ヒールトリガー(カードファイト!!ヴァンガード)

ページ名:ヒールトリガー_カードファイト__ヴァンガード_

登録日:2012/01/31(火) 03:55:38
更新日:2023/12/05 Tue 10:28:03NEW!
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カードファイト!!ヴァンガード トリガーユニット トリガーアイコン アイドル多数 醍醐味 ←ヴァンガードの 5ダメージからの盛り上げ役 w ←ではない ヒートトリガー ←とは読まない



ヒールトリガーとは、TCGカードファイト!!ヴァンガード』における、トリガーアイコンの一つ。
カード上では「」の文字で表され、このアイコンが右上にあるカードのことを「ヒールトリガーユニット」と呼称する。



・特性
トリガーゾーンに登場した時、自分のユニット1枚をパワー+5000し、自分のダメージゾーンのカードの枚数が相手以上ならダメージゾーンのカード1枚をドロップゾーンに置くという効果のトリガー。
例として、自分と相手のダメージが共に3枚のときに引いた場合はダメージを回復して2枚に減らし、自分が3枚で相手が4枚のときは回復しない。


「自分のダメージゾーンが相手のダメージゾーン以上」でないと発動しないという条件からも分かる通り、劣勢からの逆転をイメージしてデザインされている。
ダメージレースに直接関与するも、回復という作用なのでドロートリガーと同じく攻撃性は低く、クリティカルトリガースタンドトリガーに比べて守備的と言えるだろう。
特に与えるダメージを増加させるクリティカルトリガーとは、真逆の能力と言ってもよい。



・メリット
ヴァンガードにおける1ダメージの比重は大きく、ひとつでもダメージを回復できれば優位に、そうでなくても互角に持ち込める。
単純にユニットのパワーを上げることができる他、カウンターブラストによって裏になったカードをドロップゾーンに送ることで間接的にコストの回復が行える。
なお、その特性上、ダメージゾーンが5枚の場合はどんな場合でも必ず発動が成立する。


『G』三期環境以降に登場したGユニット「Gガーディアン」は、手札のヒールトリガーを1枚捨てるコストを払うことで、ガーディアンサークルにコールして強力なガードを行えるという能力を持ち、これによって手札に来た後は基本的にバニラと化すヒールトリガーも有効利用できるようになった。
さらに四期環境以降は、Gガーディアンをコールするコストにすることで能力を発動するヒールトリガーが登場している。



・弱点
積極的に攻撃・速攻主体としたデッキとは噛み合わない。
ダメージレースにおいて優勢なときだと発動機会に恵まれず、空撃ちになってしまう場合が増えてしまい、回復効果を活かせないまま終わってしまう。


ファイトを長引かせる要因になるのを避けるため、完全ガードをはじめとする「守護者(センチネル)」と同じく、カード名の相違にかかわらずデッキに合計4枚までしか入れることができないのも、大きな制限。
単純な最大回復回数に限度が設定されていることもそうだが、


  • ドライブチェック
  • ダメージゾーン
  • ドロップゾーン
  • ソウル

公開情報が多いヴァンガードでは、下手なガードやコールなどによってヒールトリガーユニットを使用した場合、デッキ内のヒール枚数を把握されてしまう。
大まかにでも発動確率を割り出されてしまうと、相手の戦術は変わってくる。


また、アタックヒット時のメガブラストを主軸としたデッキとも噛み合わない。
トリガーの効果は強制であり、またアタックがヒットする前にその効果処理が行われる。
つまり、苦労して8枚ものソウルを貯め、カウンターブラストを使用せず我慢し、そしてガード不能にまで相手を追い詰めた時の満足寸前にツインドライブ!!でヒールトリガーをめくった時の絶望は軽い鬱に陥る。
もっとも、二期環境以降でメガブラストがそこまでして使う意義のある能力かと言われると微妙だが。
他にCBを回したほうが大体強い。



・まとめ
基本的に発動して損はないが、ヒールトリガーを発動するためにダメージを自ら増やすのは本末転倒の愚策でしかないので、他のトリガーよりも「発動できればラッキー」くらいに考えておいたほうがよい。


弱点の項でも触れたが、ヒールトリガーの投入枚数はルールで上限で設定されているため、公開情報からデッキ内の残りヒールトリガーの枚数に当たりが付けられやすい。
ただし、現在ではGガーディアンのコストとして必須なため、(そもそも全体的なパワーインフレもあって)使用を渋るなんてことは言ってられなくなってきている。
また、双闘(レギオン)を行うデッキの場合は「ドロップゾーンのカード4枚をデッキに戻す」というシークメイトの特性上、トリガーの使い回しが容易になっているため、そこまで気にする必要はない。双闘デッキならむしろどんどん使おう。



・代表的なヒールトリガーユニット


《世界樹の巫女 エレイン》
ロイヤルパラディンのヒールトリガー。アニメで初めて登場した記念すべきヒールトリガーでもある。
初登場回のファイトでは当時初心者だった先導アイチによって場にコールされたり、パワーが6000に上昇していたりと、何かが色々とおかしかった
ヒールトリガーの種類が増えた今でも人気は高く、新しいカードではなくエレインを採用しているファイターも少なくない。
レジェンドデッキ「The Blaster “Aichi Sendou”」では、新しい姿に生まれ変わった《世界樹の伝承者 エレイン》が登場している。


《ロゼンジ・メイガス》
オラクルシンクタンクのヒールトリガー。ライドされたときにリアガードサークルにコールできる能力を持つため、FVとしても採用が検討できる。
当初は戸倉ミサキの象徴として扱われていたが、三期以降はミサキがオラクルシンクタンクを使わなくなったため出番がなくなった。
初登場当時のヒールトリガーとしては数少ない能力持ち*1であり、その能力を使用すれば、理論上ではあるものの無限ヒールが可能。ただし、必ず1枚のディスアドバンテージを負ううえに、そこまでしてトリガーとしてめくれるとは限らないので、割と博打である。
「ファイターズコレクション2017」では新能力を得た《ロゼンジ・メイガス・ファイン》と、同ユニットの能力をコール時に発動させるGガーディアン《護り抜く者 ロゼンジ・メイガス・エイペックス》が登場している。前者は特殊な方法で入手できた特製プレイマットの一つにもイラストが採用されている。


《忍妖 ユキヒメ》
むらくものヒールトリガー。
黒の紐パンを穿き、なおかつパンチラまで披露してくれている、可愛い雪女
むらくものヒールトリガーが増えてきた現在でも、やはりダントツに可愛いこともあって象徴的存在といえる。大事なことなので2回言いました。


《大鍋の魔女 ローリエ》
ジェネシスのヒールトリガー。
頭巾とエプロンを着ている、家政婦風の魔女。鍋に材料を注ぎ込んで、回復効果抜群な何かを作るのが趣味。その材料は……知らないほうがいいとのこと。本人の鼻歌によると、「カエルのミルク、トカゲの黒焼き、プロテイン」である模様。
アニメ版『みにヴぁん』のDVDオリジナルエピソードにも登場(CV:エミちゃんの中の人)。「トマトを潰して美味しいシチュー」を作ろうと、《爆・散・トゥメイトー》を黒い笑顔で狙う!
「ファイターズコレクション2017」では新能力を得た《大器の魔女 ローリエ》と、同ユニットの能力をコール時に発動させるGガーディアン《大成の魔女王 ローリエ》が登場している。


《忍妖 ザシキヒメ》
ぬばたまのヒールトリガー。
あどけなく幻想的な雰囲気を漂わせている、可愛い座敷童子。住み着いた家に幸福をもたらし、時には要人の警護も行うという。
「ファイターズコレクション2017」では新能力を得た《微笑む幸運 ザシキヒメ》と、同ユニットの能力をコール時に発動させるGガーディアン《呪経忍妖 ザシキヒメ》が登場している。
その可愛い容姿もあって、ファイターズグッズ*2に使われるユニットをクランごとに決定する「ファイターズグッズフェスティバル」の投票ではぬばたまの中で1位を獲得、スリーブとデッキホルダーが商品化された。大事なことなので2回(ry
特殊な方法で入手できた特製プレイマットの一つにも《微笑む幸運 ザシキヒメ》が選ばれるなど、ヒールトリガーとしては破格の扱いを受けており、名実共にぬばたまのマスコットにして影の主役といっても過言ではないだろう。


《スチームメイデン ウルル》
ギアクロニクルのヒールトリガー。
どこか人形のような雰囲気を漂わせた、常に微笑みを絶やさない美少女。《クロノジェット・ドラゴン》率いるギアクロニクルのメンバーたちの母親的存在。
「ファイターズコレクション2016」では彼女がGガーディアンとなった《遡る時乙女 ウルル》、「2017」では新能力を得た《時を刻む乙女 ウルル》と、同ユニットの能力をコール時に発動させるGガーディアン《久遠の時乙女 ウルル》が登場している。
アニメでも《遡る時乙女 ウルル》はかなり印象的な使われ方をした他、『G』三期におけるEDではヒールトリガー・Gガーディアン両方のウルルからEDの回想演出が始まるなど、作中で破格の扱いを受けている*3
実際人気も高く、「ファイターズグッズフェスティバル」の投票ではギアクロニクルの中で《クロノジェット・ドラゴン》を差し置いて1位を獲得、スリーブとデッキホルダーが商品化された。



追記・修正はダメージゾーン6枚目ヒールトリガーダブルゲットに成功した人にお願いします。


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  • オラクルと戦ったとき、ボトムに戻ったメイガスが競り上がってきて4回回復されたことがあるな……勿論負けたとも -- 名無しさん (2013-11-11 20:23:30)
  • Vシリーズではシールドが20000となり、手札での守りにも重要になった。Gガーディアンの15000より純粋な数値では上 -- 名無しさん (2018-08-31 18:02:30)

#comment

*1 一応「デッキに4枚までしか入れることができない」というテキストは全てのヒールトリガーが持っているが、あくまでルールを分かりやすくするためのものにしか過ぎない。
*2 いわゆるサプライ。
*3 同EDの途中では、同じく“可愛い系ユニット”としての選出なのか、《スチームメイデン メラム》《スチームメイデン アルリム》といった美少女ユニットや、《ドキドキ・ワーカー》《ラッキーポット・ドラコキッド》といったマスコット系ユニットが登場している。

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