登録日:2011/02/21 (月) 21:56:52
更新日:2023/11/21 Tue 11:00:15NEW!
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ミニ四駆 高価 上級者向け ms vs xx 田宮模型 シャーシ evo
ミニ四駆の世界で「高価」というと、
四個入りで600円のボールベアリングや二個入りで600円のアルミベアリングローラー、
人によっては800円のプラズマダッシュモーターを思い浮かべる人も多いだろう。
しかし、田宮模型が2007年に発表した「MSシャーシEVO.」は
現役レーサーは勿論、レーサー以外も驚きの値段で発売された。
そのお値段、なんと5000円である。
繰り返す。5000円である。
並のミニ四駆なら5〜6台買える値段である。
幾らパーツセットとはいえ、この値段はあちこちに激震が走り
ニュースサイトも取り上げる始末であった。
だが5000円の値に恥じない高性能パーツが目白押しだったことから
レーサー達はこぞって買い求め、現在第三弾まで発売されている。
しかしタミヤ自信が「上級者向け」と銘打つだけあって、
ただ付属パーツを闇雲に付ければ速くなる訳では無いのがポイント。
どのパーツがどんな働きをして、どんなセッティングなら活きてくるのか?を
把握できないなら買う意味など無い。
目安として、ダッシュモーターの制御がある程度できるようになったら
手を出してみても良いだろう。
入っているパーツはどれも強力で、知識と技術さえあれば
間違いなく大きな武器となる。
第三次ブーム黎明期(2013頃)は全種プレミア化が著しく、
特にXXEVO.は某実話風漫画でも取り上げられたように
オークションで30,000円ほどの値が付いていた時期があったほど。
しかし2017年現在は主要パーツの単品販売や、各種EVOが海外限定で再販された事もあり
流石に一時期ほどの過剰なプレミア価格はついていない。
しかし定価購入は流石に難しい状況が続いている。
第一弾 MSシャーシEVO.
当時最新シャーシだったMSシャーシに大量の高性能パーツがセットになった品。
従来のFRPとは比べ物にならない強度を誇るCFRPや
昨今のレースでは常識となっているマスダンパーの登場など、
「当時としては」画期的なパーツが目白押しで、瞬く間に店頭から消えてしまった。
実はこのセットに封入されていた620ベアリング(軸受けパーツ)は
当時から一般販売されていたものであり、希少性は全く無かったのだが
2011年を境にリニューアルし、精度が大きく損なわれた事から
2011年以前の物は「旧620」と呼ばれ、オークションでも異常なほどの高騰が続いている。
その為、後述のVSやXXとは異なり、ほぼこの旧620の為だけに
現在もかなりのプレミア価格で取引されている程である。
2016年頃から海外では再販されて出回っているが、
肝心の620は全て新型であるため、依然として歳半前のMSEVO.は高値が続いている。
そして、日本では2018年のイベントにて再び販売された。
第二弾 VSシャーシEVO.
最も最強に近いシャーシ、と言われるVSシャーシ。
目玉は何と言っても、シャーシの底面を覆ってしまう底面FRP。
強度・剛性の無さが度々嘆かれるVSシャーシにとっては願ったり叶ったりのパーツである…
が、『シャーシは柔軟性があった方がよい』とする現在のトレンドに真っ向から歯向かうパーツであり、
2017年現在は殆ど使われていない。
また、19mmプラリングアルミベアリングローラーのブラックカラーが4つ付属。
プラリングは赤なのでかなりカッコいい逸品だが
強度は別に上がってないので大事にしよう。
シルバーのVSシャーシが付いてくるが、後年発売されたファイヤードラゴンプレミアムの物と同一であり、
このセットを買わなくても現在ならば数百円でいつでも手に入る。
一時期投げ売りが酷く、amazonでも最安値の頃は2,000円と半額以下で投げ売られていた上、
限定キットのゼンキッシュ プログレスに目玉である底面FRPプレートが再録されてしまったりと
何かと不遇な扱いを受けていたが、ゼンキッシュがそもそも限定キットである上に
元々の需要の高いVSシャーシと言うだけあり、絶版後はその評価が見直されて
ゼンキッシュと共に暴騰し、20,000円以上の出費は覚悟しなければいけないセットであった。
現在はプラリングや赤色のスペーサーくらいしかユーザーの目を引くパーツが無い事や
海外での再販も手伝ってか、10,000円もしないくらいの値段で買える場合が多い。
第三弾 XXシャーシEVO.
登場して一年も経たない内にXXで出てしまった。
元々XX自体がかなり剛性のあるシャーシなのに
更に底面FRPをセット。
その上リヤ用のCFRPまで付いているため強度は申し分なし。つーか固すぎるのでやっぱり使われない。
なんと新規パーツとして19mmのフルアルミベアリングが4つ付いている。
ひしゃげなくなり、デジタルカーブなどの難セクションも安心して走らせられるようになった。
現在でこそ単品販売している物の、青アルマイトは限定で絶版な上に
ロゴ付きの物が手に入れられるのはこれだけ。
シャーシカラーはホワイトで、ギヤボックスなどはクリアブルーと爽やか。
ちなみにシャーシ自体が強化素材で速いと言われる上、
地味にマスダンパーが付いてくるあたり、割とお徳な仕様。
2010年秋に発売され、早々に店頭から消え失せてしまい、
一時期は30,000円前後で取引される超プレミアモデルであった。
現在では海外での再販などを機に、かなり暴落している。
ちなみに、シャーシのみのキットなためこのままでは、公式レースには出られない。
それ以前にモーターと電池が別売りなため、
走れない
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- なにも知らずカッコ良いからという理由でVSのEVOを3台買ったけど値段こんなにすごいことになってたのか・・・ -- 名無しさん (2015-01-25 18:11:06)
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