サンタさんが来ない

ページ名:24967

登録日:2009/07/30(木) 17:10:47
更新日:2024/03/02 Fri 00:15:08NEW!
所要時間:約 2 分で読めます



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コピペ ナポリタン 謎かけ 知らなくても良い


ある昼下がり。
小鳥のさえずる森の中を、一人の少女が走っていた。
「おかあさん!どこにいるの?」
叫ぶ少女。だが答えは無い。
そのうち少女は、とある家の前に辿り着いた。
「ここね!ここにいるのね!」
そう言って少女は扉を開けた。
だがそこにあったのは、たった一つの日記帳。
何も無い家の中心にポツリと置かれている。
少女はそっと手に取り、読み始めた。
5月16日
明日は楽しい楽しいクリスマス。 プレゼントがいっぱい。とっても楽しみ。
5月17日
サンタさんがこない。
サンタさんがこない。
サンタさんがこない。


5月18日
昨日はとっても楽しかった。サンタさんにいっぱいプレゼントもらっちゃった。
でもおかしいなぁ。そのプレゼントどこに置いたんだろう?


9月33日
時計の針がね、ゆっくりゆっくり私に近づいてくるの。


12月65日
今日ね、お外に出てみたの。
そしたら人がいっぱいいたんだよ。
いっぱいいっぱいいたんだよ。でもみんな 変な色 だった。なんでかな?


少女は突然、日記帳を閉じた。少女は気付いてしまったのだ。 そう。少女は、気付いてしまったのだ





























































以下ネタバレ


ネタバレといっても諸説ありどれが正解というのは明言されていない。


有名なのは堕胎説。
また、日記を書いたのも母親なのか少女なのかはっきりせず、それによって最後何に気づいたのか解釈が分かれる。
狂っていく日付が不気味さを誘う文章である。


この日付が有名な福音書などの章、節の番号と捉えるとナチスに迫害され殺された母親の遺書ととることができるとかなんとか。



追記修正は正解の分かる人にお願いします。


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  • 何かこえぇよ -- 名無しさん (2014-08-26 17:10:30)
  • なるほどわからん。 -- 名無しさん (2015-01-12 15:49:13)

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