ジ・アンダーテイカー(プロレスラー)

ページ名:ジ_アンダーテイカー_プロレスラー_

登録日:2014/06/10 (火) 11:14:19
更新日:2023/12/18 Mon 13:34:34NEW!
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wwe プロレス スーパースター ラスボス 怪人 怪物 プロレスラー ココロコネクト 所要時間30分以上の項目 地獄の墓堀人 黒執事じゃない方 ジ・アンダーテイカー



ゴーン…








ゴーン…









体重130kg…デスバレー出身……







ジィィ…アンダアアアァァァァテイカァァァ!!!!














(花道をゆっくり移動中)

















(○"谷"○)←白眼






ジ・アンダーテイカー(本名:マーク・キャラウェイ)とはアメリカのプロレス団体WWEに所属するプロレスラーであり同団体のラスボスである。


当たり外れが大きく、陳腐にもなりかねない怪奇派ギミックを完璧にこなし、その圧倒的存在感とカリスマ性でベビー/ヒールを超越した絶大な人気を誇る稀代のレスラー。


加齢による衰えや、その余りにも高くなりすぎた『格』のために年々試合数は減っていったものの、プロレスデビューから30年近く現役であった。




  • 怪人
  • デッドマン
  • 暗黒魔王
  • 地獄の墓堀人
  • 心理戦の達人
  • アメリカン・バッドアス

など数々の異名を持っている。



▽目次


来歴

高校時代はバスケ少年だったが、卒業後『スーパー・デストロイヤー』などの名前で活動したドン・ジャーディンの元でトレーニングを行い、1984年ダラスを拠点にするプロレス団体WCCWにて『超獣』ブルーザー・ブロディを相手にテキサス・レッドというリングネームでデビュー(非公式ながらそれ以前に南アフリカ共和国ですでに試合は行っている)


完全に余談だが、同じ1984年デビューで未だ現役と言えば中日ドラゴンズの山本昌が有名である。え?どっちが凄いかわからない?どっちもだよ




デビュー後CWA→USWA→WCWと転戦し、リングネームもマスター・オブ・ペイン→ザ・パニッシャーと変えながら活動する。


この頃に、後のWWE解説者ジェリー“ザ・キング”ローラーから王座を奪ったり、パニッシャー・ダイス・モーガン名義で新日本プロレスに来日。スコット・ホール(後のレイザーラモン)とタッグを組みIWGPタッグ王座戦で橋本真也&マサ斎藤チームと戦っている。


この後WCWを退団するが、ハルク・ホーガンの主演映画に出た縁でハルクがWWF(後のWWE)に彼を紹介、1990年のサバイバーシリーズのタッグマッチでテッド・デビアス軍の一員、古い映画に出てくる葬儀屋をモチーフにした地獄の墓堀人アンダーテイカーとしてデビューする。



デビュー後はその不気味な存在感と高い身体能力からドンドン地位を上げていき、デビュー翌年の1991年にはハルク・ホーガンやアルティメット・ウォリアーなど当時のトップレスラーのライバルに抜擢。同年WWF最大の祭典「レッスルマニア7」に初出場。フィジーの飛獣“スーパーフライ”ジミー・スヌーカを破りレッスルマニアでの初勝利をあげる。
同年11月に開催されたPPV「サバイバーシリーズ」で自身初のWWF世界ヘビー級王座を戴冠。これは当時の最年少記録であった。



1992年になると、アンダーテイカー以前にWWEで最も成功していた怪奇派ジェイク“ザ・スネーク”ロバーツとタッグを組むが、程なくして喧嘩別れし抗争に入る。そしてレッスルマニア8にて決着戦を行い勝利。レッスルマニア2勝目


1993年レッスルマニア9にて身長2m40cmの『動くアンデス』ジャイアント・ゴンザレスを下しレッスルマニア3勝目



1994年1月当時のWWF世界ヘビー級王者ヨコヅナとの棺桶戦(リングサイドに設置された棺桶に相手を入れて蓋をした方が勝ち)にてヨコヅナを圧倒するが、彼の配下数十名の介入を受け敗北。



その際、棺桶が爆発し




アンダーテイカー。昇天




※実際は背中の故障の療養のための長期離脱。このためレッスルマニア10は欠場



同年復帰し、本人不在中暗躍していた偽テイカーやヨコヅナを撃破。以降はテッド・デビアスが率いる軍団との抗争に入る。レッスルマニア11ではキングコング・バンディを撃破レッスルマニア4勝目。






1996年には王座戦の邪魔をされた事からディーゼルと抗争。レッスルマニア12にてディーゼルを下し、レッスルマニア5勝目。


この祭典の翌日、ハードコア戦で名を上げたミック・フォーリーが怪奇派『マンカインド』として登場、以降彼と抗争を繰り広げる。マネージャーのポール・ベアラーの裏切りなどを経て、8月のPPVサマースラムにて生き埋め戦(リングサイドにある穴に相手を落とし、重機で埋めた方が勝ち)でマンカインドと対峙。
試合には勝つが、試合後にジ・エクスキューショナー(人間魚雷の名で知られたテリー・ゴディの別名義)によって




生き埋め





しかし直後に落雷が発生。





生き埋めにした場所からテイカーの腕が飛び出してくる。





テイカーの不死身っぷりがうかがえる。







1997年、サイコ・シッドとレッスルマニア13にてサイコ・シッドと対戦。これを下し、WWF王座を戴冠。レッスルマニア6勝目
その後はショーン・マイケルズと抗争に入るが、その決着戦となったWWE史上初の『ヘル・イン・ア・セル』マッチ(前後左右上が金網の檻の中での試合)の試合途中、赤いマスクの男が乱入。彼はテイカーが幼少の頃起こした火事で、両親もろとも焼け死んだはずの弟ケインだった。


彼の乱入で試合に敗北、以降ケインとの抗争が始まる。
始めこそ「弟とは戦えない」と対戦を拒否していたが、遂に対戦を決意。1998年レッスルマニア14にてケインに勝ち、レッスルマニアでの連勝記録が7となった。



同年マンカインドと再び抗争になり、6月のPPVキング・オブ・ザ・リングスにて片足を剥離骨折する中、WWE史上に残る凄絶なヘル・イン・ア・セルマッチを行い、これに勝利。これを機にマンカインドがケインとタッグを組んだため、ケインと抗争中だったストーン・コールド・スティーブ・オースチンとタッグを組彼らの持つWWEタッグ王座を奪い、自身初のタッグ王座を戴冠する。
その後ケインと和解し、伝説的タッグチーム『Brothers Of Destruction(破壊兄弟)』を結成する。しかし徐々にヒールターンし、ストーン・コールド・スティーブ・オースチン及び弟ケインと抗争に入る。


ストーン・コールド・スティーブ・オースチンを十字架に磔にするなどの活躍を見せる(?)が、そんなオースチンとの生き埋め戦を行うが、ケインの介入もあって




再び生き埋めに(2年振り2度目)




そして「既に亡くなったWWE王者の魂を吸収し





暗黒帝王アンダーテイカー爆誕







その後「ミニストリー・オブ・ダークネス」という軍団を結成し、ビンス・マクマホン率いる「コーポレーション」との抗争に入り、コーポレーションのメンバーであったビッグ・ボスマンを首吊りにする。これもうわかんねぇな



今度はそんなビンスと結託し、「コーポレート・ミニストリー」を結成。ストーン・コールド・スティーブ・オースチンを下しWWE王者になったり、大巨人ビッグショーとタッグ王者になったりしたが、股関節の怪我を機に長期離脱する。






そして2000年5月に開催されたPPV「ジャッジメント・デイ」にて行われたトリプルH対ザ・ロックのアイアンマン・マッチの最中、マクマホン親子の介入によってピンチに陥ったザ・ロックの救援に



アメリカの不良中年「アメリカン・バッドアス」ジ・アンダーテイカーとして復帰。



以降は破壊兄弟を再結成してWWFタッグ王者を獲得し、トリプルHと抗争を開始。レッスルマニア17にて決着戦を行い、米プロレス史の残る激戦を制してレッスルマニアの連勝記録を9に伸ばした。


しかし同大会のメイン戦ストーン・コールド・スティーブ・オースチン対ザ・ロックにて、オースチンがビンス・マクマホンとまさかの結託。レッスルマニア後は破壊兄弟としてオースチン&トリプルHのタッグ「パワートリップ」との抗争を始める。


このパワートリップとの抗争ではエッジ&クリスチャンから奪ったWWF王座と、オースチンのWWF王座、トリプルHの持つIC王座をかけて対戦。負傷中のケインへの執拗な攻撃やビンス&ステファニーの介入もあって敗れる。


再戦の機会を得るもののケインが負傷欠場し1対2のハンディキャップマッチとなってしまう。しかしいざ始まってみれば






WWFの象徴であり、最凶のタフ野郎ストーン・コールド・スティーブ・オースチン


ゲームの王者、キング・オブ・キングストリプルH



という当時最強の二人の猛攻を退け、ビンス&ステファニー親子の介入をも蹴散らし



結果、見事一人で勝利する。






もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな






その後、WCW・ECW残党の連合軍「アライアンス」との抗争ではタッグ戦線で活躍するが、その抗争終了後に実況のジム・ロスを襲ってヒールターン。


ロブ・ヴァン・ダムを破ってECWハードコア王座を戴くがリック・フレアーの妨害によって陥落。以降リック・フレアーとの抗争に入る。


翌年2002年のレッスルマニア18にてリック・フレアーと対戦。フレアーの老練な技術に翻弄されながらも、彼のブロンドを真っ赤に染めながらマットに沈め、レッスルマニアでの連勝記録が10になる。



その後もヒールとして活躍を続け、他人の王座戦を妨害したり、アメリカンプロレスの象徴ハルク・ホーガンからWWE王座を奪ったり、彼をバイクで引きずったりしていた。
でも自分相手に奮戦したジェフ・ハーディーの健闘を称えるツンデレっぷりを見せたり人間味もうかがえた貴重な時期でもあったり



しかし、ハルク・ホーガンから奪ったWWE王座をカート・アングル、ザ・ロックとの三つ巴戦にてザ・ロックがカート・アングルをフォールしたことによって王座を奪われ、ザ・ロックと入れ替わりでRAWからSmackDown!に移籍。


移籍後はベビーフェイスにフェイスターンし、デビューから破格の快進撃で史上最年少でWWE王者になったブロック・レスナーと抗争を行う。右手を骨折というアングルで行ったヘル・イン・ア・セルマッチにて敗北。更にビッグショーの介入により長期離脱する。




2003年復帰するとビッグ・ショー、Aトレイン、ブロック・レスナー、ビンス・マクマホンとの抗争に入る。レッスルマニア19ではビッグショー&Aトレインとのハンディキャップマッチに勝利。連勝記録を11とする。


その後も彼ら抗争を続け、「テイカーが勝てば自身の試合を自由にマッチメイクできる」という権利を勝ち取りビンス・マクマホンとの1対1の生き埋め戦を行うが、勝利寸前でケインがアンダーテイカーを襲撃。





アンダーテイカー、三度生き埋め(5年振り3度目)





アンダーテイカーの墓標の前でケインは不気味に笑っていた。



しかし2004年のロイヤルランブル以降、アンダーテイカー復活の予兆と思われる怪現象がケインの身の回りでおき始める。


そして迎えたレッスルマニア20。






「地獄の墓堀人」アンダーテイカー再臨






ケインを下しレッスルマニア12勝目をあげる。



その後はダットリー・ボーイズやJBLなどと抗争をしたり、ポール・ヘイマンに誘拐されたポール・ベアラーを救うかと思いきや、アンダーテイカー自らポール・ベアラーをコンクリ詰めにしたりして一年を過ごした。



翌2005年レッスルマニア21にて“レジェンドキラー”ランディ・オートンと対戦。レスナーの持つ史上最年少WWE王者の記録を破った次世代のスターもテイカーを止める事は出来ず、レッスルマニアでの連勝記録を13に伸ばした。


しかしここからランディ・オートンとWWE殿堂者でもある父親カウボーイ・ボブ・オートンと抗争をスタート。10月に行われたPPV「ノー・マーシー」にて棺桶戦にて敗北。試合後オートン親子は棺桶にガソリンを撒き着火




アンダーテイカー、火葬(自身初)




ランディ・オートンは翌月のPPV「サバイバーシリーズ」にて、急死したエディ・ゲレロの代役として番組対抗戦に出場。すると試合後に棺桶が登場





そして棺桶に稲妻が落ち




燃え盛る棺桶から






アンダーテイカー復活





復帰後はランディ・オートンの身の回りで次々と怪現象を発生させ、12月開催のPPV「アルマゲドン」にてヘル・イン・ア・セル戦にてランディ・オートンと対峙。親子共々ツームストーン・パイルドライバーで沈めている。



その後はしばらく姿を見せなくなるが、翌年2006年のロイヤルランブルにて、マーク・ヘンリーとのWWE王座戦に勝利したカート・アングルの前に登場。


いつもの荘厳な入場曲が流れ、馬車に乗り現れたテイカーは静かに入場ゲートに立ち




両手からを発生させ



カートの立つリングを破壊した





カート・アングルの持つWWE王座への挑戦を表明し、2月のPPV「ノー・ウェイ・アウト」で対戦するが激闘の末敗北。


翌々週のSmackDown!にて再戦するもマーク・ヘンリーの介入により敗北する。これをキッカケにレッスルマニア22ではマーク・ヘンリーと棺桶戦にて対戦し勝利。レッスルマニア連勝記録14勝目





2007年自身初のロイヤルランブル優勝を果たし、レッスルマニアでは「野獣」バティスタを破り世界ヘビー級王座を戴冠し、連勝記録は15に。


しかし5月行ったバティスタとの金網戦での再戦に勝利した瞬間マーク・ヘンリーが奇襲。そのピンチに追い討ちをかけるようにエッジがマネー・イン・ザ・バンク勝者に与えられる「1年以内に好きな時に1度だけ王座に挑戦可能」の権利を行使。王座から陥落してしまう。


以降はバティスタ、エッジの両名との抗争を行うが、バティスタとの試合にエッジが介入したり、その3名で行った三つ巴戦ではエッジの手下であるジ・エッジヘッズの妨害などもあり、なかなか勝利を挙げられなかった。




年が明けて2008年2月。PPV「ノー・ウェイ・アウト」で行われたエリミネーション・チェンバーマッチで勝利し、レッスルマニア22にてエッジとのWWE王座戦の権利を勝ち取る。


互いにレッスルマニアでは負け無しだったが、一瞬の隙をついたテイカーが関節技「ヘルズゲート」を決め勝利。連勝記録は16に。


その後もエッジ一派と抗争を続けるが、エッジの恋人でありSmackDown!のGMヴィッキー・ゲレロによって王座を剥奪された挙句、王座をかけたテーブル・ラダー・チェアマッチにて敗戦。WWEを追放される。


と、思ったらエッジの浮気にヴィッキーが激おこ。テイカーを復帰させ、8月のサマースラムにてヘル・イン・ア・セルマッチを行う事になり、これに勝利





ハシゴの上からエッジにチョークスラムを決め、余りの衝撃にリング貫通



そのままリングに火を放ち、エッジを火葬する




その後はヴィッキーの他ビッグショーとも抗争を繰り広げる。





2009年。アンダーテイカーの持つレッスルマニアでの連勝記録にショーン・マイケルズ、JBL、ウラジミール・コズロフが名乗りを上げるが、マイケルズが他2名を倒し挑戦権を得る。


「ミスター・レッスルマニア」「ショーの主役」と呼ばれるショーン・マイケルズと「レッスルマニア無敗」の「怪人」アンダーテイカーとの対戦が実現。


試合の方もプロレス史に確実に名を残す至高の名勝負となり、敗北寸前まで追い込まれるもこれに勝利。連勝記録は17となった。



その後はCMパンク、クリス・ジェリコ、ビッグ・ショー、バティスタ、レイ・ミステリオらと対戦しながら一年を終える。




明けて2010年。昨年テイカーに負けたショーン・マイケルズから再三の再戦要求と挑発を受けレッスルマニア26にて再戦。


マイケルズは引退を、テイカーは連勝記録を賭けて挑んだこの試合で、二人は昨年と勝るとも劣らぬ名勝負を演じたが、最後は奥の手中の奥の手ジャンピング・ツームストーン・パイルドライバーにてマイケルズを下し、WWEの頂点とも言うべき舞台で大きな墓標を建てた。


これによりレッスルマニアでの連勝記録は18になる。



5月レッスルマニアも終わりそれぞれが新たなストーリーラインを見せる中、アンダーテイカーは何者かの襲撃により


控え室で意識不明の植物状態で発見され


長期欠場するも8月のサマースラムにてやっぱり復帰。案の定襲撃の真犯人だったケインとの抗争を開始するも、同年10月に行われたPPV「ブラッギング・ライツ」にて生き埋め戦を行い




テイカー埋葬(7年振り4度目の生き埋め)




レッスルマニア27を目前に控えた2011年2月突然復活。同じく復帰したトリプルHからの挑戦をうけ、レッスルマニアにて対戦。壮絶な死闘を繰り広げあわや記録ストップかと思われたが、これに勝利しレッスルマニアでの連勝記録が19となった。


テイカーが受けたダメージは大きく、試合後は自力で立ち上がれない程であった。そのまま救護班に運ばれて退場。以降長期離脱する。





2012年1月復帰したテイカーはトリプルHに「前回は自分が勝ったが、深手を負った。あれでは完全な勝利ではない」と再戦を要求する。


しかしWWEのCOOであるトリプルHは、「再戦すれば尊敬するお前を潰す事になるし、アンダーテイカーというブランドを失う訳にはいかない」とこれを拒否する。


それでも再戦したいテイカーはトリプルHを挑発。一昨年テイカーにより引退させられたショーン・マイケルズまでトリプルHを臆病者と罵って再戦を要求。テイカーの「お前はマイケルズよりも格下だから、マイケルズの遣り残した事ができるか自身がないんだろう」という言葉にトリプルHが激怒。レッスルマニアでのヘル・イン・ア・セルマッチが決定する。



デビュー以来トレードマークだった長髪を切って決意を見せたアンダーテイカー


自身の誇りを守り、親友マイケルズの仇を討とうと燃えるトリプルH


そして互いに尊敬しあう男と親友との友情の狭間で揺れるショーン・マイケルズ



アメリカンプロレスの象徴3人の想いが鉄製の檻の中で交錯し、決戦は熾烈を極めたが最終的にはテイカーが勝利。レッスルマニアでの連勝記録は遂に20となった。


そして恒例の長期離脱に入るが、7月23日RAWの放送1000回目特番で、かませ集団に襲われるケインを助ける形で破壊兄弟を再結成。二人仲良くツームストーン・パイルドライバーを決める。





おい、生き埋めの件はどうした





2013年3月復帰。レッスルマニア29でのテイカー戦を賭けて行われた4つ巴戦で相手がCMパンクに決定する。その次の週、かつてアンダーテイカーのマネージャーであり(設定上)養父だったポール・ベアラー亡くなった事をうけ追悼興行となったが、ベアラーを偲んでいる最中突如CMパンクが登場。テイカー&ケインを挑発する。


それに怒ったケインがCMパンクとの試合をする事になり、ベアラーの遺骨の入った骨壷をお守り代わりに持参したことが仇となり、試合に勝ったものの試合後CMパンクに骨壷を奪われてしまう。



その後も侮蔑的な態度をとり続けるパンクとレッスルマニア29で対戦。骨壷を使った挑発や掟破りのオールドスクールなどをものともせずCMパンクを下し連勝記録は21になる。



レッスルマニア翌日のRAWで、前年ブレイクした新人3人によるタッグチーム「シールド」によって襲撃されるも、ケイン&ダニエル・ブライアンのタッグ「チーム・ヘルノー」の救援で事なきを得る。
その後何度かヘルノーも交えつつシールドと対戦するが、SmackDown!で行われたシールドの一人ディーン・アンブローズとの試合で、試合には勝つものの他二人のメンバーが介入。3人がかりのトリプルパワーボムを受けて長期欠場する。



2014年2月。かつて史上最年少でWWE王者になった男ブロック・レスナーから挑戦を受けると、レスナーの手にペンを突き立てこれを承諾。レッスルマニア30で対戦する。


長年WWEの頂点に君臨した男と、かつて期待を裏切り総合格闘家に転進していた男の対戦は大きな注目を浴びたが、レスナーの必殺技F5を3回も受け遂に敗戦。





レッスルマニアでの連勝記録はここで途絶える事となった。



レッスルマニア30以降、一度も本放送に顔を出さないままレッスルマニア31当日、ここ数ヶ月テイカーの入場を真似るなどの挑発行為を行っていた若手怪奇派ブレイ・ワイアットの前に姿を現す。膝の状態が良くないのか、体格に劣るブレイに苦戦するも最後はツームストーンで沈め、レッスルマニアでの記録を22勝1敗とした。


今年もそのまま次のレッスルマニアまで冬眠するかと思われたが、夏の祭典サマースラムを前に仇敵ブロック・レスナーに戦線布告。
前回のレッスルマニアとは違い動きも良くなり、白熱した闘いを見せた。
しかし試合終盤テイカーがレフェリーの死角でタップ。レフェリーのジャッジより先にタイムキーパーがゴングをならした混乱に乗じてレスナーに対してローブローを決め、そこから減るズ・ゲートで絞め落とし正式にゴング。因縁の対決は不穏な決着に終わった。
そして、その年のヘル・イン・ア・セルでレスナーと再戦。今度は逆にローブローを食らったところを、マットがはがれて木材がむき出しになったリングにF5を決められて敗戦。以降はワイアットファミリー、エリック・ローワンと抗争。


2016年、ヘル・イン・ア・セルでシェイン・マクマホンと対決。シェインがセル上から放った6mエルボードロップ(というなの飛び降り)を避け、ツームストーン・パイルドライバーで料理。


2017年、ロイヤルランブルで自分を脱落させたローマン・レインズと抗争。レッスルマニアでもシングルマッチを行うが敗戦。グローブ、ジャケット、帽子を置いてリングを後にし、引退説が囁かれた。なお、レインズへのブーイングが酷くなったのはこのあたりである。


しかし


2018年のレッスルマニア、イライアスを蹴散らしたジョン・シナ、リングの上に置かれたコスチューム。そして稲妻。


アンダーテイカーの復活である。


そのままジョン・シナとの抗争に突入し、勝利。


2019年、ビル・ゴールドバーグとレッスルマニアで激突。勝利を収めるも、全盛期を過ぎて雑さに磨きがかかったゴーバーと、コンディションが最も悪かったアンダーテイカーの戦いは驚異的な凡戦、あの時に引退しておけば…とすら言われてしまうこととなった。


2020年、AJスタイルズが昨年のレッスルマニアを引き合いに、「お前の妻は、老いぼれたお前を死ぬまで働かせるつもりだ」などと罵倒を繰り返し、これをきっかけにレッスルマニアでボーンヤードマッチ(墓場戦)で激突。映画のようなロケーションに、いかついバイクにバッドアスの姿で現れたアンダーテイカーはAJと一進一退の攻防を繰り広げる。カール・アンダーソンとルーク・ギャローズのアシストを受けたAJによって穴の中に落とされ、ついに生き埋めに…アンダーテイカーのレッスルマニアは敗戦で幕を閉じた…









そんなわけねーだろ!(○"谷"○)




重機の上で高笑いするAJの後ろから現れたアンダーテイカーは、一味を蹴散らし、命乞いするAJを無慈悲に生き埋めの刑に処す。そして、バイクに乗って去っていくのだった。ついでに、2019年の汚名もきっちりと返上した。


その後、WWEが配信していたドキュメンタリーの最終回で「もうリングに上がる意欲がない」として引退を表明。Yahoo!ニュースやBBCなどでも速報レベルで報じられた。その後のプランは未定だが、まだまだデッドマンの世界は終わらない模様。







ファイトスタイル・特徴




★選手として


身長208cm体重137kg(時期や文献によって若干の差異有り)という体躯と、180kgあるマーク・ヘンリーにツームストーン・パイルドライバーを決めるなど、WWE屈指のパワーファイターとして有名だが、同時に脅威的な身体能力を持っており、ロープワークなどで大型レスラーとは思えない俊敏な動きを見せる。
また、自身が総合格闘技好きな事もあって打撃技の名手としても知られており、アメリカン・バッドアス時代以降は総合格闘家のように、顎の前で拳を構えるファイティングポーズをとるようになった。


攻撃面だけでなく精神面も恐ろしく強く、どんな強敵難敵にも正面から戦い、デビューから現在に至るまでタップアウト負けをしたことが無い。(タップしてもレフェリーが見ていなかったり、タップしてないのにタップしたことにされて負けたことなら数度だけある)





★得意技


投げ技、極め、打撃全ての技に精通し、並みの選手ならフィニッシャー(決め技)になりえる技をいくつも持っている。




ツームストーン・パイルドライバー
デビューから現在に至るまで使用し続けている代表的なフィニッシャー。弟のケインもフィニッシャーとして使用している。
首を掻き切るポーズから相手を持ち上げ、相手を垂直にマットに突き刺す危険技であり、数多くの強敵を墓標のように突き立て葬ってきた。


一時期、この手の技で怪我人が続出し、垂直落下系の技が禁止されたために、この技が使えなくなり、この代わりとして開発されたのが後述のするラストライドである。現在はテイカーとケインのみが許可されている。
また基本は相手を逆さまに抱えそのまま膝立ちになるように落とす通常型だが、大一番の時などはその場で抱えてジャンプして落とすジャンピング式で放つ事もあった。もちろんジャンピング式の方がより危険である。


この技から相手の両手を胸の前で交差させ、白目を向きながら舌を出してフォールするのが定番のパターンとなっている。
このフォールは「Rest In Peace」(欧米圏で墓標に刻む定番の文句)と呼ばれ、このフォールを返せた選手は非常に少ない。




☆ラストライド
垂直落下系の技を禁止されたテイカーが編み出したもう一つのフィニッシャー。
パワーボムの派生技で、相手を肩に担いだ後、相手のタイツを掴みながら腕をピンと上に伸ばし、そのままマットに叩きつける。
210cmのテイカーが腕を伸ばせば相手の頭の位置は3m以上に達し、そこから叩き付けられると考えると…


と言うか危険技を禁止されたのに、危険技を生み出すテイカーマジ墓堀人





☆チョークスラム
片手で相手の首を掴んで持ち上げ、そこから叩き付ける大技。
ラストライド同様とんでもない高さから叩きつけられるためダメージは絶大である。
ツームストーン・パイルドライバー同様、弟ケインと共通の得意技だが、膝を曲げてギリギリまで力を加えて叩き付ける事が多いケインと違い、テイカーは高いところからマットへ叩き落すように使う。





☆ヘルズゲート
裏のフィニッシャーとして用いられる変形の三角締め。ちなみに普通の三角締めも用いている事があった。
ブラジリアン柔術のゴゴプラッタだがWWEではキャラ付けや権利の問題で「ヘルズゲート」と言う名前が付けられた。
持ち上げられない超重量級の選手やフォールしようと近づいてきた相手への奇襲など、奥の手的な使い方をされる。
初期は使う度に相手が吐血(血糊です)していた。





☆オールドスクール
相手の片腕を捻り上げながらトップロープに上り、綱渡りの要領で中程まで歩いたところで飛んで上から拳を振り下ろす技。
言うまでもなく2m以上もあるテイカーがこのような技を行えること自体異常な事であり、その身体能力の高さがうかがえる。


たまに「元ネタは新崎人生の『拝み渡り』」という人がいるが、実際はテイカーの師匠であるドン・ジャーディンの直伝。





☆場外へのトペ・スイシーダ
レッスルマニアなどの大一番でしか見せない大技。
前述の通り巨体でありながら軽量級選手並みの跳躍力を誇る彼は、ノータッチでトップロープを越えて場外の相手目がけて飛び込む。
テイカーの人間離れした身体能力の典型例としてよく挙げられる。





☆ロープワークからのフライング・クローズライン(ラリアット)


軽量級選手ばりの俊敏なロープワークから跳躍し首を刈り取る技。
その長身と跳躍力のせいで相手を飛び越えそうになっているのはご愛嬌。
そのため他の選手のように浴びせ倒すのではなく、跳びながら首を刈り取るという方が近い。





☆ランニングDDT


相手にロープに振られて帰ってくる際、ショルダースルーなどを狙って前かがみになっている相手の首を掴んで繰り出すDDT
まさに電光石火の如く一瞬で相手をマットに突き刺す。
だからアンタなんでそんなに俊敏なの…




☆T.C*B(Take Care of Business)


アメリカン・バッドアス時代に多用したいわゆるドラゴン・スリーパーホールド。後方から相手の首を脇に抱え、もう片方の腕で相手の腕をロックする技。
元祖の藤波辰爾は座った相手にかけていたが、テイカーはもっぱら立っている相手に使用する。





☆フジワラ・アームバー


いわゆる脇固め。こちらも日本人レスラー藤原喜明の得意技で、こちらもアメリカン・バッドアス時代から使用。





☆スネークアイズ


相手をうつ伏せの状態で肩に担ぎ、ターンバックル(リングの角にあるクッション部分)目がけて投げつけ、相手の顔面を叩き付ける技。序盤から中盤にかけて多く用いられる。




☆レッグドロップ


ビッグブートで倒れた相手への追い討ちや、相手の首をエプロンから出した状態でギロチンのように相手の首目がけて放つ。
ハイデンライクとの棺おけ戦では、ハイデンライクの首を棺おけの蓋に挟んだ状態で行った。




☆サイドウォークスラム


痛め技として度々使用。これもケインと共用の技




☆各種打撃


いかにもプロレスらしいパンチではなく、総合格闘好きの彼らしいキッチリしたフォームで放たれる拳は威力抜群。コーナーに追い詰めてからの連続ボディブローなどが印象深い。






★ギミック


WWEでのキャリアの殆どを「地獄の墓堀人」というギミックで過ごし、地獄から蘇った不死の怪人として様々な超常現象を起こす。



※例

  • 雷の発生
  • 瞬間移動
  • 地面をスライド移動
  • ガラスにテイカーの姿が映り、驚いて振り返ると誰もいない


また何度生き埋めにされようが蘇り、試合中どんなに相手の大技を受けてマットに倒れても、何も無かったようにムクリと起き上がるなど、その不死身エピソードは枚挙に暇がない。











…というより真に驚異的なのは、そんな非現実的で荒唐無稽なギミックを20年以上続け、全く人気が衰えないという点である。
言うまでも無くこの手の怪奇派レスラーは当たり外れが大きく、人気が出たとしてもだんだん飽きられて最終的には短期でフェードアウトというパターンが多いのだ。
そんな怪奇派レスラーの完璧に演じてこられたのも、彼の大柄の体躯や強持ての人相からくる圧倒的な存在感や抜群の演技力の賜物である。
紹介PVが何度か作られているがそれらに至ってはちょっとしたホラー映画並みになっていたりする。


ここまで長らく怪奇派を続けられたレスラーは殆どおらず、比肩するのは弟ケインやアメリカ怪奇派の裏魔王スティングくらいである。



また前述の通り、一時期大型バイクの乗り回すアメリカの不良中年「アメリカン・バッドアス」として活躍したが、それまで殆ど喋らず感情を表に出さなかった(というか有るかすら分からない)地獄の墓堀人ギミックとは打って変わり、よく喋るようになり表情豊かになった。(弟ケインには不評でこれが原因で生き埋めにされるが)
この頃のテイカーはやけに(前後に比べると)人間臭く、観客や他選手にリスペクトが足りないといいだしたり、期待の若手ジェフ・ハーディーとの対戦では、健闘及ばず敗北したジェフを讃えるような仕草をみせた。


ちなみにこのギミックはアンダーテイカーの中の人、テキサス州出身のマーク・キャラウェイさんのライフスタイルそのものであり、いつも乗っているバイク「タイタン(ハーレーに非ず)」は数十万ドルもするオーダーメイドバイクで私物である。
バッドアス時代はこのバイクでの入場が基本だったが、それをネタにされる事も多く、カート・アングルに牛乳をぶっかけられたり、ハルク・ホーガンに盗まれた挙句トレーラーに轢かれて破壊されたりしていた。
金満団体WWEならではの演出である。


この頃ファイトスタイルも変えており、ゆっくり動くフランケンシュタインのような初期とは打って変わり、リング内をあの巨体で縦横無尽に動き回り、総合格闘のように顔の前で拳を構えるようなファイティングポーズをとるようになった。



アメリカン・バッドアスから墓堀人ギミックに戻ってからは再び不気味なキャラクターとなったものの、以前の墓堀人とは違って表情が増え、笑いや悲しみとは相変わらず無縁なものの怒りや戸惑いといった表情を作るようになり、ファイティングポーズもバッドアス時代のままであった。








★入場


バイクに乗っての入場だったバッドアス時代を除き、大舞台になると入場が長いことで有名。
普通の選手が3分程度で入場を済ませたり、ジョン・シナのように入場前のパフォーマンスが長いわけでは無く、単純に長い。
大舞台でよくあるのが



場内暗転

グレゴリアン・チャント(教会などで演奏される古式聖歌の一種)をアレンジしたテーマが流される。

松明を持った黒衣のドルイド達が20~30名程度現れる

ゴーン…(鐘の音)

アンダーテイカーゆっくり登場、BGMも葬送行進曲アレンジのテーマへ自然に切り替わる。

花道をゆぅ~っくり移動

リングイン

上着を脱ぎゆっくり帽子を取る

白目を剥く




までが定番のパターン



恐るべきは大掛かりなセットや演出もアンダーテイカーという一人の男の添え物に過ぎないと感じさせるほど、強大な存在感を放っており「入場だけで金が取れる」とまで言われている。









★レッスルマニア無敗伝説


前述の通りアンダーテイカーはWWE最大の祭典「レッスルマニア」にて21連勝という前人未到の大記録を打ち立てた。


こう言っては何だが、スポーツの連勝記録や無敗記録というのは、それが可能なほど「実力」があれば出来てしまう。(もちろんそれは驚異的で素晴らしいことだが)
しかし台本のあるプロレスではリアル範馬勇次郎な実力者であっても会社が赤ん坊相手に「負けろ」といえば負け、ヒョロヒョロの新人がリアルビスケット・オリバとの試合でも「次の試合は勝ちな」と言われれば勝ってしまうのである。


そんなプロレス界で勝ち続けるというのは「期待」や「人気」の表れであるが、それだけでは無い様々な要素が絡み合ってくる。
当然勝ち続ければ「どうせ勝つんだろ…」と思うファンが増え、試合は盛り上がらない。最悪ブーイングも増えてファンが離れる可能性が非常に高くなる。
しかしテイカーが勝ち続けてもなおファンの心を掴んできたために、今度はあまりにも高くなり過ぎた「格」のために釣り合う相手が殆どいなくなってしまい、「負け」のブックが組みにくくなってしまった。


そもそもレスラー人生もリアル人生も短命な大型レスラーが、テイカーのように動きまくりながら20年以上も活動していること自体が異常中の異常であり、テイカーの連勝記録は


「人気」
「期待」
「存在感」
「説得力」
「健康」
「敵対者」


様々な要因が複雑に絡み合って生まれた奇跡のような記録である。





以下、WM(レッスルマニア)での対戦相手



☆WM7 “スーパーフライ”ジミー・スヌーカ ピンフォール勝ち


記念すべき1勝目。相手は後のWWE殿堂者フィジーの「飛獣」。凶悪なパワーでベテランを一蹴。伝説の始まりである。




☆WM8 ジェイク“ザ・スネーク”ロバーツ ピンフォール勝ち


80年代後半から90年代前半のスター選手にしてDDTの開発者。2発の鋭いDDTを喰らうものの、ジェイクがベアラーから骨壷を奪おうとしていいる隙に場外でツームストーン・パイルドライバーを放ち、リングに上げフォール勝ち




☆WM9 ジャイアント・ゴンザレス 反則勝ち


「エル・ヒガンテ」の名で来日参戦もした「歩くアンデス山脈」。240cmというテイカーより20cm以上という巨体を生かし攻撃するが、テイカーの猛攻に追い詰められるとクロロフォルムと思われる薬品を染み込ませた布をテイカーに当て昏倒させる。
試合はそこでテイカーの反則勝ちとなったが、救護班に搬送されたはずのテイカーが復活してリングに戻り、自らの手で報復を行った。




☆WM11 キングコング・バンディ ピンフォール勝ち


来日時に古舘伊知郎に「闘うマシュマロマン」と名づけられた巨漢レスラー。体重を生かした攻撃を仕掛けるが、鈍重なレスラーにテイカーが遅れをとるはずもなく、200kgはあるバンディをテイカーがボディスラムで叩きつけフォールを奪った。




☆WM12 ディーゼル ピンフォール勝ち


テイカー並みの体躯を誇る「ビッグ・ダディ・クール」との対戦は、両者の強力なパワーとパワーのぶつかり合いとなる。
ディーゼルの必殺のパワーボム「ジャックナイフ」を2発も受けるも、復活し逆転。ツームストーン・パイルドライバーでディーゼルを沈めた。




☆WM13 サイコ・シッド ピンフォール勝ち


今回もほぼ同じ体格のサイコパス・ヒール、サイコ・シッドと対戦。反則裁定無しというルールで激戦を繰り広げ掟破りのツームストーンを喰らってしまうが、ブレット“ザ・ヒットマン”ハートの乱入もあり、僅かな隙を突いてツームストーンをお返しして勝利する。




☆WM14 ケイン ピンフォール勝ち


自らが起こした火事により両親とともに死んだはずの弟ケインと対戦。凄絶な遺恨戦となったこの試合は弟との戦いに迷いの残るテイカーを終始ケインが圧倒。追い詰められたことでようやく決意を固めたテイカーが計3発のツームストーンでケインを沈め、フォールを奪った。
だが、この二人のストーリーはまだ始まったばかりであった。




☆WM15 ビッグ・ボスマン ピンフォール勝ち


ビンス・マクマホンに雇われた用心棒の暴力看守。ヘル・イン・ア・セルマッチでの死闘は、序盤こそボスマンが手錠とトンファーを用いてテイカーをいたぶるものの、徐々に互角の試合になっていき最終的にボスマンはテイカーの驚異的な体力と防御力の前に屈した。




☆WM17 トリプルH ピンフォール勝ち


アメリカン・バッドアスとなって初の祭典は知的な暗殺者トリプルHとの対戦。技巧派でありパワーファイターでもあるトリプルHとの死闘は観客席での場外戦に発展。
互いに死力を尽くして闘うが、ラストライドを決める瞬間にトリプルHが愛用の凶器「スレッジハンマー」で頭を殴打。窮地に陥るものの驚異的な精神力で復活。今度こそラストライドでトリプルHを沈め勝利する。




☆WM18 リック・フレアー ピンフォール勝ち


アメリカンプロレスの生ける伝説「ネイチャーボーイ」「業界一卑劣な男」「狂乱の貴公子」リック・フレアー。息子を攻撃され怒り心頭のフレアーお得意の「攻められても攻められても負けない」老練で狡猾な戦いぶりに苦戦するものの、フレアーの顔面を真っ赤に染め上げながら勝利。ここで連勝記録は10に




☆WM19 Aトレインビッグ・ショー ピンフォール勝ち


「大巨人」ビッグ・ショーと怪力Aトレインの巨漢タッグとのハンディキャップマッチ。大男2人に善戦するも徐々に苦戦に転じたところで、当時の相方ネイサン・ジョーンズが救援に駆けつけビッグ・ショーを撃沈。その隙にテイカーがAトレインをフォールし勝利した。




☆WM20 ケイン ピンフォール勝ち


マスクを脱ぎ狂暴性を増した弟ケインの手により生き埋めにされたのテイカー。しかしレッスルマニア20当日ポール・ベアラーを伴い奇跡の復活。ギミックを再び地獄の墓堀人に戻してケインと対峙した。
初めはテイカーの復活を信じられないケインをテイカーが圧倒。中盤以降は地獄へ送り返そうと闘志を燃やすケインと互角の勝負を演じるが、ケインの猛攻をものともせずこれに勝利する。




☆WM21 ランディ・オートン ピンフォール勝ち


数々のレジェンド級レスラーを葬って史上最年少でWWEヘビー級王座に輝いた「毒蛇」ランディ・オートン。若手らしく果敢に攻めてくるランディや父親ボブ・オートンJrの奇襲。チョークスラムの隙を突いたRKOなど危ないシーンもあったが、無類のタフネスと圧倒的な貫禄を見せつけオートンを退けた。




☆WM22 マーク・ヘンリー 棺おけの蓋を閉め勝利


「世界最強の男」マーク・ヘンリーはテイカーの得意とする棺おけ戦でテイカーに挑戦。持ち前の体重と圧倒的パワーを見せ付けるも、怪力テイカーにツームストーンを喰らい棺おけ行き。生き埋め戦ならばもしくは…なんて




☆WM23 バティスタ ピンフォール勝ち


恐るべき筋肉を誇る「野獣」バティスタ。怪力同士の対決は一進一退の攻防となるが、必殺のバティスタ・ボムをものともしない驚異的なタフネスでバティスタの跳ね除け、ツームストーンでマットに沈めた。




☆WM24 エッジ サブミッション(タップアウト勝ち)


カナダのおバカな小僧から「R指定のスーパースター」として団体の顔にまで成長したエッジと祭典の大トリで対戦。エッジは多くのスーパースターの中でもテイカー戦の戦績が良く、テイカー同様レッスルマニアでの敗戦のない強敵だった。
「好機を逃さぬ男」エッジの執拗な腰責めや、巧みなカウンター、カメラによる凶器攻撃で窮地に陥る。
エッジが得意技のスピアーでその強靭な精神力を刈り取ろうと試みるも、スピアーで倒した後の一瞬の隙を突かれてヘルズゲートが発動。耐え切れずタップした。
これによりテイカーは勝利。エッジの連勝記録は止まってしまう。





☆WM25 ショーン・マイケルズ ピンフォール勝ち


「ハート・ブレイク・キッド」「ショーの主役」「ミスター・レッスルマニア」数々の異名と輝かしい戦歴を持つ団体の光の象徴ショーン・マイケルズと「地獄の墓堀人」「暗黒の帝王」「ストリーカー」と呼ばれる暗黒の象徴アンダーテイカーとの光と闇の一大決戦。
クラシカルで静かな立ち上がりから、徐々に戦いはヒートアップ。中盤からは互いにカウンターや必殺技が飛び交う手に汗握る攻防を演じ、最後の最後まで結末が分からない神がかり的な名試合となった。
最後はテイカーが死力を尽くしツームストーンでマイケルズを沈めた。


まるで台本のないガチの格闘技のような緊張感と絶妙な間合い、死闘と呼ぶに相応しい大小様々な技のハイレベルな応酬。プロレスの極地を垣間見せる究極の一戦となった本試合を、プロレス史に残る最高峰の試合とするファンも多い。





☆WM26 ショーン・マイケルズ ピンフォール勝ち


マイケルズは輝かしいレスラー人生を、テイカーは偉大すぎる連勝記録をかけて挑んだ一戦にして、昨年の再戦。
前年とは打って変わり、試合開始前からマイケルズが首を掻き切るポーズで挑発。ハイスパートな立ち上がりから始まった。


マイケルズはオールドスクールの着地時に痛めた脚(どうやら台本ではなくアクシデント)を執拗に責めたて、テイカーも負けじとマイケルズの古傷の腰を狙う。
テイカーは場外ツームストーンを見舞えば、マイケルズがラストライドのカウンターに盟友Xパックの得意技「Xファクター」で応戦。


両者とも前年に劣らないクオリティの攻防を繰り広げ、あわや記録が途絶えるかという場面もあったが、テイカーがツームストーンでマイケルズの命運を絶ちにいくが3カウントぎりぎりで返されてしまう。
その時、マットに横たわるマイケルズにテイカーが止めを刺そうと、首を掻き切るポーズをするが…躊躇うようにポーズを途中で止めてしまう。
自力で立つこともままならず、テイカーに縋るように立ち上がろうとするマイケルズにテイカーは


「ねてろ!」


と声をかける。しかしマイケルズは立ち上がる事を止めず、テイカーに向かって再び首を掻き切るポーズを見せ強烈なビンタを浴びせる。かつて自分が敬愛するリック・フレアーの引退戦で、とどめを躊躇したがためにフレアーから4の字固めを受けたように、自分へのとどめを躊躇うテイカーに気合の一撃を加えた。
それを受けたテイカーの顔には一瞬戸惑いの表情が浮かぶが、マイケルズの意思を理解したのかすぐさま鬼の形相でマイケルズを抱えあげ、ツームストーン・パイルドライバーでWWEのマットにマイケルズの墓標を突き立てた。



試合後、横たわるマイケルズを立たせ


「闘ってくれてありがとう。この試合を闘えた事を誇りに思う」


と言葉をかけた。



ここに祭典の顔が消え、テイカーの連勝記録だけが残った。





☆WM27 トリプルH サブミッション勝ち


去年テイカーによって引退させられた親友マイケルズの敵討ちに燃えるトリプルHとの一戦は序盤から激しいぶつかり合いから始まる。
WM17にて名勝負を演じた両者のぶつかり合いは、反則裁定無しというルールの下、どちらが先に潰れるかの死闘へと発展する。テイカーの強力無比な技にも負けないトリプルHは一撃必殺のぺディグリーを3発も放ち、鉄製の椅子で椅子が歪むほど殴打、それでも折れる気配の無いテイカーにトリプルHは掟破りのツームストーンを繰り出す。
テイカーの両腕を胸の前で交差させ、フォールを奪おうとするがテイカーはこれを跳ね除ける。あまりのタフネスに恐れおののいたトリプルHは遂に「スレッジハンマー」でテイカーを殴打しようするも、ヘルズゲートに捉えられ抵抗虚しくタップアウト。
勝ったテイカーも自力で立ち上がる事が出来ず、救護班によって運ばれていった。





☆WM28 トリプルH ピンフォール勝ち


前年勝利したものの完璧な勝利とは言えないとトリプルHに再戦を要求したテイカー。自ら引退させたショーン・マイケルズを巻き込んだ一戦は死闘必至のヘル・イン・ア・セルマッチとなった。
トレードマークの長髪をバッサリ切り、強固な決意で臨んだテイカー。しかし「知的な暗殺者」は鉄階段や椅子を使ってテイカーを追い詰めていく。


あまりにも凄惨な戦いにマイケルズがトリプルHを諌めようとするも「お前がやれ!お前が仕留めろ!」と迫るトリプルH。
尊敬するテイカーが傷つくのをこれ以上直視出来ず「テイカー試合を止めるぞ!?いいな」と聞いても「止めるな…ショーン、試合を止めるんじゃない」と頑なに拒否するテイカー。
マイケルズは二人の男との友情の狭間で揺れ動く。


そして安否確認に来たマイケルズを、意識が朦朧としているテイカーがトリプルHと勘違いしヘルズゲートを誤爆。


試合は泥沼の様相を呈す。



互いに一歩も譲らぬまま死闘は続き、先ほどの誤爆に怒ったのか、それともこれ以上テイカーが苦しむのを見たくなかったのか




ショーン・マイケルズが必殺のスイート・チン・ミュージック一閃



マイケルズの鋭い蹴りによろめいた所を



トリプルHのペディグリーが炸裂




あわや記録が途絶えるかと思われたが、不屈の闘志でこれを跳ね除けた。


その後も続く攻防で、既に両者とも満身創痍の身でありながら試合を止める気配すらない。


最終局面、お返しとばかりにテイカーがトリプルHを椅子で殴打。トリプルHもスレッジハンマーで一矢報いようとするも既にその腕に力は無く、受け止めたテイカーは「もう止めよう」とばかりに首を振るが、トリプルHの返答は




「Suck it!!(クソッタレ!)」



テイカーはスレッジハンマーでトリプルHを殴打。なおも立ち向かおうとするトリプルHの姿はかつてのマイケルズのようでもあり、そのマイケルズに引導を渡したテイカーは躊躇わず首を掻き切りツームストーン・パイルドライバーを敢行。トリプルHはまたしても敗北した。




試合後、自力で立ち上がれなくなったトリプルHをマイケルズとともに抱え入場ゲートまで連れていき、団体の象徴である3人の漢達による世界一熱い抱擁を世界中にお送りした。


これでテイカーの連勝記録は20の大台に乗った




☆WM29 CMパンク ピンフォール勝ち


シカゴの悪童CMパンクはテイカー&ケインの父でありマネージャー、ポール・ベアラーを侮辱しつつ彼の骨壷を強奪。アンダーテイカーに対して心理戦を仕掛ける。
CMパンクは体格差の有りすぎるテイカーをその豊富な技と挑発的な態度で翻弄。一時はテイカーを追い詰めるほど善戦するも力負け、ツームストーン・パイルドライバーにて葬られる。
試合後、テイカーは亡くなったポール・ベアラーに哀悼の意を示した。






★WM30 ブロック・レスナー ピンフォール負け


かつて史上最年少で最高王座を手にし、ファンや会社からの大きな期待を受けながらも、総合格闘家に転身した怪物ブロック・レスナー。
以前と全く衰えない驚異的なパワーとスピード、総合で鍛えられた打撃を武器にテイカー相手にどこまで戦えるか…



しかしいざ始まってみれば、メリハリの少ない地味な立ち上がり。実況も観客もイマイチ盛り上がりきれぬまま中盤に入る。
中盤に入ってからは大技が出始め観客も徐々にヒートアップしてくるが、近年に比べればテンポも悪くレスナーの攻めもややワンパターンであった。
終盤まで精彩を欠いたテイカー、レスナーが渾身の力を込めこの試合3発目F5を決めフォール。


















ブロック・レスナーがピンフォールで勝利を収め、ここにアンダーテイカーの無敗伝説は終わりを告げた。





テイカーの勝利を確信していた観客は声を失い。決戦の終幕は歓声ではなくどよめきに包まれた。


最後は静かに立ち上がったテイカーを、観客・実況全員スタンディングオベーションでその健闘を讃えたが、その爪痕は深く。次の女子王座戦どころか、メイン戦の終盤まで歓声は戻ってこなかった。




このような事態になった理由はいくつかあり、



テイカーの怪我と加齢…試合の映像を見れば明らかに体を作れていないため、試合中の動きも鈍い。そしてこの結末はテイカー自身が負けを望んだと言われている。


レスナーの練習拒否…噂に過ぎないが、本来行う事前の練習をレスナーが断ったという噂がある。それならいまいちテンポの悪い試合内容にもある程度説明がつく




では、何故レスナーだったのか?


どうにも、当初はアンダーテイカーが勝つことになっていたようだが、当日にビンスが変更したらしい。ビンスは「レスナーじゃなきゃ誰がお前を倒すんだ?」と、説得。アンダーテイカーもレスナーを高く評価していたが、「若手の引き上げなどを考えたらレスナーじゃなくてよかったのに。レインズとか」と、アンダーテイカーはのちに語っている。






人物・エピソード

☆本名はマーク・キャラウェイ。今の奥さんは元WWE DIVAのミシェル・マクール(首のところに前妻サラの名前が彫ってあったが、離婚後消している)


☆生年月日は1965年3月24日。同じ誕生日にWWE殿堂者ゴージャス・ジョージや同じくWWEジャック・スワガーがいる。他にも島田紳助、原田泰造、丹下桜ハートマン軍曹、綾瀬はるか、麻美ゆまゆゆ式の野々原ゆずこ他、妙に面子が濃い。


☆墓堀人ギミックの時はデスバレー出身とされるが、実際の出身はテキサス州ヒューストン。テイカーは実は宇宙人である可能性が微粒子レベルで存在する…?


☆趣味はバイクと各種格闘技観戦。欠場中はバイクラリーに参加したり、総合格闘技の観戦に夫妻で来ているところを何度も目撃されている。


☆ギミックとかではなくリアルでタフガイ。WM13の前日に交通事故に逢ったがキッチリ出場して王座を獲得したり、伝説級のハードコアマッチとなったカクタス・ジャック(ミック・フォーリー)とのヘル・イン・ア・セルマッチでも片脚を剥離骨折した状態で試合を行い、これも勝利している。また2010年のエリミネーション・チェンバー戦では入場時の演出のパイロが誤作動を起こし衣装が炎上。とっさに衣装を脱ぎ捨て、応急処置のみ受けて何食わぬ顔で試合に参加している。


☆バックステージでは絶大な影響力を持っていると同時に世話好きでもあるのか、ジョン・シナやジェフ・ハーディーなどの期待の若手を気にかけたり、怠慢な試合をしたビッグ・ショーを叱り飛ばしたりしていたようである。他にもステファニー・マクマホン(WWE社長ビンス・マクマホンの長女)との結婚に踏ん切りのつかないトリプルHがテイカーに相談をしたという話もあり、やはり多くの人物から信頼されていることがうかがえる。影響力を示す逸話としては、若手のレスラーが周りに挨拶もしない姿を見て「あの若造は挨拶も出来んのか」的なことを独り言として呟いただけでその選手が干されたことがあるとか。*1


☆それ故かレスラーが不当に扱われることに対しては怒りを露わにすることがあり、WWE最大の汚点「モントリオール事件(会社側によるブック破り事件)」にて、当時者ではなかったものの激怒し、ビンス・マクマホンが報復を恐れて控え室に篭るとその扉を蹴り続けたという。


☆また日本人初のWWEディーヴァとなった鈴木浩子が当初誰からもプロレスの基礎を教えてもらえず、それでもめげずに自己流でトレーニングを続ける日々を送っていた所、たまたまその光景を目にしたアンダーテイカーが事情を聞いて憤慨し、ナメた態度を取っていたジムトレーナーを本気で張り倒して制裁を加えてから「ならば自分が教える」と自らトレーナーとして宣言、彼女に自分の持つ全てを教え込んだという。
この様にどこまでもプロレスに真摯に向き合う者には熱い人物である。


☆コツコツ貯めたお金で270万ドルのビルを建てており、引退後は不動産業に精を出す予定らしい。


☆日本のライトノベル作品「ココロコネクト」の作者として知られる庵田定夏先生のペンネームの元ネタ。


庵田定夏→あんださだなつ→あんだていか→アンダーテイカー


同作品のアニメ化の際にはテイカーらしき(というかテイカーにしか見えない)ポスターが背景として登場している。


☆そんな熱い墓掘り人も2020年6月20日、自身のドキュメンタリー映画でのインタビューにて「もう気力が無いんだ」と現役引退を表明。30年近いレスラー人生に一旦のピリオドを打ったのだった。






追記・修正はアンダーテイカーを埋葬してからお願いします。


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  • 多分おれが一番この項目が建つのを楽しみにしてた 乙 -- 名無しさん (2014-06-10 12:30:23)
  • カート「WWEの歴史の中で沢山の超一流レスラーが生まれた。ホーガン、オースチン、ロック、マイケルズ、ハンター、そして僕もその一人だ。だけどテイカーだけは別格なんだ。」 -- 名無しさん (2014-06-10 13:03:32)
  • ん?シットダウン式のツームストーンっておかしくね?尻もち付きながら落とすのがシットダウン式じゃなかった? -- 名無しさん (2014-06-10 16:38:35)
  • 「かかって来い、お前を有名にしてやる」は名言 -- 名無しさん (2014-06-10 18:19:14)
  • Judgement Day 2000でアメリカン・バッドアスのギミックでメイン戦に乱入してきた時は目を疑ったな。葬儀屋→暗黒大魔王の怪奇派ギミックだっただけに、インパクトがデカかった。 -- 名無しさん (2014-06-10 18:22:55)
  • 普段は優しい性格だけど怒らせたら滅茶苦茶怖いらしいね。 -- 名無しさん (2014-06-11 00:12:58)
  • バッドアス初期のバイク+グラサン+バンダナ+ロングコート+長髪の出で立ちくるおしいほどすき -- 名無しさん (2014-06-11 00:34:53)
  • ↑同意 この頃のテイカーに勝てる選手が全く思い浮かばない -- 名無しさん (2014-06-11 01:24:47)
  • WCW時代のフィニッシャーは「ロープ渡りでロープ半ばまで移動してからのフライングボディプレス」というピープルズエルボーばりの謎予備動作ムーブだった模様 -- 名無しさん (2014-06-11 01:48:44)
  • 「相手を先に生き埋めにした方が勝ち」そんな試合を現実でやるなwww -- 名無しさん (2014-06-19 00:31:00)
  • 白いアンダーテイカーとかいう黒歴史 -- 名無しさん (2014-07-27 19:54:30)
  • パイルドライバーの画像があまりに怖すぎて正視に堪えないレベル。コレもテイカーと言う存在が故にか -- 名無しさん (2014-07-27 20:12:40)
  • 2012年頃のテレビ番組でビートたけしが賞賛してたらしい。「入場や睨み方に雰囲気がある」と -- 名無しさん (2014-11-24 00:02:57)
  • ついにスティングがリングに上がった。後はテイカーさんのコンディション次第か。 -- 名無しさん (2014-11-24 20:38:20)
  • 愛あふれる素敵な記事ですね。アメリカン・バッドアス時代が最高に好きだった。ケインとのタッグ組んでいた時の「絶望感」は半端無かった。 -- 名無しさん (2015-06-12 16:14:18)
  • WM24のエッジ戦は当時のWWEのゲームにまるまる収録されてたな -- 名無しさん (2015-11-17 23:42:28)
  • 30年よくやったよ。長い間楽しませてもらって感謝だぜ。お疲れさん -- 名無しさん (2021-02-03 19:32:05)
  • WWEの夜中にやってるまとめの番組でやたら濃いから知っていたが引退したのか -- 名無しさん (2022-01-13 19:17:33)

#comment

*1 ただしその理由が単にテイカーに対して畏敬の念を抱くあまり話し掛けづらかったというだけであり、後にそれを知ったテイカー自らが声を掛け親交を結んでいる。

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