荒廃の巨王ジェノサイド

ページ名:荒廃の巨王ジェノサイド

登録日:2015/01/13 Tue 21:05:21
更新日:2024/01/12 Fri 10:20:32NEW!
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dm dm-04 dmc-27 デュエル・マスターズ 基本セット 闇文明 デーモン・コマンド レア アンタップキラー 虐殺 龍魂珠被害者の会 コマンド 荒廃の巨王ジェノサイド






我は……破壊する。



我が餓えを満たさんがために。





概要

命あるドクロの叫声が、廃宮の王を呼び覚ます。


荒廃の巨王ジェノサイドとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。


DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲(チャレンジ・オブ・ブラックシャドウ)」にて初収録。レアリティはレア。
DMC-27「コロコロ・ドリーム・パック」などでも再録され、プロモーション・カードにもなっている。


DM-04の背景ストーリーを象徴する対光クリーチャーの一枚。


スペック

荒廃の巨王ジェノサイド R 闇文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド 9000
このクリーチャーは、タップされていない光のクリーチャーを攻撃できる。
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

コスト設定に対して、パワーが9000と高め。
インフレの起きてしまった現在でもコスト設定的にこのパワーは強力で、バトルゾーンに置いているだけでも睨みを利かせられるだろう。


小型~中型の光所持クリーチャーは、ジェノサイド一枚で対応できるだろう。
これで、ジェノサイドで対処できない大型光クリーチャーは、闇お得意の確定除去で倒すことに集中出来る。


全体的に高いパワーなどの代償として、相手プレイヤーを攻撃できない。
しかし、ジェノサイドの役割はシールドを殴ることではないのでそこまで気にならない。


そしてジェノサイドの一番の特徴は、相手のアンタップされている光所持クリーチャーを殴ることができる。


これがなかなか強力で、多くの光文明クリーチャーを文字通り虐殺する。
光文明の小型ブロッカーなどは、ジェノサイドを前にすれば簡単に始末される。


ドラゴン・サーガ環境などの単色推奨環境では、光文明には恐ろしい悪魔である。


聖拳編以降では多色クリーチャーが登場したことにより、ジェノサイドの仕留められる強力な大型クリーチャーも増加した。
《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》やディアボロスZを相打ちという形で葬れる部分は評価できる。


デーモン・コマンドの中では比較的軽い方なので、進化元として働かせるのも良い。
ただし、ライバルのアリエスと比べると綺麗に繋がる進化先にはやや恵まれていないか。
6コストの進化デーモン・コマンドには《悪魔神デスモナーク》がいるが、進化したらパワーが下がるという面もある。
コマンドであるために侵略を持つクリーチャーの侵略元にするという手段もあり、アンタップキラーの性質を活かせばシールドを殴らずに侵略が出来る。


関連カード

相互互換・転生版

黒神龍バグラザード R 闇文明 (5)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 9000
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
このクリーチャーは、タップされていない光のクリーチャーを攻撃できる。

DMC-21で登場した同型再販。


スペックは変更が無いが、種族がドラゴン・ゾンビに変更された。
なので、バグラザードは《チッタ・ペロル》や《コッコ・ルピア》と組み合わせられる強みがある。


ジェノサイドもバグラザードも所持種族は強力種族であるので、使い分けは容易。


ジェノサイド・カイザー P 闇文明 (5)
クリーチャー:ブラック・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 7000
このクリーチャーは光以外のクリーチャーを攻撃できない。
W・ブレイカー

DMD-05で登場したブラック・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン。


エピソードシリーズに入ってまさかのジェノサイドがリメイク。
ライバルのアリエスが転生されない中でちゃっかりしている。


相手プレイヤーへの攻撃は可能になったが、光以外のクリーチャーは攻撃できない。
正直本家と比べると使い勝手が全く違うので、別クリーチャーに近い。


残念ながらデメリットが厳しく、下手すりゃ本家より使われない。
名前負けしていると言われてもしょうがない。こんなんじゃ虐殺になんないよ。


Disオウジェノ UC 闇文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド/ディスタス 9000
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーが攻撃またはブロックした時、バトルゾーンに自分のディスペクターがなければ、その攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。

ディスタスへと改造されてしまったジェノサイド。
パワーやコスト設定は元ネタのまま、S・トリガーのブロッカーとなった。
相手プレイヤーへの攻撃は可能でW・ブレイカーを持つが、攻撃やブロックをした際にディスペクターがいないと自壊してしまうというデメリットがある。


S・トリガーの5コスト闇コマンドなのでドルマゲドン系のデッキとは相性が良い。
デメリットこそあるがパワー設定が高いため、防御網兼打点要員としてもドルマゲドン系の投入コマンド要員候補の中でもスペックは高いと言える。


ライバル

飛翔の精霊アリエス R 光文明 (5)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 9000
このクリーチャーは、タップされていない闇のクリーチャーを攻撃できる。
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

DM-04で収録された対闇文明クリーチャー。


ジェノサイドとは能力はほぼ同じであるが、文明と種族そしてアンタップキラー先の文明が対照的になっている。
フレーバーテキストから読み取るに、背景ストーリーでも激突を繰り広げようとしている。
しかし、アリエスの方が無敵艦隊を引き連れている分、数的に優位に見える。


ちなみに、背景ストーリーでの勝敗は不明。
だが『ジェノサイドが光文明を退却させるのに貢献した』という記述から見るに、ジェノサイドは倒されていないのかもしれない。


死神戦鬼ベル・ヘル・デ・バラン C 闇文明 (5)
クリーチャー:デーモン・コマンド 11000
このクリーチャーは、アンタップされているナイト、サムライ、シノビを攻撃できる。
このクリーチャーが攻撃できる時、自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、このターン、このクリーチャーはアンタップされている進化ではないクリーチャーを攻撃できる。
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

DM-32で登場したデーモン・コマンド。


ジェノサイドと《憤怒の猛将ダイダロス》を合体させたスペックを持つ。
相手のデッキによって活躍できる範囲も変わるので、ジェノサイドとどちらを優先するかは自分のデッキと相談しよう。


光をメタることが必要ならば、ジェノサイドに軍配が上がる。
しかしパワーやスーサイド戦法ができる面を考えると、ベル・ヘル・デ・バランが優先されるか。


補足

  • DM-04とDM-27に収録されているものではフレーバーテキストの三点リーダー(…)の数が異なっている。
    三点リーダーは二つ組み合わせて使うことが多いので、用法としてはDM-27版の方が一般的ではある。
    しかし、正直なところこの細かい変更に気が付かなかったデュエリストも多いのではないだろうか。




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  • デスモナークってある意味死ぬのが役目な面もあるからパワー下がってもいいと思うけどな -- 名無しさん (2015-01-13 21:55:23)
  • タップキルの得意な光に比べて確定除去の得意な闇なのでアリエスより使われにくい印象 -- 名無しさん (2015-01-14 00:54:21)
  • 闇使いなんだが光使いの友達とデュエルした時、コイツとアリエスがバトルゾーンであいまみえた時は妄想がたぎってデュエルどころじゃなかったw -- 名無しさん (2015-03-21 23:03:59)
  • フレーバーテキストが最高にカッコイイ -- 名無しさん (2016-02-19 03:47:34)
  • キングアルカディアス全盛期はこいつで進化元狩りまくったなぁ。 -- 名無しさん (2016-06-28 08:57:13)

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