ワイバーンシリーズ(スーパービーダマン)

ページ名:ワイバーンシリーズ_スーパービーダマン_

登録日:2011/08/04(木) 21:26:24
更新日:2023/12/04 Mon 13:40:56NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



タグ一覧
爆球連発!!スーパービーダマン スーパービーダマン ビーダマン ワイバーン 連射 ワイバーンシリーズ 西部丸馬 ワイルドワイバーン バリアントワイバーン スプレッドワイバーン フラッシュワイバーン ワイのワイルドワイバーンや ←実は言ってない 片手撃ち ワイワイワイワーイ!! 西部ガンマ




ワイバーンシリーズは『爆球連発!!スーパービーダマン』に登場するビーダマンの機種の一つ。



主人公の親友ポジションに位置する西部丸馬(にしべガンマ)の愛機であり、最初から最後まで片手撃ち用の連射型である。
ガンマの通り名は『西のスナイパー』であり、彼が得意とするのは早撃ちと連射。
そして『スナイパー』なので狙い撃ちも得意。
スパビーでは一人を除いてレギュラーキャラの命中精度は的が動かない限り百発百中に近いが、彼の場合、何メートルも離れたターゲットや極端に小さな対象も性格に撃ち抜くという点で抜きんでている。


ワイバーンシリーズ自体には狙撃能力を強化する点は特になく、重視するのはあくまで“片手撃ちでパワーショットを撃てること”と“連射速度が早いこと”である。
まあ、玩具的にもビーダマンで狙撃能力付加はロングバレルぐらいしか出来ないので、狙撃はプッシュしづらかったのかも知れない。



使用者のガンマがバトル時にグラサンを着用するためか、ワイバーンも目の部分はバイザータイプ。基本カラーは黒で、アクセントに青と黄(or橙)が入る。





ワイバーンの系譜



◆ワイルドワイバーン


記念すべき初代ワイバーン。
ボンバーマン型ではないビーダマンとして主役機ファイティングフェニックスに続いて登場した。
(アニメでは最初からボンバーマン型のビーダマンではないが)


ビーダマン本体に取り付けることでオプションパーツを付加するパーツ強化外骨格である『OSギア』に対応した機体。
4本爪の『ダブルホールドパーツシステム』によりパワーと発射精度が向上。
頭部の内側には弾詰まりを防ぐための板状のパーツが配されるなど、ガンマの考える理想のビーダマンに仕上がっている。


当初は給弾しやすいタイプの補給パーツを使用していたが、
風のビリーとの野良試合後に弾倉式の『スピードローダーマガジン』に変更。
給弾の簡略化が図られた。


これにより空いた片手でしめ撃ちをし、連射のみならずパワーショットも撃てるようになった。
劇中では誤作動によって早めに出現した数メートル先のターゲットをパワーショットで撃ち抜くという離れ業を見せつけた。


余談だが、『ガンマが「ワイのワイルドワイバーンや!!」と言っているとされているが実際には言っていない』
という有名な逸話があり、確かに漫画ではそんな発言はないが、実はアニメ版でほぼ同じセリフが存在する*1
コロコロコミック1997年8月号の読者投稿コーナーに掲載されたハガキを参考にアニメスタッフがセリフを改変したのだろうか…
そのセリフおよびそのセリフにまつわる都市伝説についてのより詳しい内容については実は言ってない台詞(架空人物)を参照されたし。


ちなみに後の『ベイブレード バースト』では、『ワイルドワイバーン.V.O』というベイが登場。
漫画版において、所持者の小紫ワキヤが『どやっ!!これがディフェンス型として究極進化した、ワイのワイルドワイバーンやっ!!!』という台詞を言い放っている。
存在しない台詞がまさか実在する台詞と化したわけだが(ビーダマンではないが)……森多ヒロ先生も狙いすぎである。



◆バリアントワイバーン


二代目ワイバーン。
追加パーツを接続するOSギアとビーダマン本体を一体化させ、本体の強度を上げたPIシステムによる機体。
専用のトリガーパーツ『ワンハンドトリガー』にはホールドパーツと連動した『パワーリンクウィング』(発射の際に力が加わると、作用反作用の原理で自動的にホールドパーツを締め付け、パワーショットが撃てる)を搭載。指をかける部分は二つあり、連動していない方を使えば通常ショットも可能。
漫画の見栄えの問題なのか、この辺りからワイバーンに限らずオプションパーツ等が描かれなくなり、デフォルト形態のままビー玉を連射するようになった。
本来なら追加パーツなしだと2発が限度。


漫画では間違いなく一番活躍したワイバーンであり、
テスト代わりのバトルでは相手が万全では無かったとはいえ他の研究所のリーダーを下し、
TOPビーダー選手権一回戦では何と敵のターゲットの2/5を単騎で撃破したり、
(残りの3つはサラーとタマゴが共同で1つ、単騎で1個ずつなので単騎での破壊数はガンマが一番であった)、
超連射タイプのノーチラスポセイドン3機の集中砲火からビリーと2人だけでターゲットを守り抜くなど八面六臂の大活躍。
二回戦でもバーニングアトラス4機相手に少しの間耐え、決勝打への完璧なアシストまでもこなした。
番外編では片腕を怪我したキャラに貸与され、自動しめ撃ち機能が目立ったこともある。



◆スプレッドワイバーン


三代目ワイバーン。基本フレームに様々なパーツを接続することでボディを構成するPI-EXに対応した機体。
トリガーを押すと同時にホールドパーツが下がって素早く連射できる『ショートストロークシステム』を備えている(漫画では専用だが、玩具では市販パーツなので他の機体でも使える。ただしカラーリングはワイバーンに合わせてある)。また、腕に装備された『スプレッドウィング』を開くとホールドパーツの横に凸パーツが現れ、手を使わずしめ撃ち状態を維持できる=パワーショットの連射が可能。
また、この機体から四本爪のホールドパーツではなくなった(『ショートストロークシステム』は玩具では別売り。スプレッドワイバーン単体に付属するホールドパーツは四本爪)。
封鎖された第六研究所に侵入した際、ガンマのミスにより通気孔から落下。
その後、ガードロボットと化したオーグルに踏み潰されて破壊された。


ワイバーンシリーズで唯一ガンマ主導での制作では無い上、漫画での見せ場も殆ど与えられなかった挙句、
ワイバーンシリーズで唯一破壊された可哀想な子。
しかししっかりとガンマには愛されていたようで、新たな愛機であるフラッシュワイバーン入手後にちゃんと救出に行ったり、
目の前で無残にも破壊された時には激怒していた。



◆フラッシュワイバーン


最後にして最高のワイバーン。
パーツの取り外しを専用ナット(?)で簡単に行うことができる=拡張性の高いRシステムに対応した機体。
スプレッドで得たショートストロークと、従来の倍の八本爪ホールドパーツ『ラウンドクロウズ』を合わせた『Rショートストロークシステム』を搭載。ウィング展開によるパワーショット化など、基本的にスプレッドをブラッシュアップした構造になっている。



この後、また新しく『E-Unit』というシステムが登場したが、対応したワイバーンは作られなかった。
しかし、スーパービーダマン以降の作品で度々『ワイバーン』の名を冠した機体は登場している模様。


また、次作の『バトルビーダマン』シリーズでは、ゼロ2システムにて『剛大牙(ゴウタイガー)』が「ショートストロークドライブコア」を搭載して登場。
ゼロ2素体のコア及びトリガー部分がワイバーンと同じショートストロークシステムとなっている他、ホールドパーツ下部にラバーが装着されているためドライブショットに対応。




◆スナイパースペシャル


ガンマがワイルドワイバーンの直前に使用していたビーダマン。
OSギアを装着したボンバーマン型ビーダマンに、指を引っ掛けるパーツの付いたサーバーと、それに対応して大型化されたトリガーを取り付けたもの。
片手でビー玉を撃てるようにし、空いた手で給弾を行うというコンセプトはこの機体から始まった。
そのため、事実上のワイバーンシリーズ0号機と呼べるかもしれない。


劇中ではDr.タマノが瞬時に作成した設計図をもとに30分ほどで造られた。
急ごしらえではあるもののガンマが目指していた通りの出来栄えであり、
パーフェクト・ハンターズとのブロックバスターバトルではその連射性能をいかんなく発揮。
使っている本人も「このままやとワイ、スナイパーやのうてマシンガンマになってしまうで!」と発言するほど、ノリノリな様子であった。
最終的には相手ブロック内にビー玉の「バクダン」を作りだし、ファイティングフェニックスのビー玉を起爆に導くことで勝利に貢献した。


しかし、それ以降の出番には恵まれず、ガンマの愛機の座の役割はワイルドワイバーンに引き継がれた。





◆ボトルワイバーンDX


25年ぶりに令和の世に帰ってきたワイバーン。
ボトルフェニックスDXに続き、ボトルマンの機体である。
オリジナル同様の片手撃ち機体で、各部のフックを差し替えることで撃ちやすいように組み替える機能と大型のトリガーを備える…というか、基本的に「ドクペピオンDX」の色替えで性能もそちらに準ずる。
ホールドパーツがコントロールタイプに変更された「強化コアボトル」を備えるのがドクペピオンとの違い。
ただし、ランダムコレクションのレア2枠なので狙う場合は注意。パッケージイラストをガンマに取られたイロハは泣いていい





◆ボトルワイバーンG


DXからあまり間を置かずに第3期「ゴッドキャップシリーズ」にラインナップ。今度は通常品なので入手が容易になった。
他のリバイバル機同様に「サーメッツG」のリデコだが、これまでと異なり頭部はオリジナルのワイルドワイバーンに近い新造のものである。
コアボトルのトリガー部分が後方に長く伸びた片手撃ち特化型のスピードコアで、付属のマガジンは投入口が広く装填しやすい上、左右どちらにも向けられるため利き手を問わず使える仕様。
バトビーの必殺球に相当する「ゴッドキャップ」は肉抜きされて軽量な「スピードキャップ」が付属する。



目覚めろ! ワイの守護神、









追記・修正は片手撃ちで空いた方の手で頼むで!



[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,11)


  • コドウ「いけ!オレのシェイドワイバーン!!」 -- 名無しさん (2013-10-27 01:35:39)
  • スプレッドワイバーンが壊されたところで「よくもワイのワイバーンを」って言ってた -- 名無しさん (2014-03-07 17:12:33)
  • ベイブレードバーストのアニメでワイのワイルドワイバーンが出た! よくやってくれた!! スタッフGJ!! -- 名無しさん (2016-04-18 23:25:07)
  • ガンマはワイワイ言ってるから、ワイルドワイバーンは本当はルドバーンって名前だ、って感じのネタが読者投稿にあったな -- 名無しさん (2016-05-21 08:58:09)
  • ワイのゲシュタルト崩壊 -- 名無しさん (2016-06-13 20:52:47)
  • 剛大牙「スプレッドワイバーン先輩!あざぁーッス!!」 -- 名無しさん (2016-11-17 23:40:49)
  • E-unitのワイバーンが出る前にスパビー終了。おかげで終盤、マダラに「E-unit以前のポンコツ」とか言われたが、そのマダラに唯一敗北しなかったのがガンマとフラッシュワイバーンだったという -- 名も無き熊 (2016-11-18 00:09:06)
  • ワイワイワイでEXCITEしてくるな… -- 名無しさん (2019-08-23 15:01:58)
  • 確定じゃないけどついにボトルマン化される -- 名無しさん (2022-10-24 17:26:04)
  • ボトルワイバーンはランダムコレクションのレア枠でドクペピオンDXのホールドパーツをコントロールタイプのやつに換装したものになった -- 名無しさん (2022-12-15 00:40:11)
  • またボトルマン化するらしい -- 名無しさん (2023-04-13 19:22:56)
  • 今度出るボトルワイバーンGもワイルドワイバーンのボトルマン化で単品売りでワンハンドウイングでワイバーンらしいからDXのほうが早くも黒歴史になってしまった -- 名無しさん (2023-04-14 00:29:02)

#comment

*1 正確には「ワイのワイルドワイバーンは連射と狙い撃ちのスペシャリストや!」

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧