中からの強襲、軌道上を炎上させて三角形を描くタックル等、ディアブロスの血筋らしく肉弾攻撃を得意とする。
また、「耐震+1」以上のスキルがないと防げない震動の発生する技がそこそこある。
対象を追尾しながらの3連ホーミング頭突き、尻尾を地面に突き刺す攻撃などがそれで、それ以外にも基本的に地割れが伴う技は耐震スキル必須と考えていい。
とにかく動き回るため、頭部や尻尾をピンポイントで狙うには慣れと打点が高いリーチの武器は必要。
烈種限定の技として、地面に尻尾を突き刺した後、周辺一帯に噴火を引き起こすものがある。
噴火地点は事前に土ぼこりが出るので判別しやすくはあるが、真に脅威なのは噴火に作られる落とし穴。
潜行攻撃で作られる落とし穴もそうだが、これにハンターがはまると一定時間動けなくなり、根性スキルも無効化されてしまうので極力落ちないようにしたい。
武具
武器は剛種~烈種武器まで強化可能。
付与される炎属性の内訳は「火80%+龍80%」で、烈種武器に強化すると防具のスキル枠とは独立して「吸血+1」が発動する。
攻撃時に一定確率で回復するという便利なスキルで、防具だけでは発動難度が高いスキルなので非常にありがたい。
ただし、武器の性能自体は(少なくとも剛種段階では)ありふれた数値なので真価を発揮するのは始種武器となる。
始種武器への強化はヴォージャンの素材が必要。
防具も上に同じ。
剛種防具の段階から稀少なスキル「闘覇」が発動する。
このスキルは攻撃力が1.2倍になるという強力な効果を持つのだが、同時にスタミナが常時減少し続けるという強力なデメリットも抱えている。
つまり、サボテン食ってパワーアップした状態のヴァルサブロスを体現したスキルと言える。
スタミナが0になっても攻撃力は1.2倍のまま。
性質上、武器種によって使い勝手が極端なまでに変わるスキル。
穿龍棍(地の型)などの武器種ではほぼ使えない。
逆に、スタミナ0でも行動の制約が少ない大剣などはデメリットに悩まされにくい。
評価
戦闘ではサボテンコロコロ自体の人気があまり高くない。
理由は単純明快で、「失敗したら逃げ回った時間が全部無駄になる」リスクを負うのが面倒臭いから。
サボテンコロコロを成功させた場合の見返りは確かに大きいのだが、弱体化させるまでに火力要員を2人分失うことに抵抗を感じる声もある。
何より、紫炎状態は言ってしまえば他モンスターの怒り状態に相当する変化に過ぎない。
そのため、当時サボテンコロコロを嫌がるハンター達からは「そういうものだ」と割り切られ、紫炎状態でも強いG級武器でゴリ押す光景が現在に至るまで多く見られた。
この「真っ向から強い武器でゴリ押す」という空気は運営チームとして好ましい事ではなく、マンネリ脱却も込めて新たな狩りの戦法を楽しんでもらうために考え出したのがサボテンコロコロである。
が、その戦法自体が野良PTでの成功率が低い困難な内容であり、結局根本から空気を変えるには至れなかった。
(逆に言えば、作戦を理解していて連携力のある身内PTなら成功率は高く、やる価値はあるという事である)
それと、その一押しされていたサボテンコロコロがそこまで面白くないというのも不評の原因としてある。
ギミックを嫌ってゴリ押し、と言うとプレイヤーの問題のようにも聞こえるが、サボテンを転がすよりモンスターと戦いたいというのは普通の感想だろう。
全体的に、サボテン関連の調整不足感が目立つモンスターとなってしまっている。
後に実装されたヤマクライはこのサボテンコロコロの反省を活かしたと思しきギミックが取り入れられている。
しかしながらそのヤマクライはヴァルサブロス以上に不評であったため、解決できたとは言いがたい。
現在は一定条件化で常時肉質+5を発動するスキル「纏雷」が実装されており、平時の肉質が硬いヴァルサブロス相手には絶大な効果を発揮する。
なので、サボテンコロコロしたくない(できない)けど狩らなくちゃ…という時には纏雷を発動していくといい。
余談
見た目の大きさはごく普通の大型モンスターであるのだが、どういう訳だか内部的にはサイズ設定の無い超大型モンスターという扱いになっている。サボテンの食いすぎで太ったのか
ちなみに、砂漠の干ばつが原因で移住を余儀なくされた同期には始種のグレアドモスがいる。
追記・修正はサボテンコロコロを達成してからお願いします。
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▷ コメント欄
- 所々に修造混ぜてくる作者のセンス、嫌いじゃないわ! -- 名無しさん (2015-06-12 09:31:42)
- やたらと暑苦しい記事 -- 名無しさん (2015-06-12 12:47:08)
- あ、コレ修造なんかwwwあまり元ネタしらんから、作成者の体験談的モノかと… -- 名無しさん (2015-06-13 12:21:18)
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