登録日:2014/06/02 (月) 08:53:11
更新日:2023/12/18 Mon 12:45:17NEW!
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とあるシリーズの登場人物 とある魔術の禁書目録 ハチマキ 第七位 科学サイド 原石 レベル5 愛すべきバカ 根性 熱血 チート とある科学の超電磁砲 削板軍覇 すごパ 超能力者 学ラン 河西健吾 体育会系 説明できない力 世界最大の原石
『削板軍覇』とは、『とある魔術の禁書目録』及び『とある科学の超電磁砲』の登場人物である。初出はSS2。
超電磁砲では(それ以前にもさり気なく出ているが)44話から。
CV:河西健吾
【概要】
学園都市に七人しか居ない230万人の頂点、「超能力者」レベル5の第七位。
学ランにハチマキ、そして旭日旗が描かれたTシャツ*1という、「体育会系」という言葉をそのまんま表したような見た目をしている。
性格は超がつくほどの熱血&根性バカ。
物事を全て努力と根性で片付けようとし、一言目には根性、二言目にも根性という最早会話が成り立たないレベルの単純な思考をしている。
そしてレベル5なのに頭もあまりよろしくないようで、とある事情から大覇星祭の開会式で選手宣誓を行った時は、
セリフを途中で忘れアドリブ(主に根性連呼)全開になり、最終的には宣言とともに周囲を爆発させて開会式を終わらせている。
通っている学校も、パッと見上条さんが通っているような普通の学校であった。
しかし彼は基本的に「弱きを助け強きを挫く」を地で行くタイプの人間である。
ほぼ毎日人助けのために学園都市中を歩きまわったり、同じ顔の女の子達が、
顔も知らないはずの赤の他人である自分を守るために戦ったと察した時はマジギレし、本気で相手を潰しにかかっている。
この様な性分からか人助けのため学校を休むことも多々あるようだが、担任の先生はそのことをちゃんと理解しているようで特に問題視していない。
またこの先生曰く「頼まれたら断れないやつ」だとのこと。
以上から決してマトモな人物とは言えないのだが、「隠しても隠し切れない人格破綻者の集まり」と称されるレベル5達の中では、
実は美琴と一二を争うほどの常識人であったりするのだ。あくまでレベル5達のなかでは、だが。第六位は知らん。
能力名は不明。というのも、彼は学園都市のカリキュラムによって生み出された能力者ではなく、
『原石』と呼ばれる偶発的に周囲の環境がカリキュラムと同じ効果をもたらした場合に発生する特殊な能力者だからである。
『原石』は特別強いというわけではないらしいが、とにかく希少。
例えるなら人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドのようなものと言われ、世界に50人ほど確認されている。
我らが上条さんや姫神秋沙も『原石』に含まれている(上条さんは厳密には『原石』ですらないらしいが)。
なかでも軍覇は世界最大の『原石』と言われており、その強大な力からレベル5認定されている。
順位が第七位なのは彼の能力がひどく繊細かつ複雑で、能力者をモルモットとしか見なしていない学園都市のゲス研究者ですら、
手を出すことが出来なかったため研究によって利益を生み出すことがないから。
またこの事で過去に何かあったのか、学園都市に暗部が存在していることは知っている。
一応彼自身なんとか自分の能力を解明しようと何かと理屈をつけているが、
学生である原谷矢文にすら間違いだと指摘される大雑把で無理がある理屈である。
原谷に突っ込まれて「じゃあどういう理屈で何をしたんだ?」と疑問を抱くまでがテンプレ。
つまりかなり頭が悪い。もしかしたらあんまりにも繊細すぎて、上条さんですら受けている脳の開発を軍覇は受けていないのかもしれない。
その力は本当に科学に属しているかすら分かっておらず、魔術サイドの大物であるオッレルス曰く、
軍覇が使っているのはオッレルスが使用する「北欧王座」と同じ「説明出来ない力」であるらしい。
オッレルスは自覚的にその「説明の出来ない力」を使っており、
軍覇はまだ無自覚に奮うのみであったので、性質的には同じ「説明出来ない力」であっても圧倒的な力の差が生まれてしまったようだ。
もしも軍覇が自覚的に能力を使用していたらオッレルスに勝っていたかもしれないとも言われ、更に強くなれることが示唆されている。
しかし魔術サイドのオッレルスが語っているからといって、軍覇の能力が魔術サイドに属するものとも限らない。
彼は魔術師ではないので、生命力を魔力に変換する術を持っていないからだ。まさしく未知の能力である。
因みに軍覇が作中で行使した能力を具体的に上げていくと
- 拳を突き出すことでよく分からない力が相手を吹き飛ばす通称「すごいパーンチ」。
- 音速の二倍の速度で行動
- 両手を突き上げることで落下してくるコンテナを吹き飛ばす。
- 「よっこいせーっと」という掛け声と共に拳をただ前に突き出しただけで、山火事とも思える劫火を蝋燭の火のように吹き消す。
- 銃弾を打ち込まれようが刺されようが、傷ひとつつかず精々痛い程度のダメージ。
- よしんば重傷を負っても、根性入れれば血は止まるし骨もくっつく。
等など上げていけばキリがないが、およそ理解不能の能力を存分に発揮している。
「念動力」の能力に近いように思えるが、驚異的な身体能力や再生力などそれだけでは説明できないことも多い。
果たして彼の能力が明かされる日は何時になるのか。
なお、作中ではまだ上条さんと会っていないと思われていたが、超電磁砲の方で本編より一足先に会って共闘していた。
正体不明解析不能の熱血バカコンビの共闘は、幻生のジジィじゃなくても興奮するものであるので、未読の方はご覧になるべし。
【作中での名セリフ】
- 「根性ってモンが足りてねえな、兄ちゃん。そんなんじゃ誰も満足しねえぞ!!」
記念すべき初セリフ。そして伝説の始まり。
- 「消えることのない絆とかのいろいろは漲る根性でどうにかして! 日頃の鍛練と根性の成果を十分に発揮しっ! その雄姿と根性を性根の腐ったやつらに見せつけてっ!!
この大会が最高に根性の入った思い出になるようっ、あらゆる困難障害艱難辛苦七転び八起きが立ちはだかろうともっ……すべて根性で乗り切ることを誓うぜ!!!!!」
大覇星祭の開会式にて。台詞を忘れアドリブで選手宣誓を進めた上、最後は能力で大爆発を引き起こし運営委員会のイヤな予感を的中させた。
- 「見せてやるよ、本物の根性ってヤツを!! 大それた理由なんかいらねえ。曲がらず腐らず正面を行く男は、赤の他人だろうが何だろうが、傷つけられた女の子のために立ち上がることができるんだ!!」
VSオッレルス戦にて。見ず知らずの他人である自分のために戦ってくれた女の子達のために、絶対に勝てない相手にも立ち向かっていく。
- 「足引っ張んなよカミジョー」
ファン待望の予測不能の最強コンビ結成時のセリフ。
流石の根性バカも上条さんの右手には興味がわいたらしく、最初は避難するよう言っていたがともに戦うことを決意する。
追記・修正はすごいパンチに10回耐えられる根性ある方がお願いします。
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*1 アニメ版では赤いTシャツに変更
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