バーン・ノーティス 元スパイの逆襲(海外ドラマ)

ページ名:バーン_ノーティス 元スパイの逆襲_海外ドラマ_

登録日:2013/11/13(水) 21:40:00
更新日:2023/12/05 Tue 10:56:29NEW!
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俺の名前はマイケル・ウェスティン。最近までスパイだった。


「君はクビだ!任務は中止!」


クビになったスパイは最悪だ。金もクレジットカードも職歴も奪われて、はい、それまでよ。


「ここどこ…?」「マイアミ!」


食うためにはしょぼい仕事でも食らいつく。


仲間も頼りない。喧嘩っ早い元カノ「フィオナ」、俺をFBIに売る相棒「サム」、そして家族。とにかく最悪だ。


しかし、真相を突き止めるまで、絶対あきらめない!





『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』(原題:Burn Notice)とは、アメリカのUSAネットワークで放送されたテレビドラマである。
制作は24 -TWENTY FOUR-やプリズン・ブレイクでお馴染みのFOX。2013年に最終章となる第7シーズンが本国で放送され完結した。






【概要】
突如として解雇された敏腕スパイが、食っていくためにスパイの知識と技術を駆使して探偵まがいのことをしていきながら、解雇の真相を探り出していくサスペンスアクション。
各話ごとに新しい依頼が持ち込まれ、その解決に尽力する一方、少しずつ解雇の真相に近づいていくという構成になっている。
タイトルのバーン・ノーティス(Burn Notice)とは諜報の世界において、信頼できない(またはその疑い)と判断された情報源について、
諜報機関が協力関係にある諜報機関全てに出す警告通知書のことである。だが、本作においては関係諜報機関と情報源との絶縁状(事実上の解雇通知)という扱いになっている。
主人公はCIAの非正規工作員であり、本来の意味のバーン・ノーティスが該当しない可能性もある。
本作では初登場の人物にはテロップで名前と肩書が表示されるという演出がなされている。
また作中で度々、マイケルによるスパイの知識や技術に関する解説がナレーションとして差し込まれる。
内容は純粋な知識だけでなくスパイとしての心得や雑学、トラブルの対処法から登場人物の置かれている状況の補足説明など多岐に渡る。
シリアスな銃撃戦や心理戦、コメディタッチなやり取りの後ろで淡々と流れるナレーションが醸し出す独特の空気に魅了されるファンも多い。




【あらすじ】
凄腕のCIAスパイであるマイケルはナイジェリアでの任務中に突然解雇され、危険人物として各組織から狙われる身となってしまう。
命からがら逃げ延びたマイケルが辿り着いたのは故郷であるフロリダ州マイアミ。
上層部によって口座は凍結され、スパイとしての経歴と信頼を奪われたことでその日の宿すらままならないマイケルだったが、
危険人物として常にFBIが監視の目を光らせているためマイアミから出る事もできない。
そのため、生きるためにはどんなにしょぼい仕事でもこなさねばならない。
マイケルは日々の糧を得るため、培ったスパイとしての知識と技術を駆使して持ち込まれる揉め事を解決しながら、スパイへ復帰するために自分が解雇された理由を突き止めようとする。





【登場人物】
マイケル・ウェスティン/元スパイ
演:ジェフリー・ドノヴァン
主人公。突如として解雇された元CIAスパイ。自身が解雇された理由を探る一方、毎回自分のもとに持ち込まれるトラブルをスパイ技術を活かして解決していく。
機器に強く、武器や盗聴器の作成は朝飯前。銃がなくともその辺に転がっている日用品やガラクタを利用して敵を撃退したり、環境や状況を味方につけて窮地を脱する。
ホームセンターは彼にとって武器庫であり、依頼人からダクトテープ(ガムテープ)の魔術師と呼ばれたことも。
また長年アフガニスタンに滞在していたため、方言も含めペルシア語(ダリー語)やロシア語、アイルランド英語を話せる。
スパイに似合わずお人好しで、母親や依頼人の涙ながらの(特に依頼人の家族に関係する)訴えは断れない。
盗難車は汚さない、人は極力殺さないなど、強硬なやり方を避ける傾向があり、ユーモラスでどこか憎み切れない印象を持つ。
そのため無茶な要求をされた元スパイ仲間なども、腹を立てながらも要求を聞いてやったり、マイケルの無事を祈ったりしている。
ヨーグルトが好物で、作中でよく食べている。



フィオナ・グレナン/マイケルの元カノ
演:ガブリエル・アンウォー
マイケルの元恋人でセクシー美人。アイルランド人でIRA(アイルランド共和国軍)に14年所属していた。宗派はカトリック。愛称は「フィー」。
マイケルとは過去にダブリンに滞在中に恋仲となったが、任務の都合で別れ話を告げる間もなくその地を離れねばならなかった。
辛らつな言葉の裏には常にマイケルへの気持ちが込められており、彼の仕事を手伝う一方でかつての思いも再び燃え上がっていく。
とここまでならばただの良い女だが、実際の彼女は格闘技に長けた銃マニアで爆発物のエキスパート。
喧嘩っ早く何かと強硬手段でカタをつけたがり、マイケルが悪党を捕まえるために練った計画を進める横で「(悪党を)撃っても良い?」と言い出すような素敵なレディーである。
サムとは過去に仕事上で揉めたことがあり犬猿の仲だったが、マイケル不在の状況で度々彼と組み窮地を切り抜けるうちに仲間として認めあうようになった。
男5人女2人(うち1人は他界)の7人兄弟の家庭で育った。



サム・アックス/セレブのヒモ
演:ブルース・キャンベル
マイケルの友人。元海軍の情報部所属のスパイで幅広いコネと情報収集能力を持つ。1年前にフロリダ州マイアミにやってきた。
酒、女好きでマイアミで金持ちの婦人をたぶらかし、その資金援助を受けながら気ままに暮らしている。
FBIに年金を止めると脅されマイケルの情報を売ってしまい、以後も度々FBIに詰問を受ける立場にある。
陽気な性格だが言動は意外と常識的。マイケルが嫌いな相手(特に悪質なスパイや殺し屋)はサムも嫌いな事が多い。
奇策を多用するマイケルに対してサムはコネの活用や情報の分析といった正攻法な諜報活動を得意としているようである。
身分を偽る際は主に「チャック・フェンリー」という偽名を名乗る。実は既婚者。



マデリン・ウェスティン/マイケルのママ
演:シャロン・グレス
マイケルの母。夫であるフランク・ウェスティンは故人であり現在はマイアミで一人暮らしをしている。
父親との確執から家を飛び出したマイケルとは10年間疎遠だったため久々に現れたことを喜び、何かと呼びつけては用事を言いつける。
マイケルが何をしているかについては知らず、頓着もしていないが、彼に危険が付きまとう場合や、人助けをする為に犯罪になるような事をする場合や相手を脅す事は良いことだとは思っておらず、
マイケルの仲間が本当に危険な時、必要に迫られている時以外は関与しようとはしない。マイケルの友人は危険な職業である事が多いためあまり好意的な態度ではないが、
サムとフィオナについてはマイケルにとってお互い信用しなければならない友人だと思っており、一緒にいるべきだと思っている。
ヘビースモーカーだが身体はかなり健康。しかし、自分は病気ではないかと疑っており、病院で何度も健康と診断されても健康診断に通う。
マイケルが子どもの頃は彼を何軒もの病院に診せ、様々な薬を飲ませていた模様。
母親らしく人情や善悪を説いて人を説得するのも得意で、普段はあまり嘘をつかないが必要に迫られた場合、スパイ顔負けの嘘で危機を切り抜けたりもする。
嘘をつくときには死んだ夫の話をして相手の同情を引くことが多い。



ネイト・ウェスティン/マイケルの弟
演:セス・ピーターソン
マイケルの弟。ギャンブル好きなトラブルメーカーで、度々マイケルを厄介事にまきこむ。
当初はマイケルと不仲であったが徐々に関係を修復していき、心を改めて真っ当な仕事に就いた。
母と違ってマイケルの置かれている事情や仕事についてはある程度知っている。
後にラスベガスで会社を興し、現地のカジノのディーラーと勢いで結婚する。



バリー・バーコウスキー/資金洗浄屋
演:ポール・テイ
資金洗浄(マネーロンダリング)を生業にしている男。不法に銀行口座を作るとか、電子取引の偽装などに長けている。
また職業柄、故買屋や麻薬の売人とも関わりを持ち、顔が広い。マイケルとは古馴染みで嫌々言いながらも、彼の頼みを聞く。
自分の職をサービス業と言っており、顧客を大事にする傾向がある。
危機意識から危険な事には関わらないようにしているため、時にはマイケルも彼の説得のために上等な料理を奢ってやるなど苦心させられる事も。
やたら美にこだわりがあり、リラックスや美容のためにエステや美容院などにも定期的に通っている。



ジェシー・ポーター/元スパイ
演:コビー・ベル
シーズン4から登場する元政府防諜機関CIFAのスパイ。マイケルのスパイ活動中、突然疑いがかけられ解雇された。
解雇にはマイケルが関与しているが、そうとは知らずにマイケルに助けを求め、マイケルもジェシーの情報が必要であったために仲間となった。
ジェシーは解雇された原因となった人間を殺したいほど恨んでいるため、事実を隠しつつ双方の解雇を帳消しにする方法を探ることとなる。
仲間になったばかりの頃は比較的協調性が少なく、独断で行動をしてマイケル達を悩ませる事も多かった。
正義感が強く、スパイとしての腕や狙撃能力も非常に高いため、仲間との信頼を深めて冷静さを取り戻してからはフィオナの暴走を抑えて活躍する事も多くなった。







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  • サブメインキャストからゲストキャラまで吹き替えがやたら豪華。知ってる限り
    カーラ:永遠の17歳
    マック:犠牲さん
    ブライ:芳忠さん
    ブレナン:スネイプ
    ラリー:アブルッチ
    プレスコット:茶風林
    ↑の部下:江川央生・中村浩太郎
    サマンサ:綱手 -- 名無しさん (2013-11-14 12:40:29)
  • 「君達に5ドルずつあげるから、お巡りさんにこう言うんだ。あそこにいるおじさんは変態で、無理やり膝に乗せてきた」「10ドルずつならいいよ」「…じゃあ15ドルを2人で分けてくれ。お互い金には苦労してるんだ。」 -- 名無しさん (2013-11-14 13:14:23)
  • シーズン6で終わりだっけ? -- 名無しさん (2013-11-15 16:23:31)
  • スパイに戻ろうとしなければ家族を失う事も無かったかもしれない… -- 名無しさん (2013-11-15 16:46:16)
  • エキストラの水着ガール達も毎回の見所の一つ。 -- 名無しさん (2013-11-21 03:49:40)
  • 主人公が某タブレットのCMに出てる時の本田選手そっくり -- 名無しさん (2014-08-14 23:42:28)
  • ネイトって愛称で本名は結構長い名前だったよな -- 名無しさん (2017-07-02 22:40:47)
  • シーズン5の最終話からシリアスになって来たよな -- 名無しさん (2017-10-19 19:23:28)
  • ファイナルシーズンの最終回まで実はマイケルの母親が黒幕なんじゃないかと疑ってた。 -- 名無しさん (2017-10-19 22:06:07)

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