登録日:2014/07/25 Fri 20:02:01
更新日:2023/12/19 Tue 11:15:23NEW!
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dm dm種族項目 デュエル・マスターズ ルナティック・エンペラー 究極進化 進化 神化編 進化クリーチャー デュエマ 種族
月の輝きが怒りで満ちる時、赤き炎が世界を覆わす。
ルナティック・エンペラーはデュエル・マスターズの種族の一つである。
概要
神化編で初登場した種族。時折特殊種族の扱いを受けることもあるが、基本的に全てのクリーチャーが「究極進化」するギミック種族の一つと考えられている。
究極進化とは、進化したクリーチャーの上に重ねることによって行われる進化であり、召喚までのハードルは高いものの大半は強い能力を披露してくれる。…大半は。
他の種族を必ず一つは併せ持っていることも特徴。
設定上「オリジン」の襲来に対して、その侵略に対する怒りから進化したクリーチャーとされる。だが見た目は禍々しいものも多い。というか、それぞれが設定上「天災」をモチーフにしているらしい。設定上だと正義のはずなのに、全然正義に見えない。これは後のアウトレイジにも言えるが。
命名法則は「神羅~・ムーン」。ただしロマノフとNEXはムーンの位置を置き換えている。
種族名の「ルナティック」は「月の~」という意味と「狂気の~」という意味がある。後者の意味はアニヲタwikiだと、「巫女が出て倒すゲーム」というマッポーの弾幕シューティングを知っている人も多いので、あの最高難易度がルナティックだったよねと説明すればわかっていただけると思う。ここではダブルミーニングと見ていいだろう。名前にはムーンが付いているし、一方でモチーフは上述の通り天災だし。《蒼ざめた月/Pale Moon》?何のことだい?
後にこいつらにスペックで勝つ通常クリーチャーや通常進化クリーチャーが登場したのは興味深い。
一覧
- 《白騎士の神羅エターナル・ムーン》
- 《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》
- 《神羅カリビアン・ムーン》
- 《神羅ケンジ・キングダム》
- 《神羅サンシャイン・NEX》
- 《神羅サンダー・ムーン》
- 《神羅スカル・ムーン》
- 《神羅スパイラル・ムーン》
- 《神羅ダークネス・ロマノフ》
- 《神羅トルネード・ムーン》
- 《神羅ドラグ・ムーン》
- 《神羅パンゲア・ムーン》
- 《神羅ビクトリーメテオ・ムーン》
- 《神羅ブリザード・ムーン》
- 《神羅ヘルゲート・ムーン》
- 《神羅マグマ・ムーン》
- 《神羅ライジング・NEX》
上記の内プレミアム・キリコ・ムーンはエピソードシリーズのブラック・ボックス・パックで初登場した。狂気の闇鍋にプレ殿からの復帰なのである意味で天災ではある。
代表的なクリーチャー
神羅ドラグ・ムーン 火文明 (7) |
進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/アーマード・ドラゴン 15000 |
究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。 |
このクリーチャーが攻撃する時、パワー6000以下の相手のクリーチャーを2体まで破壊する。 |
T・ブレイカー |
正義のアーマード・ドラゴンということでわかっていただけると思うが、勝舞の切り札になったことのあるクリーチャーである。
非常に使いやすいカードで、攻撃時に相手のクリーチャーを2体どけながら暴れまわってくれる。
ただしコストが7なので、うかうかしているとコスト6前後でP6000を超えるクリーチャーを展開されかねないことには注意。サポートを充実させ、できるだけ早く出したい。その都合上まことに皮肉ながら軽量かつ進化元を多文明に分散できるオリジンと都合がいい(こいつに限らず大抵のルナティック・エンペラーはそうなのだが)。
その特性上しばしば《偽りの王 ヴォルフガング》や《真実の王 ヴィヴァルディ》と比較されやすい。
神羅スカル・ムーン 闇文明 (8) |
進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/ダークロード 12000 |
究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが破壊される時、かわりに相手のクリーチャーを1体破壊してもよい。 |
破壊置換効果で自身ではなく相手のクリーチャーを身代わりにできる、ちょっとずるいクリーチャー。
しかも置換効果が連鎖しないデュエル・マスターズでは、あのPGを討ち取れてしまう。
種族自体はデーモン・コマンドよりは不遇のダークロードだが、それでもロマノフを中心にそれなりに数はあり、バルクライ王などのサポートもないことはない。
またそういったサポートを期待しなくても割と使えるクリーチャーである。豪快さはないが堅実なクリーチャーといえるだろう。
神羅サンシャイン・NEX 火文明 (5) |
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ルナティック・エンペラー/サムライ 11000 |
究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにクリーチャーではないカードを1枚、手札から捨ててもよい。 |
究極進化ながら軽量かつアンコモン。どちらかというと究極進化したときのスペックは地味。進化元やマナコストにもよるが《超熱血 フルボコ・ドナックル》のほうが運用しやすいかもしれない。
だがこのクリーチャーは、基本的に各種ルナーズ・サンガイザーと組み合わせることが基本という感じもする。
少なくともルナーズ・サンガイザーの「究極進化を種にする」という進化方法には、あまり重い究極進化クリーチャーは相応しくないため、このクリーチャーを種にするのは考えられる選択肢である。
神羅ライジング・NEX 火文明 (6) |
進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/アーマード・ドラゴン 13000 |
究極進化-自分の進化アーマード・ドラゴンまたは進化ファイアー・バード1体の上に置く。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選んで破壊する。 |
ゴッドスレイヤー(このクリーチャーがゴッドとバトルする時、バトルの後、そのゴッドを破壊する) |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが破壊された時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選んで破壊する。その後、自分のパワーが一番小さいクリーチャーを1体破壊する。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。 |
テキストが長いが、「CIPでパワーの低いクリーチャーを1体破壊」と「PIGでCIP効果を今度は自分と相手で両方行った後に、非進化ドラゴンを1体リアニメイト」の2点が主な効果。
場に出して即座に破壊されたとしても「CIPとPIGで相手の場を2体破壊して自分の場のパワーの低いカードを墓地の任意の非進化ドラゴンと入れ替える」最低限の仕事はこなせる。
ゴッドスレイヤーは身も蓋もない言い方をすれば劣化版スレイヤーでおまけ程度の効果だが、本体のパワーの大きさからパワーで上回ればリンクしているゴッドを2枚破壊することも狙える。
映画『黒月の神帝』にて神帝への対抗策として登場したカードで、CIP&ゴッドスレイヤー&PIGの3つの効果で神帝を神帝スヴァ1枚にまで追い詰める活躍を見せ、ボルシャック・クロス・NEXへと繋げて勝利を掴み取った。
白騎士の神羅エターナル・ムーン 光文明 (8) |
進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/エンジェル・コマンド 11000 |
究極進化-自分の光の進化クリーチャー1体の上に置く。 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがタップされていて、自分のシールドが1枚もない時、自分はクリーチャーの攻撃を受けない。 |
進化元を何故制限した。
もちろんこんなん採用するなら多分光は入ってるだろうし、光の進化元もないわけではないが、しかし究極進化は縛らないほうがやりやすいのは明白である。
縛っているのはライジング・NEXも同じだが、あちらは進化元が進化アーマード・ドラゴンまたは進化ファイアー・バードの指定である。いずれもサポートが多い種族であることを踏まえてもこちらほどの難易度ではない上、あちらは縛った分だけの強さを発揮してくれている。
こちらは白騎士のサポートこそ受けられるが、素のスペックはぶっちゃけ準バニラに近いこいつをどうしろというのだろうか。
おまけにそのスペックが《白騎士スパーク》や《白騎士の開眼者ウッズ》と相性が悪いときている。
追い打ちを掛けるように、文明こそ異なるがほぼ上位互換の《十弐制覇 鬼「王者」》が登場。もうどうしようもない。
ある意味、七英雄よりも酷いカード。と言うか人によっては(ほぼイーサン信奉者だが)「イーサンさんは使いこなせないお前が悪いのだ。こいつこそが七英雄に相応しい」と言い出す始末。というか実際みんながそう思ってる。
真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン 水文明 (8) |
進化クリーチャー:サイバーロード/アンノウン/ルナティック・エンペラー 13000 |
究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーをすべて数え、好きな順序で山札の一番下に置く。その後、その数の進化ではないクリーチャーが出るまで、自分の山札の上からカードをすべてのプレイヤーに見せる。そのクリーチャーをすべてバトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。 |
T・ブレイカー |
かの凶悪な《エンペラー・キリコ》のリメイク。
キリコの強みであるはずの重いクリーチャーの展開とイマイチ噛み合ってないために強さが抑え気味になっているクリーチャー。一部では産廃扱いされているが、割とうまく組んでやれば強いことは強い。
名前はアンノウンとルナティック・エンペラーの両方を見事に満たしているなどかなり旨いネーミングセンスである。
なお、元々のキリコはルナティック・エンペラーと敵であるオリジンのクリーチャーであった。だが上記のようにルナティック・エンペラーとオリジンの相性が高いことから、あまり違和感のないリメイクであったりもする。
神羅ケンジ・キングダム P 闇/自然文明 (4) |
進化クリーチャー:デーモン・コマンド/ドリームメイト/ルナティック・エンペラー 6000 |
このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。 |
究極進化:進化クリーチャー1体の上に置く。 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、その3枚の中からクリーチャーを1体出す。 |
英雄戦略パーフェクト20で登場した新規ルナティック・エンペラー。
4マナゆえにパワーこそ控えめだが能力は山札の上3枚を墓地に置いてからの制限無しの踏み倒しと強力。
進化クリーチャーを出してもよいため、同パックの《超神羅ギュンター・ペガサス》に繋ぐデザイン。
墓地からも召喚できるため、《死神術士デスマーチ》のための墓地肥やしで落ちても無駄にならない。
デュエル・マスターズ プレイス
プレイスでも「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」で火を除く初期の究極進化サイクルとライジング・NEXが実装。ドラグ・ムーンは犠牲になったのだ、主人公の使用カード…その犠牲にな次の弾で無事実装されました。
紙での究極進化がシステム上使いにくかったことから、オリジナルカードのルナティックと統合する形で実装。ルナティックの命名規則は「羅月~」であり、普通の進化クリーチャーであるこちらが持つルナティック進化によって神羅に進化するか、最初から神羅として出すかを選べるようになっている。
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▷ コメント欄
- ヴィヴァルディ好きねえ。エターナル・ムーンは誰かしらと入れ替わりで七英雄にカウントされてるのをたまに見かける -- 名無しさん (2014-07-25 20:10:47)
- エターナルはザウルピオという完全上位が出たからなー…どうしようもねえ -- 名無しさん (2014-07-25 20:43:19)
- スカル・ムーンはオルゼギアと組み合わせると一気に三体消せるし、ライオス系とも相性がいい -- 名無しさん (2014-07-25 20:55:55)
- スカルムーンは邪魂創生とも相性いいよね -- 名無しさん (2014-07-25 23:04:08)
- ヘルゲートと江沢を組み合わせるロマンコンボを考えたのは俺だけで無いはず -- 名無しさん (2014-07-26 00:30:05)
- 代表と言いつつ微妙なのばかりが… -- 名無しさん (2014-07-27 11:25:41)
- ライジング・NEXは紹介すべきでは? -- 名無しさん (2014-09-21 19:58:14)
- 最新段で出た共倒れの刃もスカルムーンと相性がいい。 -- 名無しさん (2015-04-09 22:58:57)
- DMPP-12でハブられたドラグ・ムーンくんに合掌 -- 名無しさん (2022-01-22 16:30:52)
- ドラグムーンのシンゴジラ感、初代ゴジラっぽいいで立ち好きですボルベルグに次ぐ切り札でした -- 名無しさん (2022-11-02 16:57:03)
- ドラグムーンとボルベルグが推しです -- 名無しさん (2022-11-02 16:57:34)
- ボルベルグに次ぐ俺の切り札 -- 名無しさん (2022-11-03 11:32:04)
- バジュラ、ドラグ、ボルベルグが好き -- 名無しさん (2022-11-03 11:32:27)
- アニメに出た時がかっこよかった -- 名無しさん (2022-11-03 11:32:54)
- ドラグムーンは6000のクリーチャーをなぎ倒し止めを刺す切り札感から俺の好きなファイナルゴジラを思い出すので大好きな切り札でした -- 名無しさん (2023-01-07 21:11:46)
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