登録日:2012/03/06 (火) 14:47:42
更新日:2023/11/21 Tue 11:04:37NEW!
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スタートレック 宇宙船 スター・トレック エンタープライズ u.s.s エンタープライズ 航宙艦 宇宙大作戦船
いつの日か、強力なエンジンができるでしょう。それが成功すれば、現在の100倍の速度で宇宙を旅することが可能になります。
そうです、宇宙に存在する無数の惑星が身近になれば、神秘のベールに包まれた新世界を探検し、新しい生命体と文化に遭遇するのも夢ではありません。
このエンジンは、その夢の第一歩です。人類未到の地へ行くための。
―ゼフラム・コクレーン、2119年
ここでは、ドラマシリーズスタートレックに登場した、歴代のエンタープライズ号について解説しよう。
●概要
惑星連邦宇宙艦隊において、度々旗艦に任ぜられる、いわば惑星連邦の象徴である。
艦名を引き継いだ船は他にもあるが、艦隊登録番号である「NCC-1701」までも継承するのは、24世紀後期まではこのエンタープライズのみだった(後には同じようにナンバーを引き継ぐ艦が現れている)。
ちなみに惑星連邦に所属する大抵の艦は武装を施されていたり軍事作戦に参加するケースが有るが、建前上「軍艦ではなく深宇宙探査・調査艦」(武装はあくまで自衛目的装備との事)とされている。
なおエンタープライズは艦のランク(軍艦を持つ他勢力からの認識)的には「巡洋艦(相当)」となっている。
以下にその歴史を記していこう。
●地球連合時代篇
NX-01 エンタープライズ
船長:ジョナサン・アーチャー
艦級:NX級(後にコロンビア級)
進宙:2151年
登場:ENT
ゼフラム・コクレーンによる人類初の超光速飛行からおよそ90年後の2151年、人類初の宇宙探査に旅立った船。下に似たような記述があったが気にしてはいけない。
第2船体がない扁平なフォルム。技術的にもまだ未熟であり、最高速度は「ようやく」ワープ5(旧ファクター。光速の215倍)が出るようになっただけだし、壁に埋まった機械やコンピューターはむき出し。防御シールドはなく攻撃を多少分散・吸収できるだけの分極メッキ装甲があるのみ。鹵獲装備もトラクタービームではなくワイヤー付きのグラップラーで、武装は空間魚雷(宇宙用ミサイル)しかなかった(後に「光子魚雷」と「フェイザー光線」それぞれのプロトタイプの様な物が完成して武装だけは多少はマシになった)。なお実際は未登場に終わったがシーズン5以降にお馴染みの第二船体を追加し改装された「コロンビア級エンタープライズ」が登場する予定だった。
この改装型は長らく設定だけの存在であったが、『ピカード』第三シーズンにて艦隊博物館に展示されている船の一つとして映像作品登場を果たした。
地球周辺宙域における外交情勢が大きく変化する起点となった船であり、本船の活躍なくしてこの宙域一帯の団結と共存、すなわち惑星連邦はありえなかったであろう。
進宙からして時間冷戦に巻き込まれており、未来の連邦による歴史介入規制に反対する勢力からの妨害に晒され続け、2153年には未来で連邦に敗れた侵略者にあることないこと吹き込まれて地球を敵視したズィンディと戦うことになった。
ズィンディ危機が収まり、時間冷戦も終わらせることができたものの、今度は周辺宙域の覇権を狙うロミュラン帝国の陰謀が動き出す。ロミュランは謀略を使いヴァルカン・アンドリア・テラライトの関係を悪化させようとしたが、アーチャーらは謀略を暴いて3種族の仲を取り持つことに成功。やがてロミュランと正面から対立することになったが、全面戦争を前に4種族がまとまり、6年に及んだ地球-ロミュラン戦争は地球側の勝利に終わる。
そして、この4種族同盟が後の惑星連邦の母体となったのである。
2161年、惑星連邦憲章の調印式にアーチャーを送り届けたのを最後に退役。
●惑星連邦篇
NCC-1701 U.S.S エンタープライズ
艦長:ロバート・エイプリル→クリストファー・パイク→ジェームズ・T・カーク他
艦級:コンスティテューション級*1→コンスティテューションⅡ級
進宙:2245年
登場:TOS、DS9、DSC、SNW、劇場版1-3作目
伝説の5 year missionを成し遂げた名艦。人類初の5年間の宇宙探査任務を遂行した。アーチャー船長涙目。 日本版ナレーションで勝手に言ってるだけ
2245年に初めて22世紀のNX-01の船名を継承した連邦艦として進宙*2。当初の艦長は建造時の監督者でもあったロバート・エイプリル大佐。
その後クリストファー・パイク大佐に交代し、2度のファイブイヤー・ミッションを遂行した。2254年、後に禁断の地として進入が禁じられるタロス4号星と接触。
2257年、突如として銀河の7箇所から発せられた謎の信号を調査中に大きな損傷を受けて行動不能に陥り、パイクはちょうど船長不在かつ高度な装備を備えていたU.S.S.ディスカバリーの指揮権を接収することとなる。修理を終えた後にパイクの要請を受けてディスカバリーとともに、"完全な意識への進化"を図るAI率いる艦隊との戦いに臨んだ。(『ディスカバリー』第2シーズン)
なお、2256~57年(DSC第1シーズン)に起こったクリンゴン帝国との戦争にでは旗艦喪失を恐れた上層部の判断により前線に出なかったらしい。
2263年からは船長がカークに交代し、彼の下で行われたファイブイヤー・ミッションは大きな成果を残し、宇宙艦隊で最も偉大な成果を残した艦として知られるようになった。
TOS映画版において大改装が行われ(2271年)、内部システムはもちろんのこと外見までもが大きく変化。耐用年数が20年伸びた。
最後は任務を全うして退役となったものの、ある理由からカーク船長らにより強奪された上、戦闘の末に自爆させられる。
なお本艦でテストされた新技術はその後50年の間艦隊のスタンダードになり、同世代の艦も順次改装された模様。
初代エンタープライズというこの船を指す。メタ的には元祖エンタープライズであるため人気は高いのだが、デザインがコロコロ変わることでも有名である。これはひとえに、当初のデザインはTV番組としての(映画作品に比べて)少額でなされており、今日の目線で見ればちゃちともいえるものであったからだろう。そのため、劇場版第一作や第11作、DSCといった後発シリーズでは大幅なリデザインが行われている。
それでも、円盤部・紡錘部・2本の棒状ワープナセルからなる基本構成は踏襲されており、オリジナルのデザインが秀逸であったことを伝えている。*3
NCC-1701-A U.S.S エンタープライズ A
艦長:ジェームズ・T・カーク
艦級:コンスティテューションⅡ級
進宙:2285年(エンタープライズとして)
登場:TOS劇場版4作目~6作目、PIC
エンタープライズの名を継ぎ、提督から大佐に降格したカークに与えられた艦。U.S.S.ヨークタウンとして就役していた艦だが、カークが受領した際修理ついでに急遽変更された*4。
先代と同じく改装モデルで、ヨークタウンとしての名前だけなら初代TVシリーズから出てたりする。
後から改装されたので改良されているはず・・・なのだが、カークが受領する直前の事件からの修理が不完全だったのか故障頻発。スコッティ曰く「サルが作ったのか!?」
2293年、クリンゴンとの和平交渉を見届けた後、退役。
2401年現在、艦隊ミュージアムにて保管されている。
『新たなる未知へ』での第78デッキという表示板は未だに突っ込まれている。
NCC-1701-B U.S.S エンタープライズ B
艦長:ジョン・ハリマン
艦級:エクセルシオール級(強化エクセルシオール級とも)
進宙:2293年
登場:劇場版7作目『ジェネレーションズ』
23世紀末期、当時主力として増産が進んでいたエクセルシオール級の改良型となった3代目。
コンスティテューション級から随分、趣が変わった。一応TOS映画シリ-ズでエンタープライズAと一緒に居たエクセルシオール級だが細部が事なる。
これは元々撮影用模型がエクセルシオールの模型にパーツを追加して作った物であり、更に胴体の一部が破壊されるシーンがある為、元のエクセルシオールを壊さないようにして元に戻したい意図が有った為だが、撮影終了後元に戻そうとした際追加パーツを貼り付ける接着剤が強過ぎたため剥がせず、後でエクセルシオールが再登場する際に結局作り直すハメになったという楽屋裏ネタが有る。なお、撮影用模型はDS9に登場するU.S.Sラコタに転用され、エンタープライズBとU.S.Sラコタは「強化エクセルシオール級」というエクセルシオール級の中でも改修が施された型であるという設定更新がされた。*5
処女航海の最中に救難信号を受け、装備・人員とも不十分なまま救助に向かい、47名を救出するがゲストとして乗艦していたカークが犠牲になってしまった。
なおエクセルシオール級は傑作艦という設定がなされており、一世紀後を描くTNGでも大量に同型艦が登場する。それどころか、新規製造が続いている模様。*6
25世紀までに後継モデルの「エクセルシオールⅡ級」が運用開始した模様。
NCC-1701-C U.S.S エンタープライズ C
艦長:レイチェル・ギャレット
艦級:アンバサダー級
進宙:2332年
登場:TNG『亡霊戦艦エンタープライズ"C"』
エクセルシオール級の後継として開発された次世代型のアンバサダー級。*7
2344年、ナレンドラ3号星のクリンゴン植民地からの救難信号を受信し、軌道上でロミュラン・ウォーバード4隻と戦闘になる。
結果ロミュランに撃沈され植民地も破壊されたが、これを見たクリンゴン帝国は惑星連邦を「名誉ある者」、ロミュラン帝国を「恥ずべき者」とし、惑星連邦との同盟締結のきっかけとなった。
この犠牲がなければ、連邦とクリンゴンの歴史は全く違うものになっていた。
NCC-1701-D U.S.S エンタープライズ D
艦長:ジャン・リュック・ピカード
艦級:ギャラクシー級
進宙:2363年
登場:TNG、DS9、ENT
偉大なハゲ、ピカード指揮の艦。TNGTVシリーズの顔。超大型で移民船並にクルーや家族の同乗長期航海を重視した設計仕様の航宙艦で、乗員の総数は1000名を超える。乗員は惑星連邦士官だけでなくバーラウンジや床屋など豪華客船や空母などの様なサービス業務員も含まれる。
2344年の先代エンタープライズの犠牲(いわゆるナレンドラ3号星の戦い)後、宇宙艦隊は新たなエンタープライズを就航させていなかったが、19年ぶりに襲名した5代目も例に漏れず、当時の最新鋭である。
2371年、クリンゴンのデュラス姉妹との戦闘で、第2船体とワープナセルが爆発。第1船体はクルーを乗せ離脱したが、ヴェリィディアン星系第3惑星に不時着。せっかくブリッジがリニューアルされたのも束の間、8年という短い命を終えた。実は画面上での活躍時間が最も長く*8、作中での活躍期間が最も短い*9エンタープライズである。
隣の惑星に発展途上の文明があるということもあり*10、宇宙艦隊の規則によって第1船体は回収。その後、艦隊博物館*11に保管され、同型艦シラキュースの第2船体と組み合わせて細々と修復されていた。
2401年に発生したボーグによる第三次侵攻において、ピカード退役大将を始めとする旧幹部クルーらによって急遽再起動された*12。
事態終息後は改めて展示品入りした様子。
短命とはいえ本艦はまだ活躍出来た方で、他のギャラクシー級もその性能故に危険な任務に出て轟沈の憂き目に遭う艦が居たり、構造上の欠陥が有ると指摘され生産数自体も少ない艦だったりする。DS9やVOYでもちょいちょい見かけるけどエクセルシオールやミランダやネビュラみたいにぞろぞろ出てきたりはしない。
ちなみに、ギャラクシー級の中でネームシップであるU.S.S.ギャラクシー(NCC-70637)は頑張って生き残ってる*13一方、二番艦であるUSSヤマト(NCC-71807)*14*15は妹よりも短い命だった。DS9ではU.S.S.ヴェンチャーをはじめとした改良(小改装?)型*16が登場。艦名不明の複数のギャラクシー級がドミニオン戦争に参戦していた。名アリ艦としてはヴェンチャーやマジェラン、オデッセイが確認できるが、オデッセイはあっけなく轟沈。劇中の描写を考えると、名無し艦が何隻か戦没していてもおかしくない(上記のU.S.S.キャラクシーだけでなく、ヴェンチャーやマジェランについては、ドミニオン戦争終結後も現役艦として就役していたものと見られる。ただし、遅くとも24世紀末までには退役した可能性が高いものと思われる)。
VOYではU.S.S.チャレンジャーが登場。TNGのジョーディ・ラフォージが艦長として就任する可能性の未来が描かれたほか、最終回にも登場していたとか*17。
NCC-1701-E U.S.S エンタープライズ E
艦長:ジャン・リュック・ピカード等
艦級:ソヴェリン級
進宙:2372年
登場:TNG劇場版
対ボーグ・ジェムハダー等を視野に戦闘寄りの設計がされた(ディファイアントから遮蔽装置を省いた大型艦版みたいなコンセプト)新鋭艦。
ファーストコンタクト以降のTNG映画における主役艦。よりスマートな外見を持ち、情勢の変化もあり量子魚雷を始めとする強力な武装を持つ。艦の設計コンセプト的にはほぼ戦艦同然の状態になっているが当然、他の惑星連邦艦艇同様平時に調査などの任務に就く事は出来る。映像作品において主役を張ったエンタープライズの中では唯一最期が描かれていない船でもある。*18…のだが、『ピカード』において「(Dと違って)どう頑張っても(復元は)無理ですから」「あれは私のせいじゃない」という会話があったので破壊された可能性が高い。*19
ドミニオン戦争に出ていないのは、ソヴェリン級自体がまだ指折り数えられる程度の数しか居なかった上に本艦は2番艦、つまり貴重なシングルナンバー艦なので迂闊に出して喪失させられなかった為というのが最も大きい。何しろその前にあった「ファースト・コンタクト」で描かれたボーグの第二次侵攻でも、対ボーグ用に建造したディファイアントが他の艦共々ボーグキューブ1隻に撃沈寸前に追い込まれたり等してたので惑星連邦は艦の喪失に対し神経質だった為である。*20ちなみに設定上ドミニオン戦争時のエンタープライズEは映画作品「叛乱」の冒頭で描かれたように惑星連邦の味方をしてくれそうな勢力を増やす為の提携交渉の仕事に就いていたとされている。
『ピカード』では第2シーズン初回でソヴェリン級を含む艦隊が登場。ここで初めて同型艦が確認された。
NCC-1701-F U.S.S エンタープライズ F
艦長:ヴァケル・ショーン大佐/不明
艦級:オデッセイ級
登場:StarTrek:Online/PIC
ゲームにて登場し、設定の多くはCBSが関わって作られている。『ピカード』でも前日譚に同型艦ヴェリティが登場した。
E型にも似た先鋭的なフォルムであり、全長は1000mを超える。
最大の特徴はU.S.S.ヴォイジャーが持ち帰った新技術、量子スリップストリームドライブ*21。これにより従来のワープ航法を超える速度での航行が実現した。また戦闘面でもプロメテウス級で実験されていた船体分離機構を活用する「多方向攻撃システム」の改良版が採用され本級では第一・第二船体のみならず艦尾に搭載した「アクエリアス級駆逐艦」を分離する事で最大計三隻に分離し多方向攻撃を仕掛ける事が可能である*22。
『Online』公式サイトにて「新しいエンタープライズをデザインしよう!」という企画が行われ、公募されたデザインの中からスタッフによる一次選考を経て、プレイヤーによる二次選考でデザインが決定、さらに乗員や性能、船内の構造に関してはCBSが監修して設定が作られた、まさに「みんなが作ったエンタープライズ」と言える。
それから10年後の2022年、PICシーズン3の予告でついに映像作品にて姿を見せ、翌年2月配信の第一話にて初披露のヴォイジャー-Bと共にニュース画面でチラ見せする形で初登場。
正史においてはSTOよりもかなり早い2386年に既に進宙していた。しかし難民救助任務中に大きな損害を受けたために2401年4月16日*23の宇宙艦隊250周年記念行事「フロンティア・デー」の式典にて早期退役となる予定となっていた。
式典ではシェルビー提督*24が座乗。彼女の演説と共に地球ステーションの周囲を航行している最中、ボーグがピカードと転送装置を通じて艦隊のクルー達に仕組んでいた生体プログラムが発動し周囲の艦船諸共ボーグに乗っ取られる。シェルビーも撃たれ、その後は不明(予定通り除籍されたのは確か)。
NCC-1701-G U.S.S エンタープライズ G
艦長:セブン・オブ・ナイン大佐
艦級:コンスティテューションⅢ級
登場:PIC『ラスト・ジェネレーション』
PIC第三シーズンを通して活躍したU.S.S.タイタン NCC-80102-Aが、上述のボーグ事変においてタイタンに座乗し事態解決に奔走したピカード大将ら旧エンタープライズD・E幹部クルー達への敬意として、事件の一年後にエンタープライズと改名された艦。
元々別の艦ということもあり、歴代エンタープライズで初めて艦隊のフラッグシップではない中型の科学調査艦である。
NCC-1701-J U.S.S エンタープライズ J
艦級:ユニヴァース級
登場:ENT『爬虫類族の攻撃』
ENTシリーズにおいての可能性の未来(26世紀)において活動する船。恐らくはJの前にもH、Iがあったのだろう。
プロキオン5の戦いと呼ばれる、別次元からの侵略者との戦闘に旗艦として参戦した。
●別時間軸篇
NCC-1701-D U.S.S エンタープライズ D 改
艦長:ウィリアム・ライカー
艦級:ギャラクシー級
登場:TNG『永遠への旅』
TNGTV版の可能性の未来(要は平行世界)において登場。
三本ワープナセル(一基増設)に砲身付きの強化フェイザー砲に大口径フェイザーランスを備え、あげくに遮蔽装置(ステルス迷彩みたいなもん)を搭載した魔改造艦。
クリンゴンの新鋭戦艦*25をシールドごとブチ抜いて木っ端微塵にする戦闘力を誇る。
廃艦になりかけてたのをライカー提督が勝手に引き取って改造したものだったりする。いいのかそれ
NCC-1701 U.S.S エンタープライズ
船長:クリストファー・パイク、ジェームズ・T・カーク
進宙:2258年
登場:TOSリブート
2009年の劇場版(俗に言う新時間軸版)に登場。時間改変により様々な違いが生まれた結果、本来の倍近い長さの船体をもつ*26。より流線形のフォルムで、同型は一応あるけど背景にチラッと出ただけ。
●用語解説
ワープナセル:連邦の艦の多くに見られる左右2本存在する細長いワ-プフィールド発生装置。文字通りワープ航法の要。2本装備が原則だが、艦によっては1本(リブート版U.S.S.ケルヴィンなど)3本(U.S.S アームストロング等)や4本(U.S.S スターゲイザー等)、それ以上(U.S.S.プロメテウス等)も見られる。
第1、第2船体:第1船体はブリッジや居住区などを有する円盤部、それとドーサル・ネックと呼ばれる接続部を介して繋がるのが機関部等を有する第2船体である。
第1船体は緊急救命目的等で切り離しが出来る設計の艦が多いが、D型以外では使用例があまり見られない。*27
追記・修正は17時01分にお願いします。
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▷ コメント欄
- こんなにあるとは知らなかった 愛を感じる項目 -- 名無しさん (2014-03-21 06:38:04)
- ここには書いてないけど、スペースシャトルのエンタープライズ号の名前はスタートレックのエンタープライズ号に由来するよね。 -- 名無しさん (2014-06-15 11:50:43)
- ↑ファンが白熱した結果。なお、宇宙は飛んでない -- 名無しさん (2014-07-20 02:17:06)
- 映画「アイアンスカイ」にもエンタープライズのパロ出てきたなぁ。「U.S.S ジョージ・W・ブッシュ」ていうw -- 名無しさん (2014-07-20 09:58:06)
- スター・トレックの劇場版一作目にもCVN-65とともに出てきている(歴代エンタープライズの絵のひとつとしてだけど) -- 名無しさん (2016-02-03 08:57:39)
- F型艦の艦長はアンドリア人のヴァケル・ショーン大佐だったような? -- 名無しさん (2018-08-10 15:24:25)
- 逆にコンスティテューション級という設定はNASAへの返礼(本来コンスティテューションとなるはずだったシャトルの名前をエンタープライズにしてもらったため) -- 名無しさん (2019-02-03 22:09:24)
- リブート版スタートレック(ケルヴィンタイムライン)ではワープスピードが異常に速くなっているため、ヴォイジャーの物語はおそらく生まれないだろうな。地球からおよそ100光年離れた位置にあるクロノスとの間を数分で移動していたことを踏まえると、数日で戻れる計算になる。 -- 名無しさん (2020-01-07 11:48:06)
- 実在の米軍空母と紛らわしい項目名だなぁ・・・項目名の最後に(スタートレックシリーズ)って付けて良いか? -- 名無しさん (2021-02-04 13:23:35)
- アメリカ人は隙あらば「エンタープライズ」と名付けようとするからなw -- 名無しさん (2021-02-04 14:25:21)
- とりあえず来週月曜までに反対意見がなければ改名しちゃいます -- 名無しさん (2021-02-04 16:06:27)
- アンバサダー級をあまり見かけないのは、TNG放映中、遠目で見るとギャラクシー級と区別がつかない。との指摘があったとかなかったとか -- 名無しさん (2021-07-29 00:43:32)
- ピカードにてまさかのD型復活。しかも以前のパーツ回収してレストアしたとかいう拘りぶり。本来はロートル艦なのに劇中ではタイタンより余程強そうだったね -- 名無しさん (2023-05-15 15:36:41)
#comment
*2 命名式にはアーチャー自身も出席し、翌日死去したという。
*3 改装したと明言される劇場版第一作版や別の時間軸である第11作版はともかく、TVシリーズの同一時間軸の前日譚であるDSCにおけるデザイン変更は何の説明もない。なお、DSC版のデザインは『ピカード』でもホロ展示で登場したと思ったら、艦隊博物館にいる同型艦のUSSニュージャージーはTOS当時のデザインのままという混乱っぷりである。しかもこのミュージアムには他にも保存されている船がおり…(後述)
*4 映画の封切後に「あんなに早く新造艦用意できないだろ」とツッコまれたため
*5 ミニチュアからCGモデルへの移行が進んだせいもあるのか、強化エクセルシオール級は全シリーズ通してこの二隻しか確認されていない。
*6 ピカードと並び称されるロバート・デソト艦長が指揮するUSSフッドもこのタイプ。作中最大の戦争となったドミニオン戦争を生き延びていることが確認されており、その優秀さが伺える
*7 先代であるエクセルシオール級、後継のギャラクシー級に比べると明らかに登場頻度が低い。両級とコンスティテューション級の要素を組み合わせる事で中間形態としてデザインされたため、遠目には画面上で区別しづらいのが製作側に嫌われたとか
*8 TVシリーズ7シーズンと映画一作で主演を担当したうえ、DS9やENTにも出張している
*9 8年という活躍期間は‐Aと同じだが、あちらは改名前のヨークタウンとしての稼働実績がある
*10 彼らが宇宙進出した時に、星系外の文明によって作られた超光速航行可能な宇宙船が隣の星に落ちている、などということになれば当然大問題である
*11 艦長は、本艦の機関長であったジョーディ・ラ=フォージ
*12 外装は後回しだったのか、第二船体は船体外殻の塗装色が異なる上に第一船体艦首付近~底面には大気圏突入時の焦げ跡や地面を擦った跡がそのまま残っていた。
*13 ドミニオン戦争に参加し、終戦後にあたる映画ネメシスでも活動している。
*14 初登場時はNCC-1305-Eと読み上げられた。これは脚本家が「エンタープライズと同じ地球の歴史ある軍艦の名前だから」と登録番号の引継ぎを示唆して付けたのだが、美術スタッフが「引継ぎはカークのエンタープライズが特別なだけ」と修正したため再登場時に番号が変更された。修正前の番号がセリフに残ってしまったのは、ヤマトの登場シーンが一度脚本から削られた後最終稿で復活したことについての連絡の行き違いが理由。
*15 吹替えでは宇宙戦艦ヤマトと呼称されたが(名目上)戦艦ではないので誤りである。まぁ、き替ではエンタープライズも散々「宇宙戦艦」呼びされていたが。なお、宇宙戦艦ヤマト2202ではヤマト型BBY-03「銀河」が登場しているが、このTNGへのオマージュで名づけられたらしい。ギャラクシーは日本語でいうと銀河である。ただし日本のアニメに詳しいスタッフは命名に関与しておらず、由来は大和の方である。
*16 メタ的には後述の改造エンタープライズ用の撮影プロップ模型の追加パーツを一部外し忘れただけである。
*17 メタ的にはチャレンジャーのレタリングがされたCGモデルをそのまま使ったためだが
*18 「online」では戦没した模様だが、正史における顛末は不明
*19 2つ目のセリフの発言者はウォーフ。このことから、ウォーフが艦長に就任していた疑惑が出ているーどうやら公式設定であるらしい
*20 当時の惑星連邦は、・ドミニオンとの冷戦状態 ・長年続いたクリンゴンとの同盟の解消し敵対 ・沈黙を保っていたロミュラン帝国が活発化し対立関係が再燃 ・40隻の艦隊を単艦で一蹴してくる上に交渉が成立しないボーグの出現 といった理由で安全保障環境が急激に悪化していた
*21 ヴォイジャーはこれを装備しようとしたが、艦の規模や規格上上手く行かなかった。本艦を含むオデッセイ級はこれの搭載を前提に設計された新型である
*22 ゲーム上は三隻同時分離はできない、第1・第2船体か本体と駆逐艦のいずれかの2隻分離のみ可能
*23 2151年にNX-01が進宙した日。
*24 TNGで「対ボーグのエキスパート」として登場したキャラ。当時は若輩者の少佐だった
*25 後にDS9で出来立てホヤホヤ最新鋭のクリンゴン帝国旗艦・ネグヴァー級として登場した
*26 実はシーンによってサイズが厳密に決まっておらず、TOSのエンタープライズと同等の300m級になっているシーンも・・・というか、ハッチなどのディテールだけ見ると300m級でないとおかしい。逆に、円盤部の吹き抜けや広大な機関室は700m級である。
*27 映画「ジェネレーションズ」小説版ではU.S.S.エクセルシオールでの訓練中にスールー艦長が円盤部を分離する指示を出している。
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