登録日:2012/07/16 Mon 09:20:43
更新日:2023/11/20 Mon 13:21:31NEW!
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カスタムロボ 違法 諸刃の剣 危険物 公式チート パーツ 違法パーツ ドレッド ゼクス 裏流通 違反 違法() 合法() 脱法パーツ 違法改造 ゴライアス ニカイドウグループ グレイバム 軍事用 違法ロボ
パーツの条件が一緒なら勝負の行方はわからなかったかもしれんな。
だが所詮市販のパーツ。違法パーツの前には敵ではないわ。
違法パーツとは、カスタムロボの世界で、主に悪の組織で使われている非合法なパーツの事。殺傷能力を持つ。
●目次
【概要】
通常、カスタムロボのバトルで使用するパーツは市販のもので、これらのパーツは万が一ホロセウム(スタジアム)の外で動かしても殺傷能力を全く持たない。作中の法律や安全制限などでもロボやパーツの火力は厳しく制限されている旨が明記されている。
そもそも、殺傷能力のあるパーツの使用が許可されているのはポリス隊(警察)や軍隊だけであり、彼らが所持するパーツは違法パーツとは呼ばれない。
しかし、それ以外の人間が殺傷能力のあるパーツを所持していた場合、それは違法パーツと呼ばれる。
簡単に言えば警察官や軍人でもないのに実弾や改造エアガンを持ち歩いてはいけないのと一緒。
この違法パーツと呼ばれる物は非常に危険で、機体がダメージを受けると、使用者にも多大な反動が返ってくるという、かなりのリスクを伴う代物。
どの位の反動が返ってくるかは不明だが、負けると高確率で気絶。酷い場合はそのまま病院送りで、最悪死亡する(死亡したのはBRと激闘のみ)。気絶まで行かなくとも相当な精神ダメージがコマンダーを襲う。
つまり攻撃に当たりさえしなければどうということはないため、違法パーツを使って強くなれない者は破滅を意味する。
もちろん対戦相手も例外では無く、違法パーツの攻撃を受けると同じ目に遭う。
ただし、初代カスタムロボでガンの違法パーツを使用したゴウセツは主人公に負けた後は何事もなく会場から歩いて退場しており、V2のベイオネットの使用者であるツルギとヤイバもベイオネットのみを使用した場面では負けて悔しがるものの特に何の影響も無く平然としていたため、使用者にかかる負担は違法パーツの数に左右され、少ない場合は使用者の鍛え方や精神力次第で負荷に耐えられる模様。
一例を挙げると、ドレッド総帥シノノメが違法フル装備で連戦をこなしている事例がある。
たださすがに2戦敗北のダメージは相当堪えたようで、逃走を早々に諦めている。
ニカイドウ・グループの関係者はタフで四天王はほぼ違法パーツフル装備で1戦負けてもピンピンしているどころか、負けた後に武力行使に出るガイオウのような奴までいる。
唯一気絶したニカイドウも、
- ロボ以外ほぼ違法パーツフル装備で主人公と1戦目を行い敗北
- ナノマシン入りの薬を飲んでドーピングし本作のチャンピオンのコウシロウと2戦目を行い敗北
- ロボを軍事用のダークキメラに変更しコウシロウ相手に3戦目を行い勝利
- 主人公とダークキメラで4戦目を行いほぼ勝利の状態で中断
- 主人公も軍事用のロボのA・I・R・Sで対抗し5戦目を行い敗北
…と相当無茶な連戦を行い3敗してようやく気絶している。
軍事用ロボを3連戦で使用した上に最後の一戦は軍事用ロボ同士のバトルとなっている。
また違法パーツ以外にも悪の組織の構成員は合法パーツに無茶な改造を仕込んで殺傷能力を上げている*1らしいがゲーム上では合法パーツと性能の違いはない。
負けた構成員は気絶するので殺傷能力と反動ダメージはちゃんとあるようだ。
殺傷力を抜きにしても、競技のレギュレーション上行き過ぎた改造や性能を持つパーツも便宜上違法パーツと呼ばれる。
尚、レギュレーションにさえ収まっていればメーカー品ではない個人で作成や改造を行ったパーツが公式戦に使えないという訳でないらしく、
悪の組織であるニカイドウ・グループが制作したレイスカイヤーや、
スクラップ工場で材料を集めて作ったロボであるガラポンも問題なく使える。
ただ、レイスカイヤーに関しては証拠品としてポリス隊が押収したレイスカイヤーをラムダ社が複製して主人公にプレゼントしており、主人公が持っているのはニカイドウ製ではなくラムダ社製のレイスカイヤーという理由もあるかもしれない。
通常のパーツと同じく、違法パーツもボディ(機体)・ガン・ボム・ポッド・レッグの5部位に分類され、使用者の機体に合わせた性能と外見をしており、名称に使用者の名前を冠する(V2偽主人公用パーツ及びGXの一部の違法パーツ、BR違法パーツは例外)。
カスタマイズ画面での表示は、64シリーズ(初代、V2)やGXではパーツ名の頭にドクロマークがつき、BRでは!がつく。
違法パーツは市販のパーツを強化したものがほとんどだが、悪の組織が独自に開発した物も少なからず存在する。
悪の組織はこれらの違法パーツを駆使して世界征服を企んでいたり、違法パーツを使った勝負で賭博したり、戦闘員補充や人質の為に誘拐したりと悪の限りを尽くす。
しかし最後はカスタムロボを始めて間もない少年に壊滅させられる始末。殺傷能力のあるパーツを使用しているのに、わざわざ面と向かってホロセウム・デッキで戦う辺り、連中にもコマンダーとしての誇りはある様子。*2
ただしGXのガイオウはバトルに負けた後発狂し、襲いかかってきた。まあ正気を失ってるからかもしれないが。
殺傷能力はないがレギュレーション違反のパーツもゲームの都合上か違法パーツとして分類されている。用語集の違法パーツの項目でもレギュレーション違反のパーツについても触れられてるし。
また軍事用・正体不明・試作機なども違法パーツではないのだが、スペック自体が違法パーツ並みなのでゲームの分類上は違法パーツと同じに扱われている。
ただ、軍事用や正体不明は殺傷能力を持つため特別な許可もない一般人である主人公が持つ分には違法パーツになる可能性が高い。
BRのロボはセイフティ装置の切り替えによって合法パーツでもある程度の強い精神ダメージを与える事が可能で、別作品の違法パーツと似たような特性を持っている。
とはいえ一定のラインは定められている様でコマンダーの安全面に配慮した規制はされており、違法パーツはそれを無視している言う点で合法パーツよりもやばい代物には変わりない。
V2からはストーリーで主人公が使う事が可能になった。普通のパーツより性能が高い所謂公式チートのため激闘編で使用するとスコアが減点されるなど何かしらのペナルティを受ける。
GXでは闇の大会以外で使うと優勝後に失格処分の上に賞金を没収される。その代わり闇の大会では完全なノーペナルティで使用が可能とシリーズでも珍しい仕様となっている。
激闘!では使用した試合ではスコアにペナルティが課せられ、コマンダーランク*3を上げることができない。アーケードモードでも使用した数だけスコアが減点されてしまう他、ミッションバトルでは一部ミッションを除き使用すら許されない。*4
大体は長所を伸ばしたり改造元の欠点を補ったりといった強化が施されている。ボムやポッドは爆風の種類が変更されている事が多い。
合法パーツの強化版とはいえ全ての性能が必ず改造元より上回っている訳ではなく一部若干威力や連射力などが落ちているものもある。
また、たまに原形を留めていないものもある。
パーツの見た目も改造元の色違いから一部パーツの変化や追加、ほぼ原形を留めない変化だったりロボに合わせた丸ごと完全新規造形など多種多様。
また、改造しても合法パーツと大差なかったり、ひどいものになると改造元が弱すぎて大半の合法以下の性能だったり、逆に改造元の方がマシと言われるものまであったりするので、違法パーツなら強いとは限らない。特に初代のボムやレッグは顕著。
逆に合法パーツにも違法パーツも真っ青の性能を持つものも稀にある。
公式チートなパーツを開発陣がわざわざ用意するのは、メタな事情としては、AIが操作するロボには動きの限界がどうしても生まれてしまうため、通常は使用できないことを理由に悪役らしさを出しつつ、悪の組織の幹部やボス等の「強い敵」を表現するためでもある。*5
シナリオの山場に出現するボス格の敵達があっさりと倒されてしまっては盛り上がりにも欠けるというものだ。
あらかじめ「違法」と銘打っておくことで、意図的に"あえて"ゲームバランスを崩していることを示すことによって要らぬ批判やクソゲー扱いをかわす狙いがある。
繰り返しになるが、違法パーツであっても、例えばスプラッシュガンの弾をマグナムガン並の性能にするといった理不尽なゲーム性を大きく損なうような改造はなされておらず、あくまで難易度調整の一環として演出目的で用意されているものである。
※ 違法()だの合法()だのと揶揄されがちな違法パーツの性能・強さのバラつきについては、作品が世に出て多くのコマンダー達によって長くプレイされた結果判明したことであって、あくまで開発段階(当時の開発側)の認識である点には留意されたし。
なおこれらの違法パーツはオプションで対戦時使用不可に設定出来たり、かつて行えたwifi対戦でも違法パーツを使用するか否かでマッチングが分けられていた*6ので、対戦で合意なくこれらのパーツに蹂躙されることもないので安心してバトルしよう。違法より強い合法パーツ使用の際はリアルファイトに注意しましょう
余談だがV2以降の作品ではその作品で初登場したパーツ(主にガン)が改造元になっている場合、その時点で改造元となったパーツが登場してない事が頻繁に有り「違法改造された○○○ガン」と言われてもそもそも元の「○○○ガン」が何なのかがわからない事がそれなりにある。
【主な違法パーツ】
●ガン
- ゴウセツガン
(改造元:3ウェイガン)
初代カスタムロボで一番早く登場する、言わば最初の違法パーツ。
威力とホーミング力が大幅に上昇した3ウェイガン。弾もレーザー状になり空中撃ちのスキが減っている。
ただし連射数は3回から2回に減っており、地上撃ちのスキが増えている。
…というより、威力とダウン力が1.5倍になったかわりに弾数が2/3に減っているため実質的にパワーはほぼ変わっていない。
使用者の「パワーバトルに驚くズラ」とは一体…
火力面は全然上がっていないが、元のガン同様にクセがなく使いやすい。
空中撃ちの硬直が少ないため空中が得意なベイオネットやメイジェル、ファニーオールドマン型がバラまくと凄まじい弾幕を張れる。
しかしゴウセツの使うメタルグラップラー型は空中性能のクセが強いため、使いこなすのは結構難しい。
シリーズで初めて対峙する違法パーツでこれまでのパーツと比べると性能が高く初見時のインパクトはあるが、その都合でそこまで苦戦しない。
正直なところゴウセツが使うより、V2のゴライアスのやかたのボロンジの方が明らかにつかいこなしている。
使用者のゴウセツは公式大会でこれを使いレギュレーション違反で失格になった。
なお、対戦前にゴウセツの使用パーツを訝しんだ係員が声をかけているが、無視したのか耳に入らなかったのか、そのまま対戦を強行している。
(記録上は反則負け・不戦勝扱いだがゲーム的には戦って勝たないと進めない。)
ちなみに初代では3ウェイガンにトゲが、V2ではゴウセツガンにトゲが生えているのだが、V2のゴウセツガンはぱっと見でかい矢印にしか見えない。
- ミナモガン
(改造元:レイフォールガン)
一度の発射弾数を4から6に増加させ、弾の空中待機の時間を短縮した違法改造レイフォールガン。
その場にとどまらずに滝のように降り注いでくる。発射の硬直もレイフォールの1.5倍よりはやや少なめにされている。
強烈なホーミング力で連続ヒットするため、上手く対処できないとなぶり殺される。見た目もすごく派手。
初代では主人公の機体がレイで固定のため回避に苦労する。
……しかし弾数が1.5倍な都合で多少硬直が減ろうがスキはとてつもなくデカく、地上撃ちに至っては驚異の硬直2秒超えと全ガン中ぶっちぎりワースト。ボムやポッドなどで敵を足止めしないで単体で放てばまず当たらない。
弾の待機時間短縮のせいで、改造元の特色の一つである地上・空中の撃ち分けによる時間差攻撃が仕掛けにくくなり、かえって攻撃のバリエーションが減ってしまっている側面もある。
V2ではステルス機能(空中ダッシュ中ガン無効)の登場も相まって初代ほどの脅威ではなくなった。
というより硬直が尋常でなくでかい以上、ステルスダッシュ相手には見てから懐に飛び込まれフルボッコが待っておりもはやハンデにしかならない。違法(笑)
また、V2旅立ち編の最終局面でレイフォール使いのジロウが洗脳された時、このガンを使用してくる。初代プレイヤーの一部が一度は考えたことがあるであろう夢の組み合わせが遂に実現。だがレイしか使えなかった当時はともかく本作では上記の通りストバニの前ではカモでしかないため大抵の場合脅威にならない。性能云々よりも初代プレイヤー向けのファンサービスとしての意味合いが強いだろう。
全域が急斜面になっているマウンテンストリームというホロセウムとセットで組まれていることが多く、斜面の下側から上側へ移動しようとすると、移動速度の低下に加え、必然的にジャンプが低くなるため着地隙を晒しやすく、弾の避けにくさに拍車がかかる。
- ホムラガン
(改造元:ドラゴンガン)
攻撃力、ダウン力、ホーミング力といった全体的な性能が向上したドラゴンガン。
ホーミング力が異様に高くキャッチガンに匹敵するほど。(時系列的にはキャッチガンがホムラガン並と言うべきか。)
加えてヒットした際に相手を大きくぶっ飛ばす能力も付加されている。ただし弾速は若干落ちている。
ホムラと対戦する時は大抵ステージの周りがマグマに囲まれたホロセウムのマグマカタストロフィに設定されているため大きく相手を吹き飛ばす性質が脅威になっている。
ドラゴンガンの弱点の接近での撃ち合いの弱さをふっ飛ばし能力の追加やダウン力の上昇で克服している。ただし撃った後の隙が大きいのは相変わらずなので過信は禁物。
ダウン力が上がっているため、カスタマイズの相性次第では近距離ガンの亜種のような使い方もできなくはない。
威力が高く初代においては1発の弾の威力が最も高い。
元のオレンジから漆黒へと変わっており正に違法改造といった感じのダークなカッコよさを感じさせる。
ちなみに初代でこのパーツを初使用してくる自律起動ロボとの戦いでは、この戦いのみの特別な仕様としてカスタマイズ画面でもその詳細を確認することができず、「パーツ名:???」「見たこともないパーツだ!」としか表示されない。いったいどんなパーツなのか、どんなものが飛んでくるのかわからず恐怖したプレイヤーも多いだろう。
- スバルガン
(改造元:ホーネットガン)
発射数が6発に増え威力、弾速も向上したホーネットガン、色も毒々しい紫へと変わっている。弾の形は鳥のようになっている。
一発当たると他の弾も続けて当たりやすいので移動力が弱いロボに対しては結構なダメージを狙える。
そしてゼロ距離で全弾直撃させた場合の破壊力もより凄まじいことに。
改造元同様、垂直ジャンプ(とステルス機能)に弱いが弾速とホーミング力がえげつないため、避け方が甘いと回り込まれることも。
弾の性能は非常に高いが発射硬直は相変わらず大きいため、下手に撃つと危険なのは改造元と同じ弱点。
V2ではシルバータワーでロウガが使ってくる。
なおゴライアスの館の裏にいる隠しキャラクターはプレーンステージでこれと後述のミナモポッドを組み合わせてくる。
- シノノメガン
(改造元:Vレーザーガン)
やたら太く威力の高いVレーザーの改造ガン。軌道はVよりUに近い。シナリオの終盤での2連戦に泣かされた人は数知れず。
連射力は若干低下している。地上撃ちは下の問題児と違い相変わらずド真ん中が安置で当たらないが、改造元同様にジャンプとガンの同時入力で真正面に撃つことが可能なので嫌な二択を迫れる。
地上版の弾速は恐ろしく速い上に地味に上下の判定も大きくなっていて、近距離では上下移動をしていてもタイミングが悪いと当たってしまうことがある。
改造後の性能でも懐が弱い部類のガンではあるが、弾の太さによって接近耐性が上がっている。
一方空中版は一言でいえば超強いスナイパーガン。レーザー状になり弾速と威力が距離によって落ちずに前スキがないためこれだけでも戦える凶悪な性能。
シノノメボムの爆風がH型で相手を横に弾くようになっているのは、これの地上撃ちを当てやすくするためと思われる。
ボムの弾道もUV字の中央を塞ぐ形で相性が良い。
ちなみに初代では改造元のVレーザーガンより先に出てくる。
2連戦もさりながら、初見だと敵のガンの性質を把握できずに戦わされるのがシノノメ戦のつらいところ。
改造元のVレーザーガンがお披露目されるのはこの2連戦の次の戦いになるグレートロボカップのフカシ戦。ドレッド基地からパクってきたとのことだがレギュレーション違反ではないとはいえ色々大丈夫なのか
- コテングガン
(改造元:フェニックスガン)
3発同時発射になったことに加えて弾のサイズも大型化したフェニックスガン。
ド派手な発射音と共に紫色のフェニックスを模した弾が飛んでいくのは見た目物凄いインパクトがある。
元のフェニックスガン自体が真ん中にいれば当たらないという大きな欠点と引き換えに、地上撃ちは攻撃力・弾速・射程全てが強力で優秀なガンなのだが、これは真ん中にも弾が追加されてるため安置すらない。離れてる相手は連打しているだけでもガリガリとHPが削れていくという違法の中でも屈指の遠距離性能を持つ。
ただしシノノメガン同様連射力が若干低下している上に、こちらは1本あたりの威力も下がっている。
また、地上撃ちヒット時の挙動がその場スタンから後方ふっ飛ばしに変更されており、遠距離の維持がしやすくなっているかわりに、スライドショットを使ったずらし撃ちによる連続ヒットが狙えなくなっている。
ちなみにフェニックスガン同様ゼロ距離射撃をするととんでもないダメージをたたき出すが、元より一発当たりの火力と連射力が下がっている上に、3ヒットする分ダウン力が上がりすぎて一撃でダウンさせてしまうのでゼロ距離で連打したときの総ダメージ量はむしろ下がってしまっている。
激闘ではカラットガンというものがあるが大体同じ性能。
違法版は合法版にあった強みをいくつか失っているため、どちらが強いかはコマンダーの間でも意見が分かれるが、どちらも高性能なガンであることには変わりない。
- ボロンジガン
(改造元:ニードルガン)
発射数が1発増え、上空への吹き飛ばし能力も強化されたニードルガン。
本数が増えたことでヒット数・ダウン力も向上しオーバーロードが狙いやすくなっている。
地上撃ちでは弾速が速く、空中撃ちでは収束する性質は合法版と同じ。
違法改造前のニードルガン自体が使いやすい上にスペックが高く、一部能力の下がっているコテングガンやロウガガンと違い、純粋な合法版の強化なので癖がなく使いやすい。
相手へのハメ能力も高く、連打しているだけで150以上減ったりすることも。
因みに愛用のガンが改造元のニードルガンだったこともあり、コマンダー3兄弟のツルギもこれを使用したことがある。
- ロウガガン
(改造元:ナックルガン)
多少の威力低下を犠牲に射程を2倍へと伸ばしたナックルガン。
それでも元々の威力が高いのでかなり威力は高い。
形状も巨大な拳から狼の頭部を模したものになっており、発射の際に鳴り響く「ガウッ!」という独特の鳴き声と共に連射されるこのガンのインパクトと恐ろしさ、破壊力の虜になった者は数多い。
空中撃ちは狼の頭が小さくなる上に相手を吹っ飛ばしてしまうのでコンボにしづらく、威力もマグナムガンの7割程度。
射程が伸びているため(ロボの身長にもよるが)地上撃ちを連続で当てられる回数は増加している。
空中撃ちを主体にしない限りは合法版を上回る火力を持つ。手頃な壁があれば別だが。
スペック自体は高いのだが違法パーツ使用OKでバトルをする場合に猛威を奮う真の違法パーツスプラッシュガンとケルベロスポッドと相性が悪いのが難点。
ロウガシリーズのボム、ポッドはT型(当たると引き寄せる)の爆風でこのガンを確実に当てるための構成になっている。
- ツインズガン
(改造元:スターレイヤーガン)
弾が赤黒く太くなり攻撃力とホーミング力が上がり、空中撃ちのスキも減ったスターレイヤーガン。
特に主力となる空中撃ちの威力はなんと1.4倍!上がったところで地上33→40・空中22→30だが
空中ではイーグルガンと同等の連射力なので厚い弾幕を張れるが、壁超えガンの一種なので地空撃ちの方が強い疑惑もある。
しかし設置ガンの一種なので発生がやたらと遅い上に威力が低く、縦方向へ動かれると容易に外してしまう
リトル以外はまるでダウンを取れないこともあって、元々のスターレイヤーガンが昔は産廃扱いされていたレベルで使い難くその性質は受け継いでいるためやっとまともなぐらいになったという程度で正直違法ガンとしては力不足感が否めない。
というか合法ガンと比べても特に優れているわけじゃ(ry
なお、このガンやスターレイヤーガンはフェニックス系やホーネット系と違い根本ヒットの威力が15程度しかないので0距離での威力はたかが知れているのだが、空中静止時には威力が上がっているため通常の5倍と言う特大ダメージを与えられる。
グラビティガンと同じ要領でP・G型爆風を利用して空中の弾に当てるのを狙えるようになると最大の弱点である打点が解消されなかなかに化ける。
また、足止めしやすいのでコンボに行けるロボだと数値以上の性能を発揮するボムやポッドとの相性が重要な玄人向けのガン。
…が、AIが狙ってくるはずもないので敵が持ってくると拍子抜けしてしまうガンである。
ツインズボムも同様だが、ベイオネットのパーツが付属しているためやたらめったらデカい。
- ナナセガン
(改造元:スターダストガン)
弾が白くなり、軌跡が赤色のレーザー状になったスターダストガン。
地上撃ちの発射間隔が密集しているため遠距離でも連続して当たりやすくなった上に威力も上がっており、この手のガンには珍しく連射力が落ちていない。
元のガン同様軌道がランダムなのでダメージ量にややムラがあるが、元のガンにあったド真正面でもロクにダウンを奪えず反撃されることがある、というケースが減り中距離ガンとしてはかなりの性能に仕上がっている。
合法版同様、適度に撒いて相手の逃げ場を塞ぎつつボムポの直撃を狙うor爆風で相手を動かして強引に弾に当てる使い方も健在。
上述の改造によって命中率だけでなくコンボのしやすさも劇的に向上している。真の違法パーツスプラッシュガンには及ばないものの、近~中距離の制圧力はかなりのもの。
相手にする際は下手に接近すると文字通り蜂の巣にされるため、(中~)遠距離カスタマイズで射程外から攻撃したいところ。
- ナイトメアガン
(改造元:なし)
フリーズガンとでもいうべき代物。近~中距離用でフリーズ系の爆風のようなものを発射し、当てた相手を硬直させる。
改造元というわけではないが、威力とダウン力以外の性質、すなわち軌道・弾速・サイズ・射程などはフレイムガンに近く、使用感も似通っている。
距離によっては即ダウンしたり殆どダメージが与えられなかったりとバラツキが激しい。
単体では威力は低くコンボでの使用が前提となるため、下記のジェノサイドボムやレイⅡダークのアタックとセットで使えと言わんばかりの性能。
ジェノサイドボム、ケルベロスポッド、ファントムレッグ同様レイⅡダークと合わせたカラーリングになっているがニセ主人公はこのセットを使う事がない。
- ロクドウガン
(改造元:なし)
ジェイムスン専用に作られたガン。地上と空中では弾の外見や性質が全くの別物で、更に『V2』と『激闘』で仕様が大幅に異なる。
『V2』の場合、地上では扇状に拡散する大型の弾を5発同時に2連射*7し、空中では正八面体状の弾が一旦停滞した後、そこから極太のレーザーを超高速で1発発射する。実はこの極太レーザー、発射硬直が3秒もあるため連発できないどころか弾を避けさえすればスキだらけ。
同作ではプレイヤーが入手することはできない。
『激闘』の場合、地上では上述したシノノメガンのU字に曲がるVレーザーガン、空中では扇状に拡散する大型の弾を5発同時に2連射する。
- ガルーダガン
(改造元:イーグルガン)
BRに登場。同時発射数が2発となっており、地上ではバーティカルガンの軌道・上下に1発ずつ発射し、空中では水平に2発並べて設置する。
ただしリロードは若干遅くなっているため、単純に弾数が倍になっているわけではない。
ライトニングスカイヤー型と相性がよく、使用者のセルゲイは違法ロボのライトニングスカイヤー型のルヒエルと組み合わせて使ってくる。
特にアール第3形態とは非常に相性が良く、アール第3形態からオーバーロードは狙えないため、ばらまかれると防戦一方になる。
- ルナビートガン/ディアナビートガン
(改造元:レフトアークガン/ライトアークガン)
発射数が4発になりホーミング力が上昇している。
純粋な強化ではあるが縦の回避には相変わらず弱い。
しかし弾速が速いのと非常に地形の浮き沈みが激しいホロセウムとの相性などで、見てからの回避は困難。
終盤でイライザ、イザベラが同時に使用してくる時の制圧力はなかなかのもの。落ち着いて縦方向に回避しよう。
- オロチガン
(改造元:ドラゴンガン)
ホーミング性能は下がっているが地上撃ちは4連射、空中撃ちはスナイパーガンの様な高弾速と強烈な改造が施されている。
地上撃ちは威力は高いものの、弾の性質は加速しないかわりにホーミングするアクセルガンのようなもの。単発では近間でのダウン追撃に使う程度だが、威力据え置きで4発出るのでなかなかの破壊力をもつ。
空中撃ちはほとんどホーミングしないかわりに無限射程かつ近距離ガン並の弾速でなおかつアール第三形態以外には確実にダウンを奪える。
何らかの爆風がヒットするタイミングに合わせて撃てば、爆風の種類を問わず無理矢理コンボにできてしまうほどの性能。
同じドラゴンガンベースの違法パーツであるホムラガンと比べてもかなりぶっ飛んでいる。というか弾の形と高威力な事以外殆ど原型を留めていない。
こちらは弾が暗い銀色に赤い目玉なのでダークなカッコよさは残っている。地上撃ちの4連射の見た目のインパクトは中々のもの。
激闘でも続投しているが、流石にぶっ飛びすぎたと判断されたのかリロード性能が若干落ちている他ガンの見た目がだいぶショボくなったが、弾の豪快さや威力と弾速の脅威は相変わらずの強性能。作中でモブコマンダーがいきなりコイツを使ってくるのでビックリしたプレイヤーも多いと思われる。
その性能の高さから、後述の違法ロボ、バイオレントボアと組み合わせると激闘編のとある人物戦でHP1000を1コンボで削り切ることができる。
MAXコンボダメージで悩んでる方はやってみると面白いかも。
- Xレーザーガン
(改造元:Vレーザーガン)
BRに登場するVレーザーガンをベースにしたガン。今作における悪の組織の名称は「ゼクス」であり、後述のレイレジェンドが装備しているので、組織創設者が自らの組織の名を関したパーツ…なのかもしれない。
発射方向はV型であり、途中が曲がって名前の通りX型の軌道を描く。X字の交点では正面の相手に直接当たるようになっている。当たった相手をほぼ確定でダウンさせる。
地上と空中で弾が屈折するまでの距離、つまり直当てできる有効射程が変化する。
……のだが、アークガンよろしく若干インチキじみたホーミング力が意外とあるので、当たる間合いには多少幅がある。
直接当たらない間合いでは、改造元同様に相手の左右を塞ぐ形になるため、F型・H型爆風等とのコンボを狙うことも可能。
相手が空中ダッシュ持ちのロボの場合は、ダッシュを先読みして置いておく撃ち方も健在。
X字の軌道ゆえ、遠距離でも合法版より2本のレーザーの間隔が短く機能しやすいといったズルさ長所もある。X字になった影響から近距離でも使用できるため、遠近両用ガンになってしまった。
- リップルレーザーガン
(改造元:なし)
BRに登場するオリジナルのガン。射程は短い代わり連続で発射され、当たった相手をS型爆風に当てたように硬直させる効果がある。
当たった相手を硬直させる性質はナイトメアガンと似ているが、フリーズのそれとはちょっと違うのと、射程も短いので使い勝手は案外異なる。連射できないスプラッシュガン、もしくは判定のでかいスタンガンと言った方がしっくりくるだろうか。
激闘!ではナイトメアガンと代わる形で続投しており概ね同じ性能…と思いきや当てた硬直が3秒近くと異常なことになっているため余裕で超強力な追い討ちが可能になり、本作屈指のぶっ壊れ装備となっている。
- メテオフリッカーガン
(改造元:なし)
歴代の違法パーツの中でも特に凶悪な性能を持つぶっ壊れガン。
8発の弾丸を、地上では前方で停滞させた後に1発ずつ飛ばし、空中では即座に拡散させて飛ばす。
当たった相手をはるか上空まで跳ね上げる上に連射性能も悪くないため、1発でも当たればそのまま延々とハメ続けられる。が、ダウン力はかなり低いので機動力のあるロボには抜けられてしまう。ダウンしない影響でダメージを稼ぐことになるのだが
オーバーロードを狙えないアール第3形態にばら撒かれようものなら地獄絵図と化す。
弾の性能は似ても似つかないが、ガンそのものの形状で見ればスターダストガンの色違いにも見える。
また、発射時の挙動はレイフォールガンやサークルソードガンを彷彿とさせるものがあるが、ヒット時の挙動も含めるとトラップガンが最も近い性能。
GXにもこれの元になったと思われる同名のガンが存在するが全くの別物で、合法パーツ。弾の形や「停滞した後に飛んでいく」という性質自体は似ている。
余談にはなるが激闘!にはこれまた似たような合法パーツのメテオフォールガンが登場する。大まかな性能こそメテオフリッカーガンに似てるが発射隙や弾数などにかなりの差があり、火力こそ高いものの使い勝手はかなり異なる。
- ラグナロクガン
(改造元:フレアキャノンガン)
BRにて登場。歴代最強ともいわれるアールが装備するガンでアールの形態に応じ、1st・2nd・3rdの三種類が存在する。
大本のフレアキャノンガンは3連射、弾丸が少し離れた距離で炸裂し拡散する少し変わったガンで、炸裂部分を当てると高威力といったものだが、ラグナロクガンはこれを純粋に強化したもの。
1stは威力と拡散した弾丸の範囲が少々増えた程度だが、2nd・3rdと進むにつれ強化。3rdに至っては威力の向上に加え、弾丸はホロセウムほぼ全域に拡散する程の範囲に。
炸裂部分を当てると高威力、という部分は変わっておらず、強化された攻撃力と相まって鬼畜の一言。アール第三形態でカタストロフィポッド3rdとコンボされ泣かされた人もいるだろう。
- ラミュガン
(改造元:エンジェルリングガン)
激闘!に登場する、BRから続投したエンジェルリングガンをベースにしたガン。
エンジェルリングガンは地上撃ちは遠距離に相手の頭上から円形の弾を被せるように発射するガンで、遠距離相手の対空性能が非常に高いガン。空中撃ちは苦手な近距離をカバーするように真正面に相手を吹っ飛ばす円錐状の弾を発射するが、射程は短め。
地上撃ちの射程が短くなった代わりに当てやすくなり、空中撃ちは逆に射程が長くなっており、中距離で戦えるようにカスタムされている。元のガンの強みだった対遠距離性能がやや落ちてるように見えるが、弾自体の制圧力はそのままなので、空中撃ちの射程が伸びたのもあって扱いやすさはそれなり。
- イグニアガン
(改造元:スコーピオンガン)
激闘!に登場するスコーピオンガンをベースにしたガン。
スコーピオンガンは地上撃ちは真正面に攻撃力の高い弾を、空中では一旦後ろに回った後相手を強くホーミングする弾をそれぞれ4発発射するガン。火力も高く当てやすい強力なガンだが、壁が後ろにあると空中撃ちが機能しづらい欠点もある。
使いやすい地上撃ちの火力を上げ、発射数を2倍の8発にし。空中撃ちは高いホーミングを更に強化し、発射数も6発に強化されている。元々かなり強力なガンでありながら、そこから更に純粋な強化を施されているためその性能は凶悪そのもの。
ジェイムスンがこれを持って地上撃ちを連打するだけでクソゲーと化すのでご利用は計画的に。
- ザバルガン
(改造元:スライドガン)
激闘!に登場するスライドガンをベースにしたガン。
スライドガンはその名前の通りぶっちぎりで長いスライドショットの距離が特徴のガンで、速度によっては余裕で端から端まで行くレベルの長距離スライドショットの間に長いレーザー弾を1発ずつ、合計3発発射する。
空中では4発のレーザー弾をVレーザーのごとく扇状に発射する。ダウン値は低く真正面には当たらないが、足止めには非常に有効。
違法改造したこちらはレーザーが太くなり弾速も大幅に強化。地上撃ちはスライドショットの隙を大きく軽減。空中撃ちは更に相手に引っ掛けやすくなっている。
…元のスライドガンが名前の通りスライドショットの距離が非常に長くてクセが強く、下手したら非常に大きい隙を晒しかねない代物なので、見ようによっては使いやすく調整されたように見えなくもない。
- モルグガン
(改造元:メガバーストガン)
激闘!に登場するメガバーストガンをベースにしたガン。
メガバーストガンは近距離に打って暫くした後ジャイアントガンの如く目の前で超巨大化する弾を3発発射し、撃つ場所しだいで壁を貫通する。見た目のインパクトは凄まじいが、それ以外は近距離ガンとしては平凡な性能で当たり判定も見た目ほど大きくはないため扱いがなかなか難しいガン。
それを改造したこのガンは射程が長くなっているという違法近距離ガンお約束の改造だが、元が中々に使いづらく、すり抜けの条件も難しいのでかなり使いづらい。一応連射速度と巨大化前の火力も地味に上がってはいる。
なお、ガンの見た目はまるで短剣もしくは刀のような見た目になっており、劇中ではこれでズバズバ人間に直接攻撃をしてる描写があるが、当然というかそういう扱いは不可能だしアタックの性能も変わらない。
- ハドロンガン
(改造元:ナックルガン)
激闘!に登場するナックルガンをベースにしたガン。
弾の形や相手の吹っ飛び方に面影はあるものの、3連射、中射程、長い硬直に予備動作ともはや別モノ。特にナックルガンの長所であるはずの連射力が大きく落とされているのはどういうことなのか…。
あまりに変化要素が多すぎるため、なんならベーシックガンの改造品と言った方がまだしっくりくる。
ちなみに地上と空中での当てた時の挙動が空中で浮かし、地上で強く飛ばす、という風に改造元と逆になっている。
- リアフロントガン
(改造元:なし)
激闘!に登場するオリジナルの違法パーツ。主人公のパパが研究員として勤めるロボ開発会社、ネオブレインでテストコマンダーとして登場したラミュが主人公に試合で一度敗れた際、怒りのあまりもう一戦挑んだ際にいきなりこのガンを使用した。
自身と同じ目線の高さに、相手を挟み込むようにピンク色の巨大な弾を設置し、後に中心に向かってV字を描いて突っ込んでいく特殊な軌道の弾を左右4つずつ、計8つ発射する。
地上では近距離、空中では遠距離に向かって相手を追尾するという性質を持ち、ホーミング性能と地上撃ちの火力こそ高いのだがその軌道は非常に独特で、設置型ガンの中でもかなり癖の強い性能をしている。
試合前にそのガンの存在に気づいた主人公のパパがあわてて2人を制止しようと、初代のゴウセツガンの事態を思わせる事態になるが試合は強行。互いに大きい精神ダメージを負わせてしまい、社内でもラミュの行動は問題となった。しかしそれ以前にその「違法」パーツの存在から会社そのものの不穏な点が主人公達に浮き彫りになり…といった感じに、性能以上にガン自体の得体の知れない不気味な挙動とシナリオの暗い部分の浮き彫りなどでインパクトを残していった武器だった。
- デュアルアークガン
(改造元:レフトアークガン)
激闘!に登場する、幹部以外のモブコマンダーが使用する違法パーツ。どことなく蠍の毒針を連想させる見た目をしている。
発射される2発の弾が屈折時に二つに分裂、横に炸裂し、合計4つの弾が相手に向かってくる為当たり判定の広さが強化されている。相変わらずジャンプに弱いが、オーバーロードしないというかなり特殊な特徴を持ち、撃ち合い時の弱さがある程度克服されている。*8
シンプルに強い改造が施されてるガンだが、このガンが特に目立つのはとあるミッション戦のラスト課題。ノーダメージで相手を倒さないといけない制限の中で相手が違法ロボと共にこのガンを使用してくる。
1ダメージも許されない中で、ただでさえ遠くなると回避の難しくなるアークガンの強化版をぶっ放してくるので、AIがそこまで強く調整されてないのを考慮しても相当な難易度になっている。
- ブリザードレイン
(改造元:ワイドバルカン)
GXにおける3ウェイガンに相当するガン、ワイドバルカンをベースにしたガン。要するに前作までのゴウセツガンポジ。下記2つの違法ガンと並んで何気に歴代初となる、幹部や組織関係者の名を冠することのない、一般コマンダーの使用する違法パーツ。イベント戦でしれっとフカシも使う
ワイドバルカンは、αショットは中央に弾が発射されず、βショットは完全な3方向に弾が行くなど少しわかりにくいが一応3ウェイガンっぽさはあるガンである。従来から使いやすさは変わっていない。
弾が氷を思わせる色と形状に変わった若干範囲が広くなり、αショットは発射数の増加にβショットは射程が延長されている他、
相手へ向かいやすくなっていて火力も上がっているのでベースが扱いやすいだけあって使いやすいガン。
なによりゴウセツガンは3Dだったので大人しく感じたが、GXは2Dバトルなので範囲などが非常に生かしやすくなっている。
パーツのカラーリングはシャイニングファイターの違法ロボ・ダークサムに合わせてある。
- ダークネスブロー
(改造元:ファングブロー)
GXに登場するファングブローをベースにしたガン。
このガンは弾の形こそファングガンに似ているが、近距離ガンではなく中~遠距離ガンとなっておりVレーザーガンとバーティカルガンを足して2で割った様な挙動になっている。
αショットは山なりの挙動を描く速い球をV字型に3発ずつ発射し、βショットは正面に向かって弾を3発発射する。
αショットを主軸に使い、βショットは狭い所や接近してきた相手に対して使うと言った形になる。
αショットが強力で射程が長めで攻撃力、弾速、誘導性共に高く障害物の少ないステージでは恐ろしいまでの強さを発揮しGXの脱法パーツ枠となっている。
元が凶悪なパーツを違法改造したものがこのダークネスブローでありαショットは2方向に発射される弾同士の間隔が狭くなったことで改造前より近くの相手にも対応できるようになり、βショットは射程が延長され壁を貫通する性質を得ている。
改造元の弱点である距離を詰められるのに弱いのと、障害物が多いステージを苦手とする弱点を克服するかのような改造が施されている。
…というハズなのだがαショットは改造元での長所であった射程距離に関する強みを失っており、結果として強化版と言うより別バージョンと言った様な物に仕上がっている。
元が違法パーツレベルに強いのはαショットによる所が大きく「改造前の方が強いのでは?」「ファングブローはダークネスブローの違法改造」と言われてしまう羽目に。
とはいえダークネスブローが合法パーツレベルに弱いのかと言われればそんなことはないのも事実ではある。
それなりに存在する「違法なのに合法の状態の方が強いか事実上合法に成り下がった」部類のパーツではなく、
「違法は違法しているのに、合法の方がさらに違法な性能をしてる」タイプのある意味珍しいパーツである。
激闘編では後述のヘルファイアがこのパーツを使用し、どうせファングブローの下位互換だろうとナメてかかったプレイヤーに向かって違法パーツのなんたるかを存分に見せつけてくる。繰り返しになるが、改造元がぶっ壊れなほど強すぎるだけでこちらも十分強いのだ。
パーツのカラーリングはエアリアルビューティーの違法ロボ・メシエに似せてある。
- バイキングアックス
(改造元:トラクションリング)
GXに登場するトラクションリングをベースにしたガン。
このトラクションリングは、イメージとしては従来作の相手引き寄せ性能を持ったガンであるキャッチガンとドリルガンの二つの性能を併せ持ったガンである。
αショットがドリルガンに近い感覚で扱え、射程などが若干弱くなっているがβショットが従来のキャッチガンっぽい感覚で扱える感じである。
αショットはドリルガンとは多少弾の性能が異なり、どちらかというとナイトメアガンと近い形状になって連続ヒットしやすく引き寄せやすいという感じで、引き寄せた相手にアタックやボムと絡めて火力を出す、と言った感じのガン。
激闘編に入らないと手に入らないがその分強力なガンで、作中でも高威力ボムのウォールボムと組み合わせたコンボを披露してくるコマンダーが存在する。そのコマンダーの名前は……
その違法改造であるこのガンは、弾の形が「バイキング」の名の通り海賊っぽい形になり、αショットは射程延長と引き寄せ力の強化、βショットはホーミング力の強化が行われている。
元々扱いやすさはそれなりで強力な武器なのが無難に長所を強化された性能をしており、本作のボムの性質や違法ボムの強力さも相まってコンボパーツとして非常に扱いやすくなっている。
なお上記2つと異なり改造元が出てくるのが激闘編に入ってからとかなり先になるので、初見ではどのようなガンなのかイマイチ把握しにくい。
パーツのカラーリングはメタルグラップラーの違法ロボ・デビルレックスに似た物。
- ARS-GO2
(改造元:なし)
GXに登場するA.I.R.S.にセットで付いてくるガン。ただ厳密には違法ではなく、軍用パーツ。
ベース元はないオリジナルのガンである。ただαショットはガトリングガン(本作ではガトリングキャノン)、βショットはイーグルガン(本作ではイーグルカッター)に近い性質の弾を発射するという代物。特にβショットはライトニングスカイヤー型であるA.I.R.S.との相性が良く、流石違法ガンというだけあってそれなりに使いやすいもの。
…だが、これで戦わなければならないのはダメージを大きく軽減してくるダークキメラである。ぶっちゃけ使いやすいのは事実だがインパクトに欠けるのも事実。
攻略本ではこのガンよりもボムに頼れと書かれているものがあったぐらいである。
…重ねて言うが、決して弱いわけではない。他の違法ガンが強いだけである。
- リュウジンガン
(改造元:リフレクトレーザー)
GXに登場するリフレクトレーザーをベースにしたガン。
このリフレクトレーザーというガンは、「壁に沿って進む小さな弾を2発同時に発射する」といった性質を持つガンである。
3Dで例えるなら何発でもばら撒けるリフレクションポッドのガン版とでも言うもの。
それだけ聞くと強そうには見えないが、射程が異常なほどに長く障害物がある程度あるステージであれば避けられてもステージを一週してから相手の背後からヒットするのは当たり前であり、ガンという性質上自分への被弾もあり得ずどの壁でも沿って動き続けるのでなかなか強力なガン。
ただしこの射程の代償に威力・ホーミング力共に低めで、狙って当てるの自体は難しくばら撒いて弾幕を張ることこそ強いガンなのだが…(とはいえ、ばら撒ける性質上単発の火力が低いだけでガンガン当たってくれるので総合的な火力はこの時点で結構なもの)
そして『普通に強かった』ガンが違法改造された結果、弾が二倍近い大きさに、威力・ホーミング力も大きく強化されて普通にもブチ当てやすくなり、しかも上記の超長距離射程の性質はそのままという本作でも屈指の強さを誇るぶっ壊れガンとなった。弾速だけは若干低下しているが、改造元のトップクラスのスピードから僅かに落ちただけなので殆ど大差が無く問題にはならない。
ちなみにこのガンはシリーズではBRの違法パーツの性能のぶっ飛び方が有名かつGXは2Dかつマイナーだからあまり知られていないだけで、歴代の違法パーツでもトップクラスにヤバイ代物のひとつ。
冗談抜きに壁がある程度存在するステージであれば離れてガンを連射し続けるだけでハメ殺しが出来てしまう位には弾幕がえげつないガンである。
しかもこれをNPCで使うのは四天王の一人・リュウジンなのだが、戦うホロセウムはこのガンを最大限に活かせる障害物が多く、狭めなステージ。
使用ロボが後述の本作最強の攻撃力を持つヘルファイアなので半端ない火力を誇り、旅立ち編屈指の難所である。ぶっちゃけ相手がこのガンをどれぐらい撃ってくるかで勝敗は決まるレベル。
恐ろしいことに本作の四天王は敵の本拠地では彼が最初に戦うことになる。(シナリオ中の闇の大会で戦うのは一番最後だが)最初の四天王といって気を抜くことはできない。
また、激闘編でもヤナイのバトルデータとして登場するデモンブレイズが装備してくる。パワー系の機体ではなく、ホロセウムもリュウジン戦ほど狭くないだけ有情だが、ボムとポッドがリュウジンパーツ以上に害悪極悪な組み合わせになっており十分地獄を見せてくれる。とはいえこちらも違法が全解禁されてるだけ旅立ち編よりは楽にはなっている。それでも相当な壁だが。
- カミーラガン
(改造元:プラズマボール)
GXに登場するプラズマボールをベースにしたガン。
このプラズマボールというガンは、αショットは「初速が速く途中でゆっくりと飛ぶ弾」を単発で、βショットでは「初速が遅く途中で速く飛ぶ弾」を単発で発射するガンで、麻痺する性質こそないもののBRに登場したサンダーガンに似ているガン。(とはいえGXの方が先なのでこちらが参考になっている可能性も高そうだが)
素早くダッシュが行える機体でガンガン撃って相手をかく乱するのにもってこいで、威力もそれなりに優れているという激闘編でしか入手できないだけあって使いやすいガンである。
この違法改造は、単発であるのでばらまきが少ないのが欠点だったのを弾数を2発に、かつ相手を包み込むように発射されることで単発ゆえの隙を減らし、回避も難しくするという理想的な違法改造されているガン。
かなり使いやすいのだが圧倒的すぎる性能のリュウジンガンやガイオウガンに比べるとどうしても地味に見えてしまう、そんなガンである。
だが使い手のカミーラが使用するのはストライクバニッシャーの違法型・クレイモア。当然このガンとの相性が抜群なので前後二人よりは気持ち楽であるが結構な強敵である。
- ガイオウガン
(改造元:ショットガン)
GXにおけるショットガンをベースにしたガン。
GXにおけるショットガンは、従来作とほぼ似た形で運用できる「威力の高い弾を三発近距離に撃つ」αショットと、「壁を貫通する弾を1発発射する」βショットなのだが、このガンは単純明快に威力を強化し、射程が2倍近くなりαショットは4発、βショットは2発になったというある意味珍しい単純な強化型。リロードこそ元から若干減ってはいるが、元々そこまで連射するタイプのガンではないのでそこまで気にならない。
…なのだが、これを使う四天王・ガイオウはメタルグラップラーの違法ロボであり本ゲーム最強の防御力を持っているビッグフットでゴリ押してくる。イメージとしては本作にも登場しているトラジの戦法を更に強化したタイプである。
トラジがかなり強かったことからも分かると思うが、当然かなりの強敵。ネタ抜きに半端なダメージではすぐに逆転されてしまうので絶対に近距離戦を仕掛けてはならない。
幸いリュウジンと違って戦うホロセウムは広く距離は取りやすいが、βショットは壁を貫通してくるのとGXのメタルグラップラーは壁を貫通するダッシュを使えるので壁越しでも接近はされないようにしたい。
ロウガガン同様、他の違法パーツはボムとポッド共にR型爆風(GXではこちらが相手を自分に引き寄せる性能)で固められており、このガンを確実に当てるための構成となっているためそちらにも気をつけたい。特にボムは大変な性能になっている。
- ヤナイガン
(改造元:ニンジャバレット)
GXにおけるレフトアークガン/ライトアークガンに相当するガン、ニンジャバレットをベースにしたガン。
αショットは「最初に下方向に飛び途中で上向きに屈折」、βショットは「最初に上方向に飛び途中で下向きに屈折」するといった感じで、2Dの性質上左右ではないがアークガンらしさはそのままのガン。実際無難に使いやすいガンであり、チャンピオンも3戦勝負の一戦目で使用しているぐらいには優秀なガンである。
そしてこの違法改造は弾の形が三日月状に、そして本来2発なのが4発に上がっている他全体的に強化された…というもの。確かに強いのだが、接近戦で無類の攻撃力を誇るガイオウガンの後に出てくるには若干インパクトが欠けている。
使い手のヤナイは闇バトルの案内人に扮していたり、組織壊滅後に過去を語ってくれたりと決して空気ではない…むしろ見た目と設定のインパクトが物凄くて非常に印象に残りやすいのだが、パーツの方は使用ロボ共々なんというか地味な印象が拭えない。
とはいえ、元々優秀な武器の違法改造であり、四天王の最後なだけあってAIも相当強くなっているため決して油断してはならない。
弾が4つ発射される性質は先述のデュアルアークガンとも若干似てるが、あちらと違いオーバーロード耐性はない。
- ニカイドウガン
(改造元:(GXの)メテオフリッカー)
GXで登場したメテオフリッカーをベースにしたガン。上述した通りメテオフリッカーガンとは別で合法なのだが、それでも違法が存在する。『ヒミツのがん』。
GXのメテオフリッカーはαショットは後方に6発の弾を飛ばして停滞した後に相手に向かって飛んでいき、βショットでは前方に弾を2×3回飛ばすというものであり、
ライトニングスカイヤー型との相性がなかなかいいガンで威力もそれなりに良好な部類に入る。
だがこういう停滞→飛んでいく都合離れて使うのだが、後ろが壁だと弾が無駄になりやすいという欠点がありαショットは近距離に潜りこまれると少々辛い。
だがこのガンはその欠点を前方に停滞させてそのまま飛んでいく→つまり、近距離戦でも普通に使える性能になった他、停滞するまでは壁抜けが可能になったという凶悪な性質となった。当然かなり強い上にβショットも攻撃力が上がっている。
面影こそあれどほとんど別物染みた性能をしているが、どちらかというとその壁抜け等の挙動はレイフォールガンの超強化版と言った方がしっくりくる。本作のレイフォールガンが半端なCPU相手なら蹂躙できる性能をしていたが、こちらも壁裏から撃ってるだけで大概のCPUを嬲り殺しにできる性能をしている。
…ちなみにニカイドウは何故か違法ロボではなく合法のストバニであるエクスカリバーを使用する。しかも四天王のカミーラは違法型のストバニを使用しているにも関わらず、である。
この後にダークキメラがあるとはいえ、幹部たちが全員フル違法(チップはAIRS用の奴しか違法扱いが無いので合法のモノとはいえ...)なのにこいつだけ通常ロボなのはしばしばネタにされる。見た目は凄く違法っぽいのに…
●ボム
- ゴウセツボム
(改造元:トマホークボム)
違法改造されたトマホークボム。BでもGでもない改造元のトマホークボムとは一体…
(空中G以外は)直接当たらないBやGと違い、地上の相手に直接当たるようになり、爆風がF型になり、弾速が大幅に強化されている。
元のトマホークボムがなかなか強力な上で火力や爆風の型以外は全て強化されているので優秀な違法ボム。
ちなみにV2では初代の全ボムで唯一性能の変更がなかったボム。
そのため合法のF・G・P型の空中撃ちの爆風の高さが大幅に強化されたV2では空中撃ちの爆風が合法系に比べ低い。これは後述のホムラボムも同じ。
- ミナモボム
(改造元:ストレートボムS)
違法改造されたストレートボムS。弾速が強化……というよりストレートボムG並*9の速さになっている。
しかしこのボム、尋常じゃなく威力が低くオリジナルから攻撃力が半減。
というか違法パーツどころか初代の全ボムで一番威力が低い。
いや確かにスタン効果ある上に早いんで強いっちゃ強いんですけど……。
流石に違法パーツでそれはどうなのさということでV2では攻撃力が倍以上にハネ上がった。
ちなみに初代ストレートボムSはマモルガンマグナムガンと同じくラスボス専用パーツだったりする。性能はともかく扱いとしては実質マモルボム。
- ホムラボム
(改造元:クレセントボムP)
違法改造されたクレセントボムP。他の違法ボムと違い攻撃力が上がっており、爆風の持続時間が長く、マグマに落としやすくするためか横に低く吹き飛ぶようになっている。
見た目はP型に電撃が走ったようなエフェクトの爆風だがようするに持続の長いF型爆風である。これはホムラポッドも同じ。
攻撃力が非常に高く、地上撃ちだと単発で3ケタに乗る。特に初代での威力は脅威の125。空中撃ちでも84ある。
弾の挙動は合法版と同じ。地上/空中で軌道・弾速が変わる。地上撃ちは置きに、空中撃ちは直接攻撃に使える。
元のクレセントボムの時点で強力なので違法ボムの中でもかなり強力なボム。
V2では流石にインチキすぎる地上火力は削られてしまった。というか持続とふっとび方向以外初代のクレセントボムPになった。
とは言え主力となる空中撃ちの火力は下がっていないため殆ど弱体化してない。
ただしクレセントボムPが大幅に強化されたため、ダウン力、爆風の高さで劣っており
吹き飛ばし方向もあちらの方がコンボ向きのため
強化というより相互互換といった感じになっている。
- スバルボム
(改造元:ジェミニボムB)
違法改造されたジェミニボムB。初代では爆風がでかい純粋な強化版だった。
V2では爆風の持続が伸びてさらに強化された。
しかしV2ではジェミニボムがこれ以上の魔改造を受け火力が大幅に上がった結果、
地上撃ちの火力は改造元の3/4、空中撃ちに至っては約半分しかないという事態に。
しかもあちらは攻撃範囲も強化され、球形ではなく妙に縦長と化したあちらの爆風の方が縦に判定が厚かったりする。
流石に横範囲と持続では勝っているので行動制限力自体は上だが…
また、違法の中でもヤバい後述のツインズボムと比較すると爆風も小さい上にヒット硬直が短く、空中撃ちの火力差は約4倍と悲しみを背負うしかないことになってしまっている。
まぁあちらがおかしいだけで、一応空中撃ちで地上とは別の軌道で飛ばせる点や、リロード速度では勝っている。
ちなみに改造元のジェミニBと同じくB型のくせにふっとばしは初代仕様のH型(F型)とホムラボムのような外見詐欺だったりする。
- シノノメボム
(改造元:スタンダードボム)
まさかの初期装備の改造であるが、カスタムロボのスタンダードボムはシンプルに強いので強装備の違法改造にあたる。
爆風がH型に変更されて相手を左右に押しのける。先述のように真ん中に当たらないシノノメガンに合わせたような性能のボム。
また、カーソルが常に相手に合うようになっている。
が、正直それだけで初代では火力も攻撃範囲も弾速も何もかも同じなのでこれ自体の性能はスタンダードボムHとしか言いようがない。スタンダードボムも多少手前にカーソルが出るだけで、基本的に直撃するタイプなので猶更である。
強力なB型G型やP型、D型爆風ならともかく飛び方が違うだけのH型になっただけの初期パーツのパチモンがなんで違法名乗ってるんですかね…
あんまりな状態だったのでV2ではスタンダードボムの威力が下げられて威力で上回るようになった。
…しかし下げられたのは無印だけでなぜかスタンダードボムFは下げられていないため、
結局対空にも使える上に爆風が縦に伸び、火力も同じスタンダードボムFの方が強いんじゃねと言われるハメに。
そもそも違法のH型爆風にはツインズボムというチートボムが存在しているので使う理由がほとんどない。
ちなみにV2で爆風が大きくなったと言う説明が追加されたのだが逆であり、V2ではスタンダードボムの判定がでかくなったので相対的には小さくなっている。
- コテングボム
(改造元:ウェーブボム)
違法改造されたウェーブボム。軌道と弾速がストレートボムになり、爆風はC型に変更されている。
…改造個所が多すぎて最早波みたいに出現する爆風の形以外原形をとどめていない。
爆風の形状も他に例がない球形と円柱形の間を取ったような縦に長い独特な形になっている。
打ち上げる性質を持つのでコテングガンとのコンボが狙える。
ただし火力が下がっている。またなんですよええ
壁裏で撃つことが多いガンなだけに、山なりに飛ばないのがかえって使い勝手が悪いという一面も。
こちらもカラットボムという大体同性能のボムが激闘!で登場している。*10
- ボロンジボム
(改造元:ダブルマインボム)
違法改造されたダブルマインボム。どうみても撒き菱。射程が伸び、威力が上がっている
威力が5上がっただけで40程度しかなく、当然ホーミング性能もゼロ。
ダウン値も相手の怯みも殆どゼロに近いため、対地にしか効果がないくせにリトル系さえダウンさせられないのでもはや誰に有利が取れるのかすら不明。
設置ボムというのは珍しいが、そんなものは範囲も火力も優秀なアイドリングボムや追尾性能の優秀な設置型ポッドの方が余程強いので屈指の残念ボムになり下がっている。
また感知する距離が倍増したが、元々小さい爆風のサイズが全く変わっていないため攻撃範囲より感知範囲の方が広い。
…その結果ダッシュで近くを通られるだけで自爆したり、リトル相手に直接ぶつけようとすると先に爆発して当たらないなど散々なことに。むしろ弱体化してないですかね…
そもそも改造元のダブルマインボムがどうしようもない性能なので余程ぶっ飛んだ改造でもない限りどうにもできない代物だったりするのだが…
が、トレーニングなどのコンボではそのあまりのダウン値の低さゆえにリトル以外は適度なタイミングで片方だけ当て続けると無限*11にコンボが稼げる。
…カスタムロボのコンボはあくまで2秒以内に次の攻撃を当てた場合であって相手が殆どひるまず(というかこのボムの硬直時間は0.5秒)
先に動けるようになっても関係ないからであって対戦では余裕で抜けられる。
- ロウガボム
(改造元:ディレイボム)
違法改造されたディレイボム。爆発間隔が短縮され、爆風はT型に変更され、爆風の持続時間も長くなっている。
珍しいT型爆風で、引き寄せる効果があるので明らかにロウガガンとのコンボを狙って作られている。
2発目が当たると1発目側に引き寄せられるので2ヒットし、その場合の火力はかなり高い。
T型だと壁抜けの意味が無いように見えるが、ちゃんと2発目を食らうと低い壁なら越えるように飛ぶ。
が、1発目の爆風側が照準のため2ヒットがめったにない、空中の相手にろくにあたらない、爆発の範囲が狭い、そもそも元のディレイボムが弱いなどで
コンボ前提で考えなければこれ自体はそんなに強くない。T型爆風が本体まである。
- ツインズボム
(改造元:ライトシュートボムH)
ライトシュートボムHの違法となっているが左右同時発射となっておりレフトシュートボムHと足して割らなかったような性能のボム。
見た目はL/RシュートボムではなくジェミニボムPにベイオネットのアームガードをつけたようなデザイン。
威力高い、ダウン力高い、相手に直接あたるという違法型の中でも屈指のインチキボム。しかもH型爆風なので頻繁に2ヒットする。
……というか壁に密着して撃つなどしない限り、2発の弾が別々に飛んでいくことは基本ない。
地上撃ちの威力は改造元から0.75倍と大きく下がっているが、そもそも2ヒットすれば実質1.5倍。しかも空中で撃ってもほとんど威力が下がらない。
ちなみに2発ヒット時の威力はホムラボムとほぼ同じ。
弾着直前では左右を、それよりも少し前のタイミングでは斜め左右を塞がれる形になり、ただ撃たれるだけで相当な圧がある。
弾速のスペック自体は"普通"なのだが、反応が遅れるとすぐに逃げ場がなくなるため、実際の弾速以上に速く感じる。
前述のスバルボムとシノノメボムの立場を奪っているボム。むしろ大半のボムの立場を奪っているが
激闘にはイグニアボムというほぼ同性能のボムが出た。実際に比べてみるとこちらは直接当てられないなど微妙に性能が異なる。
- ナナセボム
(改造元:フリーズボム)
違法型ボム。フリーズボムには当たった相手を硬直させるという強力な効果があるが、敵に直撃させることができず、爆風にしか判定がないという致命的な欠陥がある。
しかしこのナナセボムは直撃させることが可能に。しかも弾速がそこそこ速くかわしにくい。
ただしダウン力が上がっているのでコンボ時の火力はむしろ低下している。
また、カーソルがデフォルトで相手に合うように(手前に出なく)なっているのは良いことばかりではなく、接近防止(の補助)に用いる際の使い勝手は悪くなっている。
- ジェノサイドボム
(改造元:ジャイアントボム)
爆風は巨大だが威力の低いジャイアントボムに、全武器中でも最強の200と言うぶっ飛んだ威力を付加してみました、なボム。
爆風がかなり大きく自分も巻き込まれやすい諸刃の刃。
VSモードでサドンデスステージを選び2人ともこれにするのは、恐らく誰もが1度は経験あるはず。
外周がマグマゾーンになっているマグマカタストロフィとの組み合わせも一興。
無印のカスタムロボではシナリオでは使えない対戦専用のおまけパーツとはいえ合法のジャイアントボムがまんまこれの性能だった。そしてV2のジャイアントボムは威力20とヒヨコボム以下の性能になり下がった
これでボムアタを決めるとアホみたいに減るが、リロードが↓よりも長く4秒もかかる。
- ロクドウボム
(改造元:なし)
ジェイムスン専用に作られたボム。扇状に4発同時にボムを発射する。
爆風の見た目はG型だが、実際は円柱のノーマル型と言った独特の爆風。
弾の外見こそスタンダードボムだが、スタンダードなのは地上の弾道と吹き飛びぐらいで
実際の性能はトマホークGの方が近く、威力も弾速も見た目がG型なのも同じ。
さらにカーソルが空中は相手に、地上は手前に出るので直接当たらないのも同じ。
しかしG型のくせに大半のノーマル型の爆風より幅が広くなっているため
空中撃ちは真ん中が空いているように見えて普通に直撃する。
高さはG型にしてはそれほどでもないので飛び越えるのも手。特に空中版はノーマル型の爆風と同程度。
性能だけ見ればチートもいいところだが、ジェイムスンの左腕の変形機構を見れば分かるがリロードがとんでもなく遅いので連発ができない弱点がある。
- ゴウカボム
(改造元:デルタボム)
爆風がとても大きくなり当たりやすくなり攻撃力が上がっている。横に飛ばされる爆風なこともありどれか1つにあたると当たると3ヒットすることも珍しくない。
またデフォの照準位置が相手の手前に変更されている。
本家同様あまり遠くまで飛ばないとはいえ、カーソルを動かせば直撃も十分狙える。
連射力もあり、その爆風と合わさり強力になっている。
名に恥じないぐらい派手。
- ワイバーンボム
(改造元:スタンダードボムX)
爆風のサイズとふっとばし距離が大きくなっている。
改造元同様、チキン遠距離戦を仕掛けるカスタマイズとの相性は悪くないが、コンボは狙えず他のパーツとのシナジーはあまりない。
うっかり当たってしまっても即追撃されるわけではないが、拘束時間はそれなりに長く精神ダメージはそれなりに大きい。
- ルナヒートボム/ディアナヒートボム
(改造元:ライトウェーブボム/レフトウェーブボム)
R/Lウェーブボムの違法改造で、地上と空中で発射方向が逆になる。
使用者のイライザ・イザベラ姉妹はそれぞれ自分のガンとは反対方向のボムを装備している。
元のパーツは直接当てにくく扱いづらいパーツだったが、爆風が大きくなっているため、直接当たることも多く相手の接近を阻む壁として十分機能する。
しかしながら、独特の軌道ゆえに弾着が遅く中~遠距離では当たりにくい欠点はそのまま。見た目の印象はだいぶ違うがウェーブ爆風には違いないので、連続ヒットすると結構痛い。
状況次第ではガンやポッドでの追い撃ちも容赦なく飛んでくる。
名前が少々紛らわしいが、ヒートボムであってビートボムではない。("ビート"なのはガンのほう。)
- グランドクロスボム
アールシリーズの装備パーツの1つでバージョンアップしない。
自身の周囲に4つのボムをばら撒く。爆風の形状はF型を大きくしたものに見えるが性質はノーマル型。
アールシリーズの中では攻撃性は控えめだがアールが飛び回りながらばら撒いてくるので鬱陶しい。
プレイヤーが使う場合、直接当てづらいパーツなので少々使い勝手が悪い。自爆するリスクもそれなりにある。
- ハドロンボム
(改造元:ダイレクトボム)
激闘!に登場するダイレクトボムをベースにしたボム。
ダイレクトボムは名前の通りガンのごとく相手に直接当てることに特化したボムで、中速のストレートボムのような直進弾が2発発射されるボムだが、発射の際必ずカーソルが相手に向かって標準固定になっている(任意でずらすことも不可能)。
違法改造版のこちらは弾数が1発に減り弾速も遅くなった代わりに、1発当てた時の火力は非常に大きくなっている。
…しかし何故かガンに続いてこちらも発射の際に非常に大きな隙を晒すようになっているため、普通に撃とうとするとなかなか扱いづらい。
- リュウジンボム
(改造元:ツインスネークボムU)
GXに登場する。壁を這って移動する2発のボムをV字に発射する、いわば壁を這うジェミニボムともいえる性能のツインスネークボムUから弾速が強化されているもの。
使い手のリュウジンが強敵なのはガンとロボの性能の影響なのでぶっちゃけ地味すぎて覚えていないプレイヤーも多いだろう。一応結構な速度で壁を沿って動くので狭いホロセウムとの相性は良いのだが、あまり距離を飛ばずに爆発するので極端に射程の長いガンと比べるとやはり地味め…。
だがあえてここに記載したのは性能なんかよりも、このボムをGXの闇大会・デーモンズカップでユリエが使用してくるからである。
自律起動型ロボ使いを大嫌いと言い放ったり*12、悪の組織に余りにも過剰な嫌悪感を示していた彼女に何があったのやら…とか、違法パーツの危ない魅力に惹かれる様子を見せ、それを主人公に語るユリエの姿…など、色んな意味で性能ではない面でインパクトを遺した装備である。
- カミーラボム
(改造元:スタンダードボムS)
GXのスタンダードボムSの違法改造。
ストレートボムを思わせるほど弾速が非常に速く、攻撃力も高くなっているというシンプルながら強力な改造。
そのスピードの速さにより回避が困難になった他、GXのS型爆風はフリーズ爆風を思わせるほど硬直時間が長いため妨害性能はとびきり高くなっている。
- ガイオウボム
(改造元:ピラーボムR)
GXに登場する。横への判定は狭い代わりに上下の判定に優れた、シールドのごとく縦に伸びる爆風を放つのが特徴なピラーボムの違法改造。*13前述のガイオウガンとセットでガイオウが使用してくる。
「弾速が強化されている」と書かれているが実はこれは誤りで、改造元と比較しても弾のスピードに変化はない。
では実際は何が変わったかというとその爆風の大きさ。元々当たり判定の強いボムだったのが更に2倍近い大きさにまでなっており初見じゃ目を疑うほど異常にデカい。当たり判定の強化もさることながら、ホロセウムの障害物の形状も相まって非常にかわしづらくなっている。直撃して引き寄せられようものならほぼ間違いなくガイオウガンの餌食にされてしまうので撃たれた時のプレッシャーもすごい。
そもそも改造元になったピラーボムR自体がV2でいうG型爆風にT型の性質を持たせたような性質を持つ優秀なパーツであり*14、それが更に巨大になっているんだからたまったものではない。
これと同時に使用されるガイオウポッド(サイドウェイポッドRの弾速を強化した違法ポッド)も弾数はそのままで爆風こそ巨大化しなかったが、こちらはちゃんと弾速が強化されスピードポッド級に速く、しかもそこそこのホーミングで相手を挟み込むため回避が難しく、これまた当たればガイオウガンの餌食に…と、人によってはロウガ以上に洒落にならない事態になる。
- ヤナイボム
(改造元:バウンドボムU)
GXに登場する、相手を非常に強く吹き飛ばすバウンドボムの違法改造。その性能は後のX型爆風の先駆けとも言えなくもない。
バウンドボムの特徴である相手の吹き飛ばし力が底上げされており、直撃したらものすごいスピードと勢いで上方向に吹っ飛ばされる。
当然遠距離装備であるヤナイガンとの相性も抜群。何より使い手のミスティミラージュ型の錯乱させやすい特性とそのふっとびのスピードからカメラワークがとんでもなく忙しいことになるのでうまくやりすごさないと非常に混乱を招く事態になる。
- ニカイドウボム
(改造元:アイドリングボム)
GXのアイドリングボムの違法改造。『かくされたぼむ』。
本作でのアイドリングボムは設置型ボムをV字に発射するダブルマインボムに近い性能になっている。
爆風がS型になり妨害性能が向上。また相手が離れた位置にいても起爆する性質を持っている。
…爆風がS型になったのはいいのだが、本作のアイドリングボムはあまり爆風が大きくないため、離れた距離で起爆した場合ダッシュでかわされてしまいかねない…というか下手したら素通りされる。
なんかボロンジボムに似た欠点を背負ってるようにも見えるが、ホロセウムが2Dである関係上逃げ場を完全に塞がれたりなどすることもあったり、S型爆風のリターンの大きさを考えると決して油断はできない装備。
- スーパーノヴァ
(改造元:スタンダードボムP)
GXに登場するA.I.R.S.に、前述のARS-GO2と共にセットで付いてくるボム。こちらも厳密には違法ではなく、軍用パーツ。
シンプルに強いスタンダードボムの純粋強化版といえるボムで、弾速の強化と連射性能が強化されており、他のボムと比べ段違いの連射力を誇る強力なボム。というより、作中で連射力の向上の改造が施された唯一のボムである。
高火力、速い弾速、高い連射性能と全てが高水準であり、A.I.R.S.の装備の中でも一際強力…というか最も攻撃的な性能をした装備。連射性能向上の代償で爆風の持続時間こそ減ったが些細な問題。
ダークキメラ戦においてもその連射力とダメージの高さから大きな活躍ができる。攻略本でこれに頼れと書かれるのも納得の強さ。
●ポッド
- ゴウセツポッド
(改造元:ダイビングポッド)
ダイビングポッドの違法改造で、高速化し、威力が上がり、爆風がH型になったポッド。
V2にはダイビングポッドHが登場せず無印に差し替えられていて、改造元と爆風の種類が異なるものの、改造によって爆風の種類が変更されているわけではない。
そのため『V2』では、初代仕様の(いわば旧式の)H型爆風(球形のF型)を持つ珍しいポッドでもある。
悪くはないが地味で決め手に欠ける。弾がクレイジーバブーンに少し似ている。
- ミナモポッド
(改造元:フロートポッドF)
フロートポッドFの違法改造版で威力と爆風が強化されている。見た目も先端の突起以外はフロートの色違い
基本的にまとわりつくだけで当たらないが、爆風が大きくなっているのでメタルグラップラーなんかはジャンプしなくても爆風を食らってしまうことも。
相変わらずホーミングも強烈でリトル系やレイⅡダークでもなければかなりきつい。
先のようにゴライアスの館の影にいる隠しキャラはプレーンステージでこれを使うが、障害物がないとジャンプしないと避けられないスバルガンとジャンプするとまず当たるミナモポッドという極悪な組み合わせで攻めてくるので始末に負えない。
シルバータワーのシノノメも同様にこれで頭上を塞ぐことで、本来上下に弱いはずのシノノメガンによる二択を仕掛けてくる。
なお弾の見た目はバネッサの顔をした人面鳥でかなり怪しい。
- ホムラポッド
(改造元:ヤジューポッドF)
ヤジューポッドFの違法改造版でホーミングと爆風の幅が強化されている。
実は爆風の高さは減っている上、元のヤジューポッドFがとびかかるといういらん動作のせいでかなり使いにくい部類なので爆風が強化されたところで違法パーツとしては力不足。
そもそもヤジューポッドよりはマシになっただけで普通にスパイダーポッドよりホーミングが弱いのでスパイダーポッドGの方が使いやすいかもしれない。
- スバルポッド
(改造元:ジャンピングポッドG)
ジャンピングポッドGの威力と速度を強化したもの。
…という名目だがジャンプして突っ込むところ以外はに共通点が薄く、むしろ威力も速度も弧を描きながら壁反射や出がかりで壁超えする動きもドルフィンポッドGそのもの。
さらに起爆までの時間も設置型や追跡型並みに長く、ジャンピングGとドルフィンGとシーカーGが合体したものと言った方が近い。
しかし長すぎる起爆までの時間のためとっさに撃とうにも手元にないことも多く、しかも中距離で中型以下の相手にはなぜかジャンピングGと違い相手を飛び越えて当たらないことがあるので他のG系爆風のものよりコンボには使いづらいことも。
また、感知する距離は長いのだがクワガタっぽいその牙のせいか最初からホーミングしない連中を除けばぶっちぎりで横視界が悪くほぼ正面しか感知できないため、相手の真横を素通りしたりする。
とは言えジャンピングG同様にG型爆風の都合で相手の頭上で爆発するくせに地上の相手に普通に当たるので相当強い。
激闘編でのパーフェクト狙いの際にはかなり厄介なポッド。見た目は多分クワガタだが若干Gっぽい
- シノノメポッド
(改造元:フェイントポッドF)
フェイントポッドFの弾が大きくなり、3発に増えたもの。
3発あるため、2発を牽制や追い込みに使い、1発残しておいて守りに使うような運用もできる。
そして一番の違いは起爆までの時間が伸びているため拘束力と届く距離が大きく上がっている。
元と同様に凄まじい速度とホーミング性能を誇り、当たりやすさ自体はなかなかのもの。
相変わらず相手の目の前で止まるため、じっとしている相手には直接当たらないが、爆風がでかいので大型ロボは少し動くだけで食らってしまうことも。
しかし、ただでさえ低威力のフェイントポッドよりさらに威力が下がっており、ダメージ自体は雀の涙。
相手を拘束したところに高威力を狙えるシノノメガンやツインズボムのような遠距離パーツとの相性が良い。
見た目はサソリだが、スパイダーポッド以上にクモっぽい。
公式のお気に入りなのかCPUの採用率が高く、シルバータワーでは2度登場する。
- コテングポッド
(改造元:ダイビングポッド)
ダイビングポッドの違法改造で、高速化し、威力が上がり、爆風がD型になったポッド。見た目はルークの仮面。
……爆風の型以外殆どゴウセツポッドと同じだが、速度とホーミングがわずかに下がっている上に爆発までの時間もわずかに遅く、D型ポッドはH型ポッドより再装填にも時間がかかるので回転率が悪い。
そもそもボムやスローイングポッドならともかく常時追尾型のポッドがD型になっても恩恵よりデメリットの方がでかいのである。
ぶっちゃけゴウセツポッドの劣化。
ただ、元がダイビングポッドなので、相手にする際はそれなりに鬱陶しいポッド。
- ボロンジポッド
(改造元:リフレクションポッド)
スローイングポッドのような軌道で飛ぶリフレクションポッド。
しかし元と同様にホーミングが皆無でまるで当たらない上、遠くに投げる都合で近距離の対地カバーもできなくなっている。
同じ壁反射のホーミングなし系ならドルフィンポッド系の方が遥かに使いやすい。まぁあっちはホーミングしない詐欺なだけではあるが
しかも3個同時にしか投げられない都合再装填が非常に遅く、爆風もノーマル型なので、
3方向に飛ぶスローイングポッドとして使うにしても普通にスローイングポッドを使った方が爆風や投げ分け、装填の早さからも強い。
はっきり言って合法と比べても強いか怪しい部類だが、飛距離はスローイングポッドの倍もあるため真上or後頭部あるいは背後(つまり画面外)から思わぬ形で直撃させられることがある。
中距離をメインに立ち回るカスタマイズの場合は若干注意が必要。
ちなみにコーナーで使う、画面端で端側に向かって飛ばすと、1体だけ飛行せずにその場に出てくる。
なお見た目は虚無僧の首。怪しすぎる。
- ロウガポッド
(改造元:サイドウェイポッド)
どうみても犬。サイドウェイポッドの弾が3発になり、爆風がT型になっている。
3発目の弾はリアシュートポッドのように後ろに出る。何故前に出ない
普通に撃つと後ろの弾が左右の弾に置いていかれやすく、逆方向に撃つと左右の弾があさっての方向に飛んでしまう。
壁が多い狭いステージでは3発固まって飛んでいきやすく、運が良ければ連続ヒットすることも。
やはりロウガガンに合わせた仕様になっているが、球形の爆風なので空中の相手には効果が薄くあまり引き寄せられない。
狙って打つのはリアシュートTで事足りるので3発出る強みを活かして数打ちゃ当たるでドンドン発射しよう。
- ツインズポッド
(改造元:ジャンピングポッドB)
威力と爆風が強化され、弾も3発まで増えたジャンピングポッドB。
ジャンピングポッドGの違法を名乗りながらもはや跡形もなくなっているスバルポッドと比べると真っ当にジャンピングポッドの動作であり正当な強化版となっている。
しかし改造元のジャンピングBがジャンピングGに劣っている最大の欠点である地上の相手には役に立たない部分が直っていないので違法パーツとしては地味。
なおベイオネットの見た目は青と黄色だが、敵の時を想定してるためかこのポッドが青と黄色になるのは2Pで1Pで使うと赤と緑のツートンカラー。
- ナナセポッド
(改造元:コックローチポッド)
違法改造されたコックローチポッド。
爆風がP型に変更され、威力が上がっている…
という説明だが、その黄色い爆風と斜め上吹っ飛びはどうみてもウォール型。
ついでにコックローチの違法とか言いながら見た目がどっからどうみてもシーカーポッド。なんなんだアンタ…
なお書いてはいないが起爆までの時間とヒット硬直の長さも1.5倍に伸びている。
元のコックローチポッド同様、基本性能が非常に高い上に持続が伸びたので中~遠距離戦でのボムポ戦での強さは更にアップ。
斜め上と言ってもかなり上向きに吹っ飛ばす都合でトマホークBなどとはコンボにしやすい。
展開時はメイジェルに合わせて白い翼になる。
少なくとも本体も弾も見た目がゴキブリでなくなることは大きな強化だろう。
違法の中でもかなり強いポッド……なのだが、違法ポッドを解禁する場合は下の問題児があまりにも強すぎるので使われることは稀。
また、起爆までの時間と爆風の持続が伸びたことで回転率自体はかなり下がっているため、接近対策では弱体化している部分もある。
- ケルベロスポッド
(改造元:ウェーブポッド)
発射後少し直進した後3方向に分裂して進むウェーブポッド。…すなわち弾が3つある。
ウェーブポッドと違い、すぐ爆発する代わりに爆発の進行速度が遅い。が、このせいで連続ヒットしやすく、そのうえデカイ爆風が進んでいくのでそれなりに射程が長いため全くデメリットになっていない。
間違いなく今作最強のポッドで、単純に殴るにしても下手なガンより強い。
元のウェーブポッドの時点で相当強かったのだが、単純にその3倍の弾幕を張るのでもう手が付けられない。
しかも一発当たりの威力が落ちておらず、分裂前をぶち当てられただけで3桁ダメージは当たり前のように飛ぶ。
ポッドなので硬直もほぼなし、すぐ爆発するので再装填も早い、ダウン追撃のダメージ効率も良いというスキの無さ。
ぶっちゃけこれとツインズボムを連打して弾幕張っていれば、普通の相手はガンを使うまでもなく圧倒できる。
接近対策用のパーツとしても一級品で、近~中距離はほぼこれ一つでカバーできる。
非常に強力だが、壁があるとあらぬ方向に跳ね返ってくるので気を付けないと自爆率も相当に高い。その高い攻撃力を自分の身で味わう羽目になる。移動方向にスティックを倒したまま発射し、爆風に突っ込むのは誰もが通る道。
そのため狭いホロセウムではやや持て余し気味になることも。うまく撃てれば逃げ場が少ないぶん効果的ではあるが。
実のところCPUもこれを制御出来ず自爆する事がよくあったりする。ドレッドのやかたのスバルなんかが顕著。
その強力さゆえか、このパーツもシルバータワーでは2度登場する。
リヒトは接近対策、ナナセはガンから繋いでダメージソースとして用いるが、彼らもなんだかんだ自爆することがある。
と言うよりナナセは氷ステージで出てくるため頻繁に自分の爆風に突っ込み自爆し、前座たちより弱い一因になってしまっている。
- ロクドウポッド
(改造元:なし)
ジェイムスン専用に作られたポッド。3発撃てる。
1発増えているが、実は1発ごとの挙動自体はほぼスタンダードポッドで、ホーミング強化と威力低下と爆風の見た目がウォール型になった以外は誤差程度。
…しかし対峙して見れば分かる通り弾が尋常でなくデカい。メタルグラップラー並のサイズのポッドが追っかけてくるのだから圧が凄い。
また、空中使用時は物凄い速度で遠方まで…というかだいたい画面端まで飛んでいくので
画面端にいると突然頭の上からポッドが降ってきたかのような感覚に襲われる。
激闘!ではジェイムスン一式の解禁に伴い使用可に。
ライトニングスカイヤー型やハドロン、メイジェルに付けて空爆するのが違法有ルールのテンプレと化しており、特にA.I.R.S.は高い空中旋回性能と攻撃力補正も合わさり、これを撃ってるだけで相手をかなり削ることができる。
- ハヤテポッド
(改造元:スピードポッドP)
弾速が速く直進するポッドを放つ。弾数は3発。空中撃ちは一定時間静止したのち相手方向へ飛んでいく。
起爆までの時間が合法版よりも少し伸びていて、つまるところ射程もいくらか長くなっている。
爆風の大きさも当然のように強化されている。
もともとエイムが難しい部類のポッドだが、爆風のサイズ拡大が大きく、本家よりもかなり当てやすくなっている。
ステージによって使いづらくなるのは本家同様の弱点。
爆風が無駄にでかいせいで、自爆するリスクも相応に増している。
- グリフォンポッド
(改造元:スパイダーポッドG)
ホーミング力と爆風のサイズが強化されている。ふっとぶ距離も長い。
使用者のセルゲイはスカイヤーダッシュでガルーダガンと一緒にバラ撒いてくる。
スカイヤーダッシュによりポッドをステージ上に効率的に設置できるだけでなく、着地のごまかしや接近対策にもなっている。
当たるとやたらと高くふっとぶため、なかなか着地できずに空中でボコボコにされることも。
- ムーンライトポッド
(改造元:ドルフィンポッドG)
弾数が3発に増え、ホーミング性能も強化されている。
空中で撃つと真下に落ちる仕様も健在。アルテミスの高空爆撃との相性は抜群。
牽制、直接攻撃、接近対策、コンボパーツなど幅広い用途に対応できる。
元のパーツからして優秀なのだが、そのうえさらに手数まで増えているためそれだけでも凶悪。
使用者のイライザ・イザベラ姉妹は(中~)遠距離カスタマイズの対近防御用のパーツとして装備しているが、ポッド単品は遠距離ではあまり機能しない。
- カタストロフィポッド
(改造元:シーカーポッドG)
アールシリーズの装備パーツの1つで1st,2nd,3rdと3つのバージョンが存在し徐々にパワーアップしていく。
強化の度に弾速と攻撃力が上がっていき最終形態の3rdはかなり厄介。
シーカーポッドが持つ高追尾性能で相手に素早く接近し、気づいたら爆発に巻き込まれ浮かされてコンボに繋げられてしまう。爆発も大きくなっているので巻き込まれやすい。
こんなものを最大3発まで発射される。
見た目の派手なラグナロクガン、グランドクロスボムに隠れた真の脅威とも言われる。
- ハドロンポッド
(改造元:ウェーブポッド)
激闘!のハドロンの装備するパーツのひとつで、ケルベロス以来になる強パーツのウェーブポッドの違法改造。
多少威力が減った代償として、即爆発する属性と非常に長いリーチを獲得。
すぐに爆発することによって壁に当たって自爆するリスクが大幅に減り、リーチの増加で直接当てにいける範囲がとても大きくなるなど、改造元の全体的な長所伸ばしを施されている。
多少威力が減ったとはいえ、それでもポッドとして平均以上の火力は維持されてるので当てた時の火力も十分と、性能面だけ見ると隙がない。
…こう書くと無難に強いポッドに聞こえるが、実はこのポッド、普通に撃つと長めの発射硬直が発生する(しかもハドロンではコレ独自の専用モーション、他のロボは棒立ち)という、「撃っても隙が発生しない」ことが特徴のポッドにあるまじきとんでもない欠損欠点を抱えている。そのため従来のポッドとして扱うことは不可能に近い。どういうことなの…。
…このようにハドロンパーツ一式は何故かレッグ以外が非常に後隙および硬直の大きいパーツで構成されており、スカイヤーダッシュで揉み消すなどの工夫をしないとかなり扱いづらい代物になっている。
●レッグ
- ゴウセツレッグ
(登場:初代、V2)
空中ダッシュ速度や多段ジャンプ距離の上がったハイジャンプレッグ。
初代とV2では何気に空中ダッシュ速度の上がる唯一のレッグ。同時に距離も伸びる。
ダッシュ回数の多いベイオネットやファニーオールドマン型と相性がいい。
また、ワイルドソルジャー型とトリックフライヤー型、レイⅡダークは他のロボよりダッシュ速度・距離の上昇率が大きい。
ハイジャンプから上昇力が下がっておらず、後述のファントムレッグにハイジャンプ効果はないため下位互換になっていない数少ないレッグの一つ。
ジャンプ全般が強化されるかなり高性能なレッグなのだが、ゴウセツの使うメタルグラップラー型は空中ダッシュが1回しかできない上にダッシュ速度の上昇率が低い側なので唯一のダッシュ強化持ちが生かし切れていない。
着地硬直も減らないので、ミナモレッグやロウガレッグの方が機敏に動けることも多い。
メタルグラップラーとハイジャンプの相性自体は悪くないため強いのだが、
他のロボの方がその違法を更に生かせるという微妙に残念なことになっている。ガンもそうだったな
- ミナモレッグ
(登場:初代、V2)
やはりハイジャンプレッグを調整したような性能で、ジャンプ力の上昇は下がっている代わりに着地硬直はハイジャンプどころかむしろ通常より減っている使いやすいレッグ。
ただし高度、着地硬直ともに変化が少な目なので性能は良いがやや地味。
最初の1回のジャンプのみを強化するので使い手自身のようなセクシースタンナー向け。
エアリアルビューティーとの相性も悪くない。
ファッティバイスとの相性も良いが、見た目が羽の生えたヒールなので絶望的に似合わない。
- ホムラレッグ
(登場:初代、V2)
ロングバーニアレッグにスタビライザーレッグを足して2で割ったような性能。
……2で割っているので、ロングバーニアレッグほどの移動力がない微妙すぎるレッグ。
そもそもダッシュ速度の上がるゴウセツレッグでも結果的に飛距離が伸びるのである。
使い手のトリックフライヤー型との相性は悪くないが、違法改造前のロングバーニアの方が相性がいい疑惑さえある。
ちなみに説明に加速があがるようなことが書いてあるが上がらない。上がるのは旋回である。
ただでさえ弱かったのだが、V2ではほぼ上位互換のツインズレッグの登場によりトドメを刺された。
- スバルレッグ
(登場:初代、V2)
加速と最高速が上がる、パっと見はスタビライザーレッグとフォーミュラーレッグを足して2で割ったようなレッグ。
見た目はスタンダードレッグの色違いであり、一応スタンダードレッグの完全上位互換。
……しかしその上がり幅があまりにもショボく、加速、最高速ともにスタンダードに毛が生えた程度にしか伸びない。というか数値上は足して5で割ったようなレッグである。
なので合法のはずのスタビライザーを装備した方が機敏に動けてしまうことが多々ある。
しかも旋回力が上がらない。旋回が下がるフォーミュラと上がるスタビライザーが合体したせいか…
あまりにも弱すぎたためかV2では着地硬直も減るようになり強化された。
しかしV2ではファントムレッグに勝る点が全くないのでなおさら存在意義はない。ファントムを抜きにしても飛ばないならボロンジレッグでおk
リトルと相性がよさそうに見えるが、リトル最大の弱点の旋回の悪さが全く改善されないのでスタビライザーを使った方がよっぽど強い。
ちなみにドッペルゲンガーステージで自称違法1個の有情な女戦士が立ちはだかってくるが、装備してるのがなぜかファントムやボロンジじゃなくまさかのこれ。
どう考えてもリトルスプリンターはスタビライザーやワイドジャンプの方が強いため、ぶっちゃけ彼女は全部正規で戦った方が強いまである。
違法1個しか使ってないどころか違法パーツをハンデとして使い、自分を息抜き枠として使ってくれと言うあたり有情にも程がある…。
「ホーッホッホ!約束通り違法パーツは1つしか使ってないわよ!」
このステージの最大の敵は違法パーツなどではなくダークスターホロセウム。
彼女の実態はダークスターでグラビディガンをばら撒きG型爆風や地上撃ちで打ち上げコンボを行う、ホロセウムの視認性の悪さを最大限悪用した極悪コンボの使い手。これで息抜きと称して油断した主人公を蹂躙するのが目的であり、このステージ1番の難関として立ちはだかる。弾見えませんよ!
敗北時に「ダークスターホロセウム+グラビディガン地獄」と称してこの戦法を狙ってやってたことを彼女自身が悔しがりながら白状してくる。あからさまに戦う前の言い方が怪しいので何か裏があると勘づいた人も多いと思うが。
ちなみにダークスターはその視認性の悪さから大会で禁止されがちだったりする。やはり違法か
- シノノメレッグ
(登場:初代、V2)
ダッシュ前の硬直と着地硬直を少し減らすレッグ。
それだけ。いやマジで……。
デメリットはなく確かに使いやすいが何の能力も上がらないので非常に地味。
さらには空中ダッシュをしなければ軽減率さえファントムレッグ以下。
ちなみに使い手のロボであるワイルドソルジャー型は元から移動硬直が少ないためほとんど効果がなく、
実際に生かしやすいのは低空ダッシュが強化されるシャイニングファイターやメタルグラップラー、移動時の硬直の大きなエアリアルビューティーである。
ついでに『激闘!』に登場するA.I.R.S.用レッグの「ARS-L13レッグ」もほぼ同じ効果。
見た目は派手だが、性能はやっぱり地味。
- コテングレッグ
(登場:V2)
スタビライザーレッグにダッシュ後の着地硬直減少がついたレッグ。文面では初代のスタビライザーと同じ。
見た目もスタビライザーの色違い。
持ち主のリトルレイダーの弱点を補う性能を持つが、なぜかスタビライザーに比べ加速や小回りの上昇が半減している。
そもそもリトルレイダーが空中戦なんぞやったら死ぬに決まっているので正直レイダーが使った場合スタビライザーより弱い。そしてコテングは空中戦をしたがる。*15
しかもスキの軽減率の方もかなり低い。というかダッシュをしなければ軽減すらされない。
何よりファントムレッグのほぼ下位互換でしかないこれの立場はお察しください。
- ボロンジレッグ
(登場:V2)
実質違法改造されたショートバーニアレッグ。足首から上はショートバーニアの色違いだが、その足はどう見てもわらじ。
空中ダッシュ距離の短縮と引き換えに地上性能強化、スキの軽減のあるショートバーニアレッグだが
さらに地上最高速とジャンプ速度を上げ、着地スキの軽減が強化されている。ゲーム内の説明でもとても使いやすいと出てくるほど。
空中挙動の変化が大きいが地上性能も相当強く、ファントムレッグにこそ劣るがスバルレッグの完全上位互換。
ただし旋回が上がらない。
小回りが利きにくく多段ダッシュ可能なストバニとの相性がよく、ベイオネットに近距離ガンとこれを積むというお約束の組み合わせ。
性能自体は高いが、違法戦だとダッシュ距離が短くなるのがやや辛い。
……ちなみにボロンジは地上性能ほぼゼロで空中ダッシュの距離が自慢のファニーオールドマン型にこれを装備しているのでその高い地上性能の方は全く生かされておらずショートバーニアレッグをつけているのと大差ない。
違法レッグ系のオススメロボの一番上はファントムレッグ以外は使用者のロボが表示されているが、そもそも中距離戦に特化したカスタマイズでないとファニーオールドマン型との相性もよくないので他のロボの方が生かしやすい。
FO型向けのレッグというよりは、使い手のボロンジ自身の好みに合わせた装備ということなのだろう。
激闘!に出てくるカラットレッグはほぼこれと同じ性能。作中ではリトルスプリンターに装備されている。
ファントムレッグにはないショートバーニアの特性を持っているので違法戦でも使われることが稀にある。
- ロウガレッグ
(登場:V2)
グランダーレッグとスタビライザーレッグのいいとこどりをしたレッグ。
2で割っていないどころかジャンプのスキを減らして小回りも利く上に、氷の足場で滑らないという他のレッグにはない独自の性質もついている。
当然旅立ち編で相手が使ってくる時は氷のホロセウム。ズルい。
シャイニングファイター・メタルグラップラーなど相性がいいロボは多いが、ファントムレッグがぶっ壊れているので地味。
見た目はグランダーレッグの色違い。
- ツインズレッグ
(登場:V2)
ロングバーニアレッグにスタビライザーレッグの効果を上昇率半分で付加した感じのレッグ。
…合体したものが両方ホムラレッグと丸被りだが、こちらのロングバーニアは弱体化せずにくっついており、ちゃんと加速も上がっている。
ベイオネットやファニーオールドマン型と相性がいいが、ぶっちゃけロングバーニアレッグに毛が生えた性能でしかないのでかなり地味。
また、高く速いジャンプができると説明があるが、実際はジャンプ上昇が少しゆっくりになる。ジャンプ高度とジャンプ時間の倍率を逆にした疑惑
なおシナリオではベイオネットが使うが、AIがダッシュを5回使いたがる上に距離上昇を把握していないのか壁にぶつかりまくる残念な光景がよく見られる。
- ナナセレッグ
(登場:V2、激闘!)
フェザーレッグの違法版と言える性能で、空中での加速と落下速度が上がって移動力が高まっている。
特に高さを減らさずに空中加速を伸ばせるレッグはこれしかない。
しかし落下速度上昇により、フェザーレッグの特徴であった滞空時間はむしろ減っている。
ただ、あちらは少々飛びすぎるので、使いやすく調整されたと言えなくもない。
空中での加速が低めのため最高速の高さを生かせないメイジェルやストライクバニッシャー、ファッティバイスと相性のよいレッグ。
合法版と同様に地上加速も上がるため地味にシャイニングファイターとも合う。
ちなみに見た目はどう見てもハイヒールなので、相性がいいはずのストライクバニッシャーやファッティバイスが装備すると違和感が半端ない。
空中特化ならファントムレッグよりこちらが選ばれることが多い。
- ファントムレッグ
(登場:V2、激闘!)
最高速、加速、旋回といった諸々の地上性能を大幅に向上させるだけでなく、ジャンプの横移動の最高速を上げダッシュ前や着地時のスキも軽減させるなど空中性能の強化も行える万能レッグ。
空中ダッシュ速度・空中加速と長短あるジャンプ高度・ダッシュ距離の変化以外の強化効果が一通りついている上に、複数の能力があがるから上昇量が控え目ということは全くなく合法型の長所を足して割らない代物である。
あまりにも強すぎるので何も考えずにこれを装備してもだいたい強い。ちなみにゲーム内の解説のオススメのロボタイプは全て。嘘じゃないから困る。
なにげに違法レッグの中でワイドジャンプレッグの効果が付与されているのはこのレッグだけで、その意味でも唯一無二のパーツ。
一部能力が他レッグのほうが良かったりすることもあるがそんなことは些細な問題になる程度にバランスよく強化される。(ジャンプの高さやダッシュ後の着地硬直などがわかりやすく負けている。)
『激闘!』では似た効果を持つハドロンレッグがある為に使用が若干異なり、地上の効果がハドロンレッグ以上に大きく上がる代わり、空中性能の強化は空中ダッシュ、多段ジャンプの回数が+1されるという形で調整されている。
地上性能に関しては、加速・最高速・旋回が一点特化の合法よりの上昇値が上という衝撃の性能を見せつけてくる。
- ロクドウレッグ
(登場:V2、激闘!)
V2ではジェイムスン専用レッグ。常に空中に浮かび続けることができるという異質の効果を持つが…
実際は浮いておらずマグマのダメージも普通に受ける。その為実質スタンダードレッグと大差なかったりする。
『激闘!』では空中浮遊がジェイムスン独自の性能になったことで性能が別物に変化し、空中ダッシュ、多段ジャンプの隙を大幅に減らす他、空中および地上の移動性能も少し底上げされるという、尖りこそないものの無難な性能の違法レッグに。ただジェイムスンとの相性はさほど良いわけではなく、後述の激闘!の違法レッグと比べるとパンチが弱い。
- ヒエンレッグ
(登場:BR)
ロングバーニアレッグに似た形の違法レッグ。
空中ダッシュが長くなるのと同時に、フォーミュラレッグほどではないが地上移動速度も上がり、地上旋回低下のデメリットもない。
- レイブンレッグ
(登場:BR)
ブースターレッグに似た形の違法レッグ。BRで初登場となるブースターレッグは空中ダッシュが速くなるレッグだが、空中ダッシュの出だしは遅くなってしまう。
レイブンレッグでは出だしが遅れる事なく純粋に空中ダッシュの速度を上げるため、空中ダッシュ回数の多いロボに装備すれば鋭い軌道で飛び回れる。
また、ハイジャンプレッグほどではないがジャンプ力も少し強化される。
- イクリプスレッグ
(登場:BR)
ハイジャンプレッグに似た形の違法レッグ。
ジャンプ力が上がる点はそのままに、空中旋回も強化される。
ちなみに合法レッグに空中旋回を強化するものはないため貴重な存在。
- アルティメットレッグ
(登場:BR)
全ての能力が強化されるレッグ。
とはいえV2におけるファントムレッグのような「これ一択」というほどの性能ではない。(理由は後述)
- ラミュレッグ
(登場:激闘!)
スタビライザーレッグにブースターレッグの効果を合わせたような性能のレッグ。
コテングレッグと同じく、ラミュが使うリトルレイダー型の加速と空中性能の弱点を補う性能をしているが、どちらの効果も上昇量は抑えめ。あれ、またこのパターン?
上昇量が抑えられているということはスピードも旋回能力も半端である上、コテングレッグでも述べた通りリトルレイダーが空中戦なんぞしたら死ぬに決まってるので…
一応違法リトルレイダーを使ってくるのだが空中能力は強化されていない。チビは飛びたがるのだろうか
- イグニアレッグ
(登場:激闘!)
クイックジャンプレッグにハイジャンプレッグの効果を付与したレッグ。
ジャンプの速さは若干減ったが逆に制御がしやすくなり、ジャンプの高度が大きく伸び、それでいて隙の減少は更に大きくなっているなど、全体的にかなり扱いやすいレッグ。
イグニアの使用するセクシースタンナー型との相性も抜群で、圧倒的な回避力と機動力を得ることができる。流石に横方向の回避はワイドジャンプレッグの方が優れているが、こちらは縦方向の回避とスピードに優れている。
- ザバルレッグ
(登場:激闘!)
走行速度、ダッシュの速さと多段ジャンプの速さ、ジャンプのスピード等、とにかくスピード強化に特化したレッグ。
いわばフォーミュラレッグ、ブースターレッグ、クイックジャンプレッグと3つものレッグの性能を併せ持つ、幹部級のレッグにしては相当贅沢なレッグ。
これを履いたロボの機動力はそれはもう圧倒的…と思いきやまたしてもそれぞれの上昇率は合法版より抑えめになっている。なんというか…。
その上それぞれのレッグに付与される後隙の上昇や小回りの低下などのデメリットも引き継いでいる。
使い手のザバルはメタルグラップラー型にこれを装備しているが、素の機動力がとても低いために機動力の上昇効果はあまり活かされてない。強いていうならダッシュのスピードが速いくらいか。
- モルグレッグ
(登場:激闘!)
ハイジャンプレッグにブースターレッグの効果を付与したレッグ。
モルグの使用してくるストライクバニッシャー型の性能を底上げする性能を持ったレッグであり、無難に扱いやすいものの、ブースター効果の上昇率はやっぱり合法版より減っている。
ただジャンプ距離は減っておらず隙も合法のハイジャンプレッグと変わってないので、ハイジャンプレッグの強化版としてはそれなりの性能。
- ハドロンレッグ
(登場:激闘!)
地上、空中、全ての能力が上がるハドロン専用レッグ。
ファントムレッグ同様かなり器用万能で扱いやすいのだが、ファントムレッグに比べるとワイドジャンプレッグの特性が減っている他、本作のファントムレッグよりも地上の移動性能の高さは控えめ。
それでも地上性能の強化は上記の他幹部の違法パーツよりも遥かに高い。
……初代、V2では大半の違法レッグはゲームの文章では2個のレッグのいいとこどりのような説明がなされているが、その実態はレッグ2つを足して2で割ったような性能で大半が尖りの足りなくなった合法型になり下がっている。
なので初代はゴウセツレッグ一強で次点にミナモレッグ。V2も独自強化のあるゴウセツレッグ、ファントムにないフェザー・ショートバーニア効果のあるナナセレッグとボロンジレッグにワンチャンスあるぐらいで、それ以外は全てファントムレッグを使えばおkというかなりアレなバランスに仕上がってしまっている。
一方、BRのアルティメットレッグも全能力を上げる点で似ているが、上げ幅が抑えられているのでバランス型だが器用万能ではないといった感じの性能。
また他の違法レッグについてもV2のような2つの合法レッグを足して2で割ったような性能ではなく、ベースとなるレッグの尖った部分はそのままにデメリットが消え、さらに何らかの能力をオマケ的に強化するという形になっている。
そのため全能力が上がるアルティメットレッグがあっても役目を食われてしまう事はなく、特定の能力を目一杯伸ばしたい場合は十分に出番がある。
なお激闘!では若干初代、V2と似たような状況になってるようにも見えるが、ハドロンレッグとの差別化の為か、新規レッグにはどれもハドロンレッグの効果にはない独自の強化を施してある。
●ロボ
(タイプ:ストライクバニッシャー)
スピアとランスを合体させたシリーズ初登場の違法型ロボ。
空中ステルスダッシュ5回、ジャベリンのアタックに無敵時間をつけたアタックをもつロボ。連打できるアタックなので威力が低いのでダウンの追撃はボムポッドで行ったほうがダメージを稼げることが多い。無敵の発生が優秀。
空中ダッシュがインチキすぎる代わりに、それ以外の性能はわりと平凡。喰らい判定もやや大きい。
あと通常ジャンプがなぜかシャイニングファイターになっている。
ツルギ、ヤイバが意識をリンクすることでその真価を発揮する。
機体の特殊性ゆえか、公式大会でもエキシビジョンマッチという形で本機でのバトルが許可された。
おそらくこの時は殺傷能力をオミットしたただのレギュレーション違反のロボになっていると思われる。
地上性能はスピアと全く同じ。というか性能的にはスピアとジャベリンが合体したものと言った方が近い。
ちなみにストバニ型の脆さもカバー…はされておらず表示詐欺。実はV2の使用可能な違法ロボの防御系は全て表示より1低い。数値以上のダメージを受けるのはある意味設定に忠実なのかもしれないが…
- メイジェル
(タイプ:セクシースタンナー)
ジェイムスン撃破後に正体を明かしたナナセが用いる彼女専用の違法型ロボにしてV2旅立ち編のラスボス。ラスボスはジェイムスンではありません
ナナセの元々の使用機であるアニーが空中性能に特化したセクシースタンナー型だったということもあり、このロボはそれが更に顕著になっている。
V2では最大回数の4回までの多段ジャンプや長い滞空時間を活かした空中戦を売りにしており、
ナナセシリーズのパーツも牽制と嬲り殺しに特化しているためかなり戦いにくい。
パッと見はセクシースタンナー型の空中ダッシュが空中ジャンプに変わっただけだが、実際はほとんど別物。
素の状態では空中横移動の最高速が全ロボで最も速いのだが、実は元のアニーより空中での加速、旋回、ジャンプ力、落下速度が大きく下がっている。
…と言うより空中での加速も旋回もジャンプ力も多段ジャンプ力も全部ドデカンと同じである。
多段ジャンプはスキが全ロボで最も小さくほとんど硬直がないが、代わりにダッシュ並の着地硬直増加がついている。実は硬直はアニーのコピペ
その性質上、最高速が上がり多段前スキの減るファントムレッグより加速が上がり多段後の硬直の減るナナセレッグの方が相性が良い。
ナナセレッグ装備時は、ワイドジャンプレッグを装備したセクシースタンナー型より加速・旋回・高度・最高速度どれもやや劣っているが、あちらの低性能なダッシュの代わりに優秀な空中ジャンプを4回も使えるため滞空時間が圧倒的に長く、着地スキも少なくなっている。
…なお落下速度までドデカンになるため、ますますセクシースタンナーからかけ離れる。もうこれ違法ファッティバイスじゃね
激闘編にも登場。この時はロボ博士の協力の下で殺傷能力をオミットしたただのレギュレーション違反のロボに調整されている。
どういうわけか『激闘』では偽主人公が自律起動型の本機を持っていたりする。
地上性能はアニーと全く同じ。
アタックもアニーと全く同じモーションだが最後に空高く飛んでいく。フェザー系のレッグだとかなりの高度まで上昇していく。
プラクティスステージ(試し撃ち)の木箱の上でアタック→多段ジャンプを4回出すと(見えない)天井にぶつかる。
どうみても本作最強の空中性能を誇るのだが、なぜか空中能力の表示は8でありファッティバイスやエアリアルビューティーより低い。
- レイIIダーク
(タイプ:シャイニングファイター)
主人公の愛機であるレイIIの違法改造品で、偽主人公が使用する。
ただ殺傷目的で使っていないため違法ロボというよりはレギュレーション違反のロボと言ったところか。
シャイニングファイター型をベースに足の速さをリトル系並みにしました的なロボ。
……実際のところ数値詐欺で、最高速こそリトルスプリンター並になったものの加速がリトルに遠く及ばないため最高速になるまでが遅すぎる。素早さ10(笑)
というか小回りが下がってないだけでフォーミュラレッグ装備のレイⅡと大差ない。
逆に表示ではレイⅡより1しか上がっていない空中能力の方は最高速は据え置きだが加速がエアリアルビューティー以上まで向上している。ダッシュも高速化しているのだが、異常に前スキがでかいためはっきり言って大して強くない器用貧乏である。
…素のままでは。
実はこのレイIIダーク用装備と思わしきファントムレッグを装備することで、地上加速、空中最高速、空中ダッシュのスキを全てカバーできてしまう。
地上はリトル並に高速で移動できるようになり、ワイドジャンプレッグ系での空中最高速の上がり幅がセクシースタンナーと同率で全ロボ最大のため空中性能は凄まじい性能に化ける。
元が器用貧乏のシャイニングファイターとは思えない器用万能機体に仕上がっており、純粋な機動力においてはV2に登場する違法ロボの中で最高の性能を持つ。
アタックもモーションこそレイ系まんまなのだが、1F無敵で超高速の上に威力まで高いと言うマジキチ性能。
なおシナリオ中のニセ主人公がそこまで強くないのは自分のシリーズのパーツを使わない=ファントムレッグも使わないため。
それでも最終戦はワイドジャンプレッグのためその空中機動力の片鱗は見られる。
ちなみに製作者はロボ博士だったりする。
激闘では性能が大きく変わっており足の速さを下げた代わりに空中能力が上がっている。あとバイザーをつけている他アタックの挙動が大きく変化。真上からゆっくり落ちるように相手に向かっていく挙動になった。
(タイプ:その他)
もはやカスタムロボからもかけ離れた風貌の超巨大自律機動型カスタムロボ。V2で唯一プレイヤーが使用できないロボ。
開発コンセプトはロクドウ曰く「自律機動型は人間のコマンダーのような動きはできない。
ならば機動力を棄て、最高の攻撃力と防御力を与えてみてはどうか」とのこと。
機動力は最低だが異常な程高い耐久性、ダウンしないし怯まないスーパーアーマー仕様、広範囲かつ高火力な専用違法装備「ロクドウシリーズ」によって数々のコマンダーとテスト要員として駆り出された不運なやみ戦士の下っ端を葬った。
旅立ち編でも相当なインパクトと恐怖を与えたのに、あろうことか激闘編でも再登場を果たし、再び戦う羽目になる。使えるパーツが大幅に増えてる段階なので落ち着けば旅立ち編よりは楽に戦えるはず。
説明によると1回空中ダッシュが出来るようだがAIは空中ダッシュを使用してこないため意味を成していない。
空中ダッシュするV2のジェイムスンを見たいならば改造ツールの力を借りる必要がある。同じく改造ツールで明らかになるのだが、決してダウンせず怯まないのでマグマに落ちた場合は一瞬でHPが0になる。なお専用レッグにマグマ無効化の効果は無い。常時浮遊しているという解説文は詐欺である。
『激闘』では変形機構が組み込まれ、スカイヤーダッシュが使えるようになっている。
また機体自体が常時浮遊の能力を得たのでマグマの上でも何とも無い。ついでにレッグの解説文も変更された。
タイプに明確な区分は無いが、一応ライトニングスカイヤー型の違法ロボと言う事になるのだろうか?
配信限定とはいえ、プレイヤーも使用可能かつカスタム可能なためかV2の頃より小さくなっている他、各パーツの性能も微妙に異なる。
ただそれでもキャノボットの腕がわざわざ巨大化する程にデカく、通常ロボに(レッグを除く)ロクドウパーツを、逆にジェイムスンに通常パーツを装備させた時のアンバランスさはすごいことになっている。
- ラカンセン
(タイプ:ストライクバニッシャー)
OPにも登場している忍者のような姿をしたオボロの愛機。
空中ダッシュが5回までできるようになっているのは上記のベイオネットと同じ。
地上の移動性能もリトル系のより少し遅いぐらいまでに強化されており地上・空中共に機動力が高い。
ジャンプ力が上がっておりダッシュはわずかに上昇する。
シナリオではこいつに対して3対1(味方一人が違法パーツフル装備のルヒエル)で挑むという相手に対するイジメとしか思えないバトルが用意されている。
- ルヒエル
(タイプ:ライトニングスカイヤー)
セルゲイの愛機。悪の組織のゼクスに潜り込んでいた頃に使っていたもの。
ポリス隊復帰後も使用し続けているが、ポリス隊ではどのような扱いを受けているかは謎。(後述のA.I.R.S.のような扱いなのかもしれない)
地上性能と空中性能(ジャンプの高さ、ダッシュの距離、旋回能力)共に上がっている。
(厳密にはロボではない)アールを除けば、地上戦を無難にこなせるスカイヤーダッシュ持ちの機体という個性もある。
- アルテミス
(タイプ:エアリアルビューティー)
イライザとイザベラの愛機。イザベラは赤いカラーリングの物を使用する。(BRではロボのカラーリングを変えることが可能)
ジャンプ力、旋回力が上昇し多段ジャンプも6回まで可能になっている。
(タイプ:ライトニングスカイヤー)
姿の見えない謎の生物と融合した自我を持つロボ。かつて人類を破滅寸前に追い込んだというとんでもない設定を持つ。
カスタムロボのシナリオ上で初めて殺人を行ったロボ。旅立ち編の後半はこいつに関した話になっていく。
シミュレーション機を含むとシナリオ中主人公以外の数人にも負けてたりする。
ライトニングスカイヤー型の飛行能力、シャイニングファイター型の地上機動力を併せ持つ。
外見は人体模型のよう。
第1、第2形態はまだマシなのだが(第二形態はそれでもかなり強い)、第三形態はWikipediaにすらカスタムロボ史上最強のロボと言われるぐらいに違法ロボの中でも異常な性能を持っている。
- レイレジェンド
(タイプ:シャイニングファイター)
GCのグラフィックから明らかに浮いているN64のレイっぽいグラフィックのロボ。
主人公の父親(のバトルデータ)が使用し、本人も見た目は旧式と言っている。
分類上は違法パーツであるのだが、説明文には違法パーツの記載はない。
ただし性能は全くの別物であり攻撃性能が異様に高く*16空中性能もそれなりに高く、空中ダッシュが6回もでき、ダッシュの速度が上がっている。
ダウン時間がかなり短いアール第二形態よりは長いがダウン時間が短くなっているので追撃を受けにくい。
欠点と言えるのは防御面が異常なまでの紙とかなり極端。
仮にもレギュレーション違反ロボだというのに、合法ロボのリトル系すら下回る圧倒的紙装甲*17である。おまけにダウン中は防御力とは別にガン・ボムポッド・アタックにそれぞれダメージ軽減が入るのだが、レイレジェンドは全て2割軽減しか入らない*18。このためダウン中だろうが他のロボよりダメージを多く食らう。がまん値はエアリアルビューティーと同じなので多少ダウンしにくいのだが。
機動力がそこそこ高いため当たらないように立ち回るプレイヤーの回避スキルが試される。地上性能はレイ01と変わらないため空中ダッシュ6回をうまく使う必要がある。
余談だが主人公の父親はイライザとイザベラが二人がかりでも敵わなかったらしい。
旅立ち編のラスボスであるアール第三形態の一戦前が彼女たち姉妹の操るアルテミス2機(両者違法パーツフル装備)。
そんな彼女たちを余裕で相手取れる父親はどれほどの凄腕コマンダーだったのだろうか…。敵としては攻撃は流石に痛いもののAIの都合上あまり強くない。極端極まりない性能のコイツをAI操作に任せるのは無理があったか。
- レイウォーリア
(タイプ:シャイニングファイター)
上記とは対照的にシャイニングファイターの能力を強化した正統派。攻撃*19、防御、がまん値が強化されて上記と違い弱体化した面も特に無しと、これと言った弱点がなくバランスがいいロボ。レイレジェンドと同じく空中ダッシュの速度は上がっているが、使用回数は2回。
とはいえ、シャイニングファイターにメタルグラップラーの特性が増えた程度なのであまり強さを感じない。
旅立ち編・激闘編のどちらでも使ってくる相手コマンダーはおらず出番がなく、激闘編でデータだけ入手することとなる。
……で、その入手方法というのが激闘編におけるトロフィー取得数によって解禁される大会を含めた全ての大会でゴールドトロフィーを獲得すること。要するにV2でゴールドタワーまで含め全部金トロフィー取れと言うようなものである。
当然非常に過酷な道かつ高難易度であり、要するにこのロボはこのゲームをここまでみっちりやりこんでくれたプレイヤーに対するご褒美パーツということだろう。シナリオ上全く出番がないのも無理はないってものだ。
入手自体が過酷な分達成感がすごいのは勿論、データを貰える際に案内役のポリス隊にメチャクチャ褒められた上にものすご〜く羨ましがられるので非常に気分が良い。その辺で拾ったアールのほうが強いんだけどね…
- スナイプ
(タイプ:リトルレイダー)
激闘!にてグレイバムに所属するラミュの使用する違法ロボ。真っ白な丸い顔に一つ目の外見をしており、その見た目はまるで目玉オヤジ。違法ロボなのにパッケージの割と目立つところに堂々と姿を見せている。
攻撃力と防御力の強化と、リトルレイダーの弱点をカバーする形の違法改造。
改造元と比べると火力も防御も大きめな改造だが、他ロボと比較すると防御はファニーオールドマンと同等と違法にしては控えめで、がまん値の半端な高さからコンボ耐性が若干下がっている欠点もある。
火力は本作で本来攻撃力の下がるリトル系でありながら、通常ロボのパワースタイルに匹敵する火力。
V2では火力低下が無かったことを考えると一見微妙そうだが、高い武器火力や当たり判定の強さと本作のHPの仕様*20により、想定以上にガリガリHPを削りまくるのでかなりの脅威。
それでいて地上の移動性能もそのままなので、ここで戦うことになるマグマの噴き出すホロセウムの脅威も相まって、違法フル装備初戦ながら意外と苦戦させてくる。
また、スナイプや下記のバイオレントボア以外には記載されていないが、激闘!にて初登場した違法ロボは全ての機体がパワースタイル並、もしくはそれ以上の攻撃力の強化を施されている。
- バイオレントボア
(タイプ:メタルグラップラー)
同じくグレイバムのザバルが使用する違法ロボ。名前の物騒さに反してなんかゆるくて黄色いマスコット的外見でどこか可愛げがある見た目をしている。
メタルグラップラーの特徴である武器の攻撃力の上がり幅が非常に大きく設定されており、その上がり幅は全ロボ中(隠しロボを除いて)トップクラスに高い。高火力の近距離ガン等と組み合わせると異常な高火力を叩き出す。
合わせたパーツもその火力を存分に活かせる豪快な代物…かと思いきや、組み合わさってるパーツは全体的に改造元のクセが強く、意外とトリッキーなものが多い。
しかしアタックはパワー機体らしく豪快で、超高速発生かつ異常なリーチで火力も高く、初見では対策が非常に難しい。S型爆風を広範囲にばら撒くザバルボムに引っかかるともれなくぶっ飛んでくるので悲惨。
- フリーダ
(タイプ:セクシースタンナー)
また同じくグレイバムのイグニアの使用する違法ロボ。すごくロボロボしい見た目になっており、ボディラインこそ魅惑的かつ異質な見た目だが一般的にセクシー要素はあまり感じられない。
ダッシュが多段ジャンプに変更されたメイジェルと違い、こちらはダッシュ回数の増加などの基本的な性能の全体的な強化を施された正当強化版。またダウンの時間が非常に短いうえ、ダウン中のダメージも大幅に減少する特徴も持っているのでダウンの追い討ちを狙いにくく無敵時間を利用しての反撃も容易。更に攻撃力もパワースタイル以上の補正が乗っている上に、合わせてあるパーツも異常に攻撃的で攻防共に隙がなく、作中屈指の難関。
ダウン耐性の強化が著しく、機動力の高さは全く衰えていないため、ネット対戦ではその高い機動力により遠距離を維持しつつロクドウポッドをばら撒く戦法が違法パーツ有りのルールで非常に猛威を振るった。
- ナガミツ
(タイプ:ストライクバニッシャー)
そしてこちらがグレイバム首領のモルグが使用する違法ロボ。シナリオ中でも「サムライ型のロボ」としてその存在が度々語られており、その恐ろしい存在や脅威やロボットテロによる本機の出した被害が多く語られ、チャンピオンのハジメの親父を撃ち殺した、ハジメおよびその妹サキの仇。一度はハジメに撃ち倒されるが、その行動には裏があり… などなど、ボスクラスの愛機だけあってシナリオ上でもかなりの存在感を放っている。専用ホロセウムも大ダメージを与える刀が飛び出すなど色々派手。
肝心の性能はというと、前述のバワースタイルを凌ぐ攻撃強化に加えて全体的な性能が強化され、ストバニの違法なだけあって当然空中ダッシュの回数も増加しており、3回ステルスダッシュを行える。…もう一度言うが、違法で3回である。
…前述のベイオネットやラカンセンの説明を読んだプレイヤーは「あれ?」と思ったかもしれないが、これには事情があり、激闘のストバニはステルスダッシュが2回に減少されるという大幅な弱体化を喰らっている。そしてその違法改造の本機もそのダッシュ回数減少に合わせるように空中ダッシュの追加回数が減らされてしまってしまった、というわけである。
シナリオでの扱いが壮大だったがためにこの事実に思いっきり肩透かしをくらったプレイヤーは多く、他違法の2機どころか、3回ダッシュができた前作の合法ロボ達とすら比較されてしまい、プレイヤー(特にV2経験者)からの印象は非常によろしくない。一応本作にはダッシュ回数を増加するレッグが存在するため一応それでカバーすることもできなくないが、それでも4回と微妙な数値となってしまう。
- ハドロン
(タイプ:ライトニングスカイヤー)
そしてそのグレイバムの首領モルグが、ネオブレインを利用し極秘に開発していた、本作最強の違法ロボがコイツである。雄牛のような角と全体的に細身の姿が特徴で、有機質な関節に全装甲が不気味な黄金で彩られた禍々しい見た目をしている。
「グレイバムの野望」と称し、軍事目的で作られた自律起動ロボで、開発段階で紆余曲折ありつつも完成。無限ともいえる膨大なエネルギー源ととある人物の強力な戦闘データを搭載したかなり強力なロボで、デモンストレーションと称し多くの登場人物に致命傷を負わせ、自身の能力により暴走させた警備ロボと共にグレートロボカップの舞台の上でメチャクチャな暴れっぷりと圧倒的な強さを見せつけた(名前有りのキャラクターが2人ががりで挑んでも全く歯が立たなかった)。
その後グレイバムの本基地にて主人公によって一度は撃破されるが、グレイバムの野望を真っ向から潰され意気消沈し、側に跪いたモルグをなんと悪夢のような光景と称される悍ましい光景を見せつけながら彼のエネルギーを吸収し食い殺した上で覚醒。完全に自我に目覚めた。知識も吸収したためか喋る上にグレイバムに関する諸々まで継承したため実質的なグレイバムの首領となって自ら襲い掛かる。怖い。
その直後再び戦闘になるのだが戦闘開始するや否やいきなり無敵化してくるため、その際はどう足掻いても倒すことができない。所謂負けイベントなのだが、ここの試合もしっかり全試合の勝敗数に適応され強制的に負けが1つカウントされる。全勝が無理なのを仕様にしてくるのはどうなんだ…。
度重なる疲労と甚大なダメージにより主人公の精神エネルギーも尽き、まともに戦えるコマンダーが実質存在せず最早打つて無しまで追い込まれるが、数多くの仲間からの救援と怒涛の展開により主人公は復活。お互いが常時ソウルブースト状態で覚醒する壮絶な激闘の末に撃破され、最期には自身の野望をうめきながら爆散。今度こそ完全に倒された。
武器の攻撃力が高く、硬く、地上空中ともに移動力も優れているとアールのような万能機体。ダウン時間が短縮されているため追撃もしにくくとにかく攻守共に隙がない。
スカイヤーダッシュが無変形だったり、地上と空中で個別のアタックがあったり、アタックの音声もハドロン独自のキレがすごいサウンドだったり、武器の発射時に専用モーションが用意されていたり、ロボ選択画面でも独自の立ちポーズだったり、専用ホロセウムと専用BGMとロボなのに会話用の専用立ち絵まで用意されたりと演出面もかなり優遇されている。パーツの項目で述べた通り肝心の専用パーツは普通に使うと全部隙だらけでスカイヤーダッシュと併用しない限りものすっごく使いにくいのだが
先述した通り歴代で登場した全ロボで唯一空中でアタックが可能な仕様を持つロボ。空中アタックはライダーキックのような感じである。地上のアタックによるアッパーのカチ上げと大ジャンプからうまいことやると空中アタックで追撃ができる。しかしコンボを想定してないので連続で当てるのには少々工夫がいる。どちらかというと空中からの奇襲向け。
設定からしてこいつもかなりとんでもない存在だが、こんな奴でもアール系統に比べれば専用武器の性能は常識の範囲内でありダウンも狙えるし装甲も異常ではないのでまだ可愛いもんである。デカドンが対戦条件にやたら金(黄金)を要求するのを、散々黄金であることを強調されまくったコイツのことかと勘違いしたプレイヤーは少なくないと思う。
- ダークサム
(タイプ:シャイニングファイター)
GXに登場する闇バトル参加者のカンザキの愛機。
ソルMkⅡの色違いの様な外見をしている。
闇バトル参加者が表の大会に参加している時は、改造元の色違いの合法の機体を使用している。
攻撃力が上昇している他、全体的な能力もそこそこ上がって扱いやすい。ただしダッシュの特徴の無さはそのまま
- メシエ
(タイプ:エアリアルビューティ)
GXに登場する闇バトル参加者のアカネの愛機。
プルートの色違いの様な外見をしており、作中で「プルートを違法改造した」と改造元がしっかり言及されてる結構珍しい違法ロボ。
移動速度が速くなっており、長所伸ばしの改造となっている。更にダッシュ隙を消せる特徴を活かして高い機動力と小回りの良さを見せる。
- デビルレックス
(タイプ:メタルグラップラー)
GXに登場する闇バトル参加者のロバートの愛機。
アイアンレオの色違いの様な外見をしている。
アイアンレオはニカイドウ製のロボなのだが、これもニカイドウ製だとするとどっちが先に作られたかは不明。
元の防御力の高さもさることながら、GXで使用可能なロボの中では最も高いがまん値10を誇り、立て続けに攻撃を喰らってもなかなかダウンしない異常なしつこさを武器に、ガイオウガンなどを装備したゴリ押し戦法やオーバーロード上等の強引な攻め込みが強力なロボ。
後述の幹部級とはまた違う独自の突出した強みを持つという、作中でも地味に優遇されてる機体。メーカー補正だろうか…?
- ヘルファイア
(タイプ:ライトニングスカイヤー)
GXに登場するニカイドウの四天王のリュウジンの愛機。『ジゴクのごうか』。
パトリオットの色違いの様な外見であり、カラーリングは青色のパトリオットと反対に赤色となっており顔つきも悪い。
パトリオットは表の大会でリョウを名乗っていたリュウジンも使用している。
旅立ち編の途中まで物語の中心となるエネルギー研究所に潜入した赤いロボの正体。
同作に登場する同じくライトニングスカイヤーベースの軍事用ロボA.I.R.S.と比べると、バランスを良くしたあちらに対してこちらは一点特化の長所伸ばしの改造が施されており、本作ではロボの攻撃の数値は通常スタイルが5、パワースタイルが7に設定されているが、本機はMAXの10に設定されており(従来の方式で計算するなら実にパワースタイルの1.4倍近くの攻撃力補正があることになる)、作中最強の攻撃力を誇る。
旅立ち編ではGXでも屈指の極悪性能であるリュウジンガンをこの攻撃力補正を上乗せしてぶっ放してくるので非常に凶悪。
それ以前の本気を出してない闇大会終盤やストーリー後の激闘編でも異常に攻撃性の高い武器*21ばっかり組み合わせて更なる攻撃力の上乗せをしてくるのでゲーム全体で見ても危険な存在。
- クレイモア
(タイプ:ストライクバニッシャー)
GXに登場するニカイドウの四天王のカミーラの愛機。何気にかなり貴重な女性型ストライクバニッシャー型。
同じく女性型ストバニであるクナイの色違いの様な外見であり、カラーリングが水色になり水や氷を連想させるような姿となっている。
ダッシュ回数の概念がない代わりにステルスダッシュの距離が延長されている他、素の機動力も大幅に上がっている。
他のニカイドウの四天王の違法ロボはパスワードを使わないと入手できない*22のだが、唯一普通に販売されている。
しかし、非常に高額であり上記の闇バトル参加者のロボの3倍近くの価格となっている。
- ビッグフット
(タイプ:メタルグラップラー)
GXに登場するニカイドウの四天王のガイオウの愛機。『ゆきのキョジン』。カスタムでは背景と同化してるので一見わかりにくいがタイガーグレアの色違いの様な外見。
メタルグラップラーの違法ロボは上記のデビルレックスもいるが、こちらは防御力の方が高く使用可能なロボの中では最も防御力が高い。
当然防御の数値はカンストの10。それでいてがまん値も高水準。
旅立ち編ではこの防御力を活かしたガイオウガンでの接近ゴリ押し戦法を使ってくる。
- デモンブレイズ
(タイプ:ミスティミラージュ)
GXに登場するニカイドウの四天王のヤナイの愛機。『アクマのトイキ』。
デッドフェイスの色違いの様な外見。
機動力が上がった他ダッシュ速度が向上しており、姿を完全に消せるミラージュダッシュを活かしやすくなり相手を錯乱しやすくなる。
激闘編ではその特徴と隙の無さを存分に活かした嫌がらせ戦法を披露してくる。
- ダークキメラ
(タイプ:その他)
超大手企業ニカイドウ・グループが裏で密かに開発した軍用カスタムロボ。未完成品ではあるが、この時点でヤナイが使用を躊躇うレベルのとんでも無い代物。
ニカイドウによると町一つを壊滅させられるらしい物騒なロボであり、市販のパーツではかすり傷ひとつつけられない。
外見は非常に巨大なボディで、全身が銀色のカラーリングとなっている。キメラの名の通り、ニカイドウグループの幹部が使う違法ロボを掛け合わせた外見をしている。
自律機動型ロボとして作る予定だったのか、ニカイドウが目を付けた主人公(GX)の優秀な頭脳とその友人のユウスケが持つ行動力・決断力(ニカイドウ曰く“勇気”)を持たせる予定だった。しかし、2人が拒否したため、自律機動を断念。最終的には追い詰められ正気を失ったニカイドウ自身が自らダイブした。
ダイブをするには薬物による身体強化などをしなければならず、使用者は最終的に薬物の使用によって増幅した反動を受けて廃人となってしまう。
劇中では前のバトルで薬物により強化されたニカイドウを軽くあしらったコウシロウを、その圧倒的なパワーで一瞬で撃破。続けてニカイドウは組織内の全エネルギーをダークキメラに充填。続けて主人公が挑むも一切ダメージを与えることができない。ここまでか…と思われたその時、ポリス隊のマモルが現場に駆けつけ、軍用ロボのA.I.R.Sを渡される。それを使用した主人公により撃破され、ダークキメラは活動停止。ニカイドウはダイブ時の反動をモロに受けてその場に倒れ、廃人となってしまった。
ちなみに、未完成である為か脚部パーツが存在せず、動きが非常に鈍い…のだが、それをいいことに長距離でちまちま攻めているとものすごい長距離ステルスダッシュで一気に間合いを詰めてくる。あんな図体デカい機体が目の前まで急接近してくるので心臓に悪い。
機能停止の後はニカイドウらと共に崩壊した基地の下敷きとなった…のだが、激闘編では闇の大会でまさかの再登場。旅立ち編の悪夢再来である。こんな危険なデカブツあそこからどうやって持ってきたんだ…
この時は自律機動型ロボであり、あちらほど性能も強力じゃないのか合法違法問わず何のパーツでも倒す事ができる。
- ライジングキメラ
(タイプ:その他)
ダークキメラの完成形にして本当の姿。全身が黄金色となっている。通常プレイ中では一切出現せず、期間限定イベントの配信かBRとの連動で解禁される。クリア後にとある場所で開催される「あやしい地下バトル」にて管理人との地道にめんどくせえ質問に答えた後その姿を現し、戦闘になる。
待望の脚部の追加でダークキメラの弱点であった機動力が大幅に高まり、サイズに不釣り合いな速度で移動する。各種装備も強化されており、戦闘力はダークキメラの比ではない。単純な性能の強化だけでなくそれぞれの攻撃の挙動も大きく変化しているため、ダークキメラとは違った戦い方を強いられる。
ただ高い機動力を得た代償なのか妙に脆くなってるため、戦法の変化による相性もあって人によってはダークキメラよりこっちの方が倒しやすいかもしれない。パーツによる制約は無く、どのパーツでも倒すことができる。合法パーツで張り合うもよし、違法パーツの威力を存分に見せつけるもよし。もしもA.I.R.Sを持っているなら再び戦わせてみるのも良いだろう。
無事撃破すると管理人の賞賛の声とともにキメラパーツ一式…ではなく、賞金として5000Su*23を貰える。ラスボスクラスのロボ、しかも強化版を倒した割にはショボくないか…とはいえこれ以降も何回も連戦が可能なうえ、1戦における稼ぎの量は作中1番であり、違法パーツの値段がべらぼうに高いのも相まって慣れたプレイヤーからは稼ぎの場として利用されることも…。
ジェイムスン同様、ダークキメラ、ライジングキメラ共に入手手段は存在せず、プレイヤーが扱うことはできない。劇中で語られた危険性の高さはもちろん、グラフィックや待機画面の特殊性から完全に敵専用のロボとしてつくられたものと思われ、各パーツの特徴も後々データなどから詳細が明らかになるアール一式と異なりパーツの詳細は全て不明(Unknown)のままである。仮にプレイヤーが使えたとしてもその図体のデカさが災いして全体的に壁の多い大半のGXホロセウムとの相性は最悪だろうし、本作の違法パーツの制約の厳しさもあって使い所はジェイムスン以上に少なさそうだが…
●特殊タイプ
- A.I.R.S.
(タイプ:ライトニングスカイヤー)
主に悪の組織によって作られた他の違法パーツとは異なり、ポリス隊仕様の軍用カスタムロボ。
性能はレイスカイヤーを全体的に強化したような感じで、各スタイルのいいとこ取りの性能になっている。*24外見は金色のレイスカイヤーとなっている*25。
作中ではダークキメラに対抗するために主人公に貸し与えられることになり、事件解決後は「軍用のロボを民間人が持ってるのは危険だから」とのことで署長に返却することになる。
その後はクリア後にパスワードで挑戦することが可能になる隠し大会をクリアすることで再び一式ごと入手可能*26なのだが、厳密な定義ではポリス隊でない主人公が所持する本機はれっきとした違法ロボである。主人公の才能を見たポリス隊の署長から同型でありながらも特殊な機体*27を直々に渡される形になるので、所持する分には問題にはならないと思われるが…。ちなみに表大会で本機を使ったら普通に違法判定になる。
激闘!でも、かつて配信やWi-Fi対戦などでレイスカイヤーを入手した後、ポリス隊に関わるとある人物と戦うことで入手できた。*28こちらでもポリス隊の所持する軍事用ロボという扱いの模様。
元となったレイスカイヤーの防御を下げた代わりに、全体的な移動能力とアタックの性能の大幅強化、2回使えるスカイヤーダッシュ、メタルグラップラー型すら凌ぐ圧倒的な攻撃力と、色々すごい性能になっている。
また前述のレイスカイヤーを入手する際、本機に合わせた軍用パーツ一式も一緒に入手できる……のだが、無難に性能の良かったGXと比べるとなんというか、使い所に困ってしまう性能になっている。
ちなみにロボを除いてそれと同じ各軍事パーツを、チャンピオンのハジメが激闘編の最終盤で使用してくるのだが、そちらを倒してもそれらのパーツは入手できない。
- カラット
(タイプ:リトルスプリンター)
試作機なので厳密には違法パーツではないがレギュレーション上は違法パーツに分類されるので一応。
カスタムロボの大手製作会社ラムダ社の社長令嬢にして会長の孫娘のカトレアの機体。
リトルスプリンターの弱点であった防御力とがまん力が大幅に改善されている。
しかも半端な強化になっておらず、数値だけならシャイニングファイターを若干上回る程度の耐久性能を持つ。
同時に装備してくる試作のカラットパーツ一式も強烈なパーツが揃っており、かなりの強敵。*29
更にアタックが大きく上空に飛んだ後相手に向かって突撃するという、これまた強力かつ豪快なもので、その上大きく後退し元の位置に戻る挙動がアタック後の隙をカバーしているので対策が非常に難しい。
かつてのオンライン対戦ではこのアタックを連打する戦法がラグなどの影響で異常に強かった。
ちなみに激闘!作中ではカトレア自身グレートロボカップに出場しているが、その際どんなロボを使っているのかは明かされない。リトルスプリンターを使用していることは作中で語られており、ピコやフレアといった一作目のロボの存在を語るモブ研究員もいるため、作中未登場だがおそらく初代からの愛機ベルを使っていると思われるが…まさかグレートロボカップという大舞台で試作機のコレを使うわけがないだろうし…
- ドラムカンロボ
(タイプ:シャイニングファイター)
V2よりシリーズ恒例となった雑魚ロボの一つで、ドラムカンロボはBRに登場する機体。
各パーツの性能はV2のヒヨコロボに準じたものになっているが、体格は大きめになっていて見た目(骨格)はトリックフライヤー型に近い。
喰らい判定がヒヨコロボよりも大きいため、パーツ性能はほぼ同じとはいえ微妙に弱体化されているともいえる。
シャイニングファイターの防御面が弱体化しており、防御力自体がある程度下がるのに加え、ダウン耐性はBRの全ロボ中最低である。
しかし防御力が最低で僅かながらダウン耐性のあるレイレジェンドに比べれば、ダウン復帰後の無敵時間を得やすいだけマシ……かもしれない。
本来は違法パーツではないが、ルール設定で違法パーツを禁止にするとプログラムミスなのかこのロボのパーツ一式まで一緒に規制されてしまう。
なおシナリオの激闘編で使用した際はきちんと合法パーツ扱いされておりペナルティは発生しない。
【特殊例】
合法パーツなのに明らかに違法パーツじみた性能と特色を持つパーツ達。誰が呼んだか「脱法パーツ」。
- マグナムガン
(改造元?:ショットガン)
初代から登場するガン。威力と射程が上がっている。
近距離ガンのくせにそこそこの射程、近距離ガンらしい高威力、恐ろしい発射速度を兼ね備えたインチキガン。
ショットガンのほぼ上位互換的な性能なのだが、その下位互換であるショットガンですらマグナムガンの下位互換というのが欠点なだけで合法パーツの中ではかなり強い部類。
ラスボスのマモルの切り札であり狭いフューチャーコロシアムもあってデタラメなまでに強い。
シナリオ攻略でもコイツを装備したロボに勝ちたいならまず間違いなく近距離ガンを選択してはいけない。カスタマイズ相性に加え、地の利まで抑えられたジロウはよくマモル相手に善戦できたものである。
その強さとラスボスのパーツ故に当然シナリオでは使えず、違法パーツどころか完全に隠し武器のポジション。
本来の名前はマモルガンのはずだが、微妙に名前を間違えられたのかマグナムガンと表記され違法の表示がなくなってしまっている。
というかレイで先端カス当たりでも100ダメっておかしいだろ
V2でも違法パーツをまとめてゲットできる闇エリアをクリアした後に出現する施設で入手するのでやっぱり違法パーツと思われるのだが、設定ミスのためかまた合法パーツに分類されている。
これをストバニにつけてステルスダッシュで接近して撃ち込む通称ストマグが流行した。
あまりに強いので当然と言うか新作になるたびに弱体化されていった。
ちなみにV2以降と初代の本ガンはぶっちゃけもはや別物であり、V2は強化型ショットガンといった感じだが、初代のはV2よりも射程が長い上に前述の通り先端だろうがほとんど威力が減衰しない上にリロードも明らかに早い。その為V2以降とは異なり先端を当てて連射した方が強いというあり得ないレベルのぶっ壊れガンである。ついでに言えばスプラッシュガンすら赤子扱い出来る。
というか、先端なら3発ぶち当てることも可能。ネタ抜きにこんなのを相手に善戦できてたジロウは凄い。
おそらくこのパーツが合法扱いなのは、冒頭で触れたように、他の違法パーツ同様に強敵を演出するための措置と思われる。
いかにチートじみた強力な性能であろうと、表のチャンピオンに違法扱いのパーツを使わせるわけにはいかなかったのだろう。
- スプラッシュガン
(改造元:なし)
初代から登場する、V2最強のガン。
威力はたったの5しかないが発生、攻撃範囲、連射性能、持続時間、後スキの無さの全てが狂っており、その圧倒的な高密度弾幕で全ての近距離ガンを一方的に蹂躙する。おまけに射程も若干長め。
このガンの前ではストマグだろうとロウガガンだろうとむしろほぼ全てのガンが赤子扱いである。流石に初代マグナムガンには勝てないが。あれはあっちが更に狂いすぎているだけであるが。
ガンそのものダメージは極端に低いため、ガンだけを連打してるだけでは真価を発揮できないが
ほぼ全てのロボを一発かすらせただけで連打から拘束orダウンさせられるため、アタックやボムやポッドでコンボすれば普通に火力が出てしまいもはや手が付けられない。
他の全ての違法ガンより違法な性能をしているにもかかわらず合法ガンという表示になっているがきっとバグだろう、うん。
プロフェッサー・クサマの最終兵器でもあり、ラストステージ・ゴールドタワーの門番として例によってフューチャーコロシアムで登場。
CPUの入力精度も合わせてとてつもない弾幕を浴びせてくる。着地硬直がほぼないバーニングビーストに着地硬直軽減のグランダーレッグをつけ、ジェミニボムBを地上でも空中でもバンバン撃ち分けてくる。どう考えてもこの後のモブ軍団より強い。
先の通りほぼ全てのロボを一発かすらせただけで連打からダウンさせられるのだが、唯一それができないジェイムスンだけは苦手。ロクドウ(CPU)以外使えないのでだからどうしたという問題だが
自分のロボ以上の機動力をもつロボに中距離以上のガンで来られるとなかなかキツイので無敵な訳では無い。
- ファングブロー
(改造元?:ダークネスブロー)
上述したダークネスブローの改造元であるGXに登場するファングガン。何故か中~遠距離ガンになっており、αショットはV字、かつ山なりの軌道で飛ぶ速い弾が左右3発ずつ、βショットではまっすぐ飛ぶ弾が3発飛ぶという正直牙要素以外はほぼ別物。
だがこの範囲の関係上、ややステージを選ぶ面はあるがある程度大きなステージや障害物がそれなりのステージでは猛威を奮う。
先ほど記載した通り、αショットは違法改造された筈のダークネスブローのほぼ上位互換になっているという恐ろしいガン。
ダークネスブローというガンは決して弱いガンではなく、むしろ違法として正統派にかなり強い部類のガンであり、ファングブローの違法改造なだけありβショットの貫通性能など確かに違法であるとは感じさせてくれる。
なのだが、弾道の関係で撃ちあえばほぼ確実に合法型のこっちの方が競り勝ち、普通に使ったとしてもこちらの方が強みが大きく目立ってしまうという「違法は違法で強いはずなのに、むしろ合法のこっちの強さが際立つ」という代物なのである。
……そしてGXにおける激闘編でのGXランク、パスワードを除けば表の大会ではラストとなるエンペラーカップの第三戦でライバルのマユズミがこのファングブローの恐怖を思う存分教えてくれる。
壁が一切ない開けたステージでボムとガンナー*30が対近距離カスタマイズで固められ、しかもこのようなステージでこそ最大の機動力を発揮するライトニングスカイヤー型という、隙の無い編成でGX屈指の難関として語り草となっている。
ファングブローは挙動の関係で接近されると弱いのだが相手を強く弾き飛ばすボムとガンナーがそこをカバーしており、かといって距離を取るにも半端ではステージに遮る壁もなくガンの射程も長く、弾も速く、誘導性も高いため避けるのも難しい。
強引に接近して被弾上等で無理矢理ダメージレースを制すか、ひたすらに大きく距離を取り逃げ回って地道に削るか以外では安定して勝ちにくい。*31
ちなみにこのパーツ、上述のマユズミ以外にも、旅立ち編にてナナセやハヤオといった強豪コマンダーが使用してくるため、意図的にこのような極端かつ強力なパーツ性能に調整された節がある。多分マグナムガンと似た感じで強敵を演出するためと思われるがなにもここまで極端にしなくても…。
尚、こんな恐ろしい性能をしているのにそろそろ中盤にさしかかる辺りの割と早い段階でプレイヤーも使用可能。ベーシックステージ辺りならほぼ問題なく使用可能なので、存分にそのとんでもない強さを振るってやろう。*32
- アクロバットボム
使用者の足元に落ち、爆風に当たると大きく跳ね上がる特殊なボム。
ロボ単体のスペックでは届かない高い高度まで上昇することができる。
ダメージは0だががまん値はわずかに減少する。よってがまん値が最低のリトル系および最弱ロボはその場ですぐにダウンしてしまいまともには使えない。
一応、Bを長押ししてカーソルを動かせば相手に直接当てることも可能。
着地間際にボム→ガンの順にタイミング良く撃つことによって、スナイパーガンやグライダーガンやドラゴンガンなど後隙の長いガンの隙を消したり2連射したりといった使い道もある。
地上でもB→Aとタイミング良く押せば地上撃ちを撃った直後に跳ね上がる。トリケラオーだけは姿勢のせいか不可能。
一応、連射系のガンでもできなくはないものの、ほとんど利点がない。仮にレイフォールガンでやると1発しか出ない。
欠点としては、ボムの枠が移動(立ち回り)専用になり攻撃の手数が減ること。ガンとポッド、特にポッドの選択が肝になる。
高空から一方的に攻められる態勢の維持を徹底したり、上述の隙消しを用いてガンも牽制や追い込みに参加させたりと、何かしら手数の少なさを補う工夫が必要。
これだけなら通好みの風変りなボムで終わっていたはずだが、このボムを悪用利用した凶悪な戦法が存在する。
ファニーオールドマン型+フェザーレッグと併用すると、超高空へと超長時間滞空でき、相手の攻撃の届かない位置から一方的に攻撃・爆撃が可能。
相手側は再度ボムで跳び上がる瞬間を狙う必要があるが、着地間際のポッド主体の牽制・迎撃にも対処しなければならない。
ざっくり言えば、着地際の一瞬以外は常時無敵になっているようなもので、超高空ゆえにボムポは完全に無力化、一部の無限射程のガン以外では手出しできない状況に陥る。
それらのガンによる攻撃もガン単独での攻撃になるため、飛んでいる側のミス以外で当たる見込みはまずない。
また、飛んでいる側も攻撃に当たらない(当たりにくい)だけで、攻撃手段がガンとポッドしかない点は普通の使い方と同じ。
お互いになかなかHPが減らず、我慢比べ持久戦・消耗戦の展開になってしまうことも。リトル+スマッシュボムがぶっ刺さる。
ファニーオールドマン型以外では、ファッティバイス型でも使われることがあり、こちらは通称アクロデブ。
有力なカスタマイズではあるが、レギュレーションに抵触するかどうかは微妙なライン。
素のジャンプが低く、がまん値に優れ跳べる回数が多い、メタルグラップラー型と組み合わせる構成もある。
がまん値最低ロボではノーダメージでダウン(ダウン追い打ちはダメージが減る)とリバース(起き上がり無敵)を得るという逃げの手段となる他、設置系のガンを撒いておいてこのボムでわざとダウンすると既にダウンしているのでガンを受けてもオーバーロードにならない(ダウンとリバースの間に設置したガンが攻撃する)という戦法が有効かはおいておいて成立する。
『激闘!』ではこれのポッド版であるアクロバットポッドが登場した。
使い方はノータイムで即爆発し、連射が効くという性質を除けばボムとほぼ同じで、こちらはボムの枠を自由にしたい場合に用いる。
しかし即爆発する性質が、ガンの硬直消しに使えない等かえって汎用性を狭めてる面もあるのと、ボム以上にパーツの選択が難しくなるため、強力ではあるがアクロバットボムほどの脅威的な性能にはなっていない。
…言うまでもないが、ボムとポッドの両方をアクロバットパーツにしてもネタならともかくあまり意味はない。
- セクシースタンナー型+ワイドジャンプレッグ
タイトルがカスタムロボだけあって当然カスタマイズが肝となるのだが、中にはTCGのように特定の組み合わせがとんでもない事になってしまうケースがある。
本項でも既に触れられている「ストライクバニッシャー+マグナムガン」や「ファニーオールドマン+アクロバットボム+フェザーレッグ」が具体例。単独では合法なのに組み合わせると脱法というのは現実でも聞く話である。
この組み合わせの場合は一回のジャンプでホロセウムの端から端を一気に移動できるという圧倒的な機動力を得る。元々の高く速いジャンプも合わさりホロセウム内を縦にも横にも高速で飛び回れるため半端な攻撃は当たらず、圧倒的な足回りでの距離調整力は近距離カスタムも遠距離カスタムも扱えてしまうほど。
- コメット (『激闘!』)
この作品ではエアリアルビューティ型のパワースタイルではなくアーマースタイルのロボとして登場する。
スタイルの変更はあったが、相変わらずアタックの無敵発生は早いまま。
それが何を血迷った間違えたのか、違法(脱法?)改造によって後隙が大幅に軽減されている。
そのためネット対戦ではラグの影響*33もあいまって、アタックを連発されると隙を突くことが困難で、お手軽かつ強い厨戦法として成立してしまっていた。
後述の今作のSランクポッドアンブレラポッドとの組み合わせもよく見られ、もともと高性能なアイドリングボムDや、スナイパーガンやグライダーガン等の(中~)遠距離ガンとセットで使う厨房コマンダーが大量発生した。
こうした見飽きた当時流行った構成の略称あるいは俗称としては、米砂ID傘(コメット/スナイパー/アイドリングD/アンブレラ)……などと激闘コマンダーの間では呼ばれる。
これは推測でしかないが、開発側の意図としては、ストバニや近距離ガンの弱体化と合わせて、接近対策に使える攻撃全般が強化されているフシがある。
コメットのアタック(やアンブレラポッド)の調整もその一環である可能性がある。いささか強化し過ぎてしまったようだが。
- アンブレラポッド (『激闘!』)
ボタンを押すと頭上に発射されすぐに爆発し、空中に3つの爆風が傘状に展開するポッド。
地上では斜め上に、空中では低い角度で斜め前方(発射方向)に飛んでいく。
爆風の表記(英字)はないが、性質はB型で、当たると横に吹き飛ぶ。
爆風が3つ同時に出るため、相手を正面で捉えれば2ヒット以上することもあり、うまく当たれば火力も高い。
爆風が頭上に出る都合上、原則、地上にいる相手に対しては当たらないようになっているはずだが……。
発生が早く爆風の持続も長いことから、主に対空迎撃や空中からの接近を妨害するために使う。
上方向にふっとばす武器・アタックと合わせて、コンボパーツとして活用することもできる。
中距離以遠では一切機能しない。ボムと違いカーソル操作もできないため、完全に近~中距離専用と割り切ってカスタマイズするパーツとなる。
概ね『V2』や『BR』と同じ使い方ができるが、それだけならここに挙がるパーツにはならなかったはずだった。
いざ蓋を開けてみれば、爆風の位置が低いせいか攻撃判定がでかいせいか、リトル系に持たせると地上の相手に直接ヒットするというとんでもない調整ミス代物だった。
他のロボが使っても、空中撃ちをメインにバラ撒いておけば、接近防止には十分過ぎる効果があり、近~中距離カスタマイズの脅威はかなり薄れる。
使用しているガンによっては、ヒット後に追撃を狙うことも可能なので、迎撃用パーツのはずが攻めの起点としても使えてしまう万能さすら併せ持つ、DS時代最強の脱法ポッドだった。
【(おまけ)カスタムロボV2における対戦レギュレーション】
オフ会やネット対戦では以下のレギュレーションが適用される場合があり、その場合はそれに沿ったカスタマイズでのバトルを行うことになる。
つまるところはこの項目に記載されるようなパーツは禁止にして戦いましょうというルールであり、ローカルルールの延長に近いのだがオンラインで不特定多数のコマンダーとバトルを行うつもりならば、レギュレーションの事を覚えておいたりそれに沿ったカスタマイズを用意しておくに越したことはないだろう。
広く使われているレギュレーションで禁止されるパーツは
- 違法パーツ全て
- スタンガン
- スプラッシュガン
- フェニックスガン
- アクロバットボム
組み合わせての使用が禁止されるのは
- ストライクバニッシャー+マグナムガン&ショットガン
- セクシースタンナー型+ワイドジャンプレッグ
- ファニーオールドマン型+ハイジャンプレッグ
となる。
お察しの通り殆どは本項目で名前の上がっているパーツである。
本項目では記していないがスタンガンはこちらにあるように禁止扱いもやむなしの代物。おおむね隙の無さに対してリターンが大き過ぎるという理由。
フェニックスガンは改造後であるコテングガンの項目で触れられているがこちらも大概な性能。当たり判定の大きいロボには辛すぎるという面もあるだろう。
残るファニーオールドマン+ハイジャンプは同型ロボ+アクロバットボム+フェザーレッグに次ぐジャンプの高さと滞空時間を得られてしまうので、ボムでの再浮上こそしないがアクロバットボムの項目に書いてあるような塩試合一方的な展開になりがちである。
追記修正はガンを使わずにお願いします。
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*2 ホロセウムなしだとダメージフィードバックが増すらしい上に流れ弾が自分に来る可能性を考えたらホロセウムありの方がやりやすいのかもしれない。自律機動型を扱うホムラでさえ自分の近くで自律機動型を現実世界でバトルさせた時はガンだけ違法のカスタマイズだし、後に現実世界で半ば強引に戦うことになるミナモも同じ条件だった。尚、激闘!では現実世界でのバトルでポリス隊が流れ弾(と称したコマンダーに対する直接攻撃)で負傷する描写がある。
*3 激闘!におけるコマンダーとしての強さを示すランク。13段階あり、このランクの大きさがゲームの進行にも一部関わってくる。
*4 その該当する一部ミッションでは、最後の一戦以外が違法パーツを使ったバトルがしたい一般コマンダーと違法装備を指定されてのバトルになるのだが、この時のモブは気絶こそしないものの、台詞が勝利敗北共に違法パーツの危険さとヤバさが妙に生々しく表現されている。そもそも激闘!自体違法パーツの描写や設定が相当生々しいというのもあるが…。
*5 SNKの格ゲーボスのような超反応AIを使うなら話は変わるが、カスタマイズを目玉要素とするゲームなので、カスタマイズで攻略できる余地を残さないと理不尽さが上回ってしまうだろう
*6 違法アリのマッチングに合法パーツのみで乗り込むことも出来た
*7 後の作品のBRで登場したレフト5ウェイガン、ライト5ウェイガンはこの性質を受け継いでいる。
*8 ちなみにオーバーロードしないガンは本作が初出だが、激闘!には他にもサジタリウスガンやジャイアントガンがオーバーロードしない特徴を持っている。前者はチャンピオン補正、後者は単純に強化目的だろうか。
*9 初代のストレートボムはG型とS型で弾速が異なる。S型の地上撃ちはサブマリンボムと同等の遅さ、空中撃ちでもG型よりは遅い。
*10 ちなみに残りのポッドとレッグはコテングのものとは全くの別物。
*11 カウントの最大値は255。
*12 GXの闇大会はどの大会にも自律起動型の相手が存在し、ナイトメアカップに至っては全部が自律起動ロボだったりと、嫌というほど大会会場が自律起動型ロボで溢れかえっている。
*13 GXでは3D作品におけるG型やP型などの縦に伸びる爆風の役割がほぼこのボムひとつ(爆風は引き寄せのR型、上方向に飛ばすU型、下方向に落とすD型の3種)に任されている。
*14 というかGXのR型爆風のボム自体がV2のT型爆風のサイズはなんだったんだよって思わせるほどデカく、GXにおけるノーマル爆風と同等の爆風サイズが大半。単純に引き寄せても壁で遮られやすい2D作品だからこそ許されたのだろうか?
*15 というかコテングは何故かレッグが何であろうと空中ダッシュをしたがるので大変弱い。
*16 ガンボムポッドの攻撃力1.5倍・ガン発射後の硬直10%軽減
*17 レイ01比で被ダメージ1.6倍
*18 ガン・ボムポッド・アタックの順にシャイニングファイターでは70%・50%・70%、リトルレイダーでも50%・40%・50%
*19 ガンボムポッドの攻撃力1.1倍
*20 激闘!ではゲームスピードの向上のためか全機体のHPが今までの8割になっている
*21 ガンの項目でも述べたダークネスブローの他、違法改造されて元から高い火力が更に強化された違法ウォールボムや違法ジオトラップボムまで使用してくる。
*22 一応超低確率でショップに並ぶが、本当に低すぎる確率なので実質パスワード限定
*23 シルバ。ロボクレジットとも呼ばれ、ロボステーションや契約店でのみ扱える。本作におけるお金の役割を持ち、作中のパーツ購入は実際のお金ではなくこちらのSuを使って取引する。
*24 攻撃力はパワースタイル、防御力もスカイヤーのアーマースタイルを上回り、速度はスピードスタイル並みで、かつGXのスカイヤーとしては唯一がまんが3ある
*25 ちなみに概要で述べた通りモデルになったレイスカイヤー自体、軍事利用を目的としてか敵組織内で開発が進められていた機体である。
*26 一応他のパスワードパーツと同じく超低確率で店で売られることもある
*27 ダークキメラ戦のものとは仕様が異なり、意図的に性能を落とされた代わりに専用パーツ以外のカスタマイズが可能になっている。
*28 激闘!のレイスカイヤーは配信限定品かつWi-Fi対戦で低確率で手に入る機体であり、Wi-Fiが終了した現在は入手手段が存在しない。
*29 なおコテングガンで述べた通り、カラットガンとカラットボムはまんまコテングガン、ボムと同じ性能(ポッドとレッグは別仕様)。初代プレイヤーから見るとそこはホーネットガンじゃないの?と思いそうになるが、V2の台詞を見るにフェニックスガンも結構気に入ってる素振りを見せているので多分こちらもカトレアお嬢様の趣味なのだろう。
*30 GXではポッドはサブウエポンという括りになっており、従来通り使えるポッドと選択でガンナーという援護射撃を行う小型機体を選択することができる。マユズミが装備しているのは近距離対策用のスマッシュガンナー。
*31 更に厳しいことに、いっそ減点覚悟で違法パーツでゴリ押して…というV2なら取れた戦術も本作では使えない。時期の関係で使えないとかではなく、そもそも本作は闇バトルを除き大会での違法パーツの規制が非常に厳しく、違法パーツを使った時点でその大会は負けが確定してしまう。
*32 もっとも中盤以降はファングブローとの相性が非常によくない壁の多いステージが増えるので出番ががくっと減ってしまうが…。
*33 単に遅延の影響による反応・入力のズレのほか、オーバーロードが正常に機能しないという問題も。グライダーガン等のホーミング系の弾や、フレイムガンなど連射系の弾がダウンしても消えずに残ってしまうことがあった。無論、不可抗力の可能性もあるが、この不具合をあえて利用(悪用)している疑いのあるプレイヤーも少なからずいたものと思われる。
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