登録日:2014/05/21 Wed 09:19:10
更新日:2023/12/18 Mon 10:49:55NEW!
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バーチャロン シャドウ 電脳戦機バーチャロン バーチャロイド テムジン 四之影
「こいつは・・・どうかしている・・・!」
『テムジン「四之影」』とは電脳戦機バーチャロン・オフィシャルストーリー#2.42『One-Man Rescue』に登場するVR(バーチャロイド)である。
型式番号:SDK/04
全高 :15.2m
重量 :7.62t
(全高・重量スペックはテムジンより)
搭乗者:専属の「騎士」
:ダッシュ・ブロンガー曹長(遠隔操作による)
DN社が開発した傑作バーチャロイドMBV-04テムジン(初代バーチャロンでのテムジン)をベースとした漆黒のボディを持つ機体。
見た目、及び武装は通常のテムジンと変わらないがその性能すべてが天と地ほども離れており、劇中での敵である第二世代型アファームドでさえ超越する化け物である。
さらにそれを運用する部隊「ザ・シャドウ」が「目撃した者は生きて帰れない」と言われ、また実際に目撃し生存したものが殆どいないことからまさに「死の影」そのものといえる。
○武装
MPBL-7 多目的ビームランチャー
テムジンの代名詞といえる多目的ビームランチャー。
用途に応じてビームランチャーとビームブレイドの切り替えが可能であり、全射程をこれ一本で行う事が可能な多用途武装である。
ただし重量が重いのでテムジン自体がこの兵器を扱うことに特化し、他の武装が扱えない原因でもある。
四之影の武装は強化されたV-コンバータの恩恵としてランチャーの出力も大幅に上昇しており、アファームドをいともたやすく撃ちぬいて見せた。
パワーボム
テムジンが持つ牽制用の投擲武器。
本機も搭載していると考えられるが使用はしていない。
○開発経緯
本機の開発は第0プラントのプラジナー博士によって行われた。
プラジナー博士はオリジナルフェイ(ファイユーヴ)・オリジナルエンジェラン(アイスドール)・オリジナルガラヤカ(アプリコット・ジャム)の三柱のオリジナルVRの開発者であり、また本機もそれに並ぶ特殊な機体である。
本機の持つ目的は「シャドウ化」の制御にある。そのため出撃ごとに時限式・使い捨ての強力なリミッターを取り付けることが必要である(制限時間オーバーで運用を続けた場合シャドウに取り込まれる)が、その代わりとして常にシャドウ時の性能を引き出しているため他のVRとは隔絶した性能を発揮、さらにこの機に適応した「騎士」が搭乗することにより「影騎士」という完全体となることができる。
しかしプラジナー博士は失踪、第0プラントも閉鎖されたことにより本機体の行方とその技術は闇に消えた。
○シャドウ化
VRの動力源であるVコンバータ(背面のゲーム機に見える部分)が持つ精神干渉機能が搭乗者の負の感情と結びつく事により起こる現象。
シャドウを発症した機体は漆黒に染まりVコンバータの出力の急激な上昇、M.S.B.S. と精神とのリンクが強化されることによる反応速度の大幅な向上により元よりも強力なVRとなるが機体と搭乗者が一体化し、破壊衝動の赴くままに破壊を振りまくだけの存在と化す。当然のごとく機体もパイロットも回収は不可能。
さらに厄介なことに シャドウと接触した機体はシャドウに飲み込まれシャドウとなるためシャドウを倒したとしてもそのVR自体がシャドウになりうる。
この現象に対応するためにプラジナー博士の娘、リリン・プラジナーは対シャドウ組織白檀艦隊(ホワイトフリート)とそのVR部隊白虹騎士団(びゃっこうきしだん)を設立、その殲滅にあたっているが四之影はリミッターが必要とはいえこれを制御しており、プラジナー博士の異常なまでの技術力が伺える。
なおMARZではムーンゲートにて主人公と同じ機体を持つシャドウVRが出現、主人公に牙を剥いた。
○「ザ・シャドウ」
「影」VRとその「騎士」達は第0プラント崩壊以後地下に潜り、以後謎の黒いVR部隊として各地の戦場に現れるようになった。
「限定戦争」というシステム上、金さえ払えればいかなる状況でも勝利をもたらすがあまりに強すぎ、またあまりに容赦のない戦いを行う上存在自体が非合法な彼らはいかなる陣営においても厄介者、そして死神といえる存在である。
なお、四之影のみならず他の影VRを所有しているがベースはテムジンとは限らない。
「・・・俺は一体何機仕留められる?」
○劇中での活躍
限定戦争中のオーストラリアにおいて全滅の危機に陥ったS.H.B.V.D.・DNA連合部隊を「自らの目的のために」全滅させないために勾留中のダッシュ・ブロンガーが同じく勾留中のRNA士官・三日月鹿之助と共謀して調達したVRとして登場。
ただしブロンガーが調達資金をケチったためVRは用意できたが「騎士」は用意できず、またリミッターも80秒のモノしか用意できなかった。
そのため鹿之助が捕虜交換の際に移動のため乗り込んできたバイパー540SHよりM.S.B.S.Ver3.52による遠隔操作での起動が行われた(当然ながら本来の性能から大きく劣る)
そしてRNA部隊によって壊滅寸前の戦場に突入、圧倒的な性能でRNA主力のアファームドを撃ち、斬り、そして首をねじ切って殲滅、80秒でDNA部隊が束になっても敵わない8機を撃破しRNAを撤退に追い込んだ。
その後は現れた時と同じく影のように消え去ったが。「ザ・シャドウ」とつながりがあると思われたことによって他のDNA部隊からも孤立、さらなる危機的状況にS.H.B.V.D.は陥っていくのであった。
○商品について
かつてWAVEから四之影がテムジンのバリエーションとして発売。
近年発売されたOMG版テムジンに自作四之影デカールを貼ることによって再現した猛者もいる模様。
追記・修正は80秒以内に。
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