ノーブル・エンフォーサー

ページ名:ノーブル_エンフォーサー

登録日:2014/09/14 Sun 11:40:39
更新日:2023/12/21 Thu 10:54:33NEW!
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dm dm-16 dmc-42 dmx-01 dmx-14 プロモーション・カード デュエル・マスターズ 転生編 ロック 水文明 アンブロッカブル クロスギア デュエル・マスターズ プレイス ノーブル・エンフォーサー 速攻封じ マリエル・エンフォーサー






弱者がどれだけ結集したとしても、支配者の威光には逆らえない。





概要

ノーブル・エンフォーサーとは、デュエル・マスターズクロスギアである。
DM-16「転生編 第3弾 魔導黙示録(オリジン・オブ・パーフェクト・ギア)」にて初収録。レアリティはレア。


◾DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」
◾DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」
◾DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」
◾DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」


などにも再録されており、プロモーション・カードにもなった。


クロスした時とクロスしていない時で、効果が変わるDM-16のクロスギアサイクルのカード。
今なお使用率の高い、DM-16が生み出した名クロスギアである。


スペック

ノーブル・エンフォーサー R 水文明 (4)
クロスギア
これをクロスしたクリーチャーは、パワー2000以下のクリーチャーに攻撃またはブロックされない。
このカードがどのクリーチャーにもクロスされていない時、パワー2000以下のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。

クロスした場合、クロスしたクリーチャーは、2000以下のクリーチャーのブロックや攻撃が通用しなくなる。
相手が小型ブロッカーを並べるデッキなどでは非常に強い効果を持ち、序盤に使えば自分の攻撃を積極的に行うことができるだろう。


しかし、このクロスギアの能力はそれだけではない。
ノーブル・エンフォーサーは、クロスされていない時でも能力を発揮できる。


このクロスギアがクロスされていない場合は、敵味方問わず2000以下のクリーチャーは攻撃やブロックが出来なくなる
ノーブル・エンフォーサーのメインとして使われる能力はこちらの方だろう。


この能力は速攻デッキの序盤の動きを完全に封じ込めてしまい、非常に強烈。
パンプアップやクロスギア除去が乏しいデッキには良く刺さり、このカード1枚で動きが完全にロックされる事態も起きる。


特に闇文明中心のデッキは強力なカード指定除去が比較的少ないため、苦戦を強いられることは間違いない。
闇が擁する専用能力であるスレイヤーはパワーが低いカードが多いので、スレイヤー対策として投入されることもある。
ちなみに、実は闇文明に属する強力なドラゴン《零龍》はパワー0という異例のスペック故にノーブル・エンフォーサーのロックの対象に出来る。零龍が使われている環境であればこの事実を頭に入れておくと良いかもしれない。


この能力にパワー低下を絡めれば、行動を禁止させられるクリーチャーの範囲を広くすることができる。
ローズ・キャッスル》など組み合わせると、マナカーブ的にも相性が良いだろう。


また、パワー3000以上のクリーチャーの攻撃を不能にする《予言者マリエル》と能力は抜群。
パワー2500のクリーチャーしか攻撃が不可能となってしまう。
この組み合わせは、かつてコンボデッキや除去コントロールなどの時間稼ぎとして良く使われていた。
現在はマリエルの殿堂入りにより、コンボの難易度は格段に上がったが。


欠点としては非クロス時の効果は自分のクリーチャーにも適用されてしまう。
「相手の~」という前置きがないテキストであることは割と忘れられがちなので、自分の小型クリーチャーの扱いには注意しておこう。
このカードが投入されるデッキにブロッカーを投入する場合は、2000以下のパワーのクリーチャーは避けた方が無難か。


このように、小型クリーチャーを殆ど封じ込めてしまうノーブル・エンフォーサー。
全体的にパワーの低いデッキや速攻デッキは、この一枚で動きを完全に制限されることは多い。
登場当時はクロスギア除去カードがあまり多くは無かったことから対処も難しく、驚異的な場に対するロック能力を誇った。


クロスギアというギミック自体があまり高い評価を得られなかったことに反し、ノーブル・エンフォーサーに関しては環境でも定期的に存在感を見せるなど使用率が高かった。
そのため、クロスギアの数少ない成功例のカードとして名前を挙げられることも少なくない。
水文明を投入するコントロールデッキには投入を検討しても良い一枚。


相性の良いカード

予言者マリエル R 光文明 (4)
クリーチャー:ライトブリンガー 1000
パワー3000以上のクリーチャーは攻撃できない。(パワー3000未満のクリーチャーが、攻撃中にパワーが追加された場合、攻撃することができる)

DM-08で登場したライトブリンガー
強力な大型クリーチャーを事実上のロック状態にする。


エンフォーサーと組み合わせると、殆どのクリーチャーの動きをロックできる。
DMでもトップレベルの強力なロックコンボであり、かつては多くのコントロールデッキで採用された組み合わせである。


現在はマリエルが殿堂入りしたため、発動の難易度は上がってしまった。
しかし、現在でも決まれば強力なことに変わりは無い。


ローズ・キャッスル UC 闇文明 (3)
バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは-1000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)

DM-30で登場した闇の
相手クリーチャーのパワーを恒久的に-1000する。


エンフォーサーと組み合わせれば、一枚で相手の3000以下のクリーチャーは封じることができる。
色が合うならば、両カードともデッキに投入しておきたい。


蒼狼(せいろう)の始祖アマテラス R 水文明 (6)
クリーチャー:ナイト/サムライ/オリジン 5000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、次のうちいずれかひとつを選んでもよい。
►自分の山札を見る。その中からコストが4以下の呪文を1枚選び、山札をシャッフルしてからその呪文をコストを支払わずに唱える。
►自分の山札を見る。その中からコストが4以下のクロスギアを1枚選び、山札をシャッフルしてからそのクロスギアをコストを支払わずにジェネレートする。

DM-31で登場した水のナイト/サムライ/オリジン
コスト4以下の呪文かクロスギアを山札から持ってきて即使用できる強力なcip能力を持つ。


エンフォーサーも踏み倒すことが可能。
相手が、大量の小型クリーチャーで攻勢に転じた場合には、アマテラスでエンフォーサーを出してみよう…まあプレミアム殿堂だから今はほぼ不可能だが。


派生カード

光器ノーブル・アデル R 光文明 (7)
クリーチャー:メカ・デル・ソル/エイリアン 2500
S・トリガー
このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーは攻撃できない。

DMR-05で登場した光のメカ・デル・ソル/エイリアン。クリーチャー化(エイリアン化)したエンフォーサー。
こいつよりパワーの小さいクリーチャーの攻撃を封じる常在型能力を持ったS・トリガー。


こちらはパンプアップによって大型のクリーチャーの攻撃をも封じる可能性を秘めている。
だが、除去のされにくさやコスト面では、従来のエンフォーサーの方が有利。


次元のノーブル・エンフォーサー R 水文明 (4)
サイキック・クロスギア
クロスギア
これをクロスしたクリーチャーは、パワー2000以下のクリーチャーに攻撃またはブロックされない。
このカードがどのクリーチャーにもクロスされてない時、パワー2000以下のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
裏面⇒《次元のイモータル・ブレード》

サイキック・クロスギアとしてリメイクされたノーブル・エンフォーサー。裏面は《イモータル・ブレード》のサイキック版。
性能面では特に本家と変化はないが、両面がクロスギアのタイプのサイキック・クロスギア故に出す手段は現状余り多くない。
踏み倒しが前提のサイキック・クロスギア故に水文明が入っていないデッキでも使えるが、安易に水の入っていないデッキにこのカードを投入してしまうと、非クロス時のロックをクロスによって解除したい状況でも不可能というパターンが起きる可能性がある。
そのため、水を素直に投入するか《ボルベルグ・龍覇・ドラゴン》などのクロス時のコストを無視するカードを入れた方が安全だろう。


デュエル・マスターズ プレイス

ノーブル・エンフォーサー R 水文明 (4)
クロスギア
クロス[水(1)]
このカードがどのクリーチャーにもクロスされていない時、パワー2000以下のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
これをクロスしたクリーチャーは、パワー2000以下のクリーチャーに攻撃またはブロックされない。

DMPP-12「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」にて収録。
クロスギアの仕様が変更されている都合から、こちらはクロス用のコストが1となっているためにTCG版よりも使いやすい。
TCG版よりはクロス時効果を使う状況は増えるだろうが、こちらでもやはりメインは小型クリーチャーのロックとなる。


補足

漫画「フラッシュ」でハヤテが使用。《予言者マリエル》にクロスした。
まさかのマリエル・エンフォーサーである。


漫画「SX」ではハプニングが勝舞戦で使用。《スピア・ルピア》をロックしてしまった。


漫画「覇王伝ガチ!!」では獅子王が大虎戦で使用。大虎のウィニーを足止めした。
劇中ではこの能力により《ダンディ・ナスオ》《死神術士デスマーチ》が石になったという描写がされている。
なお、ジェネレート時の獅子王が言うには「うるさい小バエはだまっといてもらおうか!!」とのこと。






うるさい間違いは(追記・修正で)だまっといてもらおうか!!


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  • 最初の部分行間開けすぎじゃない? -- 名無しさん (2014-09-14 23:55:15)
  • クロスされてない場合、相手の2000以下じゃなくて全体。あと無色メインならこれは苦にもならないのでは?w -- 名無しさん (2014-09-15 10:30:27)
  • 上位種のジュダイオウは除去されにくさも変わらず相手だけにP4000以下のロックをかけられるけどコストの重さがネック…… -- 名無しさん (2015-10-20 15:39:32)

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