登録日:2014/06/24 (火) 01:14:39
更新日:2023/12/18 Mon 13:45:05NEW!
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▽タグ一覧
wwe プロレス 派手 過激 スーパースター ロック 俳優 毒舌 ザ・ロック アクションスター スキンヘッド 三世レスラー ドウェイン・ジョンソン 小山力也 楠大典 俳優項目 サラブレッド ロック様 みんなの王者 ハムナプトラ g.i ジョー セクハラ好き ハリウッドスター 肉体派俳優 ワイルド・スピード
インタビュアー「ロック、今夜は自身初のアニヲタWikiでの項目建てです。アニヲタWikiと言えば悪名高きアニヲタの巣窟ですが…」
ロック「待て……聞け…耳を澄ますんだ……」
インタビュアー「…?」
\ロッキー/\ロッキー/\ロッキー/
ロック「Finaly!...The Rock Has Come Back To アニヲタWiki!!」
(ついにロック様がアニヲタWikiに帰って来たぞ!!)
インタビュアー「え…あの…」
ロック「アニヲタWiki!ホモとネクラが集ってマスかきあうハッテン場!そいつはまるでクソで作った特大のジャンバラヤ!
建て主と追記者、負け犬建て逃げ野郎に玉無し荒らし野郎!どのカップリングで赤い乳首を弄り合おうとロック様には関係無し!
貴様らジャブローニ(かませ犬)ごときにこの項目を追記・修正できるか?
みんなの王者(The People's Champion)
偉大な男(The Great One)
業界一シビレる男(The Most Electrifying man in All of Entertainment)
と呼ばれたロック様の項目を?
後ろのお口でシュトルーデルを頬張る貴様らなど、ベタベタの尻をつるんと丸めてスマックダウンホテルにチェックインさせてやる!
負け犬通りを下った先の♪スマックダウンホテ~ル♪
……チックタック…チックタック…Wiki篭りよ、ロック様が貴様のケツにお仕置きする時間が近づいてるぞ
お前達が相手にするのはそこいらのスーパースターじゃない!ジャブローニどもを蹴散らし、パイを喰い荒らす完璧な男!数百万のファンが選んだ、皆のためのチャンプだ!
If You Smeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeel What The Rock Is...
(ロック様の妙技を
...Cooking!
…味わうがいい!)
ザ・ロック(本名:ドウェイン・ダグラス・ジョンソン)とはアメリカのプロレス団体WWE所属のプロレスラー兼俳優
母方の祖父にサモアの英雄“ハイ・チーフ”ピーター・メイビアを、父にロッキー“ソウルマン”ジョンソンを持つ三世レスラーで、まさにプロレス界のサラブレットである。
公称196cm118kg、しなやかで均整のとれた肉体から生み出される驚異的な運動能力。
端整で精悍な顔立ちと、歴代最高と言われるマイクパフォーマンス.
他を圧倒するカリスマ的なスター性で、もう一人の象徴ストーン・コールド・スティーブ・オースチンと共に90年代後半~00年代初頭の全米を熱狂の渦に巻き込んだ、米マット界の象徴の一人。
来歴
フロリダ州マイアミ出身(生まれはカリフォルニア州ヘイワード)。
前述の通りプロレス一家で育ったが本人はアメフト選手志望であり、地元のマイアミ大学で犯罪学を専攻する側ら同校のアメフトチームで活躍する。
卒業後はNFL入りを目指すが叶わず、カナダのフットボールリーグCFLへと進むものの1年で解雇され、プロフットボーラーを断念してしまう。
なお、この頃からプロレスは好きだったようで、好きなレスラーにグレート・ムタを挙げており、後年自身のプロレススタイルに大きな影響を及ぼす。
プロレスラーを目指すことにした彼は父ロッキー・ジョンソンやロン・スリンカーからプロレスのいろはを学ぶ。その後パット・パターソンの紹介でWWF(後のWWE)のトライアウトに参加し、ダークマッチを2回行ったが受かる事は無かった。
しかし彼は諦める事なくプロレスを続け、ジェリー・ジャレットとジェリー・ローラー主宰の団体USWAにてフレックス・カバーナを名乗り活動する。
そして2度目のトライアウトを受けるチャンスを得た彼は、プロレスの名門ハート家の一員オーエン・ハート相手に全力を尽くし闘い、遂にWWEと契約する。
1996年11月に行われたPPV「サバイバーシリーズ」にて初登場。リングネームは父と祖父にあやかった「ロッキー・メイビア」を名乗り、史上初の3世レスラー*1として華々しくデビューする。その輝かしい出自から団体側のプッシュを受け、同じく当時デビューしたてのハンター・ハースト・ヘルムズリーからIC王座をとるなどの活躍を見せるが…
\Rocky Suck!/\Rocky Suck!/\Rocky Suck!/
ベビーフェイスにも関わらず、観客から「Rocky Suck!(ロッキー最低!)」と容赦ないブーイングなどの罵声を浴びせられた。
何故か?理由は簡単である。
ダ サ か っ た か ら
当時の彼は身体能力の高い3世レスラーという評価止まりで、キャラクターも品行方正な好青年。コスチュームはサモア系の血筋を意識したトロピカル風衣装という後の彼からは信じられないほど「地味で」「ダサかった」のである。
さすがにこれには社長のビンス・マクマホンも頭を抱え、当初の予定だった正統派ベビーフェイスからの早急なギミックチェンジが求められた。
そんな折、WWFの実況でありレスラーを統括する部門の副社長を任されていたジム・ロスが
「リングネームをザ・ロックにしてはどうか?」
とビンスに提案。ビンスはこれを承諾しロッキー・メイビアの変身が始まる。
1997年5月、「“ザ・ロック”ロッキー・メイビア」を名乗りヒールターン。Damnおじさんことファルーク率いる黒人至上主義ユニット「ネイション・オブ・ドミネーション(以下NOD)」に加入。
IC王座戦線を主戦場にし、ケン・シャムロックやオーエン・ハート、ストーン・コールド・スティーブ・オースチンと熱戦を繰り広げる一方で、ショーン・マイケルズとトリプルHが結成したD-Generation Xと戦ったりしていた。
しかしNODのリーダー、ファルークとの仲が険悪になると彼を追放。チーム名を「ネイション(The Nation)」に改称して自らリーダーに就任し、自らのリングネームから父と祖父の名前を削り「ザ・ロック」を名乗る。
この頃からコスチュームもそれまでのものから黒を基調とした地味なものへ変更し、モジャモジャだった髪も短くカット。品行方正だったそれまでとは別人のような毒舌マシンガンマイクパフォーマンスが、当時WWEが掲げた「過激で下品」な「アティチュード路線」にガッチリとハマり人気は急上昇。
ロックに浴びせられるブーイングはかつての容赦ないものから「ファンからヒールへの」ブーイングそして、「ヒーロー」に対する歓声へと変わっていった。
1998年自らネイションを脱退すると、翌11月に行われたPPV「サバイバーシリーズ」でのWWF王座を賭けたトーナメント戦に見事勝利。
史上最年少26歳でWWF王座を戴冠(当時)
デビューから僅か2年で団体のトップレスラーの仲間入りを果たしたロックはWWF王座を巡り、アンダーテイカーやほぼ同時期にスター選手へと上り詰めたストーン・コールド・スティーブ・オースチンやトリプルH、ハードコア戦で人気が爆発したミック・フォーリーなどと抗争・離合集散を繰り広げながら、団体の顔として獅子奮迅の活躍をする。
特にストーン・コールド・スティーブ・オースチンとは、「WWFの頂点」「アティチュード時代の象徴」として名勝負・名シーンを連発していった。
2001年ライバル団体「WCW」と「ECW」が吸収合併されるとWCW王座を戴冠。WCW王座がWWE王座と統一され「WWE統一世界王座」になるとクリス・ジェリコ、ストーン・コールド・スティーブ・オースチン、カート・アングルとトーナメント戦を行った。(結果はクリス・ジェリコが戴冠)
またこの時期、「スタートレック・ヴォイジャー」や「ハムナプトラ2」などに俳優として出演。特に「ハムナプトラ2」ではスコーピオン・キングという存在感のある役柄を演じ、同映画のスピンオフ作品「スコーピオン・キング」で初主演を飾る。この頃から映画の撮影などのため、欠場が多くなっていく。
2002年の団体最高峰の祭典「レッスルマニア」の18回大会では、「アメリカンプロレスの象徴」ハルク・ホーガンと対戦。「ICON vs ICON(象徴 対 象徴)」と銘打たれたこの一戦は、会場が崩れんばかりの大歓声の中ホーガンを下し、名実共に次代の象徴として君臨した。
同年8月PPV「サマースラム」にて、衝撃のデビューしたばかりの「次代の大物」ブロック・レスナーと対戦し敗北。WWE王座の最年少記録もレスナーが更新してしまう。
2003年1月、映画の撮影のため離脱していたが復帰。しかし、かつてのような「団体の象徴」「みんなの王者」ではなく「映画デビューを鼻にかけた嫌味なヒール」として復帰を果たす。
毒舌で豊富なスラングと下品な言葉をミックスしたマイクパフォーマンスぶりは元々ヒール向きだった事もあってか、観客や対戦相手を弄り倒すパフォーマンスはヒールになっても冴え渡っていた。
ヒールターン後はハルク・ホーガンとのリマッチや、事実上ストーンコールドの引退試合となったレッスルマニア19での決戦、WCW最後の大物にして地上最強の生物ビル・ゴールドバーグとの世紀の一戦などビッグマッチを連発した。
2004年、リック・フレアー、トリプルH、ランディ・オートン、バティスタのタッグチーム「エヴォリューション」と抗争していたミック・フォーリーの救援に登場。かつてミックと組んだタッグチーム「ロックン・ソッコ・コネクション」を再結成して対抗、レッスルマニア20にてハンディキャップ・マッチにて対戦するが敗北してしまう。
同年、ジョナサン・コーチマンに虐められているユージン(知的障碍者ギミックのレスラー)の救援に登場。かつてバックステージで散々弄り倒していたコーチマンを得意のマイクでこき下ろし、ユージンと固い友情を結んだ
ロック「ユージンお前の隣にいるのは誰だ?( ̄ー ̄)」
ユージン「ザ・ロック!ヽ(゚∀゚)ノ」
ロック「みんなの王者は誰だ?( ̄ー ̄)」
ユージン「ザ・ロック!ヽ(゚∀゚)ノ」
ロック「じゃあ、お前の好きなスーパースターは誰だ?( ̄ー ̄)」
ユージン「トリプルH!ヽ(゚∀゚)ノ」
ロック「( ̄ー ̄)…
Σ(゚д゚;)!?」
コーチマン「プッ」
…友情を結んだ。
同年6月地元マイアミで収録されたRAWに登場。同じ3世レスラーランディ・オートンと口論になり、当時RAWのGMを任されていたエリック・ビショフによって退場させられてしまい
以後、事実上7年近くロックが試合を行うことは無かった。
2007年3月12日放送のRAWにてレッスルマニア23にて行われるWWE社長ビンス・マクマホンと「不動産王」ドナルド・トランプ両名の代理選手による髪切りマッチ(敗者側のオーナーが丸刈り)にコメントを寄せ、いつものマイクパフォーマンスで観客を沸かせた。
翌年2008年祖父ピーター・メイビアと父ロッキー・ジョンソンがWWE殿堂入りすると、インダクターとして登場。俳優業のせいで体は随分萎んでしまい、沢山の歓声に紛れて、プロレスから離れてしまったロックへのブーイングも起こったものの、相変わらずマイクパフォーマンスでブーイング全てを歓声に変え、変わらぬカリスマ性を見せつけた。
同式典に出席したかつての好敵手(兼親友)であるストーン・コールド・スティーブ・オースチン、ミック・フォーリー、クリス・ジェリコ、トリプルH、自身の後継者となったジョン・シナ、自身がいないうちにデビューしたサンティーノ・マレラに至るまで弄り倒し、会場の爆笑を誘った。
2009年自身の主演する映画「ウィッチマウンテン/地図から消された山」が北米で公開初週で興行収入1位になる。それまでB級映画の出演がばかりだった彼は、これを機に俳優としても成功を見せ始める。
また同年には自身の名台詞から付けられたWWEの番組「SmackDown!」が10周年を迎えた記念にビデオメッセージで出演。
「やぁ、ドゥエイン・ジョンソンが帰ってきたぞ」
スクリーンに現れたのは「みんなの王者」「偉大なる男」ロック様ではなく、「俳優」ドゥエイン・ジョンソンだった。
いいフレーズが思いつかないと何度も撮りなおしを要求しながらスタッフと笑いあうドゥエイン。
「ところでジグラーって誰だ?知ってるよ、変な髪の奴だろ?」
現役スーパースターを嘲笑う彼の緩みきった顔にファンは落胆。もう俺たちのロック様は帰ってこない。ロックはハリウッドに魂を売っちまったんだ…
「俺のカフェ・ラテ?ついにか(Finaly)…」
ん?今Finalyって言ったよね?
「おい…」
「待て……今のだ…」
「Finaly…」
おもむろに立ち上がるドゥエインさん。さらに今度は上着を脱ぎ
「Finaly…」
「ついに!俺様が軌道に乗せた番組に!俺様が主役だった番組に!」
「Finaly!The Rock Has Come Back To SMACKDOWN!」
(ついに!ロック様がスマックダウンに帰ってきたぞ!)
カエッテキタ━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━!!
まるで生まれ変わった…否、「生まれ帰った」ように饒舌なビッグマウスをフル回転させ、会場のファンを熱狂させた。
ちなみにこの時、実はアンダーテイカーが苦手なことを告白した。テイカーさんあんなんだからね。しょうがないね
2011年2月14日アナハイムで行われたRAWの収録に登場。自身がレッスルマニア27のホストを務める事を告げ、WWE王者のザ・ミズや、そのミズとレッスルマニアで対戦するジョン・シナを得意のマイクでコケにする。
そして迎えたレッスルマニア27当日はオープニングでマイクパフォーマンスを行い観客を沸かせた。
レッスルマニアの大トリ、ミズとシナによるWWE王座戦がダブルカウントにより引き分けで決着が付きそうになった所で登場。反則裁定無しを再試合を命じる。
すると再開直後、シナに得意のロックボトムを食らわせ王座戴冠を阻むと、WWE王座を防衛したミズに対してもピープルズ・エルボーを決めた。
要はレッスルマニア27の美味しいところ全部持っていってしまう。
その場で次のレッスルマニア28にてジョン・シナとの決戦を行う事を予告。WWE公式サイト内でカウントダウンが始まるなど、焦らし上手なロック様らしく1年という長い時間をかけてWWEファンの注目を集めた。
ファンの間では、レッスルマニアまで試合はしないのでは?と思われていたが、ザ・ミズ&R-トゥルースのタッグに苦しめられていたジョン・シナから直接の指名を受け急造タッグを結成。11月のPPV「サバイバーシリーズ」にて試合を行う。
7年という長いブランクを全く感じさせない機敏かつダイナミックな動きを見せ「まだやれる!」コールが巻き起こった。最後はきっちり勝利を収め、さらに試合後にはジョン・シナにロックボトムを決めて歓声をさらった。
翌2012年3月のレッスルマニア28にて1年に渡る抗争の決着戦をジョン・シナと行った。一時は追い詰められるが最後はシナに必殺のロック・ボトムを決め見事これに勝利した。
同年7月23日に行われたRAWの1000回記念放送に登場し、2013年1月に行われるロイヤルランブルにてWWE王座を獲ることを宣言する。
2013年1月ロイヤルランブルにて、2011年11月からWWE王者を保持し続けたCMパンクと対戦。若手タッグチーム「シールド」を使った姑息な手段で王座を守り続けるCMパンクに「シールドが介入した時点でパンクの負け」という有利なルールで対戦するも、試合終盤で会場が暗転。会場に明かりが付くと(シールドと思われる襲撃によって)リング内に横たわるロック。すかさずパンクがフォールし、敗戦を喫してしまう。
しかし、試合終了後社長ビンス・マクマホンが登場し再試合を決定。CMパンクにピープルズ・エルボーを決め
約11年ぶりにWWE王座に輝く
そしてWWE王者ザ・ロックにレッスルマニア29での王座戦を申し込んだのはジョン・シナだった。
CMパンクとのWWE王座戦への挑戦権をかけた戦いに勝利したシナは、レッスルマニア29でロックと対峙。激闘の末ロックは敗北した。
2013年はほとんど姿を現さなかったが翌2014年に行われたレッスルマニアの記念すべき30回大会に、同大会のホストを務めるハルク・ホーガン、盟友にして好敵手ストーン・コールド・スティーブ・オースチンとともにリングに登場。観客を大いに沸かせた。
一流の映画俳優として多忙を極める現在、ハリウッドとの契約で怪我が出来ない事もあり、やたらに試合を行えない状態である。
映画俳優をしながら時々参戦し、美味しいところ持っていってしまう現在の立ち位置に反感を持つファンも多いが、完全復帰を待ち望む声もまた多いのである。
貴方も耳を澄ませば聞こえてくるだろう王の帰還を待ち望む民衆の声が
\Rocky!/\Rocky!/\Rocky!/
\Rocky!/\Rocky!/\Rocky!/
\Rocky!/\Rocky!/\Rocky!/
選手として
特徴
身長196cm体重118kgという恵まれた体格に見合った(むしろそれ以上の)パワーを持った選手だが、特筆すべきはその身体能力。
全身がバネで出来ている上に背中から羽も生えているようなレベルでリングを跳び回るほど身体能力が高く、軽量級の選手と同等以上のスピードで動ける史上稀に見る選手である。
シンプルな打撃技から派手な投げ技、極め技に至るまでロック様印のアレンジが加えられており、ひとつひとつの技で観客を沸かせる事ができる抜群のプロレスセンスの持ち主でもあり、これには自身がファンでもある武藤敬司からの影響も強いと思われる。
しかしながらただ派手なだけではなく技術面でも優れており、あまり見せることはないがクラシカルな技を繰り出すこともある。そういった普段出さない技でも抜群のキレを誇り、キャラクター先行の派手なだけのレスラーではない証拠と言える。
また、攻撃面以上に特筆すべきは受け身の巧みさで、類まれなる身体能力を活かした跳ねるようなパンプはアッティチュードの名場面の数々を彩ってきた。
フレアーが語るように、受けが巧く相手を強く見せられるレスラーこそが最終的に最も栄誉を勝ち取れるレスラーであり、ストンコの対抗馬としてトップ戦線でのキャリアを開始したロックがピープルズチャンプになったのも必然だったのである。
得意技
☆ピープルズ・エルボー
自ら「業界一シビれる技」と呼ぶ、ロック様の絶対的フィニッシュムーブ。
手順としては
何らかの技(殆どの場合ロック・ボトムかスパイン・バスター)でリング中央に相手を仰向けに寝かせる
↓
相手の頭側に立ち大の字になった相手の腕を足蹴にして閉じて、ゆっっくりと肘のサポーターを外す
↓
外したサポーターを観客席に投げ、胸の前で大きく腕を交差
↓
ロープに走り、帰って来たら相手を飛び越え、反対側のロープへ
↓
ロープの反動で勢いをつけて、相手に走り寄ってピタリと止まる
↓
片足をあげ、足とか腕とかをガタガタさせてから、思いっきり肘を落とす
…え?意味わかんない?動画探して観てください。
こんな意味不明のムーブながら絶対無敵かつ説明不可能な破壊力を誇り、フォールを返された例は少ない。並みの人間ならサポーターを外した時点で死ぬ。
この技が出たら試合終了なので、準備段階で観客のボルテージは最高潮になるプロレスならではの必殺技であり、プロレス的な意味でも最高の必殺技。
ジョン・シナの「5ナックル・シャッフル」、MVPの「プイレヤーズ・エルボー」などこれを模したような技も多い。
ちなみに元ネタは武藤敬司の「フラッシング・エルボー」であり、これはロック様自身が自伝で明言している。
尚、フラッシングエルボー自体は動きが派手な高速エルボードロップであって、ピープルズエルボーのようなアピール付きのフィニッシングムーヴでは無い。
☆ロックボトム
タックルのような形で相手の脇の下に体を入れてから相手の腕と肩をロックし、片手で持ち上げて全体重を乗せながら落とす技。
変形のチョークスラム、または相手を反り投げない裏投げといった感じのオリジナル技。
仕掛けが早いため、非常に多彩な入りかたが出来る汎用性が魅力であり、これも数々の名場面を生んできた。
ピープルズ・エルボーへの布石に使われる事も多かったが、そのピープルズ・エルボーで倒せなかった相手へのトドメに使われるなど、一応威力的にはピープルズ・エルボーと同格である。ぶっちゃけるとガチな方の必殺技と言える。
一時期抗争をしていたブッカーTが、WCWで同じような技を「ブックエンド」という名で使っていたが、WWEにWCWが合併された後は殆ど使われず、使っても実況に「ブッカーTがロックボトムを!」と掟破り扱いだった。
一応、自らも身体全体を浴びせるように倒れこんでいくロックボトムに対し、ブックエンドは両膝を着きながら落としていくという違いがある。
☆スパインバスター
「背骨砕き」の名を持つ一般的なプロレス技。走ってきたところを肩で受け止めて持ち上げ、マットに叩きつける。
ピープルズ・エルボーへの繋ぎとして多く用いられ、形も通常のスパイン・バスターだが、相手を倒した後に「フワッと」立ち上がる姿は芸術的。
ロックボトムが必殺技として定着してからはピープルズ・エルボーへの繋ぎには、基本的にこの技のみが使われるようになった。
☆シャープシューター
いわゆるサソリ固め。相手の足の組み方が逆で肝心のロックがされておらず、腰も深く落とさないため「なんかモヤモヤする」と専らの評判だが、もの凄く精一杯な顔でかけるため謎の説得力が生まれている。カート・アングルとの大勝負でタップを奪った事もある。
☆サモアン・ドロップ
サモア系レスラーがよく使う技で、いわゆる「バックフリップ」
☆DDT
通常型の他にも腕を捻ってから行うパターンや若手時代にはトルネードDDTも使った。勢いをつけて素早く行うのが特徴的で、倒れたところからヘッドスプリングで起き上がるのが芸術的
☆フライング・クローズライン
流れを変えるときに多用される。その驚異的な跳躍力で跳び上がり、その逞しい腕で相手を浴びせ倒す。
Brahma bull 翼を授ける
☆パンチ連打からの平手打ち
派手なモーションで連続で右パンチを浴びせ、右手を掲げてアピールしてから平手内を浴びせる。相手は吹き飛ぶ。
☆ダイビング・クロスボディ
若手時代に多用。素晴らしい跳躍力で繰り出されるが、どこかダサい。
太っててもっさりしていた時代の必殺技だが、リングの中央辺りまで余裕で飛べたりしてたのは地味に凄い。
この他、ショルダーバスターやジャーマンスープレックス(実際はバックドロップホールド)なんかがロッキー・メイピア時代の必殺技だった。
☆ピープルズ・アイブロー
トークの後などに片側の眉毛をクィッと上げる仕草。格ゲーでいうところの「挑発」であり、老若男女を惚れさせる必殺技。相手は惚れる。
パフォーマンス
前述の通り若手時代は地味な好青年だったが、自らを「The Rock(和訳ではロック様)」と呼ぶ傲岸不遜なキャラクターヒールターンして以降は代名詞ともなる毒舌トークで人気を博す。
スラングや放送禁止用語を用いた独特の台詞回しと、ハキハキとした発音でマシンガントークを繰り広げるが
これらは全てアドリブである。
全体の流れはブックメイカー(プロレスの脚本家)などから説明があるものの、台詞についてはロックに任せてあり、台本でもロックが喋る箇所だけ白紙である。(CMパンクも同じスタイルでマイクパフォーマンスを行っている)
台本を重視するWWEにおいて、これは信頼の証でもあり、実際ロックは毎回観客を沸かせ、公式での「マイクが上手いスーパースター」で1位を獲っている。
名言・名台詞
☆If You Smell What The Rock Is Cooking!(ロック様の妙技を味わうがいい!)
ロック様の代表的な台詞でマイクパフォーマンスの締めに用いられる。直訳すると「ロック様の料理の匂いを嗅ぎなさい」だが、和訳では上記の通り。翻訳家さんGJ
文面で見ると味気ないが、日本語で書くと実はクッキング=コッキングに掛けたスラングで、ロック様の前後運動の妙技=セクロスの匂いを嗅げという意味もあるとの説も。
「イッヒュースッメエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエルッ!ワッザ、ロォック!イィズ!………(長い間)………クッキンッ!」
といった感じ。キャリアの中期以降は「Smell」の部分で舌を出してレロレロしながら叫んでおり、このバージョンだと
「イッヒュースッメエエエエエエエエエエエレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロラァァウッ!ワッザ、ロォック!イィズ!………(長い間)………クッキンッ!」
となる。
☆Finaly! The Rock Has Come Back To ○○○!!(ついに!ロック様が○○○に帰って来たぞ!!)
こちらはパフォーマンスの始め、掴みの部分の名文句。初めて行った土地でもこの台詞を言うが、ファンがいるところ全てがロック様の居場所なので無問題。要は「お前たちの元に帰って来たぞ」という感じ。
地元マイアミやの場合は「~Come Back To........Home」と言っていた。ちなみに俳優との兼業以降は久しぶりの登場の際にも古巣WWEを指して「Home」と言っている。
ちなみに日本公演ではクリス・ジェリコによって未遂に終わっている。
☆Just Bring It(かかって来い!)
こちらはリング上でのパフォーマンスの締めに言う台詞で、掌をピンと伸ばしながら相手に向け、クィックィッと指を立てて相手を招くように挑発する。
「ジャスッ…」と一旦区切って間をタメてから「…ブリンギッ!」と強く短く発音する。
☆It doesn't matter what you ○○○!(お前の○○○など関係無し!)
○○○には「Think(考え)」「Want(希望、要望)」などが入る。
相手のマイクパフォーマンスを遮る時に用いるが、自分から話を振っておいて相手が喋りだした瞬間にこの台詞で遮るパターンも多い。
☆Know your role, and Shut your Mouth!(身の程を知れ、そして黙れ!)
相手のビッグマウスへの反撃によく使われる文句。ロック様の前では誰しも一律にザコ扱いだからね。しょうがないね
☆Lay The Smackdown Hotel(お仕置きホテルにぶち込んでやる!)
ロック様語録の代表的な言葉の一つであり、後にWWEの番組名にもなった「SmackDown=お仕置き」。そのSmackDownの名を冠するホテルにぶち込んでやる!つまりはお仕置きしてやる!という意味なのだが、そこをそう言わないのがロック様の流儀。
他の和訳では「お仕置きホテルにチェックインさせてやる!」などのパターンもある。
☆Smackdown Hotel~♪
エルヴィス・プレスリーの「Heartbreak Hotel」の替え歌。上記の台詞の後などに歌いだす。ロック様は美声で歌も上手い。
ザコ通りを下った先のお仕置きホテルは常に予約が殺到している模様。
☆Turn It Sideways And Stick It Straight Up Your Candy Ass!(くるっと回してツルツルに磨いて、お前のケツに突っ込んでやる!)
主にリング上やバックステージで相手のケツの穴にマイクを突っ込もうとする。アッー!
途轍もない勢いで捲くし立てた後の締めに使われ事が多く、そんなもの突っ込まれたらよほど訓練された人間でもない限りひぎぃ!?必至である。
☆Boot To Asses!(ケツにお仕置きしてやる!)
Bootはブーツ、つまり脚をケツに。ケツを蹴り飛ばすぞ!というありがたいお言葉。
☆Millions And Millions Rock's Fan(何百万ものロック様のファン)
俺らの事
ロック様が「Millions!!」で一旦区切り、俺らが「Miliions!!」と答えてから「And Millions Rock's Fan!」とロック様が続けるのがお約束。
☆シュトルーデル/パイ
おちんちん&おまんまん。
シュトルーデルは棒状のお菓子の事で俺らの好物。WWEのリングアナ、リリアン・ガルシアに振舞おうとしたことも。
パイはロック様の好物で、マイクパフォーマンスでよく「アッーレロレロレロラァウ、Pie Eating!!」言っているので、ナメナメしてから食している模様。
WWEに在籍していたSmackDown!No.1アナウンサー世界のFUNAKIが「ふなき・らいく・ぱい」と発言して会場の爆笑を誘っていたが…なんでですかね?(すっとぼけ)
2002年3月1日、伝説の来日公演のメインイベントでクリス・ジェリコと対峙した際に
ロック様「この後ジャパニーズ・パイでも食べに行こうぜ?」
ライオン道「行かない。パイ嫌い」
ロック様「え…パイ嫌いなの…」
ライオン道「ジャパニーズだろうとメキシカンだろうとパイは嫌いだ!」
ロック様「…Are You OKAMA?」←ホントに言いました
ライオン道「……OKAMAって何?」
ロック様「ゲイって事」
ライオン道「ゲイじゃない!」
観客一同「Y2ゲイ!Y2ゲイ!」(ジェリコのあだ名Y2Jにかけて)
ライオン道「お前のせいでY2ゲイって呼ばれたじゃないか!!」
なんて一幕も(実際は日本に参戦経験があり、日本語が堪能なジェリコがロック様に教えたと思われる)
☆ジャブローニ
プロレス用語で「負け役」「かませ犬」を意味する「ジョバー(Jobber)」をイタリア風にアレンジしたシャレ乙な罵倒語。
ロック様が君臨する限り、ロック様以外は全てジャブローニである。
☆\Rocky!/\Rocky!/\Rocky!/
俺らの声援。例えインタビュー中でも、それを遮って俺たちの声援に耳を傾けてくれるロック様マジみんなの王者
俳優として
前述の通り俳業を兼任するロックは「ハムナプトラ2」及びそのスピンオフの「スコーピオン・キング」で俳優としてのキャリアをスタートさせた。
その見事な体格と出自からアクション映画への出演が多く軍人や保安官といった役回りも多いが、ヒューマンドラマやコメディ映画などにも出演しており、少年院の保護監察官やタクシードライバーなども演じている。お前のような運ちゃんがいるか
日本語吹き替えでは主に小山力也氏や石塚運昇氏、楠大典氏などが担当しており、PRIDEの高田延彦総帥が務めた事もあった。
主な出演作は
★ハムナプトラ2
★スコーピオン・キング
★ビー・クール
★ドゥーム
★ギャングスターズ 明日へのタッチダウン
★ワイルド・スピードシリーズ(MEGA MAX/EURO MISSION/ICE BREAK/スーパーコンボ) - ホブス
★センター・オブ・ジ・アース
★G.I ジョー バック2リベンジ
★モアナと伝説の海
★ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
★ランペイジ 巨獣大乱闘
など
ワイルド・スピードシリーズの歴史的大成功によって、プロレスラー上がりで一番成功した人…というレベルを遥かに越えて名実共に現代を代表するドル箱スターになったビッグネーム。まさしくトップ・オブ・トップス、しかも2つの業界で。
毎年色んなメディアがやってる「世界で最もギャラの多い俳優」とか「世界で最もリッチなスター」とかだと1位や2位になってるランキングの常連。
関連人物
(ライバルや親友、お得意様のジャブローニ等)
☆ストーン・コールド・スティーブ・オースチン
ともにアティチュード時代を支えた団体の象徴。時に共闘し時に対立した間柄でいわばWWE版悟空とベジータ
無骨なキャラクターでありながら技巧派だったストンコと、派手でオーバーリアクションなロック様。対照的な二人ではあるが、ともに「ダーティーなベビーフェイス」とも「正義のヒール」とも言えるキャラクターで90年代後半のWWE躍進の原動力となった。
ロック様と同じくマイクの上手なスーパースター。派手なキャラクターとは対照的に技巧派で、ロック様とはバックステージからリング上まで名勝負を演じた。
一時期タッグを組んでいた「ハードコア・レジェンド」。カッコいいロック様と小汚いフォーリーとで色んな意味で好対照だったが人気のタッグのひとつだった。
ロック様が苦手とする数少ない人物。
ロック様「ロック様がアイツのケツを何度もシバキ倒してやったぜ!!……すまん、嘘をついた。事実と違う部分があったかも知れん。一度だけだ、一度だけ反則で勝った」
ロック様「アイツのツームストーン・パイルドライバーなど二度とゴメンだ!!」
大社長ビンスとは、共に「コーポーレート」というチームを組んだり、横暴な大社長ビンスをお仕置きしたりといった感じだったが、ビンスの信頼はんなんだかんだ厚い模様
☆リリアン・ガルシア
WWEのリングアナウンサー。ロック様のお気に入りでよくセクハラを働いていた。
ロック様「リリアン、仕事一筋も結構だが少しは自分に正直になれ。いつもベッドではロック様との結婚生活を妄想しているんだろ?」
リリアン「え…あの……」
ロック様「パイは好きか?シュトルーデルも好きだろ?ロック様のシュトルーデル…味見するか?」
リリアン「ぁ………あの…是非味見を…」
ロック様「リリアン?何を言ってる?仕事中にデザートの話とはプロの風上にも置けんぞ!?」
リリアン「え…?えぇっ…!?」
☆ハリケーン
WWEに舞い降りたスーパーヒーロー。ロック様に散々弄られていたが、未知なる力「ハリ・パワー」でロック様から勝利を奪った事もある。
☆マイケル・コール/ジョナサン・コーチマン
両名ともにインタビュアー時代からおもちゃにされている。特にコーチマンがお気に入り
エピソードや余談
- 真性プロレスファンで武藤敬司=グレート・ムタのファン。日本公演の際にはわざわざ武藤のところまで行って握手を求めていた。
更に、この後で携帯番号を交換して貰ったそうで、バックステージにて「どうだムタと友達になったぞ」と自慢して回っていたとのこと。
- 父親のお陰で、昔からWWEの控え室に出入りしていたらしく自身がデビューする前の80年代~90年代前半年代のレスラー達とも面識があり、アンドレ・ザ・ジャイアントに抱っこされてる写真なんかも公開されている。
貴様達ごときが俺を追記・修正出来るのなら…Just!………Bring It!!
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▷ コメント欄
- 順次画像などを追加して細部も弄る予定です -- たま (2014-06-24 01:29:37)
- ヒール時代、テイカーに勝つブックで、イス使った反則フォール勝ちの予定だったのをテイカーが「フィニッシュはロックボトムで良い」って提案してきてロックが感激した的な話をどっかで聞いた -- 名無しさん (2014-06-24 03:37:01)
- たぁあ~~っぷりと味わったぜ! -- 名無しさん (2014-06-24 04:41:20)
- とうとうロック様の項目もたったか。つか上記のセリフが余裕で脳内再生出来るww -- 名無しさん (2014-06-24 12:36:24)
- 心臓ッドッ筋!!ドッ筋!!だぁぁぁい興奮ッ!! -- 名無しさん (2014-06-24 17:46:06)
- 祖父さま、キン肉マンに出てた? -- 名無しさん (2014-06-24 22:26:49)
- 最近になって昔の映像見たけど、ストンコにやられてる時の受け身が素晴らし過ぎて感動した。そしてナンバープレートが「ロック」www -- 名無しさん (2014-06-24 22:59:30)
- ↑×2調べてみたら、キン肉マンに出てたジェシー・メイビアの元ネタがロックのおじいちゃんみたいだね -- 名無しさん (2014-06-25 00:37:12)
- 映画のヘラクレス、チラッと見たけどバーサーカーにしか見えなかったw -- 名無しさん (2014-10-17 13:46:52)
- 今更だけど「ドゥエイン」ではなく「ドウェイン」だよね -- 名無しさん (2018-04-09 13:31:11)
- セガール、シュワチャンと来て、無敵筋肉枠の次はこの人なんじゃないかなと思ってる -- 名無しさん (2019-06-24 03:21:39)
- ディズニーでモアナのマウイの声もあててるよね。歌も良かった。あと何気に血筋が合ってるっていうね… -- 名無しさん (2019-06-25 12:30:52)
- ↑×5キン肉マンにロック様モデルの正義超人登場してほしいな -- 名無しさん (2019-08-25 13:32:07)
- 停電で門が開かないからと引っこ抜いて壊す豪快なロック様。なおライアン・レイノルズから「他にやりかたあったやろw」とツッコまれた模様 -- 名無しさん (2020-09-27 12:35:57)
- 良い項目。でも、今さらだし何で誰も言ってないのかわからんけど、FinalyでなくFinally(だよね? -- 名無しさん (2022-04-08 03:29:35)
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