登録日:2014/04/04 Fri 20:32:06
更新日:2023/12/14 Thu 11:47:23NEW!
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フジテレビ テレビ局 cx 東京ヤクルトスワローズ 東映 迷走 ガリガリ君火星ヤシ味 東京都 港区 お台場 fns 東宝グループ 韓国ドラマ きっかけはフジテレビ テラスハウス こち亀ではよく壊される キー局
◆概要
株式会社フジテレビジョン(以下フジテレビ)とは、
株式会社フジ・メディア・ホールディングス(持ち株会社)傘下にある、大手民間放送会社(テレビ放送)の一つであり、フジサンケイグループの中心企業である。
フジ・メディアHD/フジサンケイグループには、ラジオ局のニッポン放送と文化放送、大手レコードレーベルのポニーキャニオン、中堅出版会社の扶桑社、
大手新聞発行社の産経新聞社とサンケイスポーツ、夕刊フジがある。
全国に系列局があるが、青森・山梨・徳島・山口の各県にはない*1。
1986年に制定された目玉マークのロゴでおなじみ。開局以来ロゴの変更はこの1回のみで、キー局の中では最も少ない。
◆データ
●コールサイン JOCX-DTV(アナログ放送時代はJOCX-TV)
●愛称 フジテレビ、フジ、CX
●本社所在地 東京都港区台場
●関連のある会社 阪急阪神東宝グループ、松竹、東映、東映アニメーション、東京ヤクルトスワローズ
●関連会社 BSフジ、CSフジ
東映、東宝、松竹との関係
元々、フジテレビは文化放送、ニッポン放送、産経新聞が作った会社であるが、創設された際は東映、松竹、大映が深く関わっていた。
松竹と大映は主に時代劇と現代劇の製作ノウハウをフジテレビとともに蓄積し、東映は初期は時代劇に関わることが多かったが、
日本教育テレビ(現在のテレビ朝日)の開局に尽力したため、ドラマと時代劇はテレ朝に、
アニメ部門である東映動画(後の東映アニメーション)製作のアニメをテレ朝と並行して製作すると言うことで落ち着いた。
このため、フジテレビで東映製作のアニメが多いのはこのためである。だから、ドラゴンボールやONE PIECEなどの名作が生まれたわけである。
後に、大映の経営危機により角川と合併した後の角川大映とは距離を置き、系列局である関西テレビの開局に奔走した阪急東宝グループとの密接な関係が出来上がり、
現在ではフジテレビの現代劇は2時間ドラマの一部が大映テレビの他は東宝が深く関わっていることが多い。
阪急阪神東宝グループとなったあとは、阪神タイガース主催試合の放送が全国放送やBSに限って増加している。
ヤクルトとの関係
国鉄スワローズの経営がままならなくなった影響で、1965年にサンケイグループが共同で球団を取得し「サンケイスワローズ」と改称する。
後に、スワローズの後援会副会長が手塚治虫氏であったため、鉄腕アトムの商標権貸借契約を虫プロダクションと締結し、「サンケイアトムズ」と改称する。
その後、産経新聞社の発行部数の伸び悩みから産経新聞社保有分の球団株式をヤクルトに売却、
さらにフジサンケイグループの財務体質を強化するため、フジテレビとニッポン放送が保有していたアトムズ株式の2/3以上をヤクルトに売却し、
1970年に「ヤクルトアトムズ」に改称する。
その後、虫プロ倒産の煽りを受けて、球団と虫プロの間の貸借契約が自動失効したため「ヤクルトスワローズ」にする。
現在も、ヤクルト球団株式のうち20%をフジサンケイグループが保有しているため、CS放送でヤクルトの主催試合を独占的に放映できるのはその為である。
1978年、ヤクルトがリーグ優勝を決めた際、神宮球場が明治神宮野球大会のため日本シリーズ期間中使用不能となり、
急遽開かれたプロ野球オーナー会議にてヤクルト主催試合分を後楽園球場に振替えることで合意した。
当時、後楽園球場で行なわれるプロ野球中継は日本テレビに優先権が与えられていたため、日テレとフジが協議をした結果、
第二戦のみ日本テレビが放送し、第一戦、第六戦、第七戦はフジテレビに放映権を有償で貸し出すことで合意した。
国鉄時代は本拠地は後楽園であったため、日テレで放映していたが、神宮に移ってからはフジとテレ朝が放映権を保有していたため、
この日本シリーズ第二戦以降、日テレでヤクルトの主催試合を放映したことはない。
バラエティ
1981年の『オレたちひょうきん族』を皮切りに、数多くの人気バラエティ番組を生み出したことで知られる。
東西芸人を4~5組集めてコントやロケに挑戦させるというスタイルは今なお同局のバラエティのフォーマットとして数多く制作されている。
2010年代以降は様々な理由から迷走・低迷期を迎えていたが視聴率調査の変更*2を受けた改編が功を奏し、2020年には個人視聴率で日テレに次ぐ2位に返り咲いている。
その他
サザエさんを制作するエイケンやちびまる子ちゃんを製作する日本アニメーションとは、開局以来の付き合いである。
一時期東映アニメーションに移管する話があったが、東映側が他局番組も多数抱えていた影響で、丁重に断ったと言う。
深夜アニメ
現在はアニメ枠としてノイタミナが存在するが、かつてはかなり横暴な編成がなされ、
1回に3話など放送されたり、途中で打ち切りになったり、野球中継延長に伴って放送が潰れることがあった。
詳しくは2000年代初頭フジテレビ深夜アニメ問題にて
近年では『鬼滅の刃』の放映権を購入し、新作は異例となる23時台での全国放送も実施。
映画
ドラマを放送してから、映画にする商法が多数あり(逆もある)、映画が連続シリーズになったりする。
踊る大捜査線、アンフェア、海猿など。
追記・修正はフジサンケイグループの台所事情を理解できる人にお願いします
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- ガリガリ君火星ヤシ味って普通に考えれば実在しないと分かりそうなもんだが -- 名無しさん (2017-06-08 06:09:45)
- もう大分前から見てない -- 名無しさん (2017-06-27 13:35:16)
- 一番バブル引きずってるよね -- 名無しさん (2017-07-01 16:25:07)
- 「アニメはちびまる子ちゃんとサザエさんだけあればいい」なイメージがある -- 名無しさん (2018-05-22 22:40:15)
- ↑あとワンピース。と言うかワンピースが無いとここの局わりとヤバい -- 名無しさん (2019-04-05 08:01:15)
- ↑ワンピもちびまる子ちゃんもサザエさんも共通してることは日曜日のアニメってことだ -- 名無しさん (2019-08-25 10:24:17)
- 昨今は他のテレビ局がいろいろあってフジテレビはドラマが好調になってもしかしたら復権する可能性。 -- 名無しさん (2019-10-10 21:32:37)
- 末尾の方でちょっと触れられているけれど、「踊る大捜査線」のようなテレビドラマ→映画化の慣例を作ったのは、良くも悪くも邦画界に相当な影響を与えたらしいね。これまで『テレビと映画はあくまでも別物』という前提(建前?)があったのが、『テレビの延長線上で良い』という風潮に一気に傾き、未だに「踊る2さえ無ければ…」と根に持っている映画マニアもいるらしい。 -- 名無しさん (2019-10-10 22:05:28)
- とくダネは来年3月終了だけどなんだかんだで20年以上やってたのね。 -- 名無しさん (2020-08-15 20:47:09)
- 弊社は2022年以降、「鬼滅の刃」や「ちいかわ」や「うる星やつら」が社会現象的大ヒットを記録されたので、弊社の経営回復は進んでるかも。 -- 名無しさん (2023-02-20 19:17:09)
#comment
*2 配信や録画などの各種媒体普及に伴い、テレビの視聴数ではなく13~49歳の「コア視聴層」を重視する方針に変更。
コメント
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投稿者は中学生の旅行で行った
レインボー最中とピンカの本買った
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