登録日:2010/02/17(水) 11:58:09
更新日:2023/12/04 Mon 13:40:05NEW!
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ac アーマードコア ゲイヴン キサラギ 大丈夫?キサラギのパーツだよ? 変態兵器 一撃必殺 ロストテクノロジー パイルバンカー アルゼブラ 射突型ブレード ac武器項目 専用装備 浪漫武器 脚部大型射突型ブレード とっつき←は公式通称 アッー!! 抉らせてもらうで! 擦っただけで死に腐(ry 体感☆巨根主義 ハラショー!
ARMORED COREシリーズに登場する武器カテゴリの一つにしてロマンの塊。
通称「とっつき」。これはあるプレイヤーが『射突』を『とっつき』と読み間違えた事から。
▽目次
【概要】
『ARMORED CORE 3(AC3)』は1つの分岐点である。
レーザーブレードとシールド類しか装備出来なかった左腕にも銃火器が登場したり、
独立して射撃を行う子機EO(イクシード・オービット)を搭載したコアが登場したりと射撃武器の黄金時代が幕を開けた。
しかし、その一方で時代を逆流するかのように被弾を顧みず接近し、圧倒的な力で持って敵を粉砕する。
そんな実体型ブレードが生まれたのもこの作品である。
『3』以前の作品ではサブである左腕部のエネルギーブレードが唯一の近接格闘武器であったが、そんな中ついに登場した実体型ブレード。
しかし、そのネタ性は極めて高かった。
そう、
ブレードと言う名の杭打ち機。
パイルバンカーだったのである。
さらに、メインであるはずの右腕のみ装備可能=マトモな手持ち射撃武器を装備しないという変態ぶりがこいつの存在に拍車をかけた。
それが射突型ブレード、通称「とっつき」である。
【詳細】
あらゆる他兵装と一線を画す凄まじい破壊力をもち、更に多段ヒットする。
そのため、「当たれば」敵ACや大型兵器を容易にスクラップにすることが出来る。
攻撃力の面から見ればまさに圧倒的。
では、何故装備しているプレイヤーが少ないのだろうか?
実はこの武器、レーザーブレードには存在する『突進機動を敵に向かって自動修正する命中補正機能*1』がなく、
しかもレーザーブレードには存在しない使用回数制限がシビアな値で存在し、さらに射撃ボタンを押してから射突されるまで1秒ほどのタイムラグがある。
要するに、ただトリガーを押すだけでは自分のド真ん前にぶち込む事しかできない武器なのである。
コントローラの全てのボタンを駆使し、高度な操作技能を要求されるアーマード・コアにおいて、
3次元で高速に移動する敵ACを相手に、接近して接触することがどれほど困難な事かはおわかり頂けるであろう。
事実、旧作において上記のような機能つきのエネルギーブレードを使いこなしている時点でイレギュラー、ドミナントの称号が与えられることを考えると、
これを使いこなす人は化け物かもしれない……
ハイリスク、ハイリターンの玄人好みの武器である。
とは言いつつもその輝かんばかりのネタ性に惹かれ、特化した修練を積むプレイヤーが少なからずいることも事実である。
大概はプレイムービーを見て、感化され挑戦してみるのだが、あまりの難度の高さに挫折する。
まさに漢の武器である。
【その後】
3系・N系においては大体上記の通り、ハイリスクハイリターンな武器だったのだが…
ネタロマン武器の名を恣にしていたとっつきだが『ACfA』においてついに転機が訪れた。
ACfAに多数登場する大型兵器『アームズフォート』は、その多くが巨大かつ挙動が鈍重である。
つまり、懐に潜り込みさえすれば、素早く、簡単に、そしてライフルの弾一発分の弾薬費でアームズフォートの一撃撃沈を狙える素晴らしい武器となったのだ。
トーラスの変態兵器も開幕オーバードブーストからの『とっつき』で変態が起動する前に撃破!
今作ではドーザー・コジマブレードという亜種も登場した。
前者は使用回数が無限な代わりに威力が非常に低く、後者は性能や使い勝手は大差ない割に弾薬費が猛烈に高いため、
どちらもとっつきがあるなら敢えて使用する事も無いが、コジマブレードについてはそのコジマの煌めきに惹かれたなら是非使ってみると良い。
AC4から全ての武装が両手で装備できるようになり、とっつきもまた両手持ちが可能となった。
しかもボタン入力から起動までのタイムラグが無くなり、使用回数も大幅に増加したため、使い勝手は大幅に向上している。
素早く動き回るエネミーが居ないミッションなら、これを両手に持って立ちはだかるエネミーを全てとっついて回るという遊び方まで可能になった。
ACの動きは旧作よりかなりスピードアップしているため、ACに対して使い辛いのは相変わらず。
しかしそれでも、凄まじいスピードで飛び回るネクストACにとっつきをブチ込み続けてアリーナを制覇してしまう凄まじい人もいるんだから驚きである。
世界観を一新したACVにも、CE属性の「HEATパイル」と名を変えて続投。
相変わらずノーロック、N系以来の少ない総弾数、圧倒的な破壊力のロマン武器。
と思いきや、
従来のシリーズと比べて全体的な速度の低下、そして地上戦がメインとなった事が追い風になり、格闘機体では採用の余地が充分にあるガチ武器に変貌。
ミグラント達を歓喜させた一方で、パイルが力任せな荒っぽい武器ではなくなった(後述)事や超玄人向けな仕様が大幅緩和された事に寂しさを覚える者も。
ストーリーミッションのラスボスも威力の強いヒートパイルなら一撃で沈むという馬鹿みたいな威力。
また、発生も早く、特に機動力の低いガチタンにとっては大きな脅威となる。
てか、相手がタンクでなくても結構当たる。
更にガレージで確認できるが、モーションも一々カッコイイ。
おまけに種類も5つと、比較的多い。
まさに『とっつき黄金時代』の幕開けである。
なお、V系のパイルは4系以前のAC、そして多くの作品に見られるパイルバンカーの様な「高速で打ち出した杭で強引に装甲を打ち破る兵器」ではなく、
「棒の先端に取り付けたHEAT弾を敵機に直接押し当てる兵器」となっている。
そのため攻撃属性はKE(実体弾)ではなくCE(化学エネルギー)となっている。
ACと関係のない余談
この「先端にHEAT弾を取り付けた棒」という兵器は、なんと第二次大戦中、旧日本軍が歩兵用の対戦車兵器として現実に運用していた。
その名を刺突爆雷。
外見はトイレのスッポンのような棒の先端に3本の弾頭が備わっているというもので、手で突き刺すか投擲するかして使用する。
敵戦車のすぐ近くまで近付かねばならない上に、上手くヒットさせたらさせたで自分の目の前で爆発が発生するため、
そもそも戦車に生身で近付く事自体が自殺行為、命中させた所でまず生還不可能……という事で、実質的には特攻兵器同然だったとされる。
ACVIにおいても続投。HEAT弾ではなく金属杭をとっつくスタンダードなタイプに先祖返りしている。
カテゴリ名はパイルバンカーとなり、「PB-033M ASHMEAD」の1機種のみが該当する。
チャージ武器となっており、チャージしない場合は低威力だがある程度離れていてもホーミングしつつ距離を詰めて攻撃することができ、チャージした場合は高威力だが間合いを詰めないため至近距離でないと当たらないといった塩梅になっている。
チャージに必要な時間は他のチャージ武器に比べると短く、またアサルトブーストやクイックブーストをキャンセルして前進慣性をつけつつチャージということもできるため、多少の距離ならすぐに当てにいける。
ただし、チャージ攻撃であっても"過去作と比べると"威力は下がっており、当てれば問答無用で倒せるという程ではない。
だが、本作の根底的システムとしてスタッガー*2が存在する以上、「隙を狙ってブチ込む」という行為がシステムに推奨されているようなものなので、狙っていく難度は大幅に下がった。あと弾薬の概念もない。
特に巨大ボスのスタッガーによる停止時間はかなり長いため、簡単に当てていけて時短のお供となる。逆に普通のAC相手に余裕を持って突っ込んでいくと盛大に隙を晒してブチ込み返される。
威力も下がっているとはいえ圧倒的な部類であり、近接武器の中では最強を誇る。地味に「直撃補正*3」は近接武器では最低だが、素の威力が高い分のバランス調整ということだろう。
近接武器の威力に強い補正がかかるBASHO腕を装備したうえでチャージ攻撃をスタッガー状態の敵に当てれば、巨大ボスだろうと数割単位、ACクラスが相手なら一撃でAPの大半を持っていくことができるレベル*4。
一方の非チャージ攻撃は端的に言えば「ちょっと使いにくいブレード」程度の性能に収められており、とっつけない局面でも普通に格闘戦をこなせるため隙がない。
総じて遠い過去のネタっぷりとは裏腹に、二重の意味で「とっつきやすい」非常に優秀な装備となっている。丸くなってしまったとも言う
ちなみに、基本的にチャージはEN系・リニア系などに多い特性で、実弾兵器であるこれは「操作上はチャージ」であるが、実態は撃鉄を起こして炸薬による爆発を伴うようにするためのもの。
撃鉄付きバンカーとか、もう完璧にどっかのくず鉄じゃないですかね。というか、ガトリング・ショットガン・爆発系肩武器など、件のマシンによく似合いそうな武装が強武器に属しているのがAC6である。
なお、本作のとっつきはある理由でACVI発表直後から過去最高に注目された。
なんとTGA2022で唐突に公開されたアナウンストレーラーにおいて、大々的に登場したのである。
トレーラー内では本作の看板機体である2脚型AC「ナイトフォール」が装備し、ベイラム製4脚型ACに対して使用。
杭を引き込んで発射体勢に至った数瞬の後、放たれた渾身の一撃は、敵の胴体と視聴者のハートを同時に刺し貫いた。
鈍く煌めく鉄杭は、滴るオイルと共に、長き時を経て我々の前に再び現れた鋼鉄の巨躯を鮮やかに彩ったのである。
有名なとっつき使い
- ムーム
ACLRに登場。
数少ないとっつき使いレイヴン・リンクスの中でも現状唯一となる女性とっつき使い。
動きが少々悪く、普通に戦っていればとっつかれる事も少ないだろう。
しかし、敢えて「女性にとっつかれて」みるのも一興。
「えぐらせてもらうで」
ACfAに登場。
テクノクラート社所属の広島弁ヤクz…もといリンクス。
AC史上初の方言で喋るキャラというアルゼブラに負けない濃い人。
軽量機故の軽快な機動力に加え、登場するミッションは視界が悪いため油断していると物陰から飛び出して来た彼にとっつかれてしまうので注意。やってる事は完全に長ドス引っ提げて対立ヤクザを闇討ちする殺し屋である。
相方はドSクモ女シャミア。
ちなみに登場ミッションではあのメイちゃんが雇える……なんかえろい
また非常に頼りになる社長も雇えるが、とっつきで一発轟沈する可能性があるので彼を雇う場合は真っ先に始末しておきたい。
- 「レイヴン」
ACVIに登場。
レイヴンと言ってもプレイヤー自身である621ではなく、621が名義を借りる元になった傭兵の方であり、彼?こそが「ナイトフォール」のパイロットだったのであった。
とっつきを当てることに特化した戦法を持っており、肩の2連グレネードやキックでACS負荷を溜め、迂闊な近接攻撃やアサルトブーストによる突撃には的確にアサルトアーマーやカウンターパイルを決めて来る。
そうしてスタッッガーに陥れば容赦なくとっついてくる難敵。
有名なとっつき
- KWB-SBR44 / NIOH
最初のとっつき製造企業・キサラギ製のとっつきの中で最も高威力なもの。NIOHはN系での名称で、仏教用語の仁王を指す。
同時に2本の杭を打ち出す特徴的な構造もさることながら、軽量機であれば一撃で瀕死になる凄まじい威力を持つ。紙装甲の剣豪レイヴンであるエクレール等ごく一部のAC相手ではワンパンマンも可能。
その破格の攻撃力の代償として、使用回数は僅か4回とダントツに少ない。3系・N系のハイリスクハイリターンを極めた武装。
- KIKU
AC4でもとっつきRAJM(fAのMUDAN)を製造したイクバールがアルゼブラに生まれ変わった後に製造した新作とっつき。
国花の名前が付けられるアルゼブラの製品だが、これに付けられたのは我らが日本の国花・菊である。
MUDANの時点で既に十分過ぎる威力だったが、そこから進化した本製品は更なる威力向上を果たしてしまった。
こいつでアームズフォートをヤるとダメージ表示がえげつないことに……。
一本の杭と撃発用火薬の薬莢ケースが剥き出しになっているという外観の素敵性能も素晴らしい逸品。
- KO-4H4/MIFENG / Au-R-F19
ACVにて登場した最強の威力を持つとっつき、もとい簡易オーバードウェポン。
威力特化で最大6万超という恐るべき威力を持つ事から「6万パイル」の通称で愛されている。
しかも実際には攻撃判定が横並びに二つある為、実火力は驚天動地の12万オーバーにまで跳ね上がる。
ガチタンですらCEとAPをガチガチに固めたメタアセンでもない限り一撃で沈む程の超火力なので、「CE属性である意味がない」とまで言われることも。
しかし、弾数はNIOHより更に少ない2発。この弾数でもV系のとっつきの使いやすさから、慣れれば十分となる。
大抵の場合は軽量機の両手に、時には両肩追加弾倉で弾数を5発にして装備される。
- PB-033M ASHMEAD
長い沈黙を破って生まれたACVIでも一度生まれたとっつきはそう簡単には死ななかった。
以前のブレードのように手首にちょこんと付いたビジュアルは鳴りを潜め、左腕前腕を占有するド派手なサイズにバルクアップ。
数値上は全武器通して最大火力。理論上の単発浪漫火力こそ直撃補正の関係でチェーンソーに譲るものの、ヒットの安定性を考慮すればこちらの方が期待値で勝る。
おまけに看板機に搭載されるという大躍進により、PV等でその雄型を見せ付けゲーム起動時には毎回格納ギミックを見せつける優遇っぷり。
余談
- N系作品では特殊な操作のもと、この武器を使用すると当たり判定がドリルのように無限に出続ける『次元とっつき』というバグが存在する。
もちろんこれに当たった敵は死ぬ。
追記・編集はとっつきでアリーナを制覇してからお願いします
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▷ コメント欄
- 4からは本格的に杭もぶっとくなって見た目洗練されたよな。KIKUは武器セットで出してほしい -- 名無しさん (2013-11-13 10:07:12)
- 旧作のコイツは本当に一部の強化人間しか使えない武装だった -- 名無しさん (2013-11-13 10:16:43)
- 武器セットにKIKUが出ても、決して脚部の根本に挿してはならない。つまり、そうしたらゲイヴンに襲われるということ。スミカ・ユーティライネンです(´・ω・`)ノシ -- 名無しさん (2015-02-06 19:19:06)
- この間フラジールに当てられたのは自分でもびっくりした。突く瞬間に目の前に来たんだよ -- 名無しさん (2015-02-06 20:14:08)
- faのKIKUとVの六万パイルはデザインが凄いカッコ良いんだよな。旧作ではLRのムーム姉さんに掘られたのがイイ思い出/// -- 名無しさん (2015-02-18 00:42:27)
- ↑ゲイヴンにとってとっつきが♂なら、ムームはペ○バンプレイの女王様だろ。是非とも姉貴に俺の尻を貸したい -- 名無しさん (2015-04-07 00:56:35)
- VDでは六万パイルに黒栗(ストーリーミッション)狩りでお世話になったな。両手持ちでダブルでえぐるぁせてもらいましたw第二形態はUNACを囮にしてフゲミサで爆☆殺 -- 名無しさん (2015-08-29 21:13:03)
- とっつきのAAはなごむ -- (2016-05-03 07:01:35)
- ( ´∀`)σ)∀`) -- (2016-05-03 07:02:08)
- >大型射突型ブレード『OINARI』・・・ 某仮面「それは私のOINARIさんだ!!」 -- 名無しさん (2016-05-03 07:08:34)
- 某ニコニコのAC3SLのとっつき動画はもう芸術の域だった -- 名無しさん (2018-01-19 19:53:46)
- TASでしか実現できないんだろうけど、とっつきの攻撃判定を永続化する『次元とっつき』なるテクニックもあったな -- 名無しさん (2018-02-19 09:52:52)
- ↑ 次元とっつきは正式な(っていうのも変だけど)バグ技だよ。ムービーが入る直前にタイミングよく繰り出すと成功するらしい -- 名無しさん (2018-02-19 10:17:29)
- やたら硬い虫をやる時に便利だった記憶はある(確かパーツ入手条件にあんまり柔く出来ないのがあったはず) -- 名無しさん (2018-11-10 16:31:52)
- Jフェニックスだと、一回相手を拘束してから叩き込むから比較的扱いやすかった。威力はこれほどではないけど。 -- 名無しさん (2020-02-01 14:09:33)
- *KIKU*も大概なネーミングじゃない? -- 名無しさん (2021-05-07 13:12:32)
- 隠れた名作ガイブレイブの主にシクローペやコングアタッカーのイメージが強いであろうパイルバンカーにもとっつきのソウルをひしひしと感じる! -- 名無しさん (2022-04-16 11:48:25)
- 今回も大物殺しで頼りになる武器 -- 名無しさん (2023-08-30 23:42:22)
- 実用的すぎてもロマンがないの -- 名無しさん (2023-09-09 11:45:06)
- ロマンはチェーンソーが継いだ。 -- 名無しさん (2023-09-09 13:54:29)
- 敵ACのリペアを抱え落ちさせられる渋い武器、Sランク狙いの強い友 -- 名無しさん (2023-10-01 07:34:03)
- こいつで倒せ!と言いたげなボスすらいる -- 名無しさん (2023-11-06 21:59:29)
#comment
*2 攻撃を受け続けると陥る一種のスタン状態。一時的に行動不能になる上、スタッガー中は普段より大きなダメージが入るようになる
*3 スタッガー時のダメージ量への補正
*4 相手次第では一撃死もある。敵のACもリペアキットを使う場合があり、そんな敵は半端に削ってもほぼ全回復されてしまうことが多い。そのため、当て方次第ではリペアを使う暇なくワンパンの可能性があるというのはとても重要である。
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