登録日:2014/02/16 Sun 01:32:06
更新日:2023/12/14 Thu 10:54:43NEW!
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dm種族項目 デュエル・マスターズ 強い意志 トライストーン 強い石 石だけに
トライストーンはデュエル・マスターズにおける種族の一つである。
概要
特定の文明に属していない通常種族のひとつ。スピリット・クオーツやロスト・クルセイダーなどとは違い基本的に単色で多色は存在しないが無色は存在する。
水文明には存在しないにもかかわらず《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》はなぜか水文明。種族間シナジー?んなもんねえよ!
こいつらはどちらかと言うとフィーチャーするために出てきたハンター、エイリアン、アンノウン、各種コマンド・ドラゴンなどといったエピソードシリーズ新参勢とはやや趣が異なり、どちらかと言うと「背景ストーリーの要請に合わせて登場した種族」である。
だから自分達に関係するカードは存在しない…はずだが《真実の名 ゼッキョウ・サイキョウ》が一応サポートしてくれる。こいつで引っ張りあげたいトライストーンなんざ《ゼッコウチョ》しかいないけどな…
もともとアンノウンが他の種族に埋めた三角錐で、これを埋められたものがアンノウンやアンノイズになる。
要はアンノウンはオリジン同様に同族を増やすことができるわけである。と同時に、これを埋められると「偽りの~」となるが、これは「感情がなくなってしまう」からである。後に感情を取り戻しはじめたアンノウンやアンノイズは当然トライストーンを引っこ抜くわけだが(おのずから抜けるものではないらしい)その際に三角錐がクリーチャーになったのがこいつら、というわけである。
四角錐のやつも後期には目立つようになった。抜かれた拍子にこいつら自体も意志を獲得し(石だけに)、命名法則はそのまま「感情や態度・心理状態を表す言葉」である。感情より理性を重んじる水文明にいないのも納得である。あれでも光文明にはいるよ?
背景ストーリーにかなり絡んでいる種族で、エピソード2終了後もシャングリラの遺志で世界に残され、ゼニス大戦の記憶を残すものとして扱われる。
その後エピソード3の抗争では、かつての主人であるシャングリラを崇拝するオラクルに味方し、その過程でトライストーン・アポカリプスを形成。それも合体して《神聖奇 トランス》となってしまい、そのままカツムゲンとイズモの争いに巻き込まれ、消滅する…が、もともと合体し損ねていた《ポッツーン》がひとりポッツーンと残されたようである。
ドラゴン・サーガ世界ではゼニスやオラクルが瞬時に制圧される超獣世界とは違う歴史となった事でトライストーン・アポカリプスが起きず、トライストーンは生き延びる生存ルートを歩むことになった模様。
こうした都合上、こいつらのフレーバーテキストはやたら長い。
アニメには《ニヤリー》が登場している。
感情一覧
ゼッコウチョ 闇文明 (3) |
クリーチャー:トライストーン 1000 |
スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する) |
このクリーチャーが破壊された時、ドラゴン・ゾンビを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。 |
「絶好調」。デュエマで勝てたら絶好調の気分になれるだろう。
《黒神龍ギョウテン・キョウテイ》の破壊対象であり、同じく破壊対象の《黒神龍サイデスカ・ガンマスター》やギョウテン・キョウテイ自体をサルベージできる。《真実の名 ゼッキョウ・サイキョウ》を呼ぶために使うクリーチャーであるが軽量スレイヤーと見ても悪くない。そこそこドラゴン・ゾンビデッキに挿しても面白いかもしれない。
スマイル 火文明 (5) |
クリーチャー:トライストーン 8000 |
ガードマン(自分の他のクリーチャーが攻撃される時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、攻撃クリーチャーはかわりにこのクリーチャーを攻撃する) |
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 |
「笑顔」。カードゲームでは勝っても負けても笑顔でありたい。
相手プレイヤーを攻撃できない代わりに高パワーを誇り、ガードマンデッキではそこそこ役に立つ。そんなデッキ誰が組むのかは知らない。
ニヤリー 自然文明 (3) |
クリーチャー:トライストーン 2000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を見る。その中から好きな枚数の無色カードを相手に見せ、自分の手札に加えてもよい。それ以外のカードを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。 |
「ほくそ笑む」。相手がまんまと術中にハマっている時、カードで手元を隠しながらほくそ笑むと感じが悪いのでやめよう。
無色カードサーチ版《アクアン》。コストは低いが無色カードがコスト高いのでしょうがない。水文明っぽいのに自然文明。後に同じような効果で呪文《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》が登場したが、こちらはちゃんと水文明である。
アニメにも登場しトライワールドの案内役を行った。「ニヤリくん」とみんなからは呼ばれていた。草薙素子役の声の人なんだって。
ノウメン 無色 (4) |
クリーチャー:トライストーン 6000 |
「能面」。デュエマ楽しくないの?
4コストバニラなのに4000ではなく6000でバニラビートでは役に立ちそう…だがゼロ文明キング決定戦のようなゼロ文明ばっかり使うルールでもない限り《破界の右手 スミス》のほうが優秀である。
ちなみにバニラ最高パワーは1コスト…《予言者クルト》500、2コスト…《巳年の強襲者 コブラ》2013、3コスト…《霊騎デュナス》4000、4コスト《ノウメン》6000、5コスト《破界の右手 スミス》11000、6コスト《メテオレイジ・リザード》5000、7コスト《激竜王》25000となる。6コストだけなんかおかしいが気にするな。
フワット 光文明 (5) |
クリーチャー:トライストーン 4000 |
相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、自分の無色クリーチャーを選ぶことはできない。 |
「うわつき」。デュエマの最中は試合に集中しよう。
無色クリーチャーは基本パワーが高いので《ピュアキャット》などで事足りる。このカードを使うのはちょっと重すぎるか。
ウスワライ 闇文明 (5) |
クリーチャー:トライストーン 3000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、無色クリーチャーを2体まで、自分の墓地から手札に戻してもよい。 |
「薄笑い」。相手を小馬鹿にするのはやめよう。
無色クリーチャーの墓地サルベージは優秀。さすがゼロの力を得たトライストーン!と言いたいが不安定なゼロの力のために彼は文明を得たようである。
ハンサム 自然文明 (6) |
クリーチャー:トライストーン 6000+ |
バトルゾーンに自分の無色クリーチャーがあれば、このクリーチャーのパワーは+6000され、「T・ブレイカー」を得る。 |
W・ブレイカー |
「風采のいい顔」。ハンサムなTCGプレイヤーなら女性受けもいいかもしれない。
無色がいるときが条件で高パワーとTBを得る。採用するにはちょっとびみょい気もしなくもない。
ドスコイ 火文明 (4) |
クリーチャー:トライストーン 2000+ |
バトルゾーンに自分の無色クリーチャーがあれば、このクリーチャーはタップしていないクリーチャーを攻撃できる。 |
パワーアタッカー+3000 |
「どすこい」。リキシのデッキなんかでは言いたくなるかもしれない。
無色がいるときアンタップキラーと化すので無色クリーチャーの多めのデッキに色調整で入れても面白いかもしれない。もう少しマシなクリーチャーはいそうなものだが。
ドヤガオー 自然文明 (7) |
クリーチャー:トライストーン 9000 |
W・ブレイカー |
自分の無色クリーチャーがバトルゾーンを離れた時、そのクリーチャーとコストが同じ無色クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
「したり顔」(ドヤ顔)。とんでもないコンボを決めた後にはこんな表情になるだろうか。ドヤァ…
《策士のイザナイ ゾロスター》を用いたデッキにおいて、除去耐性をあげることができる。コストが同じである必要が有るため、踏み倒しコストが同じクリーチャーをデッキに多めに投入したい。ゾロスターの最大値が7なので7コスト域を多くすることになる。7コストなら《神聖騎 オルタナティブ》《神聖斬 アシッド》《告別のカノン 弥勒》《真実の名 リアーナ・グローリー》《聖霊左神ジャスティス》などがあげられる。
ニガワライ 自然文明 (2) |
クリーチャー:トライストーン 2000 |
「苦笑い」。相手にとどめさせると思ったらハヤブサマル。これにはニガワライも苦笑い。
トライストーンはバニラもバリエーション多彩であります。
共鳴のサトリ エラソウ UC 自然文明 (6) |
クリーチャー:オラクル/トライストーン 6000 |
W・ブレイカー |
自分の無色クリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 |
「奢り」。相手からすれば気分悪いのでやめよう。
ちなみに「ミヤマイラクサ」を「エラ草」と呼ぶ地域があり、オラクルの自然クリーチャーの命名ルールから、そちらとのダブルミーニングとも考えられる。
ぶっちゃけ《妖精のイザナイ オーロラ》で適当に1体スノーフェアリー呼んだほうがはるかに早い。その当のオーロラに自慢話をしているが、おじいちゃんの得意話を若い娘は何度も聞いていてうんざりしているようだ。
プンスカ 火文明 (3) |
クリーチャー:トライストーン 3000 |
「怒り」。相手に対して怒りを感じてもグッとこらえたい。
平々凡々なバニラで使い道はない…と言いたいが青赤緑軸バニラビートではいいカードと言えそうだ。
ポッツーン 自然文明 (3) |
クリーチャー:トライストーン 4000 |
「孤独感」。そんな時はデッキを持って外に出よう。
バニラビートではデュナスやレンダンと張り合えそうである。
ゼニス大戦の時点で元々クリーチャーと合体し損ねていたはぐれ者だったらしく、それ故にたった一体の生き残りとなってしまった。
余談だが、このカードの名前を《ポカーン》だと思っていた人もいたらしい。顔的にはそっちの方がしっくりくる。
神聖奇 トランス 無色 (7) |
クリーチャー:オラクリオン/トライストーン 12000 |
T・ブレイカー |
「入神状態、脱魂状態、恍惚状態」。勝利の味に恍惚となってしまうともうカードゲーム廃人の道まっしぐらである。
なおオラクリオンは音楽ジャンルが名前になっていることも多いので、これも「トランス音楽」とかけていると思われる。
オラクリオンの中では微妙な1体。だが背景ストーリーとしては今後のトライストーンの有り様を語っていると言わざるをえない。
追記・修正はポッツーンな人がお願いします。
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▷ コメント欄
- さすがメテオレイジさんやでえ -- 名無しさん (2014-02-16 15:05:56)
- ドラゴン・サーガでは「アヘガオー」がダブルビクトリーで出る予定(大嘘) -- 名無しさん (2014-06-19 10:27:23)
- 無色がいるとパワーアップするクリーチャー群は一様にGRで強化されたので、ファンデッキは随分作り易くなったはず -- 名無しさん (2020-10-12 01:21:23)
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