登録日:2011/12/22(木) 22:13:03
更新日:2023/08/08 Tue 17:11:04NEW!
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hellsing 魔弾の射手 ナチス 最後の大隊 坂本真綾 中尉 黒髪 眼鏡 マスケット銃 魔弾 ヴェアヴォルフ 鉤十字 スタイリッシュ射撃 スコルツェニー受け
「有象無象の区別無く、私の弾頭は許しはしない」
『HELLSING』に登場するキャラクター。
CV:坂本真綾
長い黒髪に薄いそばかすが残った顔に眼鏡をかけた、少佐率いる「最後の大隊」に所属する女性型ヴェアヴォルフの1人。階級は中尉。
イギリス海軍のインヴィンシブル級航空母艦「イーグル」の乗組員を懐柔し、吸血鬼化させて同艦を強奪した。
が、
「つきましてはとっても素敵なごほうびと、新しい御命令も仰せ付かってますわ」
「当海域における2m四方立法体分の海中面積を恒久的にあなた方の領土として与えるとの事です」
「新たな命令についてですが、当海域付近の漁礁における魚類への滋養分の散布行動との事ですよ」
「…ちょっとわかりづらかったかしら。お馬鹿なあなた方にもわかりやすくいうわね」
「用が済んだらちゃっちゃとおッ死ね。英国野郎(ライミー)」
と、吸血鬼化させたイーグルの乗組員を自ら殺害。そして、潜伏させていた「最後の大隊」の兵士達を呼び出し、イーグルの艦橋に鉤十字を描き、旗艦「アドラー」として作戦行動に移る。
武器には長尺のマスケット銃を用いるが、単発式で弾の装填にも手間がかかる代物であり、HELLSINGの世界においては既に過去の遺物と言ってよい代物である。
こんなものをわざわざ使う理由は彼女の能力にあり、彼女が放った弾丸は物体に対して撃ち出された後も運動エネルギーを失わずに延々と標的を追尾し、1発の弾丸で連続して標的を撃ち抜く事が出来るのである。
この能力は少佐に、カール・マリア・フォン・ウェーバーの歌劇に準えて「魔弾の射手」と呼ばれ、彼女自身の通称にもなっている。
本人も気に入っているのか、この歌の一節をアドラー艦上で歌う場面も見られる。
しかし、この歌劇の結末は悪魔ザミエルに魂を売って魔弾を得た猟師カスパールが、同じく猟師のマックスに自らが渡した魔弾に撃ち抜かれて絶命するというもので、少佐には「いずれ君の前にもザミエルが現れよう」と忠告された。
その言葉は現実となり、SR-71に同化したアーカードの直上直下攻撃によってアドラーが炎上。
拘束制御術式(クロムウェル)を解放したアーカードに対してはもはや魔弾も意味を成さず、アーカードに自身のマスケット銃で胸を無理矢理貫かれる。
最期はアーカードによって首筋から血を吸われ、彼の命の一部として吸収された。
ちなみにこのシーン、非常にエロい。一部では吸血ではなく濡れ場とも呼ばれている。OVAでは坂本真綾氏の熱演もあってさらに破壊力が増してるので、紳士諸君は要チェック。
これをモニターしていた博士(ドク)には、ヤン同様に焼却されかけるが「彼女は任務を全うした。焼く事は許さん」と少佐に止められる。
アーカードをロンドンから引き離すという「任務」を完遂した彼女は、「最後の大隊」一同からの敬礼と共に見送られた。
「さようなら中尉」
「さようなら」
「さようなら」
これで彼女の出番は終了…するかに思われたが、彼女は意外な形で帰ってきた。
アーカードが拘束制御術式の第零号「死の河」を発動させ、内包していた全ての命を解放させた際に、同じく吸収されていた伊達男(トバルカイン)と共に復活。
生前と変わらず「魔弾」の能力を用いて「最後の大隊」とマクスウェルの十字軍を攻撃した。
その後はシュレディンガーを吸収したアーカードが、30年かけて命をひとつにするまで自分を殺し続けたため、その過程で彼女の命も消えたと思われる。
本編の前日譚となる外伝「The Dawn」にも登場したが、この時は眼鏡を無くして召集に遅れた上、アーカードの棺桶のチョップ1発で失神するというギャグキャラと化していた。
「さあ、急いて急いていらっしゃい。追記ですわ。修正ですわ」
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