登録日:2011/08/28(日) 22:08:33
更新日:2023/12/14 Thu 11:08:33NEW!
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映画 ストップモーションアニメ ティム・バートン ジョニー・デップ ワーナー・ブラザース ヴィンセント ダニー・エルフマン ヘレナ・ボナム=カーター ミュージカル 毒親 指輪 政略結婚 死者 三角関係 ストップモーションの本気 ファンタジー ラブストーリー ホラー 死体の花嫁 死者の世界 死が二人を分かつまで
ホネまで愛してくれますか?
概要
『ティム・バートンのコープスブライド』(原題:Tim Burton's Corpse Bride)は2005年9月23日にアメリカで公開された映画。
日本では2005年10月22日公開。
本作は『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』と同じくストップモーションアニメ。
[[ティム・バートン>ティム・バートン]]とマイク・ジョンソン*1との共同監督という体制で製作された。
バートンは『ナイトメアー~』では『バットマン リターンズ』撮影のために直接関われなかったが、今回で監督として舵を取る機会を得た。
ただし、アニメーターたちと日々意見を交換し合うにはもう一人、共同監督を立てる必要があった。それがジョンソンである。
通常の共同監督の作業は複数の監督がそれぞれのシークエンスを担当する分担制であるところを、本作ではバートンがストーリーのポイントや全体的な感情のトーンを設定し、
ジョンソンがスタッフと協力してバートンが望むイメージを作り上げるという形になっている。
本作の原案となったものは、バートンがカル・アーツ(カリフォルニア芸術大学)時代の同期ジョー・ランフト*2から聞いた、古い民話からだった。
「この話、ティムならうまく映画にできるんじゃないか?」
それは、生者と死者の両者から求婚される青年の物語。
どこの国のものか分からない話だったが、とにかく彼はバートンなら必ず興味を持つはずだと見抜いて、この話を持ちかけたのだ。
その話を持ちかけられたのは『ナイトメアー~』を作っていた頃。
制作開始が2003年11月からなので、話を知ってから完成するまで、実に10年かかったことになる。
最初はディズニーにこの企画を持ち込んだが、ストーリーに難色を示し拒否。2000年代にワーナーに持ち込まれたことで実現した。『ナイトメアー~』の時といい、似たようなことを繰り返すディズニーェ……
また、本作は『チャーリーとチョコレート工場』と同時進行で作られた。
そのため、キャストなども共通している部分が多い。
デップによると、本作のオファーを受けたのは『チャーリーとチョコレート工場』の撮影現場。
バートンに「今『コープスブライド』って企画もやってるんだけど、見てくれないか」と脚本を渡されすぐに気に入ったが、その声の収録が始まるのは、今の現場が落ち着いてからと思っていた。
しかし後日バートンは「今晩『コープスブライド』の収録やるから」と突然言い出し、デップは大慌て。
収録へ向かう15分の間にバートンに役作りのための質問をし続け、ヴィクターの全体像を急いで作り上げたのだという。10年以上の交流があるとはいえ無茶ぶりがすぎませんか……
本作の特徴は、ほぼモノクロに近いレベルの色使いの陰鬱さにグロテスクなまでの冷淡さや息苦しさに満ちた現世と、けばけばしいまでにカラフルかつ陽気で情に厚い死後の世界の対比。
価値観の逆転というテーマはバートン作品でおなじみだが、本作はさらに「死者の世界より生者の世界がずっと“死んでいる”」「みんないつか死ぬけど、そう悪いものじゃない」という、
バートンの死生観を垣間見ることのできる作風である。
アメリカの郊外都市で育つと、人は死を恐れるようになる。
だけど、メキシコのように<死者の日>を祝う風習のある文化圏もある。
<死者の日>は陽気な祭りで、メキシコの人たちはこの日をにぎやかに祝う。骸骨たちが面白おかしいことをしたりとか、とにかく楽しいんだ。
ぼくにはそっちのほうがずっといい。死は人生の一部だし、ライフサイクルの一環だからね。そんなに陰気になることじゃない。
確かに悲しくはあるよ。でも、人は死後の世界が霊的で、希望に満ちていて、どことなく謎めいた美しいものであることを望んでるものだ。
だから、生者の世界が死者の世界よりずっと死んでいるというのは、ぼくが内に抱えている主題みたいなものなんだ。
こうした感覚をぼくはずっと幼いころから持っていてね。生と死を区別して考えないとこがあったな。
引用元:ティム・バートンのコープスブライド メイキングブック P21
また、本作は三角関係が主題となっているが、ヴィクターもエミリーもヴィクトリアも、三人とも共感できる絶妙なバランスの脚本となっている。
優柔不断で二股状態になるヴィクター、押しの強いエミリー、控えめなヴィクトリア。
この三人のバランスを取るのはかなり骨を折る作業だったらしく、大勢の人たちが携わる何通りもの脚本が書かれた。
バートンはさらにこう続ける。
ぼくはこの作品をロマンティックなおとぎ話にしたかった。
悲劇的でロマンティックなおとぎ話にね。
そもそもの基本にあったのは、『ナイトメアー』のジャックとサリーの関係だ。
あれがすごく気に入っていたんで、それをべつな形でもっと発展させられるか試してみたかったんだ。
この『コープスブライド』にはどこかせつなくてやるせないところがある。
だけど、それが原作の民話にぼくが感じたものだった。この作品には悲しみがあるんだ。
引用元:ティム・バートンのコープスブライド メイキングブック P21
あらすじ
19世紀のヨーロッパ。
とある小さな村で金持ちだが品格が無い魚屋の息子・ヴィクターと、品格はあるがお金は持っていない貧乏貴族のヴィクトリアは結婚式を控えていた。
親同士が勝手に決めた結婚で、二人は話したことすら無く不安に思っていたが、いざ顔を合わせると二人は満更でも無さそうだった。
だが結婚式のリハーサルでヴィクターが誓いの言葉を覚えられず、ヴィクターが誓いの言葉を覚えるまで結婚式は延期になってしまう。
一人森の中で誓いの言葉を練習するヴィクター。
やっと誓いの言葉を完璧に覚え、指輪を枯れ枝に通すと中から地中から死体の花嫁が出てきた。
実はヴィクターが枯れ枝だと思って指輪を通したのは死体の花嫁の指だったのだ。
ヴィクターは逃げ出すも捕まり、死者の世界へと連れて去られてしまった。
一方その頃ヴィクトリアは、突然やって来た別の貴族と結婚させられそうになっていた……
主な登場人物(言語版声優/吹き替え版声優)
- ヴィクター・ヴァン・ドート(ジョニー・デップ/木内秀信)
主人公。金はあるが品格が無い魚屋の息子。かなりのヘタレでおっちょこちょい。
だが、終盤にて少し勇敢で男らしい一面も見せていた。又、内気の反面繊細で優しい青年でもある。
結婚式のリハーサルで誓いの言葉が覚えられず一人森の中で誓いの言葉を練習し、完璧に覚えたところで死体の花嫁・エミリーの指に指輪を通してしまい、結婚を迫られる。
というか夫婦になったと思われる。
初めはヴィクトリアと結婚をすべく逃げ出すが、エミリーの健気な姿を見て心が揺らいでいく。
モデルは、バートンの監督デビュー作の短編『ヴィンセント』の主人公。
劇中でもわざと「ヴィンセント」と間違った名前で呼ばれる場面がある。
ネタバレ
エミリーの健気さに心を打たれたヴィクターは彼女との結婚を決意し、地上で結婚式を開くことを死者たちに告げる。
死者やその知り合いたち、そして物陰から様子をうかがうヴィクトリアの前で誓いの言葉を堂々と唱え死者になることを受け入れようとするが、エミリーは二人のために身を引く。
その直後、乱入してきたビータン卿からヴィクトリアを守るためにフォークで果敢に戦い、エミリーの助けを借りながらも無事守り切る。
エミリーから結婚指輪を返された二人は、たくさんの美しい蝶になって月へと昇っていく彼女を静かに見届けるのだった。
- エミリー(ヘレナ・ボナム=カーター/山像かおり)
メインヒロイン。地中に埋まっていた死体の花嫁。タイトルのコープスブライドとは彼女のことである。
ヴィクターに指輪を通されてプロポーズされたと勘違いし、彼との関係を深めようとする。
彼女は数年前、婚約者と駆け落ちをしようとしたところで相手の男に殺されてしまい、その後運命の人が現れるまで死者の世界をさまよっていた。
所々体が腐敗しており、骨が露出したり目玉が外れたりする。
婚約のお祝いにヴィクターの死んだペットを見つけてプレゼントしてくれたりと美しい心の持ち主だが、「死者」という絶対的な壁に心を痛めている。
逃げ出したヴィクターがヴィクトリアと一緒にいるところを見て、彼女が怒りを露にするシーンは結構怖い。
ネタバレ
ヴィクターと結婚するには彼に「死者の世界の葡萄酒」を飲ませ、死者として地下の世界に閉じ込めるしかないというグートネクト長老の言葉に悩む。
その後、結婚を決意したヴィクターと地上で正式に結婚式を挙げることになるが、そこでヴィクトリアの姿を見て「結婚の夢を奪われた自分が、今度は別の誰かからその夢を奪おうとしている」と気付き身を引く。
そして自分の命を奪った仇・バーキスに怒りを叩きつけ、彼が死者の世界へ引きずり込まれてゆくのを見届けた。積年の恨みが晴れたにも関わらず、その顔にはどこか複雑そうな表情が浮かんでいた。
全てが終わった後は「失恋」という形で結婚への未練に区切りがついたのか、エミリーはヴィクターたちに青いバラをプレゼントし、二人の門出を祝うように静かに微笑んだ。
その直後、彼女の体は無数の蝶へと変化し、青く輝く月めがけて羽ばたいていった。
- ヴィクトリア・エヴァーグロット(エミリー・ワトソン/小林さやか)
もう1人のヒロイン。品格はあるが金は無い貴族の娘。愛する人と結婚することを夢に見ている。
ヴィクターとは政略結婚ということで不安にしていたが結構気に入っているようである。
森から帰ってこないヴィクターを見切った親から別の男と結婚させられそうになったり、牧師にキ●ガイ扱いされたりと中々可哀想な人物。
普段は大人しいが二階から毛布を使って外に出たり、外側から閉められた扉を剣でこじ開けようとするアグレッシブな面もある。
- バーキス・ビータン卿(リチャード・E・グラント/山野井仁)
結婚式のリハーサルに突然やってきた男。
見た目も言動もかなり胡散臭い。
森から帰ってこないヴィクターの代わりにヴィクトリアと結婚しようとするが……
ネタバレ
数年前に婚約者を事故で亡くしてしまったらしいが……
実は彼の正体は結婚詐欺師であり、エミリーを殺害した張本人であった。
勿論エヴァーグロッド家に近づいたのも金のためでしかなく、結婚した暁にはエミリー同様にヴィクトリアを殺害して財産を持ち逃げする算段だったと思われる。
……もっともエヴァーグロッド家が没落貴族である事までは知らず、ヴィクトリアから無一文だと聞かされて「この結婚に失望してるって意味では私達お似合いみたいね」と盛大に皮肉られてしまう。
最終的に、誤って毒入りのワインを飲み死者の世界へと引きずりこまれることとなる。
- ウィリアム・ヴァン・ドート(ポール・ホワイトハウス/鈴木勝美)
- ネル・ヴァン・ドート(トレイシー・ウルマン/さとうあい)
ヴィクターの両親。
魚の行商で財を成し、上流階級の仲間入りをすべく息子をヴィクトリアと結婚させようとする。
しかし品はなく、父が本音をこぼす皮肉屋なのに対し、母はおべっか使い。
ヴィクターが行方不明になった後探しに行くが……
- フィニス・エヴァーグロット(アルバート・フィニー/土師孝也)
- モーデリン・エヴァーグロット(ジョアンナ・ラムレイ/宮寺智子)
ヴィクトリアの両親で、きわめて厳格かつ高圧的な態度の完璧主義者。
没落した一族を再興させるため娘をヴィクターと結婚させるが、当のヴァン・ドート家のことを「魚売りの成金」と露骨に見下している。
しかも結婚に愛は必要ないと断言するばかりか、当人同士ですら愛し合ってないとまで言い切っている。その割に息自体は合っているようにも見えるが。
挙句にヴィクターが行方不明になった途端ビータン卿にあっさり鞍替えし、婚約を一方的に破棄するという見境の無さを見せつけてくる。
- メイヒュー(ポール・ホワイトハウス/宮澤正)
ヴァン・ドート家の魚屋の従業員兼御者で、しょっちゅう咳き込んでいる。
物語後半、呼吸器不全を起こして死者の世界入り。
そこにいたヴィクターに、ヴィクトリアが他の男と結婚させられることを知らせる。
- ゴールズウェルズ牧師(クリストファー・リー/家弓家正)
ヴィクターとヴィクトリアの結婚式を執り行う牧師。
リハーサルでヘマばかりやらかすヴィクターを見かねて、式の延期を言い渡す。
その後ヴィクターがエミリーと結ばれたことを知ったヴィクトリアが助けを求めても、容赦なく突き放した。
キャストのクリストファー・リー氏は『スター・ウォーズ』シリーズでドゥークー伯爵を演じている。
- マゴット(エン・ライテル/チョー)
エミリーの右目の奥に住み着いている蛆虫で、皮肉屋だがよき理解者。彼女の心の声を象徴するキャラクターとも言える。
モデルは、ハンガリー出身の個性派俳優ピーター・ローレ。
- クロゴケグモ(ジェーン・ホロックス/まるたまり)
「新婚さん?あたしゃ後家さん」
エミリーとマゴットの友人の蜘蛛。
「クロゴケグモ」の「後家」とは未亡人の意味で、英語の「Black Widow」の「widow」にも同じ意味がある。
針子の役目を担っており、仲間たちと共にほつれていたヴィクターの服を縫った。
- スクラップス
ヴィクターが子供の頃に飼っていた愛犬。*3
エミリーから結婚の贈り物としてプレゼントされ、旧交を温める。
色々な芸ができるが、すでに死んでいるので死んだふりはできない。
骸骨の姿ながらもその仕草はリアルな犬そのもので、バートンの犬への愛情が感じられるキャラクターである。
- グートネクト長老(マイケル・ガフ/西川幾雄)
死者の世界の長老で相談役の骸骨。住んでいる部屋の中は埃を被った書物であふれかえっている。
ヴィクターの両親に対面するため、地上に行きたいと言うエミリーとヴィクターを送り出す。
しかしその後、死者と生者の結婚は不可能であるため、ヴィクターは死ななければならないことをエミリーに告げるが……
これを聞いたヴィクターは腹を括り、彼女のために地上で結婚式を行うことを宣言する。
- 死者の世界の住人達
ガイコツや首だけ・体が縦に半分に分かれたり腹に穴が開いていたりする死者など、バートン作品でおなじみの不気味さと親しみやすさの混在した見た目の住人達。
だが自分たちの姿や境遇を全く気にせず、パブで陽気に過ごしており、新入りの人間であるヴィクターにも明るく接する気のいい連中。
ただし、仲間を侮辱するものには容赦せず、地下の掟に従って恐ろしい目に合わせる。
地上には身内や友人がいる模様。
余談
〇序盤ヴィクターがピアノを弾く場面があるが、それに刻まれたメーカー名は「ハリーハウゼン」。
由来は伝説のストップモーションアニメーターで、「特撮の神様」と呼ばれるレイ・ハリーハウゼンから。
実際本作の製作中、バートンとデップ、ヘレナは彼の自宅を訪問するという機会に恵まれている。
さらにその後、レイ自身が本作のセットを訪ねるという、嬉しい出来事も。
誰もが憧れる巨匠に認められたわけで、本作に携わった人々にとってはまさにクリエイター冥利に尽きると言っていいレベルの喜びだっただろう。
〇死者の世界のパブの歌手、ボーンジャングルズの声を担当したのは、バートン作品の音楽でおなじみダニー・エルフマン。
元々はボーンジャングルズの歌を作曲し、他の歌手に歌ってもらおうと考えていたが、イメージに合う歌手が見つからずに結局エルフマンが歌うことに。
しかし独特のしゃがれた声のため、声の収録時彼の声はいつも枯れてしまっていたという。
〇本作に登場する毒入りワインのエピソードは、ハムレットが由来。
さらにクライマックスで死んだ夫と再会した妻ガートルードも、ハムレットの母親が元ネタとなっている。
死者となっても人の心を失わなかった花嫁の、儚くも美しい物語を作ったバートンの次回作は、愛するすべてを失い、復讐心だけが残ってしまった哀しき理髪師の話であった。
追記・修正は、愛する人の幸せを願ってからお願いします。
参考文献
ティム・バートン[映画作家が自身を語る](フィルムアート社)
ティム・バートンのコープスブライド メイキングブック(河出書房新社)
[#include(name=テンプレ2)]
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- わたなべまさこのマンガで「死霊ポーレットの恋」というマンガがあったがなんか似ているな(あれは鬱展開でむかついたが) -- 名無しさん (2014-03-13 09:26:31)
- 公開前、ヴィクターは生きている間はヴィクトリアを、死んだ後はエミリーを妻とするという落としどころにするんでないかと思ってました -- 名無しさん (2016-05-12 22:27:01)
- バーキス・ビータン卿がくりぃむしちゅーの有田にしか見えないww -- 名無しさん (2021-01-29 10:33:38)
- 凄まじいまでにヌルヌル動くストップモーションアニメ。言われなきゃCGアニメと勘違いするレベル。逆に言えばじゃあもうCGで良いような…と本末転倒な思考になりそうになる悪夢を越えたやべーやつ -- 名無しさん (2022-09-24 13:49:43)
- タイトルを「コープスブライト」だと思っていたのは自分だけでは無いはず。ティムバートンは監督の名前でタイトルに含まれていないと思ってた -- 名無しさん (2022-10-04 17:03:11)
- ずっと結婚に執着していたエミリーが最後成仏するのは、「好きな人の門出を見届けた=失恋」という形で本人の中で区切りがついたからなのかな。来世では幸せな花嫁になれると良いね… -- 名無しさん (2022-10-25 22:45:28)
- 「こんな有様、亡くなった祖父が見たら化けて出るぞ」→「フィニス!ご先祖様に酒は注いでくれんのかね」 -- 名無しさん (2023-01-20 01:24:03)
- 終盤、死んだ家族と再会した事で陰鬱だった街が明るくなるの好き -- 名無しさん (2023-02-18 22:32:44)
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*2 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『ジャイアント・ピーチ』のストーリー・ボード監修を担当。その後彼は『カーズ』の共同監督などピクサーで活躍し続けたが、本作完成直前に事故で他界してしまった。合掌。エンドロールで本作は彼に捧げられている
*3 冒頭に生前の姿の写真が映されている
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