ワールド・プレミアカード(遊戯王OCG)

ページ名:ワールド_プレミアカード_遊戯王OCG_

登録日:2014/07/19 Sat 01:11:15
更新日:2023/12/18 Mon 14:00:34NEW!
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ワールド・プレミアカードとは、遊戯王オフィシャルカードゲームのレギュラーパックにおける特定の国での先行登場カードの事である。
基本的に単に「ワールド・プレミアカード」と言えば、日本版の「ワールド・プレミア日本版カード」を指す。


LEGACY OF THE VALIANT以降ディメンション・オブ・カオスまでのパックに登場。枚数はLVAL・DOCSは5種類、それ以外のパックは10種類である。


カードナンバーJP081以降のカードがこれに該当する。
日本以外の国のパックでは、001~080は日本版と同じであるが、081以降は別のカードが収録される。
表記は店頭ポスターで「ワールド・プレミアカード」となっているが、点を抜いて「ワールドプレミア」、略して「WP」等とも表記される。


海外版(遊戯王TCG)では以前から同様の枠があり、
カードナンバー000と081~089が海外初登場カード、091~099が日本で登場済みの海外未登場カードとなっている。
また、韓国版遊戯王OCGでもLVAL以降にワールド・プレミアカードが登場している(枚数はいずれの弾も5種類)。
これらの海外初登場カードは、日本では主にEXTRA PACKシリーズで登場している。


WP登場当初は、当時放映中だったアニメ遊戯王ZEXALの登場キャラクターが使ったテーマに関するカードが多く収録されている。
他のアニメシリーズでは、アニメキャラのテーマにもOCGオリジナルとなるカードが収録されているが、ZEXALでは長らく収録されてこなかった。
ワールド・プレミアカードは、そういったカードを補完する形にもなっている。


高性能なカードも多く、アニメキャラクターのデッキを実戦クラスにまで引き上げたり、環境に大きな影響を及ぼす事も多い。


海外と違い紙面や公式ツイッターなどでも全く情報が出ないので、フラゲで初めて何が収録されているかが判明する。


以下、ワールド・プレミア日本版カードを中心とした各弾のWPの解説。


LEGACY OF THE VALIANT

ワールド・プレミアカードが初登場。
IIIトロンに関連したカードを収録。
特に先史遺産ネブラ・ディスクは強力で、準制限カードに指定された。

  • LVAL-JP081 《先史遺産オーパーツネブラ・ディスク》

 高打点とサーチ効果、更には自己再生能力まで持った優秀な円盤。
 先史遺産がとれる戦略の幅を広げ、当時の征竜と戦えるまでに強化した。


  • LVAL-JP082 《No.36 先史遺産-超機関フォーク=ヒューク》

 誘発即時効果で相手の攻撃力を0にできる。
 これの登場によって先史遺産はカテゴリ内だけでマシュ=マックの効果を有効活用出来るようになった。
 投石機?なにそれ?


  • LVAL-JP083 《紋章獣アンフィスバエナ》

 他のカードの力を足りない展開が苦手だった紋章において、自己特殊召喚能力は有り難い。
 また墓地発動も多いカテゴリであるため、能動的に墓地を肥やせると言うのも嬉しい。


  • LVAL-JP084 《No.18 紋章祖プレイン・コート》 Rare

 同名モンスターの展開を阻害する能力は紋章のエクシーズメタ性能に磨きをかけた。
 墓地へ送られた時デッキの紋章獣を墓地に送る効果も有り難い。


  • LVAL-JP085 《昇華する紋章オーグメント・メダリオン

 紋章の切り札たるサイキック族エクシーズを魔法・罠から守り、紋章魔法・罠のサーチを行うフィールド。
 ただし対象に取れなくなるのでRUMとの兼ね合いは悪いのに注意。
 ところでこの絵のどこにフィールド要素が……?


PRIMAL ORIGIN

ワールド・プレミアカードが10種類に倍増。
遊馬カイトミザエルアリトに関連したカードを収録。
前弾のワールド・プレミアカードはレアまたはノーマルのみだったが、今回はスーパーレアのものも収録されるようになっている。
銀河眼の光子竜No.107 銀河眼の時空竜の必殺技名を冠したカードも登場している。

  • PRIO-JP081 《ガガガシスター》

 ガガガ魔法・罠をサーチして来て、タンホイザーゲートも内蔵したガガガの妹。
 1枚でエクシーズが可能となり、自力では並べにくいというガガガの欠点を見事に補った。
 ガールと並べればマシュ=マックに繋げてコンボが狙えるレベルなのも良い。


  • PRIO-JP082 《No.55 ゴゴゴゴライアス》

 まさかのゴゴゴのナンバーズ。
 素材縛りが無いレベル4モンスター2体で出せるエクシーズモンスターで墓地から地属性・岩石族・レベル4モンスターを回収できる。
 ゴゴゴゴーレム-GFゴールデンフォームをサルベージ出来、そのままリリースすれば攻撃力は4800にもなる。


  • PRIO-JP083 《ドドドドロー》

 ドドドを切ることで2枚ドロー出来る優秀なドドドのドローソース。
 オノマト連携の効果上ガガガやゴゴゴでもドドドを投入する事はあったため、そちらに入れたドドドも有効活用出来る。


  • PRIO-JP084 《銀河眼の雲篭ギャラクシーアイズ・クラウドラゴン

 自分をリリースする事で手札・墓地から銀河眼を呼び出せる銀河眼の雛。
 レベル1なのでワン・フォーワンでリクルートしたり金華猫きんかびょうで釣り上げることも出来る。
 【ギャラクシー】においてますます銀河眼の過労死っぷりに磨きがかかった。


  • PRIO-JP085 《銀河戦士ギャラクシー・ソルジャー

 手札の光属性を切るという簡単な条件で特殊召喚出来、更に特殊召喚時に銀河をサーチ出来る。
 こいつで銀河眼の光子竜ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴンを捨てて銀河騎士ギャラクシー・ナイトをサーチすることで、即座ランク8に繋げられる。
 ちなみに名前は戦士なのに何故か機械族。サイバー流に出張したりする事もある。
 スーパーレアで同名サーチが可能な為、高価。


  • PRIO-JP086 《破滅のフォトン・ストリーム》

 銀河眼ギャラクシーアイズがいる時に発動出来る必殺技カード。破壊ではない、除外してもらう!が出来るのが魅力。
 光子竜本人であれば相手ターンだろうと構わず発動できる、光子竜&セットカードでかなりのインパクト。
 また、発動条件は「ギャラクシーアイズ」がいる事なので、光子竜フォトン・ドラゴンでも時空竜タキオン・ドラゴンでも、それどころか上記の雲篭クラウドラゴンでも撃てる。
 はめちゅのふぉとん・すとりーむ!


  • PRIO-JP087 《タキオン・トランスミグレイション》

 銀河眼がいる時に発動出来る万能カウンター。しかもそれがタキオンならば手札から許可しない!が出来る。
 破壊ではなくデッキと言う過去に戻すため、同弾で出たアーティファクトの神智に強いと言うのもベネ。
 破滅のフォトン・ストリーム同様、「ギャラクシーアイズ」ならどのドラゴンがいても使える。
 たきおん・とらんちゅ・みぐれいしょん!


  • PRIO-JP088 《BKバーニングナックラー シャドー》

 BKエクシーズモンスターの素材を取り除いて、自身を特殊召喚出来る。
 BKのエースであるリードブローの強化を行いつつ展開出来ると言うのは嬉しい。


  • PRIO-JP089 《No.79 BK 新星のカイザー》

 破壊された時X素材分BKを蘇生出来る効果は後続が確保出来て有り難く、セスタスにも繋ぎやすい。
 自力でORUを増やせるので《C Xカオスエクシーズ 冀望皇バリアン》を出す下準備にも便利。


  • PRIO-JP090 《ジョルト・カウンター》

 バトルフェイズ中に発動した相手の効果の発動を無効にして破壊するカウンター。


韓国版では、強力な効果を持つ融合モンスター旧神ノーデンが登場している。


THE DUELIST ADVENT

この弾より遊戯王ARC-Vオフィシャルカードゲームとなったが、ワールド・プレミアでは前作ZEXALの関連カードが引き続き登場。
ゴーシュドルベ、遊馬、トロン一家に関連したカードを収録。
加えて、効果の面では使用カードとの直接の関連性は無いものの、明らかにカイトを意識したナンバーズハンターも収録されている。
No.86 H-C ロンゴミアントが、ワールド・プレミア初となるウルトラレアカードとして収録されている。
使いやすく強力なH・C 強襲のハルベルトは、多くのデッキに用いられるようになった。
新たに登場した光天使の光天使セプターと光天使スローネは、
登場後ソウル・チャージが来日した辺りから注目されるようになり、WCS2014日本代表のデッキにまで投入された。
むしろ殆どのデッキに入れられるほど環境を支配していた。

 項目参照。とても便利。
 便利過ぎて専ら出張要員。


  • DUEA-JP082 《ヒロイックチャレンジャー サウザンド・ブレード》

 ダメージを受けた時に蘇る効果は返しに便利で、B Fブラックフェザーのゼピュロスとの相性は抜群。
 上記のハルベルトからのサーチ要員として1枚刺しておくのも悪くない。
 後に、緩い条件で自己再生して直後にダメージを受ける《Emエンタメイジトリック・クラウン》との相性のよさから、「クラウンブレード」なる出張コンビのパーツとなる。


  • DUEA-JP083 《光天使セプター》
  • DUEA-JP084 《光天使スケール》
  • DUEA-JP085 《光天使スローネ》

 纏めて光天使ホーリー・ライトニングを参照。
 まさか来るとは思わなかった光天使救済に全国のドルベはブックス!した。
 …が出張セプタースローネは出張セットとして大暴れし過ぎた為スローネが後に制限送りになった。


 このイケメンは一体誰なんだろうねハルトオオオオオオ!


 項目参照。ゼアルが終わっても今後もNo.が出続ける事を示した希望のカード。
 H-Cだけではなく魔改造を食らって微妙と化したあるカードをも救った冀望の塊でもある。
 何気にWP枠初のウルトラレア。


  • DUEA-JP088 《けん魔人ハミハミハミング》

 魔人を釣り上げたり、魔人に直接攻撃能力を与えることが出来る魔人エクシーズ。可愛い。
 魔人の釣り上げ効果は未来皇に繋ぐ事も出来るので、遊馬っぽいデッキで未来皇を出したい時にオススメ。


  • DUEA-JP089 《希望郷-オノマトピア-》

 アストラル世界がフィールド魔法に! ホープが召喚される度に場のモンスターを強化出来る。
 更にオノマト組をリクルートする効果は更なるホープの展開にも繋げられて有用。
 しかしかっとビングカウンターと言う名前は随分とかっとビングしたものだ、KONAMI。


  • DUEA-JP090 《マーシャリング・フィールド》

 上級機械族のレベルを変更出来る、トロン三兄弟を纏めてサポートしてくれるカード。
 出しにくいと評判だったV兄様のランク9が出しやすくなり、Ⅳのギミック・パペットにおいてはレベル7のマシンナーズ・フォートレスとレベル8のギミパペでエクシーズ出来るようになり、ギミパペエクシーズを天敵の奈落から守ってくれ、ひいては切り札であるアージェント・カオス・フォースもサーチさせてくれると大変有用。
 なおトロンの使用デッキである紋章獣とは一切関係ない。悔しいでしょうねぇ。


NEXT CHALLENGERS

FNo.0 未来皇ホープをはじめとした、ZEXALのラストデュエルで遊馬やアストラルが使用したカードを収録。
ワールド・プレミアカードにアニメ登場済みのカードが登場するのはこれが初となる。
放映終了済みのアニメのカードがレギュラーパックに収録されるのも、OCG史上初である(アニメDM終了後、GX放映時に原作のカードが収録された事はあったが)。
それ以外では、ZEXALやARC-Vに未登場でOCGで展開していたテーマの関連カードが収録されている。
ただしそれらは前回までの足りない所を補うタイプでは無く普通の新規に近いものが多かった。
中にはワールド・プレミアカード以外の枠でも登場しているテーマのカードも存在している。
ちなみに、放映中のアニメARC-Vのキャラが使うテーマのOCGオリジナルカードは、通常枠に収録されている。

 項目参照。まさかのランク0再現と言うファンサービス。


  • NECH-JP082 《ガガガザムライ》

 汎用で二回攻撃が出来るガガガのイケメン侍。
 攻撃力が下がった代わりに素材縛りが無くなったブレハに近いか。
 味方が攻撃された時に代わりに攻撃を受けることも出来る。


  • NECH-JP083 《ガガガマンサー》

 ガガガの死霊術師。結構美人で墓地からガガガを蘇生させられる。
 ただし効果使用後はガガガしか特殊召喚出来ないため、なるべくならレベル4を蘇生させたい。


  • NECH-JP084 《ガードゴー!》

 破壊されたオノマト組を蘇生させ、更に手札から展開して次のターンに繋げられる。
 ズババ? ホラ、だって名前に入ってないし……


  • NECH-JP085 《かっとビング・チャレンジ》

 まさかの遊馬先生カード化。Xモンスターに二度目の攻撃が出来るようにする罠。
 ホープレイやエクスカリバーは攻撃力が4000まで上がるので、このカードを発動出来れば8000を一気に削り切る事も夢ではない。
 これで遊馬デッキのワンキル性能はまた上がったのであった。


  • NECH-JP086 《運命の扉》

 まさかの扉さんもOCG化。墓地のNoでは無くホープを指定するようになった以外はほぼアニメそのままの効果となった。
 なお実際にデュエルで使おうとすると結構微妙。ホープを墓地に複数種用意する手間が結構大変な割に見返りがやや弱い。
 防御用かアストラルごっこ用として割り切ろう。
 が、非常に残念なことにこのカードに対してダブル・アップ・チャンス発動できない


  • NECH-JP087 《E・HERO ブレイズマン》

 召喚・特殊召喚時に通常の融合をサーチ出来、正規融合型のE・HEROの速度を格段にアップ。
 E・HEROを墓地に送り属性と攻守を変更することも出来るので、M・HEROや属性融合を行う場合にも便利。


  • NECH-JP088 《ナチュル・ガイアストライオ》

 エクストリオはビーストとパルキオンが合体していたが、今度は牙王さんとランドオルスが合体。
 手札をコストに対象をとる効果を無効化し破壊出来る。


  • NECH-JP089 《幻獣機ヤクルスラーン》

 幻獣機専用のシンクロモンスター。幻獣機トークンを使ってハンデス出来、トークン抜きでも幻獣機に破壊耐性を与えられる。
 破壊された時に速攻魔法をセット出来るのもリミ解や緊急発進を用意出来てよし。
 だが幻獣機に欠けているものは幻獣機トークンを高速で出す手段であり、優秀な大型は既に存在しているため適切な強化かと言われると首を横に振るしかない。
 レベルが9と言う高さであることや幻獣機トークンを生み出せずむしろ消費する点もあまり相性がいいとは言えず、その本当にWP枠なのかと思うぐらいの噛み合ってなさに全国の幻獣機使いは泣いた。


  • NECH-JP090 《ゴーストリックの駄天使》

 ゴーストリック初のランク4エクシーズ。同名以外のゴーストリックエクシーズに重ねられる上、
 ゴーストリックの魔法・罠をサーチする効果と手札のゴーストリックをX素材として補充する効果、X素材が10個になったら決闘に勝利する効果を持つ。
 本来ならサーチ効果がメインで特殊勝利はオマケのようなものだったが、満足の求道者達の手によってループコンボが発見された。いつものように実用性は無いがな!


THE SECRET OF EVOLUTION

まさかの新たなる力ペンデュラムを手に入れた宝玉獣と、アンナの使うレベル10地属性機械デッキ、そして意外にも音響戦士の新規が収録。
前回とは違って以前通りの既存テーマの集中強化枠へと戻っている。

  • SECE-JP081 《宝玉の先導者》

 宝玉獣デッキの新規ペンデュラムカードその1。これってヘルヨハンじゃないかな?
 ペンデュラムゾーンにある時は宝玉獣・宝玉神に対象耐性を与える効果。
 モンスターとしては自己リリースすることで宝玉関連カードをサーチすることが出来る。
 ただし自身は宝玉「獣」では無いので自己サーチや以下の集結の対象にするのは無理なのに注意。
 ヘルヨハンなので結構マッチョい。


  • SECE-JP082 《宝玉の守護者》

 新規ペンデュラムモンスターその2。ああ!彼ってヨハン?
 ペンデュラムゾーンにあるときは1ターンに1度宝玉獣に破壊耐性を与える。
 モンスター効果は手札・場からリリースすることで発動出来る宝玉版単体リミッター解除。
 上記の先導者とあわせて、ペンデュラム召喚の準備が出来てれば毎ターン使える。
 ヨハンっぽいが髪の毛は金髪である。イメチェンかな?


  • SECE-JP083 《オーバー・ザ・レインボー》

 レインボー・ドラゴン及びレインボー・ダーク・ドラゴン専用必殺技カード。
 彼らが効果を発動したターンに発動出来、デッキから好きなだけ宝玉獣を特殊召喚出来る。
 しかしただでさえ出しづらい上にレインボー・ドラゴンの召喚条件の性質上出したら宝玉獣があんまデッキに残ってない、
 レインボー・ダーク・ドラゴンはそもそも宝玉獣と噛み合っておらず出すのが困難。
 そもそも何故か召喚したターン効果使えないなどで結構なロマン砲。でも使いたい。
 一番出しやすいSinレインボードラゴンはそもそも発動出来る効果がないので対象外である。残念。


  • SECE-JP084 《宝玉の集結》

 1ターンに1度、宝玉獣をリクルーターにする永続罠。こいつ自身をコストに場の宝玉獣とフィールド上のカードをフリチェバウンスすることも出来る。
 サファイア・ペガサスが更に酷使されて、凄いスピードで魔法罠ゾーンが埋まる。
 ただし永続罠なのでこいつ自身も魔法罠ゾーンを圧迫して氾濫しづらいのに注意。氾濫の準備が出来たらモンスターゾーンの方の宝玉獣をどかそう。


  • SECE-JP085 《重機貨列車デリックレーン》

 地属性・機械族モンスターが場に出た時に特殊召喚出来る列車型レベル10モンスター。
 エクシーズモンスターの効果を発動する為に取り除かれた時、相手のカード1枚を破壊することができる。
 グスタフの素材にした場合は2000バーン+除去と言う豪快な効果に、ドーラの素材にした場合は実質フリーチェーンで除去というテクニカルな効果になる。


 砲塔列車No.ただいま参上! グスタフと似た感じの見た目と素材だが、効果は攻撃的だった向こうとは逆で誘発即時で自分のモンスター1体に完全耐性を与えるといったもの。
 No.の81はグスタフの使い手の豊満なおっ81と言う説が……失敬、恐らくHigh→ハイ→81だろう。


  • SECE-JP087 《転回操車》

 レベル10地属性機械が場に出たら、デッキから列車モンスターをレベル10にして呼ぶことができるフィールド魔法。
 高ランクのグスタフやドーラ、ガンガリディアなどが簡単に出せる上、
 パトレインのサーチ効果やトロッコロッコの攻撃力増強効果なども使用出来る。
 ただしこの効果を使用したら戦闘ダメージが与えられなくなるためグスタフのバーンで我慢しよう。若しくは相手エンド時にリビデで並べるか。
 また手札を切る事でレベル10地属性機械のサーチも可能。


  • SECE-JP088 《音響戦士サウンドウォリアーギータス》

 STORM OF RAGNAROK以降音沙汰が無く長い間忘れてたかと思われていた音響戦士にまさかの新規カードが登場。
 元ネタの楽器はエレキギター。
 ペンデュラムモンスターで手札1枚と引き換えにデッキから音響戦士を特殊召喚できる。
 音響戦士にはチューナーと非チューナーがいるためシンクロの補助に使える。
 スケールも7と大きく手札をチューナーに変えられる性質上ペンデュラム召喚をするデッキにシンクロ要素を取り込みたい時に出張させることができる。


  • SECE-JP089 《音響戦士サイザス》

 上記のギータス同様音響戦士初の非チューナーかつリバースモンスター。シンセサイザー。
 効果が3つあり一つはリバースした時同名以外の音響戦士を手札に加えることができる。
 2つ目は自分のフィールドか墓地の音響戦士を一体選択しエンドフェイズまで同じ名前と効果を得ることができる。
 3つ目は墓地に存在する時に除外することで除外された音響戦士を特殊召喚できる効果であり除外された音響戦士を展開に使う事が出来るようになった。


  • SECE-JP090 《アンプリファイヤー》

 音響戦士初のサポート魔法。
 フィールド魔法で音響戦士の効果が発動するたびにカウンターが乗り7個の時に効果を発動するとフィールド上の音響戦士の数まで、
 相手のフィールドか墓地のカードを除外する(対象を取らない)という強烈な効果を発動できる。


CROSSOVER SOULS

今回の収録カードは帝関連が中心となっており、他は海皇・炎王・サイバー流というラインナップ。
帝以外は過去のストラクの強化カードとなっている。ストラクの在庫を捌きたいのでは?と言われたが真相は不明。
前作まであったZEXALシリーズ関連のカードはない。

  • CROS-JP081 《雷帝家臣ミスラ》
  • CROS-JP082 《炎帝家臣ベルリネス》
  • CROS-JP083 《地帝家臣ランドローブ》
  • CROS-JP084 《風帝家臣ガルーム》
  • CROS-JP085 《邪帝家臣ルキウス》

 先んじて登場していた《氷帝家臣エッシャー》に続く帝の「家臣」達。
 あちらと異なり、自身を特殊召喚する効果にエクストラデッキの使用制限があるが、代わりにアドバンス召喚のためにリリースされた場合に発動する効果がある。
 自身を特殊召喚する効果は、自身が仕える帝を少なからず意識したものになっている。


  • CROS-JP086 《真帝王領域》

 一定条件下で相手のエクストラデッキからの特殊召喚を封じ、アドバンス召喚したモンスターの攻撃補助、最上級帝をはじめとする特定ステータスのモンスターのレベルを2つ下げる効果を持つ。
 エクストラデッキからの特殊召喚封じの条件の一つには自分のエクストラデッキがゼロであることと言う相変わらず厳しすぎる条件を要求されるが、
 最近の帝関連は元々エクストラデッキが大きく制限される上にエクストラデッキがなくても十分通用するのでエクストラ0も珍しくなく、
 エクストラデッキの使用が当たり前のようになっている昨今では非常に有力な1枚となっている。


  • CROS-JP087 《海皇子 ネプトアビス》

 デッキの海皇をコストとする海皇のサーチ効果、水属性モンスターの効果のコストになった時に海皇を蘇生する効果を持つ。
 どちらも従来の海皇や水精鱗マーメイルと非常に噛み合っており、登場以降【海皇】は大会の上位に名を連ねるレベルのデッキに成長した。
 レベル1の海竜族のためディーヴァ対応。


  • CROS-JP088 《炎王の孤島》

 自分のモンスターを破壊して行う炎王のサーチ、手札から炎属性の鳥獣族モンスターを特殊召喚する効果、除去された場合に自分のモンスターを一掃する効果を持つ。
 効果による破壊をトリガーとする炎王や類似カード、そしてそのエースたる《炎王神獣 ガルドニクス》や《ネフティスの鳳凰神》とはこれまたうまく噛み合っている。
 【炎王】はもちろん、サーチ効果で破壊するモンスターを手札からも選べることに注目し、【ユベル】においてユベルの上位種を高速召喚する際に用いられることもある。


  • CROS-JP089 《キメラテック・ランページ・ドラゴン》

 「サイバー・ドラゴン」と名のついたモンスター2体以上を融合素材とする融合モンスター。
 融合素材の数に比例した魔法・罠カードの除去効果、デッキから光属性・機械族モンスターを2体まで墓地へ送り、その数だけ攻撃回数を増やす効果を持つ。
 緩い召喚条件の割に優秀な除去効果と連続攻撃を持ち、未来オーバー亡き後の墓地肥し役兼弱点だった伏せ除去役兼サイバー・ツインが使いにくい序盤での融合アタッカーを兼ねる痒いところに手が届きまくりの1枚。
 更に、闇属性・機械族のためオーバーロード対応。


 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》に重ねて出せるランク6のエクシーズモンスター。
 エクシーズ素材をコストとするカウンター効果に加え、相手の攻撃表示モンスターを自身のエクシーズ素材に変換する効果を持つ。
 エクシーズ素材化という対処しづらい除去効果でカウンター効果に充てられるコストが増えるという、非常に制圧力の高いカード。
 サイバー流はもちろん、《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》を容易に出せる【ギャラクシー】・【先史遺産】などのデッキでも採用されている。
 加えて、同パックで登場した汎用素材のランク4《星守の騎士テラナイト プトレマイオス》から《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》を出せる事から、上記以外のデッキから飛んでくる事もよくある。


CLASH OF REBELLIONS

予想外にもスターター2014で出てきた魔装戦士がカテゴリ化。
その他はライトロードにギアギアと無駄に高値なデュエリストセットの強化枠となっている。やっぱ在庫処理枠にされてしまったんじゃ
相変わらず今回もアニメ・ZEXAL関連のカードは1枚もない。

CORE-JP081 《矮星竜 プラネター》
 召喚したターンのエンドフェイズに光or闇属性・レベル7をサーチするレベル4のドラゴン。
 発動タイミングが遅いものの、ドラゴンに限らずゴーズやネオスまでサーチ出来る万能カード。
 星に関する名前を持つ点でワイパースターやコラプサーペントと共通点があるだけでなく、レベル4で「わいせいりゅう」と言う名前を持ち「レベル7」に関わる効果と、かの封印されたドラゴン達も連想させる。
CORE-JP082 《魔神アーク・マキナ》
 戦闘ダメージを与えた時に手札・墓地から通常モンスターを呼び出す。
 攻撃力が100しかない代わりに守備力が2100もあるので基本はセットで相手を待ち構える事になる。
 ヒックリカエルや反転世界、おジャマカントリーがある状態ならこっちから打って出る事も可能。
 自身が墓地に行ってもデブリで吊ってすぐランク4に繋がる便利屋。
 これだけどの繋がりで出たのかが不明確。一応、効果的には青眼と相性が良いが…
CORE-JP083 《ライトロード・セイント ミネルバ》
 素材を使用してデッキトップから3枚墓地に送りその中のライトロードの数だけドローと被破壊時に3枚墓地に送りその中のライトロードの数だけ場のカードを破壊するライトロードのエクシーズ。
 能力自体は安定しないものの一気に墓地を肥やせるので、墓地肥やし要員として割り切るのも一つの手。
 さり気に素材指定がないので出張要員としても便利。
CORE-JP084 《ライトロードの裁き》
 「絶対に裁きの龍をサーチする」と言う鉄の意志と鋼の強さを持った罠カード。
 ライトロードの効果でデッキから墓地に送られれば裁きの龍をサーチする。うっかり引いてしまっても場で発動させればデッキトップに戻るので安心。
CORE-JP085 《ギアギアンカー》
 自力で裏守備になる効果とリバース時にギアギアの数までモンスターを破壊する効果を持つ。
 ギアギアタッカー同様、単体では使いにくく効果発動も遅い。
CORE-JP086 《ギアギアチェンジ》
 ギアギア版の高等紋章術。速攻魔法であるのでバトルフェイズの追撃にも使える。
 が、指定されているのが「ギアギアーノ」モンスターなので現状ランク3しか出せない。
 今のギアギアの主軸がランク4であるのでエクストラの枠を圧迫してしまうので採用は要検討してから。
 ちなみに「チェンジ速攻魔法」なのでシャドー・ミストや闇鬼でサーチ出来るが、ぶっちゃけネタの域。
CORE-JP087 《魔装戦士 ドラゴディウス》
 魔装邪龍の右腕。
 手札を1枚捨てて自分のモンスターと戦闘する相手モンスターの攻守を半減するペンデュラム効果と相手によって破壊されたターンのエンドフェイズに自分以外の攻撃力2000以下の戦士or魔法使いをサーチするモンスター効果を持つ。
 モンスター効果の発動が受動的で遅いものの、上級モンスターもサーチ出来る為D-HERO等でも活躍出来る。
CORE-JP088 《魔装戦士 ドラゴノックス》
 魔装邪龍の左腕。
 相手モンスターの攻撃宣言時に自身を破壊してバトルフェイズを強制終了させるペンデュラム効果と手札を1枚捨てて墓地の攻撃力2000以下の戦士or魔法使いを裏守備で特殊召喚するモンスター効果を持つ。
 実は【霊使い】なんじゃないかと疑いたくなる様な効果と星に願いを共有出来る守備力(1500)を持つ。
CORE-JP089 《魔装邪龍 イーサルウェポン》
 闇堕ちして(?)ペンデュラムモンスターとなったイーサルウェポン。
 墓地の魔装戦士1枚を除外して場のカード1枚を破壊するペンデュラム効果と召喚・特殊召喚時に場のカード1枚を除外するモンスター効果を持つ。
 単純かつ強力な効果を持ち、属性・種族にも恵まれている。獣族を用意すればビーストアイズも呼べる。
CORE-JP090 《召魔装着》
 ドラゴン・戦士・魔法使いの攻守を300アップさせ、手札1枚捨てて魔装戦士をリクルート、墓地の戦士・魔法使いを計4枚除外して「イーサルウェポン」をサーチするフィールド魔法。
 リクルート・サーチ効果には同名制限がないので、同名カードに張り替えれば何度でも利用出来る。サーチ効果のコストがやや重いので序盤には使い辛いのが難点か。


DIMENSION OF CHAOS

最後のワールドプレミア枠であり、枚数も5枚に減少している。
今回はゼアル期の非アニメテーマが主のようだ。そしてナンバーズをはじめとしたアニメテーマはやっぱり無い

DOCS-JP081 《武神-ヒルコ》
 まさかのバニラペンデュラムモンスターの武神である。
 バニラサポの兎や予想GUYから武神エクシーズを立てやすくなり、P効果も自身を除外してフィールドの武神エクシーズの上書きを行うなど優秀なサポート性能を持つ。
 フレーバーテキストで武神の背景ストーリーの真相と結末までを一気に説明しており、彼らの戦いの結末が気になっていた人は予想外のところでそれを知ることとなった。
 斎王によく似た頭の形をしている。ボスキャラだから?
 メインデッキに入る獣戦士武神の例に漏れずスーレア。
DOCS-JP082 《フレシアの蟲惑魔》
 わぁい蟲惑魔全員大集合だぁ!絵師は違うけどな!
 一時期よくできたコラで有名だった蟲惑魔のエクシーズがまさかの現実化。
 デッキから落とし穴という非常に派手な効果を持つ。ドン千「先を越された……」
 更に守備力2500かつ素材縛りなし4x2、罠耐性持ちって何だコレ。
 ビジュアルアドも効果の有用性も抜群、おまけにスーレアで大暴騰。おのれコンマイ。
DOCS-JP083 《森羅の姫芽宮》
 スプラウトさんがこんな美人に成長するなど誰が予想できただろうか……
 縛りなしランク1エクシーズで、素材を使用してデッキトップをめくり、魔法罠なら回収、モンスターなら墓地に送る。金鼠は犠牲になったのだ…
 また自身を除く手札やフィールドの植物族モンスター墓地に送り、森羅専用の死者蘇生に変換できる。
 以上のようにサポート特化性能だが、地味に攻撃力1800とランク1では最高打点だったり。金鼠「この裏切り者ォォォォ!」
DOCS-JP084 《アーティファクト-ヴァジュラ》
 新たなるアーティファクト。
 相手モンスターのダイレクトアタックに反応して手札からSSされる効果と、
 相手ターンにSSされた時に自分の魔法罠をすべて破壊する効果を持つ。
 伏せていたのがすべてアーティファクトであれば一気に大量展開が可能だが、普通の割られたくない魔法罠まで巻き込むので使用タイミングは結構難しい。
DOCS-JP085 《音響戦士マイクス》
 アンプリファイヤーのイラストに出ていた中で唯一正体不明だったマイクの音響戦士、ここに登場。
 ギータスと対になるスケール1(ただしギータス相手でない場合4になる)であり、召喚・特殊召喚に成功したターンの召喚権を増やすことができる。
 本人はレベル5と上級だが、アンプリファイヤーのカウンターを3つ取り除くことで手札から特殊召喚可能。
 ギータスのリクルート効果に制限はないのでデッキからひょいと現れる。レベルは5なので割と事故りやすいスケール4のカードが相方でもエクストラからひょいと現れる。
 二重召喚内蔵なので召喚時反応で釣り上げやリクルをするチューナーを連続で使える。
 ついでにレベル5機械族なので二体集まればノヴァにもなれる。とかなりのハイスペック。


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  • あ、コメント消された -- 名無しさん (2014-07-26 17:37:06)
  • そりゃあ、長々と書き込めばなあw -- 名無しさん (2014-07-26 18:40:13)
  • まあトロンスレ出張所になってたから仕方ないねハルト。しかし新弾で気色が変わったが次回は果たしてどうなるんだろうねWP枠。ゼアル終盤枠が続くのか、ゼアルテーマ強化枠に戻るのか、アーク5強化枠か、まさかの5D's以前補完枠になるのか見えない。 -- 名無しさん (2014-07-26 19:34:45)
  • ネクチャレで終わり…てことはないだろうけど……なにが収録されるやら。個人的には4悪人のナンバーズが出てきてくれたらなー…ん?本物のナンバーズ?コピペ4枚はちょっと…・・・ -- 名無しさん (2014-07-26 19:46:33)
  • 1番のファンとその1番のファンがWP枠を貰えるのは何時になるんだろう・・・(遠い目) -- 名無しさん (2014-07-29 01:47:14)
  • 今更だが明日香の儀式モンスター達を出して欲しいな、アイツだけ全然OCG化に恵まれてないんだよなぁ -- 名無しさん (2014-07-29 01:50:09)
  • 今回はヨハンとアンナか -- 名無しさん (2014-11-16 11:48:19)
  • まさか一切No.と関わりすらないアンナが強化されるとは ところでドロワさんの救済はいつですかね? -- 名無しさん (2014-11-16 12:22:23)
  • 音響戦士を通常パックに入れても良かったんじゃなかろうかな -- 名無しさん (2014-11-16 15:11:20)
  • 人造人間どころか暗黒騎士ガイアまでカテゴリ化してて驚いた 次は三沢の磁石の戦士と明日香の機械天使を頼む -- 名無しさん (2014-11-19 16:09:14)
  • リゾネーターと機皇の強化をいつまでも待ってるぜ -- 名無しさん (2014-11-19 18:51:40)
  • 今回は帝が6枠とってるからか大騒ぎに。裏を返せばそれだけ期待値が上がりまくってる証拠でもあるか。 -- 名無しさん (2015-02-11 16:02:04)
  • フラゲ以外で情報が出てこない割に環境に及ぼす影響が大きすぎるためCSなどの大会参加者泣かせな枠。 -- 名無しさん (2015-04-10 13:15:53)
  • 魔装戦士は色んな意味で予想の斜め下だったわ・・・悪いカードではないんだが、こういう基本Pカードこそスターターで入れておきなさいよ・・・ -- 名無しさん (2015-04-23 10:56:03)
  • なんか在庫処理みたいになってるなぁ。アニメテーマ出してくれよ。幻影騎士団とかSRとか。コレパでも出してもらえないんだし。 -- 名無しさん (2015-04-23 10:58:54)
  • ↑今回に至っては在庫処理にすらなってないがな…アンカーとかどうせっちゅうねん… -- 名無しさん (2015-04-26 13:01:13)
  • 10月パックではWP枠ないみたいだなぁ。キャラデッキの1部をブースターSPに回して、通常パックにocgオリカ入れる方針になるのかな? -- 名無しさん (2015-07-05 20:55:22)
  • もうWPなくなるらしいな。タグもアニメテーマの希望←だったぐらいにしていいんじゃね -- 名無しさん (2015-08-14 09:04:11)
  • オリジナルとかあったしゼアル専用枠でもないし無くていいだろ。 -- 名無しさん (2015-08-30 12:04:39)

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