サージュ・レオンハルト

ページ名:サージュ_レオンハルト

登録日:2014/02/16 Sun 09:10:16
更新日:2023/12/14 Thu 10:54:49NEW!
所要時間:約 11 分で読めます



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アークライズファンタジア 小西克幸 チャラ男 ノリが軽い 適当 おっさん 女好き 盗賊? 年甲斐なく軽薄 光召術士 後衛向き 高魔力紙防御 サージュ・レオンハルト




「うまくいったんだからいいでしょーよ。ま、硬いこと言うなよ」







プロフィール

性別:男
年齢:33歳
身長:176cm
体重:66kg
武器:短剣
CV:小西克幸




獲物を狙い 華麗に舞う“神技の盗賊”


盗賊団の一員としてラルクたちの前に現れる調子のいい男。
自信家で有言実行、おしゃべりで女好き、しかし適当という扱いに困る性格。
年齢と比較しても情けないほど軽い。
軽妙な口調と態度とは裏腹に、秘められた過去を持つ。
人並みはずれたスピードで、短剣と光召術を独自に組み合わせた技を有す。
(公式サイトより抜粋)




Wii用RPG『アークライズファンタジア』の主要人物。
パーティメンバーの一人だが、紆余曲折あって離脱・加入を繰り返すため、
正式に最後まで居続けるのは物語がある程度進んでからのことになる(後述)。




人物像

マンデルロー海岸をアジトにしている盗賊団の新人。
新人、といっても既に30を越えたオッサンなのだが。
盗賊団に人攫いを依頼してきた謎の悪党「イグナーツ」が、口封じのために双子の暗殺者を送り込み
盗賊共を皆殺しにする中、この男は一人だけ帆船の中にいて難を逃れたらしく、
彼女らに襲われたラルク一行に文字通り助け舟を出した。



自信家な所があり、実際に彼自身も光召術の扱いに長けているため実力もある。
後は黙っていればイケメンなのに、その実態はおしゃべりで女性が大好き。
しかも適当で、かつ歳不相応にノリが軽いと来ている。
おかげでラルク達から「軟派で軽薄なヤツ」と見られるのは、初対面からさほど時間が掛からなかった。


その軽さから周りには軽んじて見られることが多く、ラルクのような青年からは冷たい目で見られ、
サージュをよく知るオイゲンに至っては「歩く騒音公害」と評する始末。
パーティトークではその軽薄さを発揮し、たびたび調子のいい発言やキザな振る舞いをしては
男性・女性陣双方にあしられるものの、唯一天然系のリフィアだけは(よく分かっていないのか)好意的に受け止めている様子。
最も、決して口先だけの男でない事は周囲も理解している。




女性好きである事からも分かるように、相応のムッツリスケベ。
仲間内で一番スタイルの良いレスリーへの反応にもその気がうかがい知れる。


「だってほら、姉(レスリー)がアレだろ?ダイナマイトバディ!となれば、妹だって―――」


また、女性陣のうちセシルの事を「ミニマムレディ」、レスリーの事を「バイオレンスレディ」と呼ぶ癖がある。
前者の由来は一番背が小さいから、後者は彼がとある事情から受けた仕打ちが関係している。



このように大人の風格があまり無くだらしない人物だが、パーティメンバーでは年長ゆえに冷静、客観的な一面もあり、
感情的になるラルクを時にたしなめ、時に未熟さを指摘することが多い。
それ以外にもオイゲン、レスリーらと一緒に大人組での会話がよく見られる。




戦闘メンバーとして

「華麗に始末してやるぜ」



通常攻撃には短剣を投擲して使う。
攻撃時に最大4本も投げ飛ばしているように見えるが、元から4本備えているのか、
そもそもどうやって回収しているのかは不明。
まったく謎である。



それはさておき、光召術を得意とするだけあってMGCとRESのステータス(&成長率)が高い。
攻撃・回復のどちらに光召術を回しても困る事は無いだろう。
SPDもパーティメンバー中2位タイと高く、行動速度の速さには期待できる。
(他の2位はアルスとニコル。しかし最終的にはどちらも・・・)
その反面、RPGの典型的な後衛タイプゆえにATKとDEFは低く、殴り合いをするには心もとない。
(サージュの方は殴ってすらいないが)



エクセルアクトの大半は属性がついており、ダメージを与えるタイプに関しては
付加属性と反発する属性の耐性を下げる効果が含まれている。
例えば、火属性の「フレイムスロー」なら水耐性を下げ、その水属性の「アクアブレイド」なら火耐性を下げ・・・という具合。
耐性を下げられない敵もいるが、そのような相手には無属性の範囲攻撃「アサルトバッシュ」が有効。
サージュ自身のMGCが高いため、ある程度は強引に押し通せるのがポイントである。
雑魚散らしにも最適。
「これが光召術の基礎だぜ。派手に吹き飛びな!!」


補助系のエクセルアクトには、自分を除く味方一人の状態異常を治す「俺様の愛」、
範囲内の味方のATK・MGCを上昇させる「ブレイブハイロウ」の2つがある。
「俺様の愛」はネーミング的に女性陣へ使うのが望ましい。何で、って?アッー!





ただし、HPとDEFの低さからパーティでは2番目に打たれ弱い。
しかも一番打たれ弱い回復役のリフィアと違って、サージュは積極的に攻撃していくタイプなので
モンスター達から敵対心を向けられる=殴られる傾向が特に強い。
それ故にすぐ死にやすく、強敵相手に無策だと力ずくで捻じ伏せられてしまう。
性格が軽けりゃ命も軽いってか・・・
紙防御ゆえ、装身具、ジェムセット、武器のカスタマイズ等によるカバーは欠かせないだろう。



少々強引だが、ステータスを上昇させるドーピング系アイテムで底上げする手もある。
その場合、正面から殴られても平気な程度まで強くするには大量の草を食わせる事になるが・・・
(本作のドーピング系アイテムの名前は全て「○○の葉」)




劇中の活躍


!警告!
これより以降の節々には、本作のネタバレが含まれています!
ネタバレになる部分は折り畳んだ中に解説しているため、携帯版閲覧の方は注意してください!




旅は道連れ?

マンデルロー海岸で窮地に立たされたラルク達を救うが、アデールを誘拐した盗賊の一味という理由で
初めは船の中に置いていかれそうになった。
しかし「死なれたら目覚めが悪いから」という理由で、ラルクが一緒に来いと命令し結果的に同行。
ノリの軽さと、何処か胡散臭さを仄めかしながらついてくる事になる。


なお、彼のいた盗賊団は元々コピンを密輸しようと船の中に大勢監禁していた為、
解放後に訪れたコピンの里で一時捕らわれの身となった。



その後もラルク達の任務「オルキナ教国のレイ供給装置の破壊」にまで付き合うと
追っ手の兵士達を振り切るべく、共に港から船でオルキナ脱出を図る。
・・・が、重大なアクシデントが発生して足止めを喰らい、アデールが兵士達に連れ去られてしまう。
仕方なく一行と共に、彼女を取り返すため足取りを追っていく。


以下折り畳み注意






・・・アクシデントの真相は、遅れて走ってきたニコルの足をサージュが故意に引っかけたせいであった。
仲間達にはバレなかったようだが、何故わざと自分達が不利になることをしたのか?
この辺りから怪しさと胡散臭さが再び噴出し、プレイヤー達からは
「こいつ絶対裏切る」と不審がられる訳だが、その真意は程無くして明らかとなる。



大神殿頂上では次々と波乱の展開が巻き起こった。
明らかとなったアデールの出自とロードナイトの関係、ディーバとイーサの子の真実、メリディア帝国の騙し討ち、
そしてアデールの変心と憎悪・・・・・・



混迷を極める事態を見かねたアルスが寝返り、アデールと共にオルキナを脱出しようとした時。
制止しようとするラルク達に牽制をかけた男がいた。



サージュだ。



彼はオルキナに雇われた傭兵だったのである。
全ては次期ディーバのアデールを護衛し、オルキナまで安全に送り届けるために。
盗賊だと偽った自分をラルクがあっさり信用したことは、彼にとって実に好都合であった。



裏切るのか、と叫ぶラルク。
それに対しサージュは、彼の青臭さを嘲笑うかのように捨て台詞を吐くだけだった。






「裏切る?そもそも誰が誰の味方なんだい?」







・・・かくして彼は、序盤最大の修羅場山場であるパーティメンバー大量離脱イベントに関わった一人として
早々にプレイヤーの前から立ち去ってしまうのだった。
何分パッケージ通りに主要メンバーが揃ってきた時期という事もあり、
「これから本格的に始まるのかな?」などと色々思っていた初見プレイヤーには衝撃この上ない。


マリア救出


しばらくはパーティから離脱するものの、後にエブル遺跡で再会。
近隣の村エブルで彼を慕っていたマリアが遺跡に迷い込んだと聞き、またも一時的に手を組むことになる。


最深部ではログレス・グラが暴走しており、まさにマリアへ襲い掛からんとしていた。
ラルク達が辛うじてこれを退けると、リフィアとの共同作業でグラに施された細工を取り除き、
なんとか暴走を収めることに成功。
村まで彼女を送り届けた後は一行にお礼を言い、再び去っていった。


以下折り畳み注意







実際はこの時点で完全にアルス一行についており、遺跡に来たのも本来はアルスが次のログレスと契約するため。
しかし、マリアの一報を隣で聞いたアルスが気遣って一時休戦を申し出た為、
ラルク達と協力してマリアを探す事になったのである。
最終的にグラの暴走を止めた際、成り行きでラルクが契約したのでアデールの怒りを煽る結果となったが・・・



教会の悲劇~宿敵との邂逅


飛光艇のパーツを求め、共和国のアイオーン隊が接収したと言われるグラ慈恵教会跡を訪れたラルク達。
彼らの前にサージュも三度現れるが、今度は並々ならぬ事情を抱えていた。
いつになく冷静さを欠いた様子で、リフィアを人質に取ってまで怪しい扉を開けろと要求。
仕方なく扉に触れたラルクだが、罠が仕掛けられていたらしく一行は仲良く地下に落とされてしまうのだった。


以下折り畳み注意








教会地下でラルク達は恐ろしいものを目撃した。
大量の濁竜がひしめく謎の施設。人が濁竜と化した光景。
ここが人間を濁竜に変貌させる実験場であることは想像に難くなかった。
そして脱出途中で見つけたデータの中には、サージュがよく知っていた―――教会に引き取られたはずの子供達の名が。
アイオーン隊は接収を名目に、その裏では子供達を恐るべき実験の犠牲にしていたのだ。



慟哭するサージュ。
追い討ちをかけるように、施設から脱走した謎の・・・しかし、確実に誰かの面影を残した濁竜が襲い掛かる。



これを退けても尚、彼の怒りが収まる事は無かった。
教会を出て目の前に居たのは一人の老人。
トゥレミリア共和国のアイオーン隊隊長であり、リフィアと親しき人物でもあり、
そしてラルクの師の仇とも言うべき巨悪・・・ウォルター・イグナーツであった。


サージュは一行共々、イグナーツの圧倒的な実力の前に成すすべなく倒れてしまう。
しかし、すんでのところで帝国軍とレスリーの介入に救われ、窮地を脱した。



エブルに避難したサージュは、これ以上アルスに付く意味は無くなったと言って離反を選ぶ。
そして今度こそ、本当にラルク一行の味方となった。
(彼曰くそれ以外にも、レスリーから受けた拷問が死ぬほど堪えたらしい・・・
彼女のことを「バイオレンスレディ」と呼ぶ所以はここにある)



・・・ついでにもう一つ、衝撃の事実が明らかとなる。



彼の正体はかつてレックス(ラルクの父親)、オイゲン、ザムエル達と組んでいた
傭兵団「ロードナイト」の一人、神速のレオンだった。
ある時、イグナーツの卑策でオイゲンの裏切りに遭い、レックスの命と自らの利き腕を失ってしまう。
それ以来彼は剣を持つことが出来なくなり、レオンの名を捨て復讐を胸に生きてきたのである。
ロードナイトとして引き受けた、アデールの護衛という依頼を忘れずに・・・




しかし、ラルク達は彼と会う以前に「レオン=オイゲン」のイメージが既に固まっていた為、
ロードナイトとしての過去が判明してからはますます幻滅されるハメになった。
ラルク曰く「夢が粉々だ」。
(最初にそう勘違いしたのはラルク達であり、一方的にレオンだと決め付けられたオイゲンはその都度否定していた)


教会で待ち伏せていた宿敵イグナーツから逃れ、命からがら助かった後
サージュはようやく正式なパーティメンバーとしてラルク達の仲間入りをする。
ここからは特定のイベントを除いて長期離脱することは一切無い。



以後はラルク達と共に、各地のダンジョンでログレス集めに取りかかる事になる。


その道中、己の意思が未だにハッキリしないラルクをあえて厳しく突き放す一方、
オイゲンとのわだかまりを解くべきだと背中を押し、
リフィアと喧嘩別れすれば謝って来いと嗜める・・・など、年長らしい対応を取ることが多くなっていく。
普段が軽薄でも、芯はしっかりした人格者であることがうかがえる。




ちなみにダンジョンの一つ「ソリトン鍾乳洞」では、滑る足場の辺りでレディ達を優しく気遣うイベントが発生。
一方のラルクの朴念仁ぶりも発揮されており、女性への扱いの差が顕著に表れている。




余談

サージュ専用の衣装の中には「謎の学士服」というものがある。
実はこれ、同じマーベラスが発売した『ルミナスアーク』の登場人物、ニコラが着ていたものと同じ衣装なのだ。
(勿論メガネも付属)
曲がりなりにもインテリ系だけあって、似合っているといえばよく似合ったチョイスである。




「片手で追記・修正しても問題ないな」


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  • 作ってから気付いた。ここアークライズ自体の項目無かったのか・・・ -- 立て主 (2014-02-16 09:11:53)
  • ↑項目発掘したから、改めて立ててきた -- 名無しさん (2014-02-27 23:10:47)

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