警視庁刑事部捜査第六課(ダブルブリッド)

ページ名:警視庁刑事部捜査第六課_ダブルブリッド_

登録日:2011/03/25(金) 21:34:54
更新日:2023/08/09 Wed 11:50:07NEW!
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ダブルブリッド 警察 電撃文庫 警視庁 怪の巣窟 刑事部 警視庁刑事部捜査第六課



ダブルブリッド」に登場する甲種指定の怪のみで構成されている警察組織。


主任務は他の警察部署、官公庁の要請を受け出勤し、その事態をすみやかに解決すること。具体的な要請は――



ない。



「人間の事件を怪なんかに任せておけない」という理由により、要請は刑事部→参事官→特遺生物管理委員会と経由するうちに消えてしまう。何のために作ったんだ……
強いて言うなら知性のある怪を制御下に置いていることの顕示と、人間では手に負えないような怪の事件を押し付けるためといったところか。


三年前の高橋幸児の事件を境に片倉優樹以外の全員が辞職したが、部署内部には彼らの私物がまだ散乱している。ハリセンとか。



◆旧職員、および関係者



  • 大田真章(おおた さねあき)

二巻から登場。
猛禽を思わせる鋭い目付きと丸メガネが特徴的な男。自らを傍観者と語る。
その正体はペルシャの霊鳥シームルグで、二千年以上の月日を生き、膨大な知識を身に付けている。
話が長く、多いときは5、6ページぐらい埋まる。
主食レベルでピーナッツが好物。鍋の時は野菜ばかり食べていたが、後述の鍋大将は見逃した模様。


  • 相川虎司(あいかわ とらじ)

三巻から登場。
背が低く三白眼なのが特徴。
19歳だが、人としての外見の成長が普通の人間と合わないためかまだ高校生をやっている。
大食漢で、レストラン等で「出されたものは食器以外は全部食う」らしい。
正体は大陸生まれの巨大な黒虎。東シナ海を横断してきた。
色々とセンスがひどい。
リア獣。



  • 帆村夏純(ほむら かすみ)

五巻から登場。
艶やかな長い黒髪と見栄えのよい体系、そしてそれらを台無しにするベルトポーチに球団帽子が特徴的な女性。
好きなものはタバコと賭事だが、実年齢は11歳で性格も年相応に幼い。
あらゆる面で優樹とは正反対な人物だが、一番優樹になついている。
正体は火蜥蜴。そのため水に弱い。



  • 八牧巌(やまき いわお)

六巻から登場。
2メートルを超える長身に全身を覆う剛毛など、本作に登場する甲種でも特に人間ばなれした外見をしている。
意外にも料理が得意であり、食に関する知識では六課でも群を抜く。特に鍋に関しては当人もこだわりがあるのか、鍋奉行ならぬ鍋大将と化す。
鍋大将には誰も逆らうことは無いため、鍋を囲んでいる時がある意味一番まとまっている。
正体は巨大な熊。人間嫌いで昔は山神と畏怖されていた。



  • 未知(みち)

七巻から登場。
八牧に「非常食」としてつれてこられた人間の幼女。
親から虐待を受けていたらしく、当初はボロボロで喋ることができなかった。
「未知」とは本名ではなく、八牧が「道端で拾ったから、みち」と言ったのを、優樹が「未だ知らない」と当て字したもの。優樹がいなければ「小さいから、ちび」もしくは「はげてるから、はげ」になっていた。



  • カナさん

漫画版のみに登場する短髪の女性。
優樹から「カナさん」と呼ばれていただけで、怪であるということ以外は一切不明である。



  • 空木(うつろぎ)

三巻から登場。
正確には少し違う立場だが、一応記載する。
大田よりも長い年月を生きている怪。しかし普段は「隔離」と呼ばれる能力を使って姿を隠しているため、その存在は限られた人物にしか知られていない。
童顔で血色は悪く、性別は不明。空木というのも本名ではない。また右腕がなく、動作もトロくろくに喋ることもできない。
明らかに弱そうなのだが、作中でも最強クラスの怪が「俺なら勝てるだろうが、東京が死ぬ覚悟をせんとな……」と発言している。詳しくは不明だが、腕があった頃からすると今は「脱け殻」と言われるような状態。正体は木だと思われる。






追記・修正は大田の長話に最後まで付き合ってからお願いします。


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