遊戯王(BANDAI版)

ページ名:遊戯王_BANDAI版_

登録日:2011/02/06(日) 10:48:09
更新日:2023/11/20 Mon 11:55:24NEW!
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遊戯王 俺ルール おみそ カードダス バンダイナムコ バンナム バンダイ カードゲーム tcg ホビー ocgではない 原作準拠イラスト多し




1999年に遊戯王(東映版)放送と共に発売されたカードゲーム。


販売方式はいまのようなパックでなくカードダスであった。4枚100円。第三弾まで発売された。
スターターセットなんて勿論ない。


遊☆戯☆王と同じカードゲームが出来る!」と子供達はこぞってカードダスを回した。


しかし、そのカードゲームのルールは原作ルールと全く異なるものであった。KONAMI版もたいがい異なるとかそもそも原作ルール自体がゲームとして色々とアレなのはなしで
ルールの説明も下記の通り親切なものとは言えない。
ルールを把握するためにはある程度カードを集めてそれを組み合わせて読み解かなくてはならない。
苦労して理解しても遊戯達がやってるゲームとは別物。


当時の子供達は原作単行本やアニメを元に自分達でルールを作り上げこのゲームを遊んでいた。
ぶっちゃけKONAMI版ですら地域によっちゃ血の代償で上級モンスターを直出しできるような魔境を上回る修羅環境だったにも関わらず、原作やアニメが好評だったためそれなりに流行った。
だが、東映版アニメの終了、公式ルールと地方ルールとの剥離のための行き違い等からブームは下火になりBANDAIは遊戯王を取り扱うのをやめてしまう。
後にコナミから遊戯王オフィシャルカードゲームが発売した。
BANDAIは適当なゲーム設計や商品開発を行ってしまった為にギネスに載り、カードゲーム界を牛耳るほどの資産を逃してしまった訳である。


…後からよくよく考えてみると出品当時のコナミの設計や開発もカードゲーム黎明期とはいえ当時としても決して褒められたものではないのだが、それはまた別の話。
なお、BANDAIはカードダスのTCGとして「バトルスピリッツ」を出し、ある程度リベンジを達成している。
また約20年後に青眼の白龍のプラモデルを出しており、遊戯王のコンテンツを得意なジャンルで出すという「らしい」事も行っている。


イラストはKONAMI版と異なり原作のものに近く、今でもこちらのイラストを好む人も多い。しかし攻撃力などステータスは原作とは異なっているカード、逆にKONAMI版と違って原作どおりなのもある。



基本ルール

  • カードの種類

カードにはモンスター、魔法、罠、装備、キャラクターの5種類が存在する。
モンスターや魔法らの使い方は大体原作と同じ。
キャラクターカードは遊戯城之内などの登場人物をカード化したもの。特別な効果をもち勝っても負けても墓地に置かれる。


ちなみに一例として闇遊戯の効果は『戦闘に必ず勝つ。』
さすが王様。
また最弱カード本田の効果は
『彼はルールがよくわからないので戦闘で必ず負けるが、星の数がゼロなので相手の得点にもならない。』
なんの意味が…しかし社長には勝てるし、上手く使えば最強カードの遊戯を不発に出来る。


  • ルール

ルールブックなどなく遊び方は@〜Lにわけてカード1枚に1つ記載されているだけ。



以下遊び方(カード記載)


@友達と同じ枚数のカードを用意し山札にする。


A自分の山札の上から5枚を引いて、手札にする。


B手札の中から1枚を選び、同時に出して戦闘開始。


C戦闘では、自分の攻撃力と敵の守備力を比べる。


D攻撃力のほうが高い場合は、敵のカードを倒せる。


E敵を倒しても、守備力が敵の攻撃力より低いと自分も倒れる。


F戦闘終了後、山札からカードを1枚引き手札に加える。


Gお互いの山札がなくなるまで毎回これを繰り返す


H最後に倒したカードの星の数を合計し、多いほうの勝ち。
I魔法や罠、装備カードが手札のなかにある場合、場に伏せて置くことができる。


J場に伏せた魔法、罠、装備カードは戦闘中いつでも使うことができる。


K一度使った魔法、罠、装備カードは捨て札になる。


L一方が先に山札がなくなっても、もう一方の山札もなくなるまでゲームは続行される。



各弾


  • 第一弾

記念すべき最初の遊戯王カード玩具。
収録されているのはモンスター、キャラクターカードだけだがアニメの人気もあってよく売れた。
レアカード(キラカード)は青眼の白竜(誤記ではない)、真紅眼の黒竜など



  • 第二弾

初めて魔法、罠、装備カードが収録。融合モンスターも現れた。
レアはブラック・デーモンズ・ドラゴン、死者蘇生時の魔術師融合など



  • 第三弾

最後のシリーズ。基本的に収録カードの種類は変わらないが、青眼の白竜三体連結など同時期に放映された映画のカードが収録された。
レアカードはメテオ・ブラック・ドラゴン、六芒星の呪縛、青眼の白竜(英語版)など



他にも限定?でゲート・ガーディアン光の護封剣などが配布されたりもした。


カードダスオリジナル

上記のキャラクターカードなどを除き、原作にもOCGにも登場しないカードダス独自のカードも存在する。
基本的には東映版アニメで登場したものであり、

といったものが有名。
ちなみにOCG化もされているメテオ・ブラック・ドラゴンも実はこの東映アニメが初出である。
権利関係からOCG化は難しいのでは、とも言われているがこの例もあるためそうでもないらしい。
だが今の所OCG化されているのはメテオ・ブラック・ドラゴンとメテオ・ドラゴンのみ。


余談だが、作者である高橋和希の父親が大量にコレクションしていたらしく、
「その年になってカードダス買うのはやめてくれ」と作者に突っ込まれていた。(旧単行本12巻) 
OCGやアニメから漫画を読み始めた人は何のことやら分からなかっただろう。
その後、カズキングの父親がOCGにスライドしたかは不明である。



~特別ルール~
「邪悪なる冥殿」と同時であれば、8回連続で追記・修正することができる。


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  • 実はこのカードの更に前に原作のM&Wを再現したプロモカードがあったりする -- 名無しさん (2013-10-03 04:31:46)
  • イラストはこっちの方が好き -- 名無し (2013-10-03 08:14:50)
  • 最強のカード持って山札一枚で勝負しかければ必勝? -- 名無しさん (2014-04-27 16:49:06)
  • 城之内の「どうやって遊ぶんだ? メンコか?」の台詞を思い出す・・・ -- 名無しさん (2014-06-20 14:36:43)
  • 第三弾の青眼の白龍三体連結は4枚1組のパズルカードだったな。…右下のパーツだけが異様に出なかったのをまだ覚えてるわ。邪悪なる鎖と一緒に出すと8回連続攻撃(倒されるまで8回相手はカードを出さなければならない)なのに邪悪なる鎖が前売り券のみだったっけ? -- 名無しさん (2014-06-20 16:19:58)
  • こっちのピンクのブラック・デーモンズ・ドラゴンのほうが好きだった -- 名無しさん (2014-06-20 16:34:17)
  • バンダイの適当なルール設定は「アニメが終わればブームも終わる」と言う読み違いかららしいな。プレイヤーよりもコレクターの方が多いと思ってたらしい -- 名無しさん (2014-07-09 00:00:23)
  • 今のOCGのルールでデッキ組んでやってみたらそこそこ面白いんじゃないかな…4レベルにしては破格の性能のドラゴンゾンビ無双になりそうだが -- 名無しさん (2014-07-16 12:18:49)
  • BANDAI版のブラックマジシャンのイラストは是非ともOCGでも使って欲しいな。あのイラストが原作に忠実なものだから、結構期待してる。 -- 名無しさん (2014-09-29 04:10:29)
  • シルバーフォングの攻撃力2300・・・強すぎだろ -- 名無しさん (2014-09-29 07:07:44)
  • 誰ひとりとしてカードに記載されてる公式ルールで遊ぶ者はなかった… -- 名無しさん (2014-12-15 13:06:17)
  • 原作絵に近いレッドアイズが人気高いんだよね。 -- 名無しさん (2014-12-19 13:51:02)
  • 磐梯は自社オリジナルですら適当な商売やってやらかすから余所の扱いなんてこんなもんだわな -- 名無しさん (2014-12-19 14:53:19)
  • ↑だね。まあ当時の原作でもルール内容が安定してなかったし多少はね?けどもうちょっと原作に寄せろよ、とも思う -- 名無しさん (2014-12-30 09:33:40)
  • 正直なところ遊戯王がデュエルモンスターズで一本化されたのは高橋が最初からそうするつもりだったのかコナミのカードやゲームのマーケティングが思いのほか成功したからなのかどっちなんだろう -- 名無しさん (2015-06-23 13:32:25)
  • 後者だろう。ややこしいルールやテキストの裁定を生み出した原因だが、此処まで売れるなんて予測出来んし責めれないんだよな -- 名無しさん (2015-06-23 14:24:40)
  • OCGを擁護するわけじゃないが原作のゲームの再現って結構リスキーだからなあ よくここまで育ったもんだ まあ育った先は悪魔合体みたいな産物だが -- 名無しさん (2016-06-03 01:10:38)
  • サイバー・ボンデージの「女性モンスターに装備させる」というアバウトというか曖昧な効果も、ある意味原作再現と言えなくも無い -- 名無しさん (2016-06-03 01:32:41)
  • デーモンの召喚はよくまああのイラストで通ったなと -- 名無しさん (2016-06-03 01:57:05)
  • 全体的に能力値がインフレしてる気がする。まあ低ステのモンスターに価値はないから仕方ないのかもしれない -- 名無しさん (2016-10-18 01:29:54)
  • ゲームというよりグッズの側面が強いよなあ -- 名無し (2017-05-13 13:47:53)
  • テキストを見るとある意味原作リスペクト。融合のテキストの適当さとか -- 名無しさん (2017-06-11 19:27:31)
  • 闇魔界の覇王が覇王な能力値だったこの頃…(遠い目) -- 名無しさん (2019-01-14 22:47:20)
  • コナミも当時は決して褒められたものではない…のは確かなんだけど、とりあえず原作風な決闘が可能という点での差がデカい -- 名無しさん (2019-04-18 12:59:34)
  • 原作とは全然違うけど、守備力がちゃんと攻撃力と同じくらい大事なこっちの戦闘ルールはちょっと面白そうと思ったり -- 名無しさん (2021-11-23 14:44:54)
  • モンスターの攻守はこっちのが良カード多かったな。初期OCGはなんであんなゴミステばっかなのか -- 名無しさん (2021-11-23 17:25:13)
  • ↑変な効果モンスターも多かったなOCGの初期 -- 名無しさん (2023-05-19 03:50:29)

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