登録日:2013/12/07 Sat 19:49:36
更新日:2023/12/07 Thu 14:01:36NEW!
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ガチンコ・ジャッジ デュエル・マスターズ dm キーワード能力 エピソード2 運ゲー 運も実力のうち 運命 賛否両論 運ゲー ←デッキ構築次第
「ガチンコォ・ジャァァァッジ!」
ガチンコ・ジャッジとは、デュエル・マスターズのキーワード処理能力の一つ。エピソード2で登場した。
概要
特徴として以下の共通(ある一体を除き)の能力を持つ。
『各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする』
言ってしまえばMTGの激突からデッキトップ処理をデッキボトム送りのみにした、ほぼ同一の輸入能力である。
相手以上のコストのカードを見せることで「勝ち」となり、効果を発揮する。
他の特徴として、この能力を持つクリーチャーは他のクリーチャー群と比べ本来のコストより強めの能力を持っていることが多い。
また、同じ運頼みのジャンケンと違いデッキトップを操作することで勝敗をものにできるのも特徴。
基本的には攻撃を発動のトリガーとしていることが多く、ガチンコ・ジャッジをするのは一度きりである。
出来るだけコストが高いカードがデッキに入っている方が有利であるため、コストが高いため採用が見送られてきたカードや、
《地獄スクラッパー》のように完全上位互換の登場で産廃と化したカードに注目されるようになった。
…ような雰囲気もあったが、一部を除きそれらが採用されたかというと……。
当然、相性の良いカードはデッキトップを操作できるカードであり、テーマデッキを作る上では採用したいところ。
欠点としては不確定要素であることと、強制効果であるため嫌でもデッキの最下層にカードを送り込ませなければいけないというところか。
さてこの能力、エキサイティングなゲーム展開を生み出すために作られたが、コスト以上の能力を持っていたとしても不安定な能力故に堅実なデッキを作る上では入れがたく*1、また効果も強力といえば強力だったが不安定さと比較するとどうしても採用を避けたい能力であった。
チート級に強力なクリーチャーやガチンコ・ジャッジに連動するサポートカードのカードプールが揃ってこそはいるが、
低コスト群は総じて微妙だったり、勝率を上げるためマナカーブを悪化させる必要がある極端なスタイルから賛否両論が激しい能力だった。
しかし、双極篇で2枚のカードの特性を1枚に纏めたツインパクトが登場。ツインパクトカードが捲れた際は持ち主がそのどちらかを指定できるため、高コストカードを内包したツインパクトカードでデッキを構築することでガチンコ・ジャッジの安定性を大きく底上げできるようになり、
「発揮が不安定な能力」から、「工夫によって比較的安定して発揮できる能力」へと昇華された。
有名なカードや相性のいいカード
勝太期
ガチンコ・ジャッジが弱いという反響を受けて編み出されたチートカード。
こいつが出るとゲームエンドまで一気に持って行かれる。
詳しくは項目参照。
相手のシールドの数だけガチンコジャッジし勝った数だけハンターをマナ手札墓地から出せる。
少々コストこそ高いが手数と場を展開する優秀なカード。
- 超絶奇跡 鬼羅丸
場に出したとき3回行い勝ったカードを踏み倒して出せる。また場のクリーチャーが全てSAとなる。
言ってしまえば勝つカードは大体コストの高いカードなため下手したらファッティが一気に三体襲いかかる。
だがやはりコスt(ry
- ガチンコ・ルーレット
勝つことで手札に戻る3マナ消費版フェアリーライフ。
ガチンコ・ジャッジで見せると一体タップかアンタップできる。
勝った場合コスト6以下を手札に戻す。またガチンコジャッジのコスト数値を+3する。
コスト数値を操作する優秀な一枚。
ただ肝心の能力は強いが出すころには効かないやつが出てくるあたり微妙に残念。
- 超無双 ヤマタヘッド 8th G
ドラゴンから進化。
勝った時パワー12000以下一体を破壊する。
さらにガチンコジャッジの数値をほぼ勝ち確定の+8する。
出しづらさと入れるデッキを選ぶがかなりの優秀さ。
デッキ切れとの戦いとなるが、超高コストのカードを山札に残せば必勝を狙える。
- 鬼無双カイザー「勝」
負けるか自重するまで行い勝つ度パワー+6000とブロッカー破壊を行う。
言わずと知れた最弱のビクトリーレアの異名を持つ不憫なクリーチャー。主人公のカードなのに…
ジョー期
偽りの王 ナンバーナインを超えると豪語するネーミングのキング・コマンド・ドラゴン。
ガチンコ・ジャッジで相手の呪文を封じる能力を持つが……?
詳しくは個別項目で。
青銅のバンビシカット R 自然文明 (2) |
クリーチャー:ドリームメイト/ハンター 1000 |
このクリーチャーが出た時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 |
(ガチンコ・ジャッジ:各プレイヤーは自分の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。そのカードのコストが相手以上であれば自分の勝ちとする) |
「我が力、しかと見よ!」 R 火文明 (9) |
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する。 |
相手とガチンコ・ジャッジをする。自分が勝ったら、カードを1枚引く。 |
ガチンコ・ジャッジの条件が付いた《青銅の鎧》と高コストS・トリガーの組み合わせのツインパクト。
高コストのカードを抱き合わせにすることでガチンコ・ジャッジの安定性を高めた理想的な1枚であり、【「刃鬼」】でも違和感なく採用できる。
特攻の忠剣ハチ公 C 火文明 (4) |
クリーチャー:フレイム・コマンド/フレイム・モンスター/ハンター 3000 |
このカードは、4枚より多くデッキに入れることができる。 |
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない) |
このクリーチャーの攻撃の終わりに、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、自分の山札を見る。その中から、《特攻の忠剣ハチ公》を1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。(ガチンコ・ジャッジ:各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする) |
ガチンコ・ジャッジに勝利し続けることでワンショットキルが可能な《若頭の忠剣ハチ公》のリメイク。
連鎖的に踏み倒すために枚数を増やすとガチンコ・ジャッジの勝率が落ちるリスクはあるが、4マナSAからゲームエンドに持ち込めるのは魅力的であり、【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】という専用デッキが組まれ活躍している。
綺羅王女プリン UC 光文明 (3) |
クリーチャー:ハンター/エイリアン 3000+ |
ブロッカー |
ハンティング(バトル中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある自分のハンター1体につき+1000される) |
ガチンコ・ジャッジでこのクリーチャーを見せた時、山札の一番下に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 |
ハンター☆エイリアン仲良しビーム UC 自然文明 (9) |
呪文 |
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。 |
このターン、パワー3000以下のクリーチャーは自分を攻撃できない。 |
ガチンコ・ジャッジで見せた際に踏み倒せる、ツインパクト版のプリン姫。
【「刃鬼」】ではリュウセイのSA付与で追加の打点になれ、そうでなくとも速攻対策として優秀なトリガー面を持っているため投入しやすい。
追記・修正は鬼無双カイザー「勝」で世紀末ヘヴィ・デス・メタルを倒してからお願いします。
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*1 どうしても運の要素が絡むTCGでは、デッキ構築の段階で「出来る限り運の要素を減らす」と言う事は極めて重要な要素である。
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