登録日:2012/09/16(日) 05:02:07
更新日:2023/08/07 Mon 13:51:52NEW!
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htb ローカル番組 北海道 team_nacs ハナタレナックス 森崎博之 安田顕 戸次重幸 大泉洋 音尾琢真 新手のホモ集団 onちゃん オパンポポンポンパン ちくわパン 寝起きドッキリ 意識調査 「ナックスでぇー」 さぶをよむ 笑顔プロジェクト ジャンボリー じゃないか音尾←そうでした
ハナタレナックスとは、「水曜どうでしょう」や「おにぎりあたためますか」と同じく北海道テレビ(HTB)制作のローカル番組である。2003年1月にスタートした。
【概要】
番組名の「ハナタレ」には鼻垂れ小僧という意味の他に、「光が放たれる」とか「華のあるタレント」という意味も込められている。
HTBのローカル番組は大半が番組販売の形で全国で放送されているが、この番組に関しては「恥ずかしい姿を見せたくない」「北海道でしかこのテイストは出せない」という出演者とスタッフの意向から北海道以外の地域では放送されていない。
なお、傑作選をまとめたDVDの発売と配信は実施されているので、道外の人もこれで観ることはできる。
また、本番組をベースとした特別版が年1回ペースでテレビ朝日系列で全国放送されている。
【沿革】
内容はいたってシンプルで、ある企画が出され、それにTEAM NACS全員で挑むというものである。
2008年1・2月の沖縄SPまではチームの誰かが企画者となり企画を考え、キャラクターに扮して企画進行まで行うものだったが、2008年3月からは、進行役は柳田知秀などのHTBアナウンサーが務めるようになり、ナックスメンバーは番組が考えた企画に全員で挑むという形になってしまった…と思われていたが、先日の放送において、番組開始当初からスタッフが企画を考えていたことが判明した。(「今までの企画は全てスタッフが考案」という内容のテロップが流れた)
バトル形式なのは、番組の初代プロデューサーの趣味の所為らしい。
昔は勝者に賞金「5万円」が提供されていた…はずだったが、DVD収録の回顧トークで、実はこの賞金が沖縄ロケの打ち上げ資金として積み立てられていた(つまりナックスの手に直接渡されない)事が判明した。
一応安田のブラジル旅行や安田・音尾のアメリカ旅行等とロケも兼ねた豪華賞品もあったが。
番組セットとして2005年から「ハナタレ部屋」が作られ、企画後のトークなどに使われている。
近年では、五人で旅をする「ちょいのり」などの慰安企画も増えた。
2015年2月15日、初の全国特番として「ハナタレナックスEX特別編 チームナックスがふるさと北海道で素顔全開!?自由気ままなドライブ旅☆ちょいのり!in函館」が放送された。
…だが、HTB以外でのラテ欄は「大泉洋が!安田顕も!ふるさと北海道で素顔全開!?自由気ままなドライブ旅☆ちょいのり!in函館」。
NACSのナの字もねえ。
これ以降年1の全国放送特番が定番となり、それまであった沖縄ロケの代わりとなっている。
【OP】
初代…ナックスメンバーが町中をゴールフラッグまで走る。ただし安田は新聞配達、大泉は着ぐるみ、音尾は魚屋、戸次は工事のおっさん、森崎は保育士の格好をしている。曲はPaul Gilbertの「BLISS」*1
二代目…メンバーが雪合戦をしている。ぶつけられるとアヘ顔になる。曲はウルフルズ「ええねん」で、番組企画で専門学校とのコラボ映像が作られた。
三代目…マッドサイエンティスト安田、鬼コーチ音尾、キャプテン大泉、シゲっくん、かお刑事になる*2。曲は10-FEETの「4rest」
四代目…ナックスメンバーが宇宙人になる。曲はSERVICE ACEの「I'm walking」
五代目…ナックスメンバーがドライブをしていると、目の前に崖が。全員で落ちながらも叫ぶ言葉は「ハナタレナックス!」 曲はGLAYの「MUSIC LIFE」
現在……ナックスメンバーが便座のタイムマシンに乗って未来へ行くことに。そこで見つけたのは……。曲はTEAM★NACSの「ナックスハリケーン2.0」。なおナックスハリケーン2.0のサビのせいおかげで安田顕がタイムマシンの運転手である。
【出演者】
◆TEAM NACS
北海道のローカルタレントグループ・演劇ユニット。メンバーは森崎博之・安田顕・戸次重幸・大泉洋・音尾琢真の五人。CREATIVE OFFICE CUE所属で、俳優活動に関してはアミューズと業務提携している。
北海学園大学演劇研究会の仲間だった五人が、森崎、安田の卒業制作のために結成した。卒業とともに解散したが、リーダー森崎が9ヵ月後に東京の会社を辞めて再結成した。
グループ内の番号は大学の入学順にあたる。
◯森崎博之(1番:NACSリーダー、湯けむり殺人、東川のデート馬鹿)
詳しくは項目を参照。番組でのイメージカラーはグリーン。
よく顔と声がでかいと言われる。ボーイスカウト経験あり。
一応、ハナタレ内では一番まともなのだが、onちゃんの着ぐるみを着てイメージを崩す発言をする、他のメンバーにキスをする(主な被害者は音尾)など、時折暴走する。
●森崎博之の企画者時代の代表的なキャラクター
- かお刑事(ハナタレ警察24時シリーズ)
刑事ドラマ風のコスプレをしたメンバーを率いる刑事。
- 森崎隊長(ハナタレジャンボリー)
絶叫がトレードマークなボーイスカウト隊長。「ジャンボリーの歌」が大好き。
◯大泉洋(4番:NACSべしゃり、丸出しポン、北海道の口先人間)
詳しくは項目を参照。番組でのイメージカラーはスカイブルー。
ハナタレではさまざまなキャラクターに扮し、また彼の企画の時は「寝起きドッキリ」(沖縄ロケ)と「意識調査」が行われていた。よくメンバーの邪魔をする。
『本日のスープ』で『ミュージックステーション』に出演した時に番組で特集されたり、2013年に『水曜どうでしょう』新作が制作された時は、「ちょいのり」ロケ途中でHTBに戻る羽目になったりした*3。
●大泉洋のハナタレでの代表的なキャラクター
- キャプテン大泉(沖縄ロケ)
最初は部下を率いる海賊だったのだが、途中から寝起きドッキリ時のキャラに。
寝起きを襲うために手段を選ばず、メンバーの親すら仕掛けに使った。
- ハヤシP(クリエイティブCM制作バトル、パークゴルフ対決、視聴率獲得バトルなど)
いかにもプロデューサーという格好をして、おっとりと話す。(ズボンはめちゃくちゃ下げている)。携帯は持っていないが、カバンから固定電話をとりだし、それで電話する。
よく「マミ」(佐藤麻美)*4を探している。
HTBに実際にいる人物*5が元ネタ。初出のCM制作バトルでは「ハヤシP」だったが、元ネタの人物が昇進するにつれて「ハヤシP→ハヤシB(編成部長)→ハヤシK(編成局長)→ハヤシT(取締役)」と呼称が変化した。
2008年1・2月の沖縄ロケではこのキャラでMCとなり、森崎隊長・特命係長安田顕・ハナタレレッド・アチョーケンシロウと共演した。
2015年にはリアルのハヤシTが退職するため記念企画が組まれ、本物が登場しナックスと共演した。
余談だが、「水曜どうでしょう」のプロデューサーだった土井巧は今はHTB関連会社の社長である。この人に関わった人は偉くなるというジンクスがあるのだろうか。
- 滝沢賢治(ハナタレスクールウォーズシリーズ)
元ネタはもちろんスクールウォーズで山下真司が演ずる滝沢賢治。ラクビー部顧問として部員(メンバー)の根性を叩き直そうとする。
「タバコを捨てろ」「俺はお前達を殴る」といってメンバーを殴っていくが、最後に森崎に殴りかえされるのが恒例になっている。
沖縄編では途中からキャプテン大泉に攫われたり、いつのまにかハヤシさんに入れ替わったりしていた。
◯戸次重幸(本名・旧芸名佐藤)(3番:NACSハンサム(びんぼう)、ここ掘れ佐藤、手稲のおっぱい大好き人間)
詳しくは項目を参照。番組でのイメージカラーはブルー。
通称シゲ。いろいろ残念な人。ガンダムオタクでイケメン。ナックスでは唯一の未婚者で、それをネタによく弄られていたが、最近結婚した。良かったね。しかし怖いものが苦手で、実際にあうとリアクションがとれなくなってしまう。実は一人だけダイビングライセンス持ち。
よく遅刻する。番組でも遅刻してしまい罰としてまずい料理を食わされた。また彼を携帯の待ち受けにすると、シゲが残念を吸い取ってくれるというジンクスがある(実際に効果があるらしい)。
NACS意識調査では、過去にクリスマスに当時の彼女とちくわパンを食べて過ごしたというエピソードを暴露させられた。
また『ハンサム佐藤のラストシャッターチャンス』・『~油絵ヌードバトル』・『シゲっくんカレンダーをつくろう』では自らモデルとして番組グッズの題材となったが(油絵は展示)、メンバーの趣味(?)が爆発した結果どれもイタイ姿をさせられる羽目に…。
●戸次重幸のハナタレでの代表的なキャラクター
- シゲっくん(大食わせ選手権、シゲっくんカレンダーをつくろう)
黄色いバンダナを巻いたアイドル。…なんだが、DVD版では尺などの都合上「シゲっくんがMCの企画」は収録されていない(『シゲっくんカレンダー』はカレンダーのみ掲載)。何という残念。
このキャラで鬼コーチと共に韓国へと赴き(『マッドサイエンティスト安田の脳みそグリグリ記憶力バトル2』の商品で、これのみDVD版収録)、街頭パフォーマンスをする羽目になったりした。
- ハナタレレッド(グルメ戦隊ハナタレンジャー)
濃いメイクが特徴的なヒーロー。本放送ではまんま某秘密戦隊OPのイントロが流れていたが、DVD版では何とオリジナルのテーマ曲に差し替えられた。
他メンバーはハナタレブルー(安田)・ハナタレグリーン(大泉)・ハナタレイエロー(音尾)・ハナタレピンク(森崎)。このカラー分けは2004年のOPリニューアルバトルで佐藤が企画した「特撮アニメOP」のものと同じだったりする。
◯音尾琢真(5番:NACS離れ目、おっとー星人)
目が離れている人、といえばおわかりになるだろうか。ちなみに4.2cm離れているらしい。メンバー最年少だが、かなりの老け顔。既婚者。ハナタレではよく森崎とチーム(チーム面白い顔)を組む(他の戸次と安田はチームハンサムとなる)。番組でのイメージカラーはオレンジ。
ちなみにこの「チーム面白い顔」、大泉・佐藤が『おにぎりあたためますか』でデュオ「FANTAN」を組んだことに対抗して「おむすび」なるタッグを組み彼らと対決、勝利してオーストラリアに旅立ったりした事がある。
第一回放送での初企画『おかずササエさん』*6にてMCのトップバッターを飾り、2代目オープニング決定戦・『シゲっくんカレンダーをつくろう』で勝者となっている。
キャッチフレーズは『目と目の間は離れていても、あなたの心は離さない』
●音尾琢真のハナタレでの代表的なキャラクター
- 音尾鬼コーチ(運動会シリーズ)
ジャージに竹刀をもち、いかにも恐そうな顔をしたキャラクター。見た目によらずあんぱん大好き。企画にもあんぱんを絡めようとする(あんぱんテニスなど)。
キャラクターではないが、初期のプレゼンテーション企画で、視聴者へのアピールタイムに必ず毒舌を披露していた。
ちなみに競技の中には『onちゃん走り幅跳び』・『onちゃんスケート対決』なる局キャラの着ぐるみを着てのものがあった。
- アチョーケンシロウ(アチョーの拳)
元々は音尾が子供の頃落書きで思いついたキャラから。
◯安田顕(onちゃん)(2番:NACSちんちん、鼻先人参、室蘭の変態スケーター)
詳しくは項目を参照。番組でのイメージカラーはレッド。
特技は牛乳の早飲みだが、よくリバースする。ハナタレでは、森崎の企画でこのままだと罰ゲームだという時、最後の牛乳早飲み対決で「俺記録つくるから(涙目)」と、リバースしながらも16杯(3.2リットル)飲み、見事優勝した。(この時、「牛乳は安田を経て、大地に還る」という名言が誕生した。)
またリバース以外でも「雪山に突っ込む」・「ポケバイでコースアウト・クラッシュ」・「4WDを横転させ企画をノーゲームに」などリアクション方向にミラクルを発揮している。
NACS意識調査では、ある質問の結果を見て、NACSを「新手のホモ集団」と称した。
●安田顕のハナタレでの代表的なキャラクター
- 生霊安田(心霊写真対決)
HTBにとり憑いている(という設定)の生霊。鈴を鳴らしながら他の霊を指導する。お供にイエローとピンクという霊をつれている。写真に撮れた場合のポイントは30pt。
企画ではHTBの中をさまよっていた。(自分を撮れば高得点なので)メンバーにチャンスをやろうと近くまでいく癖がある。
また撮られそうになると、全力で逃げるがいつも袋小路に入りこんでしまい、そこを連写され、高得点を許してしまうところがある。メンバーには怖がってもらえなかった。
お供のピンクはナウシカを歌いながらこちらを追いかけてくるのでメンバーもめちゃくちゃ怖がっていた。(大泉はピンクがいるせいで下に降りれず、メンバーがいる部屋まで戻ってきてしまうほどだった)
- マッドサイエンティスト安田(マッドサイエンティスト安田の脳みそグリグリ記憶力バトル)
メンバーをモルモットにして様々な人体実験を施す科学者。
- 特命係長安田顕
『特命係長 只野仁』のパロディキャラ。元ネタの作者に許可を頂いたためDVDにも収録された。
ちなみに安田は後に元ネタの演者と『チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸』にて共演した時、自分が物まねしたことを本人に知られていたことを知ったという。
◯柳田知秀アナ
2008年ごろからメンバーに代わって進行を務めていた。バラエティの経験がなく、ぎこちない進行だったが、そこが気に入られ準レギュラーと化す。途中で一時降板していたが、最近は戻ってきている。
〇谷口直樹アナ
前身番組の「いばらのもり」に引き続きナレーションを担当。本来はスポーツ実況の担当。
番組中で「六人目のTEAM NACS」を自称したが、当のNACSメンバーに否定された。(六人目は木村洋二(STVアナウンサー)、七人目は鈴井貴之のため)
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- 大泉に関わった人は偉くなる…そういや木村洋二アナもSTV専任局長だっけ -- 名無しさん (2013-11-02 20:31:58)
- 全国特番ってマジですか… -- 名無しさん (2014-12-09 23:33:02)
- 『ピンク、ナウシカ歌ってんだぞ?!』ピンクにマジビビりする大泉は面白かったわ(笑) -- 名無しさん (2016-05-02 22:39:13)
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*2 これらキャラは「お留守番マペット」が製造され、ハナタレ部屋に置かれている
*3 ちなみにこの時音尾が体調を崩してロケを早退しており、『水曜どうでしょう』DVD第21弾副音声によるとロケを抜けた後新千歳空港で旅立つ直前のどうでしょう班(+この番組の元プロデューサー等)と遭遇したという
*4 『おにぎりあたためますか』に大泉・戸次と共に出演していた元HTBアナウンサー。2019年7月31日付でHTBを退社し、現在はフリー。
*5 『ドラバラ鈴井の巣』後半・『おにぎりあたためますか』初期のプロデューサーを担当。『ドラバラ鈴井の巣』では「雅楽戦隊ホワイトストーンズ〜最終章 呪われた神話の行方〜」にて鈴井貴之や本番組の現プロデューサーら他スタッフと共に群衆シーンのエキストラとしてドラマ本編にも出演している。
*6 『サザエさん』のパロディで、DVD版では『サザエさん』OPの発売元がクレジットされている。また『ドラバラ鈴井の巣』の「山田家の人々」バラsideにて、第1回収録中だった音尾と遅筆を誤魔化す大泉が一緒に映り、バックにリアル林さんがいるなんてシーンがあった。
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